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   John Steinbeck の売れ筋最新ランキング   [2008年10月11日 23時45分]
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通常1~3週間以内に発送
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カスタマーレビュー数:21

くちコミ情報
悲しい結末の話
 確かに名作だが、こんなに悲しい結末の話に星5つは付ける気になれません。  短編で読みやすく(慣れないと読みにくいかもしれませんが)展開はスムースで全く違和感もなく、感動的な小説です。  途中まで黒人の話だと思って、黒人の歴史を調べて、1865年に終わった南北戦争どころか、1970年ころまで、ひどい差別があって、1990年にはロス暴動があって、と思いながら読んでいたら、メインの二人は白人であることがわかりました。で、"The Painted House""To Kill a Mocking i d"などに出てくる貧しい白人の話などを思い出しながら読みました。  いくら名作でも107ページでこの値段は高すぎるのではないでしょうか。他の作品とまとめて一冊にするとか。Jhon Stein eckの愛読者は賛成しないでしょうが。
人は何を糧に生きているのか
 レニーとジョージのコンビと,彼らをとりまく人間達を描写することで,スタインベックは 『人間とは一体何か』 ということをこの短い小説に要約しようとしていたのではなかろうか。   登場人物の言動には,人と人との深い心のつながりと,それと紙一重のところに横たわる 『差別』 や 『蔑視』 というものの存在が浮き彫りにされていた。 また,人の優しい心と,怒りや狂気というものが,実は隣り合わせであるということを,レニーという精神薄弱な大男を操ることでうまく表現していた。  物語の中でたびたび将来の夢の話が出てきた。  相棒が語るワンパターンな空想話を,大男は何べんでも聞きたがり,そのつど満たされた気持ちになる。 このあたりは,まるで聖職者が語る同じ説話や詩を何度も聞いては満たされる信者を連想させる。 また,話を聞いた他の人々も 『自分もそこへ一緒に行きたい,仲間に入れてくれ』 と言いだす。 人が抱く将来への夢や幻想と, 『天国』 とか 『極楽浄土』 とかいうものを,同じ解剖台に置き,そこにある心の美しさだけでなく 『人間の神聖なる愚かさ』 というもののタネをあばいてしまう様子は,読んでいて実に心地よい明快さをもたらすが,同時に解剖標本を鼻先につきつけてくるようなえげつなさもあって,あまり後味のいい物語ではなかった。
孤独な人が夢を失ったとき
 頭の切れる小男ジョージと、頭は鈍いけど力持ちの大男レニー。カリフォルニアの農場を転々と、小銭を稼ぐ、渡り者。汗水流して刈り入れた作物も、けっきょく農場主のものになり、じぶんの手元にはなにも残らない。現代でいえば、フリーターか、派遣工。いつの時代の、どこの国でも、搾取される人間の例には枚挙にいとまがないもんだ。  現代の多くのフリーターがそうであるように、ジョージとレニーはなにも持っていない。身よりもないし、住む家もない。あるのはただ、じぶんたちの小さな農場を作って暮らしたい。そんなちっぽけではかないひとにぎりの夢だけ。  思えば、作中に出てくる人物は、みな孤独な人間ばっかりだ。ジョージには身寄りがないし、レニーは小動物をなでるのが大好きだけど力が強すぎていつもネズミやイヌを死なせてしまうアンビバレンツな寂しがりや。黒人のクルックスは皮膚の色ゆえに飯場に入れてもらえず本を読んでいるしかないし、キャンディ老人はじきに働けなくなってみんなに見捨てられる存在であることを自覚している。あばずれだと噂されるカーリーの女房だって、ただ淋しくてだれかと話したいだけなのだ。  ジョージとレニーの友情の本質は、かれらの抱える孤独にある。ひとりぼっちが嫌だから、かれらはいつもいっしょにいる。そしていまが不遇だからこそ、互いに言い聞かせるように、未来の夢を語り合う。叶うはずもないとわかりながらも、かれらは夢にすがらなければ生きていけない。だけど、もし、そのちっぽけでささやかな夢が、永遠に叶わないことをじぶんではっきりと認めてしまったとしたら――人はどんな気分になるだろう。そして、残りの人生を、どうやって生きていけばいいのだろう?  この本は夢を失ったときどう生きればいいか、そんなことまで懇切丁寧に教えてくれるような本じゃない。そんなものはけっきょく、各自それぞれが答えを見つけ出さねばならないことなのだ。ただ、この作品は、そうした悲しみを抱える人間がひとりじゃないってことを教えてくれる。ほかにも同じように悩み、苦しみ、どうしようもなくただ乏しい金を使い果たして生きるしかない人間がやまほどいるってことを、教えてくれる。ああしろこうしろなんて指図じゃなく、ただ、そこにあるのは、作者の圧倒的なまでの弱者への共感。すげえやさしくて、ぐびぐび泣ける。作りがシンプルだから、鉄骨みたいに強い作品。いい本ですよ、こいつはね。一読をば是非。
これが友情の究極の形か
 本書は、いつも頭が切れて友人の面倒を見ている小男ジョージと、頭は弱く愚直で不器用だが力持ちの大男レニーの話である。レニーは自分の気持ちに正直すぎるが故にしばしば問題行動を起こしてしまう。一見対称的な2人だが、ジョージにとってレニーはなくてはならない存在であり、逆もまた然りなのである。身体の小さなジョージはレニーの頭脳となり、大男のレニーはジョージの身体となって、2人はお互いの欠点を補う理想的な友情関係を築いている。  私はこれほど印象的な物語を未だかつて読んだことがない。物語の終盤でジョージが下した決断が衝撃的だったからだ。ぜひ、多くの方に実際読んでいただきたいのであえて本書の詳細までは述べないが読後は、なぜこうせざるを得なかったのかを考えることとなるはずだ。私は、読後に物語の最初に戻っていろいろ考えてみた。すると、ジョージがとった行動の根拠となる箇所を多々確認することができた。そこからは、ジョージは最後にこうなることをまるで予期していたかのように読み取ることができる。ジョージの頭に一貫してあるのはレニーへの友情である。やはり2人の友情関係は本物だった。  本書は理想的な友情関係を考える上でバイブルとなり得る一冊である。そして、本書を本当の友人と呼べる人にも薦めてみてはいかかだろう。深い感銘を与えるはずである。
何とも言えない、人生のやるせなさを感じる。
 ジョン・マルコヴィッチとゲイリー・シニーズが演じた映画を見て感動し、原作を買った。映画の作品があまりにも強烈だったため、小説で読んでも彼らの顔が頭に浮かんでくる。  極限に生きた人間が、いかんともしがたい運命を受け入れざるを得ない・・・・、何ともいえないやるせなさを感じさせる。「殺すことが最大の愛情表現」、これは一見矛盾するように思えるが、この作品の中では全く矛盾しない。読む人の心にいろいろな思いを巡らせる作品である。


