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【Book Description】
莫大な遺産の相続人になったことで運命が変転する少年ピップを主人公に、イギリスの庶民の喜び悲しみをユーモアいっぱいに描く。
【くちコミ情報】
真の偉大な人物とは?の答えを教えてくれる作品
ピップ少年には両親がいないので、かわりに20歳ほど年のはなれた姉が面倒を見てくれています。姉にはジョーという名の鍛冶屋の亭主がいます。姉はピップに対し「私が育ててやった!!」というのが口癖でジョーに対してもいつも高圧的な態度をとってばかりいます。そんな環境の中ジョーはピップをとても大事に可愛がってくれます。ジョーは自分では自分のことを学がないとピップに対し謙遜しますが彼の発する言葉は意味深いです。それはジョーが人生の中で自分の頭で考え生きてきたからこそ出てきた言葉なんでしょう。「If you can't get to e uncommon th ough going st aight, you'll neve get to do it th ough going c ooked. Pip,live well and die happy」ジョーの言葉の中で私が特に感動した言葉です。 p 作品の中では他にもいろいろな人が登場します。それぞれが、「こんな人身近にいるな」「あの人に似てるな」と思えるような人ばかりです。自分をいかに有能に見せるかだけしか考えていない人。お調子者の人。思わず笑ってしまうシーンがたくさんあります。 p 月日は過ぎ、ピップはある人の好意で遺産を得てロンドンに行くことになりました。いつもピップのよき理解者であり成長を見守ってくれた優しいジョーのことを、ピップは次第に忘れていくようになります。ジョーはピップのことを忘れないのに・・・。 p 人が人に対し感じる愛情、友情、恩、虚栄心、恨み、そういったもの全てがこの1冊に入っています。この作品に出会って、ディケンズが何故時を超え人々に愛され続けるのかがわかりました。イギリス産業革命後の急速な社会・価値観の変化の中で書かれたこの作品。21世紀の今読んでも全然色あせていません。本当に偉い人とはどんな人のことなのか?それについて考えさせられる作品です。最後まで読み終わったときは深い感動に包まれました。もっと若いうちにこの本に出会っていたら良かったなぁと思います。
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【くちコミ情報】
運命に翻弄される少年オリヴァー
姉に薦められて読んだ本です。 私にとっては初めてのディケンズでした。 p 産業革命以来、市民が豊かになり生活レベルが向上しました。しかしその裏で貧富の差が広がって、孤児や貧しい人々がないがしろにされ、残酷な仕打ちを受けているという、社会の暗部を描いたお話です。 p そう書くと難しく聞こえますが、そんなに難しくはありません。 p 主人公オリヴァーが受ける仕打ちはとてもひどいものです。人間扱いされていません。 強い者に従い、弱い者は虐げる。ここでいう強い者とは「金持ち」のことです。そして弱い者は「貧乏人」のことです。 みんなが自分のことばかりを考えて少しでも豊かになりたい、人よりもいい暮らしをしたい、そういう欲望が噴出した時代のお話なのです。 p オリヴァーは無力な子供です。運命に逆らうことも困難です。 すんでのところで窮地を脱するものの、さらにひどい運命が待ち受けていたり…と、読んでいてハラハラしっぱなしです。 皮肉を交えて語られるお話は、読者を引き込んでいきます。 ですから、ある程度気力や体力に余裕があるときに読んだ方がいいかもしれません。とまらなくなりますから…。 p 社会的弱者の扱いがいかにひどいものであるのか、虐げられた人々の苦しみや悲しみ、虐げる人々の醜さなどが実にわかりやすく語られているから、お子様にもお薦めです。 p 私が印象に残っているのは、あまりにもひどい仕打ちに耐えかねたオリヴァーが救貧院から逃げ出すときに、仲良くしていた病気の貧しい少年に祝福してもらうシーンです。 p この病気の少年は自らの運命を受け入れて、その上で友人の幸福を祈ります。 本当に豊かであるということがどういうことなのか。非常に心を打つ場面です。 ぜひ、読んでみてください。
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シングルベルでも楽しい
読んだあとにワクワクしたり、明るい気持ちになれる本です。この本に出会ってさらにお祭り野郎になりました。とにかくクリスマス以外の日にも前向きになれますよ。スクルージの心の変化にも注目!!そこで閉じこもっているあなた!この本で元気を貰いなさい!
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【くちコミ情報】
ディケンズの代表作
英国を代表する偉大な作家ディケンズ。 日本で最もよく知られているのは『クリスマスキャロル』でしょうか。『二都物語』、『オリバー・ツイスト』、『大いなる遺産』、など他にも大作がたくさんありますが、まず1冊読むならディケンズの自伝的小説である『デビット・コパフィールド』をお奨めします。ディケンズ自身も、“すべての本の中でこの本が一番好きだ”、と語っています。 p ディケンズは登場人物の個性の豊かさで有名ですが、『デビット・コパフィールド』の登場人物は他の作品よりひときわ印象的です。 U iah Heep や M Micaw e といえば英国人で知らない人はいません。『U iah Heep のような、、、』と現代作家が比喩表現に用いるほど一般的なキャラクターです。 p 19世紀の古い英語のため読みづらいこともありますが、読み終えたら充実感を味わえること間違えありません!
