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青島武
の売れ筋最新ランキング [2010年09月10日 15時01分]
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在庫あり。
ジャンル内ランキング:47,234位
カスタマーレビュー数:4
【
くちコミ情報
】
共演者を替えて続編を
恭子ちゃん、このところ「不思議ちゃんキャラ」ばかり演じていて、すっかりその路線で行くのかな、と思っていましたが、ここでは久々にシリアスで男前(!)なキャラ、複雑な生い立ちを背負った心の陰の部分もうまく演じていて、新境地を開いたといえます。 シナリオもまあ悪くない。最大の問題は他の方も書かれていますが共演者です。共演者のがんばり次第ではもっといいものになりそうだったのになあ、と残念です。「相棒」シリーズではありませんが、もう一人恭子ちゃんと絡む主演級のキャラで恭子ちゃんに位負けしない役者さんが欲しいかも。もっとも今まで恭子ちゃんと競演した男の役者で恭子ちゃんに位負けしなかったのは金城武くらいか(笑)。いっそのこと石橋凌を主演級に引き上げるとか。 心に傷を負った臨床心理士を演じる恭子ちゃんをもっと見てみたいので、さらなるパワーアップをした続編を期待します。
25歳のフカキョンは衣装も豪華で女っぽさが上昇中。一方ドラマの出来は石橋凌以外は最悪に近い
フカキョンを魅せるための作品であることには間違いなく、フカキョンのファンであれば必見である。10回くらいは衣装を変えているし、それぞれがいかにもブランドモノといった感じで彼女の「天然」と「タカビー」のMixキャラをうまく包んでいる。最初の緑のブラウスのドルガバのサングラスが一番かわいかった。気持ちのよいエグゾーストノイズを立てて走るマスタングの特別仕様SALEENは、ハデなコクピットで彼女のキャラをうまく引き立てている。 ドラマ「山おんな。。。」の時よりもちょっとアゴのラインがすっきりしたような感じで少し大人っぽくなったようだ。話し方も前ほどの舌たらずのベイビートークを抑えている。あいかわらず透き通るような美しさで、25歳のフカキョンはまだまだ綺麗になっていきそうでこれからが楽しみ。 ということで、フカキョンのプロモーションビデオとしては合格なのだけれど、ドラマとしては残念ながらかなりヤバイ。出演者のやる気もおきないのもわかるが、まず共演の萩原聖人は、昔に比べて相当かっこ悪くなってしまった。フカキョンとの格差がありすぎて、どう見ても二人がくっつくようには見えない。 それとサトエリ。この役は完全にミスキャスト。想像するに、小説ではこの役は、冷徹な上司なのだけれど懐の深さも持ち合わせて最後は部下の萩原を認めるような役回りではないかと思う。辞表をつき返すシーンが一番のキモだったのに、サトエリは単なる無表情の台詞棒読み。いったいプロデューサーはサトエリに何を期待したのか? 唯一の救いが石橋凌だ。さすがの演技力でドラマに緊迫感と人間味を与えてくれる。この人がいなければ、本当に救いようのないドラマになっていただろう。 間違いなくこのドラマ、評判は良くなかったと思うが、そのせいでフカキョンの出演が減って欲しくないと思った。
面白い
面白いけど、この作品の世界観が今一つ描ききれてないように思います。 千里眼もそうでしたが、映像しかり、演出も今ひとつこだわりがないきがします。 いつかこの、特殊な物語をエンターテインメントとして描く監督が現れることに期待したい。 続編が作られることを願って。
面白いほうだと思う。
本作ですが、「催眠」の松岡圭祐さんが原作者です。彼のこのシリーズは好きでしたので、 期待してみてみました。これはもともとテレビで放映されたものだと思いますが、 なかなか密度のある出来ではないかと思います。ただ、これがもし映画となると事件自体が 少し派手さがないので、無理だとは思いますが。 主演の深田恭子さんは存在感ある女優さんだと認識しております。 でも、演技は下手ではないと思いますが、ちょっと台詞回しがおかしい時がありますけど。 最後はもうちょっと派手にやっても良かったかなと思いますが。
