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【くちコミ情報】
夢中でむさぼり読める小説
めまぐるしいストーリー展開、私小説のような抒情さ、悪趣味な人間描写、生きることへの希望の率直さ、これら全てが高密度で1つの小説にパックされていることに驚愕。延々と自己満足的に続く終幕も全く許せる。 夢中でむさぼり読める小説。
やっとアーヴィング作品を読んだ
もともと映画版「サイダーハウス・ルール」が大好きだった。それで、アーヴィングが気になってこのたびようやく「ガ−プの世界」を読んだ。作家の世界観がとても見える作品ではあったもののなぜか物語にのれなかったという印象。 でも映画版「ガープの世界」も原作に劣らず有名だし、一度機会があったらそちらも見てみたいと思った。映画ではガープ役は確かロビン・ウィリアムスが演じてるが、これは適役でしょうね。
教師の息子
アーヴィングの大作。この破天荒。この面妖。この桁外れの文章化のレスリング。どうして名前がガープなんだ?なにがなんだか訳がわからない。それでもなんでも読まされてしまう。アメリカ屈指の私立高の看護婦の息子。もうそれだけで笑ってしまいます。大体、私立の男子高って日本もアメリカも昔は、教師も生徒も男だらけで、女というと?この保健室のナースだけだったんですから。それが、チャーミングな可愛い女かと思いきや、スゴイ精神的筋肉質の60年代70年代を代表するような女戦士。ガープはこの母に育てられそしてアメリカの息子となる。 個人的にアーヴィングには非常に親近感を感じます。アメリカの私立高校の教師の息子って本当にアタマがいい。でもとっても傷ついている。何故なら周囲の友達はみんな金持ちの坊ちゃんお嬢様ばかりだから。貧乏なインテリに生まれつく哀しみが幼い時から染み付いている。多分彼等は作家になるか、親父のように教師になるしかない。 Teache s a e lose s..デモシカ教師。アーヴィングはアメリカの最も一般的な知識人からうまれた異才偉才です。
アーヴィングさんの世界
この長編は、映画にもなってるけども、原作の方が僕は好き。長い長い物語を書かせたら、この人の右に出るものがいない(?)と言われるアーヴィング。一応、この本は自伝小説ってことだけど、非常に物語的なお話。「僕はいま、まさに小説を堪能してるんだ」、っていう実感を持てる。 日常の雑多さに疲れた時なんかに、あー、物語が読みたいっ!!って思ったときに読むのがいいのでは。でも、この人の小説は長いもの・・・。あんまり、気軽に手に取ると夢中になって、実生活に支障をきたす危険とかも考慮しなくちゃならない(もちろん、僕の場合)。 あと、アーヴィングさんの本は、村上春樹訳『熊を放つ』(中公文庫)を読んだ。これはアーヴィングさんの処女作。始めのほうは、すこしぎくしゃくした感じ。でも、下巻の後半くらいの面白さは圧巻。若い頃の作品だから、作品全体の構成力やら技巧的なものよりも、「勢い」が前面に出てる感じ。でも、たしかに『ガープの世界』の方が、安心して楽しめる感じ。
アメリカの小説も悪くない
基本的にはイギリスの小説(モームとかディケンズとか)を愛読していて、アメリカの小説は深みがない(所謂「文学」としてはまだ底が浅いものが多い)ように感じていましたが、敬愛する村上春樹の絶賛と、映画『サイダーハウス・ルール』に触発されて読んでみました。 結果、非常に骨太で、面白かった! 「小説は長ければ長いほどいい」という作者のポリシーは、この作者の作品に限れば、100%賛成です。様々な細かい出来事が集積して感情が生まれたり変化したりして、新たな展開へとつながっていくという「底から積み上げ式」の書き方がされているから。ディテールの、全体への寄与度が高いのです。まるで、本当の人生のように。 主人公はガープですが、彼を取り巻く登場人物ひとりひとりの人生に思いを馳せ、自分だったら、と想像し、読後1週間は余韻にひたりました。
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【くちコミ情報】
A Widow For One Year
愛する人を亡くした者たちのさまざまな生き方が、この小説には散らばっている。同時に、幸せを失くした者たちの悲しみとの折り合いのつけ方も、この小説には散りばめられている。 エディは絵本作家の家へひと夏の運転手として雇われ、彼の人生を決定付ける恋をする。彼の生涯の愛人・美しく思い出に生きるマリオン。心の向くままに女たちとの関係を繰り返すテッドは、妻と自分との間で戸惑いながら生きる4歳の娘を哀れむように見つめている。幼いルツは、両親の記憶の中にのみ生き続ける兄たちを慕っている。そして突然のマリオンの失踪。 30数年後、主人公はこの家庭の崩壊の目撃者として、マリオンへの愛を貫きつつ生きている。小説家として成功したルツと親交を深めながら。ルツはしかし、成功とは裏腹に私生活で岐路に立っている。 時の流れの中で人は出会い、別れ、再会し、あるいは誕生し、そしていつか消える。生と死にこだわる作者の思い入れが、初恋に翻弄されるエディの目を通し、あるいはルツの心をとおして細やかに感じられる作品である。登場する人物のそれぞれが、自分の人生の主人公として生きるサマを、艶かしく主張している。作者がこの小説の中で、ルツとの会話からアイディアを得てテッドに書かせた絵本を、実際に出版したことも興味深い。
