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【くちコミ情報】
進化のダイナミックさ
古生物学と分子生物学が融合して進化についてどんどん面白いことが分かってきている。私はこの本ではじめてチューリングによる万能機械の概念を知った。彼による生命発生のモデルでは、二つの異なる働きをする細胞のフィードバックと平衡により、神の手を借りずまた遺伝的な地図によるわけでもなく相互作用を引き起こす分子のスープを生成する。胚の発生というと神秘的な力を感じざるをえないが、この思考実験によるとそんな考えは無用だ。進化は合目的には進まないというのが大前提であり、もちろん神がその道筋をきめているわけでもない。しかしだからこそ生命はなんとすばらしいものかと思わされる。
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【くちコミ情報】
生物学の本ではない
生物学、進化論の本としては、まったく薦められませんし、読むべきではありません。 本書は、キリスト教原理主義の立場から、進化論を否定する立場から書かれたものです。 アメリカでは、進化論を学校で教えるべきかを巡って、社会的に大きな問題が起こっていますが、進化論否定側の主張をきちんと伝えているものはほとんどありません(ものみの塔冊子教会(エホバの証人)で配っている本がある)。 宗教の立場から、進化論を否定するのであれば、神がこの世を作ったのだから、進化論は間違っているの一言で済んでしまいそうですが、それなりに科学的装いを凝らして進化論を否定しているので、非常に驚きました。 科学書としては薦められませんが、キリスト教原理主義や宗教と科学のあり方などに関心がある人にとっては、非常に興味深い本だと思います。
科学解説書を装った進化論否定本
タイトルだけ見ると、スティーブン=ジェイ=グールドあたりの科学エッセイと間違えるかもしれない(少なくとも私自身は間違えた)。「オカルトへの科学的な検証」を標榜する某ライターが、この本を欧米における進化論論争についての解説書として扱っているのを見たこともある。 だが、実際の内容は「複雑な器官や生命そのものは偶然には生じない」「現在の生物相は比較的最近に起こった地球規模の天変地異の結果」「生物を形づくる、ある『意志』が存在する」という、近年の「インテリジェント・デザイン論(ID)」に近い立場の進化論否定本なのでお間違えのないように。論法も、とにかく批判対象の些細なアラを、しばしば意味を取り違えたまま探し出しては「だから××は間違い」と短絡的に決めつけ(部分否定と全否定のすり替え)、一方で自説に都合の良い「証拠」や「新しい見解」を検証もせずに並べていく(要求する根拠へのダブルスタンダード)という、多くの疑似科学、さらに歴史改竄主義などの疑似歴史学にも共通する手法の繰り返しで、はっきり言って新味はない。この手の議論ではおなじみのヴェリコフスキーやハプグッドなどの説も紹介されており、創造論やIDでよく持ち出される論拠・論法を詳しく知りたい人になら、あるいは役立つだろうか。逆に、本書を読んで「説得力」や「共感」を感じてしまった人は、似たような手法で自分が怪しげな「開運」「健康」商法や危険なカルトに引っかかる危険性があることを、一度真剣に考えてほしい。 蛇足だが、本書で一番面食らったのは、訳者の一人に数々の科学解説書の翻訳(疑似科学を批判する本も多い)で知られる渡辺政隆氏が名を連ねていたこと。何か事情でもあったのでしょうか?
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馬は賢い動物である。なぜなら、人間に賭けたりしないから。
馬に丸とか四角の絵を見せて、同じ絵を選べば餌を与えるという実験をやった人がいたそうです。その実験では、20問で20満点だったそうです。さらに数年後に同じテストをしても全問正解だったようです。馬の記憶力の良さを示すエピソードとして紹介されています。馬好きの人にはなかなか面白い話が豊富に揃っていると思います。馬の精神状態をボディランゲージから読み取る発想はユニークですし、ロマンチックなことでもあります。ただ、正直人間ほど馬のことを知らないので、「裸のサル」程の強烈なインパクトは感じませんでした。普段馬と接する機会の多い方に向いていると思います。馬は賢い動物である。なぜなら、人間に賭けたりしないから。
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