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青島武
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(税込)
ジャンル内ランキング:2,696位
カスタマーレビュー数:1
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くちコミ情報
】
褌姿の森永奈緒美
今は亡き山城新吾監督のナンセンス?ドタバタコメディー。注目はJACの美人アクション女優だった森永奈緒美さん。彼女目当てで当ビデオ入手しましたが、いかんせん出演シーンが短すぎ。ともあれ褌姿の森永さんの貴重映像ありますので、見所はその辺りかと。dvd化されてないので稀少なVシネではありますが。
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瀧本智行
(脚本)
青島武
(脚本)
¥ 3,990(税込)
一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
ジャンル内ランキング:13,580位
カスタマーレビュー数:9
【
くちコミ情報
】
心温まる作品
いや〜、参りました。こんないい作品が埋もれているとは・・・。 自殺ということをテーマにしている作品ですが、そんな暗さを全く感じさせず、むしろ心温まる作品に仕上がっているという印象を受けました。 死という現実に直面した時に、生きる希望を見出すという逆説を描いている作品です。 ぜひ、一度見て損はしない作品だと思いますので、お勧めします。
ズシンと響く「生きる」映画
世の中には志半ばにして、病気や事故で亡くなる人も多い。映画やテレビドラマでもそれらは「泣き系」作品として数多モチーフにされている。しかし一方で、何らかの理由で突如「生命」を断ち切ってしまう人たちがいる。本作は後者を描いたものだが、決して客観的・説教チックなものではなく、なるべく当事者に近づく作り方をしており、好感が持てる。本作を観ると、各エピソードの主人公たちと一体になって物語に入り込んでいることに気が付く。特に池内博之の演技力は圧巻で、暴力的表現をしながら、いかにいい奴なのかがわかる役作りが凄い。「私、どうすればいいのでしょう」という小嶺麗奈の痛々しさも切なく胸に迫るし。また津田寛治と塩見三省の居酒屋でのシーンにも唸らされた。あれだけのバックボーンをセリフだけで説明するので、普通は解説っぽくなってしまうのだが、2人の「役柄」が実在するのではないかと思わせる芝居は最上である。それにしても小山田サユリは色っぽくなったなあ。井川遥と萩原聖人のパートは、俳優が悪いわけではなく、他に比べると「映画っぽい」エピソードだったので、少し違和感があったのかもしれない。それだけあとの2つのパートが真に迫っていた、ということ。これらの舞台となる青木ヶ原樹海の撮り方も地獄への一丁目的感覚ではなく、明るめに撮られている。不幸な場面ばかりだが、何となくハッピーエンドっぽいのは、その撮り方にも大きな功績があるだろう。いい作品です。
人は「ここではないどこか」にいけない、だからこそ帰る場所もあるのだが…
富士の樹海での自死を巡り、自死志望者、殺されかけた男性、自死した者の生前を調べる探偵らを描いた4篇からなる作品。 4篇は物語上、独立しているが接点が全くないわけではない。自死しそうな顧客を助けに樹海にやってきた闇金融業者が自社のビラを落とす(第1篇)。このビラがあったことで、暴力団に殺されかけた男性が生きて帰る(第4篇)。 各篇とも上記のような些細な偶然と思い出によって(それはまさに樹海の木々をつなぐ細いテープのようだが)、誰かを助けようとしたり(第1編)、他者の死を忘れないと心入れ替えたり(第2篇)、救われたり(第3編)、死のうとしている人を見捨てたことで生きて帰ろうと決意したりする(第4篇)。人間万事塞翁が馬というか何というか。 人は社会生活はおろか樹海の中ですら、些細な思い出のもと人間社会の偶発性(偶然)に影響されている。人間は結局、社会の中でしか生きられないと痛感した。人は生きる以上、社会を出られないということは、どんなに絶望しても帰る場所がまだあるという点で希望だが、同時に社会の外「ここではないどこか」を生きられない点で「絶望」でもあろう(第1篇の金融業者のセリフにも注目)。 映像は淡々とした地味目な映画なので「樹海」という単語で強烈な「非日常」の映像を望んで観ると期待はずれに終わるかもしれない。
