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¥ 2,205(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:140,071位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
日本人の倫理観では口に出すことも不可能な研究なのだろう
正式名称テネシー大学人類学研究施設。通称「死体農場」。ひとりの法人類学者(著者)が、ある事件での死亡推定時刻の推定の判断のあやまりをきっかけとして設立されたこの研究施設の研究目的は、死後経過時間推定の科学的な方法の確立にある。 法的機関あるいは献体によって持ち込まれる死体をさまざまな条件下に“さらし”、死体の死後損傷を研究するのだが、“さらし”というのは誇張ではない。死体を屋外に放置したり、虫にたからせたり、水に沈めたり…。日本人の私には、本当にここまでしていいのか、という思いも浮かんだのだが、読み終わったときには、学者の探求心にただ頭が下がる思いであった。 ただ、本書はその研究そのものが語られるのではなく、実際に著者が法人類学者としてかかわった実際の事件の回顧録が中心となっているので堅苦しいものではない。検死や死体農場でも研究の描写も抑えた表現で書かれているので読みやすい。しかし、想像力を膨らませて読むと、当たり前だがかなりグロテスクではあるので、やはり食事前に読むのは止めたほうがよさそうだ。 日本でいえば有名な上野正彦の「死体は語る」シリーズと似ているかもしれないが、「死体農場」で行われているのは「語る」ではなく「語らせる」という点が決定的に異なっている。 作品の内容とは関係ないが、タイトルについている「実録」の二文字。小説に対する「実録」ということは理解できるが、もうチョットなんとかならなかったのか。「実録死体農場」…。帯を読まなければトンデモ本と勘違いしそうだ。
一見恐ろしそうな装丁だが・・・
この場所が一躍世界規模で有名になったのはパトリシア・コーンウェルの同名小説で取り上げられたからだという。死体に関する優れたノンフィクション「死体はみんな生きている」にも登場したし、ディスカバリー・チャンネルで紹介されもした。要するに、献体された死体を様々な状態で腐敗させ、死亡推定時刻の測定に活かすための施設(正式名称は「テネシー大学人類学施設」)の創設者の話なのだ。 とはいえ、本書の大半は死体農場に関する話ではなく、アメリカ法人類学の草分け的存在としての彼の半生を辿りながら、様々な骨の鑑定を行う話であり、一般読者に向けてか、非常にわかりやすく読みやすい本になっている。殺人事件を中心に、腐敗や虫や骨の話となれば、敬遠したくなる人も多いだろうが、施設の人気を考えると(「人体の不思議」展人気にも通じるだろうか?)、だからこそ人の興味を惹きつける何かがあるのだろう。骨に関する蘊蓄(なぜ黒人の水泳選手はいないのか?などなど、既に知っていれば別だが)も仕入れられるし、何より地道な活動に頭が下る思いがする。現在活躍しているアメリカの法医学者の多くが、彼の下で学んだという。専門的な内容を求める読者には物足りないかもしれないが、逆に多くの人に手軽に読んでもらえる入門書と言えるだろう。
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パトリシア コーンウェル
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(原著)
相原 真理子
(翻訳)
¥ 860(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
宗教モノ
多くのサスペンス・推理小説で登場する題材が「宗教」である。 今まで読んだ「宗教」が関わった作品で、 「これは面白い!!」と思ったのは、 アレックス・カーヴァの「こぼれる魂」である。 通常の宗教観ではなく、カルトを取り上げ、独自のゆがんだ解釈をもった教祖のいる集団である。 そもそもは、日本で地下鉄サリン事件を起こしたのがとある教団だった事から、 カルトの教祖が真犯人である作品が数多く見られるようになった。 逆に、カルトが出てくるものの、非常に希薄なものが多いのだが、 A・カーヴァの作品はよかった…P・コーンウェル・ファンだから、 設定が似ているような、そうでないような… …と、書く場所が違うのだが、 コーンウェルは、「カルト+テロ」を組み合わせての作品だ。 ただし、先にカーヴァの作品についてのレビューを入れたのは、 やはり、カルトが題材の作品は、難しいということ。 教祖は、教典を作った本人だが、あまり表に出てこない人なので、 いまいち感が漂う。 なので、★マイナス1。 ラストのシーン、ルーシーの活躍がすばらしかった。 それでも、やはり当時では最先端の科学。 その科学がロボットの中で 現在はロボット工学も大幅に進歩している。 おもちゃのようなものだが、当時としては、ものすごいものだったんだろう。 そういった意味では、この作品はとっても勉強になる。
