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   Simon Singh の売れ筋最新ランキング   [2008年09月05日 21時47分]
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フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
Simon Singh(原著) 青木 薫(翻訳)  
¥ 820(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:639位  
カスタマーレビュー数:63

くちコミ情報
わかった様な気にさせる
フェルマーの定理はピュタゴラスの定理の応用ともいえるもので、問題の意図するところは中学生でもわかるし、証明できそうな気にもなる。 その一方で、当のフェルマーは『この命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない』と挑発。この挑発に対する挑戦が350年も続くことになる。 フェルマーの定理の存在は大学の授業で知り、社会人になってから新聞の社会面で証明されたことを知ったが、フェルマーが挑発的であったことやピュタゴラス教団なるものがあったこと、日本人数学者もフェルマーの定理に関与していること等は本書で初めて知った。 本書はフェルマーの定理に関与した数学者に関するドキュメントである。350年間の過程、ワイルズが証明に至るまでの過程を丹念にかつドラマチックに描写しており、さらに、π(パイ)と河の長さ、素数とセミ、無限ホテル等、教科書には記載されていないような挿話もある。数のもつ美しさ、数学の厳格さや、捉えようもない難しさを、理系にも文系にも馴染みやすく書いた良質の数学ノンフィクションである。 ただし、以下の2点が引っかかり、読み終わった後に爽快感を感じることはできなかった。 まず、ワイルズが得た感動、爽快感を共有できないこと。ワイルズは20世紀のテクニックを駆使して証明をしているため、証明の内容は高度であり、理解するには相当に高度な数学知識を要する。本書は前半では数学をわかりやすく記載さいているものの、後半に進むについて数学的なテクニックに関する記載は少なくなり、クライマックスのワイルズの証明は、具体的な内容がほとんど記載されていない。本書に責任はないのだが、星5つにし難い点である。 もう一点は、「未解決の大問題」として挙げられている四色問題や球体充填問題が蛇足であること。フェルマーは17世紀のテクニックで定理を証明してしまったか、証明が間違っていたのかのどちらかである。前者を信じ、未だにフェルマーの定理と格闘している数学者もいるとのことであるが、どうぜ蛇足を書くなら、そういった数学者を追って欲しかった気がする。
つまらない数論がどうして?・・・大学時代に読みたかった!!
500ページの大作ですが、この2008年夏休みに一気に読みました。 大学の教養過程の微積分の教科書の最初の方にあった、あの つまらない数論の背景に、このようなドラマチックなドラマが 隠されていたなんて・・・。大学時代に読みたかったです。 そうすれば、私の人生も変わっていたかも。 サイモン・シン、とんでもない才能です。本書は、 「フェルマーの最終定理」を縦軸に、「ピタゴラスの定理」 から現代数学の最先端までの、数論に関する最良の数学史と なっています。無味乾燥でつまらなかった数論も、背景を 知ることにより、なんて面白い学問なんだろうと思い直して しまいました。最良の数学の副読本に出会った感じです。 また、この本を通して、数学者という人種がどのような人間か ある程度わかったように思います。数学者には「美」に対する 研ぎ澄まされた感覚が必要なこともわかりました。「証明」に かける数学者の異常とも思える執念も。 文系を含めて誰が読んでも面白いと思いますが、特に、大学に 入りたてで、数論に辟易している教養課程の理科系の学生に 進めます。人生が変わるかも。
論理的思考能力が鍛えられる一冊
