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   鈴木 主税 の売れ筋最新ランキング   [2008年10月12日 00時08分]
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職業としての翻訳
鈴木 主税  
¥ 1,680(税込)
通常3~5週間以内に発送
ジャンル内ランキング:247,302位  
カスタマーレビュー数:7

くちコミ情報
アナルコな翻訳者
鈴木主税氏が翻訳しているある本の著者の別の本を翻訳するにあたって、鈴木氏の訳と原著をすりあわせて読んだことがある。こうした作業をすることで、鈴木氏の訳が実にこなれていること、実に読みやすいかということが身にしみてわかった。本書の、鈴木氏のキャリアに関わる部分については正直興味がもてなかった。でも弟子の人びとの成長と挫折へのまなざしは、翻訳のプロは志さない僕自身に向けられているような気がしながら読んだ。そしてコミュナルな翻訳を目指し、時間を割いて集団形成に努力するその姿勢は、翻訳関係に限らず、さまざまな人間の営みにおいて重要なことだと思う。 鈴木氏はアナキスト的だ。
元気をもらいました
お仕事については以前から素晴らしい翻訳で知っていました。翻訳と通訳とどちらにも関心がありますが、鈴木さんの翻訳は読んでいて通訳にも通じているのを感じます。読みながら、著者の声toneが響くからです。苦労話も失敗話も鈴木さんのお人柄ないし礼節を映しているように思われてなりません。読書好きな方、翻訳に関心のある方には是非ご一読をお薦めしたい一冊です。もっと早く鈴木さんのお仕事、牧人舎のことを知っていたら良かったと思います。翻訳して読んでもらいたい本があります。この本を読んで、怖気ずに頑張ろうという気になりました。元気をもらいました。
エキサイティングな本
正直なところ翻訳家という存在は何者かということ自体気にしてなかった。 p この本はひとりの職業人として両足でたつ成長記録といっても大げさにはならないだろう。 筆者の誠実な文章には感銘をおぼえる。彼には吐露しなくてはならない苦汁の経験を本に書かれている以上にされたのだろうと察せられる。それだけに、彼の主張にはうなずけるのだ。
翻訳を取り巻く世の中の風潮について考えさせられた
著者は、スティグリッツやチョムスキーなど話題の経済、ビジネス書の翻訳を手がけており、翻訳のレベルも高いので以前から注目していた。しかし、この本は、翻訳の仕事の中身よりも、フリーランスとして仕事をしていく上での苦労や心構えといった話のウェイトがやや高く、その意味では期待していたのとは少し違ったが、それでも十分参考になるところがあり、考えさせられた。 p インターネット上で「翻訳の仕事」をキーワードに検索すると、翻訳家になりたい人を対象にした学校ビジネスが盛んで、みんなが憧れるのは、出版翻訳やメディア翻訳であることが容易に分かる。そして翻訳家に「なりたい人」は山ほど居るが、質を満たす人は不足しているという。 p ひょんなことから企業内で翻訳(いわゆる実務翻訳に関わるようになって10年余りの自分の経験からすると、フリーランスの方が恵まれいるとも思えないし、実務翻訳が出版翻訳に比べて低いスキルでできるというものでもない。社会的な意義が小さいということもない。しかし、そういう立場での職業翻訳家を目指す人のためのガイドは、「フリーランス」や「翻訳家」になりたい人にはあまりアピールしないかもしれないな、などと思った。
翻訳者の領分
著者の職業遍歴や知人の翻訳者のことが書かれている本。翻訳者というのは他言語を日本語に置き換えるのが仕事である。分かりやすい文章が書けるからといって、特異な体験や綿密な考察、創造性といったものがなければ、その本を読む価値はない。翻訳者はあくまでも黒衣に徹するべきだと感じた。


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マイケル ユシーム Michael Useem (原著) 鈴木 主税 (翻訳)  
¥ 1,995(税込)
¥ 3,980(税込)
ジャンル内ランキング:226,817位  
カスタマーレビュー数:2

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面白いエピソードもあります
9つのエピソードが出てきます。「リーダーシップとは何か」を考えるためにはヒントになる箇所がいろいろあります。私自身が面白かったのは、モンタナの森林火災とアンナプルナ登山の話でした。とはいえ、例えば登山の話なら登山家が自ら書いた本の方が迫力があって面白いのです。そうしたことから申し訳ありませんが、星2に致しました。
成功と失敗の両面から学ぶ
一般に広く知られているわけではないが、それぞれのおかれた局面で重要な決断をした、9人のリーダーの物語。特徴的なことは、成功事例だけではなく、失敗したリーダーの事例も含まれていることだ。企業リーダーだけではなく、政治家や国際機関のリーダーなど、さまざまな立場でのリーダーシップ論が読み取れて、興味深い。 p たとえば、アンナプルナに登頂した女性だけの登山パーティのリーダー、アーリン・ブルームの言葉は、重い。「大切なのは、私たちの誰かが頂上に登って、全員が無事下山すること、それだけだ」「普通の人びとが集まったグループでも、ビジョンを共有すれば、信じられないような挑戦ができ、実力をはるかに超えたことができる」そのまま、企業経営者に贈る言葉としても使える。 p そして、最後の結びでは、「何人の部下をもっているかというだけの問題ではなく、部下のなかから何人のリーダーをつくれるかということも重要なのだ」と著者自身が語る。組織全体を引っ張っていくことについてのリーダー論は、昨今いくらでも探せるが、リーダーを育てることもリーダー論の中で重要な意味を持つことを、本書はまた教えてくれるのである。


