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【Amazon.co.jp】
ユーミンこと松任谷由実の、「荒井由実時代」を総括した2枚組ベストアルバム。ベストとは言いつつ、荒井由実名義で出した5枚のアルバムに収録されていた楽曲の半分以上に当たる30曲が収録されており、かなり充実感のあるアルバムとなっている。 1980年代以降、ヒットメーカーとして名を馳せることになる彼女の、楽曲作りの才能はすでにこのアルバムでも聴いて取ることができる。「卒業写真」「あの日にかえりたい」「中央フリーウェイ」など、発表後四半世紀以上を経てなおコンテンポラリーな魅力をたたえた定番曲として親しまれている楽曲の圧倒的なこと! さらに、どこかしらプライヴェートな感触の楽曲が多いのもこの時期の魅力でもあり、「ひこうき雲」「海を見ていた午後」「翳りゆく部屋」などがその代表格だろうか。大輪の花が咲く直前のふくらんだつぼみのような、若々しい美しさと力強さにあふれた、密度の濃いアルバムだ。(剛吉若寸也)
【くちコミ情報】
雨の日に、とくに聴きたくなります
ユーミンも若かった、私も若かった……もう30年以上前の歌なのに、とてもみずみずしく心に 響きます。 「雨の街を」「12月の雨」「ベルベット・イースター」「雨のステイション」「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」 など、周囲の音をかき消すような雨の日に聴きたい歌も、たくさん入っています。 もちろん雨ばかりではなく、「朝陽の中で微笑んで」もすてき。 当時好きだった人に、天気のよい朝ばったり会って、思わずこの歌を心の中で口ずさんだものです。 うちの子どもたちは「魔女の宅急便」の影響で、「やさしさに包まれたなら」と「ルージュの伝言」が 好きです。 親子で楽しめるユーミンっていうのもGOOD!
若者にも響く初期ユーミンの名曲群
このアルバムを購入するのは40代以上のリアルタイマーが多いように見受けられますが…20代の自分は、同年代でこのアルバムを持っている音楽ファンの友人が2人もいて少し驚いた。そう、ユーミンの曲はいつの時代も若者を捉える普遍的な魅力を放っている。特に、この荒井由実ベスト盤は…。 洗練されたロックサウンドは、今聴いても全く色あせていない。「卒業写真」や「コバルトアワー」を聴いて、ベーシストとしての細野晴臣氏の恐ろしさに敬服することしきり! そして何と言っても、天才少女・荒井由実の生み出した曲は、思春期の感情を色濃くにじませた歌詞と清冽なメロディに溢れていて素晴らしい。恋愛に憧れる少女がロマンチックな夢想に耽溺する「雨の街を」は、男の自分が聴いてもグッと来てしまう(笑) たまらなく心地いい70年代ソウル「中央フリーウェイ」も好きだけど、個人的に一番好きなのは、やっぱり超名曲「やさしさに包まれたなら」! サイケデリックなサウンドはいつ聴いても永遠の響きを感じます…。
ユーミンここにあり!
ユーミンのベストはいくつか出ていますが、このベストが1番選曲が良いですね。私はまだ20代で進行形でユーミンを聴いていたわけではありません。でもこの頃のユーミンが1番好きですね。変に着飾っていない自然な感じが好きです。心に染み渡ります。。
日本ポップスの金字塔達
恥ずかしながら、ボクはこのアルバムで初めてユーミンの荒井由美時代の楽曲を聴きました。 聴いてまず一番最初に思ったことは、ボク(1980年生まれ)が生まれる前に発表された楽曲にも関わらず、 まったく古さを感じさせないなということです。 そしてその個々の楽曲の完成度の高さにも驚きました。 特にボクは映画「魔女の宅急便」にも使われた「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」は、素晴らしいと思います。 ユーミンさんには、女性のファンの方が多いようですが、 ボクのような男が聴いても、素晴らしいと思える楽曲がこのアルバムにはぎっしり詰め込まれています。 日本のポップスを引っ張ってきたユーミンさんの荒井由美時代のこの値段で聴けるというのは とてもお得だと思います。同年代の友人達にも勧めたいと思います。