数学と聞くとそれだけで拒絶反応を起こしてしまう人もいるかもしれないが、この本はそんな人たちのためにこそ書かれていると言っても良いかもしれない。(もちろん数学好きの人には言うに及ばず) 作者も言っているが、文中において数学の難解な数式はほとんど登場しない。出てきてもおおよそ一般人が理解できる程度のレベルである。 そうした中で数学の性質といった基本的なところから、その歴史、背景、数々の数学者の人物像とそのドラマが論理的かつ多彩な表現であらわされていて、気がつくと数学の世界に引き込まれている自分に気付くはず。 特に1993年ワイルズが証明を発表するまでの7年間とその後待ち受けている1年間の苦闘は、読んだ人にしかわからない面白さがある。 また本書は、英語の和訳本であることそれ以上に非常に論理的な文章で書かれている。 なので本書を読むことそれ自体が数学に欠かせない論理的思考能力を養成することに一役買っている点も面白い。 数学が嫌いな人にこそ勧めたい。
「フェルマーの最終定理」を主題にした一大数学叙事詩
いやー、おもしろい!一気呵成に読みました。 過去350年間にわたって多くの数学者を悩ませてきた「フェルマーの最終定理」がいかなる紆余曲折の末に数学者ワイルズによって証明されたかを、これほど明快にかつ躍動感にあふれる筆致で書き下ろした著者であるサイモン・シンの筆力は素晴らしいの一言です。 ピュタゴラスに始まり、ユークリッド、オイラー、ガウス、ラッセル、ゲーデル、ガロア、そしてフェルマーの最終定理の証明に決定的役割を果たすことになる谷山・志村予想を提出した日本人数学者の谷山と志村などの数多の数学者の寄与に言及し、系統的な数学の歴史をフェルマーに絡めて再構築することにより、ある意味「フェルマーの最終定理」を主題にした一大数学叙事詩とも言えます。それはただ単に一数学者であるワイルズだけの話では収まりきれません。確かに「フェルマーの最終定理」を最終的に証明したのはワイルズですが、ワイルズが証明に成功する背景には、過去350年にわたってその牙城を攻略しようとしてきた数多の数学者の努力があったことも事実なのです。そのあたりのいきさつも全て微に入り細を穿って紹介されています。 ところで、訳者もあとがきで告白しているように、本書の始めの方で、数学に比べて自然科学は劣っていると繰り返し強調されている点には、私も訳者同様少なからず不満を持ったのですが、その不満も本書を読み進む内にきれいさっぱり雲散霧消しました。そんな不満など全く気にならないほどの素晴らしい物語となっています。さらに訳者同様、ワイルズが証明のギャップを埋めることに成功した場面には私も目頭が熱くなりました。 「フェルマーの最終定理」の証明の詳細そのものは残念ながら一般人の理解の及ぶところではありません。それこそ現在考え得る最高の数学のテクニックを駆使しえる人にのみ理解できるのです。それでも本書を読めば、巨大な知性をしてその人生の全てを費やせるほどの魅力が数学にあることを理解することはできます。 最後に、日本語訳も良くこなれており読みやすく好感が持てます。
数学はかくもドラマチックで美しい
日本語訳は2000年1月リリース。文庫化は2006年6月1日。1967年イギリス生まれの著者サイモン・シンは英BBCのプロデューサで、元々TV番組として1996年この作品の元を作成し、1997年この本で作家デビューしている。そういった経緯からかこの作品は非常に映像的で分かりやすい。 フランスの数学者ピエール・ド・フェルマー(1601年 - 1665年)には、ディオファントスの著作『算術』を読みながら本文中の記述に関連した着想を得ると、狭い余白であるために証明を省略した。この省略された証明に挑戦する数論数学者たちの物語だ。しかし物語はそこから始まらず、フェルマーの最終定理の基となっているピタゴラスの定理からスタートする。そして、 1.フェルマー予想が偽である(フェルマー方程式が整数解をもつ)と仮定する。 2.この整数解からは、モジュラーでない楕円曲線を作ることができる。 3.谷山・志村予想が正しいならば、モジュラーでない楕円曲線は存在しない。 4.矛盾が導かれたので、当初の仮定が誤っていることとなる。 5.したがって、フェルマー予想は真である。(背理法) に到達するまでの間、どれほどの人たちがこの問題に関わっていたが、実にドラマチックに描かれている。最後にアンドリュー・ワイルズが解読した1993年6月23日以降のミスを再度証明し直す部分が最も感動的だ。翻訳も文庫版では以降の発見事実も付加され完璧と言える。最高のドキュメンタリー作品だ。


