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   J. D. Salinger の売れ筋最新ランキング   [2008年08月22日 08時35分]
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翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)
Catcher in the Rye
J. D. Salinger(著)  
¥ 783(税込)
¥ 798(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:781位  
カスタマーレビュー数:218

Amazon.co.jp
1951年に『ライ麦畑でつかまえて』で登場してからというもの、ホールデン・コールフィールドは「反抗的な若者」の代名詞となってきた。ホールデン少年の物語は、彼が16歳のときにプレップ・スクールを放校された直後の生活を描き出したものだが、そのスラングに満ちた語り口は今日でも鋭い切れ味をもっており、ゆえにこの小説が今なお禁書リストに名を連ねることにもつながっている。物語は次の一節で語りだされる。

――もし君が本当に僕の話を聞きたいんだったら、おそらく君が最初に知りたいのは、僕がどこで生まれただとか、しみったれた幼年時代がどんなものだったかとか、僕が生まれる前に両親はどんな仕事をしていたかなんていう「デビッド・カッパーフィルド」調のやつなんだろうけど、僕はそんなこと話す気になんてなれないんだな。第1、そんなの僕自身退屈なだけだし、第2に、もし僕が両親についてひどく私的なことでも話したとしたら、2人ともそれぞれ2回ずつくらい頭に血を上らせることになってしまうからね――。

ホールデン少年は、教師をはじめとしてインチキなやつら(いうまでもなくこの両者は互いに相容れないものではない)と遭遇することになるのだが、こうした人物に向けられる風刺がきいた彼の言葉の数々は、10代の若者が誰しも味わう疎外感の本質をしっかりと捉えている。


