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   ベルリオーズ の売れ筋最新ランキング   [2008年11月19日 16時35分]
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ベルリオーズ:幻想交響曲
ミュンシュ(シャルル) (指揮) ベルリオーズ (作曲) パリ管弦楽団 (演奏)  
¥ 1,500(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:14,544位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
異様な熱気溢れる名演
ミュンシュはこの曲を得意としているせいか、全編に異様な熱気が充満している。しかもテンポも速めで、緊張感や生命力もすばらしい。ミュンシュの最晩年の録音だが、まるで青春真っ盛りの時期にミュンシュが若返ってしまったような演奏。 第二楽章の華やいだ雰囲気も生きていてし、第四楽章のティンパニの迫力も凄い。第五楽章に出て来る、最後の審判を知らせる鐘の音が、明るくてなんだか怖い。本当に地獄の風景みたいだ。 どの楽章でも、各場面が目に見えるような演奏。この作品を理解するなら、この演奏に勝るものはないと思う。録音年代は60年代だが、音質もまあまあ。
幻想交響曲と言えばまずこの盤でしょう
万人が、幻想交響曲といえばこういう演奏だろうという夢想のようなものが、この盤で具現化されている。 パリ管、ミュンシュ、、、、、、こうだろうという演奏が展開される。 やや脱線するが、かつてフランスチームのサッカーは「シャンパンのようだ」と形容されていた。この演奏も、どこかシャンパンのような華やいだ感じと、シャンパンファイトのような激しさが入り混じっている。 特に終章は期待通りだ。
ゴッホの絵を思わせる、強烈な色彩が渦巻く演奏
 ベルリオーズのこの曲を得意とし、複数回(七回くらい?)の録音を残しているミュンシュの、おそらくは最後の録音。ミュンシュの死の前年の1967年10月23〜26日にかけて録音された、パリ管弦楽団との最初のレコーディング。ゴッホの絵を思わせる、強烈な色彩が渦巻く演奏に興奮しました。  枠からはみ出るのを意に介さない、とことん豪胆な演奏だったなあ。「てやんでい! こちとら、巴里っ子でい。人生とは、夢で織り合わされた蜃気楼のようなものではないだろかあ」みたいな(笑)、実に生きのいい、エネルギッシュな音楽が鳴っています。オーボエやクラリネットの木管楽器群、トロンボーンを始めとする金管楽器群の音色と、流麗な節回しにも魅了されましたね。  終楽章「サバトの夜の夢」の、ラスト2分30秒。カラフルかつ華麗な音楽のほとばしりの素晴らしかったこと。胸が弾みましたよ♪


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ベルリオーズ:幻想交響曲
アバド(クラウディオ) (指揮) ベルリオーズ (作曲) シカゴ交響楽団 (演奏)  
¥ 1,000(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:5,663位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
アバドの名演
言わずと知れた本曲の名演。アバドの指揮とシカゴ響のアンサンブルがマッチした見事な演奏になっている。5楽章をこれほど本物のドラマとして描いている演奏は稀である。発売は古いが当時の優秀録音として話題にもなった。今聞いても最近の録音に一歩も引けをとらない。 いかに録音、演奏が優秀だったかを示していると思う。今後もこの演奏を凌ぐ幻想はなかなか現れないのではないか。
いやーこれも安いね
昔、よく聴いてましたが、この値段とは。 本当に、今のクラシック音楽ファンは恵まれている。 いわずと知れた、本曲の名演奏のひとつ。 わたしは広島生まれの広島育ちだが、この録音の「鐘の音」は、ヒロシマの平和の鐘の音を合成したものが使われていると聞いている。
ドラマチックな名演奏
録音当時シカゴ交響楽団の主席客演指揮者であったアバドが録音した数多い音楽の中でも、この<幻想>はトップクラスに位置するものであろう。 アバドはシカゴso.の名人芸を客席に向けて、この交響曲のモチーフ「アヘンによって生じたさまざまな覚醒作用」の‘疑似体験’を体験させるかのごとく、ダイナミックに操っているのがよくわかる。とりわけ動と静の切り替えが鮮やかであると同時に、細やかな静の部分に神経が行き届いている。 特に単独でもよく聞かれる第2楽章のなんと美しい音楽であることか、数ある演奏のなかでもこの楽章をこれほどにまで美しく仕上げたのはこの演奏だけであろう。 また、この第4楽章では主題部分が繰り返されていて、初めて聴くと「おや」と思われるかもしれないが、曲の展開上ごく自然な流れであり、むしろこのスタイルが正しく感じられる。第5楽章での最後へと続く盛り上げ方も見事だ。 この演奏全体を通じて言えることは、彼のミラノ・スカラ座での長年に渡るオペラ指揮の経験が、この曲をこうしたドラマチックな演奏へ昇華させたという事実である。 なお、この演奏は、評論家たちの選ぶ「ベストテン演奏」の本で長らくトップを維持してきたもの。これは名演奏であり、このことについて私は何も異論はない。
若々しいアバドと完璧なアンサンブルのシカゴ響
発売当時、シカゴ響の客演指揮者だったアバドの名演。 フランス系の演奏ではなく純音楽としての幻想交響曲。 歌いまわしと、シカゴ交響楽団のアンサンブルはすばらしいです。