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フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
Simon Singh(原著) 青木 薫(翻訳)  
¥ 2,415(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:17,124位  
カスタマーレビュー数:66

くちコミ情報
これぞ不朽の名作と呼ぶに相応しい
本書を読んだ者は、魔法のような文章を体験するだろう。そして驚き、感動し、楽しむことになるだろう。間違いなく凄い名著である。 魔性の[フェルマーの最終定理]もついに人類に屈した。20世紀も終わろうかという頃になって、ワイルズという一人の天才が、コツコツと25年間かけて証明に成功したのだ。実に素晴らしい。  ところで、私は、それがどんな証明なのか知りたくて仕方がなかった。  しかし、この証明が500ページを越える大論文で、しかも数学の最先端の知識がギュウギュウに詰まったものらしく、我々一般人はそのエッセンスを汲み取ることすら難しいという。  本書は、そのフェルマーの最終定理(最終予想だったが)を、ワイルズが証明するまで、またフェルマーの最終定理をめぐる歴史のお話や逸話、そしてワイルズの証明に寄与した多くの数学者の物語と、ワイルズがどのように証明をしたのかを、実に平易な文章で説いてくれるのだ。非常に難解な話題なのだが、中学1年生の数学をマスターしていればついていけるのだ。そしてワイルズの証明を、理解とまではいかなくとも、そのエッセンスを多いに汲み取り、味わい、気持ちを共有することができてしまうのだ。  まさにサイモン・シンの魔法である。  とにかく、なんといっても面白い。そして「訳者が訳しながら涙した」といわれる感動まで詰まっているのだ。信じがたいことに、これは誇張ではない。実をいうと私も読みながら涙をこぼしてしまった。  まさか数学の本を読んで、感動のあまり涙することになるとは思いもしなかった。    改めて主張する。これは凄い名著である。これほどの名著にはそうそう出会えないと思われる。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。心からそう思える1冊だ。不朽の名作と呼ぶに相応しい。
面白いです。
数学者になればよかったと思うほど面白いです。 ごみ処理の問題と同じくらい難しい問題がたくさんあることを知りました。
文学書としても香り高き逸品
語り尽くされた感はあるが、自分なりに本書の感動の源泉を抽出してみると、こうなる。 1) フェルマーの最終定理という、問題そのものは判りやすいが、解決に至るまで、広く深い数学的問題に根を広げている難問を、自分のような素人にでも「判ったような気にさせる」ことができる、その記述スタイルと構成。実際、本書読了後、フェルマーの最終定理についてはなにもかも熟知してしまったかのような気分になるが、実際、ワイルズの証明を目にしたら、卒倒してしまうだろう。つまり、異次元の仮想の読書世界に、読者を誘ってくれる魅力。 2) とりあげたテーマが良かった。他にも数学の未解決の難問はいくらでもあろうが、本書を読むと、たった一つの数学上の問題を証明するために、300年を超える歳月をかけ、様々な国の様々な人間が少しずつ貢献する。そして、ある一つの偉大な達成をする。現在、これほどまでに多くの人間が、人種や国籍や主義主張、宗教の違いなどを超えて、たった一つの目的に向け、邁進することができるであろうか? 身近なところでも、たとえば、地球温暖化問題という、これからの人類の未来を大きく左右するかもしれない課題でも、いまだに、さまざなレベルで異論が渦巻いていて、情けない限りである。原水爆の全面禁止とか、貧富格差の是正とか、とにかく、フェルマーの最終定理の解明よりも簡単だと思われるにも関わらず、解決の端緒も見えない問題があまりに多すぎる。そういった中で、様々な先人の業績に上に証明を完成させたワイルズまでの永い道程は、感動を覚えずにはいられないのである。 3) 谷山豊を、ガロアなどと同列の、「夭折した若き天才詩人」的数学者として描写していること。許嫁の後追い自殺に言及する下りも、決して、通俗ロマンに堕していない。それどころか、第5章冒頭、盟友・志村五郎との本の貸し借りを巡る出会いの下りは、東大仏文科における、小林秀雄と今日出海との出会いを連想させる、きわめて文学的な情景だ。手柄争いにまつわる、アンドレ・ヴェイユの問題に関し、ほとんど一刷毛で終わっているところも、良い。(ここら辺が、アミール・アクゼルとの大きな違い)
数学の歴史本
フェルマーさんが残した難問 いわゆるフェルマーの最終定理についてと この問題がどれほど数学の世界を 豊にしていったのかっていう本です。 たくさんの人に読みやすいようにか、 ほとんど数式は出てきません。 さながらフェルマーの最終定理を人物にたとえた 伝記って言うところですね。 どのような人に関わり、どのように解決されたのか わかりやすく書かれています。 高校のときどのようにして このわかりやすくも奥が深く難解な この問題が解かれたのか知りたくてたまりませんでした。 こんなにわかりやすい問題なら自分にも解けるんじゃないだろうか・・・ なんて考えていましたが、高校数学すらなんとかぎりぎりだった僕が なんて浅ましかったことか。 数多くの偉大な数学者たちの功績のおかげで この問題が解かれ、今の世界があるんだと 痛感した一冊です。
傑作!
数論の知識がなくても、ワイルズの発見までの道のりを劇的に、ドラマチックに共感できる。証明の矛盾を修復できた朝のシーンは何度読み返しても新鮮で、そして希望が湧いてくる。