くちコミ情報
一度は読んでおきたい本。
やっと読めました、この本。 野崎孝訳の『ライ麦畑でつかまえて』は文体が読みにくく、3年もかかって読めなかったのだが、これは一気に読んで2日で読めた。さすがは村上春樹、米語翻訳うまいなー。 ということで個人的に、かの「The Catche in the Rye」を読みきれたというだけで感動。 そんなわけで読みやすさにかけては野崎孝より村上春樹の方に軍配が上がると思うけれど、ネットで書評を見てみると、野崎孝訳の方が好きという人も結構いるんですね。要は村上春樹は意訳しすぎてる・・・といった理由で。 でも時代に応じて表現の仕方って変わるものであって、かつての訳を現代語訳(?)にするってのはそんなに悪いことじゃないと思う。それに訳者によって訳し方が違うのは当たり前じゃないかとも思う。だから、どの翻訳が良いかってのは大方言うことなんて出来ず、読者個人の感性にぴったり合うものを選ぶしかないんじゃないかなー。 悔しかったら原著をそのまま読むしかない・・・と、そう思う。 さて本書はホールデン・コールフィールドという16歳の高校生が主人公。 彼は英語以外の授業に対してやる気がなく、12月のクリスマスを迎える頃、3つ目の高校を退学となってしまう。このことを家族に知られるまでのしばらくの間ニューヨークで時間をつぶすことを思いつき、背伸びをしようとしたり、いろんな相談をしたいのに相手が気分が悪くなるような冗談で茶化してしまったり、その他イロイロと考えたり・・・。 起承転結でメリハリのある物語ではなく、ダラダラと思っていることを延々と誰かに話しているような書き方なので、読み始めはちょっと違和感があるけれど、精神的な脱皮をしようとモガいている少年の裏表のない、みっともないことや滑稽なこと含めた思い切った吐露に思わず読み入ってしまった。 人によって子供から大人になるルートやタイミングって違うんだろうけど、きっとみんな人生のどこかでホールデン・コールフィールドになる時期があるんじゃなかろうか。 この本を読むことができるタイミングって人それぞれ違うかもしれないけれど、是非読んで欲しい一冊。 っていうか、自分がもう一度読み直しときたい一冊。
今だからこそ
「赤頭巾ちゃん気をつけて」の流れから読まれた「ライ麦畑でつかまえて」の時代では,まだまだ少数派だった,経済的余裕のあるアッパーが中高から子供を有名私立に入れる風潮が,今やそれほど珍しいことでもなくなっているこの時代に,新訳で本棚に並ぶ「キャッチャー〜」はさらにまた新鮮である.あの頃はアメリカでも日本でもプチブル的だと批判の対象にもなったが,その時代にもがく10代の男の子,女の子の心理的葛藤の描写は,今も残るにふさわしい文学的価値があり,サリンジャーの魅力再発見の再読となった
訳に批判がありますが…
私は原本に忠実でなくとも、村上氏の訳で読んでサリンジャーの言わんとすることは伝わるんじゃないかと思った。 自分は充分にライ麦畑を堪能できましたし。 ていうか、そんなに原本に忠実にしてほしいなら自分で原本買って翻訳すればいいじゃないか。 他国の言葉を自国に置き換えるなんて難しいこと。 そもそも外国小説訳なんて完璧な訳がない。
攻殻機動隊S.A.Cの「笑い男」ことアオイのルーツである「ライ麦畑でつかまえて」
とにかく難しかったですね。きっかけが攻殻だったので…。 読むまではホールデンて奴は世の中の全てのインチキに蹴りを入れてやるような青年かと思っていました。 が、そうではなく自分の身の周りで起こるインチキな出来事、それに対しての執拗なまでの否定とわずかな肯定。 自分では何もできないもどかしさ。 そんなところから共感出来るような全く出来ないような彼の行動は支離滅裂で尚且つ粗野。 だが兄妹や恩師との温かな触合いは良かった気がします。 彼は「ライ麦畑のつかまえ役」になりたいとあるが、彼は「ライ麦畑のつかまえ役」ではなく「つかまえてもらう役」で恩師や兄妹に助けを求める弱い青年だったのかなって勝手に解釈…。 実際恩師が彼をつかまえ良い?方向へ導こうとするが反発。自分たちと一緒の弱い個だったのかなと思いました。 自分の語学力と理解力では何度も読まないとダメだろう。 I thought what I'd was, I'd p etend I was one of those deaf-mutes 僕は耳と目を閉じ、口をつぐんだ人間になろうと考えたんだ。 (「唖でつんぼのふり」よりこの訳の方が分かりやすい気が)    ホールデンは現実から逃げたっかっただけだろうけど、笑い男はo should I ? (が、ならざるべきか。)戦おうとしていた、インチキと。 だからなんだかがっかりしました。まあフィクションなのでいいんですけど。
キャッチャーになるべくして
読まず嫌いをしてまして、有名だから読む気がしなかったんです。 村上春樹好きということもありまして、なんとなく手にしてみました。 最初はこの口語体が永遠とつづくのではないかと不安を抱きながら(しかし最後までこのままなのですが)読み始めてました。まさに、口に入れた瞬間に良薬の如し、苦いのなんの。 その上、青春感としてあまりに突出している否定の積み重ね。単調単調。ずっと何一つ 何ページにもわたり、ただ単調に否定をつづけるコールフォールド君に あきあきすることもしばしばでした。読み続けても救われないかも知れない不安感 それは時として、コールフィールドが感じているそれそのもののような気がする そう感じ始めると、同じような時期から、コールフィールドの感覚は少しずつ鋭敏に と同時に自分に対しても鋭敏に感じ始めるのです。 そして、フィービーとの再会とアントリーニ先生との再開で(僕は特にアントリーニ先生との会話が好きだったりするのですが)コールフィールドを通り越して サリンジャーとの会話が始まるのです。 そして、結末を静かに静かにサリンジャーが見せてくれる 読みやすくはないですが、こと共感ができるのならば、なるべくして早くにこの本と 出会うべきなのだと思いました。なるべく早くに。


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¥ 783(税込)
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:9,989位  
カスタマーレビュー数:27

