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   Steven Pinker の売れ筋最新ランキング   [2008年10月11日 13時18分]
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くちコミ情報
この人の頭の中はどうなっているのだろう?
10年以上前にThe Language Instinctを読んで、衝撃を受けました。以来、欠かさず読んでいるのですが、毎回唸らされます。Stuff of thoughtは入手するのに手間取ってしまい、まだほとんど読んでいないのですが、もう新作が??やけに薄いな?と思ったらExt acted f om "Stuff Of Thought"と書いてありました。ということで、この本は持ち歩くのに使います。


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くちコミ情報
不規則動詞はこんなに面白い.
スティーブンピンカーの快作,今回は言語学者の領分に戻って規則動詞と不規則動詞の話.ミクロの面白い話がいろいろつながって人間の進化的な理解につながっている.しかしこの本の真骨頂は規則不規則のオタク話だろう,脱帽のおもしろさ.タコの複数形の話は笑える.


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くちコミ情報
ピンカーによるNature vsNurture論争(あるいはそれがいかにずれた問題意識か)の総括
MITの言語学者であり,いまもっとも説得力のある進化心理学の説き手の一人であるピンカーによる遺伝と環境についての論争が何故いかに本質とずれてしまうのかについての大作.ヒューマンネイチャー(人間の本質)が何なのかについては欧米では劇的な大論争があるのだがその論争の本質となぜそうなのかをすばらしく優雅に解説してくれる. p ブランクスレートというイデオロギーの根源,なぜそれがイデオロギーとして20世紀に君臨し,また21世紀にも影響力をもち続ける勢いなのか,そしてホットイッシューについてのピンカーの胸をすくような解説.ルソー,ホッブスにさかのぼる根源,社会科学者のナイーブさとさらに輪をかけて悪用する人たち.さばきの見事さ,相変わらずの軽快な語り口,わくわくして読みました.


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くちコミ情報
難解な英文だった、が、読んでいて為になるし楽しい。
P efaceからユーモアのある言い回しに、英語力のない小生には先行きが危ぶまれたが、一文ずつ丁寧に読み解いていくと、まず、随所に「言語は本能によるものだ」という主張が背景にあって、認知科学者たちの考えを相対化する。さらに、我々が言うところの「想念」には「ことば」ではないけれども思考の言語がある、と説く。三歳児でも「頭のなかで」数をかぞえたり、ものを考えているらしい。 原書は2冊持っていますが、この新版には巻末に最新の研究成果の掲載が25ページほどあり、お得だ。これ以前の書籍は(同じHa pe 社のもので)紙質が厚めですので、書き込みができます。新版は紙が薄いのでアンダーラインがうらに写ります。 それにしてもNHK出版の翻訳『言語を生み出す本能』は、眉唾だ。原書と逐一照応しながら、(小生の読みに間違いはないかと)読みはしたものの、たとえば、先の「本能が優先する」という筆者の根本思想は、これまでの思想と根本的に異なるわけで、「くつがえされ方が衝撃的な」意味で訳し変えないと読者に伝わらないはずだが、あっさり「くつがえる」でおしまいだ。文法的な訳し間違えはなさそうですが、感動と面白さが果たして読む者に伝わるか。
言語は本能か?
英語を教えている関係で、人はどうやって話せるようになるのか 興味があって、手にとった一冊。 でも、話はもっと、大きかった。人間の言語は本能なのか という議論を熱く展開する(ほんとに熱いです)。 ちょっと、気おされる感じもありますが、とにかく 今まで知らなかった、言語ネタ満載で、ほぼ素人の私には 面白く読めました。ピンカーに全面的に賛成するかどうかは べつとして、人間が話せることと、鳥が空を飛べること を同列の問題として考えられるようにしてくれたのには 感謝です。 英語圏の著者なので、英語をベースとした議論が展開する ところでは、英語がネイティブではない人間には、 たぶん著者が意図したのではない意味で、興味深い 指摘がいくつかあり、授業でネタにつかったりもできます。 英語と言語にちょっと興味がある方はぜひ。
私としては
この本は言語学の入門の方にはあまり向かないと思います。というのも、結構ピンカー自身の主観が強くてジェネラルな見識では書かれていないのです。ですから、初心者で且つ人の考えに感化されやすいタイプの方は何か他のもっとソフトでジェネラルなものでワンクッションおかれてからのほうがいいと思います。 反対に、既に自分自身の考えを少しでもお持ちの方が冷静な目で見る分には「こういう見方もあるのか~」と、ピンカー独自の角度から見ることができるので新たに得るものはあります。
言語の世界に触れる
非常に明解で言語と言うものに初めて触れる人でも読みやすく、それでいて詳しい人にとっては更に深くまで読み込むこともできる。 ある種入門書ともいえるし、また一方では更なる深みまで連れて行ってくれる手引書ともいえるような作品。 ピンカーの話の進め方がとても理解しやすいので、いとも簡単に「言語」という世界に入ることができる。 p そういった意味では、「言語」と言うものに興味がわいた人が最初に読むのに最適といえるのではないだろうか。



