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【くちコミ情報】
レクターシリーズの最高傑作
トマス・ハリスのハンニバル・レクター博士シリーズは皆すばらしいですが、その中でも「レッド・ドラゴン」は、サイコキラーのキャラクターが秀逸です。写真屋という他人のプライバシーを覗き見できる場所で獲物さがす。デジカメ、自宅プリントができる今では、心配はいりませんが、調子に乗って、ブログにプライバシーをのせていると、サイコキラーに目を付けられるかも知れませんので、お気をつけて。
犯罪側の人生・感情の動きまで描写している点が秀逸
犯罪者側を悪の権化としてだけ書くのでは無く、犯罪者にも歩んできた人生があり、その描写にページを惜しみなく費やしている作品が好きです。特に、犯人の幼少期におけるつらい体験は涙を誘います。実際、終盤では自分は犯罪者側の立場になってドキドキしました。また、犯人の変態ぶりもキテマス!25年以上前に書かれた作品とは思えません。ダラハイドとレバの触れ合いや、それによって変化するダラハイドの感情の動きも細かく書き込まれており、一人の人間としてのキャラクターを与えています。続編の「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」もこれから読もうと思います。
なんじゃ これは
ハンニバル・レクターシリーズの第一作ということで購入しました。なんじゃ。これは。英語が難解で読みにくい。ぜんぜんこなれていません。ロビンスやシェルダンといった一流のストーリーテラーに慣れた読者には酷です。とくにネイティヴでない私には苦痛でした。また犯人の行動が変です。主人公のグレアムをねらったりするから返り討ちにあうのです。この作品ではレクター博士の恐ろしさが十分に描写されていません。まだ脇役ですね。とはいっても「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」につながる重要な作品であることにはかわりがありません。
すごい作家だと思った
トーマス・ハリスはすごい作家だと思った。新聞記者としてキャリアをつみ、APのエディタを経てから、独立して作家に転向したと聞いているが、全編を通じて、ピンと張り詰めた文章は最後まで一寸の隙も、無駄もいっさいない。 バーミンガムとアトランタで、一家惨殺事件が発生する。どちらも絵に描いたような幸せな夫婦と子供3人の裕福な一般家庭。事件が発生するのはいづれも満月の晩。この2つの事件を結ぶ鍵はなにか? 単純な殺人事件でないことを予感したくFBIのクロフォードは、今はFBIを離れているグラハムに協力を仰ぐ。このグラハムこそ、数年前レクターの逮捕を なしとげた捜査官であり、殺人鬼の心理を読める不思議な才能を持っていた。 追うものと、追われるもの。トーマス・ハリスは、その非凡な筆で、殺人者の 心理と人生を描き、この小説を単なる捜査物の読み物にはない深みとすごみを与えることに成功している。 私は、羊たちの沈黙の後に、このRed D agonを読んだ。優劣などつけようがないぐらい両者とも素晴らしいと思った。とにかく脱帽した。 トーマス・ハリスの文体は、FBIの捜査メソッド関係の専門用語が結構出てくるし、捜査官たちが使うスラングがちりばめられていて、とっつきにくいかもしれない。しかし、彼のスタイルはFBIのラボ調査の現場に立ち会っているような、キョーレツな臨場感を持っている。辞書さえあれば、文体自体は非常に簡潔で美しい。 私はダ・ビンチ・コードのダン・ブラウンより、トーマス・ハリスの方が作家としては上だという気がする。 ハリスが最後に「ハンニバル」を1999年に出してからすでに7年たっている。 この寡作な作家が次作を発表するのはいつになるのだろうか。
ハンニバルの初期作品
彼の作品の、ハンニバル初登場の話。「羊たちの沈黙」「ハンニバル」を読後、この本に初めて手をつけた。 ハンニバルが監獄にいるのと、スターリングが話に出て来ないのが残念だが、ストーリーは十分に読み応えはある。 簡単な推理要素が加味されているが、犯人の人格要素を盛り込んでいる点は他の作品と変わらない。そうして犯人の新たな殺人予告に、縮み上がるような恐怖と悦楽を味あわされる。 「噛みつき魔」といって思い起こされるのが、映画ハンニバルでも公開された、看護婦噛みつき事件である。博士は残酷性に富み、私達をいつも楽しませてくれる。
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