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Simon Singh(原著) 青木 薫(翻訳)  
¥ 2,730(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:13,089位  
カスタマーレビュー数:57

Amazon.co.jp
 『フェルマーの最終定理』に続き、世界的ベストセラーとなったサイモン・シンの話題作『The Code Book』の邦訳。 暗号は古代から重要な情報を安全に伝達する手段であったが、絶えず解読の危険性をはらんでいた。本書は、暗号とその解読にまつわる歴史上のドラマをひも解きながら、暗号の重要性と進化の歴史について語っている。

   英国女王エリザベス1世暗殺に関する暗号文書が破られ、処刑されたメアリー・スチュワートの事件をはじめ、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『仮面の男』(原作はデュマの『鉄仮面』)にも出てくるフランスの鉄仮面に関する文書、埋蔵金のありかが示されているという謎の「ビール暗号」、第1次世界大戦、第2次世界大戦の様相を変えた暗号解読者たちのテクニックなど、読者の知的好奇心をくすぐるトピックが数多く登場する。暗号が我々の歴史にいかに大きな影響を与え続けてきたのかがよくわかる。

   転置式暗号、換字式暗号といった単純な暗号化の方法から、複雑なヴィジュネル暗号、エニグマ暗号、単純だが決して破られることのなかったナヴァホ暗号のほか、ヒエログリフ、線文字Bなど、数多くの難解な古代文字や表記が、暗号解読者たちの血のにじむ解析努力と併せて詳述されている。

   本書では、読者がこれらの暗号を実際に作ったり、解読したりしながら読み進めていくことができるよう工夫されている。パズルや謎解きが好きな読者はもちろん、歴史の裏側をのぞいてみたい読者や考古学ファンにとっても興味深い1冊である。(土井英司)


くちコミ情報
面白いです。
面白いので一気に読めます。 ごみ処理の問題と同じほど難しい暗号があるのを知りました。
ロゼッタストーンから量子暗号まで・・面白くてワクワク
 「フェルマーの最終定理」のサイモン・シンさん、 暗号解読の歴史というドキュメンタリーのこの素材を、 ストーリーテラーとして本当に上手く料理されてます。  冒頭に、暗号の重要さを説明する例として、  16世紀後半のスコットランド女王メアリーの悲劇を紹介・・・ 暗号が破らなければ助かるが、暗号が破られると死刑・・・という究極の状況。  副題通り、ロゼッタストーンのヒエログリフの解読から、  量子暗号の原理まで、読みごたえありました。
難解なテーマを簡単に読める楽しさ
私は、フェルマーとビッグバン宇宙論を両方読んでから、この本を読むという変な順番になりましたが、 面白さだけで単純比較するとフェルマーと肩を並べる印象でした。やはり専門的な内容にドシロートをすんなり引き込んでしまう読ませ方と、歴史と人を辿っていく手法にはホントにすばらしいと感じます。 公開鍵暗号の話のあたりは読んでいて一番盛り上がる所でした。他の作品でも、後半に一番盛り上がる部分が用意されており、エンディングへつなげるという同じ流れですが、マンネリに感じるのではなく、安心感として受け取れる。そして平易な内容なのに、知的好奇心を十分に満足させてくれます。
最高の知的興奮を得られる名著
 本書の面白さはズバリ、ある時代において最強だった暗号が、いかに解読されたかを 明快に語っている点だろう。適当な例文が各時代において最強だった暗号により暗号化 されているが、どうやったらその暗号を解読できるかさっぱり想像がつかない。  それも当たり前の話で、当時最高レベルの頭脳が長い年月を費やして解読したものが 容易に分かるわけが無いのだ。そしてその解読方法は、まるで魔法のように見事であり、 一種の感動すら覚える。  本書の醍醐味は、人類数千年に及ぶ歴史の中の最高のパズルの問題と答えを同時に味わう ことができることだ。これほどの知的興奮はめったに感じることはできないだろう。  なお余談であるが、暗号といえば小説においても頻出の題材であり、財宝在り処を表す ことなどもしばしばある。その中でも江戸川乱歩の処女作である「二銭銅貨」においては 「南無阿弥陀仏」の6文字から成る特異なコードが出現する。暗号が大衆文学である推理 小説においても取り上げられた事実は、暗号が決して遠い存在でないことの実例である。  できれば、この傑作小説についても一読をお勧めする。
裏の世界の、そのまた裏の物語。
フェルマーを読んで面白かったから買った。 期待を裏切らない出来栄えに、大いに満足。 暗号を作る者と、それを読もうとする者達の、 抜きつ抜かれつの熾烈な争いの物語だが、 最終ゴールは見えていても、勝者はまだ居ない。 いや、居るのかもしれないが、窺い知れないのだ。 読まれてると知られずに読むのが暗号解読。 私達の情報は、全て筒抜けかもしれない。 深く遠大なテーマを、読み堪えのある本に仕上げ、 より深く知りたい人のための補遺も充実している。 技術初心者から、パズル好きまで楽しめる一冊。


