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【くちコミ情報】
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
諸先輩方ホントにごめんなさい。最近SFを読み始めた若造がレビューするのもおこがましいですが どこが面白いのかまったく解りませんでした。 最初のイメージとしては操縦とか爆発物とか物資調達とかのプロフェショナルが集まって弱きを助け強きを挫く某特攻野郎的なものだとばかり思っていたのですが(まあ、ある意味間違ってはいない) 兎に角全然違うのですよ。 まずは登場人物、ちょっと多すぎ。1回限りの端役も含めれば30人以上は出てくるのかな? それでも主役的な登場回数の多いキャラはいるのですが場面転換が多すぎて誰に焦点を当てればいいのか困ります。こういうのを群像劇というのか? それと全体の構成もちょっと・・・ 余り起承転結というか序破急というかシンデレラ曲線というかそういったものが感じられずのっぺりとして起伏が感じられないです。いまいち盛り上がりに欠けます。 それにこれ合併本ということでして6冊分が1冊になっているのですが話終わってないです。 あの人物はどうなったんだ的なのがあるのですっきりしません。次の巻でこのエピソードは終わるみたいですがちょっと引っ張りすぎです。 日本SFの重鎮 野田昌宏 宇宙軍大元帥が書かれた作品にけちをつけるみたいで申し訳ありませんがちょっと合わなかったみたいです。 SF全盛期に育った方たちには懐かしさとともに感じるものがあるでしょうが、これからSFに入っていく方には余りお薦めできません。
長い絶版そして、、、炎の復活
SF好きスペースオペラ好きには最高です。アキバ系キャラにうんざりしている人キャピキャピした女子高生キャラにうんざりしてアナタに最適です。ここには、かっこいいおじさんが沢山出てきます。勿論かっこいい女の人も。落語好きで銀河系を駆け巡る話を読みたい人におすすめです。
このサイズ
出版社のメールニュースの記事を「A5判ソフトカバー」と見間違え、届いてビックリ。「A4」じゃないですか。一瞬、SFマガジンの追悼号のように、元の文庫版がそのまま写真製版されているのかと疑いましたが、さすがに組み直してありました(笑)。3段組でした。 しかし、これじゃ気軽に持ち歩いて電車で読めるサイズじゃないですよ。 この大きな判型を活かして、これまでの関連のイラストやらを収録してくれているかと期待しましたが、それもなし。 どうしてこの大きさ? なので☆ひとつ減らしました。 しかし、早川書房って、シリーズものの刊行予定って公表してくれないねえ。これも全何巻か、どれくらいのペースで刊行されるかちっともわからない。せめて最終巻にでも、イラストや作者のインタビュー、エッセイの類が入ることを祈りましょう。
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【くちコミ情報】
宇宙空間を舞台とした独立運動
20年くらい前に発表された「銀河乞食軍団」シリーズを原本として、その前日談を描いた作品。同時に原本もリニューアルして発売されている様だから、それに彩りを添える新作を、という背景があったのかも知れない。 もともとのシリーズを読んだことがないので判然とはしないが、キャラの独特な話し方やSF考証的な説明など、これまでの作者の作品ではあまり見られなかった要素があるので、本来の世界観を壊さないように気を使ったのだろうと想像される。 一方で、作者らしさも健在で、軍隊の組織論みたいな部分や、現場の人間の心構え的な発言などを見つけるにつけ、いつも通りだなあと感じさせてくれる。 一言で言うと辺境の星系間紛争なのだが、対立する政体として、紛争の舞台となる蒼橋、そこの宗主国的な立場の紅天、そして国連的な立場の連邦政府が存在する。 そもそも紅天が資本投下した鉱物資源の採掘先である蒼橋では、当時の不平等な契約が現在まで続いていて、貿易による利益のほとんどが紅天に吸い上げられる構造になっている。それに反発した蒼橋は採掘業者による義勇軍を結成し、採掘業者のストライキを契機として紅天と戦闘状態に入る。しかし、まともに戦うことは戦力的に無理なので、調停者として連邦を呼び寄せるのだが…というストーリー。 蒼橋は何故いま紛争を起こすのか、紅天はなぜ蒼橋を解放出来ないのかなど、政治的思惑がからんだ話や、戦闘艦に関する技術的な話、軍人や職人の考え方など、様々な要素が盛り込まれている。SF考証的な話が途中に盛り込まれるのだけれど、説明がうまく伝わってこない部分もある。巻末に補足図が入るのだけれど、その場所に入れた方が分かりやすかったんじゃないのかな?
