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【くちコミ情報】
マイルズ登場
実はこの本を10年位前と5年位前に二度買っていました。当時はひどく忙しく、ゆえに?活字に飢えていて、片っ端から本を買っていっては本棚に放り込んでいるような生活で…そういえば、自由軌道も2冊あるような。 障害があるゆえに屈曲した思いや両親に対する期待に報いたい思いなど、一種の成長物語の側面がある物語です。私にとってはなかせるせりふが時々あって、単なるSFでない、思い出深い話になりました。
彼女が夢見てきた母親を、いま自分が悪夢に変えてしまったのだ
生まれつき骨に異常があるハンデを負った十七歳の主人公マイルズが、宇宙軍への憧れをおさえきれず宇宙にとびだしていくサクセス・ストーリー。 帝国軍士官学校の入試の失敗の画面から、失意の主人公に感情移入しながら楽しませてもらいました。 主人公は、気晴らしに出かけたベータ星の旅行の途中で「旧式のジャンプロケット」に立てこもるパイロットを説得し、行きがかり上親衛兵士として召抱え、ロケットも購入てしまいます。 ロケットの購入代金を捻出するために、惑星間の荷の運搬を請け負いますが、積荷は「兵器」行き先は「惑星間戦争の真っ只中」。 士官学校の経験さえない主人公が上手に切り抜けて傭兵団の「提督」と呼ばれるまでになっていく様子を痛快に描いたSF小説。 個々人の性格描写が丁寧なので登場人物が多数になるのですが混乱することなく、展開が速い物語を楽しむことができます。
話はうまいですが
話はうまいです。うますぎて、すべてが収まるところに 収まりすぎて、かえって読後の感動はあまりありません でした。
ニュータイプのヒーロー…マイルズ登場
マイルズ・ヴォルコシガンの冒険シリーズはどれも、一級のエンターテイメントだ。 p マイルズはニュータイプのヒーローだ。バラヤー帝国の摂政であった父を暗殺しようとしたガス弾は、その時母の胎内にいたマイルズに深刻な後遺症をもたらした。その結果、150㎝に満たない身長、チョークのようにもろく折れやすい骨、といった肉体的ハンディを抱えた彼が、次々に起る事件(多くは、自らの好奇心が招いたものだが)を、持ち前の、気転と根性と運とで切る抜ける。テンポの速いストーリー展開と、複雑な主人公の性格が魅力。 p 本作品は、スケールの大きなスペースオペラ&貴種流離譚といった趣のある作品であると同時に、マイルズの年代記としては、一作目にあたるもので、彼の性格、生い立ち、彼を囲む人!々について知るためにも、必読。 p すでに、「戦士志願」(創元SF文庫)のタイトルで邦訳されているが、ビジョルドの独特の雰囲気を持った文体を味わうためにも、是非原文でも読んでみることをお勧めする。 p 貴族社会のフォーマルな会話から、ユーモアたっぷりのくだけたやり取りにいたる様々な言語レベルの会話も面白いし、テンポの速い語り口、特に状況描写から内的独白への転換が小気味良い。ただ、単語は結構見慣れないものが多かったので、読みはじめは大変かもしれない。
七転八倒、最後に立ってる方が勝ちなのね
マイルズシリーズの第1巻 最初は何やら痛そうなシーンで始まる。妙なSF? サイエンスのサの字もないような地上での士官学校の試験シーンから始まります。 ここで挫けちゃいけません。 文字どうり、主人公がこけて倒れて始まる物語。 どんなに絶望していても、主人公は前を向いて進んで行きます。 p 横でこけてた人々までも引っ張って、とんでもない展開が待ち受ける宇宙空間へ! 口は八丁手は0丁。肉体的ハンデも何のその! 花も嵐も乗り越えて! いやホント。面白いですよ。 私はこの主人公みたいな、はずかしいまでにファザコンの男の子、理想の息子だと思いました。 読んでみてください!