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ジャンル内ランキング:5,480位  
カスタマーレビュー数:17

くちコミ情報
期待通りとはいかず。
「フェルマーの最終定理」「暗号解読」の面白さを期待して読んだが、前二作に比べて面白みに欠ける。おそらくストーリー性に欠け、全体的に説明調であるからだろう。所々に挿入される説明のための図や表が、読者をぐいぐい引っ張っていってくれるはずの文章を分断してしまう。サイモンシンがこの分野の専門だから、妥協できなかったのだろうか。細かいところに気をとられてしまう記述は、証明を巻末に付録にして、ドラマチックな展開をみせたフェルマーとは真逆の空気を感じる。宇宙論のポピュラーサイエンスの本を読んだ人はあえて読む必要はないだろう。サイモンシンを読んだことが無い人には、「フェルマーの最終定理」「暗号解読」から入ることを勧める。
上巻は悠々と宇宙論の歴史のレビュー
上巻を読んだところでレビューを書くのもなんですが・・・原書は一巻ものだし・・・レビューが上下巻別に出てくるので。 『フェルマーの最終定理』も『暗号解読』も面白かったので、見つけてすぐに購入。焦点は確かにビッグバン宇宙論なのだが、西洋の教養主義らしく、ギリシャ時代の宇宙認識から始まって、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタインと、上巻は悠々と進んで、ハッブルが系外銀河のスペクトル赤方偏移を見いだすところまで。銀河の大きさを初めて類推したハーシェルは全恒星が同じ明るさとして概算した事(意外にも決して悪くない見積もりが得られている)セファイド変光星を用いた距離の見積もりの発見の経緯など、知らないことも沢山あって、楽しく読めた。 ただ、特殊相対論の紹介はちょっと賛成できなかった。特殊相対論は電磁気学の基本方程式であるマックスウェル方程式がガリレオ変換とコンパチブルでないことの解決として、運動方程式の方を変更する事で、電磁気学と力学の矛盾を解消したことに大きな意味があると、私は思っている。本書では電磁気学の話がまったく出てこなくて、エーテル否定の説明も、媒質(光の場合エーテル)の運動との関わりで極めて不十分なものになっている。特に、光速度一定の原理を、極めて天下りに与えているのが気になるところだ。この手の説明が世の中の「相対論は間違っている」本の出現を手助けしているのだから、もう少し工夫が必要だったと思う。 というところで、あとは下巻を読んでからにします。
一般読者向けの解説書としてお奨め
ビッグバン宇宙という言葉は十分一般的になっているが、この現代用語を、専門家ではない一般読者にわかりやすく伝えるという点で、よく書かれた本だと思う。他のレビュアーも指摘しているが、シンの語り口はとても柔らかくわかり易い。ややページ数は多いが、長さを感じさせないほどソフトな本で、一気に読める。難解な専門用語がほとんど表に出てこない点がその理由だろう。 ビッグバン宇宙についての一般教養書として、第一にお奨めできる本だと思う。
137億年を解明する3000年の想像と思考
 書名を聞いたときに、訳者があとがきで語っているのと同じく、”なんで、いまさら、ビッグバンを。サイモンシンが?”と私も思いました。  「暗号」や「フェルマーの定理」のように、過去あまり一般向け類書がないテーマを扱った話の場合、そのテーマ選定自体の新奇性でつかみがあります。しかし、「ビッグバン」となると、すでにさまざまな一般向け書籍がでているメジャーなテーマなので、すこし後回しにしていました。でも、やはりサイモンシンでした。「そうだったのか」という発見の連続でした。  いろいろな形をした素粒子のように個性豊かな科学者が絡みあいながら、宇宙創生の理論を解明していくストーリーは、あらためて科学に対する理屈無しの憧憬を思い出させてくれました。    上巻では、天動説から地動説、相対論の登場という決定的なパラダイムシフトを経て「宇宙は静的なのか・・」というあらたな課題認識までが扱われています。誰でも名前は知っているガリレオ、ニュートン、アインシュタインといった巨人たちの取り組みも結果にいたるプロセスまで味わうと格別です。もちろん、他にもティコ・ブラーエ、ケプラー、コペルニクス、マイケルソンとモーリー、フリードマンとルメートル、ハーシェル、メシエ、ハッブル・・・と覚えきれないほどの天才鬼才も連綿と織り込まれた宇宙解明の物語です。 ・・・下巻に続く
題材による限界か
「フェルマーの最終定理」、「暗号解読」で我々を楽しませてくれたシンが第三弾として「宇宙論」に挑んだもの。だが、出来は前二作より落ちるようだ。 プトレマイオスから最新のビッグ・バン理論まで敷衍するのだが、如何せん本書を手に取るような方には"常識の範疇"の逸話が多く、啓蒙される点が少ない。題材が雄大過ぎて個々のエピソードに深みがないのだ。ただし、語り口は相変わらず巧みなので、体系だって「宇宙論」を俯瞰したい方にはお勧めかもしれない。 また、近代以降の研究者は別として、ロクな観測機器もない昔に、夜空の星を眺めながら次第に宇宙の謎に迫って行った研究者達にはロマンを感じると共に、改めて人類の英知に驚嘆する。そういう意味で、「宇宙論」と言うよりは宇宙への夢に賭けた人物伝としての価値がある書。


