Kenchiku Publishing NEWS Thank you for your access...  宿検索.com
建築作品データベースpocket NAVI. 建築求人ケンチクジョブ! 建築・建設技術者のための出版物ニュース 建築作品データベースpocket NAVI.-最新情報・更新情報 サーチエンジンArchi Engine 構造設計ツール
 

 
         


   三船敏郎 の売れ筋最新ランキング   [2010年09月10日 15時42分]
30ページ中 1ページ目を表示しています (110件)


おすすめ度

関連のオススメ商品
斬る [DVD]
切腹 [DVD]
大菩薩峠 [DVD]
暗殺 [DVD]
上意討ち-拝領妻始末- [DVD]
侍 [DVD]
 
¥ 4,725(税込)
¥ 3,863(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:7,097位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
三船敏郎 本領発揮、エネルギー爆発の時代劇
三船が怒鳴って、叫んで、叩き斬る! おちゃらけシーンは一切なし。 生の迫力を感じさせるモノクロ映像に、棒読みで甲高い声のナレーションがかぶさる。 特にクライマックスの襲撃シーンは絶品。 心して観よ!
重厚さを存分に楽しんでください
脚本は“七人の侍”や“切腹”の超一流ライター橋本忍。 桜田門外の変に材をとった群像劇で、当時の東宝を代表する名優達の競演を堪能することが出来ます。 ストーリーの面白さ、セットの見事さ、役者さんたちのレベルの高さが渾然一体となっていて見ごたえは充分です。 例えば、初代水戸黄門の東野英治郎が三船の過去を新珠三千代に語って聞かせる場面は、脚本がやや説明的で長々としているのですが、落ち着いてはっきりした口調の東野が、その弱点を芝居のうまさで巧みにカバーしているのが分かります。 下手な役者さんがやればこうはいかないと思います。 また暗殺団の首領伊藤雄之介(相変わらずすごい存在感!)が裏切り者を抹殺した後で三船に言う名セリフも、正直言ってこんな芝居じみた台詞を実際に言う人がいるとは思えないのですが、これも役者の名演技によってお芝居としての楽しさを堪能させる名場面になっています。 紅一点の新珠三千代の落ち着いた中年女性の艶っぽさも必見です。  ラストの桜田門外の場面は阿鼻叫喚のようなものすごさ。 あの激しく舞い散る雪は小道具なのでしょうか? 白黒横長の画面に見事なアクセントを付けています。 主人公三船が、ストーリー全体を見ればむしろ歴史の狂言廻しになっているこの悲劇、公開当時それほど評価が高かった作品ではないようですが、隠れた名作と言っていいのではないでしょうか。 廉価版での再発が望まれます。
特筆すべきは見事に江戸の町が再現されていたこと。
「人を斬るのがサムライならば〜 恋の未練がなぜ切れぬ〜♪」と、当時、歌の文句にもなったほど、人の口の端にのぼったものであったが、それを、世界のミフネが演じていると聞き、興味を持った。 椿三十郎など出に見せたミフネの立ち回りの見事さはまだまだ健在で、その圧倒的な存在感は、食い詰め浪人の悲劇を他の役者のそれとはひと味もふた味も違うほどに演じきっていた。 ストーリー的には、少し、出来過ぎのところもあったが、むしろ、この作品で特筆すべきは、その背景ではなかったろうか。 どの時代劇作品よりも、見事なまでに、江戸の町が再現されていたように思えてならないのである。 白黒作品ながらも、江戸の町が、私が生まれる少し前くらいの現実感をもって迫ってくるほどで、まさしく、「いにしえの江戸かくありき」の見事さであったように思えてならない。
幕末のサスペンス 〜待望のDVD化
「侍」というタイトルとDVDパッケージの三船敏郎の写真からは痛快時代劇を連想させられるが、この作品そう単純なものではない。いわば時代劇の設定を借りたサスペンスとでもいったところか。 時は幕末、井伊直弼を討つために水戸藩士の星野監物(伊藤雄之助)を首領として浪人たちが集まるが、暗殺計画は内通者がいたため上手く進まない。そのため、浪士たちは内通者を探ることとなるが、疑わしい人物として浮上したのが新納鶴千代(三船敏郎)と栗原栄之助(小林桂樹)の二人。この二人の素性、一味に加わった理由等を探るうちに意外な事実が浮かび上がるといった展開。 三船敏郎が単なる凄腕の侍というだけでなく、出生の秘密を持つ侍という複雑な役を見事にこなしており、普通の痛快時代劇にない重みが増している。 また、一見温厚だが剣の達人で学問に秀でて、自らの志のために脱藩し、井伊直弼暗殺に加わる小林桂樹の役柄も緩急交えた憎い配役。菊千代が惚れるお菊(新珠三千代)という美人女将が彼等2人の運命に関係していき、一気に悲劇に向かって突き進む展開は観る者を作品に引き込んで離さない。 3人の絡んだ運命をストーリーテラー的な木曽屋(東野英治郎)が丁寧にひもとき、終盤に謎が一気に解ける展開ではハッとさせられるだけでなく、その時に物語のずっしりとした重み伝わる。 伊藤雄之助演じる星野の冷酷非情さは今までに観たことのない迫力であり、彼のラストでの狂喜と三船敏郎演じる鶴千代の乱舞はこの物語の恐ろしさを極めている。時代劇の設定を借りたサスペンスとしては小林正樹監督の「切腹」が有名だが、それに匹敵する幕末サスペンスの隠れた傑作のDVD化だ。


おすすめ度

関連のオススメ商品
用心棒 [Blu-ray]
黒澤明監督作品 AKIRA KUROSAWA THE MASTERWORKS Bru-ray Disc Collection II (7枚組) [Blu-ray]
七人の侍 [Blu-ray]
黒澤明監督作品 AKIRA KUROSAWA THE MASTERWORKS Blu-ray Disc Collection III (7枚組)
隠し砦の三悪人 [Blu-ray]
椿三十郎 [Blu-ray]
黒澤明 (脚本) 山本周五郎 (原著) 菊島隆三 (脚本) 小国英雄 (脚本)  
¥ 4,935(税込)
¥ 3,500(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:2,745位  
カスタマーレビュー数:80

