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福田 恆存
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おすすめ度
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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
今でも十分通用する議論
かの有名な「平和論に対する疑問」をはじめとして、福田のエッセンスが詰まっている。 「平和論に対する疑問」は、当時は激しい批判が起きたそうだが、今読んでみると常識的なことしか言っていない。 それを考えると、当時はどれだけ左傾化していたのやら。 一言で言えば、何でもかんでも「平和平和」と叫んでいればいいわけではない、具体的・個別の問題にことさらに平和の問題をからませて複雑化させ、当の問題の解決を遅らせたりするな、平和運動をどやどややるよりも、今ある平和を享受する方がよほど平和を愛している、ということ。 筆者の論は多方面にわたっているのでまとまっていない気もするが、こんなところだろう。 ほかにも何本か平和に関する論文は納められているが、平和に対する筆者の洞察は鋭い。 また憲法についても、王道でありながら必要なところはきちんと主張・批判している。 平和の問題をはじめ、日本の近代化に関する問題、天皇の問題など、現代でも意義を失っていないものも多い。 最後に、この本が絶版になっているのは非常に惜しい。ぜひとも再版していただきたい。
素晴らしい
近代、憲法、防衛、歴史などについて書かれた評論。防衛問題は流石に古くなった観もあるが、歴史、憲法問題に対する著者の論は今でも十分通用する。今後、憲法改正議論が盛んになっていくだろうが、一体憲法の何処に問題があるのかを考察するのに十分な内容が本書では収まっていると思う。尚天皇論・国体論については科学的にも、曖昧な点が多いのも気になる所であるが、これについては、里見岸雄博士の『天皇とは何か』を薦めたい。本書は一読の価値が多分にあると思う。
若い時分にこそ・・。
何気なくふと目に付き読みましたが、普段現代について言葉にできずモヤモヤと疑問に思う事が、凝縮している気がしました。時代を感じさせない内容です。
若い時分にこそ。
ふと現代について疑問に思い悩んでいた時これを読んで、頭の中で文字にならずにモヤモヤしていたものがココに凝縮されていたと思います。時代を感じさせない内容です。
生きることのみちしるべ
軽薄な底の薄っぺらいまやかしが通る世にあって、まことを問いつづけた福田恒存氏のエッセンス。みづっぽかたり辛口すぎたり、人により味わいはそれぞれ違うでしょう。利き酒をして旨いと思ったひとは、福田氏の全集等の読了をおすすめします。ただし、政治家や政治を志す者には、政治的立場の如何にかかわらず必読の書。国会議員には二日酔いしてゲップが出るくらい読ませたいものです。
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