萌え要素が邪魔
メガネのどじっ娘は余分(表紙イラストから嫌な予感はしていましたが)。そもそも銀河乞食軍団に出てくる女性は「男気があって、気っぷがよい&たとえ未熟であってもプロ根性はある」というのがよかったのであって、今回主要人物として登場する新聞記者のようなダメな女はおネジっこになってお七とネンネに根本から鍛え直してもらえと怒りを感じつつ、でも時代が前後しちゃってるんで、そういうわけにはいなかいんだよなあ、と思う程度には、野田版の雰囲気は伝えています。 続巻に期待。
まぁ、悪くは無いですよ。
乞食軍団の新作が読めるとは思わなかった。 合本も出るので、散失消失した蔵書分を再購入できるし。 言葉狩りの影響で絶版になっていたのかと思っていたが。 ストーリーは野田氏が関与していたようなので伏線の張り方や構成はそこそこ問題無いよう。 ちょっと難ありなのが ・技術用語を会話の中へ織り込むやり方(置き換え)がちょっと下手 ・会話のべらんめぇ口調がぎこちない な所。 鷹見氏の著書は表現が説明調でくどいような所もあったりするが、今作は野田節を考慮してなるべく文体を近い物にしようとする努力が見られる。 あと2冊刊行されるとの事なので3冊トータルでの完成度に期待したい。 P.S. 何で挿絵が一枚も無いのか? 乞食軍団の既刊だとあった筈だが 「SFはやっぱり絵だねぇ」ではないのかな。
とにかく、おもしろいですよ!
最初にごめんなさい、野田さんの「銀河乞食軍団」は読んでません。でも鷹見さんの「でたまか」は大好きだったので、買ってみました。(30過ぎのおじさんには、レジに持って行くのに勇気のいるカバーでしたが……) 野田さんの正篇を読んでないので、どこがどうつながっているかはわかりませんが、とにかくめちゃくちゃおもしろかったです。鷹見さんは「でたまか」以外にもいっぱい書いていますが、他の作品はいまひとつ、「ぬるい」というか「うすい」というか、「お子様向け」で満足できなかったのですが、これは本物! 宇宙SFの醍醐味を満喫させてくれます。 銀河辺境にある〈蒼橋(あおのはし)〉という星系を舞台に、ひとくせもふたくせもありそうな連中があばれてくれます。鷹見ブシ炸裂なので、「でたまか」ファンなら絶対買って損のない作品ですよ。第2巻は8月だというので、とても楽しみです。 この作品を読んで、野田さんの「合本版」も読んでみたくなりました。(こちらの装丁は鶴田謙二さんなので、胸張ってレジ持っていけるし)
払い下げ送信機の香りはないものの
そう、野田大元帥の名調子の再現を期待するものではありません。贋作ではなく新作、エピソードゼロなのです。 (カバーイラストをぬえ調にしなかったのは正解ですね) 真空管ではなく例えるならa duino世代ではありますが、まぎれもない銀河乞食軍団。第一巻を開いた瞬間のセンス・オブ・ワンダーをいまひとたび感じさせてくれたことに心からの感謝を。 第二巻以降が楽しみです。
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野田大元帥の意向に沿った作品に!
最初のとっかかりは若干無理があったようですが、3作目となり、自分らしさが出てきて良くなった。 大元帥の名を汚すどころか、凌駕する作品になりつつあるので、是非読んでください。
軍隊はひとつの生物、自死する細胞たち
母星系を空にする全戦力の投入により、連邦宇宙軍派遣艦隊を撤退に追い込むことに成功した<紅天>星系政府だが、戦略的優位性を築いたにもかかわらず、なぜか無用な攻撃を仕掛けてくる。政治力学の常識から考えれば、一地方星系政府が完全に東銀河連邦政府を敵に回す様な愚を犯すはずはないのだが…。そこに政治の欺瞞を見たキッチナー中将は、圧倒的多数を誇る敵に対する攻撃作戦の決行を決意する。その戦いの結末は? 軍隊が軍隊として機能する所以は、上意下達が徹底されているからだと思う。もし中級指揮官が司令官の指示に疑念を持ち従わないとすれば、一気に戦線は崩壊してしまうことだろう。このシステムが維持されている根底には、違反すれば罰則があるという以上に、自分たちの上司は自分たちよりも深い考えに基づいて行動しており、その判断は自分以上に正しいはずという信頼関係があると思われる。 それではなぜキッチナー中将は、自分の職責を逸脱しかねない判断を下したのか。もちろん現場の判断は尊重されてしかるべきではあろうが、逸脱は責められるべきことであろうし、自らが依って立つ権威を否定することにつながりかねない。それでもあえてその行動をとったのは、命令を下す政府が自分よりも正しい判断をしているという確信・信頼関係がなかったということなのだろう。
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異星人の創造の歴史がここに!