30年の時を超える魅力
荒井由実時代に出した5枚のアルバムからのベスト集です。 「ひこうき雲」「ミスリム」「コバルトアワー」「14番目の月」そして「シングル集」ですが、はじめの4つのアルバムが、今でも新品で手に入るというのがすごい。 30年の時を超える「魅力」がユーミンの作品にはあるのですね。 レコード時代にユーミンにはまったひとも、最近のユーミンしか知らないひとにもお勧めです。これだけ入って、この値段!お買い得ですよ。
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【くちコミ情報】
まとめてCDに買い直すいいチャンス
荒井由実時代のアルバムは、LPで随分聞き込んだものだから、 CD化された時も、一番好きな「ミスリム」だけしか買わなかった。 その代わり、色々な種類が出ているベスト盤で、 気に入った曲が入ったものを買って聞いていた。 それから月日も経ち、こうして全集としてまとめて出るということで、 はじめてオリジナル・アルバムを買うことにした。 老眼の入った目には、少し字が小さすぎるのだけれど、 LPに入っていた歌詞カードのミニチュア版が入っているのは本当に嬉しかった。 シングルのA面B面を収めたアルバムも入っていて、 シングルでしか聞くことのできないものもあるので、これもとっても嬉しかった。 それに何と言ってもDVD映像に収められているユーミンの なんとかわいいこと。これはとっても儲けものだな〜って思ってしまった。 ユーミンのアルバムのように、本当に聞き込んだアルバムであればあるほど、 思えば、好きな歌、思い出深い歌は、ベスト盤に入っているような曲ではなく、 結局、アルバム収録曲の中でも地味な曲であったりするもので、 そういう意味では、やはりこうしてオリジナル・アルバムを揃える方が、 何かと納得がいくな〜と、ホコホコ喜んで聞いています。
DVDもっとボリュームがあればよかったけど・・・
ユーミンのファンなので荒井由実時代のCDはすべて持っていますがアルファ盤なので音はあまり良くなかったので、今回のBOXはとてもよかったと思います。「マホガニーの部屋」だった「翳りゆく部屋」は何度聴いても名曲といわざるを得ません。 DVDもこの時代ならではの素敵な作りでしたがもっと動く荒井由実を見たかったです。コンサートで荒井由実の曲を歌ってもそれは歌っているのはユーミンには変わりないのですが松任谷由実なのです。勿論それでもユーミンの歌には満足なのですが、このDVDには松任谷由実でも復活コンサートでもなく正真正銘の荒井由実なのです。 自分の中で荒井由実をリアルタイムで聞けなかったことが今でも悔しいです。日本の音楽はユーミンによって新しくなったということはこのBOXを聴けば一目瞭然です!!
荒井由実ファンは必聴
DVDはあくまでも「おまけ」と思うべし。音質よく、SACDだったらもっとよかったのに、残念。 貴重なのは5枚目の「SINGLS」。中でも「魔法の鏡」はユーミンのデビュー当時の「可愛らしさ」、「初々しさ」に感動すること間違いなし。 松任谷正隆の編曲がいかに優秀か、素材を光らせることがいかにうまいかがよく分かる。
オリジナルジャケットのインナースリーブ入り!
迷いました。 買うべきか買わざるべきか・・・。 だってレコードもCDも全部持ってるし、目新しいのはDVDそれも紙ヒコーキのPVだけ。 でも買ってよかったです。以下その理由です。 p ① そのDVDのPVはもう良くぞ出してくれましたという時代を感じさせるレア映像?目が点です。 ② CDはもちろん音質向上で文句なし。 p ③ CDについてるインナースリーブにわざわざレコードの時のオリジナルも挿入!の二重構造! ④ CDのディスクそのものがBOXデザインと同じものに統一されていて、持つ喜びがじわじわと。 p でも、不満がひとつあるとすれば、「ユーミンブランド」をオリジナルジャケットで入れてほしかった・・。 なので★ひとつ減。
曲目変更?