現実みを小説に与える多発する事件
米国海軍にちょっと触れるかと思えば、狂信的カルト宗教を匂わせ、さらに政治的なからみも出てきて、どうなってしまうのかと思う。しかし、最後には善vs悪の姿がくっきりと浮かび上がる。 p 考えてみると、人間には絶えず多様なことが平行して起こっている。一つのことだけ描写しては、事実からかけ離れるところをコーンウェルは器用に書いているのではないか。 p ルーシーも成長し、〔ということは、ケイもマリノも年を取ったということだが〕ケイとの会話も大人同士の会話となり、その裏にある双方の気持ちが手に取るようにわかる。今までの中でルーシーとの接触が一番多い本ではないだろうか。それだけ、ルーシーもケイも危険にさらされることになり、読者としてはハラハラする。 p さすが、料理の本も出しているコーンウェル。ケイが忙しく時間の無い中、いとも簡単につくるイタリア料理の描写にはよだれが出そうになる。まねして作ることもできるので、料理の好きな人にもお奨め。
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パトリシア・コーンウェル
相原 真理子
(翻訳)
¥ 750(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:191,638位
カスタマーレビュー数:7
【くちコミ情報】
もう限界では?
上巻を読み始めてすぐに犯人の察しはつくし、全編を通して意味の無い突然の場面展開が起こったり、正直嫌気がさしつつ読んでました。 案の定尻切れトンボのような終わり方で、読後に不満が残りました。 彼女の初期の作品には切れもあり、引き込まれつつ読んでいましたが、もう色褪せたって感じです。
コーンウェルじゃなかったら、絶対読まない
遺体の残留物から謎を解こうとする検死官らしさや、政治的な話しの嫌らしさが復活してはいますが、以前のキレは残念ながらない。 自分が苦労して築き上げた筈の古巣が、無残な様相を呈している、その描写はセツナイくらいだけれど、本書の煽りにあるように「人の心の闇」を掘り下げているようには見えない。著者が結局は理性的と論理の人なのだろう。 確かに虚言癖や被害者妄想といわれても仕方なさそうな御仁が本作品には沢山でてくる。被害者の母親であるミセス・ポールソン、スカーペッタの後任のジョエル・マーカス、ルーシーの同居人ヘンリ・ウォルデン。 ただ、 日常生活の中で彼等のような人間は珍しくないのでは? ありきたりの普通の人のゆらぎ範囲では? と思っている私には、どこらへんが闇なのかわからなかった。 主要登場人物である、ルーシーの感性を細かく書いた方が、よっほど闇が深くなるんじゃないだろうか?
がっかり。
まあ一応ファンという事もあり新しいのが出るたびに買い続けているのですが、これを期に最後にしようと思いました。 p ハイテク医療関係用語を羅列しているにもかかわらず、それらはストーリーとは基本的に絡み合っておらず、主に登場人物一人一人の心理描写や生活風景で文字が埋まりながらページが進んでいきます。殺された少女の両親は変体セックスが好きだったとか、ルーシーの車の話だとか p 残りページも少なくなった所でついにマリーノと犯人がご対面!! おッー!!ところが、次のページをめくると何故か次の章になっており、ケイとベントンが久々の再開を喜びつつ、マリーノ今回大活躍だったわね、なーんて話をしているではないか!。えーーーもう事件おしまい? と驚く私をよそに、二人はチューーなんてしている。で、これから久しぶりにエッチな事をたっぷりするわ!みたいな気配で終わるのである。 p 上・下に分けておきながらこの終わり方。 脱力。
がっかり
