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子供の才能を伸ばすには
マチルダは両親に期待されていない女の子です。 それにも関わらず、才能豊かでした。 ある日、両親への怒りから、物を動かす能力を身につけてしまいます。 その才能を利用して、意地悪をする校長先生とも、両親とも独立し、 校長先生からいじめられていた校長先生の姪の先生と一緒に暮らすことになります。 少し、どぎついところもあるようにも思えますが、 嫌みな感じがしないところが不思議です。 自分が子供からどんな目で見られているか、 子供の能力を伸ばさないような親ではないか、 一度考えながら読んでみると、大人でもおもしろいかもしれません。 あなたは、お子さんのどこを伸ばそうとしていますか? マチルダの両親と、学校の校長先生は、反面教師として、マチルダの才能を伸ばしました。 優しくすることだけが子供の才能を伸ばすのではないという教訓を含んでいるかもしれません。
小5の娘に勧めたら・・・
我が家の娘は、割と本を読むのですが、そんな娘に勧めたところ、「今までで読んだ本の中で、一番面白い!」と、一気に読んでいました! 問題だと思う点が無いわけではありませんが、お薦めです♪
マチルダカッコイイ!!
マチルダのどんなことにも負けない小さな勇気がカッコイイ!!ぜひよんで見てほしい☆
考えさせられる本
天才なのに高ぶらない、賢い少女マチルダ。 高圧的な大人に、その頭脳を使って対抗する話がとても面白くて、読みやすいです。 そんな読みやすさの中にも、大人の子供に対する言葉の暴力、無関心、そして 肉体的な暴力など、色々考えさせられることがあります。 7歳の息子にそのまま読み聞かせても理解できないようですが、 内容を話してあげるともっともっとと先を知りたがります。 自分で読んで理解できる歳になったら薦めてあげたい1冊です。
マチルダ最高
ダール作品の中で、一番好きな話です。(2番は『おやさし巨人』) 子供が小さい時に、布団の中で毎日少しずつ読んであげていたのですが、 続きを読むのを、とても楽しみにしていました。 5歳で図書館の本を、全て読み尽くしたマチルダ。 頭脳も天才的なのに、なんだかとっても可愛いの。 理不尽でお仕置き好きな校長への反撃、ハニー先生とマチルダの素敵な関係。 是非、出会って欲しい一冊です。 映画にもなっています。こちらもお薦め。
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【くちコミ情報】
紅の豚、マチルダ、従軍経験
ダールの作品で、マチルダを読んで時に、すごく面白いと思った反面、 少し危うさも感じた。この本を子供に読ませてよいのだろうかと。 しかし、ダールの自伝を読んだときに、その心配は消えた。 ダールの自伝を読んだとき、ジブリの紅の豚を思い出した。 ダールの作品は、暗いところや、斜めに構えたところがあるが、 人間の温かさや、奥の深さが共通していることに気がついた。 大人向けの本も出しているというので手に取ったのがこの本である。 ますます、ダールが好きになり、翻訳ものは、ほぼ全部読ませていただいた。 時間があるときに、順に書評を書いていきたい。
やっぱり面白いです。
スティーブン・キングの”Cat's Eye”というDVDの中に禁煙で指を失う話があり、「あなたに似た人」を思い出して読み直しました。指を賭けの対象にする「南からきた男」は、高校生の頃英語のサイドリーダーで読みました。授業の予習の英訳をサボりたくてハヤカワ・ミステリで訳が出てると気がついて本書を買ったのがダールのファンになったきっかけです。英訳対策そっちのけで一気に読んでしまったものです。 どれも面白いですが、「皮膚」は、こういうことって実はあるかも臓器のブラックマーケットの話だってあるんだから、と今は思います。「音響捕獲機」は、昔は草取りするのもも可哀相になりましたが、今は植物が切られる悲鳴なんて聞こえなくて良かった、食べる時面倒くさい、と思うようになりました。 短い中に人間の本質を切り取ってあって、こういう部分を書いてくれる人って他にあまり知らないです。「チョコレート工場」のような童話を子供は面白がると思いますが、「あなたに似た人」はあまり若年層向きではないです。対象者別に全然違った話を書ける人なんだなぁと思います。