予約の時点では「遠い旅路」「潮風にちぎれて」が入っていたためいち早く予約しましたが、届いて見たら入っていません。 他のCDは全てもっているのに・・・とても残念です。
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細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆らによるキャラメル・ママの全面参加で完成をみた、1973年11月リリースのユーミンの記念すべき1stである。シンガー・ソングライター=フォーク歌手といった風潮にあってのデビューであったわけだが、それまでにないスタイリッシュでセンシティブな音楽性は多に類を見ないもので、本作を引っ提げての彼女の登場というのは、日本のミュージック・シーンに新たな時代の到来と、ニュー・ミュージックというカテゴリーの誕生をもたらした。<2>は松任谷正隆のサイド・ヴォーカルが妙。(春野丸緒)
【くちコミ情報】
大嫌いだったバブルの象徴
バブル期にいい気になってる奴らが、大嫌いだった。「恋人は、サンタクロース」を街角で聴きながら、バブリーなのんきな奴らが、大嫌いだった。それから約20年が、過ぎ、私も、40近くなり、ふと、親族が持っているこのアルバムに針を落としてみた。凄い。こんなものを、19歳の小娘が、作ったことを、知ると、本当に死にたくなった。この成熟、この完成度。個人的趣味もあるだろうが、矢野あっ子ちゃんの「ジャパーニーズ・ガール」よりも、衝撃度でいったら、こっちの方が、上かも・・・。天才少女とは、こういう人のことを、言うのだろう。細野さんも、鈴木茂も、この才能に、めぐり合えた事を、嬉々として、演奏している。70年代は百恵の時代と思っていたが、荒井由美の時代でもある。でも、スーパー歌舞伎みたいな80年代のユーミンは、まだ、理解できないでいる。
名盤中の名盤!
数年前ボクがまだ大学生の頃、大学の近くにレコード屋があってボクはよくそこへ通っていました。そこはアパート経営をしているおじさんがそのアパートの一角で趣味でやっているようなお店でした。店内は50年代〜70年代のレコードがびっしりで、おじさんはいつもコーヒーをすすりつつ煙草を蒸かしながらお気に入りのレコードを大音量でかけていました。いつもマニアックなブラックミュージックやカルト的な60年代のソフトロックなどをすすめるおじさんでそれがいつも楽しみだったんですが、ある日、ボクが手にとってそのまま棚に戻したレコードをおじさんは急に取り出し、このアルバムは本当に凄いアルバムだ!と強くすすめてきました。それが、荒井由実の「ひこうき雲」でした。当時ボクは、ユーミンと言えば松任谷のイメージしかなくて初めは購入をためらいましたが、おじさんの強いすすめで半信半疑のまま購入しました。 さっそく自分のアパートに帰って、そのレコードに針を落とした時の衝撃は今でもよく憶えています。 それ以来、どれだけこのレコードに針を落としたことでしょう。 本当にこのアルバムに出会えてボクはラッキーでした。今ではおじさんに大感謝です!
ここから始まったユーミンワールド
荒井由実のデビューアルバム。十代でこれだけの作品を作り出した天性の才能に改めて驚く。それにしても30年以上経ってもまだ現役とは。息の長いのも実力のある証拠。 アルバム名と同じ「ひこうき雲」が代表曲だが、それ以外に名曲はたくさんある。私のお気に入りは「恋のスーパー・パラシューター」「空と海の輝きに向けて」「ベルベット・イースター」「雨の街を」というところか。 レコード、カセット、CDと変わったが、もう数えきれないほど聞いた。 松任谷由実しか知らない人でも、違和感なく入れる。奥深いユーミンワールドの入口!