A Widow for One Year
John I ving の本を読むのはこれが初めてなので、彼の他の作品についてはわかりませんが、一口で言うと非常に面白かったです。一途な愛の物語です。長編なんですが、山がいくつかあり、最後まで飽きることなく読み続けることができます。人間関係が巧妙にからみあっていて、その展開は何となく先に読めますが、最後は涙が出る位感動的でした。女性にとってはちょっと disgusting な場面があるので、私の娘に勧めるのはちょっと、と思いますが。 文体は正統的、多少ユーモアがあって読みやすい方だと思います。
エディとルースの物語
確かにこれは偶然がたくさん。ロマンチックすぎるかもしれない。でも、間違いなく傑作である!本気で面白かった。 読んだあと、これはエディとルースの物語だったのだと思った。勿論二人だけの話じゃないのだけれど。凄く凄く面白かった。どこがどう面白かったか説明しようとしたら、本文の丸写しになってしまいそう。作品全体を支配するマリアンの最も支配的な一言に、読み終えた自分も支配されてしまった。
むちゃくちゃ面白い小説
読んでいてあまりに面白いことにびっくりしながら読む手が止まりませんでした。文句無しに星5つです。 食事のためなどで本を閉じたときも、上の空でずっとマリアンやエディやルースや、「何かが音を立てないようにしているような音」について考えていました。大好きな本です。さまざまな場面で心が震えます。
育む愛が好き
主人公ハースを通して、様々な愛が登場 写真のように一瞬に止まった愛 時間と共に育んでゆく愛 心の目で見つめる愛 4人の人間を通じて「愛」について上下たっぷりだが 読み終わるのが名残惜しくなる逸品
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話は長いけど面白い
主人公のジャックが母親アリスに連れられて 二人を捨てた父親を探すために ヨーロッパを点々とする事から始まる小説です。 冬のデンマーク オランダ スエーデンと転々としていく先々で刺青屋をしながら アリスはジャックを育てて行くますが 父親は見つからずカナダに帰り二人の生活を開始します。 学校で演劇を学んだジャックは俳優となり 有名になります。そこで父親のうわさを聞き・・・ 妻が夫を 子供が母親を 男が女を 息子が父親を探し続ける話です。 われわれは誰を捜し求め そして見つかった後はどうするのか? 個人的には最後5章で少し話がまとまらずに終わったのが残念
Disappointed fan
I am an avid John I ving fan ut I was kind of disappointed y this latest one. Wheneve I pick up a new ook y I ving I am always full of anticipation fo the qui ky unusual plot-lines and his humo ous, down to ea th sto y-telling, ut it seems like lately he`s sta ted to w ite less like a novelist and mo e like a sc eenw ite , t ying his hand at inging out the next Hollywood lock uste . And why, oh why did we have to suffe th ough those long tedious desc iptions of o gans, and chu ch music in the eginning chapte s? It`s o vious that a fai amount of esea ch went into this ook, ut is it eally necessa y to u den eade s with all that ackg ound mate ial??? I wish he would go ack to w iting novels in the style of "Hotel New Hampshi e" and "A Son of the Ci cus."
