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【くちコミ情報】
コンパクト
コンパクトさが一番の特徴。 ビジネスマン向けの啓蒙書には最適かも。資格試験向けにありがちな重厚な論証もない。 特に経済学系の学部を出た通常のビジネスマンならば、 すんなり入っていけるのではないか。 ただし会計士等の資格向けには他で補う必要があるかもしれない。 また他分野出身の方ならば、 砂川伸幸『コーポレート・ファイナンス入門』あたりに目を通してから読むと理解が進むかもしれない。
法律の知識だけでは読みこなせない。
本文337頁と、会社法の概説書の中ではかなりコンパクトな部類に入る。だがしかし、条文の引用が多く、注も多用されているので、ちゃんと読もうとすると意外と時間がかかる。論点となる部分に関しては、結論だけか、理由付けがあっても一言程度に留まっていることが多く、「どうしてこの結論を採るべきなのか」を本書だけで理解するのは難しい。反面、条文の文句をそのまま長々と述べているだけだったり(合併や会社分割契約の内容とか)、施行規則の説明をやたら詳細にしていたりと、記述の取捨選択に疑問を感じる面がある。 また、改正経過や制度趣旨の説明にファイナンスの専門用語が多用されており、これらの知識が無いと正確に理解することは難しい。会計士や税理士のための勉強には良いのかもしれないが、純粋に六法の一つとしての「会社法」を学習するには不向きだろう。間違っても初学者が最初に読むべき本ではない。そのあまりの取っつきにくさから、会社法に対する苦手意識が生まれること間違い無しだ。
実務家にも役立つ秀逸な教科書
一見薄くて概要しか書かれていないように見える。 が、わからない箇所を調べると必ずヒントを掴める。 著者の学識の深さと筆力を感じる「会社法」の最高の教科書。
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カスタマーレビュー数:6
【くちコミ情報】
すくなくとも初学者には不向き
会社法をA5版344ページに収めてあるので必然的に最低限の記述と条文の 羅列になっている。 ある程度会社法の制度趣旨を理解している人にはかえってまとまっていて 見直しや知識の確認にはいいかもしれないが、初学者には事実の羅列だけで 全く頭に入らない。 例えば、第10章の役員等の損害賠償責任、任務懈怠、「損害額の推定」の 項目では、423条2項の条文をそのまま書き、末尾に(423条)とあるだけ、と いうような記述です。
実務に耐える
会社法の教科書は、一義的には大学の教材でしょう。 しかし、今のように制度が激変しているなかで、実際に経営企画部門などで仕事をするときに、厚すぎず、基本概念だけ整理できる神田先生の本は仕事の正確性・迅速性のために貴重です。 仕事をする上では、たてつけというのが非常に重要です。 本屋の店頭にあふれている妙に実務マニュアル的なものよりも、理論的な本のほうが、実は使える。
定番ですけど使い方に難はあるかも
・現在最も有名な概説書といってもいいでしょう。同じ弘文堂法律学双書の 鈴木竹雄『会社法』の後継本として2001年に登場し、今回で10版目です。 鈴木会社法と同じく、できるかぎり簡潔に叙述することを目的としているために この薄さになっています(いいかげんに作ったとかではないです)。 ・コンパクトながら、会社法の重要事項はかなり網羅されています。 初級者から上級者まで幅広く是非とも手元におきたい一冊という定評あり。 会社法は個々の解釈論よりも、体系的な機能の理解が重視される法分野のようです。 そのため学生が気になるような論証の類は乏しいですが、現在会社法の第一人者の 1人である著者の考えは随所に織り込まれており、無視できない内容となっています。 あと10年ほどは、本書の価値が急に下がるということは考えにくいでしょう。 ・ただ一方、わかりやすく叙述することも目標とされていますが、なかなかに難しく、 周辺知識が必要な部分もあるのは事実。しかし、それはプロあるいはその予備軍をも 名宛人としているからであり、読者の主体的なフォローが求められています。 至れり尽くせりではないです。 ・そんなわけで、はじめて会社法に触れる標準的学生や一般社会人さんなどにとっては、 説明が不親切で、導入の理解に支障が伴うテキストであることもまた否定できないと 思います。“簡潔でわかりやすく”というのも誰にとってそうなのかはいまひとつ はっきりとしません。はじめの一冊には向かないという意見も多く、私もそう思います。 著者は、どうやらそぎ落とすことに一種の美学のようなものすら感じておられるようで、 それを素晴らしいと思う人もいれば、はぐらかされたと思う人も多くいるでしょう (なお、文学ではないので書いていないことをくみ取る必要はないと思います)。 ・結局のところ、対象読者あるいはテキストとしてのコンセプトを広く取りすぎている ところに最大の難点があるように思います。 独禁法の白石先生のように、600頁ほどの詳細な本と、300頁ほどの通読に適した テキストの2種類体制(本書を含めて3種類でもよい)にしていただけたら、 今のような賛否両論の嵐も少しは収まると思います(困難でしょうけど)。 ・ま、いろいろ難癖つけましたけど、スタンダードです。
会社法理論のナビゲーター
神田先生の教科書の最新版。一見すると,あっさりしすぎの印象なのでしょうが,コンパクトな中に深い含蓄や極めて鋭い指摘が数多く盛り込まれています。会社法務に携わる人なら,その価値がよくわかると思います。タイトル通り,会社法理論のひとつの方向性を示すナビゲーターです。あの大部な「会社法」を,あえてこの量で,しかも水準を落とさずに描ききろうとされているのですから,各種受験生等のビギナーがさらっと読んでわかったつもりになるのは早計。そうした人達にとっては,上っ面だけでなく,行間を読み解く努力をして初めて本書の真価が理解されることを指摘しておきたいです。各種受験生であれば,信頼できる指導者の下で使う必要があるでしょう。
中級者向け?
新会社法が制定されて、多くの本が出版されている中で、ある程度詳細に説明がある、分厚すぎず薄すぎずと言った感覚の基本書だと思います。 早急に出版しようとされたのか不明ですが、やや丁寧な説明ではない初学者に理解し難い箇所もあります。 月日が経過するにつれて、他に新しい書籍が出版されると本書の相対的な位置付けは、低くなるかもしれません。
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【くちコミ情報】
よくわかんない
興味本位で、どんなもんなのか?ということで買いました。 入門って書いてあるから買ったのに、内容はある程度専門知識がないとよくわからないと思います。 ただ、知識がある人は読めると思いますが、そういう人は入門書は要らないでしょう?
どうせ買うなら弘文堂テキストにすべき
弘文堂から出ている「会社法」の焼き直し,二番煎じといったところ. 岩波新書にしては期待はずれといったところです.岩波側の編集者に抗議したいくらいです. 第1章「なぜ,今新「会社法」か」の部分は歴史を理解する上でそれなりに読める. しかし,それ以外は弘文堂や神田教授が日経新聞で論及していることと比べて目新しいものはない. せっかく,弘文堂のダイジェストとするなら,せめて会社法の条数を併記すべきである. 正直言って,かなり物足りない. 本書を買おうとする人にはあと2千円払って弘文堂版を買うのを勧める.
簡潔かつ要を得た良書
会社法の全容をコンパクトにまとめた2章から4章が秀逸。 条文を丁寧に追いながら、この部分を繰り返し読み返すだけで、会社法の関しては自信が持てる代物。 加えて、会社法成立の背景の説明、これまたすばらしい。 会社法を学びたい方にはお勧めしたい一冊。
商法学者も大きく変わった
会社法が大きく変わった。商法学者も冗弁になり、率直な発言をするようになった。そして、自分の商法の知識は過去のものになった(がっくり)。 それにしても、会社法の世界も民主的公正を求めるだけでなく、国際競争力を意識するようになったというのが、画期的だと思う。以前、日本のマスコミは、単純な正義論ばかり垂れ流しているが、保守的な法学者すら潮流は変わっているのだ。 これから読む人へのインフォメーションとしては、第1章と第5章は若干時事評論的、第2章〜第4章は若干教科書的です。そういう気持ちで読みましょう。