異常にませたガキが大きくなって
彼女が中学だか高校のときに、かの有名な飯倉のレストラン『キャンティー』に既に出入りしていたと知ったとき、ものすごい衝撃に襲われました。 詳しくはウィキペディアとかネットなんかで調べてもらえればわかりますが、普通じゃないレストランです。 そんな彼女が音楽と志そうとした時に、ティンパンアレーを起用したりするのは至極当然の話です。 そして例えばキャロルキングやローラニーロ、ジョニミッチェル、マリアマルダーあたりのテイストを取り込もうと考えるのも至極当然です。 それが一番自然と考えるのはとにかく当然なわけです。 ファーストアルバムである本作で一番重要なことは諸名性の強さ。 当時の販売戦略なんぞ僕には全くわかりませんが、わかりやすく言えば筒美京平のような感じ?わからないけど。 目を閉じると、そこはまるでアメリカの西海岸のよう? 良くも悪くも、日本離れした作品です。 なんとなく土っぽい感じなのはやはりティンパンアレーの力が大きいといわざるを得ません。
今も輝く傑作アルバム
このアルバムが発表された73年11月といえば、この業界ではちょうどかぐや姫の「神田川」真っ盛りだった頃で、このような斬新なサウンドに耳を傾ける人がいなかったのも無理なかったでしょう。 それにしても、ユーミンは作曲面もさることながら、歌詞の世界にもそれは素晴らしい才能を持っていたものですよね。 皆が絶賛する「ひこうき雲」はもちろんですけど、このアルバムで取り上げられる世界は、すべて感性豊かなユーミンが見て聴いて想像した世界を正直に書き綴ったもの。それだけにリアリティがあって、私たちを感動させてくれます。 確かに今聴き直してみても歌詞・曲とも古さは全く感じません。そのことについては確かにバックを勤めるメンバー達が豪華とか、アレンジが見事とか言った理由はいろいろあるでしょう。それでも本質的にこのアルバムの名声を支えているのはユーミン自身にほかならないのです。 あと、このアルバムではいわゆる谷間の曲が全くないことも驚くべきことだと思います。すべての曲が名曲であるというのは、アルバム作りとして至難の業でしょうし、それが荒井由実時代の4アルバムすべてにまで共通するとは、ただ彼女の才能に感心するほかはないと思います。 今でも輝き続ける傑作アルバムと言えるでしょう。
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1974年10月リリースの2nd。細野晴臣や松任谷正隆らのバックアップ陣をはじめ、ベーシックな部分は1stの流れをくんでいるが、よりポップなテイストを全面に押し出した作品である。また、山下達郎がコーラス・アレンジを担当しており、達郎率いるところのシュガーベイブ、吉田美奈子、鈴木顕子(現・矢野顕子)らもコーラスで参加し、この魅力的な作品の成立に一役買っている。<2>はラジオ番組に届いた1通のハガキが縁となり、長崎県の五島列島・奈留島にある、校歌がないという長崎県立奈留高等学校の愛唱歌となっている。(春野丸緒)
【くちコミ情報】
今聴いても新鮮!
「ひこうき雲」「ミスリム」「コバルトアワー」とレコードを買ってよく聞きました。 「ミスリム」の収録曲のうち、半分は「スーパーベスト オブ ユミ アライ」に入っています。このベスト集(CD)は今でもよく聞きますよ。 「ミスリム」の中で、それ以外で好きなのは「生まれた街で」「私のフランスワーズ」「旅立つ秋」ですね。 「旅立つ秋」は他の曲とちょっと違って、しっとり聞かせる曲です。「コバルトアワー」に収録されている「花紀行」に似てるかな。 荒井由実時代の作品は「捨て曲」がないです。上の3つのアルバムと、その次の「14番目の月」は全ておすすめです。
最高傑作!!!
駄曲なし。 はっぴぃえんどやミカバンド、ヤマタツ、果てはGSが構築してきたピュアなジャパニーズポップスの完成形でしょう。 いろんな場で未だに使われまくっている『やさしさにつつまれたなら』に代表されるように、約30年を経た今でも色あせることないアルバムです。 収録曲の好きこのみは人それぞれですので、なんとも言えませんが。 とりあえず全部好きです。 あえて厳選するのもなかなか難しいなぁ。。。
懐かしの曲 いつ聴いても素晴らしいですね
ユーミンが二十歳の時の記念碑として今も燦然と輝く『ミスリム』って本当にいいですね。多分ユーミンの全アルバムの中でもトップに位置するのではないでしょうか。秀作ともいえる曲が集められています。 『ひこうき雲』に続く1974年10月に発売された2ndアルバムですが、ユーミンの世界を確立したアルバムだといえるでしょう。 「海を見ていた午後」の前奏からして泣けてきます。内省的ですが、才能の煌きがどのフレーズの中にも感じられる名曲ですね。 ♪ソーダ水の中を 貨物船がとおる 小さなアワも 恋のように消えていった♪ 二十歳のユーミンの才能たるや恐るべし、です。 "山手のドルフィン"を一躍有名にした作品でもあります。 「私のフランソワーズ」は、“クイーン・オブ・アンニュイ”と呼ばれたフランソワーズ・アルディへのリスペクトに満ちた曲です。「ひこうき雲」と同様、静かに始まり、徐々に気持ちの高ぶりと合わせて同じフレーズを繰り返しながら歌い上げる名曲ですね。 長崎県五島列島の小島の高校に女子生徒の願いをかなえて校歌として贈った「瞳を閉じて」や、宮崎駿の『魔女の宅急便』のエンディングに使われた「やさしさに包まれたなら」なども大好きです。 発売以来30年以上経ちましたが、今聴いても新鮮で、繊細な感性の輝きが全く色あせないのには驚くばかりです。
