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【くちコミ情報】
迫る列車衝突の危機!
鉄道マニアにはこたえられない列車ミステリー! カナダのトロントからバンクーバーを横断する鉄道列車の中で 次々に起きる列車事故の危機。外のカナダの美しい景色を まのあたりにするような描写。本当に経験してみたい旅だ。 列車の中で展開するミステリー劇と実際に起きる事件が輻湊 しながら進む。主人公はウエイターに扮するTorそして添乗員 Nellとの恋の駆け引きがからむ。終わりの方のTo が後続の 列車に前方の列車が停車していることを知らせるために線路を 走る場面、悪漢に襲われ肩の骨を折りながら発火装置を 列車に向かって投げる場面などDick F ansisならではの映画の ような描写。なぜ彼の小説が映画化されないのか不思議だ。 スリル満点の7日間の旅を満喫してください。
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【くちコミ情報】
1番好きな作品
Dick F ancis のなかで一番好きな作品です。 p Dick F ancisの作品は単なる推理小説ではなく、登場人物はみな人間味にあふれ心理描写も絶品です。数ある好きな作品のなかでも Hot Money に登場する主人公の父親は“チャーミング”という形容詞がピッタリの素敵な男性。お金儲けの才覚があり、恋愛、遊びも大胆な大人の男性で、Dick F ancisファンクラブ(米国)で人気投票と行った際も上位にランクされました♪ p 残虐な描写もなく、安心して読めるお奨め作品です。
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【くちコミ情報】
冴え渡る会話
老齢に入っているDick F ancisだが、会話のやりとりが相変わらずさえている。スーパーレディのおばあさんに育てられ、今でもその知恵あるアドバイスに助けられる。彼女の世話をしている看護婦JETの魅力が見えるようだ。またインド人の医者の会話が本当にインド人がしゃべる英語で実感が出る。今回はほとんど競馬レースが出てこなくて、代わりに牛が出てくるが、牛が生き生きしており、この著者ならではの描写である。台風の目に巻き込まれる時、また飛行機の操縦室の窓ガラスがオイルで見えなくなるところなど映画を見ているようなスリルに満ちている。Dick F ancisよ、創作活動をやめないでくれ~!
今度はお天気キャスター!
BBCのキャスターで気象予報士のPe yは、同僚のK isの操縦で、大型台風の目を通り抜ける飛行に同乗する。飛行機は、K isが知り合いの馬主のパーティで知り合った実業家から、台風の進路近くの島の状況を見てきてほしいという依頼と引き換えに借りたものだった。しかし強烈なsecond windに巻き込まれて、飛行機は海上に不時着。漂流したPe yが辿り着いた島で目にしたものは……。ご存じDick F ancisの競馬シリーズですが、本作の主人公は物理学の博士号を持つお天気キャスターです。冷静で沈着、ストイックで控えめな物腰…F ancisの主人公が好きな読者には、ステレオタイプとわかっていてもたまりません。競馬につながる風景を欠かさないまま、新たな業界についても読ませるDick F ancisの工夫には敬服します。ペーパーバックでも、「はずれ」の心配をせずに安心して読めると思います。
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登場人物のキャラクターが面白い
アレクサンダー・キンロック(29)は爵位を持つ伯父の計らいでスコットランドの山の中の小屋に一人住み、画家として生計を立てている。親類の間では変わり者で通っている彼だが、伯父からの評価は極めて高く、キンロック家の家宝の管理を任されているほどだ。アレクサンダーの継父(母親の再婚相手)が経営する会社が突然経営危機に陥り、その直後に継父が病に倒れると、継父は会社の将来と自分の宝を彼に託す。これでアレクサンダーはトラブルに巻き込まれることになる。外見からは推し量れないほどの高い能力と強い責任感を持つ彼は、継父の願いをかなえようと全力を尽くす。はじめの3分の2ほどはダラダラと物語が進むが、その後は最終局面までの展開は速い。主人公の職業や状況の設定は違うが、フランシスの作品によくあるプロットだ。新鮮さは見つけにくい。しかし、この作品では主人公を取り巻く登場人物のキャラクターが面白い。特に注目したいのはアレクサンダーが雇う探偵だ。今までに読んだフランシスの作品でこのようなタイプにお目にかかったことはない。こんな人物を中心にした作品があったら楽しく読めるだろう。
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Sid Halleyシリーズの第3作
元花形ジョッキーがSid Halleyが主人公となるシリーズ第3作だ。このシリーズは単なるミステリー小説ではなく、第1、第2作共に左腕の負傷で引退を余儀なくされた元ジョッキーが、自由に動かない左腕に対するトラウマや、前妻のジェニーからの容赦ない仕打ち、そして更に加えられる肉体的な苦痛に対して、信じられないほどの精神力を発揮して冷静沈着に立ち向かう姿が描かれていた。 従って前2作とも決して明るい作品とは言えなかったが、第3作となる本書はタイトルがG iefとなっている通り、親友が犯した犯罪を暴くことからもたらされる悲嘆や苦しみが全編に亘って描かれており、何故この主人公はここまでの苦難に遭わねばならないのかと思うほどだ。 特に新聞から全人格を否定されるようなネガティブ・キャンペーンを浴びるのはかなり酷い。しかしそのような中で唯一の救いは、前妻の父親のチャールズや、今回新たに登城するアーチー・カークとの抑制の取れた男通しの交流だ。高い知性と鋭い観察眼を有する似た者通しが相手を認めて信頼をよせる様は羨ましくなる。 今回も事件は無事解決され、シッドの社会的な名誉も守られるのだが、彼に家庭的な幸せは訪れるのだろうか。終盤にそれを予感させるような部分も少しあるのだが。第4作もあるようなのでそれに期待したいところだ。
ストーリーも面白いが誤訳探しはもっと面白い
ストーリーが面白いことは、間違いありません。 しかし、この本には、明らかな誤訳が十~二十箇所あります。勿論、英語の原作を読まずに誤訳だとわかるものばかりです。 ひとつ例を挙げると、主人公の持っているジャージの色が、出てくるたびに、少しずつ変わっていきます。 あなたは、何箇所見つけられるか、挑戦してみてください。
シッド・ハレーの魅力
元騎手で、片腕の調査員シッド・ハレーが登場するシリーズの3作目。本の内容もさることながら、この主人公だけで十分魅力的。事故で片腕をなくし、義手をつけながら非常にタフで、強靱な精神をもっている。犯人として、親友を告発し、非難されてもてひるまず、断固として真実を追究していく。だが、無神経にはほど遠く非常にナイーブ。本編では残る片腕を失うことに恐怖し、罵倒され続けることに傷つき、白血病の女の子に父親に近い愛情を感じるシッド・ハレーの姿が描かれている。フランシスの作品の主人公の中でも特にストイックな、人間かくありたい、と思わせる理想の男がここにいる。
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