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くちコミ情報
アメリカの農民
現代のアメリカを見ているとなんでも大規模で派手で人種の坩堝で 都会は発達していていわゆる今時。ですが、この物語の人々は 日本人はあまり知らないし、学ぶ機会も無い苦労をしたアメリカの農民たちです。 社会学的な側面に興味がある人にとっても面白い本だと思いますが。 私はこの物語でアメリカの荒野という大自然を感じました。 大砂塵の描写やそれに対抗する人間たちの描写は本当にそこにいるかのようで 圧巻です。
苦労したアメリカ
 日本人も苦労したけど,アメリカ人もずいぶん苦労したんだなあ,としみじみ感じさせてくれる一冊。  舞台は二次大戦前のアメリカ。  大資本による大規模農場経営の台頭によって零細農家の生活が圧迫されつつあった時期,それに追い討ちをかけるように大規模な砂塵嵐が発生して農作物が壊滅的打撃をうけるという事態が起こった。  流民と化した農民は職を求めてカリフォルニアへと大移動を始める。  しかし,希望の新天地カリフォルニアで実際に彼らを待っていたのは,さらなる貧困と差別であった。 流民の多くがオクラホマ州からやってきたことから,彼らは 『オーキー』 という蔑称で呼ばれたりした。 ひとつの人間集団が他の人間集団に対して抱く偏見や侮蔑感情というものは,いつの時代でもどこの国でも変わらない。  怪物のような時代の波にのまれてしまった人々の辛苦と,人間社会における差別とは何かということを題材にして,人間がもつ醜さと残酷さを,これでもか,これでもか,とばかりに読者にえげつなく突きつけつつも,その中に永劫不変の人間の営みの美しさと逞しさを垣間見せてくれる。  70年も前に書かれた作品だが,斧で叩き割ったような切り口の文体は現代にも通ずる斬新さであった。
Telling the story of the Joad family
Telling the sto y of the Joad family who, evicted f om thei Oklahoma land, t avel to Califo nia along the now legenda y Route 66. Stein eck keeps the eade tense and ne vous th oughout, and it is impossi le to p edict what will happen next. Eve y cha acte of the Joad family is well-developed, and the va ious elements of the sto y tie togethe to p oduce a novel which is difficult to put down. I was so y when I eached the last page, and found myself wanting to know how thei lives continued afte the pe iod of the sto y! Also, if you missed eading Tino Geo giou's maste piece--The Fates, go and ead it.



