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【くちコミ情報】
daisuki
今一番好きな本で、しょっちゅう読んでます。いい言葉には線を引きもうそろそろぼろぼろです。少し宗教的なことが強い感じがしましたが、やっぱりこの人の書く言葉には力があるなって感じます。一番良いところは、不安や焦りを肯定してくれるところです。他の本で、不安は良くない、前向きにとばかり書いてある本で、もっと頑張らないととかって思わせる本より、ずっと良いです p 実際にきっと、不安や、焦りは自分を大きく育ててくれるもので、それなしに生きているかたっているんでしょうか?生きてゆくって、時には大変です、色々な疑問や、怒りや、恐怖とか、心配。でもこの本は手紙式に、大丈夫誰もそういうものは持っているからって安心させてくれて背中を少しだけ押してくれます。自分の感情がわからない人や、こんな感情もつのおかしいのかもっていう方には、読んで欲しいです。すべてを肯定してくれます。不安で良いんですって。
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【くちコミ情報】
忘れられない作家
短編集ですが、侮るなかれ。 どれひとつとしてハズレはないです。 読解力のない自分でも十分わかる読みやすい内容ですが、切れ味鋭く読者の胸を刺します。 人の世の運命の残酷さ、ひとときの優しさ、 そして自分ではどうにもならない愛という怪物を、 この作家は丹念に描写します。 そして子供の心理をリアルに書く、稀有な作家です。 僕はむしろ、同じタマーロの長編よりも深く入りました。 特に、ジプシーにさらわれた少女の哀しい恋と運命を描いた『LOVE』 手放した子供に届かない手紙を書き続ける女性の物語『雪に埋もれて』 この二編はとりわけ好きです。 日本では映画化された長編「心のおもむくままに」が有名なスザンナ・タマーロですが、 もっと日本に紹介されないもんでしょうかね。 泉典子さんの訳の力かもしれない。原文を読めないのでありがたいです。 とにかくすばらしい小説集です。 意外とレビューが少ないのに驚いてます。
道を見失った者の視点から
この、あまりにも辛い物語には、とても衝撃を受けました。 p 自ら招いてしまった不幸や、社会の生み出す憎しみや汚点。 行き場のない悲しみ、それを見過ごしてしまう人間の弱さ。 p 外から見れば「幸せそう」な人々を、スザンナ・タマーロ は暖かく、辛辣に描いています。彼女の作品らしいですね。 p 読んだ後、色々な感情がわき上がり、心に深く残りました。
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【くちコミ情報】
シンプル イズ ベスト
毎日、時間に追われるこの時代。 ちょっとしたことに、感謝したり、感動したり、気をくばったり。 それだけで、いい日になるかもしれません。 とっても読みやすい本です。 ちょっと疲れたとき、パラパラとページをめくってみたくなる本でした。
シンプルはやっぱり最高!!
誰もが何となくめまぐるしい生活になりがちな今の時代に、忘れたくないことが必要最低限の文字だけで書かれていて、疲れたアタマに染み渡る1冊でした。私にとっては、読後も手元に置いておくだけで落ち着く、お守りのような本になりました。
海や花が恋しくなったら読み時!
グッチ家の人物が書いたと読んだ後になって知りました。この本は、そういう先入観が無くても清々しい気分にさせてくれます。特に仕事に疲れている営業マン!(私・・・)や、ブランド品にお金を使いすぎることに疲れたそこのアナタ!この本を読んだ後、部屋の掃除を言われなくてもしたくなります&窓を開けて良い空気を吸いたくなること間違いなし。海外にバックパッカーをした事のある人なら、内容に共感する点が多いはず。
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【くちコミ情報】
生きる意味を問い掛ける秀作でした!