いちおうファンなので今までこのシリーズは新しく出るたびに買い続けていましたが、これを期に最後にしたい、と思ってしまったほどお粗末でした。この人(パトリシア)疲れてるんでしょうか?? p 相変わらず医療関係用語は出てくるのですが、そういう言葉を羅列しておきながら肝心のストーリには最後まで特別絡み合わないまま、ずーっと、比較的だらだらと登場人物の心理描写なのが各章ごとに続いていきます。 p 残りページも少なくなった所でついにマリーノと犯人がご対面!!!おーー!ところが、次のページをめくると章が変わっており、ケイとベントンの再会シーンになっているでわないか!?で、今回はマリーノ大活躍だったわね、なーんて二人で話している! おいおい。で、二人はこんなにも求め合ってるとは知らなかった、チュッチュッ。 で、おしまいである。 p はっきりいってだまされた気分。 上、下に分けておきながら、このちゃちい終わり方。 あーがっくり。
ケイが帰ってきた・・久しぶり。
やはり、パトリシア・コーンウェルはこのケイ・スカーペッタ物がしっくり来ますね。最近の作品では変なもの(私にとって)が多かったので、ちょっと心配していた所です。 確かにこの作品は、初期の物に比べるとサスペンス感は減っているのは否めませんが、1作目からの熱心な読者としては、ケイの復帰は嬉しいものです。 でも・・彼女の作品を読む度に、「アメリカって、こういったサイコパスというのか変な人が多いのかな~」って思いますね。 否定的な意見にも一理ある事はわかっていますが、私としては待ちこがれたケイの復帰が嬉しかったので、星4つとしました。
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| 坂の家の秘密 (講談社X文庫―White heart)
相原 真理子
¥ 459(税込)
¥ 1(税込)
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P.コーンウェル
相原 真理子
¥ 800(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:264,384位
カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
ピカイチ!
この作品の設定を、今思えば、もっともっと活用すれば良かったのに… と、思えて仕方がない。 ケイは信頼のある検死局長、 マリーノは刑事部長、 ベントンはFBIでプロファイリング、 ルーシーは新しい恋人ができ、暫定的とはいえFBIでお得意のコンピュータを使い、 そして、ケイとベントンはオープンに恋人同士になれた。 さらに、今回の「敵」は、フィクションとはいえ、 単なる空想だけではすまないであろう、ウィルス。 ケイを取り巻く人間関係は、最高に近いのではないだろうか? 緊張感や物語の進め方も非常に楽しめ、ドキドキして、推理できる。 いつもいつも感じるのが、 「この作品と前作の間には、もう1作あるのでは?」と思うくらい、 ケイの家、車、ケイの周りの人たちの職業や肩書きが変わる。 前作まできちんと時系列で読んでいれば分かることだが、 念押しの為に、再度説明してくれる。 ほっとして読める、傑作? キャリーのことに多少触れるが、この作品では、彼女は登場しない。 今後の作品は、愛読者の期待にあまりこたえてくれないので、 堪能できるのは、ここまでか??
見えない敵との戦い
コーンウェルの作品の中では、完成度の高いものの一つです。今回の作品は細菌をテーマにしています。コーンウェルは、細菌の恐ろしさを見事に描ききることが出来たと思います。また、ストーリーの展開もスリリングですので息つく暇もありません。また、最後のドラマチックな展開が見事です。
まだ読まれていない方はぜひ!!
Pat icia Co nwellの作品をほとんど読んだ後にこの作品に出会いました。本書は中でも抜きん出ていると言いますか、とても完成度の高い作品であると思います。連続して発生したバラバラ殺人に絡んでくるウィルスの症状の謎、様々な登場人物の抱えている問題等、興味深い点がいくつもありますが、中でも、スカーペッターとウェスレイの複雑かつ微妙な関係の一因が明らかになるところが見逃せないのではないでしょうか。私は若干物語のつながりを意識しつつも、本屋に並んでいたものや、他で紹介されていたものを優先的に読んでいたため、あまり物語の流れを理解していなかったところがあったことをこの作品で気づかされました。もし、スカーペッターものはだいたいこんなストーリーだ、と思って全作品を読まずに止められた方がいらっしゃったら、この作品だけは読んでおくことをお勧めします。
本当にいるのか、ドクター・Death
