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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:3,853位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
色彩がなくてもかくも美しい
Nick B andt氏という写真家は知りませんでしたが、友人に薦められて入手しました。 全ての写真が「おお!」と驚いてしまうような構図(というか構成美?)で、すごい圧巻なのですが、途中これが白黒の写真であることを忘れてしまっている自分に気がついて驚きました。とにかく美しいのです。 アフリカの野生動物達の持つ美しさというものが、人間が美的感覚で頼りにしがちな色を省くことによって、より強調されているのではないでしょうか。 動物の美しさとはかくも強烈なものなのだなぁと、しばし呆然とすること請け合いです。
とにかく脱帽。いったいどうしたらこんな構図で...
あまり名前を聞いたことの無い人でしたが、写真をみて凄いのひとこと。動物たちが押さえた表情でまるで自分のポートレイトを撮ってもらう為にポーズしているかのごとく、凛とした表情で被写体になっています。いったいどれだけの時間と労力をかけたらこんな写真が撮れるものか...ただただ感服です。トラベルでアフリカを回っただけでは絶対に取れない写真です。モノクロームのトーンがアフリカの自然の奥底の生命力を強調し、動物たちを孤高の存在に昇華させています。
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通常8~14日以内に発送
ジャンル内ランキング:21,640位
カスタマーレビュー数:24
【Amazon.co.jp】
1973年、雪の降る12月のある日のことだった。14歳のスージー・サーモン(魚の「サーモン」みたいな名前と彼女は言っていた)は学校から家に帰る途中、トウモロコシ畑の中に穴を掘って作った地下の隠れ家に誘い込まれた。そこで彼女は残忍にレイプされ殺害されてしまう。連続殺人の新たな犠牲者となったスージーは、その男を知っていた。それは近所に住む男、ハーベイだった。 アリス・シーボルドのせつなさが胸にしみる感動の小説デビュー作『The Lovely Bones』は、「人生は永遠に昨日のこと」となってしまった天国からスージーが語り手となって話を展開する。スージーは天国から彼女の死を悲しむ家族や友だち、そして憎き殺人犯や彼女の事件を追う刑事の様子を見守る。著者シーボルドは、すべての人はそれぞれ自分なりの天国を持っていると言う。スージーの天国は郊外のハイスクールにある運動場やその風景に似ていた。そこは彼女が望んでいた「先生がいなくて…、美術の時間以外は教室に入らなくてよくて…、男の子がお尻をつねったり、『臭い』なんて言ったりしなくて、教書は雑誌のセブンティーンとかグラマーとかヴォーグ」という「最も素朴な夢」でできた天国だった。 『The Lovely Bones』は一風変わっているが、主人公が大人になっていく様子を描いた感動の物語である。スージーは失ってしまった世界にしがみつきながらも自分自身の死を受け止めようと格闘し、『My So-Called Afterlife』のように、長年にわたり家族が生きていく様子を追いかけていくのだ。スージーの家族は悲しみに崩壊する。父は殺人犯を突き止めることを心に誓い、母は家族から去り、弟のバックリーは家族の死の意味を理解しようとし、妹のリンジーは数々の衝撃的な出来事を10代から青年期を通してスージーとともに経験する。また本書の中では、不慮の出来事、そしてやり残してしまったことが随所に描かれている。スージーは生前に経験した男の子とのたった一度のキスを思い返して「まるで事故のようなもの。ガソリンの中にふと見えるきれいな虹みたい」と言う。 ときには感傷的になるものの、『The Lovely Bones』は喪失感と深い悲しみを越え、人間が生きていく姿を描いた感動の物語である。また、登場人物のキャラクターが物語をよりいっそう際立てる。そして著者シーボルドは壮大な結末を用意している。いくぶん、すべての人々にとってうまくいきすぎている結末ともとれるが、しかし天国とはそのような幸福な結末で満ちあふれている場所だと考え、想像せずにはいられなくなる。(Brad Thomas Parsons, Amazon.com)