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なぜ愚か者は恋に落ちるのだろう? なぜ男性の年収は、平均してその人の身長1インチについて600ドルずつ増えていくのだろう? 麻薬のディーラーがライバルを銃で撃ち殺すとき、どうして10ドル札のアレクサンダー・ハミルトンのような顔になるのだろう? 、人間の心の窓として、視覚的な錯覚はどのように作用しているのだろう? 陽気で得意げな、そして時に突飛なマサチューセッツ工科大学の心理学者、スティーヴン・ピンカーが、これらをはじめとする質問にそのすばらしく愉快で、非常にためになる現代脳科学の研究をもって答えている。ピンカーは、ダーウィン理論と抜け目のないコンピュータープログラムこそが、我々自身を理解するためのキーであると説いている。しかし彼は同時に「スター・トレック」、「スター・ウォーズ」、「ザ・ファー・サイド」、歴史、文学、W・C・フィールズ、モーツァルト、マリリン・モンロー、超現実主義、実験心理学、血に飢えたムーレイ・イスマイル王とその888人の子どもたちといったものからの引例も適宜差し挟んでいる。もし本書がロック・ショーであったなら、そのチケットは100ドルでも安いくらいである。この本は、ベストセラーリストの1位の座にふさわしい1冊である。本書は、ダニエル・C・デネットの『Darwin's Dangerous Idea: Evolution and the Meanings of Life』、ロバート・ライトの『The Moral Animal: Why We Are the Way We Are: The New Science of Evolutionary Psychology』といった古典と共にロングセラー商品となるものである。ピンカーの衝撃的な考えは、マジック・アイの3Dステレオグラムポスターの中に隠された絵のように、わかりやすく書かれた文体から突如として浮かびあがってくるのだ。(Amazon.com)