入門とは法の基本的な要請を理解するもの
本書は新会社法の入門書というもので、実務的なノウハウ本的なものを期待してはいけない。法律関係の入門書のあり方としては、その法がよってたつ要請がどの様なものであるのかを説明するものであって、その意味では必ずしも簡単な内容という訳ではない。又法律的知識を要するものという意味でもなく、現在の社会の要請についての理解をある程度要求する内容になっている。 新会社法は非常に多くの条文からなる「記号化」された構成になっているので、個々の問題に取り組み前に本書の様に新書版程度の分量で書かれた入門書をまずしっかり読む事が非常に有益であると思います。
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商法の全範囲をカバー
本書は2004年初版の判例集のリニューアル版です。 全7章(会社法、商法総則、商行為、保険、海商、証券取引、手形・小切手)から成ります。 いわゆる判例百選でなら3冊以上揃えないとならない商法の判例を、 1冊3000円程度でカバーする本書は魅力的です。 もっとも、事実の概要+判決理由+簡単なコメントというコンテンツであるため、 教科書や講義との併用が前提となります。 また、玉にキズと思えたのは、 本文中では会社法などの新条文でなく旧条文がそのまま用いられ、 コメントで新条文との対応及び新法下での射程が示されるという点です。 読者としてはやはり、本文を新条文対応にしていただきたいところです。
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【くちコミ情報】
素人レビュー
あえて学生丸出しで書いてみます。 学生的に、この本の最大の利点は「さっくりまとまっ てる所」でしょう。論点や込入った話は殆んど一切注に 回してあります。なので「会社法ってなあに?」レベル の人間でも本文だけさらっと読んで、それなりに分かっ た気になれます。ページ数も非常に少ないので(他の先 生の本の1 2といっても過言でない)必要な箇所だけなら 飽きるまもなく読めます。文体も「さっくり」している のでよみやすいでしょう。 一方でちょっと注にまで手を伸ばしてみる気になると 記述量の少なさに戸惑うくらい記述量が少ないです。 「さっくり」しすぎていてなにをいっとるのかわからん、 というのが学生の本音でしょう。 ここは前田先生の「会社法入門」なり、宮島先生なり を参照するしかないと思います。分厚い本を読む前に本 書を読んでおくと「何がかいてあるのかわからん」とい う最悪の事態は避けられるでしょう。 本書自体実はレベルの高い基本書ですが、学生にとっ ては、他の基本書への橋渡しとして先ずは使ってみる本 だと思います。
時間のないビジネスマンに好適
昨年改正された新会社法の定評ある基本書。331ページのコンパクトな一巻に、会社法の基礎的な概念から、近時の問題点に至るまでが網羅的に解説されており、会社法の全体を把握し、体系を理解するには格好の書。但し、簡潔すぎる余り、論点も数行で総括されているなど、会社法の素養のない層には、読破も苦痛ではなかろうか。そういった意味では、会社法についてある程度の素養があり、全体を確り体系化したいという層におすすめの書。
鈴木竹雄に比べればなんとも親切
学生も,会社の法務担当者も,昔とったライセンスで左翼弁護を続けている昔気質の弁護士さんにとっても本書は会社法を理解するベスト版と考えられる. 間違えても,岩波新書の「会社法入門」のほうには手を出さない方が良い. 本書は重要判例,最新判例をポイントをつかんで記載しており,最大限書かれた会社法の概説書とはいえないにせよ,最低限必要なことはほぼもれなく網羅されている点でかなりの水準と思う(かつての鈴木=竹内による有斐閣法律学全集に事実上匹敵する水準である). 神田教授と同世代の「気鋭」の学者や法務官僚によるならまだしも,はたまた弁護士による(内容面で信頼できない)促成栽培の出版が華々しい現在,おそらく現時点出版されているものではもっとも信頼性がおけると思う. 数百ある会社法の解説書で一冊選べといわれたら,迷わず本書を買うべき. 鈴木竹雄の「会社法」(弘文堂版)時代に比べると隔世の感があるのは私だけだろうか?