Amazon.co.jp
1953年に出版されたサリンジャーの自選短篇集。「グラース家の物語」の発端となるシーモアが登場する「A Perfect Day for Bananafish」、WASP中心のアメリカ社会で助けあいながら生きていくユダヤ人親子を描いた「Down at the Dinghy」、男女の不倫を描いた「Pretty Mouth and Green my Eyes」など、9つの作品が収められている。中には、ドイツ製のルガー拳銃の性能を証明するために、ヒヨコの頭を撃ち抜いたヘミングウェイの残忍性を風刺して書かれたといわれている、次のような作品もある。
ノルマンディー上陸作戦に向けて3週間続いた特殊訓練を終えたX軍曹は、喫茶店で1人の少女に声をかけられる。先ほど教会の児童合唱隊で、ひときわ美しい声で歌っていた少女だ。さびしそうにしていたから声をかけてみたと言う少女と、彼はつかの間の平穏なときを過ごす…。やがて戦争は終わるが、X軍曹は心身ともに深い傷を負う。ある日、彼は手元にあった小包を開く。中にはあのときの少女からの手紙と、彼女の父親の形見である腕時計が入っていた。2人が共に過ごした時間は、長い人生においてはほんの一瞬のできごとに過ぎない。それでも、少女の手紙には、彼に安堵の眠りと魂の救済をもたらす不思議な力があった。(「For Esme-with Love and Squalor」)

発表以来、精神分析や東洋思想などの立場から、さまざまな文学的解釈がなされている短篇集であるが、読み物としても十分おもしろい。何年かたってから読み直せば、以前は見えなかったものが見えてくるような、味わい深い作品である。(小川朋子)

くちコミ情報
野崎孝という訳者
pe fect day fo ananafishを『バナナフィッシュにうってつけの日』と訳 してしまう野崎さんの能力に感嘆しきりですが、過去には『バナナ魚日和』なんてい う、まるで小津安二郎の映画のタイトルかと思わせる名訳もあったのには、ますます 驚きです。
切り取られた「永遠の思春期」
サリンジャーは「ライ麦」の方を先に読んでいて 後にこちらを読んだのですが。面白かったです。 結局サリンジャーの描きたいことは、 「登場人物達はみんな混乱していて、暴言を吐いて、乱暴になっているけれどそれは この登場人物たちが、心がきれいで繊細で壊れやすいゆえの事なのだ」 ということだと思う。 10代で読んでいたらここに自分をいくつも見つけてかけがえのない本になっていた可能性もある。あいにく僕が読んだのは20代になってから。。。そうはならなかった。 ただいろんな事に「クソッ!!」って思う気持ちは今もあるけどネ。 ロック的だと思います。ニルヴァーナなんか好きな子達にもすすめたい。
9つの物語
あとがきで訳者の野崎氏が言及されているように、この短編集では多くの子供たちが登場する。 そして、僕は、サリンジャーは子供という存在を描くのが抜群に上手いと思う。 サリンジャーの描く子供、それは、ただ幼く無垢なだけの存在ではない。 幼いながらも、そこに大人顔負けの哲学性を持った存在として描かれている。でも、それを幻想的だとは思うけど、虚構だとは思わない。 というより、思わせないリアリティがサリンジャーの小説にはある。 また、サリンジャーはあたかも絵を描くかのように、小説を書く人だと思う。 そう感じてしまうのは、場面転換の描写があまりないせいだと思うけど、それでよけいに幻想的に思えてしまう。 今はもう隠遁してしまっているようですが(シド・バレットみたいにいきなり訃報が届くのはやめてくれ!)、どうかもう一度筆をとってほしいものです。
歯医者の待合室で読む?クールな短編
サリンジャー自身が「どうせ所詮は歯医者の待合室で暇潰しに読むような小説」と自嘲していますが、この頃、アメリカの歯医者は不勉強で「ニューヨーカー誌」が置いてないんですよ。だから、ショウガナイから、「フォーブス誌」を読んで誰が今一番金持ちのアメリカ人なのか研究したり、「ビジネス・ウィーク誌」なんかを読んで最近のスモール・ビジネスについて知見を増やしたりする羽目に陥る事が多いです。 でも、もし歯医者でこんな小説が読めたら最高ですね。もっと歯医者で待たされても平気です。「バナナフィッシュにうってつけの日」「笑い男」「小舟のほとりで」なんかに出て来る若い女性達なんか、今でも十分スノッブで、今でも十分カッコいいです。 野崎孝の日本語も懐かしい。サリンジャー&野崎の定番本。
愛読書として('-,_ω-`)プッ
サリンジャー自選の短編集。9個もあれば一つくらい気に入るのが見つかるんじゃないですか。('-,_ω-`)プッ 個人的にはほぼすべて楽しめました。特に大きなイベントが起こることはないんですが、なんでしょう、淡々と綴られる日常に惹き付けられるものがあります。少しばかり鬱な話も含まれています。 話そのものというよりかはこの作者の心地よい筆致で書かれた文章に魅力を感じるのでしょうか。読んでいるだけで不思議な安心感があります。 ただやっぱり翻訳物は読みにくいです。意味を掴み難いところも結構ありました。だが、それでもいいさ。名作は名作なんだから。('-,_ω-`)プッ