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くちコミ情報
ダイジェストでも名作は感動する
 英語の単語・構文共に易しく読みやすかった。原作は長編で、それが80pのダイジェストなっている訳ですが、名作はダイジェストでも感動すると思いました。  大恐慌時代、仕事を求めて、Joad一家は、人も家財もトラックに詰め込んでカリフォルニアへ向かうのです。けれど、そこにも仕事はなく、有りついた仕事は摂取されるだけの生活。家族もその旅の間に死や離散で一人二人といなくなっていく。  すごく悲惨なんだけれど、目が離せない状態で、一気に読んでしまいました。最後の場面が感動ですが、原作も同じところで終わるのだろうかと気になって、英語力はまだまだですが、原作のページも繰ってしまいました。


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くちコミ情報
何度も読み返す深さがある
 ダイジェスト版ですが、読み応えがありました。PENGUIN READERS LEVEL6ですが、難しくないと思います。旧約聖書のカインとアベルの話しが物語の背景にあり、父に愛されていないと思う息子の苦悩が親子2代に渡って描かれています。  登場人物の強烈な個性が、読者の心を物語の世界に引込むので、分からない単語があっても一気に最後まで読んでしまいます。  Salinas Valley における3世代に渡る家族の物語なので、複雑ですが、何度も読み返すだけの深さがあるし、人生を考えずにはいられない物語です。


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くちコミ情報
なかなか
良い子のための童話かなにかと思って読んでみたが、ところがどっこい、結構現実的で読み応えのある小説だった。
たまには英語で原作を
日本高校国語の教科書にも載る有名作品。短編なので、英文読書に自信のない人でも読破しやすい。



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くちコミ情報
ラフカットであることを明記してほしい
本品はラフカットになっており、小口の部分がきれいにそろっていないためにはなはだページをめくりにくい。 製本の仕方が違っているのならば明示しておいてほしいものです。
Awesome
It is not often fo someone to come ac oss g eat eads that actually changes the pe son’s life. Reading Dostoyevsky’s “The Idiot” and John Stein eck's "East of Eden" had a p ofound influence on me. The e was so much to lea n f om those sto ies since they we e so complete in t eating humanity. In fact, these a e deep, insightful and inspi ational ooks that one can not easily th ow aside afte one has finished. These majo classics a e ooks to ponde a out, ooks fo us to think and eflect ove and ove . If you haven’t ead this g eat piece of Ame ican lite atu e, then I suggest that you do so. I also ecommend: Anna Ka enina and Disciples of Fo tune―these a e two othe classic wo ks.
それでも、生きていく勇気
ジェームス・ディーンがキャルを演じたあの映画は、後半のごく一部です。原作はキャルのおじいさんの代から始まります。 キリスト世界における善と悪の対比が何度も象徴的に出てきます。 アダムの父(悪)と母(善)、アダム(善)と兄チャールズ(悪)、アダム(善)と妻キャシー(極悪)、 そしてアロン(善)とキャル(悪)。また、善悪入り混じる強烈な出生のエピソードをもつのは、登場人物の中で唯一東洋人のリー。 しかし作者は「悪を克服する勇気の無い善は、弱さにすぎない」とでも言っているようです。 そして、人はその人生を、悩み苦しみながら自分で選び取っていくのだと。 脆弱なアロンは滅びてしまったけれど、罪を犯し後悔の涙にくれるキャルには希望があり、未来があるのです。 キャル達の母キャシーの極悪ぶりが強烈。キャシーのエピソードだけでも、原作を読む価値がありますよ。
エデン
 この世に楽園なんてものは、在りはしない。また、完璧な人間なんてものは存在しない。  楽園「エデンの園」を創ろうとした「純粋な人間の象徴」アダムは、「人間の罪の象徴」妻キャシーによって心身両方に深い傷を負った。 p  彼の息子アロンは父に似て純粋であり、誰からも好かれていたが、双子の弟キャルによって知らされた母親の秘密の衝撃に耐えることはできなかった。  それに対し、兄や父には似ず母キャシーに似たキャルは自分が「罪深い人間」だと自覚し、苦しみはするものの、必死に生きていこうとする。 p  世界中の人間は皆「キャル」なのだろう。完璧でない、それどころか罪深い自分にに対し、苦しみながらも必死に生きている。  アダムやアロンのような人間は、世の中を生きてゆくことはできない。その純粋さゆえに。 p  アロンに秘密を漏らし嘆き悲しむキャルに対してアダムが「ティムシェル」(汝、意思あらば、可能ならん)と答えたのに作者に言いたかったことのすべてが込められているのだろう。
映画を堪能した後は、原作を
エデンの園を追われて、人の子は東に向かったという失楽園の物語を聖書から取り上げた小説。映画でもお馴染み。アダムの子、アベルとカインの愛憎劇を二世代に渡って考える。