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デイヴィス(サー・コリン) (指揮) ベルリオーズ (作曲) ドレスデン・シュターツカペレ (演奏)  
¥ 1,575(税込)
¥ 1,496(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:89,215位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
知られた序曲のほとんどを収録
ベルリオーズを現代によみがえらせた功労者、 サー・コリン・デイヴィスによる、 氏が名誉指揮者の称号を贈られた ドレスデン・シュターツカペレとの共演。 ベルリオーズの知られた序曲をほとんど収録、 お得な一枚である。


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ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (演奏) ベルリオーズ (作曲) デイヴィス(サー・コリン) (指揮)  
¥ 1,000(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:81,128位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
2楽章のコルネットは最高だが
トータルの出来栄えとしては、デイヴィス2度目のコンセルトヘボウ管弦楽団の方を上位としたい。ウィーン・フィルの音色は、この曲には渋すぎて終楽章の乱痴気騒ぎが、炸裂しきれていないように思える。
音質よし ちょっと演出過剰
音質はクリアで見通しがいいのですが、少し柔らか味もあり好みのバランスです。音場感もリアルで舞台の奥の方で管楽器が鳴る感じが良く出ています。  演奏はスコアに忠実というより、かなり演出が入っており、少し???と思うところもありますが、それはこの演奏の個性として十分楽しめる範囲で嫌味になるほどではありません。ちょっと演出が入った演奏として、ライブラリーに加える意義があるCDだと思います。 値段もリーズナブルでかなりお勧めですね。
ムジークフェラインスザールの響きが美しい(優秀録音)
コリン・デイビス指揮ウィーンフィルの響きの美しい幻想交響曲です。1楽章から3楽章のデリケートな響きが絶品。もちろん4、5楽章の迫力も十分ですがやはりおどろおどろしさよりもここでも響きを味わえます。2楽章の出だしのハープからおっという感じ。すごくきれいです。トランペットが普通よりもかなりクローズアップしてハープにからみます。3楽章のイングリッシュホルンとクラリネットの絡み合い、テンパニの雷鳴などホールの距離感がよくでています。4楽章、5楽章は他の録音では混濁しがちですがすっきりクリアーに楽器が分離。5楽章の鐘にはびっくり。こんなに明瞭に聞こえたのは初めて。「怒りの日」のバックの低音弦は、ズン、ズンではなくズ・ズン、ズ・ズンと引きずるタイプでブーレーズのと似てます。こちらの方が好き。ティンパニや大太鼓がかなり奥から前へと響いてくるのが良くわかります。全体にウィーンフィルらしく演奏者に委ねたところが成功の原因かな。すごく繊細で、響きの美しさでは幻想交響曲の中では一番です。ロミオとジュリエットもチャーミング。これが1000円とは、掘り出し物のCDです。


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¥ 1,500(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:98,222位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
どうしても、ベルリオーズの作品に面白さを感じ取れない
 個人的な嗜好に合わないせいなのか、五味こうすけ氏と同様、私もベルリオーズの作品が面白いと感じられない。代表的な「幻想交響曲」も数種類持っていますが、まあまあ付き合えるかなあ、という程度。  私のごひいきのブーレーズによれば、現在のフランス音楽の基礎を築いた先駆者という事ですが、結果として書かれた作品は、残念ながら、好きになれません。正直に言うと、退屈してしまう。昔、LPでミュンシュ指揮の「レクイエム」を聴いたが、どこが良いのか、全く理解できず、愕然とした思い出が深く心に刻まれてしまい、CDをプレーヤーにかける事が、まず無いのです。ベルリオーズのファンの方、どのように聴けば、面白さが解るか、教えて下さい。  これじゃ、レビューには、ならないでしょうね?



