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ジャンル内ランキング:90,860位
カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
『リスク』よりも読みやすく、スリムでスマートな好著!!
バーンスタイン氏による証券関連書籍では、 以前に『リスク』を読んだことがありました。 その時強く感じた感想は、 「もう少し短くできないものか?」というものでした。 投資概念を古代ギリシアからの思想的連関から手繰ろうとすることと、 それらの理念と現実を突き合わせることとが、 どうも、噛み合っていないというか、散漫で、 結論部分をしっかり想定して執筆したというよりも、 その場の流れに任せて、縷々と書き連ねていってしまって、 たまりにたまって膨大なページをうまくコントロールできなくなってしまった、 というのが結果として、読みづらさを助長してしまったのではないでしょうか? そうした弱点を持つ『リスク』に比べると、『証券投資の思想革命』は、 相当に著者の理念と現実のつき合わせがうまくいっている印象を受けます。 しかも、記述・叙述がこなれたせいかスマートになっていて、 無用な遠まわりをせずに(全くしていないというわけではありません)、 著者の経験と理念と現実とが、バランスよく配分されていて、 読者にとっては、ユーザーフレンドリーで、消化のよい食感に仕上がっています。 投資の概念を塗り替えてきた思想家・実務家たちに関しては、 実際に読んでいただくしかないものの、 ルイ・バシュリエ 価値変動 ハリー・マーコヴィッツ トレードオフ最適化 ウィリアム・シャープ ベータ戦略 ブラック=ショールズ=マートン オプション取引 フランコ・モディリアニ 裁定取引 マートン・ミラー 同上 ポール・サミュエルソン LOR ユージン・ファーマ 市場平均の優位 ハリー・ロバーツ ランダム・ウォーク系 オズボーン 同上 アルフレッド・コールズ 市場平均の優位 といった人物の発想とその理論的裏付けには、 納得させられるところが少なくないので、 本気で証券投資で「勝つ」ことを考えている人は、 少し冷静になって、これらの才人の言葉に耳を傾けるのも、 決して無駄な時間の使い方ではないと思います。 総じて、『リスク』に頻出していたと思われる数多くの記述が、 アレンジされた上で、重複して収録されているような印象があるので、 星は「★★★★★」ではなく、「★★★★」とさせていただきます。
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:2,262位
カスタマーレビュー数:25
【くちコミ情報】
「偶然」を如何に手懐けるかに関する思想史的批評!!
人間には制御できるはずのない現象を 如何に人間に知覚可能で、再現可能な理論とするか、 あるいは、制御できるはずのない現象を、 如何に人間に知覚可能で、再現可能な標準とするか、 こうした近代科学を推進してきた力強い動機は、 科学の発展と同時に、陰ながら現代の投資理論の伏線となっていた、 とりわけ、リスク管理の重要な補助線となっていた… バーンスタイン氏が過去の科学者たちを多数登場させたうえで、 彼らの独自の理論をいわば叩き台にしながら、 株式・為替市場における「リスク」を主軸にして論じていく様は、 学術研究と呼ぶには、エッセー的要素が強いにしても、 いわば、投資理論における「リスク」概念の思想史的変遷ということはできるのだと思う。 個々の理論の思想史的な位置付けは読んでいただくしかないものの、 すべてではないことを承知で、以下に簡略化すれば、 1 カルダーノ 賭博 1 パスカル 三角形 2 ガウス 正規分布 3 ゴールトン 平均への回帰 4 マーコビッツ 共分散 5 ベルヌーイ 標本抽出 6 アロー 普遍的な保険 7 ラプラス 確率論 8 ポアンカレ 因果関係の潜在力 9 アインシュタイン 相対性理論 10 ライプニッツ 自然界の謎 11 ケインズ 確率論と合理性 といった人物と代表的な思想が叩き台にされる。 