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NHK「美の壺」制作班(編さん)
¥ 998(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:22,479位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
和菓子は江戸時代に花開き、中身が世界一面白い
本書は、日本が世界に誇る無形文化財の1つである(と考えている)和菓子を取り上げている。なお、和菓子は意外にも明治時代に誕生した言葉である。理由を知りたい方は本書の冒頭を読むことを薦めるが、本書では便宜上、和菓子に統一する。 本書では、写真をふんだんに使用しつつ、写真に付け加えられた文章や解説もコンパクトにまとめられている。そのため、私のような素人でも、和菓子に関する3つのツボについて自然と好奇心を抱いてしまう。 ・壱のツボ:菓銘を知って物語を楽しめ ・弐のツボ:内に込められた世界に遊ぶ ・参のツボ:意匠に四季を感じよ 本書の中で参考になった事柄は、弐のツボ(内に込められた世界に遊ぶ)である。 壱のツボと参のツボは、既に知っていた事柄である。前者は、名前から和菓子をイメージすることであり、日本人なら誰でも無意識のうちに行っていることである。また、後者も花鳥風月に恵まれている日本人ならば、季節を表す用語で四季を愛でることは当然のことである。 しかし、弐のツボは日本独特のものである。理由として、「江戸時代」をキーワードに2つある。それは、白砂糖と粋(いき)である。 白砂糖の登場により、和菓子は細かい細工と様々な色に加工することが容易となった。その結果、様々な種類の和菓子が百花繚乱の如く登場した。そして、江戸時代といえば江戸っ子の“粋”が流行した時代でもある。 贅沢をしてはいけないという政治風潮が庶民に広がると、服装と同様に菓子も文化として目立つ菓子ではなく中身で人を驚かせる菓子へと変貌を遂げるようになった。その結果、子持ち饅頭や福徳せんべいのような“粋”な和菓子が誕生し、遊び心や楽しみを提供してくれるようになったわけ。(中略) “見てビックリ、開けてビックリ”という広告のキャッチコピーではないが、和菓子こそまさに“見てビックリ、開けてビックリ”の最たる例だと思う。日本人として、この無形文化財は世界に誇るものであり、アニメや日本食と同様に世界進出すべきだと考える。
きんぎょも欲しい
初期に放映されたのに、なぜかシリーズ出版されなかった「きんぎょ」。これからの季節にも向いてると思います。ぜひ出版されることを望みます。
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おすすめ度
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NHK「美の壷」制作班(編集)
¥ 998(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
夢幻の世界にいざなってくれるツボ
「新しい芸術」とも訳されている「アールヌーヴォー」の様式は、19世紀末ヨーロッパの芸術全域において新しい価値転換を巻き起こした。本書の中心人物エミール・ガレはガラス工芸デザイン家で、日本でも人気の高いフランスの工芸作家である。北沢美術館所蔵の三つのツボを紹介する。 壱のツボは「ガレ蜻蛉文脚付杯」…大理石に似せたガラス素地に、羽音の響きまでも写しとった杯。ガラスを超えた重厚感にガレの本領がうかがえる。 弐のツボは「ガレ昆虫文水差」…光の当て方によってガラスの表情が刻々と変わる、その特性を最大限に活かしたのが、ガレのガラス器と言える。 参のツボは「ドーム花畠文水差」…顔料を盛って凹凸をつけた膨らみのある草花、優しい色合いをもつ風景の広がりが特徴。 重厚なガレと、軽妙なドーム。互いに美点を引き立て合う作風で、コントラストをなす。今日もなお世界中で彼らのガラス工芸が好まれているのは、自然主義的な主題であり、永遠に美の深淵をのぞかせてくれることによるものと思う。本書でその美を垣間見ることができる。
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| 風呂敷 (NHK美の壺)
NHK「美の壺」制作班(編さん)
¥ 998(税込)
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| 織部焼 (NHK美の壺)
NHK「美の壺」制作班(編さん)
¥ 998(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:201,824位
カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
織部焼の魅力を写真と文で紹介
NHKの美術番組として人気のある「美の壺」制作班の編纂による「織部焼」の美を紹介した本です。 「織部焼」の良さを理解するのには、鑑賞者も一定の経験と年月を必要とするように感じています。お茶の世界では定番ですし、古今東西の名物にもまた織部焼は尊重されています。 華やかさや華麗というものではありませんので、じっくりと腰を落ちつけて鑑賞しないとその素晴らしさが分かりません。その意味において、NHKの「美の壺」で取り上げられたことによってその魅力もまた多くの人に知らしめることになったことでしょう。 本書の内容を少し引用しますと、織部焼とは、戦国時代の武将にして茶人の古田織部に由来するそうです。千利休の弟子でした古田織部は、利休の後を継ぎ、茶の湯のリーダーとなりました。その織部が茶席で好んで使用したことから「織部焼」の名がつけられた、ということです。 織部焼は今の岐阜県の美濃国で生まれました。織部焼に多く用いられている茶碗の全体を深く覆うような神秘的な緑の色は、当時の人を驚かせたようで、今でもその特徴として挙げられます。 南蛮貿易が盛んに行われた戦国から安土桃山時代に華南三彩などの個性的な焼物が、日本にもたらされました。織部焼のルーツはそこに端を発しているようです。 また歪んだような、いびつな形状もまた織部焼の特徴でしょう。本書の30頁には、「セト茶碗 ヒツミ候也 ヘウケモノ也」と書かれており、当時から変形して、それが珍しかったと見られているのが理解できます。 焼物の世界は奥が深く一朝一夕には理解し体得できませんが、本書のような親切な概説書を片手に実物の鑑賞をするのが王道でしょう。