たぶんあなたはむかえに来ない
名盤の誉れ高いこのアルバムの中でも、「たぶんあなたはむかえに来ない」は比較的目立たない曲かもしれません。でも、一度聴いてみてほしい曲です。 ユーミンはいろいろな曲を書いてきました。その時期でなければ書けない歌ってきっとあると思います。そういう意味で、この「たぶんあなたはむかえに来ない」は、きっともう書けない曲じゃないかなと思うんです。 それは、ユーミンの腕が落ちたとかそういう意味ではもちろんなくて、「ミスリム」の頃ならではの曲だという意味です。 「あなただけのもの」もぜひ聴いていただきたいです。
和製女性シンガーの代表作。
荒井由美時代2作目。 p 1作目はどちらかといえば、叙情的な側面が強調されていたが、 この音盤は音楽的にも成熟し、聴きやすさが増した。 しかし、依然として「魂」はここにあり、 聞き手を奮わせる何かがある。 p 今までの音楽人生で、「旅立つ秋」と中島みゆきの「ホームにて」を超える曲は、和製女性シンガー達の中で、どこにもありません。
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【くちコミ情報】
荒井由実の4作目であり、松任谷姓になる前のラストアルバムです
絵画的な情景描写の上手さはユーミンの特徴であり、素晴らしい詩人の才能がいたる曲で感じられます。完成度の高いメロディやハーモニーだけでなく、リスナーの気持ちの深い所に届く卓越したメッセージがあるからこそ、今でもその輝きを失ってはいないのですが。 「さざ波」やアルバムタイトルの「14番目の月」での弾けるような軽快なポップスは、松任谷正隆のアレンジの冴えを感じます。上質のポップスの誕生といった趣が伝わってきます。 ♪つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き♪というフレーズが繰り返されますが、ユーミンの心境の表出とも取れそうです。 「さみしさのゆくえ」「朝陽の中で微笑んで」「晩夏(ひとりの季節)」のような感傷的な音楽を作らせたら天下一品です。結婚前の揺れる女性心理を描写しているのかもしれませんが、「永遠の愛」を望むのはリスナーの思いの代弁でもありましょう。 「中央フリーウェイ」は、カーステレオからユーミンの音楽が流れるというシチューエーションにピッタリの名曲です。 ユーミンお得意のオールディーズ・サウンドの代表曲ともいえる「グッド・ラック・アンド・グッド・バイ」での映画のワンシーンのような鮮やかな描写は見事ですね。本当に素晴らしい・・・・。 30年経った今聴いてもまったく色褪せていない名曲の数々を聴くことができます。
頂点直前の輝き
荒井由美名義での最後のオリジナルアルバム。定番曲では「14番目の月」や「中央フリーウェイ」などを収録している。 正に『14番目の月』というタイトルが象徴するように、優れたシンガーソングライターからニューミュージックを代表する「ユーミンブランド」確立へと階段を駆け登っている輝きが感じられる作品。 個人的ベストは何といっても『天気雨』。 この物語性、このアレンジ、この演奏、今までに何度聴いたかわかりません。 最後の「優しくなくていいよ クールなまま近くにいて」は自分から遠すぎて本当に眩しくて憧れでした、、、。 サウンドアレンジはこの作品を境にして、ティンパン〜キャラメルママ系の色がどんどん薄れていくのが残念ではあります。
郊外の光と風を貴方に送ります。
「郊外の光と風を貴方に送ります。」 このLP盤が発売された時に、アルバムの帯には確か、 こんなキャッチコピーがついていたような記憶があります。 実はこのコピー、ユーミン自身が考案したもので、 当時からトータルプロデュースに積極的だった彼女のこと、 アルバム収録曲にも爽やかな、秋の日の様々な色彩が鏤められて 切ないほどの透明感が伝わってきます。 p 正隆氏との結婚を機に、このアルバムを最後に 引退を考えていた彼女ですが、一曲目の「さざ波」を聞くと、 溢れんばかりの切ない想いと、微妙に揺れる女心に、 本当に可愛い女性だなと思ってしまうのは私だけでしょうか。 荒井と、松任谷の間で失ったものはあるけれど このアルバムには少女から大人の女へ移りゆく 「本当の愛」が描かれています。
荒井由実時代の完結作!