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デイヴィット ハルバースタム David Halberstam (原著) 鈴木 主税 (翻訳)  
¥ 1,890(税込)
¥ 257(税込)
ジャンル内ランキング:193,428位  
カスタマーレビュー数:3

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たしかにお手本のような作品であるが…
 こういう「ふつうの人たち」を題材にしたノンフィクションを書く場合の、ひとつのお手本のような作品である。セプテンバー・イレブンのテロの背後にある政治的な話には言及せず、消防士たちの個人的な生にのみに焦点を当てる。とりたててヒイックに描くことはしない。「浪花節」も排除。ことさらに劇的に書くような修辞的演出も一切排除。 p  きっと、ノンフィクションというのはこうあるべきなんだろうと思わせられる。ああ、これがハルバースタムのスタイルだよなあと思う。しかし、正直言えば、読んでいて、どこか物足りない、という気持ちも残る(それで星ひとつ減)。もしもこの題材で日本人のノンフィクションライターが日本人読者に向けて書くことになったとしたら、どうなのだろうか。やっぱり、もっと「泣ける」話を求められるとか、もっとドラマチックに描くことが求められるとか、してしまうのではないだろうか。あるべき作品の姿と面白い作品は必ずしも一致しないかもしれず……などと考えてしまいました。
言葉では言い尽くせない悲しみ
本書は不幸にもWTCから戻ることが無かった消防士達について多く書かれている。家族や友人を愛し、仕事を愛した平凡な、素晴らしい彼らの人生の日々。あの日、大切な人を無くしたすべての人の思いがここにある。一人一人の命の重さを感じさせる1冊。
消防士という職業は究極の菩薩道だ!!
消防士とはなんと厳しい仕事であろうか。米同時多発テロによるタワー崩壊にひるむことなく市民の救助にあたったのは消防士たちだった。彼らは勇敢であり、確かに英雄だった。「市民の救助を第一にせよ!」命を差し出した消防士の数は343人にのぼるという。本書は奇跡的に生き残った消防士たちのはなしや、亡くなった仲間の消防士たちの遺族の悲しみを丹念に追いながら、消防士という過酷な職業の本質に肉薄していく。 もっとも尊敬に値する職業、消防士たちのその勇敢な精神を支えた背景には彼らのモットーとしている「消防士たちの祈り」という詩がある。読むたびに何度も涙してしまうほど菩薩の慈愛に満ちた詩だ。    出動命令が下れば    炎がどこにあろうとも    我に与えよ、神よ p  !  あらゆる人を救う力を p    幼い子供を抱く力を    手後れになる前に    老人を救う力を    恐ろしい運命に遭わせぬために p    もし御身が望むなら    この命を捧げよう    その御手で守りたまえ    我が子と妻を わが日本の消防士もこの精神を模範としてほしい。



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カスタマーレビュー数:2

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9・11以降のアメリカとその精神史
アメリカで生活していると、アメリカ人はかくも信仰心に篤いのか,と思う。それは民族を超えている。宗教が葬式宗教に堕してしまった日本とは基本的に違う。宗派に関わらず日曜日には教会に行くし、日曜日のミサに出れない人のために土曜日にミサを行う教会すらある。この宗教心の篤さを維持しているのは、明らかにWASPの精神であり、この規範性がアメリカ社会の良心的な部分を維持する原動力になっていることを他の民族出身者でも認めざるをえない。こうした多民族社会を支える多様性の社会でありながら、リベラルに社会を維持しようとするアメリカにおけるキリスト教の特異性を分析して余りある。 歴史的言説でコンテキストを維持しながら、世論調査結果や様々な統計データを駆使した分析は説得力をもつ。 大統領選挙を意識した戦略的な出版だが、議論の普遍性は今秋の選挙だけを狙ったわけではあるまい。 アメリカで暮らしたことのない読者に薦めたい。
アメリカの原動力であるアイデンティティを体系的に説明する
今回のハンチントンの本は、「アメリカをアメリカたらしめるものは何か」についての彼の考察である。内容として目新しいものが提示されているわけではないが、我々が日頃漠然と感じているものが、体系的に整理されて提示される。これを読み考えることによって、アメリカの現状について生産的に議論できるはずだ。