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おすすめ度
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| 和箪笥 (NHK美の壺)
NHK「美の壺」制作班(編さん)
¥ 998(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
鏡板、玉杢(たまもく)、隠し、仕掛け…私はこれで和箪笥にハマりました。
本書は、21世紀になって再びインテリアとして見直されつつある和箪笥を取り上げている。和箪笥の特徴として、地域色が強い点が挙げられる。その土地特有の木や工芸品をふんだんに使用し、技術の粋を凝らした芸術作品を世に送り出していた。仙台箪笥、庄内箪笥、船箪笥はその最たるものだろう。 本書では、写真をふんだんに使用しつつ、写真に付け加えられた文章や解説もコンパクトにまとめられている。そのため、私のような素人でも、和箪笥に関する3つのツボについて自然と好奇心を抱いてしまう。 ・壱のツボ:「抽斗(ひきだし)前板」の表情を、見よ ・弐のツボ:粋を凝らした錺(かざり)を愛でよ ・参のツボ:船箪笥に隠しあり 仕掛けあり 本書の中で参考になった事柄は、壱のツボと参のツボである。 まず、壱のツボでは「鏡板」と呼ばれる前板を見れば、職人がどの程度箪笥に情熱を注ぎ、技術や美的センス等の能力が明らかになるという。切れ目ひとつで木目は大きく変化し、同じ箪笥でも異なる魅力を引き出すことは興味深かった。 特に、樹齢400年以上の木でなければ手に入らない「玉杢(たまもく)」は珍重され、滅多に手に入らないという。小さい頃には違和感を感じた玉杢だが、本書を読むことで如何に素晴らしいものであるかを認識した。そして、玉杢を通じて現在のインテリアには無い“空”の要素に気付くことができた。 次に、参のツボでは繁栄を極めた北前舟(きたまえぶね)の商人が贅を極めて船箪笥を所有し、“粋”を競い合ったことを紹介している。そこでは、外見だけでなく機能面でも水漏れを防ぐという桐の木の特性をふんだんに使用し、同時に重厚な造りになっている点に特徴があることが書かれている。 さらに、「隠し」や「仕掛け」がある点にも興味深かった。盗難防止の為に「隠し」のスペースを設け、最も重要な書類を隠していたのである。この「仕掛け」に関心を抱きがちだが、「仕掛け」ができる技術にも注目すべきである。まさに、これこそ現在にも通じる“ものづくり”文化であり、日本が世界に誇る重要文化財であると言っても過言ではない。 本書を読むことで、改めて我が国の文化の素晴しさを再認識した。そして、外国の家具にはない質実剛健で“粋”のある和箪笥の魅力にハマッた。
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| 古伊万里・染付―NHK美の壷 (NHK美の壷)
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¥ 998(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:182,637位
カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
入門には最適
古美術品のオークション会社の新入社員なんですが、 今さら聞けない。人に聞く前の準備として。 専門書を読む前にまずはざっくり理解するには最適だと思います。
わかり易いけど薄っぺらい・・・そんな感じです
初心者向けということで仕方ないのでしょうけど 確かにポイントを押えてわかり易いのですが その先をもうちょっと知りたいと思ったときに その先は何も載ってないような そんな感じの本です ページが少ないので仕方ないかもしれませんが もうちょっと写真も数多く載せて欲しかったし 載ってる写真も半分くらいは白黒のなので、それをカラーで見たかった 僕は大変不満足です もう少しお金を足せばもっといい本がたくさんありますし この内容の薄さでこの値段設定はどうなんでしょう・・・ 僕はちょっと損した気になりましたが・・・
わかりやすい
私は学生であまり古美術に詳しくありませんが、この本はわかりやすい説明と対象の美しさを 引き出す写真により十分に楽しめた。 (振り仮名があれば私のような初心者にやさしかったのですが)
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【くちコミ情報】
日本人の「魂の器」その気品が伝わってくる
金粉を「蒔く」と、文様の「絵」に貼り付くので「蒔絵」と言う。唐から伝来したものが、日本独自の発展をみせていく。文化の和様化の流れの中で進化していく。さまざまな技法を駆使して【幽玄なる自然】を創出する。 漆黒に金の響きあり…華やかな金の装飾を引き立てるのは、もうひとつの主役、漆の「黒」とのバランスを大切にする。明と暗、陰と陽。絶妙の対比が、器の品性を決める。 文豪谷崎潤一郎は「陰翳礼讃」の中で、京都で見た蒔絵の魅力を語っている。 「金蒔絵は明るい所で一度にぱっとその全体を見るものではなく…豪華絢爛な模様の大半を闇に隠してしまっているのが、云い知れぬ余情を催すのである…」想像力を駆りたてる漆の黒。漆黒の闇。その効果を思わずにはいられない。 本書にはさまざまな実物写真が紹介されている。代表的なものを一つだけ挙げると「黒呂色群翔蒔絵小隅丸型三段重」である。漆黒に羽ばたく鶴の群れ、それは奥ゆかしい寿ぎの代弁者のようだ。実物のすばらしさが想像される。 花鳥風月の意匠は、芸術の国日本の象徴みたいなものであろう。実体・現実の向こうに気品でとらえ、「心で見た」世界が創られている。蒔絵はその美の化身とも言えるのではないか。日本人の精神形成に深くかかわってきた漆芸術「蒔絵」の魅力が集約されているのが本書である。【魂の器】と呼ぶのに躊躇はいらないだろう。
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| 水墨山水 (NHK美の壺)
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