不確実性の中で意思決定を図るとはどのようなリスクがあるのか、 完全な、確実な情報がない中でどのように判断するのか、 リスクを見極めることに鋭い感覚をお持ちならば、 該当の思想かなり考え方なりだけでも、 ピンポイントで巻末の索引で検索にかけて、 そこだけ、じっくり読むほうがいいのかもしれない。 本書すべてを通しで読んだ身としては、 全部を読んでる間に、大きな株式・為替相場でのチャンスを うっかりと逃してしまうほどに時間がかかるというデメリットがある。 分量的にも内容的にももう少しスリム化できたならという希望を込めて、 「★★★★★」ではなく「★★★★」とさせていただきます。
(上)は統計学の本(下)はリスクマネジメントの本
表題の「リスク」はどちらかといえば概念・総論を表す言葉であり、(上)では、その 歴史について、まずは統計学的なところから紐解いている。 ただ、(下)まですべて読み終えないと「リスク」全般にかかる総論までは、たどりつかない。 (下)の終盤で著者が述べているリスクマネジメントの未来の話は大変興味深い。
統計学の参考書としても有効
わかりやすいし、面白い。 統計学の発展史として私は読みました。投資に限定するのはもったいないと思います。 統計学の教科書としても、最高レベルだと思います。
儲かる方法が書いてあるわけじゃないですよ
金融ジャンル(確率・統計)の歴史書です。 読むと面白いです。 ケリー基準についての記述が面白い。 セント・ペテルスブルグのパラドックスは知っておくと為になりそうです。
勇気を持って試みる
各時代における天才たちの革新的な発想の飛躍が、世間に受け入れられるにつれて、人々は未来に対する脅威を能動的に捉え、自らの手で切り開いていくことを学んできた。 数学や理科で使われる定理などの名前となった登場人物たちが、目の前で一喜一憂する臨場感のある物語。面白い。
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カスタマーレビュー数:25
【くちコミ情報】
「偶然」を如何に手懐けるかに関する思想史的批評!!
人間には制御できるはずのない現象を 如何に人間に知覚可能で、再現可能な理論とするか、 あるいは、制御できるはずのない現象を、 如何に人間に知覚可能で、再現可能な標準とするか、 こうした近代科学を推進してきた力強い動機は、 科学の発展と同時に、陰ながら現代の投資理論の伏線となっていた、 とりわけ、リスク管理の重要な補助線となっていた… バーンスタイン氏が過去の科学者たちを多数登場させたうえで、 彼らの独自の理論をいわば叩き台にしながら、 株式・為替市場における「リスク」を主軸にして論じていく様は、 学術研究と呼ぶには、エッセー的要素が強いにしても、 いわば、投資理論における「リスク」概念の思想史的変遷ということはできるのだと思う。 個々の理論の思想史的な位置付けは読んでいただくしかないものの、 すべてではないことを承知で、以下に簡略化すれば、 1 カルダーノ 賭博 1 パスカル 三角形 2 ガウス 正規分布 3 ゴールトン 平均への回帰 4 マーコビッツ 共分散 5 ベルヌーイ 標本抽出 6 アロー 普遍的な保険 7 ラプラス 確率論 8 ポアンカレ 因果関係の潜在力 9 アインシュタイン 相対性理論 10 ライプニッツ 自然界の謎 11 ケインズ 確率論と合理性 といった人物と代表的な思想が叩き台にされる。 不確実性の中で意思決定を図るとはどのようなリスクがあるのか、 完全な、確実な情報がない中でどのように判断するのか、 リスクを見極めることに鋭い感覚をお持ちならば、 該当の思想かなり考え方なりだけでも、 ピンポイントで巻末の索引で検索にかけて、 そこだけ、じっくり読むほうがいいのかもしれない。 本書すべてを通しで読んだ身としては、 全部を読んでる間に、大きな株式・為替相場でのチャンスを うっかりと逃してしまうほどに時間がかかるというデメリットがある。 分量的にも内容的にももう少しスリム化できたならという希望を込めて、 「★★★★★」ではなく「★★★★」とさせていただきます。
(上)は統計学の本(下)はリスクマネジメントの本