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¥ 1,568(税込)
¥ 1,805(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:5,771位  
カスタマーレビュー数:218

Amazon.co.jp
1951年に『ライ麦畑でつかまえて』で登場してからというもの、ホールデン・コールフィールドは「反抗的な若者」の代名詞となってきた。ホールデン少年の物語は、彼が16歳のときにプレップ・スクールを放校された直後の生活を描き出したものだが、そのスラングに満ちた語り口は今日でも鋭い切れ味をもっており、ゆえにこの小説が今なお禁書リストに名を連ねることにもつながっている。物語は次の一節で語りだされる。

――もし君が本当に僕の話を聞きたいんだったら、おそらく君が最初に知りたいのは、僕がどこで生まれただとか、しみったれた幼年時代がどんなものだったかとか、僕が生まれる前に両親はどんな仕事をしていたかなんていう「デビッド・カッパーフィルド」調のやつなんだろうけど、僕はそんなこと話す気になんてなれないんだな。第1、そんなの僕自身退屈なだけだし、第2に、もし僕が両親についてひどく私的なことでも話したとしたら、2人ともそれぞれ2回ずつくらい頭に血を上らせることになってしまうからね――。

ホールデン少年は、教師をはじめとしてインチキなやつら(いうまでもなくこの両者は互いに相容れないものではない)と遭遇することになるのだが、こうした人物に向けられる風刺がきいた彼の言葉の数々は、10代の若者が誰しも味わう疎外感の本質をしっかりと捉えている。