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¥ 3,200(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:34,252位  


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¥ 2,500(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:34,218位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
実演の感動を十分に伝えていない
昨年の松本フェスティバルのライブで、私はこの公演を実際に聴いて大変に興奮した。 これは、小澤が体調不良での半年以上の休養から復帰して間もない頃の演奏だった。そんな病み上がりを感じさせないエネルギッシュな演奏で、3楽章あたりから異様な雰囲気になり始め、4楽章で一気に炸裂、最終楽章はゾーンに入り込んだような盛り上がりだった。どちらかといえばオケの手綱をゆるめない指揮スタイルの小澤が、オケを思い切りドライブし、特にグランカッサはこれこそが地獄の狂乱とでも言わんばかりに鳴らしていた。 最近の小澤は、円熟というよりむしろ若々しい演奏スタイルで若い音楽家の新鮮な躍動を自由に引き出すようになった。このCDでは、その羽目を外したような小澤の若さとオケの熱狂がとらえられていない。あのグランカッサの音はホールの音響のせいもあるのだろうがどこか浮いてしまっている。炸裂の前の息をひそめるようなピアニッシモは、どこか指揮者のコントロールに繰られた堅いものになってしまっている。 サイトウキネンのライブは、フィリップス、ソニーと変遷し、今回はデッカの録音となった。整然としたまとまりを見せるフィリップスに対し、ソニーによる東京文化会館でのマーラーは見事なスペクタクル的名録音だった。今回のデッカは成功したとはいえない。この公演の4ヶ月前にユンディ・リーとの競演がドイツグラモフォンによって録音されている。こちらは、みなぎるような若さがはじけ飛んでいる。オーケストラはベルリンフィルだが、オケの違いだけとは言えない。


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ミュンシュ(シャルル) (指揮) ベルリオーズ (作曲) パリ管弦楽団 (演奏)  
¥ 1,700(税込)
¥ 900(税込)
ジャンル内ランキング:96,122位  
カスタマーレビュー数:12

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   パリ管弦楽団の黄金時代ともいえる1960年代後半の録音。最近はオーケストラの個性というものが次第に薄らいできているようだがこのCDを聴くと、当時のオーケストラにはまぎれもない個性というものが存在していたことを痛感させられる。
   ベートーヴェン後、突如として成長したこの「ロマン派」の名花は1830年フランスで開花したが、それ以来の脈々たる歴史を、このCDにおけるパリ管の面々は躍如として受け継いでいる。
   また指揮者ミュンシュは、この交響曲でありながら標題音楽でもある「幻想」のもつストーリー性を、小説家の様な視点で語りかけてくる。ロマンティックな曲想は、ベルリオーズの実体験にもとづいたストーリーあってのものだということを、熱を持って表現する。ミュンシュがドライヴするパリ管の燃焼ぶりは、30年以上経った今でも色褪せることがない。(奈良与志雄)