雑誌に登場した異星人の姿や歴史などを解説しています。 図を見ているだけで、人の想像力ってすごい!と、楽しくなります。 異星人の姿に思いをはせる人の気持ちが伝わってくるようです。
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古典SFスペースオペラ
とても面白かった。 文章に無駄がなく、展開は早く、演出も大胆で、 まさにスペースオペラの代表作だと思った。 簡単にいえば、正義のヒーローが悪と戦う話である。 だが、この話はSFの壁抜け最高傑作ではないだろうか。 SF好きなら、必読の傑作である。 黄金時代という革命期以前に描かれた物語がどんなものなのかを 知りたければ、これを読めばいいと思う。
徹夜本のお手本だな
とにかく、読んでる間は至福また至福。 そりゃあ、67年前の作品ですからテクノロジーの描写に関しては、 現代SFの足元にも及ばない。 でも、そんなもの、はっきり言ってとるに足らん!! 物語が本当に魅力的で面白い作品というのは、融通無碍。 どの時代にあっても、どんどん新しい読者を獲得し続ける。 王道の勧善懲悪物語。 弱きを助け強きを挫く正義のヒーロー、カーティス・ニュートン。 人呼んでキャプテン・フューチャー! 太陽系政府主席カシューの要請で、北極の信号灯台が灯されるとき、頼れる三人の「フューチャーメン」と共に、 愛機コメットで、いつ何時でも駆けつけてくれる! 合本なので1冊で2度美味しい。 また悪党たちが引き起こす事件も、進化を逆行させる疫病だの、太陽系を楽々ぶっ潰すほどの巨大な暗黒星だのと、 実に奇想に溢れている。 ラストで、キャプテン・フューチャーがそれまでの手がかりを元に推理を組み立てて、 巨悪の正体を暴くところなど、本格ミステリもかくやといった趣向も凝らされていて、 実にうれしい不意打ちを食らわせてくれる。 読後感も爽快極まりない!! ね? こんなてんこ盛りの内容で、面白くないわけがないでしょ?
読むべし!!!!!!!!!!!!
古典でいて新鮮。 「宇宙英雄物語」(伊藤岳彦)の元ネタのひとつ。 (更に言えば皆川ゆかの…むにゃむにゃ…) キャプテンフューチャーが帰ってきた。 実家に預けていた早川文庫は、いつのまにやら処分され。 もう、読むことは出来ないのかと思っていたが。 さすが、名作。さすが、創元。ありがたいことです。 p NHKでのアニメ化では、太陽系という設定を吹っ飛ばして無理矢理つじつまを合わせていたが、火星には古代文明があり、太陽系内をロケットが飛び交うオリジナル世界観が素敵です。 未読の方は、太陽系パラレルワールドを楽しむつもりで。 そこは、冒険とヒーローが活きている世界です。 p 月一の刊行ペースは遅いけど、ちょこちょこと翻訳を手直ししているようなので仕方ないか。ぐっと我慢して待つことにします。
スペオペの傑作が復活、鶴田謙二の表紙
E・R・バローズの「火星シリーズ」、E・E・スミスの「レンズマンシリーズ」と、この数年、東京創元社による往年のスペースオペラ作品の復刊が続いていたが、ついに、というか、意外にも本シリーズが登場した! p その昔、NHKのアニメシリーズ(未来少年コナンの後番組だ!)にもなったこのSFの古典であり、スペースオペラ時代の傑作シリーズの復活を心から喜びたい。 鶴田謙二による表紙イラストもついて、まさにイメージ一新、若々しいフューチャーメンの姿が描かれていることもポイント高い。 p 刊行予定を見ると単行本化されていない短編についても予定している模様。こうなれば、野田昌宏元帥による「新キャプテンフューチャーシリーズ」や、その昔、SFマガジンの増刊号として出された「キャプテンフューチャーハンドブック」あたりも復刻してほしいところである。
SF傑作
主人公キャプテン・フューチャーが個性的な三人の仲間と共に太陽系で起こる様々な怪事件を解決していくSFの一つの頂点。 今日の様々なSF小説や映画等に多くの影響を与えてきたことを肌で感じることが出来る作品である。 また、表紙と挿絵を漫画家・鶴田謙二が担当していて、鶴田さんの絵が物語りにとてもマッチしている。 p SFに興味がある、SFが好きな人は読んで損の無い小説である。
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最高の組み合わせ