Amazon.co.jp
 『用心棒』大ヒットの翌年に製作された続編的要素をもつ作品。お家乗っ取りに暗躍する悪家老一味と、血気盛んな若侍たちの確執に、(今回は椿と姓を名乗る)三十郎(三船敏郎)が巻き込まれていく。
   原作は山本周五郎で、黒澤明監督も今回は肩の力を抜いて、ホノボノとした明朗感を大切にしながら演出。しかしその中で、正義の城代家老の妻(入江たか子)に「あなた(=三十郎)は抜き身の刀のよう。でも本当にいい刀は鞘に収まっている」とサラリと言わしめ、力をコントロールすることの大切さをさりげなく説いているあたりもうまい。クライマックス、敵方の室戸半兵衛(仲代達矢)との一瞬の居合対決は、今でも語り草となる凄絶なシーン。当時、三船の殺陣は、もはやフィルムのコマに刀が映っていないほどすばやいものだったと言われている。(的田也寸志)

くちコミ情報
絵についてのクライテリオン版との比較
この作品は黒澤作品の中でも特に気に入っている作品で、自分はまずクライテリオン版を購入いたしました。 クライテリオン版は始まると、題字や出演者の方々の字もくっきりしており、おおっと思いましたが、物語が始まるとあれっという感じ。 白を強調しすぎており、ろうそくの明かりなのに部屋は昼のように明るいし、登場人物の顔も真っ白。 外の場面はカラッと乾燥した空気感に感じました(日本の空気というよりアメリカの西部劇のような空気感ですね)。 少し残念に思い、それならばと国内版を購入。 クライテリオン版とは正反対の、薄暗い絵。 そして、どろっとした湿気を含んだ空気感。 黒も黒にあらず。 えっ、これがBDかい??と思いました。 国内版なので、こちらの方が本来の監督が意図した絵なのでしょうか。 絵のサイズも国内版の方が元々のサイズのようです。 クライテリオン版は両端が少しカットされております(元々のネガがそのサイズだったようです)。 自分としては、両版の中間の絵が欲しかった。 しかし、これから自分が繰り返し見るBDはおそらくクライテリオン版だろうと思います。 特典もありますし、こういう空気感もありなのかなと。 皆さんも興味がありましたら両盤ともご覧になってみてはいかがでしょうか。 ちなみにクライテリオン版の用心棒は、最高の仕上がりで満足致しましたので、国内版は購入いたしません。
自分が生まれるだいぶ前の日本にこんな世界的名作が!
椿三十郎は今まで何回も観てきたけど、 ブルーレイになって音声がよくなったのか、今まで以上に話の内容がわかって、とても楽しめました。 とにかく素晴らしい! 自分が生まれる前に、日本から世界に通用するこんな名作が作られてたことに感激するし、 音楽も何もかも本当に素晴らしい映画だと思います。 あと、ついでに日本人の所作の素晴らしさに感激しました。 日本の礼法というか、身の振る舞い方とか、美しいなって思いました。 ブルーレイになって細かいところまで映るようになり、最後の決闘のシーンで二人のまわりに飛ぶ虫が気になるほどでした。 今までは一度も気にしたことなかったのに。 とにかく今さっき観終わって興奮しております。
単純に黒沢作品を面白さで選ぶと俺はコレ
単純に黒沢作品を面白さで選ぶと俺はコレかもしれないな。 三船敏郎が演じるこの破天荒でえらく強いキャラクターが縦横無尽に暴れまわる。 長回しで切りまくるシーンも圧巻だけど最後の決闘シーンにおける劇画風の演出の派手さ(直ぐ終わっちゃうんだけど、それもまた逆に凄いと思わせる。)は必見だ。 三船敏郎の人を食ったようなセリフに振りまわされる加山雄三や田中邦衛達は、凄惨なシーンを笑い要素に転換する上で非常に重要なキャラクターとなっている。 仲代達也がまた敵役として良い味を出している。まあいかにも腕が立ちそうで怖い役。 尺も90分ちょっとなんで、ちょうど良いしなにしろストーリーがさほど複雑ではないし、後味も悪くないから誰が見ても楽しめるだろう。
娯楽の殿堂
1962年公開の作品を約半世紀を過ぎて観賞。 黒沢明という人の凄さを感じる。もっとも好きな作品はデルスウザーラであるが この作品に含まれる笑いという要素がたまらなく良いですね。 また、今現在も活躍されている役者さん、仲代達矢、加山雄三、田中邦衛なんかの若い頃が見ることが出来るのも嬉しい。 個人的にはBGMが強すぎるようにも思うが、これは当時としてはしょうがないのかもしれませんね。
黒澤明、日本映画の評価は、これを見た後でするべし
 個人的には、黒澤明の最高傑作だと思っている。勿論、「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「用心棒」より上だと見る。  黒澤明の作品は多少饒舌な部分があり、あと十分か二十分カットすればもっと傑作になるのに……という気がするものだが、本作に関しては、一切カット不要……というか、下手にカットすると意味が分からなくなる、と言うくらいにまで脚本が削いである。  三船敏郎の剣捌き、本来は主役になるはずだった小林桂樹の名演、息をもつかせぬストーリー、見始めに気になる白黒シネマスコープなどその内気にならなくなる面白さ。  娯楽とは、映画とは、巨匠の渾身の解答と言えよう。  これを見てリバイバルを見ると笑えるぞぅ(自分は笑おうと思って見たけど)。