表題の「リスク」はどちらかといえば概念・総論を表す言葉であり、(上)では、その 歴史について、まずは統計学的なところから紐解いている。 ただ、(下)まですべて読み終えないと「リスク」全般にかかる総論までは、たどりつかない。 (下)の終盤で著者が述べているリスクマネジメントの未来の話は大変興味深い。
統計学の参考書としても有効
わかりやすいし、面白い。 統計学の発展史として私は読みました。投資に限定するのはもったいないと思います。 統計学の教科書としても、最高レベルだと思います。
儲かる方法が書いてあるわけじゃないですよ
金融ジャンル(確率・統計)の歴史書です。 読むと面白いです。 ケリー基準についての記述が面白い。 セント・ペテルスブルグのパラドックスは知っておくと為になりそうです。
勇気を持って試みる
各時代における天才たちの革新的な発想の飛躍が、世間に受け入れられるにつれて、人々は未来に対する脅威を能動的に捉え、自らの手で切り開いていくことを学んできた。 数学や理科で使われる定理などの名前となった登場人物たちが、目の前で一喜一憂する臨場感のある物語。面白い。
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【くちコミ情報】
絶版にするのは惜しい
日経ビジネス文庫から同著者の本がふたつ出版されていますが、本書はそのベストセラー二冊よりもよい内容だと思います。数式を用いずに、その数式の意味をわかりやすく解き明かし、証券投資の世界における学問の進歩を読みやすく記述した本書は、予備知識がなくとも読破可能ですし、金融工学の入門書としても出色のものだと思います。 「リスク」「ゴールド」で著者に関心を持った方はもちろんのこと、証券投資理論のよい入門書をお求めのかたには文句なくお勧めできる書籍だと思います。ただし、数式がないとは言っても、易しい本ではありません。わかりやすいとは思いますが、理解するためにはそれなりの根性を必要とします。投げないで最後まで読めば流れがつかめると思います。
金融経済学の歴史ドラマ
株や債権などの資金・資産の取引を分析対象とする金融経済学は、産業の「分業」や国際貿易の「比較優位」などをテーマとして、アダム・スミスやリカードが創始した、「モノ」のやり取りを扱う伝統的な経済学とは、独立に歩んできた。しかし現在では、その伝統的経済学で培われてきた、不確実性を含んだ動学的一般均衡理論を巧みに取り込み、実務面での応用も盛んである。また、破産可能性や信用制約などの現実的側面への分析関心も高まっている。本書は、その金融経済学を発展させてきた人物たちの物語である(顔写真付き)。著者の平易でしかし本質を捉える語り口と、訳者たちの的確で読みやすい訳文とによって、金融経済学の理論を身近に感じることができよう。金融経済学を学びたての人たちの副読本と㡊??て、推奨したい。
数式なしに投資理論の歴史を学びたい人に最適
本書は今世紀飛躍的に発展した投資理論の生成過程を物語風にまとめたものである。 p 物語は1900年、フランスのソルボンヌ大学に学んだ数学者ルイ・バチャリエに始まる。それから、ポートフォリオ理論を開発したマルコビッツ、サミュエルソン、リーランドそしてもちろんブラック・ショールズなどの人々の業績と経歴・プロフィール・趣味が生き生きと語られている。私が一番面白かったのはバー・ローゼンバーグである。彼はシェイクスピア学者の息子として生まれ、バークレーで計量経済学の教官の職を得たが、彼が住居にしていたタグ・ボートが致命的な水漏れを起こしたため、ボート生活をあきらめて陸の上にすむことにした。そして転居の収入源とするためもあって投資のコンサルタントを始めたというものである。 p 投資理論の本には珍しく、オプション理論のブラックショールズ式を唯一の例外として数式が無い。著者は米国の投資関連の雑誌「ジャーナル・オブ・ポートフォリオマネジメント」の編集長を長年勤めた人物である。本書を読むと、自然科学的な観察眼を投資に冷静に適用しようとした数々の研究者の挑戦によって投資理論が生成されてきたことが理解できる。
文庫で出ればいいのに...