【くちコミ情報】
評判ほどあまり好きにはなれない
天国の情景の描写は、今いる地上と変わらない様子。 しかし、望めばほしいものが出てくる。気に入った建物や庭など。 心から望むもので好きな国を自分のまわりに作れるのだけど これだと脳の発育の未熟な者、経験のない者、知識を得てこなかった者といったひと達は どうなるのかなという疑問はある。 そういう人達はそれなりに感覚的に心地よい状態を作っていくのだろうか。 ストーリーは レイプして殺された少女が自分の家族を何年も ずっと見ていくという物語です。 レイプ犯さえも淡々とした文章で見ています。 死んだ理由がレイプ殺人。これはショッキングではあるけれど、 その死因を除けば、天国や家族の日常の描写とか退屈な気がします。 暗いことはなく、暖かい印象で読めます。 そのてん良いと思いますが、 読んでいて生暖かく、天国でのつきあいなども深く心に響いてきません。 個人的には感情移入はできかねる作品でした。 アメリカのベストで、自己啓発のような意図のあるものは 私はどうもだめです。
じんわり
同僚が貸してくれたので読みました。 衝撃的な悲劇で始まるけれど全編あくまでも静かに淡々と展開 して行くなかで、死後の世界と現実の世界の両方の視点がとても 自然に混在していて、目に見えない世界を当たり前のよう に感じられるような気持ちになりました。 そして見守られているような暖かい安心感。 と同時に罪を犯した人間の闇もズンと重みを持って感じました。 作者の世界観に共感します。 読み終えて、亡くなった祖父母に思いを馳せました。
Are you happy ?
ものすごくよかった。ん?これからどーゆー展開で話をすすめてくわけよ?という感じで唐突に始まるのだが、起こった事件そのものに焦点をあてるわけではなく、その後の周りの状況を、淡々と語る主人公の一人称ものです。 同じようなリズムの中で、ふともらす一言が心のひだをうまくつつくというか、琴線にふれてくる感じ。文章の行間の、書いていない部分に、存在してると思われる主人公の気持ちに想いをはせると、せつなくて、どうしようもないその境遇がよりいっそう心に響いてきます。 ジャケット、タイトル、内容、構成、と全てが上手く合致した作品。大人の本ですが、ぜひ思春期の方々にも読んで欲しいと思うのです。
深遠なる悲しみがいつまで続くのか?
まず、読んでいて死んだ者の一人称の語りが非常に寂しげに、憂いに満ちて感じられます。淡々と語る死者の一人称は悲しみを更に増幅させ、また同時に悲しみの主人公が父親から母親に何気なく遷ろう様も、なかなか手が込んでいます。一方、自分の写真を見て、もはやこれ以上の赤い頬や青い目を見ることは出来ない、なんて表現がさらっと出てくると、もはや涙、涙の連続です。と・こ・ろ・が。怪しくなるのは終盤。死んだ者が友人に乗り移るあたりから筆致が怪しくなってきます。格調高い悲しみは、いつのまにかイカサマサスペンスの様相を呈し、あれれ、で幕切れを迎えます。全く精神衛生上よくありません。英語は平易。
残酷な運命、でもあたたかい目線
レイプされ、殺されてバラバラにされた少女。見つかったのはひじの骨だけ。でもそれが"the lovely ones"ではありません。そしてまた、そんな衝撃的な出だしに不似合いな温かい話であることは、この本の装丁からも見てとれるかもしれません。 p 彼女が残された家族や友人、彼女を殺した犯人までも天国から見て語る様子は淡々と、でも時に切なく響きます。 The Timesの書評では「一気に読んでしまった」という主旨のことが書いてあったようですが、エピソードが少しづつつみかさねられているので、どちらかと言えば全体としてのあらすじを追って一気に読むというよりは少しづつ味わいながらページをめくる本だと思います。 タイトルのThe Lovely Bonesの意味が分かったとき、暗い中にぽっと灯りがともるような、そんな印象を残してくれる本です。
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【Amazon.co.jp】
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【くちコミ情報】