ブラックユーモアの古典的傑作集
阿刀田高が新聞の書評で、好きな作家として紹介していた記事を読んで手に取った。 本書は1953年の刊行で、ロアルド・ダール37歳の頃のもの。15の短編が収めされている。 ダールを読むのは筆者はこれが初めてだが、いわゆるブラックユーモア系の小説だ。 阿刀田高も、訳者の田村隆一も、「南から来た男」を絶賛している。 ある夏の夕方、プールで女性たちと戯れる海軍士官候補生の若者たち。 その一人に、少し言葉になまりのある白いスーツの立派な身なりの初老の紳士が、声をかける。 「賭けをしないか?」 賭けるのはなんと、紳士のキャデラックと若者の小指。 最初は躊躇した若者も、紳士に挑発され、無謀にも賭けにのった・・・。 結末に向けて緊張はぐんぐん高まり、まさに頂点に達したところで、 一瞬で物語りは終局を迎える。 この落差の大きさが、いちばんの魅力であろう。 他にも、ワインの銘柄当てに18になる自分の娘を賭ける「味」。 老境になって、少年の頃のいじめっ子に偶然再会した男が、 その恨みの記憶を濃厚にたどっていく「韋駄天のフォックスリィ」 大昔に彫った刺青が大変な値打ちものになってしまった男の「皮膚」 落差の大きさといったら、いずれ劣らぬ秀作だ。 好きな人にはたまらないんだろうな、と確かに感じさせる。 かく言う筆者も、ダールのファンになりそうである。
ダールの最高傑作短編集
作者はいわゆる「奇妙な味」の名手として知られている。本作はその中でも傑作揃いの短編集。作者は大がかりな仕掛けを用いるのではなく、些細なエピソードの積み重ねで読者の想像力に訴えかけ、恐怖、戦慄、共感を覚えさせるのだ。 読者によって好みは別れるところだが、最後のオチが奇抜な「南から来た男」、ストーリーの説明が公にできない「おとなしい兇器」(松本清張氏に同工異曲の作品あり)、ワインの産地当てを主題にした「味」、肖像画に絡んだ女性の怨念を画家の手記で綴る「告別」等がその中でも代表作と言えるだろう。ちなみに、作者の奥さんは(異常)性格俳優のP.ニールで、2人の奇々怪々(であろう)の夫婦生活を想像するだに恐ろしい。
人を食ったユーモア
皮肉、毒舌、ユーモア、残酷・・・。その作風はどこかサキなどを彷彿させる。わたしの好みとしてサキほどの気品は感じられないが、それでもどこか人を食ったユーモアは捨てがたいものがある。
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10才の感想文
ダールコレクション(2)です! 私は話がわりと短い「舌かみ村の牧師さん」から読み始めたんですが・・・・・・ とぉ〜っても面白かったです!英語だと一文字で意味が全然違ってきてしまうので、笑えます。(意味が分からない人は本を読んで下さい。)チョコレート工場の秘密の話に戻って、この話は映画で有名になりました。映画で知った人も多いと思います。映画と違う所見つけるのも楽しいし、勿論、本だけ読んでも十〜〜〜分っ楽しめる事間違いなし!! ロアルド・ダールさんは文章の中に皮肉が入ってる事が多いんですが、逆に私にとっては新鮮で面白かったです。なんか上手く説明出来ないんですが・・ 意地悪な皮肉じゃなく、皮肉すら笑いに変えてしまえる凄さ?(って疑問系にしてど〜すんだ!)後書きでも訳者さんが言ってらっしゃるんですが、ロアルド・ダールさんは言葉遊びをよく使うので、とてもリズムがいいし、面白いです。 英語だとよくわかるのかなぁ?訳している人によって違うんですが、それをくらべるのもいいんじゃないかなぁ〜〜と思います。 まとめると→ まぁよーするにロアルド・ダールさんの作品はとっっっても面白いですよーーーー!!! という事が言いたいのです。読んでみる価値は、あると思います!!
