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【くちコミ情報】
Great
In his latest ook, Olive Sacks continues to tell us sto ies that d aw us in, engaging ou minds and emotions. In each chapte he int oduces diffe ent people, some so ely affected y neu ological disease, who have st ange and p ofound elationships with music. This is not a d y scientific t eatise. Sacks desc i es these people in a highly pe sonal way, so that we see and feel the human aspect of science. At the same time he teaches us a out the science of the ain, and the wonde ful ways that music and the mind a e inte twined. The su ject is inhe ently fascinating, and the autho does not disappoint. D awing upon case histo ies f om his own p actice, and some f om lite atu e, he delves into the myste ies of the human ain, how it p oduces music, and how it is p ofoundly affected y it! I'd also ecommend eading Tino Geo giou's estselling novel--The Fates--if you haven't yet
久々の快作
精神科医であり、すぐれたサイエンス・エッセーを書いているオリヴァー・サックスが、また快打を飛ばした。今回は、彼が最も造詣の深いクラシック音楽と密接にからんだ著作だから、お手のもの。幻聴、絶対音感、音痴、音楽が雑音にしか聞こえない人などの実例を豊富に引きながら、聴覚と音楽という人間の精神生活との相関関係を多角的に分析して、『妻を帽子とまちがえた男』に匹敵する好著に仕立てている。
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【くちコミ情報】
★「私は現在についての記憶がないのです」★
●映画『レナードの朝』のもとになった実話の本「めざめ」の著者による、脳神経障害と特異な症状持つ患者達の人として生きる姿の物語。 ・喪失(からだのないクリスチーナ、他) ・過剰(キューピッド病、他) ・移行(皮をかぶった犬、他) ・純真(詩人レベッカ、他) ●本書は、『ヤナムラの才能を伸ばすために私がしたことは、彼の魂をわが魂とすることでした。教師は、美しく正直な知恵遅れの生徒を愛し、その清らかな世界をともに生きるべきなのです』というボーク博士の論文のことばで結ばれている。 これはまさに「24編の話のどの個所のどれを読んでもひたひたと伝わってくる患者への愛情は、彼のこの信念と決して無関係ではない」(訳者)。
・∀・)ふんふん「妻を帽子とまちがえた男」
僕は医学部の学生です。 毎日病気について勉強しています。 頭は人並みです。 でもたまに忘れることがあります。 それは病気は人がなるものだということです。 毎日病気をパワーポイントの画面で習います。 次から次へと画面が変わります。 そこに人の気持ちは見つかりません。 妻と帽子を間違えた男。 この本は病気が人になるものでその人の人生の一部だということを気づかせてくれました。 何を当たり前のことを言ってるんだと思うかもしれませんが、悲しいかな患者さんに一切振れづに病気のことだけを習う医学生はこのような錯覚によく陥る。 この本には病気とともに悲しみがあった、病気とともに笑いがあった。 サックス先生の患者さんへの優しさもひしひしと伝わってきた。 来年からは臨床での実習になります。 その前にこの本に出合えて幸せです。 神経病学の分野の本ですが僕みたいに無味でカラカラな授業に飽きた学生は手にとってみてください。将来のあり方が少し見えてくると思いますよ。
脳の複雑さを改めて思い知らされる