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困った天才の騒動記
20世紀最大の指揮者の一人であるとともに、作曲家としても評価を高めつつあるレナード・バーンスタイン(1918-1990)の評伝。おおむねニューヨーク・フィルハーモニックを退任する頃までの記述が詳しい。その後、80年代中頃までの記述があるが、原書出版が1987年であり、彼の晩年については当然書かれていない。作者は、たとえば後年のガーシュインの評伝で、精密な、しかし悪意に満ちた人間観察を披露したペイザー(パイザー)である。 驚いたことに、バーンスタインの生涯からは、反面教師として以外には何ら学ぶべきことがなかった。彼はあり余る才能に恵まれ、自分の好きなように振る舞い、他人には理解できない悩みを悩み抜いて、それで人生を燃焼し尽くした人であった。カラヤンが様々な苦難にもかかわらず、強靱な精神力と日々の地道な努力とで一歩一歩栄光への階段を昇ったこととは正反対であるといってよい。バーンスタインそっくりの人を知人にもつ私は、彼のような人間は周囲にとって「はた迷惑」でしかないことを知っている。彼のような人間が輝いて見えるのは、少し離れたところから眺めたときだけだ、と肌身に感じている。彼にもしあれほどの才能がなかったら、かれの人生はどうだったろう。カラヤンなら堅実な技術者か何かになって、それなりの人生を営んだであろうが、バーンスタインの場合は? 本書におけるペイザーはさほど辛辣な筆致ではない。バーンスタインの同性愛を暴露した本として海外で話題になったそうであるが、クラシック音楽ファンにとってそんなことは慣れた話である。むしろバーンスタインの破綻した性格が全編にあぶり出されており、私は周囲の人々が気の毒であった。私はこういう人の傍には居たくない。


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歴史資料本です
実際に起きた事件を、当時の資料をもとにまとめただけのもの。 題材は最高に面白いだけにもったいない。 p 登場人物の説明がとにかく長い。 人数も無駄に多いし、時代背景の説明も無駄に長い。 主要キャラならまだ納得できるが、脇役たちにまで多くのページを割く必要性がわからない。 p 一番の見せどころも、資料をもとに淡々と描かれるだけ。 期待外れの感はいなめない。 p まあ、何を求めて読むかによって評価はわかれるだろうが、エンターテインメントを求めたら失望することは必至。 p 結局、筆者は、ただ詳細な報告書をまとめたかっただけに感じる。 面白く読ませようという気はもともとないようだ。 p 後世に残る傑作たりえるテーマだけに、もったいないことこの上ない。 同じテーマをもとに、吉村昭氏に書いてもらいたいものだ。
サイコパスによる惨劇をリアルに描く
 大航海時代、オランダ東インド会社(VOC)の帆船バタヴィア号が座礁。無人島で独裁者として君臨する副商務員イエロニムスは、手下に命じ100人を超える人々を殺す。当初の殺人は食糧難に対する口減らしが目的だったが、次第に忠誠心を試すための殺人、純粋な娯楽としての殺人へと変化する。 p  「極限状態に置かれた時、ヒトはどういう行動を取るか」というシチュエーションは「漂流教室」や「バトルロワイヤル」に通じるものがある。ただ、本書は実際に起こった事件を膨大な資料を基に再現したドキュメンタリーなのだ。翻訳の力も大きいと思うが、ディティールが細かく、とても400年も前のお話とは思えないリアリティがある。 p  この惨劇を当時の人は、主人公イエロニムスの異端的な宗教観に端を発するものとしたが、著者は「イエロニムスは当時は珍しいサイコパスだったのではないか?」と結論付けている。確かに自己中心的、嘘つき、罪悪感がない、他人に共感することができない、冷淡、責任感がない等サイコパス特有の人格を備えていたようだ。 p  大昔の話としてではなく、現代的な、あるいは未来的な寓話として興味深く読むことが出来た。
本当に怖いのは異常者ではなく。
ゴールディングの「蝿の王」は虐殺の前に幕を閉じた。本書では虐殺で幕が開ける。 p 17世紀初めにオランダの貿易船がオーストラリア近海で難破、不毛の無人島に数百人が漂着した。 責任者らが助けを求めにいった数ヶ月の間に、異常者による恐怖政治と虐殺のため、生き残ったのはわずか数十名。 p 遭難と無人島への漂着は大きな不幸だが、ここでは異常者の性癖を引き出す背景に過ぎない。 異常者の語る万能感、アジテーション、乱舞する感情の赴くままの虐殺は、過去に起きた悲惨な事件(連合赤軍事件など)を思い起こさせる。 p 異常者の行為よりも恐ろしいのは、正常者が異常者に呑み込まれ、あるいは自己の安全のために擦り寄り、正常な精神のままで理由もなく人を殺したこと。 犯人に加えられた刑罰も、それに劣らぬグロテスクさ。 犯罪の地での死罪を免れた者は、四肢を末端から細かく砕かれ、えびぞりに車輪に縛られて晒された、という。 p 虐殺の犠牲者の死体が養分となり、不毛の珊瑚礁に緑萌えた、という後日談も心寒からしむる。 p このバタヴィア号、1970年に一部が引き上げられ、現在は豪州ケアンズのシップレック・ミュージアムに展示されているそうだ。
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23ページ中 1ページ目を表示しています (110件)
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