訳批判は的外れ
めったに小説を読まない私が、薦められて読んだこの本。 映画化されていることは知っていましたが、映画を見る前に読みました。 いけすかない他の子供たちが見事に消えていく様が非常に愉快でした。 しかもなかなかブラックで…痛快です。 登場人物の名前、実に名訳ですね! 頭にすっと入って来やすい。挿絵とも相俟って、ばっちり頭に記憶されました。 映画ではそのままの発音だったのでがっかりでしたが・・・ ブクブトリー、アゴストロング、イボダラーケ、テレビスキー、そしてバケツ。 こっちの方が子供にはベターなのでは? ここでのレビューを見ますと、旧訳での雰囲気が台無しとかありますが、 もともとブラックな要素を持った作品だと思うので、特に問題ないと思います。 映画の方がよっぽど危ない(笑)と思いますし。 旧訳を読んだ人にはどう感じられるかわかりませんが、 初めて「チョコレート工場の秘密」を読む方には違和感の無い1冊だと思います。 自信を持ってオススメします。
映画を見てから読んだ方がよいかも
ダールの作品は、マチルダは本で読んだだけで十分楽しかったのですが、 チョコレート工場の秘密は、少しわからない部分がありました。 しかし、2本の映画を見てからは、本が分かりやすくなりました。 飜訳は誰のでもよいと思います。 子供に読ませるのなら、分かりやすい方を勧めるか、 挿絵がかわいいのをすすめるかの2つの方法があります。 問題は、内容が大切です。 ダールは、この作品で、何を伝えたかったでしょうか。 少なくとも家族愛は、映画を見て分かりました。 その意味で、映画はすばらしいと思いました。 ダールの皮肉は、奥が深く、私のような凡人にはわかりません。 そのため、訳者がどのような努力をして訳出しようとしたかは、その訳者の努力の話であって、読者の努力は必要ないように思います。 読者は、自分が気に入るか、気に入らないかだけで十分。 本を読んで、チョコレート工場の秘密がわかる人の方が少ないと思います。 ぜひ、映画を見てから読んでください。
映画は横に置いといて
映画は 大量に出てくる大塚範一似のウンパルンパだけでも爆笑 ティム・バートン監督らしい子供向けにみせて大人が見れる作り方が秀逸だわ ウォンカ高い倍率で招待するから どれだけビップなおもてなしかと思ったらアレですからね(笑) けどユーモア全開でもウォンカの回想と最後でちゃんと感動できる ただ原作知ってると ウォンカは謎のままの方が良かったと思う方もいるかもですね しかしあそこまで綺麗に工場を映像化されてちゃ否定的な言葉はでにくいですね 本当にチョコレートが魅力的に見えるもの それの原作 映画の余韻を残しながら読むと危険 空っぽで読めばこの作品の魅力に触れられる 映画には映画の原作には原作の良さを感じてください
ウォンカが魅力的
ジョニーデップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」を見て、 ウォンカさんと工場内の世界観が素敵で、原作が読んでみたくなって読みました。 とてもいいですね! 映画も、原作も両方楽しめました。 子供のころに読みたかったなぁ。 挿絵もかわいいので、子供も手にとりやすいんじゃないでしょうか。
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メルヘンハウスの配本で読みました。