おすすめ度

関連のオススメ商品
乱 デジタル・リマスター版 [DVD]
大魔神 デジタル・リマスター版 [DVD]
大魔神怒る デジタル・リマスター版 [DVD]
大魔神逆襲 デジタル・リマスター版 [DVD]
静かなる決闘 デジタル・リマスター版 [DVD]
羅生門 デジタル完全版 [DVD]
黒澤明 (脚本) 宮川一夫 (映像) 芥川龍之介 (原著) 橋本忍 (脚本)  
¥ 2,940(税込)
¥ 2,610(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:4,398位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
デジタル完全版で初めて分かった本作の素晴らしさ、必見!
正直、今まで、この作品が海外で、どうして評価が高いか理解できませんでした。 中心となる森のシーンは、ほとんど真っ暗で何やってるか分からないし音声も、ほとんど聞き取れないので、意味不明なストーリーが、ますます分からず実験作なのは理解できても感動とは、程遠い印象でした。 が、このDVDを見て印象は180度変わりました。 兎に角画面が美しい。森のハイコントラストな光と影は印象派の絵の様で、その中の京マチコさんの美しさは絶品ですし、二人の男優も個性は真逆でも美しいです。そして衣装も凝ってます。 話の内容も表面的には全く異なりますが、人間性の本質は実は、どれも一緒です。 女性は、視点により悪女にも淑女にも成りますが、そのどちらも併せ持つ物だと黒澤は言いたいのではないでしょうか。 そして、男性は、そんな女性に振り回される哀れな存在だ。 こう考えると一見多面的なこの作品も一貫性のある物だと言えます。 そして、黒澤の、こうした人間感は、同時期発売の、本作制作の数十年後の「乱」でも変わりません。 それにしても、今回の復元が一番効果を挙げているのは、そうした複雑な女性を見事に演じ分けた京マチコさんです。復元で表情の微妙な違いもはっきり分かるように成った事で彼女の演技が一層引き立ちました。脱帽ものの演技力です。彼女は「乱」で末の方と楓の方に二分された人間性を一人で演じきりました。海外での絶賛も納得です。 ただ「乱」と「羅生門」の違いは最後ではっきりします。 この間の監督の人生観の変化が何か悲しい物に写ります。 兎に角、この復元は賞賛に値します。日本でも、アメリカの様に名作映画の復元が進む事を願います。 結論として、本DVDはマストバイと断言できます!!
この値段でこの画質!
ブルーレイ版が好評のようですが、こちらのDVDの画質の良さもかなりのものです。アメリカでのリマスター版ということですが、なかなかよい仕事をしてます。ブルーレイのほうは未見なのですが、そちらは値段の高さもあり、88分と黒澤映画としては短めなため購買意欲をそそられなかったのですが、このDVDは安価で画質も高くお勧めです。ちなみに字幕もついてます。


おすすめ度

関連のオススメ商品
東京裁判 [DVD]
激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD]
激動の昭和史 軍閥 [DVD]
太平洋奇跡の作戦 キスカ [DVD]
日本海大海戦 [DVD]
日本のいちばん長い日 [DVD]
大宅壮一 (原著) 橋本忍 (脚本)  
¥ 4,725(税込)
¥ 4,214(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:8,926位  
カスタマーレビュー数:34

Amazon.co.jp
   昭和20年8月6日と9日に原爆投下、8日にはソ連参戦と、追い詰められた日本はついにポツダム宣言の受諾を決定した。しかし、あくまでも徹底抗戦を叫ぶ一部の軍人たちは、8月15日正午に流される玉音放送を阻止すべくクーデターを計画。かくして終戦までの24時間、日本のいちばん長い日の幕が開ける!大宅壮一のノンフィクションを原作に、戦中派のシネマアルチザン岡本喜八監督が腹をくくった骨太の演出で迫る東宝戦記大作「8・15シリーズ」の第1作。あえて民間人を登場させず、お偉方たちの右往左往を描くことで、戦争の愚かさ滑稽さを濃密に醸し出される驚異。三船敏郎をはじめとするオールスター・キャストの熱演、誇り高きスタッフワークに支えられながら繰り広げられる2時間半余の上映時間、そしてラストでは岡本監督が真に訴えたかったテーマが荘厳に奏でられていく。もはや戦争映画の枠など優に越し、日本映画の底力をとことん見せつける傑作中の傑作である。(増當竜也)