評判ほどあまり好きにはなれない
天国の情景の描写は、今いる地上と変わらない様子。 しかし、望めばほしいものが出てくる。気に入った建物や庭など。 心から望むもので好きな国を自分のまわりに作れるのだけど これだと脳の発育の未熟な者、経験のない者、知識を得てこなかった者といったひと達は どうなるのかなという疑問はある。 そういう人達はそれなりに感覚的に心地よい状態を作っていくのだろうか。 ストーリーは レイプして殺された少女が自分の家族を何年も ずっと見ていくという物語です。 レイプ犯さえも淡々とした文章で見ています。 死んだ理由がレイプ殺人。これはショッキングではあるけれど、 その死因を除けば、天国や家族の日常の描写とか退屈な気がします。 暗いことはなく、暖かい印象で読めます。 そのてん良いと思いますが、 読んでいて生暖かく、天国でのつきあいなども深く心に響いてきません。 個人的には感情移入はできかねる作品でした。 アメリカのベストで、自己啓発のような意図のあるものは 私はどうもだめです。
じんわり
同僚が貸してくれたので読みました。 衝撃的な悲劇で始まるけれど全編あくまでも静かに淡々と展開 して行くなかで、死後の世界と現実の世界の両方の視点がとても 自然に混在していて、目に見えない世界を当たり前のよう に感じられるような気持ちになりました。 そして見守られているような暖かい安心感。 と同時に罪を犯した人間の闇もズンと重みを持って感じました。 作者の世界観に共感します。 読み終えて、亡くなった祖父母に思いを馳せました。
Are you happy ?
ものすごくよかった。ん?これからどーゆー展開で話をすすめてくわけよ?という感じで唐突に始まるのだが、起こった事件そのものに焦点をあてるわけではなく、その後の周りの状況を、淡々と語る主人公の一人称ものです。 同じようなリズムの中で、ふともらす一言が心のひだをうまくつつくというか、琴線にふれてくる感じ。文章の行間の、書いていない部分に、存在してると思われる主人公の気持ちに想いをはせると、せつなくて、どうしようもないその境遇がよりいっそう心に響いてきます。 ジャケット、タイトル、内容、構成、と全てが上手く合致した作品。大人の本ですが、ぜひ思春期の方々にも読んで欲しいと思うのです。
深遠なる悲しみがいつまで続くのか?
まず、読んでいて死んだ者の一人称の語りが非常に寂しげに、憂いに満ちて感じられます。淡々と語る死者の一人称は悲しみを更に増幅させ、また同時に悲しみの主人公が父親から母親に何気なく遷ろう様も、なかなか手が込んでいます。一方、自分の写真を見て、もはやこれ以上の赤い頬や青い目を見ることは出来ない、なんて表現がさらっと出てくると、もはや涙、涙の連続です。と・こ・ろ・が。怪しくなるのは終盤。死んだ者が友人に乗り移るあたりから筆致が怪しくなってきます。格調高い悲しみは、いつのまにかイカサマサスペンスの様相を呈し、あれれ、で幕切れを迎えます。全く精神衛生上よくありません。英語は平易。
残酷な運命、でもあたたかい目線
レイプされ、殺されてバラバラにされた少女。見つかったのはひじの骨だけ。でもそれが"the lovely ones"ではありません。そしてまた、そんな衝撃的な出だしに不似合いな温かい話であることは、この本の装丁からも見てとれるかもしれません。 p 彼女が残された家族や友人、彼女を殺した犯人までも天国から見て語る様子は淡々と、でも時に切なく響きます。 The Timesの書評では「一気に読んでしまった」という主旨のことが書いてあったようですが、エピソードが少しづつつみかさねられているので、どちらかと言えば全体としてのあらすじを追って一気に読むというよりは少しづつ味わいながらページをめくる本だと思います。 タイトルのThe Lovely Bonesの意味が分かったとき、暗い中にぽっと灯りがともるような、そんな印象を残してくれる本です。
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おすすめ度
| The Lovely Bones
Alice Sebold(著)
¥ 1,720(税込)
¥ 1,548(税込)
通常8~11日以内に発送
ジャンル内ランキング:460位
カスタマーレビュー数:7
【くちコミ情報】
One that remains.