こんな素晴らしい作品が埋もれていたとは・・・
偶然、この作品に出合いました。 どんな内容かも知らず、なんとなく観てみると・・ こんなに深いテーマだったとは。 死に場所を求め彷徨う場所(樹海)で、新たに生きたいと思う心の奥からの叫び。 樹海は、本来は、死に場所なんかではなく、生命体のみなぎる場所なはず。 この作品は、4つのストーリーが交じっているのですが、 どれも、日常的なもので、大袈裟なものではない。 誰でも、死を意識するし、逆に生も意識する。 人間にとって、ごくあたりまえの感情などを、 とてもリアルに描かれているのではないか?と感じました。 そして、映像や音も綺麗です。 何もかもが自然で、凄く身近に感じられ、いろいろと考えてしまいます。 こんなに良い作品があったとは知りませんでした。 もっと多くの人の目に留まって欲しい作品です。
まったく痛みがない
自殺という問題を扱う映画なのだが、暗さ、つらさを全然感じることはない。 どこまでも「他人事」を見ているだけだ。 サスペンス好きのOLがヒマにまかせて書いた短編小説のようなつまらなさである。 悪徳金融と借金のある女、暴力団にそそのかされて5億の公金横領をした男、ストーカー事件を起こした女、自殺した一回あっただけの女のことについて探偵から調査を受けるサラリーマンの4つのエピソードからなるのだが、そんなどこかで聞いたようなストーリーに現実感を感じることはなく、それを平凡な構成で撮っただけである。 きょうびテレビドラマでももっと工夫する。 エピソードを4つ作ってしまったから一人一人の死に至る内面に迫ることもなく、 かといってそれぞれが独立してタラタラと進むだけで交錯する事もない。 オリジナリティーはゼロだ。 ひとつのエピソードを描ききる能力がないから4つに分散させて逃げたようにしか思えない。 そしてアホみたいなほんわかした音楽が流れてラストは一人の女は自殺をやめてハッピーな日常に復帰するのだ(笑) まるで中学生の模範解答のような映画。 まったく説得力がない。
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ジャンル内ランキング:51,431位
カスタマーレビュー数:24
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連合赤軍のリンチ事件を題材にした小説『光の雨』が映画化されることになり、若手キャスト(結木奈江、山本太郎ほか)が集結して撮影に入るが、まもなくして監督(大杉漣)は失踪。彼は赤軍を同時代を生きた男でもあった。代わって、それまでメイキングを回していた新進監督(萩原聖人)がメガホンを取り、撮影は続行される…。
高橋伴明監督が、これだけは撮らないと自分の20世紀は終わらないとの覚悟で取り組んだ社会派青春映画の傑作。立松和平の原作が劇中劇として描かれ、当時の若者たちの思想を理解できず、混乱しながら役を演じていく若手俳優たちのドラマとクロスしていく。理想を追い求めた果てが仲間同士の殺りくであったという痛恨。それは決して過去の出来事理ではなく、閉塞的現代とリンクする歴史的重要な惨劇であったことまで思い知らされる、必見の作品。(的田也寸志)
【
くちコミ情報
】
裕木奈江につきる