くちコミ情報
迫真の演技
阿南陸相役の三船敏郎は当然だが畑中少佐役の黒沢年男や古賀少佐役の佐藤充も大汗をかいての熱演でした。当時はエアコンなんか無かったから終戦の詔勅の文書作成のための閣議もあんな密室で文官はスーツ、武官は暑そうな軍装で見ているほうが暑そうだ、たまらんなと思いました。個人的には畑中少佐や井田中佐の言い分にも一理あると思いましたね。「最後の一兵まで戦わずにここで戦いを止めてはこれまで死んでいった将兵を欺くことになる」というのはそうだろうな。
戦争で亡くなった方たちへ胸を張れるような日本人に自分たちはなれたのでしょうか。
時間とお金をたっぷりとかけた歴史的超大作です。岡本喜八監督の代表作です。キャスティングもベストです。登場する俳優は東宝オールキャストの豪華版で、一人一人が大俳優、名俳優ばかりです。黒沢映画に出演している人もほとんど出ています。橋本忍氏の脚本もすばらしい。 物語は大きく分けて前編後編に別れています。前編は連合国からのポツダム宣言から、それを受諾するまでの内閣と陸軍内での葛藤。後半はポツダム宣言受諾後、玉音放送をめぐる8月14から15日にかけての陸軍若手参謀たちの反乱です。一億総本土決戦と絶対にあきらめません。登場人物、関係者の全てが実名です。 陸軍大臣を演じる三船敏郎は、まるで本物の阿南陸相ようで、ものすごい迫力です。青年将校役を演じる黒沢年男も迫力ある熱血演技です。戦争続行に向け、泣いたり喚いたり、脅したり口説いたりと、最初から最後まであちこち駆け回り、純粋な軍人を演じ切っています。この役は、まさにこの時の黒沢年男にしか演じることができなかったでしょう。その相棒として中丸忠雄は冷静沈着に彼をサポートしています。鈴木貫太首相郎演じる笠智衆は、いつもひょうひょうとしていますが、閣議では阿南陸相の主張をさえぎり、自ら終戦の決定をする強い意志も見せます。ここはすばらしい名演です。これで日本のポツダム宣言受諾、つまり無条件降伏が決まりました。 若手将校を前に切腹にのぞむ阿南陸相は、この映画のクライマックスです。この先日本はどうなるかわからないが日本は大丈夫だ、君たち若い人たちが新しい日本を作っていきなさいと、世辞の言葉を残して切腹します。この言葉のように、戦争で亡くなった方たちへ胸を張れるような日本人に、今の自分たちはなれたのでしょうか。 最後に、DVD保存版としては切腹シーンのパッケージが不気味で、まるでホラー映画のようです。映画の中身を知らない人、特に若い人はこの絵だけで引いてしまいそうです。せっかくの歴史的超大作がパッケージで観てくれないのでは台無しです。ここは「日本のいちばん長い日」という題字だけでいいのではないでしょうか。この映画を末永く後世に残すものとしてパッケージの改版を望みます。
♪若い血潮の予科練の〜♪
ポツダム宣言受諾決定から玉音放送までの24時間 自分の為ではなく、日本という国のことを自分自身の頭で真剣に考え、悩み、そして、行動した男たちの物語です。 ポツダム宣言受諾決定を知らず、8月15日午前零時、ゼロ戦で飛び立つ特攻隊たちを、日の丸を振って送り出す地元住民たちの♪若鷲の歌♪が耳に残ります。 若い血潮の予科練の 七つ釦(ぼたん)は桜に錨 今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ でかい希望の雲が湧く 命惜しまぬ予科練の 意気の翼は勝利の翼 見事轟沈した敵艦を 母へ写真で送りたい     (作詞 西条八十)
『ヒトラー最期の12日間』と比較すると興味深い
この映画は何度も観ている。 実際のできごとを題材にした映画は、事実を淡々と描写すれば、 くりかえし観るに値する作品になるといういい例だからだ。 先日『ヒトラー最期の12日間』を観た。 おなじ最後の日をあつかっていながら、その内容のちがいにおどろいた。 『ヒトラー最期の12日間』は、ひたすら頽廃と絶望を描いている。 『日本のいちばん長い日』は、ひたすら敗戦までの手続きを描いている。 これは『ヒトラー最期の12日間』を観て、はじめて気がついたことだ。 原作がそうだからと言えばそれまでだが、このちがいは興味深い。 観るたびに想像をあそばせることのできる映画が好きである。 後年、おなじ原作で8月15日を描いた『歴史の涙』というTBSのテレビドラマは 駄作だった。何人も女優がでてきて、泣いたりわめいたりするからだ。 こういう作品には、想像をあそばせる余地はない。
終わらせることの難しさ
 8月15日に玉音放送が流れるまでの24時間を追った、緊張感みなぎる傑作。監督・岡本喜八、脚本・橋本忍。そして男汁だくだくだの豪華俳優陣――長尺でも安定感が段違いだ。  当時首相の鈴木貫太郎(笠智衆)、本土徹底抗戦を訴える陸軍大臣阿南(三船敏郎)、そして国体護持のためにクーデターを画策する青年将校(黒沢年男)、そして昭和天皇――それぞれがそれぞれの立場で国を想い過ぎるがゆえに、意見は平行線を辿り続け、その間にも下界では被害が苛烈さを増してゆく……。  特に強烈なインパクトを残すのが、ひたすら肩周りにびっしりと汗を染み込ませながら皇居周辺を行き来する青年将校たち。彼らの国を想う気持ちは純粋そのものなんだろうけど、純粋過ぎるゆえにその近視眼っぷりは見るに堪えない。天皇を守ることが任務の近衛兵たちが、玉音放送を阻止するために、宮内庁に銃を向けるのだ――とんでもない妄執だ。結局彼らにとって天皇は絶対であり、絶対ではなかった。よく、戦況が悪化しないうちにどうして戦争を終わらせなかったのか、という声は多い。自分もそう思う。けれども、時の為政者たちは終わらせることの難しさを誰もが知っていた。そして事実、終わらせることはとんでもなく難しかった。これを見るとそう思わざるを得ない。玉音放送によって戦争がすんなり終わったと勘違いしていた自分のような人間に、是非見て欲しい激動の昭和史。


おすすめ度

関連のオススメ商品
待ち伏せ [DVD]
新撰組顛末記 (新人物文庫)
侍 [DVD]
風林火山 [DVD]
新選組全隊士徹底ガイド (河出文庫)
新選組 [DVD]
 
¥ 4,725(税込)
¥ 3,537(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:37,261位  
カスタマーレビュー数:5

Amazon.co.jp
   三船敏郎、小林桂樹、北大路欣也、三國連太郎といった俳優陣が、新撰組の面々に扮した大作時代劇。文久三年に結成された新撰組の活躍はめざましいものがあったが、徐々にその結束に陰りが出てくる。映画は局長である近藤勇(三船)と土方歳三(小林)、沖田総司(北大路)を中心に、その栄光と苦悩に満ちた日々を描いていく。
   ひとりひとりにアウトロー的個性があり、団結して時代を切り開ていく。新撰組ほど我が国で愛されている歴史上の人物は皆無であろう。しかしこの沢島正監督による「新撰組」は、単に彼らのヒーロー的活躍を描いた作品ではなく、新撰組の血の結束の裏で犠牲になった人物たちにもスポットを当て、そうした事態に困窮する近藤の姿をも丁寧に描写している。暗い内容の作品と思いきや、沢島監督のタッチはテンポよく、エンタテインメントとして大いに楽しめる。
   初代局長・芹沢鴨に扮しているのが三國連太郎。その粗暴な言動故、近藤らに暗殺されてしまう芹沢だが、同じ役を34年後に三國の子息である佐藤浩市がNHKの大河ドラマ「新撰組!」で演じたのも、何かの因縁だろうか。(斉藤守彦)