内容も表現も、読みごたえのある魅力的な作品でした。 反目していた祖母から逃れるために家を出ていた主人公マルタは、 祖母が少しずつこの世界の人でなくなり、やがて亡くなってしまってから、 遺品を整理する内に見つけた母の手紙から、父が生存していることを知ります。 そしてやむにやまれぬ気持ちから、母と自分を捨てた男に会いに行く。 会ってみると父親は、母が手紙で書いていた通りの虚無的な哲学者で、 マルタとの始めての出会いも、喜びを見せることなく当時の話をするのです。 母はこの男に何を求めたのか? この男は何を求めて母と関係を持ったのか? 母は虚無的な男の哲学に憧れた結果、子どもの受胎を喜んではもらえず、 一人ででも育てる決心をして産んだものの、精神を不安定にしてしまう。 それを意に介さない父は、いのちの豊かさから遠く冷たい世界に生きている。 マルタは母への共感と共に、父の冷徹な考え方に違和感を覚えると、 もう会いに行くことをやめ、やがてその他に唯一の血縁である大叔父を訪ねます。 大叔父ジョナタはイスラエルのキブツで、グレープフルーツを栽培して暮らし、 彼は宗教と言うよりも、大地に根ざして木を大切に生きる人だったのです。 そのジョナタから、マルタは今まで知らなかった多くの話を聞くことができます。 その多くは、祖母が話す機会のないままに終わった、祖先の悲しい物語でした。 そしてジョナタはマルタに問うのです。「君は何を信じているのか」と。 人は何故生きるのか?それは動物のいのちと同じなのか違うのか? 根元的な問いかけは、自分とは何かと問い掛けながら、生きる意味を探ります。 そして作品の登場人物を借りながら、様々な価値観と生き様を紹介するのですが、 それはすべて自分と関わりがあり、その上で自分がどう生きるかを問われるのです。 作中人物を通して、作者の心を明かしながら、読者にも問い掛けてくる。 すさまじく真剣な、生きる意味を問い掛ける作品でした。
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淡々としたエロティシズム論
ノートを取りながら読んだ。ポルノを素材として男女のエロティシズムの違いを分析している導入部や、精神分析学風の壮大な理論展開がなく淡々とした叙述に終始していることに物足りなさを感じたが、相当大量のインタビュー調査に裏打ちされているらしく、読み進めていくうちにその説得力に魅せられていった。
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【くちコミ情報】
とても面白い本だった
頷ける内容が多く、表現方法も具体的であまり難しいものではない。 サクサクと読み進める事ができストレスを感じる間もなく後書きまでたどり着けた。
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Vedi, questi filosofi
うわあ、これはいい本です。いわゆる哲学の流れをイタリア人の軽口にのせて語ったらこうなる、という見本。 言うまでもなく、思想の解釈は根本的にそれぞれの人が行うものであって、誰のどの本が正しいかという話は単純にはできません。 けれど、「誰が(だいたい)どんなことを言っていたのか」を知ることは、素直に納得するにせよ、違うだろと反発するにせよ、はじめの一歩として有効です。 言い換えれば、哲学史を扱う多くの本が、とにかく難解で、いや、むしろ、嫌になるくらい退屈な、言ってしまえばひどい悪文に満ちていて、気づけば僕らの眉間に縦ジワを寄らせる、つまり僕らが足を踏み入れることさえ阻んでくるのに対し、この本はほのぼの読めるのです。 たとえばギリシャ哲人たちの話題なら、かならずと言っていいくらいディオゲネスの台詞が引用されて、――だいたいろくでもないことを彼は言うのですが――、結果、彼らは偉大な賢人だったというよりも、変なおじさんたちだった、ということになります。 んなわけないだろ、違うだろ、と思うのは自由。そしてそれこそが、それぞれの思想を深めるためのファーストステップに他ならない、僕はそう思います。 著者はもちろん、翻訳者の方の性格なのでしょう。とても親しみやすい本です。
哲学史をちょっとかじってから読むといいかも
古今西洋の著名哲学者の思想とエピソードを各々10ページ前後にまとめた書である。各章のはじめに、その哲学者が言った箴言、警句を置き、それを説明するかたちで、思想を述べるというスタイルだ。哲学史を勉強していて分かりにくかった思想を、日常の言葉で読み易くかつ興味深く陳述している。例えば「神も空も物体もないと仮定してみよう。そしてわれわれ自身も、手足はないし、身体はまったくないのだと考えてみよう。でもそう考えたって、そんなことを考えるわれわれは存在しないわけではない。考えている最中に、考えている本人がいないなんて矛盾しているではないか。」。これはデカルトの『哲学原理』を引用した本書の引用である。デカルトといえば「我思うゆえに我あり」という言葉で有名だ。この言葉を知っている人は多いと思うが、その意味はといわれれば、はっきり答えられる人は意外に少ないのではないか。こんなふうに、「人間は万物の尺度である」(プロタゴラス)、「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」(ヘーゲル)などが紹介されている。ただ、カント、ウィトゲンシュタイン、フッサールなどの一般的に難解とされている人物の思想の説明は、初学者には分かりにくいところがある。しかし、多少哲学史をかじったことがある人には、面白く読める本に仕上がっている。蛇足だが、『この哲学者を見よ』よりも『この哲学者を聞け』の方が内容的には合致しているように思える。
様々な哲学者の素顔が楽しめる一冊
誰もが耳にしたことのある有名人やそうでない者など、本書は30人以上の哲学者が名を連ねるが、その思想は現在にも通じるなにかがある。 夜長にじっくり読むと、あなたなりの『人生の答え』が見つかるかも・・・・・・。
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