これの本はいわばファイナンス版の思想史・経済学史であり、ファイナンスという学問の発展に大きく寄与した人達の偉人伝。著者はアカデミックが好きな実務家で、個々の学者の業績についても相当詳しく正確に書いてある。逆にアカデミックな学者がこの手の本を書くと、細部にこだわってこう上手くはまとめられないだろう。学部学生や素人が読めば、かなりの程度まで、ファイナンスが分かった気にさせてくれる本だ。ファイナンス・金融工学専攻の大学院生は、数式を追いかけるのもいいけれど、こういう大きな学問の流れを把握しておくのも必要でしょう。 p 最近、新書版の「ファイナンスとは」とか「金融工学とは」と題した本がたくさん出ていますが、それらを3冊読むくらいだったら、これを1冊読んだ方がよっぽど得るものが大きいと思います。過去に指導した学生の経験談からすると、就職活動などにも役立つ本だと思うので、非常にお勧めです。
極めて興味深い
MBAで勉強していたとき、証券市場論の先生に薦められて読みました。読み始めると極めて興味深く、断片的に頭に入っていたCAPMやブラック・ショールズ・モデルなどの点の知識がどんどん一つの線になってつながっていく感じがしました。バーンスタインの「リスク」「ゴールド」なども名著と言われていますが、個人的にはこの本がベストです。超お勧め(でもボリュームはかなりあるので読むには根性いりますよ)。
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わかりやすいし、面白い。 統計学の発展史として私は読みました。投資に限定するのはもったいないと思います。 統計学の教科書としても、最高レベルだと思います。
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各時代における天才たちの革新的な発想の飛躍が、世間に受け入れられるにつれて、人々は未来に対する脅威を能動的に捉え、自らの手で切り開いていくことを学んできた。 数学や理科で使われる定理などの名前となった登場人物たちが、目の前で一喜一憂する臨場感のある物語。面白い。
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【Amazon.co.jp】
ベストセラー『リスク―神々への反逆』の著者、バーンスタインによる最新の話題作。人類の経済活動の歴史を、金(ゴールド)という視点から考察し、現代に生きる我々に示唆を与えてくれる。 王侯が名誉のために金を求めた古代エジプトやギリシャ、ローマの時代に始まり、略奪により金銀や金鉱を手に入れたアラブの時代、黒死病により金と人口のバランスが崩れた14世紀、金鉱を求めて始まった大航海時代、ボダンによりマネタリズム思想が萌芽した16世紀と続き、そこから金本位制、IMF体制に至るまでの経済の歴史へと引き継がれる。貨幣の進化の過程における時代背景や人々の価値観などが生き生きと描かれている。さすがバーンスタインだ。 本書は貨幣史や経済政策の本としても受け取れるが、個人が投資する際、あるいは賢い資産運用をする際のヒントとしても受け取れる。金を掘り当てた人がお金持ちになる、所変われば金の価値も変わる、使える範囲と信頼性によって通貨の価値が変わることなどは、一見すると当たり前のようだが、資産運用あるいはビジネスの根本となる考え方である。アジアに金が蓄積された理由の説明として高度経済成長期の日本の状況を引用し、「日本人は外出したり海外からの輸入品に使ったりするよりも、お金を貯蓄し、財産を蓄積するほうを好む」という見方には疑問点が残るが、全体的には綿密な研究・調査と鋭い洞察に基づいている。金と人間のかかわりを描いた歴史ドラマとして、また経済書としても楽しめる。(土井英司)
【くちコミ情報】
GOLDの金融史
