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【Book Description】
世界中の女性の生き方が国際化することでどのような結果が生じているか。本書は2人の著名な社会批評家が、この未開拓な分野に共同で取組みすばらしい書物にまとめた画期的評論集。 女性たちはかつてないほどの規模で世界各地を移動している。しかし、それは航空便を頻繁に利用するような女性幹部層だけのことではない。旅をしていても、そのことが一般に認識されていない、膨大な数の女性が存在する。毎年、何百万もの女性が先進国の家庭、託児所、売春宿などで働くためにメキシコ、スリランカ、フィリピン、その他の第3世界から旅立っているのだ。女性の伝統的な役割をめぐる労働の大規模な移動により奇妙なことが起こっている。新しい世界統計によると、富裕国に流入する女性労働力は貧困国からの出稼ぎであり、残された家族はその犠牲になっていることが多い。出稼ぎの子守、掃除婦、保母、給仕は富裕国の人手不足を緩和してくれるが、その一方で彼女たちの出身国で働き手が不足することになる。 ベトナム人の文通花嫁の運命からロサンゼルスのメキシコ人子守の流入や日本人売春宿へのタイ娘の売却まで広範囲な話題を取り上げながら、増大している大量移民や商取引によって形成されている世界をこれまでにない視角からとらえている。多方面の優れた執筆人による既発表の文章4本を含めた15本の力作評論を、ベストセラー作家のバーバラ・エーレンライクとアーリー・ホックシールドが収集・紹介したこの重要な評論集は、第3世界から搾り取られる主要資源がいまや金や銀ではなく愛であるという新らしい時代状況を示している。
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労働の商品化は心をも売り物にする(それは儲かるのか?)
文部科学省の胸が悪くなる「こころのノート」ではないが、万国の労働者は内面への資本や具体的には経営側の侵入は断固阻止せねばなるまい。また、人間の尊厳に対する「畏れ」を全く欠いている、EQなどと言った商品管理に、労働者自身が与してどうする。 プロフェッショナルであることと、心まで管理されることは全く別のことだ。労働は、あるいは仕事は、手段であってもよいし、人によっては目的であってもよいが、成果主義などという人間知性の退廃に他ならない下劣なイデオロギーの軍門に下るものであってはならない。 渋谷望の『魂の労働』とともに、現代労働の主流となるサービス労働の精神現象を知るための一冊だ。労働の精神現象とは、労働者の自己再生産をも語るものでなければならない。それは柄谷行人風に言えば消費者としてのプロレタリアの精神現象である。 生産者・消費者協同組合の普及が、心を管理されない労働を生み出すことが出来るか。それが問題である。それは宗教の問題でもあろう。
お客に「心」を酷使される労働者についての研究書
19世紀の工場労働者は「肉体」を酷使されたが、現在の労働者は「心」を酷使されている。小売り業、サービス業、あるいはメーカーの営業職等対人的職業に就いている人は、すべてとは言わないが、多かれ少なかれお客に「心」を売っていることを自覚しているだろう。 そうした職種や職務が要求する感情について洞察し、「感情を管理する」ことを理論化した研究書だ。 学術書なのでやや難解な表現が見受けられるが、扱っているテーマはビジネスの現場において実に示唆に富んでいる。
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