パトリシア・コーンウェルの本に初めて出会ったのはこの 1冊でした。斬新な切り口と息もつけない速さであっという間に読み終えてしまいました。 p 中断すると、どこまで読んでいたか忘れがちになってしまう推理小説の多い中、早くページをめくっているのに、なぜかどこまで読んでいたかキッカリと覚えていられました。これは、決して私の記憶力がアップしたためではないことが明白でした。ただ、魅力的なケイという主人公の生活に自分がすっかり入り込んでしまっていたためでしたから。 p その頃、サダム・フセインの側近にいるといわれる女性細菌兵器の研究者、D .Deathについて報道されました。これがより、この作品に現実味を添えました。コーンウェルの想像力と事実をうまくブレンドする能力には驚かされます。 p これ以降、ケイの本を読み漁ることになり、果ては、テープまで購入することになりました。
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パトリシア コーンウェル
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「検視官」シリーズのパトリシア・コーンウェルが、新たな分野を開拓した。テーマは、ビクトリア朝末期の伝説的な猟奇殺人犯である「切り裂きジャック」。これまで浮かび上がった何人もの「容疑者」のなかから、イギリス美術界で重要な位置を占める印象派画家ウォルター・シッカートを真犯人であると名指し、科学捜査と膨大な資料の分析によって、立証しようとした意欲作だ。 圧倒されるのは、この1冊に費やされた時間とお金、人材だ。訳者あとがきによると、調査に7億円が投じられたらしいが、小説とは違って、資料を手に入れる過程や、最先端の科学技術による分析が報告されるので、そのスケールの大きさにただただ驚くばかり。さすが、執筆のアドバンスに10億円以上が支払われる人気作家だけのことはある。 DNA鑑定や紙の分析、コンピュータによる画像処理、筆跡やシッカートの絵画の細かな検証。切り裂きジャックの研究家はさぞやワクワクすると思われるが、なにせ事件は1世紀以上も前の外国でのことなので、一般読者はどうしてもこのくだりでは、「へえ、そうなのか」と受け身に終わってしまう。だが、著者は不満かもしれないが、研究家でない読者にとってのおもしろさは別のところにある。切り裂きジャックが暗躍したロンドンの貧民街の描写(エレファント・マンも出てくる)や、当時の犯罪捜査のあり方、犠牲者の傷などからの犯行の再現、科学捜査の発達史などの部分が、小説に負けず劣らず、読むのがやめられなくなるほど興味深い。コーンウェルはまた、シッカートの生い立ちや生涯を丹念に追って、快楽殺人に向かう人間像を浮かび上がらせる。著者ならではの豊富な知識、巧みな展開と描写力、そして「切り裂きジャック」への、なみなみならぬ情熱が合体した力作だ。 ただ、犯人としたシッカート周辺の登場人物が多く、時間も場所もあちこちに飛ぶ。簡単な人物関係図があれば、役立ったかもしれない。(小林千枝子)
【くちコミ情報】
すごくつらいの
切り裂きジャック が誰なのか、初期の段階で提示し、その後に事件の概要と提示した犯人がどういう人物であったかを交互に紹介していく形で本文が展開していきます。 作者が「この本、いやでたまらないわ、」と著作権代理人に語る場面があります。 作者が、犯人とした人物の利己的で残虐な性格に打ちのめされながらも、 「犯罪を許しがたい」 という思いにつきうごかされて書いた本です。 なので、読後感が重い本です。 「殺人はなぞときではない。私の使命はペンによってそれと闘うことだ」 という文がとても印象的でした。
本当か?
あまりにもシッカートだけにこだわりすぎて他の容疑者達をおろそかにしすぎていた気がする。ドゥルイットとかガル卿なんか頭ごなしだし。ガル卿は当時70歳過ぎだからその気持ちは解らんでもないけど。シッカートが犯人であれば死ぬ前に何かの形で自白をしたんじゃないかなあ?また、後に息子?のジョゼフ・シッカートがいろいろ言ったせいで余計に胡散臭くてシッカート説を否定したくなる。私の見解ではロバートドンストンスティーブンソンが怪しいと踏んでるんだけど…。まあこの人もアレイスタークロウリーに黒魔術を教えてたりした人だから相当胡散臭いんだけどね
画家シッカートの伝記も兼ねている、奇妙な本。