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現代アメリカ文学を読む
アメリカを「小説」で体感出来るとは思いもよりませんでした。 彼らに共感するかしないかではなくそこに人々が生活しているという事実。 読後数年たってより実感。 ともするとハリウッド的なあざとさをアメリカだと勘違いそうにしなります。 それとは質を異にする「アメリカ現代文学」はどちらが正しいだとか間違っているということではないのです。
素晴らしい
サイダー・ハウス・ルールズとはいったい何のことなのだろうと思いながら、 読み始めた。他の方も書かれているように、いかにも小説らしい小説であると、 読了し思った。縦横に張られた伏線、次に起こることを予感させる流れ、 戯画化とまではいたらないまでも、滑稽に描き出される登場人物、などなど。 現実の人生における様々な局面を切り出し、一つの大きな物語にまとめ上げている。 この作者らしい作品だった。結論として、これまで数え切れぬほど読んだ小説の 中でも、ベストのものだと思った。堕胎についての描写や、孤児院、果樹園、 季節労働者の描写など、読む人によって、注目する場所が異なるであろう。 私は、愛には様々なかたちがあること(家族や恋人に対するものだけ でなく)、また、ヒーローであり続けるとはどういうことであるか、を書いた 物語だと感じた。ジョン・アーヴィングの作品にまだ触れたことのないかたに、 最初の一冊としてお薦めしたい。
静かな感動が押し寄せてくる傑作
映画を観て感動し、原作では、気持ちよく打ちのめされました。 サスガは、アーヴィング。畏るべし! です。 「サイダーハウス」 ってなんだろと思っていたら、 収穫したりんごをジュースにする小屋(季節労働者の住まいでもある)でした。 そして、ルールとはそこに貼り付けてある紙のこと。 というのが、一応の題名の説明です。 ですが、勿論そんな単純な(?)小説では有りません。 微細にして壮大な物語です。受精卵から成長、死に到るまで。 人が生きていくには、人の数だけルールが有るのですね。 そんな当たり前のことを気付かせてくれる、愛に溢れる傑作だと思います。 傍らに置きたい本に出合えました。
孤児たち
堕胎についての記述とは裏腹に、ゆるやかであたたかで確かな愛情に溢れた傑作だと思う。 人は誰かを愛して生きている。それを、アーヴィングらしい、愛と皮肉に満ちた書き方で書いている。社会のルールは時に私たちを裏切っている。そして、私たちも自分のルールを持つことでそれを裏切り、また自分たちのルールすら時に破る。 どの登場人物も愛すべき人物たちだが、とりわけメロニィの存在が強く印象に残った。彼女は、もう一人のホーマーだという気がする。
おもしろかった!
初めてアーヴィングの作品を読みました。かなり分厚い本が届いたので、根気ゼロの私が読めるかなあ、失敗したか・・・と後悔したのですが、びっくり!面白い小説。読書幅(?)の狭い私の感想ですが、佐藤正午の読後感に似てました(一気に読めた所が)。堕胎の是非を問うてるわけでもなく、ルールを守れない人間の愚かさ、その愚かさを慈しんでいるような。絵に描いたような幸せは、どんなに努力しても絶対掴めない星の下に生まれてきた人達の、切ない努力の積み重ねの記録のような。堕胎の詳細な描写が続いたので、初めはゾッとする話かと思いましたが、最後には不思議な切り口の女性賛歌のような気すらしました。
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Irving版小説家のできるまで
アーヴィング好きなら、きっと楽しめる本だと思います。 小説作品に比べて文章も平易で、ところどころにちりばめられたユーモラスなエピソードのおかげもあり、一気に読めました。 ガープの世界の中でレスリングが描かれていますが、小説家としてのアーヴィングのベースにはレスリングがとても重要で、難読症というハンデを克服してプロの作家、そしてC eative W itingの教師となっていく過程と、アスリートとして決して体格や才能に恵まれなかったのに、レスリングを愛し関わり続けていく過程が、オーバーラップして、才能に恵まれないからって好きなことを諦める必要はないんだ、というメッセージとも受け取れます。 この本のタイトルにまつわるエピソードも、哀感ただようユーモアが感じられてとても好きです。 本当は星5つですが、レスリングそのものには全く興味がもてないので、星4つになりました。