この作品は裕木奈江を見る映画である。彼女は素晴らしい。 彼女の昔の作品はあまり知らない。その頃はドラマや日本 映画に全く関心が無かった。 が、私はこの作品を見て、裕木奈江のファンになった。 ただ、当時不思議に思ったことがある。 バブルの頃は”自由恋愛”、”翔んでるオンナ”、”キャリ ア・ウーマン”という言葉がはやり、フェミニズムの全盛期 だったというふうに記憶している。 なのに、彼女をバッシングした一部のオンナどもは、どう 聞いても”オヤジ”くさい価値観で口撃していたと思う。 程度こそ違え、集団でひとりを吊るし上げるあの醜悪さは、 この映画の私刑に通じるものがある。 子供のイジメが社会問題化して久しいが、全く大人も大概 ひどいもので、子供のイジメを論じる前に、大人社会の ガキじみたイジメこそ真剣に反省すべきである。その目線が あれば、連合赤軍事件が起こった理由の一端は理解可能だ。
下界のアジトのシーン
森と永田の指示を仰ぐために、下山してきた坂口が二人のアジトである公団住宅の一室を訪れる場面が、相当怖い。 疲れ切った顔の坂口に対して、余裕の表情の森、そしてシャワーを浴びてでてきた永田洋子(裕木奈江)の「あら、坂口くん、来てたんだ」の一言。あの平然とした口調がホントに恐ろしい。あんなこと言われたら坂口じゃなくても絶句するだろう。リーダーの「凡庸さ」がはっきりと現れる瞬間だ。ここのやりとりを観てほしいがためにこの映画を他人に勧めている気がする。 こんな複雑な構成でいて、破綻しないのは脚本がよくできているからなのか、ま、とにかく『実録・連合赤軍』よりずっと「良い」作品であることは疑いない。
求めていた革命や総括って何?
この光の雨の題材になっているリンチ事件はなんとなく知っていました。光の雨を観て、仲間をリンチにかけ結果的に死に追いやってて、この人らの求めていた革命や総括って何?って心の底から思いました。 光の雨は劇中劇というやり方で見やすくはあったけど僕は原作通りに描くか事件のみをストレートに描いて欲しかったです。特に殺されたメンバー1人1人にスポットをあてて欲しかった。そしたらまた違う印象だったのに…と。(数名以外は簡単に総括を求められ殺された印象をもった)この映画で久々に裕木奈江を見ました。以前のバッシングを受けていた頃のイメージとは違い上杉(永田)役にはまってる気がします。高橋かおりが演じてた高田の総括シーンが観ていて一番きつかったです。つーかさぁ、劇中の玉井のナレーション、時々いらないと思ったシーンがあった。
劇中劇という構成が消化不良で、現代の若者との対比がいまひとつうまく描けていない
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を見た後に、この作品と「突入せよ!あさま山荘事件」を続けて見た。警察側からの視点から描いた「突入せよ!〜」は連合赤軍が主題ではなく、警察内部の物語を描く題材として、あさま山荘事件が描かれているだけで、純粋な娯楽作品であった。 連合赤軍そのものを主題にしているのはこの「光の雨」と「実録・連合赤軍」であり、「実録・連合赤軍」がストレートに事件の経過を描いているのと対照的に、この作品では劇中劇の「光の雨」という映画の中で連合赤軍兵士を演じる現代の若者たちの、連合赤軍事件と兵士たちへの思いを平行して描くことで、フィルターを一枚かけている。 しかし劇中劇の中で赤軍兵士を演じる俳優たちの心情もいまひとつ伝わってこない。高橋伴明監督自身が一歩引いた視点から描きたかったのかもしれないし、大杉蓮扮する監督役に自己を投影していたのかもしれないが、この監督失踪のエピソードもなんとなく消化不良になってしまっており、劇中劇という構成自体は全体に成功しているとは言い難い。原作の「光の雨」をそのまま映画化したほうがよかったのではないだろうか? 劇中の映画で山本太郎が演じた連合赤軍のリーダー(森恒夫)はただのサディストのようにしか見えなかったが、実在の森恒夫が敵前逃亡したり、逮捕後も完全黙秘できなかったりと、革命軍のリーダーとしての資質に疑問が持たれていることを考えると、このような描き方もあるのかと思った。さらに山本太郎が俳優としてこの役をどのように演じるのか判らずにいる描写があるが、山本太郎は明らかにミスキャストだと思う。「実録・連合赤軍」の森役の地曳豪が素晴らしかったのでどうしても比較してしまう。他のキャストも総じて「実録・連合赤軍」の方が良かったが、裕木奈江の演技だけが素晴らしかった。 21世紀に入ってから10年間にすでに3本もの連合赤軍関係の映画が作られており、それなりの評価を得ている。ここまできたら、是非とも長谷川和彦監督の幻の企画「連合赤軍」も映画化して欲しいと思う。