Once in a while, I go to the ook sto e and pick up any ook that seems to pull my attention. The lue cove , along with the wo d "Lovely" seemed to e the one. In cont ast to the nice lue cove , the eginning was shocking. Since I did not stop to ead the ack cove , I did not know what to expect. It was so painful to swallow the wo ds that I could not stop f om c ying. Howeve , y the time I eached the end the e was wa mth and peace that seemed to w ap my hea t. I am still not su e if this ook is on my list fo "the favo tie ook," ut it is ce tainly a ook that I stop to think a out.
Lovely Bones
多分、私の人生の中でいつまでたっても1位の本だと思います。子供がレイプされ殺害された不幸な事件から、家族がどのように再生していくのかがしっかりと描かれていて、悲しい中にもなぜだか希望がもてる作品でした。子供をこのような不幸な理由でなくした父親と母親の心の動きが細やかに描写されていて何度よんでも泣けます。同じような事件に遭われた方でも少しは心の支えになる本ではないかと思います。又、小児性愛をもっている人達こそ読んでほしいものです。そして、被害者の悲しみをしっかりと感じとって頂きたいものです。
残酷な運命、でもあたたかい目線
レイプされ、殺されてバラバラにされた少女。見つかったのはひじの骨だけ。でもそれが"the lovely ones"ではありません。そしてまた、そんな衝撃的な出だしに不似合いな温かい話であることは、この本の装丁からも見てとれるかもしれません。 p 彼女が残された家族や友人、彼女を殺した犯人までも天国から見て語る様子は淡々と、でも時に切なく響きます。 The Timesの書評では「一気に読んでしまった」という主旨のことが書いてあったようですが、エピソードが少しづつつみかさねられているので、どちらかと言えば全体としてのあらすじを追って一気に読むというよりは少しづつ味わいながらページをめくる本だと思います。 タイトルのThe Lovely Bonesの意味が分かったとき、暗い中にぽっと灯りがともるような、そんな印象を残してくれる本です。
日常に溢れる幸せに気付かせてくれる一冊。
切なくて、痛くて、何度も本を閉じては開きを繰り返し、涙を流しながら読んだ。ファンタジーというベールで包まれているが、彼女の死が残された家族にもたらす哀しみ、亀裂、痛みは本物。 p 残酷であると同時に、心温まり、何度も読み返したいと思えるのは、死んでもなお彼女の周りは愛で包まれているから。天国でも、地上でも、人々は彼女を思い、話し掛ける。スージーの素直な視点を通して、日常の生活の中に溢れる幸せに気付かされる。
あたたかく優しく、美しい物語
悲惨な死を遂げる主人公が語る物語にも関わらず、家族を見守る彼女の暖かく優しいまなざしに、何度も切なくなり涙がこぼれました。また読み終わったあと ほっと優しい気持ちになりました。数少ない 何度も読み返したい本のうちの一冊です。
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通常8~13日以内に発送
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カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
ラッキー