側頭葉は記憶、頭頂葉は身体感覚…などのような、脳の機能分化という概念は非常にわかりやすいのであるが、本当にそれだけでは脳機能は説明できないと改めて気づかされる内容であった。 詳しくは本書をぜひ読んでいただきたいが、題名にあるように、人物の相貌と物体の弁別に障害を起こす「失認症」など、人間の脳が奇妙なのか、病気が奇妙なのかわからないが、こうも不思議な(という表現は患者に対して失礼に当たるかもしれないが)症状を呈するというのはどういったことなのであろうか。 神経外科の教科書をめくれば本書にあるような「興味深い」病気はたくさん紹介されているのだが、その患者が何を思い、そしてそこから何を感じ、「正常な」人間とはいかなる存在なのか、ということまでは語ってくれない。本書はそういった意味でも非常に意義深い臨床例を巧みな記述で記載しており、脳・人間について深く考えさせられる一冊になっていると思う。
文句なし。
今世紀屈指のメディカルライターが描く、 脳に障害を負った人々の記録。 彼らが生きる奇妙な世界は通常決して見られず、 かつ想像も及ばぬものであり、非常に興味深いといえる。 文句なしの力作。
人間というものの驚くべき可能性
ショッキングなタイトルに惹かれて、この本を手にとった。いわゆる「健常者」から見れば、「障害」を負い、「異常」な感覚の中に生きている数々の人のエピソードを紹介している本なのだが、単なる興味本位には著されていない。登場する彼ら、彼女らの人生の一部に出会った一人として、著者のオリバー・サックスはこの本を書いている。 p 健常とは何か。異常とは何か。人間とは何か。自分の身体の感覚が無くなった女性が、それを視覚で補おうと闘う(まさにそのリハビリは闘いだ)エピソードが本書にはある。人間の尊厳は病気や異常によって決して冒されないこと。そして、驚くべき可能性をもって、失ったものをリカバーする存在であることを、この本は教えてくれたように思う。
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【くちコミ情報】
画期的な新薬を自分の患者に投与したときの症例報告
脳の働きに興味があって、いろいろ彷徨っているときに手に取った。 惹句は「30年ぶりに目覚めた人は何をみたのか」である。 1930年代に嗜眠性脳炎という恐ろしい病気がアメリカで流行した。妙薬もないまま、流行は数年で収束したが、その後何十年も眠り続ける患者が多数残った。60年代後半に開発された新薬は、患者をこの長年の眠りから覚醒させたが、そのときに起こったいわば悲惨な出来事を本書は述べている。 小説でもドキュメンタリでもない。いってみれば、オリバーサックスが30台前半のまだ若い精神科医だった頃、画期的な新薬を自分の患者に投与したときの症例報告である。であるから、一般向けの書物とは到底いいがたい。総じて退屈である。しかし医者としての切実感はあって、それがこの700ページ近い大部を最後まで読ませる力となっている。 本書には20名の症例があって、映画になったレナードは、その患者たちの一人である。レナードは結局、薬が身体に合わなくて「目ざめて」かえって辛い思いをした。Lドーパという薬はしかし、いまもパーキンソン病の治療に使われているようだ。本書は感傷的な期待をこめて読むと肩透かし。その向こうにある何かを知りたいという向きにはお勧めできる。
超名作映画、レナードの朝につられて
映画のレナードの朝が好きで購入。 映画では沢山の患者が写っていたが、各自に対する細かい描写はなかった。しかし、本では患者一人ひとりについて「入院に至るまでの経緯」「入院中の生活」「特徴」「L-dopa(エルドーパ)投与までの流れと決意」「観察日記」などが細かく綴られている。 p 映画ではドラマチックに描かれていた部分もあったのではないかと思うが本はほとんど報告のような形をとっている。 p これを読むと、患者それぞれの症状は違うことや薬の投与量が違うこともよくわかる。しかし、その分すこし分厚目の本になっていて、1日で読むのは厳しいかも。読みごたえはあります。
これだけの人に劇的な人生があった
映画の「レナードの朝」では、レナードに焦点が当たった描かれかたがされていたが、本書では患者たち一人一人の症状、病院での人生の一部が記録されている。嗜眠性脳炎という病気に冒されながら、これだけ多くの人に「めざめ」と「ねむり」の人生があったという事実に衝撃を覚えた。 p なお、映画撮影時のエピソードも掲載されているが、ロバート・デニーロは、レナードを演じるに当たってあまりにも役にのめりこみ、撮影時以外でも脚がパーキンソン氏病であるかのように曲がっていたということだった。
オリバー・サックスらしい面白さ
ロバート・デニーロ、ロビン・ウィリアムズが共演した映画「レナードの朝」の原作。脳炎後遺症により、何十年も眠ったような状態になっていた患者たちが、新薬によって眠りから覚めて・・・というサックス氏らしいノンフィクションです。サックス氏の他の著作同様、ディテールに富んで大変面白いです。
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すばらしい可能性を秘めた7人の「火星の人類学者」
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とても興味深い本