くちコミ情報
期待するほどでは・・・
「幻想」を聴く時、スピードとオーケストレーションを重視する。数ある「幻想」のレコーディングがあるが、巨匠・ミュンシュにしてみれば、この演奏はまずまずかなと思う。 個々の楽章やフレーズは随所、いい部分が見られる。 意外に「野の風景〜第3楽章〜」が良かったりする。ディエス・イレの部分は在り来たりで面白みがない。後半の2楽章は、いかにも普通で特別期待するほどのものではなかった。 通常は「幻想」に序曲かラコッティを1・2曲入れるのが普通だが・・・。
こんなに安く最高の演奏が手に入るなんて!
ミュンシュのCDでは、パリ管を振ったこのベルリオーズ幻想交響曲とブラームス第1番交響曲の2つに、とどめをさすだろう。ベルリオーズ幻想交響曲は、僕が昔々小学生のころは、わけの分からん音楽やなあと思っていたが、明確にそして格好良い曲だと、初めて示してくれました。世界中の人がそう思ったんじゃないかな。今では、ベルリオーズ幻想交響曲を、ミュンシュ+パリ管のように、もしかして、それ以上に振っている指揮者もいるかも知れませんが、初めて世界中にこの曲が何たるかを示したのは絶対このCDであることに間違いは無い。
元気良すぎ
3楽章まではいいなって思いました。 でも4楽章、5楽章ははっきり言って元気良すぎです アヘン吸ってハイになってるって言っても、元気良すぎで 健康的に聞こえてしまい、この曲独特の不気味さが無くなって いるように思います。  それから、5楽章でトロンボーンのブレスでフレーズが切れている ために星3つで
いい意味で美しくない
標題音楽の元祖、それぞれの楽章にストーリーがあり、美しい旋律が満載でクラシック入門にはもってこい曲です。各楽章のテーマを見る限り、失恋に、自殺に、悪魔に輪姦される娼婦に落ちた彼女(というか思いを寄せていた人)と結構悲惨なテーマですので美しいだけではいけない曲なのでしょう。このミュンシュの演奏は美しいだけではありません。正直汚いところもある。それがオケの実力不足か指揮者の意図か解りませんが、よく言えば?グロテスクでこの曲に非常にあっている気がします。第5楽章の盛り上がりもとてもすばらしいです。  音楽的というよりは劇場的な演奏ですが、そういう意味ではまさに最高の演奏だと思います。ある意味革命的な音楽を作ったベルリオーズの名曲はこういう演奏で楽しむのが本来の形かもしれません。  幻想を聴いたことのない人はもちろん、幻想を聞いたことのある人にもぜひ聞いてほしい名演です。
ベルリオーズ:幻想交響曲
~パリ管弦楽団の黄金時代ともいえる1960年代後半の録音 ベルリオーズがみた夢が題材とされておりストーリー構成で ”恋”や”世界の終わり”などが表現されている. <世界の終わりには3度.鐘がなる>とされているがそのシーンは生唾もの. 断頭台へ向かう彼の恐怖がよく伝わるはず~~ 特に当時のパリ管弦楽団にはソリストが多く我も我もで縦の線がそろわないし音のはずしも目立つ.だがしかしSOLO,SOLIにはいかんなく美しさと個性を発揮してくれる.  個性豊かな奇跡~


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カスタマーレビュー数:1

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まちがいなくブラボー級の快演
グラミー賞を受賞した名盤。ショルティは、この後92年にもこの曲をライヴで再録音しているが、この72年版の方が熱狂的なフアンが多いのではないだろうか。 「幻想交響曲」の概念を根底から見直した、まるでマーラーのような音楽である。と書いてしまうと語弊を招きそうだが、実に立派な逞しい演奏である。とにかく瞬間瞬間のキレが尋常なレベルではなく、その踏み込みの深さと速さにおいて、比類ない反射を見せるオーケストラの技術が圧巻である。これだけ感性で押し切った「幻想交響曲」はめったに聴けるものではない。1楽章のクライマックス、そして4楽章の断頭台への行進シーンで思い切り縦線をくっきり打ち出して鳴らされるティンパニの鮮烈な効果は抜群だ。これだけでも聴く価値がある。終楽章のブラスの壮麗な音の伽藍は圧巻である。 また、あわせて収録された序曲「宗教裁判官」も、ブラスセクションの活躍する曲であり、ショルティとシカゴ交響楽団の面目約如といった活躍ぶりで、その爽快感は比類ない。まちがいなくブラボー級の快演である。


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¥ 2,548(税込)
¥ 1,680(税込)
ジャンル内ランキング:96,777位  
カスタマーレビュー数:8

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   ゲルギエフのいままでのイメージからすると、意外なほど柔らかく上品な《幻想》。全体にウィーン・フィルのカラーが強く出た演奏で、羽目を外すというよりは端正な印象を残す。かといって淡白というわけではなく、細かいディテールに濃厚な表情を持っているところはさすがだ。

   第1楽章はその傾向が顕著で、ウィーン・フィルらしい気品と、近年ゲルギエフに目立つようになったピアニシモが印象的。第2楽章のワルツの柔らかくゆったりとした優雅さは、大都会パリよりは幻想の都サンクトペテルブルクを彷彿(ほうふつ)とさせる。第3楽章の静けさにも、ゲルギエフらしい粘りと密度の濃さがある。のっしのっしとゆっくり行進する第4楽章は独特の恐怖感がにじむ。第5楽章は逆に早めのテンポで始まり、鐘の音はかなり遠い。最後の最後になってパワーは爆発するが、聴き手が期待するグロテスクさや怪異な力はここにはなく、意外なくらいに音楽的に純化された演奏である。