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【くちコミ情報】
最高
この作品を読む前に少なくとも"Cetaganda"だけは読んでください。 そうでないとセタガンダ帝国の複雑な構造と後半に登場するBaがいったい何なのかを理解するのがかなり難しいと思います。今までの作品を踏まえた内容がかなり出てきます。"Cetaganda"だけでなくほかの作品も読んでからのほうが、もっと楽しめるはずです。Vo kosiganシリーズではありませんが"Falling F ee"も読んでいるとバレエのシーンが楽しめます。 p ハネムーンから戻る途中に新たな任務を命じられるというところから話は始まるのですが、その任務というのが始めにさらっと触れられただけのセタガンダの不信な動きと結びつくのです。その過程に不自然なところが何もなく、非常に滑らかに描かれていて、さすがSFの大きな賞を多数受賞している作者だけのことはあると感じます。また、ハネムーンから戻ったら子供が生まれる(!)という設定と、この一連のごたごたを上手に関連付けています。 こじつけや自己満足、ご都合主義の作品にうんざりしている方、ぜひ読んでみてください。
自由軌道その後
マイルズ・ヴォルコシガンご夫妻様、ハネムーンおめでとうございます&ハネムーンまで仕事に追いかけられてご愁傷さま。 p 今度の舞台はビジョルド作品読者には懐かしいクァディーたち(約200年前にあたる『自由軌道』)が最果ての小惑星帯に築いた独自の技術文明世界。ミンチェンコ夫人の名前は芸術ホールに冠され、ジムが国民的古典(!)バレー&オペラの「不器用に踊る」主人公として演じられるのに笑いながらほろり。ああ、あの後もうまくいったのね。ずっとクァディーたちに愛されてるのね。 p でもまじめで勤勉な宇宙技術者のDNAに根ざした文明では、歪んだ人間社会が起こすトラブルや犯罪に対処できず、こじれきったところでマイルズの出番。次から次へと問題が波及し、因縁浅からぬ人物も続出。頭痛で頭が割れそうなマイルズ、がんばれー。 p 同窓会ネタに終わらないテンポよさは流石です。一応言っておかないと。
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【くちコミ情報】
Bujoldの新しいシリーズ第1作目 - ファンタジーです
完璧な無敵のヒーローが主人公でないのはVo kosiganシリーズと同じです。 名誉を重きをおいている主人公なのも同じ。 という理由でVo kosiganシリーズのフアンの方にとっては主人公のカザリルはVo kosiganのアラールかマイルズと ダブって見えるかもしれませんが、出自も時代考証も設定もまったくちがいます。 p 主人公自体がくたびれておりますので、華々しい活躍というわけには参りませんが、正義と自己犠牲がテーマで 楽しんで読める作品です。 ちなみに2003年10月に続編の"Paladin of Souls"がハードカバーで出版されます。
落ち着いた展開
最初、展開が若干冗長な印象を受けるが、少し読み進めると一気に引き込まれる。主人公は今流行りの少年・少女ではなく三十路の人生に疲れ果てた男である。ヒーローらしからぬ主人公、意思の強い王女とその侍女。黒魔術と奇跡。裏切り者と権力への渇望。それらの要素が大変印象的に纏めあげられており、しっかりしたストーリーになっている。登場人物達は皆良く書き込まれていて共感が持てる。魔術合戦のような派手な展開は無いが、落ち着いて読める一冊である。
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幻想とは神の実在なり
