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| 第11回・NTTふれあいトーク大賞100選
日本電信電話株式会社広報部
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【くちコミ情報】
ロストジェネレーションについて考える
この本はフリーター、ニートの増加による世代間格差の進行を否定的に捉え、彼らの支援を提案している。具体的には、NPOを通じたニートの社会参加の促進だ。 就職氷河期時代に余儀なくフリーターとなった若者が今正社員となることは難しい。企業にとって教育するメリットが少ないからだ。そこで筆者は解決策を提示しないまま、今の若者の未来が親にかかっていることを言い、本書を終えている。 おもしろかったのは、 1.多くのニートの家庭は経済的に恵まれている、という認識が過去のことである点。 2.社内のストレスによってリタイアした若者が、非求職型のニートとなっている点。 だった。 その二点を除けば、たいていのことはwikiで事足りた。
労働基準法という変数が
終身雇用慣行がなぜ崩壊するか、就職してすぐにやめていく連中がなぜいるのかを文化ではなく、経済構造として説明しようとしている点で評価できる。 団塊の世代その直後は、拡大基調にあったから自分の職が選べた。現在はそもそもが選べるほど職がないので、とり合えず入り、すぐに嫌になる。ある意味もっとも。 高校生が就職してすぐやめる理由、確かに企業が法令を全く無視した労働環境で働かせている。もっとも。 しかし、仮に労働基準法がアメリカ並みになっていたら、この本に書かれた説明されているような現象は起きるだろうか?疑問である。
著者の独断かな
即戦力を求めている企業って本当はないよね。 伸びている企業は新卒人材の育成に力を入れているものだよね。 大学の授業に出るようになって、学生が勉強するようになって、サークルとかに入らないのって、問題ではないかな。 というような著者の偏った考え方、それは、確かに新聞報道等でもみられるマスコミの人間の考え方ではあるのだけど、一面の価値観に固執している考えはマスコミなら日常茶飯事でも学者だったらまずいんじゃないかな。 バブルを経験している世代からみると、今の若い人って何を考えているんだろう、深刻に物事を考えすぎじゃないかなって思うのかもしれないけど、余計なお世話だよ。まったく。
いったいなにをよみとったのか
ニート系とゆういいかたは、実にいかがなものかとおもいます。にちゃんねるイコールニート系なんてかんがえかたは、実にステレオタイプです。 わたしの友人にはおおくのにちゃんねる愛好家がいますが、みな勉学にいそしみ、バイトにせいをだしています。すなわち、エンプロイかエデュケイションの身のうえであるのです。 そして、なんでもかんでも欧米とばかり比較し、むこうがわがすすんでいるとかんがえるのも、また、定型です。 社会とはだれかがつくるものです。日本のニートが活力がないのなら、それは反抗できようもないくらいに日本の体制が堅牢ともとれます。だったら、もはや革命しかないですが、そこまでして既得のものをうしなってまでのメリットはない。だから、元気がないともいえるのです。 いったい、この本でなにをしったのでしょうか。 ひとみしりのきもちは、あけっぴろげな性格のひとにはわかりえません。けれど、わかろうとする努力はできるはずです。そのための本なのですから。
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じつはニートは働きたいんじゃなくて 暴れたいんじゃないか? そういう直感が私にはある。2ch的な掲示板にひきこもってその代替的な行為を繰返すニート系というか・・・。 昔なら学生運動に参加していたような若者が凄く生きにくい世の中だと思うんです。いわゆる自己中心性性格的な。例えば、そういう運動しても嘲笑の種にされるか、しょせんシステムに吸収されてしまう。そういう行為がどう見られるか、我々は歴史を通して学習してしまってるわけです。 