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 レニーとジョージのコンビと,彼らをとりまく人間達を描写することで,スタインベックは 『人間とは一体何か』 ということをこの短い小説に要約しようとしていたのではなかろうか。   登場人物の言動には,人と人との深い心のつながりと,それと紙一重のところに横たわる 『差別』 や 『蔑視』 というものの存在が浮き彫りにされていた。 また,人の優しい心と,怒りや狂気というものが,実は隣り合わせであるということを,レニーという精神薄弱な大男を操ることでうまく表現していた。  物語の中でたびたび将来の夢の話が出てきた。  相棒が語るワンパターンな空想話を,大男は何べんでも聞きたがり,そのつど満たされた気持ちになる。 このあたりは,まるで聖職者が語る同じ説話や詩を何度も聞いては満たされる信者を連想させる。 また,話を聞いた他の人々も 『自分もそこへ一緒に行きたい,仲間に入れてくれ』 と言いだす。 人が抱く将来への夢や幻想と, 『天国』 とか 『極楽浄土』 とかいうものを,同じ解剖台に置き,そこにある心の美しさだけでなく 『人間の神聖なる愚かさ』 というもののタネをあばいてしまう様子は,読んでいて実に心地よい明快さをもたらすが,同時に解剖標本を鼻先につきつけてくるようなえげつなさもあって,あまり後味のいい物語ではなかった。
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 本書は、いつも頭が切れて友人の面倒を見ている小男ジョージと、頭は弱く愚直で不器用だが力持ちの大男レニーの話である。レニーは自分の気持ちに正直すぎるが故にしばしば問題行動を起こしてしまう。一見対称的な2人だが、ジョージにとってレニーはなくてはならない存在であり、逆もまた然りなのである。身体の小さなジョージはレニーの頭脳となり、大男のレニーはジョージの身体となって、2人はお互いの欠点を補う理想的な友情関係を築いている。  私はこれほど印象的な物語を未だかつて読んだことがない。物語の終盤でジョージが下した決断が衝撃的だったからだ。ぜひ、多くの方に実際読んでいただきたいのであえて本書の詳細までは述べないが読後は、なぜこうせざるを得なかったのかを考えることとなるはずだ。私は、読後に物語の最初に戻っていろいろ考えてみた。すると、ジョージがとった行動の根拠となる箇所を多々確認することができた。そこからは、ジョージは最後にこうなることをまるで予期していたかのように読み取ることができる。ジョージの頭に一貫してあるのはレニーへの友情である。やはり2人の友情関係は本物だった。  本書は理想的な友情関係を考える上でバイブルとなり得る一冊である。そして、本書を本当の友人と呼べる人にも薦めてみてはいかかだろう。深い感銘を与えるはずである。
何とも言えない、人生のやるせなさを感じる。
 ジョン・マルコヴィッチとゲイリー・シニーズが演じた映画を見て感動し、原作を買った。映画の作品があまりにも強烈だったため、小説で読んでも彼らの顔が頭に浮かんでくる。  極限に生きた人間が、いかんともしがたい運命を受け入れざるを得ない・・・・、何ともいえないやるせなさを感じさせる。「殺すことが最大の愛情表現」、これは一見矛盾するように思えるが、この作品の中では全く矛盾しない。読む人の心にいろいろな思いを巡らせる作品である。
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