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【くちコミ情報】
ディケンズの自伝小説
この本は原本と訳本どちらを読んでも魅力は伝わると思う。英語は基本的にそれほど難しくないが、労働者階級の人々の英語はなまりがそのまんま書かれてあるから慣れるまで大変かも。ディケンズの本の登場人物たちは概してその特徴を徹底的に誇張されて描かれているが、この本でもそう。主人公デイヴィッドの語りもすぐ感傷的になったりする。そういう盛り上げ方がどうも合わないという人もいるでしょう。長いけど読ませる展開だからなんとか読んでいけると思う。
原書に挑戦
僕が始めてよんだ洋書です。これはいろいろな視点から読み解いていくことのできる内容だと思います。 ディケンズファンなら一回は読んでみる価値ありです。
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ディケンズは、『Great Expectations』(邦題『大いなる遺産』)を自作の「小品」のひとつと考えていた。事実、『David Copperfield』(邦題『ディヴィド・コパフィールド』)、『Nicholas Nickleby』(邦題『ニコラス・ニクルビー』)などの重量感のある作品と比べると軽めな作品ではある。これは謎の恩人のおかげで元の身分から高い階級に引き上げられる少年を描いた教訓物語だが、長さで不足している分については、驚くべき登場人物の面々と魅惑的なストーリーによって埋め合わせがなされている。 小説の冒頭で、孤児の少年フィリップ・ピリップ―― 通称ピップ―― は墓場でひとりの脱獄囚と衝突する。この恐ろしい脱獄囚はピップを脅して食べ物とやすりを盗んで持ってこさせる。もしもピップが一言でも他人に口外したら、「おまえの心臓と肝臓をえぐり出して焼いて食べてやる」というのだ。ピップは言われたとおりにするが、脱獄囚は捕らえられ、オーストラリアの犯罪者植民地へと送還される。 墓場から小説を始めたディケンズは、急にそこを離れて主人公をミス・ハヴィシャムのひっそりとした家へと向かわせる。ミス・ハヴィシャムは、裕福だが少し頭のおかしい女性で、何十年も前に結婚式の日に恋人に婚約破棄されて以来立ち直れないでいる。ピップは、ミス・ハヴィシャムに養育されるエステラの遊び相手としてそこに連れて行かれる。エステラはまだ幼いが、ピップのごつごつした手や鍛冶屋見習をする境遇を言い立てて彼をいじめる。 自分の手を恥ずかしいと思ったことなんて、一度もなかった。でも今は、なんだかみすぼらしい気がする。あの子の軽蔑のまなざしときたらひどく強烈で、伝染してきてうつったみたいだ。 それは、ある意味ではピップが二度と回復できない「伝染病」だった。ミス・ハヴィシャムやエステラにじらされて過ごす時間が増えてくると、ピップは後見人である親切な鍛冶屋のジョーや幼な友だちのビディに不満を抱くようになる。数年たってピップが名前も知らない恩人の遺産相続人となったとき、彼はこの機会に乗じて今まで暮らしたこの地と友人を捨ててロンドンに出て紳士になろうとする。しかし、遺産を相続するというのは、諸刃の剣のようなもので、期待とは相当違うことを悟る。 かの小品『A Tale of Two Cities』(邦題『二都物語』)もそうだが、『Great Expectations』はいつものディケンズ作品とは違う。ストーリーは暗く、ときに現実離れしていて、作者の得意なコミカルな登場人物とかコミカルな仕掛けもほとんど見当たらない。それでも、これは間違いなくディケンズの小説中最も魅力的なものである。ディヴィド・コパフィールドやマーティン・チャズルウィットとは違い、読んでいてもピップにとって物事がうまくいくとはとうてい思えない。ディケンズ本人も自信がなかったらしく、この小説には2種類のエンディングを書いた。
【くちコミ情報】
ハラハラドキドキ、ディケンズの名作
村の鍛冶屋の子ピップは、秘密の人物から大いなる遺産の相続者に指名され、故郷を捨ててロンドンに出て行く。激しい運命に押し流されるピップの一途な恋はどうなる? p ピップ少年を取り巻く多彩な人物の描写、そのユーモアに満ちた筆致にニヤリ。愛ゆえに泣くピップのいじらしさにホロリ。悪を極めた男たちとそれを助長する社会の矛盾にガックリ。というわけで、どこを切っても面白い小説です。 p ただし、TOEIC530レベルの私には難しい単語が多かったので、読むのに半年ぐらいかかってしまいました。当時の風俗などを説明した注釈がありますので、翻訳を読んだときにくらべてその点はわかりやすかったです。 p 付録として、初めて出版されたときのラストシーンがついており、お買い得ですよ。(これは不評だったのでディケンズが変更したのだそうです)
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良質な大衆文学
いつも米国の、ベストセラーリストを賑わせているただの流行モノを読んでいますが、珍しく英国の、文豪の手による古典にチャレンジしました。 なにせ日本の江戸時代に発表された作品ですから、見慣れない単語や文章の繰り返し等で「これは古典なんだ」と認識させられるのは当然として、ストーリー展開が「時代がかっている」のもやむを得ないところでしょう。恥ずかしながら著者に関する知識は全くありませんが、既に成熟していた英・仏の文化や社会の香りを感じさせ、正にこれが当時の良質な大衆文学というものなのでしょうか。 なかなか読むのに苦労しましたが、こうした古典が$4.95という廉価で読めるということに感謝。
歴史っておもしろい!
極悪非道なテヴレモンド侯爵兄弟の秘密を知ったために無実の罪を着せられ、18年間バスティーユに投獄されていた医師マネット。釈放された彼は、娘のルーシーと共にロンドンに戻り平和な生活を始める。そんな時、テヴレモンド侯爵の甥・チャールズと、彼に瓜二つの弁護士・シドニーがフランスからロンドンにやって来る。やがてルーシーは2人と出会い、複雑な恋に落ちていく。・・・ フランス革命時代のパリとロンドンの二大都市を舞台に繰り広げられる歴史ロマン。貧民の視点から描いたことで知られるディケンズだが、こういう壮大な歴史ロマンも書ける人なのかと思った。自由・平等・博愛とは何かということを深く考えさせられたし、貴族の傲慢、民衆の凶暴性という真実の姿を鋭く描いている。
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