早読みが得意なのですが、読み終えるのに時間がかかってしまいました。テーマが重いのと、だーっと一気に読ませる構成ではなかったからかも。スピード感はなかったけど、後で考えると、それが主人公の心境と読者をシンクロさせる手法だったのかも?と思いました。本文よりも、巻末の Afte math の方が興味深かったです。本の内容については、きっと他の方々がすでに書いてだろうと思うので、あえてここでは触れないでおきます。
Luckyの意味
自虐的とさえ思えるほど何度も繰り返される「わたしレイプされた」という言葉。 消してしまいたいのに、なかったことにできない経験。 本人にしかわからない苦悩。 私だって、家族や友人がそんな目に遭ったと知ったら、どんなふうに接してよいのかわからない。 そして心の中で思う。 「こんな目に遭ったのが、自分でなくてよかった」と。 アリスの家庭が崩壊してゆくさまは、『ラブリーボーン』の比ではない。 あれはいくら実体験を元に書かれたとはいえ、所詮フィクションだと痛感せざるを得ない。 主人公スージーのやさしさと情愛に満ちた家族へのまなざしに、救いを感じながら読めるからだ。 『ラッキー』では、自分がアルコールとドラッグにおぼれてゆくさまも克明に書かれている。 何よりセカンドレイプにさらされる日々の辛さは、そうでもしなければ生きていけないほど筆舌に尽くしがたいものだった。 特に裁判でしつこくアリスを問い質すパケット弁護士には、こちらも吐き気を覚えた。 よくこんな裁判を乗り切れたものだと感心する。 ところが、これだけでは終わらなかった。 ルームメイトのリラに、同じ災難が降りかかったのだ。 アリスは友人だけでなく、さまざまなものを失ってしまう。 この方が打撃が大きかった。 「レイプされたとき、処女だけでなく、人生もほとんど奪われてしまった。 世のなかがどう動き、自分がどのくらい安全なのかについて抱いていたある仮定も捨てた」 こんな心境になるような事態を、私は想像もできない。 それでもアリスは再生した。 「あれから時間がたったいま、わたしは二つの真実が共存する世界に生きている。 地獄も希望も自分の手のひらにある世界に」 アリスとともに傷つき、苦しみ、再生を感じてほしい本である。
心の深淵へ
著者の実体験を綴った半生記。 p apeされているのに,なぜ,自ら服を脱いでしまうのか。なぜ,言われるままに体を開いてしまうのか。なぜ,言われるままにキスをしてしまうのか。 傷を癒さない家族の言葉,精神科医の言葉。 そして,裁判。(小説や映画に描かれた虚構の裁判ではなく,本物の裁判!) ape後の初めてのセックス。 友だちもまた apeされて… p 悪夢。ヘロインへの耽溺。 p apeがいかに心を踏みにじるのかということを,わかっている人はどれだけいるのだろうか… 心の奥深くをかいま見,感じることができる,深く,重い本です。
現実とは?
ノンフィクション。レイプからの立ち直り記といってしまえばそれだけですが、現実のレイプはその間もその後も自分自身で乗り越えなければならないことが山ほど有り、映画やドラマのようにあっという間に裁判にはならず、服をひろってまた身に着け、なぐられて腫れた顔のまま歩いて帰り、長々とつづく病院での検査や警察での事情聴取をうけ、またどこかであいつにあうのでは、という恐怖を引きずるものなんだと筆者は知らせます。最初はか弱い主人公(筆者自身です)が「もしあなたをつかまえたら」という詞を発表してから、犠牲者ではあっても被害者ではない強さを持ち、裁判での証言では芯の強さをみせます。解決は単なる解決にはあらず、え、大丈夫?というその後の経過もついてます。巻末に読書グループへの問題提起ガイドもあります。おすすめ。読むべき。
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Lovely Bones
多分、私の人生の中でいつまでたっても1位の本だと思います。子供がレイプされ殺害された不幸な事件から、家族がどのように再生していくのかがしっかりと描かれていて、悲しい中にもなぜだか希望がもてる作品でした。子供をこのような不幸な理由でなくした父親と母親の心の動きが細やかに描写されていて何度よんでも泣けます。同じような事件に遭われた方でも少しは心の支えになる本ではないかと思います。又、小児性愛をもっている人達こそ読んでほしいものです。そして、被害者の悲しみをしっかりと感じとって頂きたいものです。
残酷な運命、でもあたたかい目線