名古屋のメルヘンハウスがやっている子供向けの配本サービスでこの本を知りました。 子供と一緒に楽しく読みました。 その後、マチルダは小さな天才、チャーリーのチョコレート工場など、3冊の本を別々に読み、同じ作者だと気がつきませんでした。 しかし、映画のチャーリーとチョコレート工場を見に行ったとき、はじめてダールという人が、いずれも書いていることを知りました。 そんな、誰が書いたかを知らなくても、楽しめる本だと思います。 上記の3つの本のうち、一番小さな子でも読めるのがこの本だと思います。 最初にダールの本に触れるのには、この本から始めてはいかがでしょうか。
内容良し、翻訳良し、ただし編集方針に疑問あり
男の子が、キリン、ペリカン、サルといっしょに窓ふき会社を始めて、 貴族の大屋敷の窓ふきをすることになるが、そこで事件に巻き込まれて・・・ というお話です。 ダールらしく、奇想天外で切れ味の良い、楽しいお話です。 翻訳もとても良質だと思います。 対象年齢層は、『チョコレート工場』が小学校中学年〜高学年向きとするなら、 本書『窓ふき会社』はそれよりも下で、小学校低学年〜中学年向きです。 ということをまず述べた上で、少々意見を書かせてもらいます。 「ロアルド・ダール・コレクション」のすべてに言えることですが、 1.漢字のルビが少なすぎる。 2.字が小さい。 という欠点があります。 このコレクションの編集者は、大人の読者を取り込もうとした のかもしれません(たしかに大人が読んでも楽しめる話が多い)。 しかし、あくまでも童話なのですから、 メインのターゲットは子供であるべきです。 特に、本書『窓ふき会社』の原書は、 英米では、主に小学校低学年ぐらいの子供が読みます。 内容的にも、このぐらいの子供にピッタリです。 それなのにこの翻訳書は、漢字のルビが不足しているせいで、 一番喜んで読みそうな年齢の子供が自力で読むのは、 きわめて困難になってしまっています。 「漢字を使うな」と言っているのではありません。 むしろ漢字は大いに使って欲しい。 でも、ちゃんとルビを振ってください。 ルビさえ振ってあれば、小さな子供も楽しんで読めるし、 漢字も覚えることができるし、良いことづくめです。 内容は文句なしに面白いし、翻訳も良質なだけに、 ルビの少なさが非常に残念です。
かわいいお話☆★
この本は、とってもカワイイお話です。 大人の方には、物足りないかも知れませんが、小さい子には、満足できるお話だと思います。 挿絵もとてもかわいらしいです☆
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マチルダは世にも不思議な天才少女。5歳半だというのに2ケタのかけ算は朝飯前、あのディケンズの小説も一気に読破してしまった。もっとすごいのは「超かしこい」ため先生に特別扱いされているにもかかわらず、同級生とも仲がいいことだ。 でもそんなマチルダにも嫌なことはあった。まず第一にテレビばかり見ていて子どもはほったらかしの両親。次にマッチョで凶暴な女校長ザ・トランチブルだ。この校長は元ハンマー投げのチャンピオン。気に入らない生徒は次々と投げ飛ばす人間ブルドーザーみたいな怪物なのだ。でも幸いマチルダには彼ら大人に立ち向かえる天賦の才能があった。驚くべき知性と聖人のような忍耐力、そして根っからの仕返し好きな性格である。 まず両親がつらくあたったら罰するという日々のゲームでウォームアップ。だが仕返しの本番は、大好きな担任のハニー先生をいじめる悪魔のようなトランチブルが相手だ。天才少女マチルダの勝利は目に見えている。それでもなお、このおはなしには次に何が起きるかまったくわからない魅力がある。マチルダが自分の「じつに奇妙な、えもいわれぬ感覚」に気づいたときに起きるどんでん返しとは…? ロアルド・ダールは創意に富んだ筋運びで最後まで読者を飽きさせないが、その一方で子どもの無垢な気持ちに耳を傾けることも忘れていない。マチルダがみんなから好かれる本当の理由、それは数々の才能もさることながら、彼女が本当に思いやりのある少女だからなのだ。