当時の人々を[本当に]知らない世代には危険な作品
私は全共闘が毎日、機動隊とバトルを繰り広げていた時期に小学生だった。この映画を観てこの事件は怖いと言う人が多いが、当時実際に感じたこの事件はもっと猛烈に凄惨で残酷なものだった。 <連合赤軍事件の関連記事> http: www.alpha-net.ne.jp use s2 knight9 engou.htm http: www8.ocn.ne.jp ‾moonston lynch.htm (ページ中程の「連合赤軍総括リンチ事件」参照) その頃、街に出ると外の空気は緊張感に満ちていて、テレビでは毎日のように、交番が放火・襲撃されたり、手製爆弾によって大企業が爆破されたニュースや、活動家の学生が内ゲバによって鉄パイプで撲殺されたニュースが流れていた。 この映画では、当時のニュース映像として機動隊が学生を殴るシーンはいくつも採用されているが、爆破された企業ビルの前で全身血まみれになって倒れている女性の映像などは一切採用されていない。 まだ妙なフィルターがかかっていない子供の目には、この活動に関わっていた人々の本質が徐々に透けて見えるようになった。私は高校生になった頃、すでに学生運動は終焉を迎えていた。私はこの運動に敗北し、かつて在籍していた大学の近くにジャズ喫茶を開店した経営者の店でアルバイトをしていた。さまざまなセクトの人がやってきた。店内でいつ鉄パイプで敵(この場合、国家権力ではなく、同じ極左集団だが自派とは活動方針などが異なる他の組織のメンバー)を殴打するような内ゲバが起きても何も不思議ではないような混沌とした状況だったが、不思議とこの場では中立が守られていた。 この作品の冒頭でも語られるが、彼らは本来、大いなる理想を抱いて「世界の人々が幸福に生きられる世界をつくるため」に活動を始めたはずだったが、実際に当時の彼らが行っていた事はヤクザの勢力争いとほとんど大差無いものだった。国家と戦争をするにはお笑いの貧弱な武力は、勝ち目の無い闘争の中で、ますます先鋭化して行く組織についていけなくなった仲間に向けられた。 自分らの戦力を自分らの手でそぎ落としていくのだから、その先に勝利など絶対にありっこないのだが、それさえももはや当時の彼らにはわからない。 当時、革命運動が断絶した後、敗北感や絶望感、虚無感にさいなまれて自死を選択した者も少なくなかった。しかし、当時の革命ブームに乗っかっただけの大多数の日和見ボーヤたち[それを『団塊の世代』と言う]は、早々に自己保身に走り、数ヶ月前まで不倶戴天の敵だったはずの大企業や国家組織の一員になっていった。彼らは今では定年退職をむかえ、国家や企業から従順生活のごほうびとして退職金や年金を得て、かつて唾棄すべきものと罵倒していたはずのプチブルな老後生活のプランを嬉々としてたてている。馬鹿につける薬は無い。 私は今日までこの世代の醜悪さを嫌というほど見てきたので、日本を駄目にしたのはこの世代だと絶対的な確信を持って強力に断言できる。 この作品は、この醜悪な世代がみずからの後ろめたさを弁護し、正当化するためにつくられた作品である。 だからこそ最後に原作者はどうしても、どれほど無様な形になろうが登場せざるをえなかった。「みんなごく普通の子供だった。本当はみんな良い子だったと僕は思いたい。(今を生きている)君たちとなんら違いも無い。」まさに、“馬鹿につける薬は無い”と痛感する瞬間である。 この活動の、醜悪で滑稽な象徴的存在を見事に演じた裕木奈江が良かったので星はすべて彼女のために付けた。
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