色覚を失った画家、脳腫瘍で記憶力を失った青年、Tou ette's synd ome の外科医、自閉症の少年画家、高機能自閉症の動物学者……。この本にはさまざまな症状を持つ人々7人が紹介されているが、著者が彼らに向ける視線の温かさが心地いい。脚注が豊富にあり、Selected Bi liog aphy もついている。紹介される画家たちの作品がカラーで見られるのも良い。人間の脳の不思議さに、ただただ感嘆しながら読んだ。
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溢れる知識とシダへの愛
以前読んだダロルド・A・トレッファート「なぜかれらは天才的能力を示すのか」というサヴァン症候群に関する集大成的な本の中で、趣旨上、多くの神経科医の所見や著書からの引用が紹介されていたのだけど、中でもオリヴァー・サックス氏の言葉は人間味と慧眼を持ち合わせていて、抜きん出て印象深かった。検索すれば邦訳された著書も多い。片っ端から読んでみようと思った、本書がその1冊目。本職の傍ら、シダ類をこよなく愛好するサックス氏。シダの楽園であるメキシコ・オアハカ州への一週間の観察ツアーに参加して、動植物のエキスパートである同好の士達と旅を共にする。 サックス氏はシダ愛好者ではあるけれど、ある程度の学名と種類を弁えたらあとはただその姿を愛でる程度で満足であったようだ。ところが、これはどんな同好サークルでもそうだろうけれど、「好き」のランクにも上には上がいるもので、参加者はプロ・アマチュアを問わず氏の情熱を遙かに上回るテンションで訪れる先々で繁茂するシダに食らい付く。その微妙な温度差が、卓抜した人間観察の眼を持つ著者によってユーモアたっぷりに記される。氏が彼らと同じテンションを持っていたらきっと本書の滋味は半減しただろう。交わされる会話の内容は自然科学の広範な領域にまたがり、著者をはじめ参加者達の並はずれた知識量には舌を巻かされる。そらで飛び交う学名の羅列はまるでハリー・ポッターの呪文のようで、特にその密度の高いページを読んでいると次第にクラクラしてくるが、参加者が心底楽しんでいる様子が、それを見てうきうきしている著者の文章によって読み手に伝わってくる。良い旅行記の例に漏れず、読後は一緒にひんやりとした草の香を嗅いで回ったような錯覚を覚える良書だ。
シダって奥が深いんだ
私はラテンアメリカが好きで、ナショナル ジオグラフィッ・ディレクションズの本なので面白い旅行記なんだろうなあと思って読んでみました。まずオアハカは乾燥した場所だと思っていたので、そこにシダの楽園があるということに驚きました。作者は本職が脳神経科の医師で本も書いている人らしいのですが、文章が日記なのにいや日記だからか、理数系の人の文章でとても読みやすかったです。私も植物が好きなのですが、今まではシダにはあまり興味がありませんでした。でもシダ類からすべての他の植物が進化したという記述を読んで(そういえば理科で習ったような)改めようと思いました。 欲を言えば、シダ観察ツアーの日誌なので仕方ないのですが、オアハカの町や人についての記述がもっとあるとよかったです。
羨ましい旅
優れた医学エッセイを数多く出版している脳神経外科医、というのが本業のオリヴァー・サックスだが、実はシダ植物をこよなく愛しており、メキシコまで観察ツアーに出かけるというほどの凝りようなのである(というより、他の植物も好きらしく、ソテツのことは別の本に書いてもいた)。さらには、同行するアメリカシダ協会の人々の、シダに関する知識は当然のことながら、シダとは全く関係ない蘊蓄に溢れた会話の含トリビア度も、ものすごいことになっており、アマチュアの底力(たとえば、天文学や植物学などの分野では素人の発見は侮れないものになっているらしい)を見せつけられもする。トリビアとは、テレビ番組でまとめて紹介されるものではなく、自分でひとつひとつ本の中などから掘り起こすものなのだと改めて実感する。たとえば、「地球上の動物の4分の1は蟻である」ことまでは知っていても、「蟻は大量のメタンを作り出し、オゾンホールを大きくするので、(人類にとって?)脅威である」ということまでは知らないかもしれない(実はこの本に溢れているトリビアはものすごい数なので、全然「ひとつひとつ」ではない矛盾があるのだが)。 p 何よりも、本当に好きなものを見てワクワクしている人々の幸福感に溢れており、羨ましい気持ちでいっぱいになる本である。