働くってのは一重に凡庸さを引き受ける事だと思うんです、そして凡庸さは中心性の反対物です。つまりニートは積極的に拒否してる連中がいます。仕方がなくニートをしてると人もいると思いますが。 僕には今の日本が数年前の閉塞しきったイギリスと重なるんです。サッチャー政権の時です。当時イギリスの中流階級の若者は積極的に社会からドロップアウトしたわけですが、そしてセカンド・サマーオブラヴ、レイヴと大きなうねりにつながっていく。日本のニートはそれと比較すれば働いてない事に関しては一緒ですが、積極的にニートしてます的なパワーのある人は少ない気がする。圧倒的に日本のニートはパワーがないです。 なぜか・・・ それは自分たちの力で発展を遂げた社会と、何者かにシステムを作ってもらった社会、その違いです。 まずはそこからはじめないとニートを理解するのは難しい。 日本人は意思、つまり内発性を失いつつあります。必死で動いてる人は、動いてるようにみえてるだけかもしれない。厳密にいえばロボットだという可能性が高い。
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【くちコミ情報】
より深く経済を学ぶ
産業組織論は、ミクロ経済学の応用です。この著書を読むにあたり ミクロ経済学はある程度知っておく必要があります。ミクロ経済学 の基礎については、ボリュームの関係でしょうが、詳しくは書かれ ていません。この著書の特徴として、コラムに実際に起こったエピ ソードを分かりやすく載せてあります。特に、戦後日本の経済の発 p 展の過程をS-C-Pパラダイムに当てはめると興味深く読み進めまら れます。 産業組織論の二大学派の内、シカゴ学派を避けて、ハーバード学派 の体系で書かれています。 つまり、S-C-P(構造、行動、成果)パラダイムです。市場の構造、 企業の行動、その成果です。 ミクロ経済学は、一通り学び、より経済の動きを知るために、産業 p 組織論について学ぶには、ちょうど良いボリュームで内容も具体例 が多く載せられており、入門者用に適切な著書だと思います。
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【くちコミ情報】
「勉強するほどコンプレックスが強まる」のを解消してくれる本
私にとって初めて読んだ中島義道の本。 彼の本は書店でよく見かけるから、もちろん名前は知っていた。どうせ安っぽい一般向け哲学書を書く大学教授だろうとばかり思っていた。 だが、それは大きな間違いだった。すくなくともこの本を読んだ限りでは。 20代の私と著者では年代がかなり異なるが、私もごく普通の日本人として人並みに英語と格闘してきたから、この本に書いてあることが痛いほど理解できた。 著者が言うように、今の若者には英語及び英米人コンプレックスがほとんどないとまでは思えないが、昔よりも相当薄れつつあるのは確かだろう。日本人と日本の町並みはこの30年程度でがらっと変わったのだ。日本人が今の中国に対して、街も人の身なりも汚くて社会的なマナーのない遅れた人々だと見下す態度は、つい30年前まで欧米人が日本人に向けていた態度と全く同じものだ。これから中国人が日本人に対する劣等感を弱めて行くのと同じで、日本人は欧米人に対する劣等感を弱めてきた。 この本の中で一番印象に残った事は、英語を文化的要素をなるべく排除した国際語として学ぶべきと言う著者の意見と、そしてなによりも著者のどこまでも正直にものを語るその態度だった。 その正直さには感動すら覚える。
欧米コンプレックスの自然治癒
タイトルで間違えそうだが、この本は英語教育に関する本ではない。 戦後、欧米の洗練された文化やスタイルに対してコンプレックスを抱いていた日本人が、経済・文化・ファッション等の向上と共に、近年はそのコンプレックスがいつの間にか自然治癒していたという話だ。 p コンプレックスの克服とは相手に打ち勝つことではない。優劣を意識せず自然に振舞えるところにこそ、コンプレックスの克服があるのだという指摘が鋭い。
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本当に人口減少がマイナスか?