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新薬開発と医療技術の進歩による「奇跡」はニュース性が高い。例外なくマスコミによって大々的に報じられ、小説の格好の題材となる。最近では、フランスで行われた腕の移植手術が話題になった。けっきょくは術後治療に失敗、切断という結果に終わったが、この一件について医療倫理学者はこう語る。心臓や肝臓などの生きるために不可欠な臓器は、うまい具合に体内にあるため目に触れることはない。だが腕は外からはっきり見えるものだし、片腕を失っても間違いなくひとは生きていける、と。しかし、ジョン・アーヴィングは10作目にあたる本小説で、大胆にもその問題を取り上げた。そこには1本の左腕の移植手術をめぐり、提供者、患者、外科医、熱狂的アメフト・ファンが巻き起こす一大騒動が描かれている。 パトリック・ウォリングフォードはニューヨークのテレビジャーナリスト。インドでサーカスの取材中、檻に入ったライオンにかみつかれ左腕を失う。生放送だったため、画面にはその瞬間も笑顔を絶やさない彼の姿が映し出された(ただし、それはどこかうろたえたような微笑だった。見覚えはあるけれど、誰だかはっきり思い出せない相手に出会ったときのような)。これによって、パトリックは「あのライオンの人」として一躍有名になる。 そんなある日、パトリックに腕を移植する話がもちあがる。執刀はボストンのスーパー外科医、ニコラス・M・ザジャック。息子と犬のフンとマラソンに執着を見せる、この風変わりな男はとにかく精力的。世界初の腕の移植手術に意欲満々だ。だが提供者(いや、むしろ提供者の未亡人というべきか)はいくつかの契約条項を求めてきた。手術前にパトリックに会わせること、そして手術後も彼を訪問する権利を与えること…。 アーヴィングは主役も脇役も見事にまとめあげ、ほどよい風刺の利いた洗練された物語を完成した。『The Fourth Hand』は明らかにただの喜劇ではない。「贖罪としての愛」を描いた、深い味わいのある小説である。
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ダメ男再生のお話
イケメンであるが故に女性関係で身を持ち崩している三流ニュース局のジャーナリストが、取材中にライオンに噛まれて左手を失う。これが「第一の手」。そこから紆余曲折を経て、幸せの象徴=「第四の手」を得るまでのお話。従来作品と比較するとストーリー展開はやや平板で物足りないですが、そこここにアーヴィングらしいエッセンスは散りばめられているので、やはりファンは必読かと思います。
ラブストーリー
アーヴィングを読むきっかけになった本。 主人公の彼はとても憎めない、いい男。駄目人間だけれど、でもやっぱりいい男。バカだけど、でもやっぱり憎めない。 震えるような衝撃は無いけれど、くせのある材料をかりっと揚げて、意外に軽い口当たりに持っていった、魅力的なラブストーリー。大小様々なラブとユーモアが散りばめられていて、うまい言い回しがたくさんある面白い本だと思う。
作家も変貌するんだなぁ
アーヴィングの小説で一番好きなのは「ホテルニューハンプシャー」 「熊を放つ」も捨てがたいが「ガープの世界」で受けた衝撃も忘れがたい よくよく映画化される作家であるが その映画化にあたり「サイダーハウスルール」に登場した時に違和感があった この人なんか丸くなってないか? 剥き出しの精神が抜け落ちたような(瞳が放つ鋭い光が消えた感じ) p この作品を読んだ時しみじみ作風が変わってきたのを痛感 人生で逆境を経験してこなかった主人公が一人前になるまでで 左手を失うこと、初めて女を本気で好きになること 混迷の中から光りを掴むアーヴィングのこれまでの登場人物と違い 混迷の中から光りを待つ主人公になった アーヴィングなくしては描けない世界がこの世界には欠けているようで p 期待してた分失望が大きいです
淡褐色の活動写真のような物語
いい小説かどうかは、終わりが来てほしくない、読み終えたくない、と思えるかどうか、ということだ。 この「第四の手」は、終わりなく、読み続けたい小説だ。 大人の男が本当の大人になるまでの遍歴、諦淡と活写されたラブ・コメディ、家族の再生の物語、と如何様にも読める。そのようなテーマを探すよりも、アーヴィングの達者な語りに耳を傾けるのがいい。私は、読んでいる間中、カタカタと鳴る古い淡褐色の8ミリフィルの映像を見ているような気になったものだ。なんだか、懐かしくも新しい物語なのである。 p 「ホテルニューハンプシャー」から少しご無沙汰してしまっていたら、アーヴィングのスタイルは変わってしまったのだろうか。「開いた窓はやり過ごせ」とかの警句がなかったのち?少し寂しい。