1st~3 dアルバムもいいが、このアルバムは名曲揃い。「さみしさのゆくえ」「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」などは、情景が浮かんでくるほど詞がうまい。
すてきな1枚
大ヒット作「中央フリーウエイ」 恋が頂点に達する前が一番楽しい時、と歌った「14番目の月」 荒井由美だったころのユーミンを思い出させる名曲ばかりをそろえたアルバムです。 純粋に荒井由美の感性と作詞能力、作曲能力が素のまま出ている佳作です。 ユーミン入門者に最適な1枚です。
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【くちコミ情報】
走れ晃太ロー
光のイルミネーションのように 音楽のシネマをかけぬけている 去年、やっとライヴにいくことができました。 「卒業写真」を中三の卒業式のあと ラジヲで、… 「荒井由実」さんは、わたしのリクエストにも 苗場で、こたえてくれました。 ありがとうございます。
今でもよく聞きますよ
僕はこの後ユーミンのレコードを買わなくなってしまった。3枚目まで買ったわけですね。今から考えると壮大なユーミンワールドのほんのイントロで手を引いてしまったのですが。意外と回りには同じような連中がかなりいる。いわば「谷町」的感覚でひいきにしていた若手が一本立ちして羽ばたいていった・・という気分です。これを聞いたときはいい感性してるって正直思ったものです。
1975年、ユーミン21歳の時に作成されたサード・アルバムです。多彩で多才な音楽性を明確に感じることができる素晴らしいCDです。
J-POPの音楽を牽引していたことが如実に理解できる斬新な「COBALT HOUR」に驚かされます。松任谷正隆のアレンジ、細野晴臣、林立夫、鈴木茂のビッグネームが並ぶティン.パン.アレーの演奏も軽快で、素晴らしいメンバーの力量が伺える演奏です。「J-POPの女王ユーミン」の面目躍如といったサウンドに満ちています。 「卒業写真」、「雨のスティション」は、後にハイ・ファイ・セットによってヒットしましたが、オリジナルのユーミン・サウンドの方がしっとりとした趣をたたえています。こめられたメッセージもリスナーにストレートに飛びこんできます。 「花紀行」、「航海日誌」は、若い女性特有のセンチメンタルで感傷的な心情を美しい旋律で彩っています。それぞれとてもしっとりとした佳曲です。このようなスローナンバーを昭和50年前後のJ-POPでは聴くことがなかったわけですから、彼女の音楽性がいかに突出して優れていたかの証明でもありましょう。 60年代を彷彿とするようなオールディーズ・サウンドもユーミンの特徴です。落着いた「何もきかないで」とポップな「ルージュの伝言」と対照的な曲想を持つナンバーが並びました。後者は宮崎駿作品『魔女の宅急便』に挿入歌として親しまれています。
ユーミン初期アルバムではベスト
ユーミンの初期アルバムは「ひこうき雲」「ミスリム」「コバルトアワー」と続く。はじめの2作もなかなかのものだが、粒揃いといえばやはり「コバルトアワー」だろう。ここでの収録曲は、おおかた荒井由実時代のベストアルバムに載っている。 「卒業写真」があまりにも有名だが、「ルージュの伝言」「CHINESE SOUP 」「少しだけ片想い」などの明るい曲もなかなかよい。 「花紀行」は有名ではないが、ユーミンの別の顔がみられておもしろい。「雨のステーション」も同じタイプだな。 バラエティーに富んでいるところが、このアルバムの「売り」だと思う。
有名な2曲だけではない!