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一度は読んでおきたい本。
やっと読めました、この本。 野崎孝訳の『ライ麦畑でつかまえて』は文体が読みにくく、3年もかかって読めなかったのだが、これは一気に読んで2日で読めた。さすがは村上春樹、米語翻訳うまいなー。 ということで個人的に、かの「The Catche in the Rye」を読みきれたというだけで感動。 そんなわけで読みやすさにかけては野崎孝より村上春樹の方に軍配が上がると思うけれど、ネットで書評を見てみると、野崎孝訳の方が好きという人も結構いるんですね。要は村上春樹は意訳しすぎてる・・・といった理由で。 でも時代に応じて表現の仕方って変わるものであって、かつての訳を現代語訳(?)にするってのはそんなに悪いことじゃないと思う。それに訳者によって訳し方が違うのは当たり前じゃないかとも思う。だから、どの翻訳が良いかってのは大方言うことなんて出来ず、読者個人の感性にぴったり合うものを選ぶしかないんじゃないかなー。 悔しかったら原著をそのまま読むしかない・・・と、そう思う。 さて本書はホールデン・コールフィールドという16歳の高校生が主人公。 彼は英語以外の授業に対してやる気がなく、12月のクリスマスを迎える頃、3つ目の高校を退学となってしまう。このことを家族に知られるまでのしばらくの間ニューヨークで時間をつぶすことを思いつき、背伸びをしようとしたり、いろんな相談をしたいのに相手が気分が悪くなるような冗談で茶化してしまったり、その他イロイロと考えたり・・・。 起承転結でメリハリのある物語ではなく、ダラダラと思っていることを延々と誰かに話しているような書き方なので、読み始めはちょっと違和感があるけれど、精神的な脱皮をしようとモガいている少年の裏表のない、みっともないことや滑稽なこと含めた思い切った吐露に思わず読み入ってしまった。 人によって子供から大人になるルートやタイミングって違うんだろうけど、きっとみんな人生のどこかでホールデン・コールフィールドになる時期があるんじゃなかろうか。 この本を読むことができるタイミングって人それぞれ違うかもしれないけれど、是非読んで欲しい一冊。 っていうか、自分がもう一度読み直しときたい一冊。
今だからこそ
「赤頭巾ちゃん気をつけて」の流れから読まれた「ライ麦畑でつかまえて」の時代では,まだまだ少数派だった,経済的余裕のあるアッパーが中高から子供を有名私立に入れる風潮が,今やそれほど珍しいことでもなくなっているこの時代に,新訳で本棚に並ぶ「キャッチャー〜」はさらにまた新鮮である.あの頃はアメリカでも日本でもプチブル的だと批判の対象にもなったが,その時代にもがく10代の男の子,女の子の心理的葛藤の描写は,今も残るにふさわしい文学的価値があり,サリンジャーの魅力再発見の再読となった
訳に批判がありますが…
私は原本に忠実でなくとも、村上氏の訳で読んでサリンジャーの言わんとすることは伝わるんじゃないかと思った。 自分は充分にライ麦畑を堪能できましたし。 ていうか、そんなに原本に忠実にしてほしいなら自分で原本買って翻訳すればいいじゃないか。 他国の言葉を自国に置き換えるなんて難しいこと。 そもそも外国小説訳なんて完璧な訳がない。
攻殻機動隊S.A.Cの「笑い男」ことアオイのルーツである「ライ麦畑でつかまえて」
とにかく難しかったですね。きっかけが攻殻だったので…。 読むまではホールデンて奴は世の中の全てのインチキに蹴りを入れてやるような青年かと思っていました。 が、そうではなく自分の身の周りで起こるインチキな出来事、それに対しての執拗なまでの否定とわずかな肯定。 自分では何もできないもどかしさ。 そんなところから共感出来るような全く出来ないような彼の行動は支離滅裂で尚且つ粗野。 だが兄妹や恩師との温かな触合いは良かった気がします。 彼は「ライ麦畑のつかまえ役」になりたいとあるが、彼は「ライ麦畑のつかまえ役」ではなく「つかまえてもらう役」で恩師や兄妹に助けを求める弱い青年だったのかなって勝手に解釈…。 実際恩師が彼をつかまえ良い?方向へ導こうとするが反発。自分たちと一緒の弱い個だったのかなと思いました。 自分の語学力と理解力では何度も読まないとダメだろう。 I thought what I'd was, I'd p etend I was one of those deaf-mutes 僕は耳と目を閉じ、口をつぐんだ人間になろうと考えたんだ。 (「唖でつんぼのふり」よりこの訳の方が分かりやすい気が)    ホールデンは現実から逃げたっかっただけだろうけど、笑い男はo should I ? (が、ならざるべきか。)戦おうとしていた、インチキと。 だからなんだかがっかりしました。まあフィクションなのでいいんですけど。
キャッチャーになるべくして
読まず嫌いをしてまして、有名だから読む気がしなかったんです。 村上春樹好きということもありまして、なんとなく手にしてみました。 最初はこの口語体が永遠とつづくのではないかと不安を抱きながら(しかし最後までこのままなのですが)読み始めてました。まさに、口に入れた瞬間に良薬の如し、苦いのなんの。 その上、青春感としてあまりに突出している否定の積み重ね。単調単調。ずっと何一つ 何ページにもわたり、ただ単調に否定をつづけるコールフォールド君に あきあきすることもしばしばでした。読み続けても救われないかも知れない不安感 それは時として、コールフィールドが感じているそれそのもののような気がする そう感じ始めると、同じような時期から、コールフィールドの感覚は少しずつ鋭敏に と同時に自分に対しても鋭敏に感じ始めるのです。 そして、フィービーとの再会とアントリーニ先生との再開で(僕は特にアントリーニ先生との会話が好きだったりするのですが)コールフィールドを通り越して サリンジャーとの会話が始まるのです。 そして、結末を静かに静かにサリンジャーが見せてくれる 読みやすくはないですが、こと共感ができるのならば、なるべくして早くにこの本と 出会うべきなのだと思いました。なるべく早くに。


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通常7~12日以内に発送
ジャンル内ランキング:24,171位  
カスタマーレビュー数:2

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サリンジャーを知る上で外せない作品
日本では、ライ麦畑がどうしても先行してしまいますが、サリンジャーを知る上では欠かせない作品です。英語で読んで、翻訳で読んで、角度を変えて見つめたい作品です。
a must have
if you want to ead mo e-mo e-mo e a out the Glass family. While the fi st novel is a compa atively easily digesta le piece a out Buddy's ecollection of Seymou 's wedding that p ovides the eade with othe pieces to the "Glass-saga" puzzle, you might not want to sta t the "Int oduction" until you have ead all the classics, othe wise it can e ve y f ust ating having to look up eve y othe name that comes up.