【くちコミ情報】
娘が繰り返し読んでます
現在小4の娘が小3の時に買ってやりました。夢中になって読みましたが、驚くのはその後です。「また?」という位繰り返し読むのです。20回以上(もっと?)読み返していると思います。他の本も読んでいますし、再読を好む子供ですがここまで読み返す本は他にはありません。「またマチルダ?!」「もういい加減飽きたんじゃない?」と聞くと「面白い。大好き」と。何度読んでも面白いんだそうな。…スゴい本だな、と敬服です。
マチルダはただの少女ではない
両親にほったらかされ、一人で図書館に通い、知識を得た小さな天才少女マチルダが、周囲にいる悪い大人たちを次々やっつけていくお話。 前半はいんちき中古車ディーラーの父親が、後半は小学校の暴力校長が、気持ちよく見事にやっつけられます。 ロアルド・ダールの作品の真骨頂は、悪役の悪役ぶりにあると思います。 この作品でも、大人たちのとんでもなさは、ありえねーって感じでもう笑うしかないです。 さらにこの作品では、登場する他の子供たちの生き生きとしたやんちゃぶりも見逃せません。 (マチルダも決して清く正しいわけではなく、実はやられたらやり返すタフな女の子です) 子供たちが互いに武勇伝を語り合い、自分もヒーローになりたいといたずらに切磋琢磨(?)して行く様子も楽しいです。 ダールの作品はどれもそうですが、本書も平易な英語、早い展開、お話にマッチしたイラストで非常に読みやすいです。
メルヘンハウスの配本にありました。
最初、メルヘンハウスの配本で我が家に来ました。 マチルダは両親に期待されていない女の子です。 それにも関わらず、才能豊かでした。 ある日、両親への怒りから、物を動かす能力を身につけてしまいます。 その才能を利用して、意地悪をする校長先生とも、両親とも独立し、 校長先生からいじめられていた校長先生の姪の先生と一緒に暮らすことになります。 少し、どぎついところもあるようにも思えますが、 嫌みな感じがしないところが不思議です。 自分が子供からどんな目で見られているか、 子供の能力を伸ばさないような親ではないか、 一度考えながら読んでみると、大人でもおもしろいかもしれません。 あなたは、お子さんのどこを伸ばそうとしていますか? マチルダの両親と、学校の校長先生は、反面教師として、マチルダの才能を伸ばしました。 優しくすることだけが子供の才能を伸ばすのではないという教訓を含んでいるかもしれません。
Go, Matilda!
大天才であるのにそれを鼻にかけずに(というか自分の才能に気づいていない?)いつも純粋である少女マチルダにすぐに魅了されてしまいました。 意地悪で頭の悪い大人たちに ain powe で立ち向かうマチルダを読んでいて応援したくなります。 マチルダと、彼女の良き理解者である担任のMiss Honeyとの会話に、最近失われかけている教師と生徒の信頼関係や相互の思いやりが見られてとても素敵だと思いました。 大人の子供に対する接し方を考える機会になると思います。 とにかくストーリーが面白いです! 所々に挿入されたイラストも可愛らしく、イメージがつかみやすいのでどんどんマチルダの世界が広がりますよ。 純粋だけど、ウィットに富んだマチルダの世界をのぞいて見てください!
フラストレーション解消!