有名な「卒業写真」「ルージュの伝言」収録のアルバムだが、アルバム全体に荒井由実時代の魅力が詰まっている。「雨のステイション」は、最初のワンフレーズだけでぐっと来てしまうほどの傑作。
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私の一番です
ユーミンさんとは、一つ違いですから同世代。 私の大好きだった「フォーク」に引導を渡した人であります。(その後も生き残ったもののかなりは 「フォークソング」で、フォークとは私的に区別させていただいております) 心地よいサウンド。ちょっぴりほろ苦い、世代の共感を引き出すさりげなくも斬新な歌詞。 大体からして歌詞に「地名以外の固有名詞」をいれちゃうなんて、彼女以前にはほとんどなかったのではないでしょうか。 どのアルバムも味があるなかで、瑞々しさ、せつなさの一番にあげるのがこれです。 「最後の春休み」なんて、50過ぎて聞いても、ジーンときちゃいますよ。 是非、聞いてください。
ファッション雑誌の表紙のようなジャケットが印象的なアルバムです。今でもその音楽的価値は色褪せていません。
ユーミンと同じ年生まれですから、冒頭の「未来は霧の中に」の歌詞は同時体験した世相が蘇ってきます。確かに「科学が夢を見てた」時代でした。 純粋な恋心をしっとりとした曲調で綴った「青いエアメイル」は、時代を超えてその思いが伝わってきます。 ショッキングな出来事をポップな旋律にのせて軽やかに歌われる「ツバメのように」は不思議な曲です。重い内容をさらっと歌い上げています。これもJ−POPの先頭を走りぬけていたユーミンの感性でしょう。 永遠の名曲とも言える甘酸っぱい思いが綴られている「最後の春休み」。ユーミンが得意とするオールディーズ・サウンドにのせて、離れ離れなって別れてゆく高校最後の春休みを「もう制服じゃない」という言葉で象徴させています。思春期特有の切ない気持ちが泣きたくなるような歌詞で綴られていますので、この郷愁を誘う1曲を聴くだけでJ−POP界の女王として今なお君臨しているユーミンの真価が納得できますね。 勿論、ハイ・ファイ・セットの大ヒット曲「冷たい雨」、アン・ルイスが歌った「甘い予感」、研ナオコに提供したフォークロア調の「帰愁」、疾走感のある歌詞とメロディが古さを感じさせない「風の中の栗毛」、古きよきアメリカ映画を彷彿とするような「稲妻の少女」、アンニュイな雰囲気が漂う「りんごのにおいと風の国」とそれぞれの曲の個性が明確なアルバムでした。 山下達郎、細野晴臣、松任谷正隆がバックを支えていた訳ですから、素晴らしいはずです。
ハイクオリティ
モード誌の表紙みたいなジャケットのイメージとは違い、「派手さはないんだけどハイクオリティ」って感じです。だからといって玄人好みというわけでもなく、聞き手を選ばない良質な作品に仕上がっています。「派手さはない」わりには聞いたことある曲多いと思いますよ。「余りにも有名」っていう曲はなくとも、トータルな意味での質の高さが際立っており、長くおつきあいできるアルバムです。
記憶にのこる思春期にもどりそうな....
数多いアルバムのなかでも時間を遡ってある時の心象と風景が盛り込まれたアルバム。 p パリの有名な通りを象徴するモードと人類初の月着陸の時の宇宙服を重ね今をみる「未来は霧のなか」。 卒業したばかりの学校での思い出の「最後の春休み」。「青いエアーメール」では時がたったことを、外国からの手紙でゆったりと歌いこまれている。 p 夏に発売されたこのアルバムは「稲妻の少女」で夏の出来事を描き、季節が変わりハロウィーンの時期をまるで落ち葉が散る森の中にいるようなイメージを歌う「りんごのにおいと風の国」。 p そして、「ツバメになって」ではアンニュイな曇りの日に少女が....