ハヤカワSFでは、出版社・翻訳の進捗等の都合から、時系列的な順序で出版されなかったし、通し番号もなかった。当の翻訳家、野田先生が当初からご認識していたとおり本来は時系列に並らべるべきだったわけである。 この点、本シリーズは時系列的にならべており、初めてキャプテン・フューチャーシリーズを読む方はより理解を深めることが可能になる(ちなみに、でたらめな順序で読んでも十分楽しめる)。そして、時系列に読むことによる効果が最も高いのが本書である。 前半の「輝く星々のかなたへ!」では水星人を救うためにキャプテン・フューチャー(とフューチャーメン)は物質生成の場に向かい、収穫を得て帰ってくる。そして、彼らを迎えるのが太陽系による一種の裏切り行為である。そしてこれを綴ったのが後半の「月世界の無法者」である。 さらに、本書の売りは、時系列上の組み合わせだけではない。そもそも太陽系外でのキャプテンフューチャーの活動は少ない。ほとんどが太陽系内で完結しているのである(例外は、時系列的にお遅い「人工進化の秘密」や「危機をよぶ太陽」等に限定されている。)。この点、「輝く星々のかなたへ!」は射手座の方向にある銀河系の中心にある星雲を舞台にしている。 他方、「月世界の無法者」は地球から最も近い月が舞台となっている。こういった地球からの距離を意識した読み方もキャプテンフューチャーの楽しみ方の1つではないか。
脅威の速筆、ハミルトン先生
キャプテン・フューチャー再発も順調に進み嬉しいことですが、巻を追うごとに平台率が落ちてきているのが残念。制作部数での苦戦がうかがえます。ハヤカワ版持ってる人も買ってくださいね。このシリーズの売れ行き次第では、ジェイムスン教授やドッグ・サヴェジの未訳モノを、野田先生がやってくれるかもしれないんだから! 今回のシリーズ再発は、純粋にハミルトンの執筆発表順に刊行される、というのが最大のミソで、おかげで「太陽系七つの秘宝 謎の宇宙船強奪団」のカップリングという、まさに最強の組み合わせが誕生しましたが、今回はちょっとひと息、みたいな感じ。シリーズ中では及第点レベルの2作品です。 再発にあたり各書にそれぞれの作品発表年月が添えてありますが、ハミルトン先生、いくらなんでも執筆ペース速すぎ!それでもこれだけの話を書いてしまうって、凄いよ。
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ハミルトンの原作は高度なSFXを駆使した近未来映像に馴れてしまった現代の読者にとっては今一つの印象かも知れない。科学知識にしても前近代的なものと言えるだろう。だが、それでも、典型的なスペースオペラとして一時代を築いた功績は正当に評価したいし、若いSFファンにも読んでおいて欲しいシリーズの一つだ。 野田氏の訳に関しては、原作でオットーが「キャプテン」をチーフと呼び、グラッグはマスターと呼ぶなど微妙な英語のニュアンスを表現するのに苦心した訳だ。好き嫌いはあるのかも知れないが、昔、この訳で読んだ私としては懐かしい文体だ。この全集はあくまでハミルトン原作、野田訳の早川版の完全復刻と言う位置付けにある。多くのオールドファンの要望に応えての復刻ゆえ野田訳で正解だと私は思う。
出すんなら新訳で!!!!
ハミルトンやキャプテン・フューチャーなら星5つ以上。 どうせ新装版だすんなら訳者を変えて欲しかった。 野田元帥だかなんだか知らないが、TVの安っぽい時代劇 にで出てくる岡っ引きと手下の会話のような訳は何時読んで も萎えるし作品の質を貶めている原因だと思う。 それとも訳者を変えられない業界事情でもあるんだろうか と疑いたくなる。 もっと質の高い訳で読みたいと思ってるファンはたくさん いる筈。
味のある読む紙芝居
「火星シリーズ」「レンズマン」・・・スペースオペラの再刊が重なる 中でキャプテン・フューチャーシリーズが順調に全作刊行となった。 第3話になってもフューチャーメンのガッツは衰えず、これでもか これでもかとアクションから奇想科学が飛び出す。今回は水棲人も 登場して飽かせない。まさに読む紙芝居。SFは論理も合理もない。 勢いだ。ただし作者のハミルトンは苦労人で結構シリアスなSFも 書いている。(「フェッセンデンの宇宙」参照) たしかに登場する群衆はやりきれないくらいに愚かですぐにパニック になったり暴動を起こす。読むほどに味が出てやめられなくなっていく。
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