『リスク』で一躍時の人となったピーター・バーンスタインが贈る 「もうひとつの金融史」第二弾とも言える著書である。 通史と言うよりはエピソードを積み重ねて、その時代時代の雰囲気を 連ねていくという形式を採っている。 p ニクソンショックでブレトンウッズ体制が崩壊して久しく GOLDを単なる商品の一つとしか見ていない21世紀において GOLDが神聖・絶対なものであったという史実・概念は やや古めかしく聞こえるし、また金本位制のシステムなど 今日ではわかりにくい金融概念が頻発することから 『リスク』に比べてブレイクしなかったのも仕方がないことなのだろう。 p それでも金本位制の時代、約百年分の記述には 本書の後半半分が割かれており、秀逸である。
経済史概観としてはベストの一冊
確かにローカルな話題、極東の日本についてなどは誤った記述が散見される。しかし、この本の価値は、欧米を中心とした金(きん)などの貴金属と通貨、そこに見出される富、権力といった経済活動の数千年の歴史を追いかけた大著である、ことにある。インフレ、デフレなどの原因について明らかにはしていなくても、金にまつわるそれぞれの時代の状況は可能な限り描かれている。 世界経済から欧米の動きを無視するわけにいかない(というより、日本はメジャープレーヤかどうか怪しいと思う)以上、金と通貨について、彼らがかつてどのようなことを考え、どういう行動に走ったかについて、お金の動き方に興味のある方は一度は読んでおいたほうがよいのではないだろうか?大学の経済史の授業二年分の価値はあります。
知らないんだったら書かなきゃ良いのに
欧米に関する記述は非常に面白いし、そこだけ読んでいる分には良いんですけどね。止せば良いのにわざわざ1章立てて、アジアのことなんか書くもんだから、こちら方面の歴史は植民地時代の子供用歴史書程度の知識しかないことがばれてしまう。曰く、アジアには言うほどの貨幣制度はなかった、17世紀にアジアに銀が大量に流入したが単に隠匿されただけで、何の役にも立たなかった云々。江戸時代の日本で、西の銀本位、東の金本位という2つの貨幣制度が共存していたなんて高校の教科書にも出るような常識だし、17世紀の中国の経済発展が大量の銀の流入によりファイナンスされたってのも、かなり常識になっているはずですけどねー。元々完全な歴史じゃないって断っているんだから、知らないことは書かな㡊??ゃ良いのに、惜しい。(実際イスラム圏に関する記述は一言もないんだから)
「きん」と「カネ」をめぐる歴史
希少であり保存にすぐれた「きん」は長い歴史のなかで「カネ」として機能してきました。今では「きん」は石油や砂糖や大豆と同様の商品として扱われているようですが、金属そのものの特性やそれをめぐる歴史によって、たくさんの人々を魅了し続けています。著者は人類と「きん」とのかかわりの歴史を通して、「きん」そのものにこだわる人々に注意をうながしているように思いました。なにが価値あるものなのか、本当に大事なのはなんなのか、そんなことを考えさせられる興味深い内容です。 日本人の貯蓄観について書かれている箇所があるのですが、「一般的な欧米の人たちは、我々をこのようにみているんだな」と思わせるような表現がありました。少し違和感がありますが、それも新しい発見でした。
「きん」と「カネ」をめぐる歴史
希少であり保存にすぐれた「きん」は長い歴史のなかで「カネ」として機能してきました。今では「きん」は石油や砂糖や大豆と同様の商品として扱われているようですが、金属そのものの特性やそれをめぐる歴史によって、たくさんの人々を魅了し続けています。著者は人類と「きん」とのかかわりの歴史を通して、「きん」そのものにこだわる人々に注意をうながしているように思いました。なにが価値あるものなのか、本当に大事なのはなんなのか、そんなことを考えさせられる興味深い内容です。 日本人の貯蓄観について書かれている箇所があるのですが、「一般的な欧米の人たちは、我々をこのようにみているんだな」と思わせるような表現がありました。少し違和感がありますが、それも新しい発見でした。
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