はずれのない名アルバム
私がはじめてユーミンを知ったのは、レコード屋の店頭で「甘い予感」「冷たい雨」を聞いてからでした。 店員さんにアルバム名を尋ねると「オリーブ」と教えてくれました。 さっそく購入し、家で視聴。 「甘い予感」「冷たい雨」以外にもすばらしい曲がたくさん収録されていました。 よって、私はユーミンのブランド1からアルバムを集め始めました。 p それほどこのアルバムには「はずれ」の曲がなく、素晴らしいと思います。
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ダークな最高傑作
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見事な短編私小説集を読了した気分
流行った頃は皆知っていても数年経つと忘れられる歌がある一方、この『時のないホテル』のように、発売されて28年経ってもまだしっかりと売れているアルバムを見るにつけ、音楽の値打ちや価値とは、時代を越える個性の輝きを基準にして計られるべきだと思います。 「セシルの週末」での昔の不良少女のコメント♪そうよ下着は黒で 煙草は14から♪、「時のないホテル」の♪電話のわきのメモはイスラエルの文字♪♪蜂の巣になり広場に死す♪という冷戦時代を彷彿とするような歌詞、「雨に消えたジョガー」の♪Myelogenous Leukemia(ミエロジエーナス・ロイケミア)♪のように他のアーティストでは処理できないような難しくもあり象徴的な言葉が散りばめられています。 その言葉の放つ強烈な印象とモティーフに強くひかれていますが、音楽は実にポップな香りのする上質な物ばかりですので、聞き飽きることがないのです。どのようなテーマでも作曲できるという才能の煌きを感じますし、1曲1曲、実によく練られた作曲技法です。 典型的なユーミン・ワールドともいうべき音楽に彩られた「水の影」の完成度は素晴らしいですね。ノスタルジックな「雨に消えたジョガー」、オールディーズな香りがステキな「ためらい」等、どの曲を取り上げても名曲です。 発売時、ユーミンは26歳、他のミュージャンが逆立ちしても到達しえないような境地にたどりついているのが分かるだけに、天賦の才という言葉通りの凄みすら感じました。J-POPの女王としてその後もずっと君臨し続けるのは、これだけ豊かな才能の煌きを見せられれば当然という気がします。松任谷由実という稀代のアーティストの足跡を同時代的にたどれた幸せを感じています。
初めてユーミン聞いたが
すいませんユーミンなめてました。こりゃ凄いわ。セシルの週末でぐっと心をつかまれて最後まで一気に聞きほれてしまった。名曲満載。捨て曲なし。曲に品があるんだよなー。独特のレトロな感覚が琴線に触れた。彼女相当洋楽聞き込んでますね。じゃないとこんなたくさん引き出しできないから。この人のルーツといわれてるキャロルキングよりこっちのがいい。詩はあんま意識してないけどけっこう少女趣味かな?音しか耳に入ってこないからどうでもいいんだけど。これでもう少し声が綺麗だったら最強だったのに。まあこれはこれで味があっていいけど。でもいや、ほんと凄いアルバムだ。
邦楽史に刻まれたアカデミックな傑作
ミステリアスで、アイロニー、そして深遠な儚さ。詞もメロディも他者にはない神秘さで非常に魅力的な作品です。傑作です。思いもしなかった心の奥へと連れてゆき、深い世界観を見せてくれる、非常に凄い作品です。どの曲も影をもち、悲哀のメロディがあり、映画の一瞬のように濃密な刹那が漂っています。“黒の下着”、“イスラエルの文字”、“肩の落ちそうなワンピース”、描写の間を象徴的に表し置かれた小物も印象的ですね。 特に、儚さの代表はラスト2曲。かぼそい声にして遠く歌うシーンなど「コンパートメント」の表現は聴き所で、恐いほど深くPOPS以上に止揚された世界です。また俯瞰した視線の「水の影」も、何か無常観のようなものがユーミンの声質と非常に合い、神秘的な世界観が出来上がっています。ぴったりのことばかずで、こんなに綺麗で儚い余韻を残してゆくなんて、本当に名曲中の名曲です。儚さに深遠さがあるというと不思議かもしれませんが、水墨画のように、こころの余白の先に続くものを感じる曲なんです。 私は当初、ユーミントリビュート作『Queen's Fellows: yuming 30th annive sa y cove al um』で「時のないホテル」(田島貴男がとてもカッコヨク歌う)と、「セシルの週末」(ユーミンがaikoに歌わせたかったという)を知ったのですが、両作品の魅力が頭から離れず、ついに今作に導かれました。またNHKの番組でよく耳にし、その懐かしく切ない旋律が気になっていた「水の影」が収録されているのも魅力でしたね。そしてここのユーミンファンによるレビューや解釈も興味深かったし作品を聴いていると納得でした。今作は非常に懐が大きく、もっともっと様々な人の見解を知りたい最高の作品です。
内省的な名盤
きらびやかなユーミンのアルバムではなくとても内向的なアルバム。またそれがいいです。タイトルチューンはサスペンスタッチ。やっぱりこのアルバムで個人的に好きなのは『セシルの週末』『よそゆき顔で』『水の影』です。ゆったりとした時間が流れます
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| 決定版 荒井由実/ベストセレクション
¥ 441(税込)
ジャンル内ランキング:163,223位
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