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『レナードの朝』や『火星の人類学者』など、優れた医学エッセイで知られる脳神経科医オリヴァー・サックスが化学に心酔した少年時代を振り返ったエッセイ集である。19世紀半ばにロシアからイギリスに移住したユダヤ人の孫として生まれた著者は、献身的な医者を両親に持ち、化学、物理、生物学に通じる叔父や叔母のいる理系一家で育った。なかでも、とりわけ興味をそそられたのが金属だった。周囲の薫陶を受けつつ、やがて少年は華麗な変化を巻き起こす物質たちの虜(とりこ)になってゆく。 とにかく面白い――本書を読み終えた感想はこのひと言だった。本書のテーマは無機化学だ。無機化学というといかにも無味乾燥な響きがして、実際、味気のない啓蒙書が多いものだが、著者が描き出す世界はこの上なく豊かに彩られていた。電球のフィラメントを作る会社経営者であるタングステンおじさんをはじめ、具体的で博物学的な知識を教えてくれる面々はまるで生きた博物館だ。水銀に浮くタングステンの比重に驚嘆したり、猛毒の塩酸と苛性ソーダを混ぜた溶液を飲んでみたり、サウス・ケンジントンの科学博物館に飾られた周期表の前で何時間も夢見心地で過ごすなど、みずみずしい感性の少年が実験に挑み、物質の魅力にとりつかれてゆくさまは、まさに化学をめぐる冒険であり、読む者は引き込まれずにいられない。 何よりも、化学を既知のものとして教科書的に説明するのではなく、“センス・オブ・ワンダー”をもって自然の神秘とその謎解きをつづっているのが本書の魅力の源泉である。加えて、元素の発見から周期表、放射線、量子化学まで、時代背景とともに化学の発展を紹介する手法はわかりやすいし、随所に織り込まれたユニークで優秀なサックス家の人々や偉大な科学者たちのエピソードは読者を飽きさせない。とかく敬遠されがちなサイエンスの、しかも無機化学というテーマをこれほど面白く描き、その本質をしっかり伝える著者の力には完璧に脱帽だ。(齋藤聡海)
【くちコミ情報】
化学本では希少価値のあるトピックス集
オリバーサックスの幼年期時代の生活史。 ひまわりの種の配列からフィボナッチ数列を教えてくれるおばさんに 化学全般を教えてくれるおじさんのお話。 様々なエピソード、トピックスを思い出す順に綴った日記形式の 化学雑学帳。 私としては印象深かったのはマグネシウムリボンのお話。 水の中でもこれは燃焼する。そうか!シドニー五輪の水中の聖火は これだったんだな。 化学のトピックスって今までそう面白い話、興味を示す話を聞いた事が なかったためこの本は大変価値のあるものです。 今でも本棚の手前の方に置いて、たまに再読しています。
学問の本質
uncle Tungsten light fo the masses chemical ec eations stinks and angs housecalls home life cold fi e penet ating ays 等が目次としてあがっている。 叔父の化学者との日常の交流をとおして、サックスの生活の一部としてあった化学を描いている。様々な実験の様子や、生活の中での位置づけ、意味、などなど。彼にとって化学は、今の日本の教育のような、単なる知識の集積ではなく、生活の一部として位置づけられている。そうそうたる学者がその血縁にあったという幸運な家柄も大いに手伝ったことであろうが、やはり、学問とは生活の一部としての位置づけを失ってはならないと思う。 生活の中で不思議に思ったり、びっくりしたりすることが知的欲求となり、そこから一歩を踏み出してこそ、ものは学べるのであり、それがそのまま普段の生活の一場面として描かれている。 サックスの本はどれもそうだが、英語の語調が非常に楽しく、わかりやすく、本人も言っているとおり、心に浮かぶままを楽しい気持ちで描いた、ということがそのまま伝わってくる本である。 読んでいて楽しい。
非常に化学マニアックな内容
化学が好きな私は、非常に内容の濃いこの本を大変興味深く読むことができました。しかし、化学的な教養の缶詰といえばよいのでしょうか。少なくとも、高校化学がかなり熟知できていないと、楽しく読むことはできないどころか、苦痛かもしれません。筆者の少年時代の話が中心ですが、物語というより、化学的教養を高める作品といったところではないでしょうか。星3つとしたのは万人向けではないため。化学が得意な人には間違いなく星5つの作品です。
体験する化学のおもしろさ
驚いた。いつもは専門の脳神経科医としての臨床体験から、システムとしての人間の不思議さ、深遠さを語ってくれる著者が、この本で語っているのは物質化学だ。それがまた化学の歴史をたどるように、ひとつひとつを自分で体験しながら理解していっているのだから、すごい。しかも十代前半で、である。周期律表のそれぞれの元素について、ここまで馴染んでいる人は、物理、化学の専門家でもそういないのではないだろうか。おかげで著者の少年時代を追体験しながら、読者も物質の成り立ちや化学の歴史を身近な感覚で学べてしまう。科学を日常生活に即して学ぶことの意義や、著者の人間を見る眼の表れなどについては、全部訳者があとがきで書いてくれている。とにかく読んでみれば、科学のおもしろさを味わえること、請合いである。
タコの話が胸を打つ。
化学の面白さを実感させてくれる、いい本。もう一度、元素表とか化学反応とか、化学の基礎を勉強してみようと思った。でも一番印象に残ったのは、ホテルの部屋の浴室でタコを飼っていたのに、メイドに殺されてしまった話。筆者はそのタコを後に解剖したというが、メスを入れるときの気持ちはどんなものだったのか。
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