くちコミ情報
一見の価値あり!
確かに史実の隊士に比べ演者の年齢は上過ぎるとは思いますけど、殺陣や演出の迫力は劇場作品らしい好作品です! 配役も書物などのイメージと異なる役者が多く感じるものはありますが、個人的には「山南敬介」役の中村梅之助氏と官軍「有馬藤太」役の中村(萬屋)錦之助氏がハマリ役と感じました。 羽織が黄土色であったり、沖田が官軍の銃弾に倒れるなど??な事はさておき、幕末の動乱期に“誰よりも武士らしく”時代を駆け抜けた「新選組」が好きな方ならばおススメの映画です。 余計な事ですが…国営放送の「新選組!」は比較的史実に近いように若い演者を配役してましたが、忠実ではないですよ!
爽快でした
新撰組を描いたということを覗けば、痛快で爽快だと思います。 でも新撰組作品だよ、と言ってしまうと、新撰組と近藤勇という名を借りた、三船敏郎のプロモ的な作品ですね。 キャストも年齢が上すぎますね。おじさんばかり。戦闘中に息切れしそうです。 でも痛快で爽快だったことには変わりありません。 大河と比較されていますが、大河の方が年齢に忠実だし、近藤勇の弱さも書かれていて、新撰組作品と言えると思います。
新旧の新選組
 レビューをよんで、気になったので一言。 三船さんの新選組は見ていませんが、レビューの内容からして秀作なのでしょう。ただ、いくら その新選組が素晴らしいからといって、新しい新選組をことさらコケにし、侮辱する行為は大人気なく、許せません。   確かに、若さや人気、勢いで大河を成功には導けません! ただ、その大河を盛り上げ、一生懸命創り挙げたキャストや俳優方の努力も感じず、ただ、一方的に断罪して 終わりですか?  私には、この年の大河は最初こそ、ダメだしは多かったものの、若者層を取り込み 成功した大河だと思います。   
さすが!
私はNHKの新選組を数回しか見ませんでした。何故なら先にこの新選組を観たからです。 “私の中で新選組といえばこの人”という固定観念はなく、この作品以外にもいくつかの昔の時代に作られた新選組を観ましたが、どの作品も明らかにNHKを凌駕する秀作です。 その内の一つがこの作品です。 他の方のレビューで「おやじくさい」という意見は確かにごもっとも。しかし私が思うに、実際の新選組に年令の近い若々しい人でも、実力があれば別ですが、例えばNHKの様な事になると画にも説得力がなくなり、若いだけではどうにも出来ない“壁”が出来ます。演技も未熟(全員がそうとは言いませんが)でビジュアル面、話題性だけに終始した主役陣で、脇をベテランで固めても、芯がしっかりしていなければ作品自体の質を壊してしまいます。 その点を考えれば、熟練した豪華な俳優陣による、中味のある見事なこの作品は、十二分に観るに値するものだとオススメ出来ます。
おっさん臭い
同じく近藤役をやったこともある千恵蔵、右太衛門よりは若いが、それでもやはり三船はおっさんだ。土方は小林桂樹で、こちらもおっさん。どうにも躍動感が全体的に欠ける。 p 最後の斬首シーンは、トラウマになります。


おすすめ度

関連のオススメ商品
用心棒<普及版> [DVD]
隠し砦の三悪人<普及版> [DVD]
赤ひげ <普及版> [DVD]
生きる<普及版> [DVD]
椿三十郎<普及版> [DVD]
七人の侍(2枚組)<普及版> [DVD]
 
¥ 5,040(税込)
¥ 4,118(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:6,046位  
カスタマーレビュー数:36

くちコミ情報
人間の濃さが詰まった作品
 フランシス・コッポラ監督が影響を受けたという「七人の侍」をようやく観ることができた。凄い、凄いとは聞いていたがやっぱり凄かった。  近年流行しているSFXを使った作品(CGなどの特殊技術のことです)は映像としては綺麗だけど、どうも人間らしさが足りないと思っていた。そんなときに「七人の侍」を見ると、まだ白黒のフィルムを使っていながらこれだけの”リアルさ”を出せるのは黒澤監督にしか出来ない業だと納得させられた。人がわらわらと動くのだ。農民は風になびく雑草のようにあっちへ行ったり、こっちへ行ったり、興味があれば驚き、野武士が襲って来れば一目散に逃げ出す。そして三船敏郎演じる菊千代は三国志の張飛を見ているようで、乱暴なのだが人情味に溢れていた。  DVD二本にわたる大作なのに、ちっとも長さを感じなかった。それはひとえに、良く練られた脚本とリアルな俳優たちの演技が観客に飽きさせる暇を与えなかったからだろう。  とにかく観るべし! どんなに大金を積んで作った映画でも、「七人の侍」に匹敵する映画などほとんど存在しないに違いない。
利他的であること、共同体として村
七人の侍 DVD 1954年 見るのは2度目か3度目か。 やはり凄い、毎回、気がつく点というか奥深さに感動する。 村と言う共同体の多様性(善人もいれば悪人もいる)、利他的な侍(もちろん利己的な侍もいる)、そして農耕と山の幸で生かされる人々。 五月女(田植え娘)のラストシーン、そこに日本の原点があるように思う。 まさに手入れの思想、自然からの恵みと農業が生み出す実り。
全部が含まれている
本屋でDVDを買いました。ぬかるみの中で右往左往する馬のひずめの音と足の撮影 は迫力がありました。また馬一頭しか入れないような狭い入り口から敵を一人ずつ 入るようにし掛けて袋ネズミで射止める作戦も面白かったです。 昔風に言えば“水のみxxx”出身の菊千代(三船敏郎)が 盗んだ家系図を見せて由緒ある侍出身を見せかけて演説したり、貧困極まった農民達が、、、 実は貴重な食物を隠していた、また村人達が恐れてかくまっていた娘達が出てきたときの 菊千代の驚きと喜びのシーンも真実味がありました。 一本調子ではなかった、それどころか貧困にあえぐその時代の農民の心情、 浪人たちの状況、ラブストーリー、悲哀、戦争作戦 etc.が名演技と一緒に 映画全体に上手に組み込まれています。 黒澤明は言うまでもなく、三船敏郎のナチュラルで朴訥とした演技とそれでいて 物凄く豪快!と思うととても優しい表情を見せる彼のlooksは世界的に通用します。
名作。
「とりあえず観とけ」的映画。 あぁなるほどなぁ。 今の人はこういうのをマネしてるんやなぁ。 と思う場面が随所に登場。 さすがに古臭さは否めないものの、それすら「味」になっているのです。 ただただ完成度の高さに脱帽するのみ。 ストーリーは単純なのに細かく作りこまれていて、登場人物が十分に生きている。 様々なギミックも用意されていて、飽きさせない構成も見事。 月並みながら、「豪快にして繊細」という言葉がピッタリなのです。 「これは俺なんだよぉ」(ミフネの名ゼリフ)は涙ものです。 http: eview. tmup.com dvd_movie seven-samu ai-aki a-ku osawa.html
すばらし!!
黒沢作品はやっぱり昔のほうがいいですね。この作品は、内容もいいけど役者さんが皆さんすばらしい。今風に言えば、イケ面は一人だけ、木村功さんね。全員、「ああ侍」ですしお百姓さんはまさしくお百姓さん。何回見ても飽きません。