この手の『ジャック関連本』と分類される多くの書籍は、作家(研究家)の長年の思い込みや執念が反映されており、持論に有利な資料や証言のみを取り上げて結論付けているものが多い。私がこれまでに読んだ数冊の著者も、かなり無理がある説を「さも見てきたような」書きっぷりで堂々と本にしていて、読んでいて恥ずかしかった。 「コーンウェル女史がジャックを捕まえた!」などというコピーを見ても、何億円つぎ込んだと聞いても「きっと誰かの説の焼き直し」だと思っていました。本書を手に入れても、すぐには読まず「いつか暇になったら読んでみよう」くらいの軽い気持ちで放置していました。気付けば文庫版が発売されていて、そろそろ読まなきゃな~~ということで、パラパラめくっていて驚きました。スティーブン・ナイトの説を真っ向から否定しているではないですか!ナイト氏の著書『切り裂きジャック最終結論』は、映画『フロム・ヘル』の原作でもあるので、これを否定する本書は多方面に衝撃を与えたことでしょう。 コーンウェル女史の作品だけあって、導入部からぐいぐい引き込まれること間違いなし。遺体や関係者の写真、多数の書簡はさすがに巨額を投じただけあって充実しています。これまで他の研究家によって犯人とされてきた人物「ガル卿」「クラレンス公」「モンタギュー・ドルイット」「フリーメーソン」などを指して、コーンウェル女史は冤罪だと断言しています。同時にシッカート発言を鵜呑みにし、彼を「無実の傍観者」や「ガル卿の共犯者」として仕立て上げた研究家をバッサリ切り捨てています。多くのジャック研究家にとって、本書の出版は頭の痛い事件になったことでしょう。
予想を裏切らないコーンウェル。
巻頭のシッカートの写真や手紙類、被害者の写真を見ているうちにすぐ後ろに切り裂きジャックがいるような怖さを感じました。 もちろん、科学的論理的な分析がパトリシアコーンウェルの今までの検視官シリーズのように冴え渡っているのもありますが。 1世紀も前の事件を綿密にあぶりだしていく様は見事です。 ただ、率直に読んでいて怖かったです。面白かったんですが夜中に一人では読めませんでした。
”秀作”という以外にタイトルが見つかりません。
百年も前の事件である切り裂きジャックに作者が挑んでいるが、推理小説のようにいろいろな登場人物に”疑い”が掛けられて、という訳ではない。どちらかというと、”刑事コロンボ”のように最初に犯人が読者に知らされるのである。違うのは作者が、当時は見過ごされた様々な証拠を、現代の法医学等の科学的な視点から再度検証し、そして全ての証拠が”犯人”に対して向いていることを証明しようとしている点だ。あたかも犯人逮捕後の裁判での証拠調べのようだ。 p 分析は、科学的な視点、”犯人”の精神的分析、歴史的な記録からの”犯人”の足取り分析等々について多面的に行われており、百年前の事件ではなく証拠も生々しい最近の事件について書いているような錯覚すら覚える。加えて、作者の緻密な表現塊??のために読むと目の前に惨状が広がるようで気分が悪くなるほどだ。 p ”本”としてページ数は多いが、引き込まれつつ最後まで一気に読んでしまう。切り裂きジャックについて、何の知識を持たない読者にも楽しめる作品であろう。
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彼女のようにしっかりしたタイプじゃないですが 料理が好きで、それがストレス発散になるのが共通点の私は 作品を読み簡単な作り方が書いてあるものは、なんとなくで 真似してケイの作った料理を楽しんでました。 ・・・が!まさか、こんな完璧なレシピ本が出るなんて 感激の嵐です。作品内に登場してきた様々な料理が その作品の場面場面の文章と一緒に載っていて 第一話から、あらすじ感覚で楽しめます。 そしてこんな料理を楽しんでたんだ・・・と、写真を見て お腹が空いてくる。 きっと料理が苦手な方も、美味しそうな写真と過去のストーリーを 読んで料理を作りたくなるはず!? またとても暖かい装丁で、見ているだけでも幸せな気分に させてくれる一冊です。
食べてみたくて、買いました
検死官シリーズのファンならば、必ず「美味しそうだな・・・」と思った事があるハズの料理の数々が、網羅されています。 原作からの抜粋文も載っているので、「ああ、そう言えばここで出てきたんだな・・この料理・・」と思い出しながら読むことが出来ます。 ついでにその時のケイ達の気持ちまで思い出したり出来て、ファンならば楽しめる本だと思います。 p 名前だけでどんな料理なのかわからなかった物も、これで何となくわかるようになり、余計に興味を引くようになりました。 作り方に関しては、専門書の様な詳しい説明が載っているので、ぜひ今度チャレンジしてみようと思う本です。 豆知識的な遊びも入っているので、料理が好きな方はもっともっと楽しめるかもしれませんね。
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