著者は力なきものの哀れさをよくわかっている。力なきものの代表者といったらなんといっても子どもである。年よりはまだ人生経験が豊かであると見られるから、尊敬もされればその意見に耳を傾けてくれるものも多い。だが子供は違う。自分で自分の面倒も見れない粗暴で無謀でこの世で一番無知な人間だと言うのが一般的見解である。世の中には子供以上に無知な人間が多くいるという事実がまったく無視されて回っているのが世の中であり、賢い子供が馬鹿な大人に隷属させられるさまはかわいそうで見ていられない。 matildaはこのフラストレーションを解消してくれる見事な小説。少々勧善懲悪のきらいがあるけれどふしぎと説教くさくないし、人間味のある暖かさも感じる。
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映画を見てから
ダールの作品は、マチルダは本で読んだだけで十分楽しかったのですが、 チョコレート工場の秘密は、少しわからない部分がありました。 昔から飜訳がでているとは知りませんでした。 また、過去に映画が出ていて、一度は見たことがあるのに忘れていました。 今回の映画は衝撃的で、この映画を見てからは、本が分かりやすくなりました。 飜訳は誰のでもよいと思います。 子供に読ませるのなら、分かりやすい方を勧めるか、 挿絵がかわいいのをすすめるかの2つの方法があります。 問題は、内容が大切です。 ダールは、この作品で、何を伝えたかったでしょうか。 少なくとも家族愛は、映画を見て分かりました。 その意味で、映画はすばらしいと思いました。 ダールの皮肉は、奥が深く、私のような凡人にはわかりません。 そのため、訳者がどのような努力をして訳出しようとしたかは、その訳者の努力の話であって、読者の努力は必要ないように思います。 読者は、自分が気に入るか、気に入らないかだけで十分。 本を読んで、チョコレート工場の秘密がわかる人の方が少ないかもしれません。 ぜひ、映画を見てから読んでください。 日本語で読んでから、英語を読み始めました。 映画の英語字幕と俳優の英語の台詞を参考にしています。
読みやすくおもしろかった
本文は180ページ(挿絵含む)、1ページに230wo d程度。 読みやすいですよ。 次はどうなるのか気になって、どんどん読み進められます。 結果、1冊が短期間で読めて、英語に少し自信がついたかも。 ちなみに、読了後に映画(ジョニーデップ主演のもの)を見たら がっかりしてしまいました。 原書はこんなに面白いのに、映像化すると陳腐だな〜と。 個人的には、原書が100倍おもしろかったです。
ロアルド・ダール節とでも申しましょうか?
この作家の作品は、本人が子どもの頃いじめられっこだったこともあるかもしれませんが、恵まれない境遇に有る主人公が、最後にハッピーになるというものが多いと思います。本作では、チャーリー、ジョーじいさん、ウィリー・ウォンカ氏、その他の恵まれている強烈な個性をもつ子どもたちが登場します。チャーリー、おじいさんのやさしい性格や、ウィリー・ウォンカのせっかちな滑稽さ、ウーンパルーンパの歌など、原著でこそ味わえる楽しい作品です。難しい単語も、表現もないので、非常に読みやすいです。多少映画とは異なる部分もありますので、映画を見た方もそうでない方もぜひ一読してみてください。
考え深い
ジョニー・デップ主演の映画の原作になった作品です。ロアルド・ダールという人の作品です。子供向けの童話的作品ですが、ややブラックな残酷な面もあり、かなり深い内容でもあり、大人も充分楽しめますし、深く考えさせられるところがあります。チャーリーは、大人子供といった感もあり、アダルト・チャイルドの象徴のようでもあります。チョコレート工場も、非人間的なところもあり、何やら不気味で、象徴的です。映画と一緒に原作を味わいたいものです。基本的に子供向けの本なので、英語も比較的わかりやすいと思います。英語学習初級者にも良いでしょう。挿絵も豊富で、いい雰囲気を出しています。巻末の注釈も便利です。
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失礼ながらあえて重箱の隅をつつきます!