はっきり言って良くありません。Bujoldも疲れてるのでしょうか?夫婦の対立やらカップルの衝突ばかりのお話で、お約束のクライマックスやエピローグの感動シーンがありませんし、彼女の作品らしさ 全ての登場人物に意味があり、最初はそれと気づかない伏線が、後から繋がるいつもの明快さがないのです。Lewkoって、何の為に出てくるんでしょうね?Ottovinで良いじゃない。さらに Ho se ive のgeasの一件など、defilementの説明の為にご都合主義で後から挿入したとしか思えない。冒頭から恋に落ちたIng eyとIjadaが、真っ先に挿入しちゃう方がまだしも説得力がありますね(汗) あと、今作の舞台はChalionではありません。少し言及があるのみで、これまた同時代性を仄めかす為だけですね。GodはTheSonが顕現し、残る直接登場はIstaの大大大っ嫌いなTheMothe だけです。次回作は、Rokna iの宮廷陰謀に巻き込まれた、えくぼの可愛い若妻Bet izと、栴檀は双葉より芳しきCaza ilジュニア、そして母性の守護神TheMothe の、多島海を巡る海洋冒険大活劇なんて良いんじゃないですか?今度こそ泣かせて欲しいですね
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できないことなんて、ない
年代的にはVo Game前か?B othe s in A msにも重なります。 例によって体中骨折で入院中のマイルズが、傭兵隊任務のやりすぎ&経費使いすぎを反逆罪ものと責められ「いえ、あの時はですね…」と複数のエピソードを語る弁明・説得オムニバスです。 p 圧巻は、宿敵セタガンダの戦争捕虜キャンプに潜入脱走するタイトル話のBoa de s of Infinity。その最低の状況とすさんだ人心をたった1人のチビのよそ者がどうやって「SF版大脱走」まで盛り上げたか。マイルズ節を信じてついていく人の気持はよくわかりますが、彼の上司にだけはなりたくない。
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マイルズに春が?
Miles Vo kosigan中でこれはMilesが初めてその登場以来関わってきたデンデリ自由傭兵隊と離れた舞台で展開されるスペースオペラです。あまり書くとネタバレになるので内容について書くことを控えますが、Milesがやっと理想に近いLady Vo koshigan候補の女性と出会います。でも、なんと彼女は人妻... p まぁ、今後 Bujo ldさんがこのシリーズをどう展開していくのかを占うのにも、また登場人物のチェックにも是非一読をお勧めします。
ただのメロドラマ、しかし次作のために読んでおくべし
若くして Audito (監査役?)に任ぜられた Miles は、Koma の人工太陽の破壊事件の調査に向かう。そこで出会ったのが、同行の年配の Audito の姪 Ekate in(人妻)で、Miles は彼女に惹かれ、彼女は彼女で夫の頼りなさ?に不安を感じながらも何とか踏みとどまっている…と書けば、なんだかメロドラマのようだが、実際エッセンスにするとそんなもの。 p そこに、破壊事件はただのアクシデントにしては腑に落ちない点がある、という展開になってきて…というのもだいたい読めた展開。 というわけで、今回は冒険譚でもなく、意外な展開もなく、ひたすら Miles と、特に Ekate in の心情(の移り変わり)にページが割かれている。 p 我々がこのシリーズに求めるものとは違うような気がするが、ここまでつきあってきた以上、まあ読むしかないか、という作品。次回作も同系統らしいのでちょっと不安。冒険ものより大人の雰囲気といえば聞こえはいいが…。 p 追伸:(次作読後の感想) 本作そのものの面白さはひとまず置くとして、次の傑作(娯楽作)のために本作はまず読んでおくべし。
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「主導権は女性にあり」か?