レイプされ、殺されてバラバラにされた少女。見つかったのはひじの骨だけ。でもそれが"the lovely ones"ではありません。そしてまた、そんな衝撃的な出だしに不似合いな温かい話であることは、この本の装丁からも見てとれるかもしれません。 p 彼女が残された家族や友人、彼女を殺した犯人までも天国から見て語る様子は淡々と、でも時に切なく響きます。 The Timesの書評では「一気に読んでしまった」という主旨のことが書いてあったようですが、エピソードが少しづつつみかさねられているので、どちらかと言えば全体としてのあらすじを追って一気に読むというよりは少しづつ味わいながらページをめくる本だと思います。 タイトルのThe Lovely Bonesの意味が分かったとき、暗い中にぽっと灯りがともるような、そんな印象を残してくれる本です。
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悲惨な死を遂げる主人公が語る物語にも関わらず、家族を見守る彼女の暖かく優しいまなざしに、何度も切なくなり涙がこぼれました。また読み終わったあと ほっと優しい気持ちになりました。数少ない 何度も読み返したい本のうちの一冊です。
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ラッキー
早読みが得意なのですが、読み終えるのに時間がかかってしまいました。テーマが重いのと、だーっと一気に読ませる構成ではなかったからかも。スピード感はなかったけど、後で考えると、それが主人公の心境と読者をシンクロさせる手法だったのかも?と思いました。本文よりも、巻末の Afte math の方が興味深かったです。本の内容については、きっと他の方々がすでに書いてだろうと思うので、あえてここでは触れないでおきます。
Luckyの意味
自虐的とさえ思えるほど何度も繰り返される「わたしレイプされた」という言葉。 消してしまいたいのに、なかったことにできない経験。 本人にしかわからない苦悩。 私だって、家族や友人がそんな目に遭ったと知ったら、どんなふうに接してよいのかわからない。 そして心の中で思う。 「こんな目に遭ったのが、自分でなくてよかった」と。 アリスの家庭が崩壊してゆくさまは、『ラブリーボーン』の比ではない。 あれはいくら実体験を元に書かれたとはいえ、所詮フィクションだと痛感せざるを得ない。 主人公スージーのやさしさと情愛に満ちた家族へのまなざしに、救いを感じながら読めるからだ。 『ラッキー』では、自分がアルコールとドラッグにおぼれてゆくさまも克明に書かれている。 何よりセカンドレイプにさらされる日々の辛さは、そうでもしなければ生きていけないほど筆舌に尽くしがたいものだった。 特に裁判でしつこくアリスを問い質すパケット弁護士には、こちらも吐き気を覚えた。 よくこんな裁判を乗り切れたものだと感心する。 ところが、これだけでは終わらなかった。 ルームメイトのリラに、同じ災難が降りかかったのだ。 アリスは友人だけでなく、さまざまなものを失ってしまう。 この方が打撃が大きかった。 「レイプされたとき、処女だけでなく、人生もほとんど奪われてしまった。 世のなかがどう動き、自分がどのくらい安全なのかについて抱いていたある仮定も捨てた」 こんな心境になるような事態を、私は想像もできない。 それでもアリスは再生した。 「あれから時間がたったいま、わたしは二つの真実が共存する世界に生きている。 地獄も希望も自分の手のひらにある世界に」 アリスとともに傷つき、苦しみ、再生を感じてほしい本である。
心の深淵へ
著者の実体験を綴った半生記。 p apeされているのに,なぜ,自ら服を脱いでしまうのか。なぜ,言われるままに体を開いてしまうのか。なぜ,言われるままにキスをしてしまうのか。 傷を癒さない家族の言葉,精神科医の言葉。 そして,裁判。(小説や映画に描かれた虚構の裁判ではなく,本物の裁判!) ape後の初めてのセックス。 友だちもまた apeされて… p 悪夢。ヘロインへの耽溺。 p apeがいかに心を踏みにじるのかということを,わかっている人はどれだけいるのだろうか… 心の奥深くをかいま見,感じることができる,深く,重い本です。
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