おだやかな、おもいやり
傷ついても傷ついても、立ち上がり、前を向いて歩いていれば、いつかご褒美がふってくる。かなり気分が凹んでいたせいもあったけれども、読み終わった瞬間、そう強く信じたくなった。 p 日常生活の中にちりばめられたありきたりで穏やかな思いやり。ささやかで大切なのだが、絶好調のときは見過ごしてしまい、失ってみてはじめて切望するようなこと。それらに徹底的にフォーカスした作品だったように思う。 これほど静かな気持ちで読みとおせたアーヴィング作品は、他にないという意味で、The Fou th Handはやや異質だ。気に入った人も気に入らなかった人も、この作品のみでアーヴィングを評価するのはやや早計かな、と思う。 p 終わりのほうのシーンはとてもあたたかくて、しわしわになった心を、やさしく撫でられるような心地よさを感じた。
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60年以上のキャリアを誇る写真家アーヴィング・ペンは、いっさい妥協を許さない鋭い視点で、静物写真に由緒ある伝統を築き上げた人物だ。今なお雑誌「ヴォーグ」のファッションページでは常に時代を先取りした作品を発表し続ける一方、後期の個人作品では道路わきのゴミ箱、骨、タバコの吸いがらといった何気ない題材に静謐(せいひつ)な美と質感をつくり出す意欲的な挑戦も見せている。その全作品に一貫しているのはウィット、飾り気のなさ、そして他の追随を許さない先端感覚だ。デザインから制作までのすべてをペン自身が監修したこの美しい写真集『Still Life』は、新世紀を代表する最も強力な1冊だ。
【くちコミ情報】
静物写真集の傑作。見れば見るほど味わいがある。
I ving Pennは、米国の著名な写真家。ファッション雑誌 "Vogue"のカメラマンとしても名高い。Still Lifeというタイトルのとおり静物写真が、約100点収められている。静物なのに動き出しそうな質感、鮮やかな色、そして色の組合せ、作品のコンセプトなど、どの視点からみても斬新な着想かつ1枚1枚が完璧で、他の写真家の誰にも、どの写真とも全く違うと感じる(これは個人的な感想だが、作品全体を貫くテーマに「生と死」を感じる)。特に表紙となっている"F ozen Foods with St ing Beans"(1977)に加えて、肉感的な唇と蜂がインパクトのある"Bee Stung Lips"(1995)、イチョウの葉の組合せが深みのある"Ginko Leaves"(1990)、職人の手とピザ生地が何とも印象的な"Pizza"(2000)などが私のお気に入り。
静物を愛してしまう理由
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サスガです。
ペンの写真はいろんな人に影響を与えています。その中にはファッションデザイナーのヘルムート・ラングもいたりします。ペンの写真は静物であながらもどこか懐かしい風景のように見えたり、こころに残る作品が多いですね。オススメです。
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エディとルースの物語
確かにこれは偶然がたくさん。ロマンチックすぎるかもしれない。でも、間違いなく傑作である!本気で面白かった。 読んだあと、これはエディとルースの物語だったのだと思った。勿論二人だけの話じゃないのだけれど。凄く凄く面白かった。どこがどう面白かったか説明しようとしたら、本文の丸写しになってしまいそう。作品全体を支配するマリアンの最も支配的な一言に、読み終えた自分も支配されてしまった。
むちゃくちゃ面白い小説
読んでいてあまりに面白いことにびっくりしながら読む手が止まりませんでした。文句無しに星5つです。 食事のためなどで本を閉じたときも、上の空でずっとマリアンやエディやルースや、「何かが音を立てないようにしているような音」について考えていました。大好きな本です。さまざまな場面で心が震えます。
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