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【くちコミ情報】
勉学の入り口として適している
昨今、いろいろなメディアが興味本位に精神医学を取り上げ、ともすれば勝手な解釈で人の内面を決めつけてしまいがちであるが、筆者は純粋に医学的な観点から考察を加えている。知識をひけらかすための小道具としては使えないが、まじめに勉強しようとする人達には有益な書である。
買う価値無し
全く内容に見るべきところが無い
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| 境界例と自己対象―精神分析の内在化理論
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【くちコミ情報】
Borderline Psychopathology and Its Treatment
本著では技法の中心をホールディングに置き、治療者という自己対象をどのように内在化していくのかを重要視している。精神分析では洞察が基本的な治療機序とされているが、アドラーは体験することを重視している。 しかし、境界例の患者をホールディングするとは言葉では簡単なように見えても、実際にはかなり大変である。それは境界例と関わったことのある治療者なら誰でもそう思うことだと思う。アドラーはその点について逆転移の処理の仕方やフォロー体制、限界設定の重要性を特に指摘している。 確かにそれも大切なことであるが、治療の中で逆転移に突き動かされながらも、その転移/逆転移、投影同一化のメカニズムを知ることでいくばくかの安定を得て、さらに解釈や直面化を駆使して、境界例患者のサポートをしていくことも重要ではないかと思う。それがひいては治療者の揺るがぬ態度になり、患者にとっても現実の治療者を知り、内在化していく助けになるのではないかと思った。アドラーはそのようなテクニックについても言及しているが、それ以上に治療者の態度やホールディング、人間性を重視しているように個人的には感じた。 また、境界例の攻撃性についても書かれていたが、ここにアメリカと日本の文化差も感じられた。アドラーではなくても、その他の境界例についてのアメリカの著作では面接当初からあからさまに患者の攻撃性が顕在化しているケースが多いように思う。日本では境界例であっても初めは従順で、何かのきっかけで途中から攻撃性のテーマが浮き彫りになってくるという印象を持っている。簡単に文化論の視点から論じることはできないかもしれないが、日本の場合には攻撃性の潜在化、抑圧がアメリカ以上に顕著なのではないかと思った。その点から、アメリカでの治療技法をそのまま日本に適用するのではなくて、日本流に変化させることは大切なのではないかと思った。
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