くちコミ情報
心を人工知能、ニューラルネットと比較して考察
この本は人間の心、脳を人工知能、ニューラルネットと比較し、類似点、相違点を述べるという観点から人の脳や心の特徴を述べるという興味深い手法をとっています。もちろん、進化心理学者らしく、進化の観点からも考察していて、勉強になる本です。 ですが、広い範囲を扱っている分と進化学自体がとても広い分野であること、それにこの本自体日進月歩の分野では古いものになってしまったことなども手伝って、穴も多かったです。 著者の専門外のニューラルネット批判については、正直いつの時代のニューラルネットの話だよ・・・とあきれるような批判も多かったですし、意識についての考察も書かれた時代を想像させるようなアナクロなものだなという感じがしました。 ヒト進化に関する考察も同様で、よく批判されつくしているような狩猟の脳進化説だの、賢いことはよいことだ的な説だの、読んでてどれもこれも過去に出された批判がいちいち頭にフラッシュバックして、落ち着いて読めませんでした。 また、一部の進化系の学者には一般書でものを論じるときに、直接の証拠がないものだから、思弁で、どうよこの論理!というような思弁で読者を「説得」する哲学者みたいな癖がある学者がいるのですが、ピンカーもその典型例です。それで、必然的にというべきか事実と意見の区別がつけられない。 5万年前の考古学的革命についての考察も同様で、この手の学者さん、しかもかかれた10年後から見て見当外れな意見だとわかってしまった意見を連発していた者に、「私は予言する。人類の生物進化が終了した時期はくだり考古学的革命がはじまった年代がさかのぼって両者は一致する」と預言者になられてもそれはあなたの願望でしょと苦笑するほかない。
良書
心理言語に関する本の中では非常に読みやすい部類であると思います。惜しむらくは”訳書”独特の不自然さが存在していることでしょうか。もっとも、訳にケチを付ける権利があるのは自力で訳書を出している人間だけなのでしょうし、それ以外の人間が”誰かが誤訳だっていっているよ”などといっても虎の威を借る狐であり、愚かしいことかもしれませんが。
頭ごなしに偏見を持たずに読んで欲しい一冊
 本書は上中下巻通して、現在のヒトに見られる様々な心的活動が、進化的にどのような「利点」から保持され、洗練されてきたのかという、進化心理学の立場から心を探る内容となっている。その下巻である。  第7章「家族の価値」は、タイトルこそ平和だが、内容はかなり示唆に富み、人によっては激しく意見が出るジャンル、つまり性差についての内容となっている。とはいえ、最近とみに多い、男脳・女脳の違いという単純な内容ではなく、なぜ血縁者同士の争いと他人の間での争いではその度合いや引き起こす感情に違いが伴うのか、男女が配偶者として選ぶ「観点」が異なるのはどうしてか、さらに「嫉妬」という感情がなぜ存在するのかなど、一見すると社会心理学とも取れる内容となっているが、そこは博学なピンカーである。うやむやな仮説や憶測、トートロジーに基づくことなく、読者に納得させるだけの理由をもって積極的な考察を添加している。単なる男女差異の考察とは違って、なかなかお目にかかれない話が多い。  最終章「人生の意味」では芸術(音楽・絵画…)という生きていくうえでは一見役に立たないと思えるものがなぜ進化の段階で淘汰されなかったのか、ユーモアの意味は、などといった、引き続き社会心理学的な考察が続く。そして最後にヒトの意識・心についてのまとめとなっているが、認知モジュールの進化的な発達、という点に強く主眼を置いているピンカーは、我々ヒトが意識問題にうまくアプローチできないのは、そういったことを考える認知モジュールが存在していないということにある、と結論付けているようだ。この考察は著作の流れから言うとやや突飛な感じがするが、それでも十分示唆にとんだ内容になっている。身近な問題だけに、純粋に読んで楽しい内容になっている。
進化心理学と人間の認知
 第4章では、見るという何気ない活動も、複雑な「認知」機能の一つであり、ヒトとして進化の段階で発展してきた、という一貫した考察を読み取ることができる。見るということがあまりにも当たり前すぎる現象であるため、どのように研究者はアプローチしていくのか、という話があるが、その突破口が錯視による「異常な見え方」や、コンピュータを用いた逆問題の解答作成など、様々な角度から切り込んでいくのだ、という話が興味深かった。  第5章は推論という壮大な認知科学のテーマであるが、推論するということが、進化的にどのように役立ってきたのかという進化心理学の立場を元に、ピンカー独自の視点で考察されており面白い。「必要だから淘汰の段階で残ってきた」という単純なダーウィニズムに終わらず、その必要性が必ずしも子孫を残すこと、自分が生きながらえるのに必須ではなく、別の面からそれらをサポートするからこそヒトにおいて発達したのだという考察は面白いし、わかりやすく書かれているため納得しやすかった。  第6章の情動では、「食」に関する考察が非常に面白い。(文化・地方によるが)西欧などの発展国で虫を食べないのは何故か。たとえ完全滅菌してあるゴキブリをちょっと浸しただけのスープに抵抗を感じるのはなぜか。世界中探しても、「食糞」文化がないのは何故か。虫を食べることは栄養的にも優れているのに避ける、こうした生存する上ではハンデとなりそうな情動が進化の段階で淘汰されずに残ってきた理由を考察しているのだが、非常に納得できなるほどとうなずいてしまう内容だった。  詳しいことを述べると読む方の楽しみが減ってしまうのでさわりだけのレビューにしたが、上巻の難解さに比べてテーマが身近なせいもあり、理解しやすく共感できる面が多いと思う。お勧め。
考察が広範なだけにテーマを捉えるのが難しいかも
 ピンカーといえば「言語を生み出す本能(NHKブックス)」で有名な言語心理学者であるが、広範な知識を持っており、他の研究者とは一味違う考察を発表することで有名である。  本書も、心の仕組みという大胆なタイトルになっている(ちなみに心の本体自体が解明されたという内容ではない)。著者は上巻では主にヒトの心、心的な活動が、単なる計算理論では捉えることはできず、現在行われているニューラルネットワークや人工知能(AI)の研究では、限界があるという立場をとっている。  一般向けに書かれた本としては、内容は煩雑で混乱しやすいところがあると思う。大変示唆にとんだ内容である感じがするのであるが、何回読んでも著者の言わんとするところが見えてこない箇所もあった。著者の知識の広さや考察の広範なせいもあり、読後に「結局筆者が言いたかったことは何なのか」がすっきりとしないのが難点ではあるが、これだけの大著で様々な面からヒトの心について筆者なりの考察が読める本はなかなかないと思う。そういった意味でお勧めであるし、中・下巻を読むのも楽しみになると思う。  ちなみに上中下巻の章構成はどこから読み始めてもわかるように独立したものとなっているので、興味ある箇所から読み始めると良いかもしれない。私見としては上巻が一番理解が難しいと思うが、考察内容がそれだけ深遠なテーマということである。興味深い論点が多い。



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