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   永田 和宏 の売れ筋最新ランキング   [2008年09月06日 13時57分]
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くちコミ情報
自分の時間を生きた証として歌い残す
 ほんのちょっとしたヒントがあれば、歌作りが上達する。本書は理念ではなく、実際にを歌を作る時に出くわす手法や技法を述べている。  写生が作歌の基本とするものの「写生とは選択であるー捨てることで際立つ像」 「単純化の大切さー念を入れない、駄目を押さない」という独自の論を立てる。  その例歌に島木赤彦の歌「秋はやく稲は刈られてみちのくの鳥海山に雪ふりにけり」がある。  作歌のレトリックについて詳しく具体的に実例を挙げながら説明されている。  リフレイン・韻律の効果的な歌「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生(ひとよ)」  栗本京子のの代表作品であり、現代相聞歌の代表作品であるという。 「継続は力なり」…作歌の持続のために必要なのは、八票の場の確保。自己表現とはあくまでも、読者を前提とする。仲間を得ることの大切さ。日常の会話では口に出せない「本音」が込められている。偽りのない自分を表現できる手段として短歌という詩型がある。 〈現実〉という時間を相対化してくれるとも言える。自分の時間を生きた証として短歌に形象化して、継続して歌い残すならば、かけがえのない「自分史」ともなりうる。ささやかなりとも、自分の歌集を一冊まとめておきたいものである。


解析短歌論―比喩と読者
 
¥ 1,890(税込)
通常3~5週間以内に発送
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永田和宏 (シリーズ牧水賞の歌人たち Vol. 3)
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¥ 1,890(税込)
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くちコミ情報
生命の精緻な機構に驚かされる
 DNAには、タンパク質のアミノ酸配列が塩基配列としてコード化されている。 その塩基配列をRNAが読み取り、アミノ酸の鎖ができ、タンパク質が合成される。 本書を読む前からそのことは知っていたし、そのことだけでも、十分に生命の不思議を 感じていた。しかし、本書で丁寧に説明されているのは、その後のプロセスにおける、 生命の仕組みの驚嘆すべき精緻さである。  一次元のアミノ酸の鎖から、どのようにして複雑な構造と機能を持つタンパク質が 形成されてゆくのか? 形成されたタンパク質は、細胞内をどのようにして 運ばれてゆくのか? 大きなタンパク質が形成されてしまった後では、膜を通過できない 場合があるではないか。その場合はどうなっているのか? 中にはタンパク質がうまく 形成されない場合もあるだろう。その場合はどのような機構が働くのか?   本書には、細胞内におけるタンパク質の誕生、成長、輸送、死、そして品質管理の 仕組みが、専門外の読者にもわかりやすく、読みやすい文体で記述されている。 ページをめくるたびに、細胞内に存在する精巧な機構に、驚きの声をあげそうになった。 分子生物学が明らかにしたところによると、我々の身体を形づくっている細胞の中で、 音も立てずに素晴らしいスピードでまことに合理的な機構が働いているのだ。 この仕組みが、進化の過程で発達してきたことを考えると、生命の不思議さに 改めて感動する。  著者もあとがきで述べているが、いわゆる「科学もの」は一般の読者に伝えるのが 難しい。正確に伝えようとすると専門的になりすぎ、一般を意識しすぎると中途半端 なものになってしまいやすい。本書は、そのような困難な課題をみごとに乗り越えて、 正確でかつ一般の読者にも分かりやすい、稀有な書物である。



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