おすすめ度

関連のオススメ商品
二百三高地 [DVD]
太平洋奇跡の作戦 キスカ [DVD]
連合艦隊<劇場公開版> [DVD]
連合艦隊司令長官 山本五十六 [DVD]
日本海大海戦 海ゆかば [DVD]
日本海大海戦 [DVD]
 
¥ 4,725(税込)
¥ 3,863(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:27,606位  
カスタマーレビュー数:7

くちコミ情報
武士道と騎士道。
「二百三高地」で当時の戦争にはまだその名残があったって描かれてましたっけ。この映画でも艦長同士がお互いを讃える会話をしており、ジ〜〜〜ンとさせられますが当時東洋の黄色い猿と呼ばれていた日本人に対してあのようなセリフを言えたのかなぁ?内心は「何で世界最強のバルチック艦隊がこんな猿共のいかだボートに負けにゃならんのや(怒)!」と、思っていたのではないかと勝手に想像したりしてしまいました(笑)。見せ場の海戦シーンですがミニチュアによる撮影にしてはなかなか迫力があり、艦砲射撃による火薬の吹き具合や波しぶき、詳細に作り込まれた船体から察するにかなり大きかったのではないかと思われます。音響効果のデジタル5.1は録音のされ直しはされてないようで、オリジナルの音声を利用した擬似5.1感はいがめずクリアさや低音などやや迫力不足を感じました…。
最初の三分だけでも観る価値あり
 この作品について、「円谷英二監督の遺作となった、特撮の華。連合艦隊の艨艟を人間の視点で(神の視点ならば簡単)見事に映像化。映画館で朝から夜まで延々10時間観た記憶がある。丸山誠治監督」と、私のビデオ目録データベースに記録している。当時は入れ替えもなく、夏休み中の子供には千円足らずで一日楽しめた良い時代だった。  佐藤勝の音楽が素晴らしい。寝た子も起きる序奏に続く軽快なマーチと海を圧し進む映像は、夏が来るたびに観たくなる。  当然知らなければならない事だが、かってこの国の若者は、ペリーが来た「癸丑以来」、亡びないために死力を尽くした。 国の姿を変え、先進国の優れた技術を取り入れ、「列強の侵略を受けない」国を創ろうとした。高杉晋作が列強支配下の上海を見て、このままでは「遂ニ支那ノ覆轍ヲ蹈ムモ計リ難シ…」と倒幕を決意し、坂本竜馬が薩長同盟をまとめていなければ、他の者が、列強支配の各個撃破によるこの国の植民地化を防げたかどうか…、断言できない。この映画はそういう若者たちへのオマージュでもある。  俳優陣も豪華だ、三船敏郎さんは言うに及ばず、加山雄三が広瀬武夫、仲代達矢が明石元二郎など豪華な布陣。仲代明石が刺客の襲撃を悠然とかわすところなど、流石!ファンである笠智衆さんの乃木大将も嬉しいし、佐藤允(また見たい俳優さんです)の「「国親爺座ろ」と覚えとけ!」など、長年見なくても忘れないシーンにあふれた、いい映画でした。  この映画が封切られたのは、司馬遼太郎さんが「坂の上の雲」を上梓した年でもある。三年越しの映像化が話題の今夏、ご観になってはいかがでしょう。
CGは未だ特撮を超えず
特典映像として艦船の撮影映像がすごくリアル。4mはある艦船は白黒&サイレントで本物にしか見えない。特撮における円谷は黒沢に負けてない。 ドラマ性はないが海戦を見つめる漁民たちや陸にうちあげられたロシア兵を弔う村民たちの姿は自然な演技で好感もてる。 50年で後進農業国が大国ロシアに勝つ姿を維新で散った志士、後輩に未来を託した西郷大久保は何を感じたのか・・
特撮は素晴らしいが、ドラマのほうがどうも・・・
クライマックスの日本海海戦の場面は特撮とはいえ見ごたえ十分、さすが円谷英二。艦船がまだそれほど巨大ではなかった時代なのが幸いして、大スケールのミニチュアもしっかり作りこまれているし、着弾シーンもなかなかリアルだ。ただ、ドラマのほうはどうかと言えば、紙芝居でも見ているような味気なさが残念だ。日露開戦から旅順港閉塞戦、二百三高地の戦い、それから日本海海戦とエピソード盛り込み過ぎで、さらによく知られたエピソードを無理やりでも潜り込ませようとして、かえってこれがストーリーを浅薄なものにしてしまっている。
20世紀の設計をしてしまった大戦を描く!
内容は文句ありません。 日本海海戦となっていますが、 同時に行われた陸軍の作戦(二百三高地)もしっかり描かれていまして この作品一本で日露戦争がわかりやすく解説されています。 東郷さんの三船さんをはじめ、名優があまた登場。話をびしッと締めてくれます。 また将官だけでなく下士官、一兵卒、市民の奮闘、陸軍将兵の悲哀も描かれていて戦争映画として燃える。 対するロシア軍も出番は少ないのですが、比較的対等な立場で描かれています(会話がロシア語なのは感動)。 艦隊戦の特撮は実写のような臨調感あふれるもので手に汗を握ります。 ここまでレビューを書いていると非常にイケイケな戦争映画に思えてきますが しっかり戦争の影で行われた諜報作戦の暗部を描いている。 ロシアの革命勢力に工作をする明石大佐(仲代達也さん)が、後の共産革命の後押しをしたのは事実であり、 日露戦争なくして、あまたの20世紀の共産革命が成立しなかったのは確か。 (共産党の大躍進がなければ、ヒトラーも政権を取れなかった!!) また戦争後の山本権兵衛と伊藤博文の会話が、対アメリカ戦を意識している。 20世紀の通過点として、そして20世紀の設計をしてしまった日露戦争が浮かび上がってくる。 それは、日本にとって世界にとって幸せな結末だったのか?の問いかけを作品は訴えている印象がある。