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¥ 1,766(税込)
通常7~12日以内に発送
ジャンル内ランキング:21,609位  
カスタマーレビュー数:27

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1953年に出版されたサリンジャーの自選短篇集。「グラース家の物語」の発端となるシーモアが登場する「A Perfect Day for Bananafish」、WASP中心のアメリカ社会で助けあいながら生きていくユダヤ人親子を描いた「Down at the Dinghy」、男女の不倫を描いた「Pretty Mouth and Green my Eyes」など、9つの作品が収められている。中には、ドイツ製のルガー拳銃の性能を証明するために、ヒヨコの頭を撃ち抜いたヘミングウェイの残忍性を風刺して書かれたといわれている、次のような作品もある。
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サリンジャーは「ライ麦」の方を先に読んでいて 後にこちらを読んだのですが。面白かったです。 結局サリンジャーの描きたいことは、 「登場人物達はみんな混乱していて、暴言を吐いて、乱暴になっているけれどそれは この登場人物たちが、心がきれいで繊細で壊れやすいゆえの事なのだ」 ということだと思う。 10代で読んでいたらここに自分をいくつも見つけてかけがえのない本になっていた可能性もある。あいにく僕が読んだのは20代になってから。。。そうはならなかった。 ただいろんな事に「クソッ!!」って思う気持ちは今もあるけどネ。 ロック的だと思います。ニルヴァーナなんか好きな子達にもすすめたい。
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愛読書として('-,_ω-`)プッ
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ホールデン少年は、教師をはじめとしてインチキなやつら(いうまでもなくこの両者は互いに相容れないものではない)と遭遇することになるのだが、こうした人物に向けられる風刺がきいた彼の言葉の数々は、10代の若者が誰しも味わう疎外感の本質をしっかりと捉えている。