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ジャンル内ランキング:2,721位  
カスタマーレビュー数:17

くちコミ情報
暗号とはこんなにも奥深いものだったのか
歴史のさまざまな場面で決定的な役割を果たし、現代情報化社会の根幹を支えている暗号技術とその解読について、詳細かつ非常に分かりやすく書かれています。 内容の詳しい紹介は他のレビューに譲りますが、今まで関心のなかった事柄が一冊の本をきっかけに、二度と無関心ではいられなくなるそんな体験ができる一冊です。 サイモン・シンの他の著作を読んだ人はおそらく本書も読むでしょうが、まだサイモン・シンを知らない人は是非読んでみて下さい。
暗号の時代は 実は今なのだ
 「フェルマーの最終定理」が面白かったので 本書を自然に手にとる機会を得た。相変わらず 科学を小説のように語る著者の語り口は健在であり ぐいぐい読ませる。科学に必要なのは こういう「語り部」なのであろうと感心させられた。  読んでいて一番感じたのは 現代こそが暗号の時代であるという点だ。  本書の通り 暗号は 主に戦争で必要とされてきた。言葉通り「武器」の一つとしての暗号という時代が長く 本書が取り上げる暗号の歴史は 戦争の歴史となっている。実際 本書で取り上げている暗号の歴史を見ていると 人間が戦争を「情報戦争」にしていった様がはっきりとしており 大変勉強になった。  その上で 21世紀の現代こそが「暗号の時代」であると言いたい。  考えていると いつのまにか僕らは「パスワード」という暗号を日常で使う日々となっている。ネットを通じた「仮想空間」へのアクセスには 自分で決めた「暗号」であるパスワードが不可欠であるし アクセス中のやりとりもすべて「暗号化」されている。僕らはそんな「暗号」が無ければ 日常生活にすら支障を欠く程になってしまっているのではないだろうか。  「暗号」とは 自分がやりとりする個人情報が 「他人の目や耳にふれるルート」をたどる際に必要なのだと思う。  ということは 現代の特徴とは「他人の目や耳にふれるルート」の飛躍的な増大にあるのではないかということだ。その代表格であるインターネットの社会のインフラ化こそが 暗号の需要の最大原因だと僕は思う。  昔は(そうして今もだが)「親展」とスタンプの押してある封書は 受取人以外には開かなかったものだ。ある意味で これは人間のモラルが健全に機能してきた証左だと思うのだが 今 ネット世界で見えてくる人間のグロテスクな一面は そんなモラルを否定している。  匿名という隠れ蓑があれば(そうしてそんな隠れ蓑も暗号で担保されているわけだが)人は「親展」と書いてある封書も平気で明けるようになった。なぜなら 自分が開けたと誰にも分らないから。  そうなると 「親展」のスタンプも 暗号がなければ開けないスタンプにしなくてはならないし さらに封書の中身も暗号にしなくてはならない。それが 現在のコミュニケーションであり それを通じて見えてくる人間の様相なのだ。  暗号は人間臭い。それがはっきりしたことが本書を読んで勉強になった点だ。      
暗号がここまで歴史を左右していたとは・・・