おすすめ度

関連のオススメ商品
座頭市(デジタルリマスター版) [DVD]
新座頭市 破れ! 唐人剣 [DVD]
座頭市あばれ火祭り [DVD]
新座頭市物語 折れた杖 [DVD]
座頭市 御用旅 [DVD]
座頭市と用心棒 [DVD]
 
¥ 5,040(税込)
¥ 4,118(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:22,127位  
カスタマーレビュー数:14

Amazon.co.jp
   シリーズ第20作目にして、黒澤明作品で知られる“用心棒”こと三船敏郎をゲスト・スターに迎えるという、二大スター夢の対決によってシリーズ最大のヒットとなった作品。3年前に訪れた蓮華沢の里を訪れた座頭市(勝新太郎)は、そこが小仏の政五郎の暴力によって仕切られているのを知った。政五郎は用心棒の浪人・佐々大作(三船敏郎)に100両で市殺しを依頼するが…。
   東宝アクション派として知られる岡本喜八監督がシリーズ初演出という異色作でもあるが、劇中の登場人物すべてにワルの魅力を漂わせ、クライマックスとなる市と用心棒の対決までドラマをぐいぐい引っ張ってくれるのはさすが。さて、その勝負の結果は……言うまでもないのだが、両者が刃を交える一瞬の凄みは、やはり名優同士の貫禄であった。ヒロイン若尾文子の艶も善し。(的田也寸志)

くちコミ情報
若尾文子さんの美貌に直立
 若尾文子さんの美貌の前に、全て霞みました。しかし、よく創ってあります。文句なし脱帽です。
異種格闘技の面白さ
チャンバラが少し控えめなのと大スター競演映画特有のどっちつかず感があって自分の中ではもうひとつでしたがあらためてじっくり観てみると面白いです。日本の美的感覚や情緒を至る所で再認識しました。最後まですべてにわたり座頭市寄りで観てしまいました。実際にありかどうかは別として座頭市のチャンバラは独特で映画で観ていて大変面白いです。他の役者さんにできない芸だと思いました。
スゴい存在感
日本映画界が生んだ世界に誇る二大スターによる二大キャラクターの対決。ストーリーにこだわりすぎてチャンバラシーンが少ない感じも計算ずくか?クライマックスの対決シーンは鳥肌もの。存在感抜群のお二人です。このような俳優さんは二度と現れないでしょう。チャンバラ映画の歴史的作品。
その時代の娯楽映画
タイトルと二大主演俳優が気になる方は、ぜひ見るべきです。勝新太郎は三船敏郎との共演を楽しんでいますね。 現場主義で撮られた豪華な娯楽映画。その良い面と悪い面のどちらも見られます。 従来の勝新"座頭市"シリーズとは、少々テイストも違います。大きな相違は、シリーズで一貫して描かれてきた、市が背負う哀感とでもいうのでしょうか、それがかなり薄められている点です。 ですので"座頭市"シリーズとしては残念ながら☆☆〜☆☆☆といった印象ですが、当時の文学座出身俳優、岸田森・細川俊之・寺田農・草野大悟の演技を見られることで個人的にこの評価としました。
ゴジラ対ガメラ
 黒澤「用心棒」のキャラと舞台設定を背負った三船が、座頭市・勝新と対決。特撮の世界では現実化しなかった「ゴジラ対ガメラ」の究極ヒーロー合戦が展開される。時代劇ファンが見て面白くないはずがないし、話題性ということではシリーズ最大の動員数を入れたのも当たり前なのだ。  一方で、当然「ヒーロー対決モノ」に必ずある二番煎じ感・B級感というのも否めない。それは、それぞれ単体で撮った「用心棒」や「座頭市」の作品としての魅力というのは、主役の俳優とキャラ設定だけが担ったものではないからだ。ストーリーや作品としての強度より、主演二名の役者としての強度を味わうべき映画だとは正直思う。でも、それだけでも十分ご飯お代わりできちゃうんだから、良いじゃないかと。なお、若尾文子の美貌と色気も、カネが取れる女優のオーラがムンムンだ。


おすすめ度

関連のオススメ商品
七人の侍(2枚組)<普及版> [DVD]
椿三十郎<普及版> [DVD]
隠し砦の三悪人<普及版> [DVD]
赤ひげ <普及版> [DVD]
天国と地獄<普及版> [DVD]
用心棒<普及版> [DVD]
 
¥ 3,990(税込)
¥ 3,217(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:11,228位  
カスタマーレビュー数:26