急ぎながらも現在最高水準の基本書
今年2月に法務省令が公付されたことを受けて、急遽、内容を改定しただけに、検討が不十分な点もあるのは確かである。しかし、会社法の基本から企業会計原則に至るまで、ここまで、真摯に検討、議論した会社法の体系書は、現在、他にはない。これを理解し活用できるかにより、法律実務家、特に、弁護士の仕事の在り方が決定的に変わってくる。私は少なくとも、弁護士というプロレベルであれば、会社法条文も含め、本書記載の内容をスム−ズに理解しえないようであれば、今後、当該弁護士は、大会社とのお付き合いは出来ない弁護士になると思われる(弁護士の2極化)。その意味で、本書は、弁護士のサバイバルを賭けて、条文を熟読しながら読むべき必須の書籍である。
全体像の俯瞰として
会社法は昨今の企業活動の多様化に対応するべく成立した。 より健全かつ効率的な企業活動を可能とするために制定されたわけである。 あたりまえのことながら「会社」があって「会社法」が存在するのである。 とするならば、企業活動の理解そのものがおぼつかないと、会社法はせいぜいわかった気になるのがやっとである。 「なぜ会社というものが存在するのか」ということの深い理解なしに、会社法をきちんと理解することはそもそも不可能であろう。 本書は、最低限知っておくべき企業活動の流れを意識しながら会社法の概要をまとめている。 つまり、会社法をより機能的な側面から解説しようと試みているのが本書の最も特徴的な点である。 よって、判例の引用等は最低限である。 その点、いわゆる「法律書」という類のものとは若干異なっている。 それもそのはずで、巻末にも記されている通り、本書の内容の一部は著者自身も共同編者となっている『The Anatomy of Co po ate Law』に関わる研究成果に拠っている。 この洋書は会社法を経済学的な見地から解説しているものであり、本書にも経済学的な観点からの記述が随所に見られる。 会社は主に経済活動を行っているのであるから、会社のことをよりよく理解しようと思えばやはり一定程度の経営・経済学の素養は不可欠である。 そして、その素養は当然会社法を理解するうえでも大いに役立つ。 もちろん、会社法の実際の運用に関しては、今後の実務の動きを待つほかない。 しかし、少なくとも、単なる試験対策ではなく、経済学的思考のセンスを養いながら会社法の全体像を俯瞰したい法学部生、あるいは会社法をより詳しく知りたい経営・経済学部生にとっては、満足のいく書であると思う。
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【くちコミ情報】
読みやすさの再検討を。
Sシリーズ商法三部作のコンセプトは、『読者の「なぜ」「どうして」に答えること』、 なのだそうです。では、本書がそれを達成できているかといえば、私が読んだ限りでは 疑問の残るものでした。 確かに、制度趣旨に関する記述は随所に見られますが、それは教科書としてはある意味 当然なことであって、特筆しているほど噛み砕いて書いてあるようには思えません。 逆に、このコンパクトな体裁で、相当な知識をできる限り詰め込もうと無理している ため、非常に無味乾燥な記述が目立ちます。条文の羅列が1〜2頁にわたって淡々と続く ところもあります。法律学は条文が命とはいえ、本書のような入門書としては、もっと 思い切った条文の取捨選択がなされてもいいのではないでしょうか。 神田先生や、近藤先生の単著、あるいは他の先生によるわかりやすい入門書があるなか、 本書を購入する必要性はほとんどないといわざるを得ません。
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ガバナンスの概観として
コーポレートガバナンスに関するシンポジウムの内容を踏まえて編まれたものだけあって、執筆者は法学者に限らず経営学者、実務経験者、アメリカ商法学者など幅広い。 p 内容としては、なぜコーポレートガバナンスがこれほど叫ばれているのかという背景から、現行会社法の問題点までがわかりやすく簡潔にかかれている。特に、実際の企業の現状等を表やグラフで示しているところや、アメリカの法学者には日本のガバナンス構造がどのように映っているかといったところは興味深かかった。 p コーポレートガバナンスに関する知識がない人でもすんなり読めて、かつ大枠が捉えられる、そんな書であるといえる。
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【くちコミ情報】
実務家・学生共にお勧め
実務を深く知る専門家が執筆しているだけに、金融業界人にとっても、本書は信頼でき、使いやすい。 過去の法改正の経緯や立法論と現行の法規のギャップなども示されており、法規内容の理解を助けるという点では学生の教科書としても優れているのでは。
凝縮された内容
きわめてコンパクトながら凝縮された内容で,タイムリーに改訂されていますので,改訂のたびにすぐ買って,江頭先生の本とともに使っています。叙述も簡明で,実務家としては便利な本です。ただ,初めて会社法のテキストを手にされる学生や受験生?の方などにとっては,あっさりしすぎていて,かえって引掛かりがなく,頭に残りにくい面もあるかもしれません。しかし,講義などと併行して読むぶんにはそれも問題ないと思います。
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お薦め
まず、理論が明快でわかりやすい。それでいて最近流行の「法と経済学」の議論なども紹介されていて知的興味もそそる。また全体が200ページ弱と短いので通読にももってこいである。司法試験受験生には弥永商法と並んでお薦め。
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