「フェルマーの最終定理」のサイモン・シンが暗号ものに挑むとなると読まずにはいられない。期待を上回る内容で再度この著者の力量に感嘆してしまいました。 暗号解読から古代文字の解読まで、途中途中に様々なエピソードを混ぜ合わせながら、暗号そのものの魅力と、その暗号にまつわる国家や組織人物を、余すことなく伝えてくれる。 面白いのは、暗号作成側と解読側のそれぞれの時代の攻防だ。きっと今現在も平和な暮らしの裏側で壮絶な暗号を巡るやり取りが行われているんだろうと思うと背筋がゾクゾクするようなワクワクするような・・・ 暗号学の異色さはこの一文が如実に語っている 「プロの科学者の大半は誰よりも先に仕事を発表しようとする。なぜなら彼らの仕事は広められて初めて真価を発揮するからだ。それに対して暗号の研究は情報が漏れる可能性を、最小限にとどめてこそ最大限にその価値を発揮する。暗号に関する秘密が公開されるのは秘密にしてもこれ以上意味がないことが明らかになったときで、ただ歴史的正確さを期すためだけのものでしかない」 国家的なプロジェクトの暗号解読により、間接的に多くの犠牲を防いだ英雄的暗号解読者達は、ほとんどがその偉業を世間に知られることなく死んでいる。そんな知られざる偉人達に遅まきながらも拍手を送ることが出来る名作。面白い。
平易に歴史的流れに沿って、その上遙かにドラマテックに教えてくれる
邦訳リリースは2001年7月、文庫版は2007年7月。オリジナルは1999年である。非常に難解な暗号の歴史と技術をこれだけ噛み砕いて時系列的に配置した本はこれ以上にない、と言いきれるくらい傑作だ。そしてこの本を翻訳するというのは生半可な作業ではなかったろうな、と思った。 この本を読む前にまず、ブルース・シュナイアーの名著、『暗号の秘密とウソ』・『暗号技術大全』・『セキュリティはなぜやぶられたのか』の3冊を読み、ロス・アンダーソンの『情報セキュリティ技術大全』を読んでから取りかかった。しかしながらこの本はそういった専門書を遙かに平易に遙かに歴史的流れに沿って、その上遙かにドラマテックに読者に教えてくれた。たとえば良い例が、RSA暗号で使われている非対称暗号における公開鍵と秘密鍵の説明だった。シンはこう平易に説明している。 公開鍵→二つの素数aと の積 秘密鍵→その積の元となった二つの素数 そしてその積の長さが充分に長ければ暗号強度は強い。 実に解りやすい説明だ。僕はこれ以上に解りやすい非対称暗号における公開鍵と秘密鍵の説明を見たことがない。 この例のような極めて冴えた説明が最後まで衰えない。有名なアリスとボブとイブも後半に登場するのだが(物理学においてアリスとボブの例えというのは通例になっているようだ)、この有名なキャラクタもシンの手にかかるとより一層見事な例示をしてくれる。超難解な量子力学においてですらだ。翻訳共々すばらしい作品で読み逃せない傑作だ。
暗号技術発展の裏側には必ず人間ドラマがあった
科学技術系のノンフィクションで有名なサイモン・シンによる暗号本。 単純に暗号の理論面を、一般人に理解できるように噛み砕いて説明しているだけでなく、どういう社会的な状況の中、その暗号が開発され利用されたかを、人間ドラマを軸に書いています。 かなり読ませる文章に一気に読んでしまいます。 自分は情報工学系の学科出身なので、この書籍に登場する暗号の理論面は知っているのですが、背後で起きていた出来事があったのかと感心しました。 工学系の学生でも、単純に理論を学ぶだけでなく、技術や理論の背後にあった人間ドラマを同時に学ぶと関心が強まるんじゃないでしょうか?


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