くちコミ情報
ただただカッコイイ
もはや作品の説明はいらないでしょう。皆さんの沢山のレビューには屋上屋なだけ。ただひたすら三船がかっこいい。男の理想。黒澤がある時期から時代劇を止めた理由に「日本人の顔が変わったから」といっていたが。決して小顔ではなく、長身だが足が長いわけでもないが。三船を超える俳優なぞいまだにいない。いや今後も間違いなく出ない。
衝撃的でした
映画ファンなら観なくてはいけないという思いに駆られて 最近はじめて黒澤作品を見たのですが、とにかくもう最高でした 黒澤明が世界中の映画監督に影響を与えたということに納得の内容です 何度でも観たいと思う映画がまた一つ増えました
素晴らしいです
極めて濃厚、濃密。全体を通しエネルギーに満ち溢れています。 登場人物全てに個性があり、一個の人間であってそれぞれに人生があって、背景をも感じさせてくれる。 悪役に魅力を付随させることは簡単なのですが、主人公がここまでに生き生きとし、存在感を放っている物語というものは、当然の帰結として面白いに決まっています。 とかいう話しは黒澤映画全てに言えることかも知れませんが。 星四つにしたのには、流れにツッカカリを感じたからです。 円滑でない。敢えてそうしているんだろうし、そうすることが人間生活を描く上で正しいという考えがあってのことなんだろうが、観る側にストレスを感じさせてしまえば、これはマイナスなんだと捉えられます。 これも黒澤映画全てに言えることであって、自分が感動を得たのは、実際にはこのツッカカリがあったからなのかもしれません。 まあ好みの問題です。 三十郎は誰の用心棒をやったのか なんて点を考えながら観てみると、面白いと思いますよ。
世界中に影響を与えたというのも尤もと思われる傑作
キャラクターの造形がすばらしい。 まさに絵になるという感じで皆個性的な面構え。 音楽が滑稽味を増長し、リアルな演技でもどこかファンタジックな安心感を与えてくれる。 三船敏郎、仲代達矢をはじめとする役者達はどこか白土三平や小島剛夕あたりが描く劇画に出てくるような風情で非常に魅力的であり、そのしぐさに惚れ惚れしてしまうほどだ。 特にふてぶてしい態度の三船敏郎の演じる浪人のキャラクターは剣の腕も凄ければ頭の回転も速く尚且つ情に厚くてどこか達観したユーモアさえ漂わせながらも非常に大胆な行動を取る多面的な魅力溢れる人物像を見事に演じている。 その一種刹那的にも見える人物は人間の本質を見据えながら見事に欺瞞や謀略のその裏をかいて痛快に立ち回る。 シーンのひとつひとつがすばらしいので何度観ても、いやむしろ何度も観たほうがそのすばらしいシーンの数々でスクリーンに向かって声をかけたくなるくらいアガるハズだ。 世界中に影響を与えたというのも尤もと思われる傑作。 マストです。
用心棒
僕がこの映画好きな理由は、三船、仲代のえもいわれぬカッコよさもさることながら、 やっぱり東野英二郎でしょう。中盤飯屋のシーンで西村晃とニアミスしてるのも、 たまらんですな。ダブル黄門様ってことで。 あとは中途半端なロマンスも無いのが物語が締まってる印象かも。 途中でなんかヘタレ家族を助けてますが。女を助けてるのもそれくらいだし、基本家族をいやいやながらも助けてる格好ですが。 早くブルー麗で見たいね〜


おすすめ度

関連のオススメ商品
天国と地獄 [Blu-ray]
用心棒 [Blu-ray]
隠し砦の三悪人 [Blu-ray]
七人の侍 [Blu-ray]
蜘蛛巣城 [Blu-ray]
赤ひげ [Blu-ray]
 
¥ 4,935(税込)
¥ 3,962(税込)
在庫あり。
ジャンル内ランキング:23,254位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
円熟の黒澤演出
 昭和40年作。黒澤と三船の最後のコンビ作品。江戸時代末期の小石川療養所での医師たちの奮闘ぶりをドラマチックに描く。主演は三船演ずる赤ひげ先生ということになってはいるが、実質は加山雄三演ずる保本登であろう。蘭医学も修めて意気揚々たる保本は、江戸に帰ってきて最初の勤務地が小石川療養所であることに失望し、なおかつ主任医師の新出こと赤ひげにも反発する。しかし一流の医師だけではない赤ひげの独特の人生哲学に傾倒して、医師として人間として成長を遂げる、という教養小説ならぬ「教養映画」。  相変わらず長い作品で(185分)エピソードてんこ盛りの作品ではあるが、編集が巧みで冗長または散漫な印象はない(でも山崎務の佐八のエピソードはお金がかかっているよなあ・・・)。村木与四郎のセットや中井朝一 斎藤孝雄コンビのキャメラも完璧。そして今回じっくり観て気付いたことは、黒澤演出の円熟味。ギラギラしたところが影をひそめて、人間を観る目が限りなく優しくなって、ほのかにユーモアもたたえ、ジョン・フォードを彷彿とさせる、と言ったらほめすぎか?  三船や加山はもちろん山崎務、土屋嘉男、香川京子、二木てるみ、三井弘次らが好演、内藤洋子も可愛い。最後に加山の両親役で笠智衆と田中絹代が出てくるのは、溝口と小津に対するオマージュなのか。思わずニンマリしちゃうぞ。必見です!!
PCで再生すると音声にビーーーーっという音が乗りっぱなし
この製品は、私の場合、NECのLC950RGというブルーレイのハード搭載機種で再生したところ、最初から最後までビーーーーーーーっという音が乗りっぱなしで、本編の音声が全く聞こえないという仕様になっています。 バナソニックのブルーレイ・ディスク・プレーヤーで再生した場合は、そのような現象はありませんだした。 もともとこの作品は、昭和40年頃に作られたので、モノクロですが、現存するプリントとしては最高の画質のものをテレシネしたと思われます。 恐らくNHKのBS2や日本映画専門チャンネルの放送で使用したマスターを使っての製品化ではないかと思いますが、この映画が作られた製作当時の事を考えれば、画質・音質ともに、まずまずだといえるのではないでしょうか?
30ページ中 1ページ目を表示しています (110件)
2 3 4 5 6 7 8 9 10 | Next»

新着書籍情報をメールマガジンで配信していますバックナンバーはこちら...
E-mail :

このサイトはAmazon Web サービスを利用して作成しています。