   むしろ聴きものは叙情的情景《クレオパトラの死》の方だろう。弦の響きもこちらの方がつややかに感じるし、ベルリオーズを得意とするボロディナが絶好調で、妖艶でボリュームたっぷりの美声を聴かせてくれる。緩急自在にウィーン・フィルをあやつるゲルギエフの棒も冴えており、劇的な起伏に富む迫真の22分間は、特大のグランドオペラに匹敵する、ずしりとした満腹感を与えてくれる。ろうそくの炎が一瞬燃え上がって、ふっとかき消すように命途絶えるような霊感に満ちた最期は、非常に感銘深い。(林田直樹)


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ワレリー・ゲルギエフとウィーン・フィルとピッタリ息のあった素晴らしい演奏。
ベルリオーズの交響曲と言えば、筆者が第一番に大好きなのは、何と言っても 「幻想交響曲 作品14」(Fantastique)である。そして、世界の有名な交響楽団は、みな、これを演奏し、CDに収めている。だが、世界一センシティブに、そして忠実に作曲者・ベルリオーズの気持を表現しつつ演奏しているのは、ウィーン・フィルだと思う。そのウィーン・フィルをワレリー・ゲルギェフが指揮した傑作がある。それが、UCCP-1078だ。 第二楽章の『舞踏会』は、非常に有名で、あまりにも優美な曲ゆえに、一人歩きしているので、題名は知らずとも、曲だけを知っている人が多い。更に、このCDには、「クレオパトラの死」(叙情的情景)が一緒に付いているのは、実に嬉しい。星5つでは足りない位の傑作だ。
感性の枝・・・(☆は気持ち的には4.8くらいです)
ぜひお薦めします。買って損になるようなCDでは絶対にありません。今回はゲルギエフのあの爆発的な感じではなくて、むしろ非常に感傷的な流れ、激流というよりは上流のせせらぎです。ゲルギエフがどのようにこの交響曲を表現しようとしたか、というのがつぶさにわかる点で価値高い一枚と言えると思います。ビシビシと感性の枝が伝わってきます。(たとえると枝なんです)あの情熱あふれるギッシュな指揮を好まれる方も、ゲルギエフの新たな一面を発見されるのではないでしょうか。☆が4つなのは、この曲が作られた経緯を考えますと(つまるところ「失恋」ですが)、若干優しすぎるのではないかと思われるので・・・。(実質評価4.8ですが)が、決してそれはCDの出来が悪いということではありません。購入されても損はないと思います!!!
ワルプルギスの夜の夢
ゲルギエフの幻想、全体的に聴いていてすごく楽しい☆ 曲は指揮者の解釈によってがらりと変わるがこの幻想はゲルギエフらしい幻想だと思う。決して狂気に満ちた演奏ではないが歌うところはっしっかり歌い鳴らすところはしっかり鳴らす。特に5楽章は怪しげな雰囲気やゾクゾク感が伝わってくる。そこには少し明るさも感じて幻想的な世界が描かれている。 p 自分はこの幻想を自信を持ってオススメ出来る。
幻想としては特筆点なし
さすが、ウィーン・フィル、アンサンブルもたしかに良い。よくまとまった演奏に文句はでないであろう。 p しかし、幻想交響曲としてはどうだろう? p ティンパニの強打や怪しい鐘の音色に対する工夫もしくはこだわりといった、聴き手が幻想交響曲に期待する猟奇的な部分が感じられない。 p あえて、幻想を録音した意図がよくわからない1枚であるが、ウィーン・フィルのファンやゲルギエフのファン、また、曲そのものの持ち味よりもアンサンブルの乱れなどの演奏の技術にこだわる人にはお勧めなのかも。 p ミンコフスキのような華やかさは感じられなかったがもちろん、ミュンシュのような狂気もない。
星5つでもいいんですが...。
立派。本当に立派な演奏。この曲の定番としてもよい位、素晴らしい演奏だと思います。ただ面白い演奏かと言われると、チョッと期待はずれだった。ゲルギエフという指揮者に過剰な期待をしすぎているのでしょうか?少なくとも私は、この曲からもっと「狂気」のようなものを感じたいのです。その点、この演奏はあまりにシッカリとし過ぎているように感じました。これだけ同曲には多くのCDが出ている中、ゲルギエフがCDを出すのだから、もう少し何か他と違う演奏をしてくれるのではと期待したのですが...。もっとも、もしこの演奏をライブで聴いていたら、きっと物凄く感動していたと思います。
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