他のレビューを見ても「牧師のたのしみ」の評価は高く、私も傑作だと思います(笑わせてくれます!)。しかし第1頁目に「田園がまるで線の絨毯ように、眼の前にひろがっている」という文を見つけハタと頭を捻ってしまいました。「畝うねしているのか? 段々畑みたいになっているのか? 風景がイメージ出来ない! …ひょっとしてこれって単に『緑の絨毯』の誤植?」と思い、原書を取寄せたところ、案の定「g een ca pet」とありました(まぁ漢字が似てることは確かですが…)。これがケチの付きはじめで、いちいち文章が怪しく見え始めました。同じ頁に「日曜日にでかけるところで、こんな見事な眺めの土地はざらにない」という一見(一読)何でもない文があります。しかしこれは原文を正しく訳せば「日曜日にはいろんな場所を訪れたが、あんなに素晴らしい高台(elevation)で仕事が出来るなんてめったに無いことだ」となるはずです。それに続いて「彼は丘を登りきると、村のはずれにある頂上の手前で車を停めた」という文もあります。「何だかよく分からん! 場所をイメージ出来ない! 丘を登りきって既に頂上に居るはずなのに、まだ先に別の頂上があるのかいな?」と不思議です。原書を見ると「丘の上に向かって運転し(d ove up the hill)、頂上の少し手前の村はずれで車を停めた」でした。この2つは誤訳(+やっつけ翻訳)の例です。第1頁目にしてこの誤植、誤訳のオンパレード!「重箱の隅をつつくようなマネをするな!」と文句を言われそうですが、果たして旧版のミスをそのままに再刊(しかもこれは早川書房創立60周年記念だそうです)することに意味があるのでしょうか。本書は開高健が翻訳したとのことですが、慣れぬことはしない方が無難でしたね(きっと名前を貸しただけなのでしょうが…)。この短篇集シリーズ全体について言いたいのですが、最近は才能ある翻訳家が数多くいるのですから、彼らに新しく翻訳させるとか、せめて改訳させるべきだったのではないでしょうか。そうすれば2,100円でも高くは感じないでしょう(買ってしまった後に言うのも癪ですが…)。本書については原作の圧倒的な面白さを無視出来ず星4つとさせていただきます。
奇想天外な話の妙。粒ぞろいの短篇集ですね
『あなたに似た人』に続く、ロアルド・ダールの短篇集。『あなたに似た人』の陰に隠れてしまっている気がする本書だが、面白さではちっとも引けをとらない。話の粒が揃っていることでは、むしろ、前作以上ではないでしょうか。 着想の妙と、ストーリーテリングの巧さが光る11の短篇の面白さ。作者の機知と、語り部としての才能が、キラリと光りますね。なかでも、「牧師のたのしみ」「ローヤル・ジェリイ」「ほしぶどう作戦」の話が面白かったな。 ◆骨董家具商のボギス氏が、ロンドン郊外の田舎で、値打ちものの家具を訪ね歩く話。・・・・・・「牧師のたのしみ」 ◆赤ん坊の育ちの悪いのが、とても心配な両親。ある日、父親が素敵なアイデアを思いつく・・・・・・「ローヤル・ジェリイ」 ◆密猟を計画した二人組が、奇抜な方法を使って、大量の雉(キジ)を捕獲しようとする・・・・・・「ほしぶどう作戦」 ウィットとひねりを効かせた、奇想天外な話の味。話の行く先が気になって、わくわくしながら頁をめくっていきました。
何度読んでも面白い。
異色作家短編集とあるのでそうかダールって異色なんだと判る。確かに他にいないかもしれない。本書では短編が11あるが、どれもあっという間に読んでしまう。ストーリーそのものが面白いのだが、読後ずっと印象に残る場面がある。読む人やタイミングによって違うと思うが、今回個人的に時間がたっても忘れられないのが、ローヤル・ジェリイ、誕生と破局、豚、のある場面。 「ローヤル・ジェリイ」は視覚的にミツバチや蜂の子が忘れられなくなり、健康食品売り場などでもチラッと脳裏をよぎる。「誕生と破局」は、ヒトラーを扱う映画をみたことあったかな、初めの10分くらいは覚えてるんだけどというように錯覚する。「豚」はやはり豚を食べるときや、自分もカモられているなと感じるときに、最後のシーンを思い出す。 忘れた頃に再読するのもおすすめです。一度読むだけでは勿体無いです。
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