~マイルズの「嫁さんゲット大作戦」を主旋律に、バラヤー議会に持ち上がるある人物の爵位継承問題とマークが持ち込んだ物を巡ってヴォルコシガン館は大騒動。 皇帝の結婚式も押し迫った中で、陰謀と策略が渦巻きます。 意外な人物が「実は,,,」なんてこともあり、最後の最後まで目が離せません。 ~~ ところで、今回の注目は「女性達」でしょう。様々な年代、階級の女性達が登場して、自分達の将来を切り開いていきます。 その中で注目は「コウデルカ・シスターズ」。「さすが、あの母にしてこの娘!!」なんてシーンもあり、各人の小気味良さが光ります。 コーデリアの予想とはちょっと違いましたけど、ファミリービジネスで今後も登場しそうですね。~
大きな事件は起こりませんが、十分に楽しめます
Imp Secを退役して、Impe ial Audito としての仕事を始めたマイルズですが、今回はあまりSF色がありません。 DNAや生命倫理などはありますが、前作までの派手さはありません。 バラヤーだけを舞台に恋愛劇を中心に話が進んでいくのですが、楽しくて、楽しくて、一気に読めてしまいます。 ついにマイルズは婚約にこぎつけます。結婚式の様子の"Winte Fai "は別のアンソロジーに収録されるそうですが、Ms Bujoldのウェブページによりますと発行が遅れているようです。また、新婚旅行で幕を開ける次作の"Diplomatic Immunity"のペーパーバックが2003年6月に出版されます。 この本を単独で読もうという方はあまりいらっしゃらないと思いますが、これだけ読んでも何のことかさっぱりわからないと思います。第1作の"Sha ds of Honou "から読んでください。
Barrayarは恋の季節
Wa io 's App enticeでは17歳だったMilesもはや30歳。そろそろ身を固めたいお年頃。でも意中の人Ekatelinは恋愛にも結婚にも消極的な様子。そこでMilesは何とか彼女を口説き落とそうと作戦を立てるが……。 p といういかにもオーソドックスな主筋に、弟Ma kの恋愛ととんでもないビジネスプラン、国守相続にからむBa aya 史上前代未聞の遺伝生物学的問題などがふかーく絡み合ってしっちゃかめっちゃかな事態に。 恋愛も政治も全部ひっくるめてピンチだどうするMiles!といったところでしょうか……。 p とにかく、これまでのBa aya 関連の登場人物が総出場でフィーリングカップル(古い?)を行うが如き展開。特に新登場人物を含め、系図を遡ってA alの時代の人間関係を振り返ってみると、Ba aya も平和になったもんだ……と思わずしみじみしてしまいます。 p とはいえ、宇宙空間や戦闘シーンは欠片も出てこなくても、ストーリー展開は充分に波乱万丈。特にBujoldお得意の生命倫理に絡むユニークな問題と、そのBa aya らしい解決法など、全く飽きさせません。 p 考えてみればこれまで女性の方から一方的かつ情熱的に惚れられてばっかりだったMilesが、Ekatelinとの恋愛成就になりふり構わず突進する様子は、今までの彼のありとあらゆる作戦・!戦闘・口で説得の総決算という感じ。 Milesの生まれる前から32歳までを追っかけ続けた人ならば、クライマックスで思わず快哉を叫ぶこと間違いなし!
Vorkoshigan Saga 最終作となるのか?
前作 "Koma " からの続き。 Empe o G ego の結婚(相手は Komma の貴族で経済学?の博士 Laisa、"Memo y" で話がまとまる)の準備で大騒ぎの Ba aya に帰ってきた一行。Miles は Ekate in をなんとか妻に迎えたいと工作を始める。 一方、 Ka een Koudelka と Ma k は Beta Colony 留学中に完全に恋仲になっており、大学も Beta Colony で進みたいと言う。 p 出だしは完全に恋愛コメディ。でも、語り口に惹かれてどんどんと読み進むともうやめられない。議員の座をめぐるエピソードを初めとして、他にも大ネタ小ネタ、書ききれないほど用意されており、後半のクライマックスの舞台へと進んでいく。 Ba aya 関係者総出演(のみならず Cetaganda 関係者も出てくる)、かつ今まで知らなかったひとくせある連中も出てきて、豪華な顔ぶれ。シリーズを通して生い立ちも活躍も挫折も何もかも読んで来たわけだから、もうこうなったら彼の一生を追いかけるしかないか? もしかすると、本作でこのシリーズは終りではないか、という気も少ししたが…。唯一つ、これで終りにできない理由があるとしたら、 Denda ii に残った連中との再開があってしかるべきだという点だけ。でも、そうすると Ekate in が宇宙活劇にはうまくはまらないし。うーん。 大暴れするようなイベントは一切ないが、前作よりも話の展開が速く、大きく展開するのでどんどん読み進めてしまう。シリーズを見渡したときには異色の作品かもしれないが、展開の面白さはトップの部類に属する。 p 果たして本作が今後の著者の作風を暗示することになるのか、も興味深い。
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