人口減少を需要縮小として捉え,その過程の問題点を挙げている.内需拡大にも限界があるし,外国人労働者の導入では解決にならないことも,丁寧に解説している. その上で,解決策としては,「新貿易立国」「観光立国」「高齢者雇用の拡充」を挙げているのだが,どうも新鮮味に欠けるのは否めない.関税など障壁を廃止して,自由な貿易を促進することは既に論じられている.また,観光で中国・台湾・香港,豪州などからの観光客を北海道に呼び込むことは,日本からアプローチせずとも,海外からは魅力を感じて盛んになっている.高齢者も,生活の必要性から働かざるを得ない社会になるつつある. 経営戦略という点は,納得できることが書いてある.地域おこしには,中心となるたった一人の人物が必要だとか,重要な点もおさえられている. ただ,人口減少の社会が,環境に対する負荷の小さい社会となり得,個人の生活をシュリンクさせる必要があるかもという論に対しては,個人の生き方として本書では論じていないが,それで良いのだろうか.90年代の失われた10年には,所得の低下だけが問題となり,「資源,環境が保全されるなら不景気でもよい」という声が無かったというが,それから10年の変化は無視できるものだろうか.多少の痛みを伴っても環境を守ろうという生き方が,少ないながらも増えてきていないだろうか. 更には,本書は日本の国内事情のみを論じているが,世界に目を転じると,まだまだ人口は増加している.政府や日銀の人の見方は,どうしても国という枠に縛られすぎているように感じる.
無難な入門書〜講演と違って熱くない〜
経歴だけ見るとたんなるお堅いオヤジだが、ちばぎん総研のHP (「ぬかちゃんの部屋」というコーナー)や、講演をきくと、日本の将来を 憂う熱いオヤジで、発言内容も至極まとも。 そんな熱いオヤジが、最近のホッとトピックである「人口減少」について 書いているので、期待して本を手に取った次第。 淡々としたデータの解説、問題提起ののち、人口減少を乗り切る3つの柱として 1.新貿易立国 2.観光立国 3.高齢者雇用の拡充 を挙げているが、目新しいものは特に無い。 筆者の研究?テーマである観光に関する箇所で、具体的なエピソードなどが 取り上げられているのが、かろうじて氏らしさがうかがえる部分か。 また、企業の生き残り戦略として、 1.損益分岐点の引き下げ 2.シェアアップ 3.新需要の創造 が掲げられているが、そんなの今も昔も企業の至上命題であるし、 シェア争いをして疲弊した過去の教訓をどう考えているのかが疑問。 終章の「パラサイト経営の終焉」では、氏らしい精神論(紙に落とすと少々陳腐だが)が 展開され、それなりの満足感は得られるが、「人口減少」本としては、 「人口減少時代の新しい公式」のほうが分析は鋭い。 入門書として知識を蓄える、額賀氏の精神論ワールドの一端を知るという意味では、 それなりの満足感だが、数ある人口減少本の中に埋没している感は否めない。 可もなく不可もないので☆3つ
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<読むな>と言いたいわけではない
鷲田清一の本を批判するのはとてもむずかしい。当代きっての人気哲学者であり、その人気の理由はこの散文詩のような文章だ。彼は政治性を内田樹のように隠したりはしない。その意味では正直とも言えるのだが、その文体は批判的に読もうという気を失わせる。そのまま受け入れると快く響くように書かれているのだ。そういう意味では彼の著書は内田とは逆にとてつもなく 権力的 とも言える。 この本のメッセージを要約すれば次のようになる。「今の世の中、人間が人間らしさを失っているので、人間らしさを取り戻そうと特別な努力をしているひとの例を挙げました。」つまり、彼によれば、そのような努力をしていないふつうの人は「病んでいる」のだ。顔について書いた文章、「街には いのち を失った顔ばかりが氾濫している」これは現代人否定と読めるだろう。 現状肯定はできないのか。できないとしても、「アート」を演じたり、触れたりしなくても、「生」を取り戻す(鷲田の語法によればこうなろうが、単に生きる、でよいと思う)ことはできないのか。そういう ふつうのひと への呼びかけがない気がするのだ。この意味では、ブルセラ高校生を肯定した宮台真司は、個人的には大嫌いだけれども、その意気は大したものだと言わざるを得ない。 否定的に語られることのすくない鷲田だから、あえて批判的な読み方をお勧めしたいのだ。決して悪い本ではない。
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