くちコミ情報
一度は読んでおきたい本。
やっと読めました、この本。 野崎孝訳の『ライ麦畑でつかまえて』は文体が読みにくく、3年もかかって読めなかったのだが、これは一気に読んで2日で読めた。さすがは村上春樹、米語翻訳うまいなー。 ということで個人的に、かの「The Catche in the Rye」を読みきれたというだけで感動。 そんなわけで読みやすさにかけては野崎孝より村上春樹の方に軍配が上がると思うけれど、ネットで書評を見てみると、野崎孝訳の方が好きという人も結構いるんですね。要は村上春樹は意訳しすぎてる・・・といった理由で。 でも時代に応じて表現の仕方って変わるものであって、かつての訳を現代語訳(?)にするってのはそんなに悪いことじゃないと思う。それに訳者によって訳し方が違うのは当たり前じゃないかとも思う。だから、どの翻訳が良いかってのは大方言うことなんて出来ず、読者個人の感性にぴったり合うものを選ぶしかないんじゃないかなー。 悔しかったら原著をそのまま読むしかない・・・と、そう思う。 さて本書はホールデン・コールフィールドという16歳の高校生が主人公。 彼は英語以外の授業に対してやる気がなく、12月のクリスマスを迎える頃、3つ目の高校を退学となってしまう。このことを家族に知られるまでのしばらくの間ニューヨークで時間をつぶすことを思いつき、背伸びをしようとしたり、いろんな相談をしたいのに相手が気分が悪くなるような冗談で茶化してしまったり、その他イロイロと考えたり・・・。 起承転結でメリハリのある物語ではなく、ダラダラと思っていることを延々と誰かに話しているような書き方なので、読み始めはちょっと違和感があるけれど、精神的な脱皮をしようとモガいている少年の裏表のない、みっともないことや滑稽なこと含めた思い切った吐露に思わず読み入ってしまった。 人によって子供から大人になるルートやタイミングって違うんだろうけど、きっとみんな人生のどこかでホールデン・コールフィールドになる時期があるんじゃなかろうか。 この本を読むことができるタイミングって人それぞれ違うかもしれないけれど、是非読んで欲しい一冊。 っていうか、自分がもう一度読み直しときたい一冊。
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「赤頭巾ちゃん気をつけて」の流れから読まれた「ライ麦畑でつかまえて」の時代では,まだまだ少数派だった,経済的余裕のあるアッパーが中高から子供を有名私立に入れる風潮が,今やそれほど珍しいことでもなくなっているこの時代に,新訳で本棚に並ぶ「キャッチャー〜」はさらにまた新鮮である.あの頃はアメリカでも日本でもプチブル的だと批判の対象にもなったが,その時代にもがく10代の男の子,女の子の心理的葛藤の描写は,今も残るにふさわしい文学的価値があり,サリンジャーの魅力再発見の再読となった
訳に批判がありますが…
私は原本に忠実でなくとも、村上氏の訳で読んでサリンジャーの言わんとすることは伝わるんじゃないかと思った。 自分は充分にライ麦畑を堪能できましたし。 ていうか、そんなに原本に忠実にしてほしいなら自分で原本買って翻訳すればいいじゃないか。 他国の言葉を自国に置き換えるなんて難しいこと。 そもそも外国小説訳なんて完璧な訳がない。
攻殻機動隊S.A.Cの「笑い男」ことアオイのルーツである「ライ麦畑でつかまえて」
とにかく難しかったですね。きっかけが攻殻だったので…。 読むまではホールデンて奴は世の中の全てのインチキに蹴りを入れてやるような青年かと思っていました。 が、そうではなく自分の身の周りで起こるインチキな出来事、それに対しての執拗なまでの否定とわずかな肯定。 自分では何もできないもどかしさ。 そんなところから共感出来るような全く出来ないような彼の行動は支離滅裂で尚且つ粗野。 だが兄妹や恩師との温かな触合いは良かった気がします。 彼は「ライ麦畑のつかまえ役」になりたいとあるが、彼は「ライ麦畑のつかまえ役」ではなく「つかまえてもらう役」で恩師や兄妹に助けを求める弱い青年だったのかなって勝手に解釈…。 実際恩師が彼をつかまえ良い?方向へ導こうとするが反発。自分たちと一緒の弱い個だったのかなと思いました。 自分の語学力と理解力では何度も読まないとダメだろう。 I thought what I'd was, I'd p etend I was one of those deaf-mutes 僕は耳と目を閉じ、口をつぐんだ人間になろうと考えたんだ。 (「唖でつんぼのふり」よりこの訳の方が分かりやすい気が)    ホールデンは現実から逃げたっかっただけだろうけど、笑い男はo should I ? (が、ならざるべきか。)戦おうとしていた、インチキと。 だからなんだかがっかりしました。まあフィクションなのでいいんですけど。
キャッチャーになるべくして
読まず嫌いをしてまして、有名だから読む気がしなかったんです。 村上春樹好きということもありまして、なんとなく手にしてみました。 最初はこの口語体が永遠とつづくのではないかと不安を抱きながら(しかし最後までこのままなのですが)読み始めてました。まさに、口に入れた瞬間に良薬の如し、苦いのなんの。 その上、青春感としてあまりに突出している否定の積み重ね。単調単調。ずっと何一つ 何ページにもわたり、ただ単調に否定をつづけるコールフォールド君に あきあきすることもしばしばでした。読み続けても救われないかも知れない不安感 それは時として、コールフィールドが感じているそれそのもののような気がする そう感じ始めると、同じような時期から、コールフィールドの感覚は少しずつ鋭敏に と同時に自分に対しても鋭敏に感じ始めるのです。 そして、フィービーとの再会とアントリーニ先生との再開で(僕は特にアントリーニ先生との会話が好きだったりするのですが)コールフィールドを通り越して サリンジャーとの会話が始まるのです。 そして、結末を静かに静かにサリンジャーが見せてくれる 読みやすくはないですが、こと共感ができるのならば、なるべくして早くにこの本と 出会うべきなのだと思いました。なるべく早くに。



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1951年に出版され、今もなお世界中で読み継がれている『ライ麦畑でつかまえて』(『キャッチャー・イン・ザ・ライ』)。その著者であるJ・D・サリンジャーは作品以上に興味深い人物だ。片田舎に引きこもり、マスコミの取材にほとんど応じず、もう何十年も隠者のような生活を送っている。そんな謎めいた彼の実像をとらえようという試みもいくつかあったが、資料不足や本人の妨害などにより、その一部を伝えるに留まってきた。

その意味で、サリンジャーの人生を丸ごと扱った本書は、決定的に新しい伝記だと言える。父親の出自から、問題だらけの学生時代、心に傷を負った軍隊生活、作家としての成長、文学的成功、そして長年にわたる隠遁生活まで、各作品の紹介とうまくからめながら順を追ってスポットライトをあてていく。女性関係の記述は特に詳細で、初恋、失恋、結婚、離婚、その後のロマンスなど、関係者の心理にまで踏み込んだ解説がされている。サリンジャーには10代半ばから後半の女性に引かれる傾向があり、そのことが彼の生き方や作品に多大な影響を及ぼしているというが、そうした「ロリータ・コンプレックス」的分析に至る過程も明確でわかりやすく、著者の論にはかなりの説得力がある。

これまでにない総合的なアプローチを可能にしたのは著者の熱意だ。新しい資料や文献を丹念にあたり、サリンジャーに関わった人々からたくさんの証言を得ている。その取材対象は実に幅広く、友人や知人、学校関係者、出版業界人、さらに元家政婦や父親の仕事仲間にまで取材している。

とは言え、一筋縄ではいかないのがサリンジャーである。本書もさまざまな可能性を示唆しながら、結局、謎は謎のまま終わってしまう。伝記としては不満が残る内容だが、難攻不落のサリンジャーにここまで迫り、読者との距離をぐっと縮めてくれたことは大いに評価できる。(小尾慶一)



おすすめ度

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『Franny and Zooey』(邦題『フラニーとゾーイー』)は、それぞれ別に発表された「Franny」(1955年)と「Zooey」(1957年)を1つにまとめた作品である。名門女子大で演劇や詩を学ぶグラース家の末娘フラニーは、過剰な自意識にさいなまれ、エゴの蔓延する世の中に吐き気をもよおし、デートの最中に失神する。心身のバランスをくずした彼女は、「ひたすら祈れば悟りが開ける」と説く「巡礼の道」という本に救いを見出そうと、自宅のソファーの上で子どものように丸くなって祈りの生活に入る。当然、家族にしてみれば、睡眠も食事もろくにとらない彼女が心配でたまらない。兄ゾーイーの懸命の説得もむなしく、フラニーの心はかたく閉ざされたまま。あげくの果てには、亡くなった長兄シーモアと話がしたいと言いだす始末。

そんな妹のために、兄の啓示を受けるべく、ゾーイーは久しぶりに兄の部屋に足を運ぶ。戻ってきた彼は理路整然とフラニーの過ちを指摘していく。「目の前で行われている宗教的な行為(母親はなんとかチキンスープを食べさせようとしている)に気づきもしない人間が、信仰の旅に出て何の意味があるのか」など、ゾーイーの口を借りて伝えられるシーモアの言葉にフラニーは…。

服装や言動の緻密な描写が暗示する登場人物たちの内面、すれ違っていく男女の心、フラニーが神経衰弱に陥っていくまでの心の動き、妹を救うためのゾーイーの奮闘、そして、死してなお絶大な影響力を持つシーモアの思想など、読みどころの多い作品。(小川朋子)


くちコミ情報
最後の1ページがものすごくいいです。
とっても感動的なお話です。あまりにも理性的にインテリに育てられてしまって頭でっかちで繊細なフラニーとゾーイーのお話。 兄弟間の愛情、家族愛、 最後の二人の電話での会話に涙がでてきます。。 最後読み終わってなんとなく、幸せに生きていく道がある っていう気持ちになれます。 私は信