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値段に値する辞典
他の臨床心理学辞典、カウンセリング辞典を比較して図書館で見たところ値段、内容的にも出版年的にもこれがよいだろうと思い購入した。普段こういった辞書は貸し出しができないので手元においておきたい。カウンセリングの試験での内容論述要に適していると思う。なお、辞典の言葉が少し口語的かもしれないが他の難解な日本語を使われるよりも。私は読みやすくて好きだ。
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【くちコミ情報】
精神分析とロジャース
「転移/逆転移−臨床の現場から−」の続編であり、編者・執筆者は全く同じである。共感と言えばロジャース、解釈と言えば精神分析をすぐに想起するが、実際にはその二つの出自は違えど一つの現象の裏表を読み替えているに過ぎないことが本書を読んでいるとそう思えてくる。特に「解釈なき共感」「共感なき解釈」という言葉はとても身にしみる思いである。
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【くちコミ情報】
臨床心理学の原典
なぜ104冊になるのかわからないが、カウンセラー、精神科医、その他精神世界を扱う人々にとって、そしてすべての人間にとって財産となるような本が紹介されている。実際は104冊をはるかに越えるタイトルも紹介されかえって辟易してしまう。どの書店にいってもこの手の本の洪水でどれから読んだらいいか分からないビギナーには暗闇を照らす灯台ともいえる(スピリチュアルなど価値のない本ほど売れているようだ)。フロイト、ユング、ロジャース、サリヴァン、クライン、フロム、などの代表的著作に加え河合隼雄、東山紘久、神谷美恵子、などの日本人も取り上げられている。原典に戻って勉強しようとするカウンセラー、人間の深層を知りたいというあなたに。
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【くちコミ情報】
買って良かった
内容は、辞典にしては結構濃ゆいです。 具体的な事例があげてあったりして、ちょと読み物的な感覚で読めるので、時間のあるときにぱらぱらとめくっていたりします。 持ち歩けないけれど。。。 でもホントに買ってよかったなって思います
なるほど
やっぱり、あるにこしたことはない感じがする。ただ、詳しすぎるので、ちょっとした調べ物には時間がかかる。
エビデンスについては4ページだけのっています☆
日本の臨床心理学の歴史が分かる逸品です。しかし、臨床的に利用価値があるかというとそれは別問題です。丹野先生による「実証にもとづく臨床心理学」でかろうじて数ページだけ心理臨床が科学的に書かれています。残念ながら本書の内容は効果が実証されていない心理療法が膨大な理論のもと、びっしりと紙面を埋め尽くしています。CPの専門性は、共感や関係性の構築の特異性にあると言ってもいいかもしれませんが、だからといって科学的な文脈があまりにも大切にされなさすぎている感がぬぐえません。専門家特有の倫理と責任の堅持は大前提ですが、技術や研究に関してはもっと科学的かつ専門家間でユーザーフレンドリーなものになるといいのにな、と考えさせられる今日この頃です。いろんな学派に分かれるのはやめにして、もう一度お互い貴重な知恵と技術と社会貢献という使命を共有し、共に発展をしていければと強く感じます。基礎医学や社会福祉学はいうまでもなく、機能脳科学やVRアプローチなど、心理臨床とコラボレーションできる領域は多彩にあります。次の改訂では是非ともそうした視点もより積極的に盛り込んだダイナッミクな辞典に生まれ変わることを心より願っております。
知識を整理するのに役立つ
心理学的査定も心理療法も、とても種類が多く、[例えば、ソンディ・テスト、TAT、MMPI、CAS、CMI、MAS、MPI、ゲシュタルト療法、交流分析、論理療法(RET)、系統的脱感作法、フォーカシング、等々]どこから勉強していいのやら見当もつきません。この本で、全体をざっと頭にいれておくといいと思います。 心理学的測定法、統計学、脳波学、等も簡明に書いてあって、こまごまとした知識を得るのに役に立ちました。 精神分析、知能、ロールシャッハ、等々、コアな領域は、自分が勉強してきた知識を整理するのに役立ちました。 この本を、自分のお金で買おうか買うまいか迷っている人は、私の想像では、多分、学生が多いのではないでしょうか。この本は、広範囲な知識を扱っているので、臨床心理士の一次試験対策に適していると思います。(私は、この分厚い本を買って、最初から最後まで読みました)
価格の問題です。
これまでかというほど多くの事項が載っていて大変役に立つ本です。 但し、本当に詳密かはそこまで熟読していないので分かりませんが、 他の辞書に載ってないなと思えたらこれは役に立つと思います。 難点は価格です。この事典の問題はこれ以外に言いようがないと思えるくらいに高いです。自分の貯金を叩いても良い!って気持ちのある方は買ってみては如何でしょう。実際自分がそうでしたが…。
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【くちコミ情報】
「困難」を成長の「糧」へと変換するために必要な4つの原則を提示。
◆本書は、「人生の困難に立ち向かうための根本技術を指南する本」である。 それは4つの基本的な価値観として示されている。 また逆に、この原則から逸脱した問題対処の仕方をすると、 精神病理を引き起こす。 ☆本書は個人的に、 なにより、問題に対し‘健全な’対処の仕方を知ることができて助かりました。 というのも、私の治療法は外界との関係を考慮していなかったからです。 その手法は自身の内面にのみアプローチする手法のために、 効果はあるのですが、他者や外部とのやり取りの能力は変化が乏しかったのです。 苦痛を減らす・無くす方法、いわゆる「対症療法」は問題解決能力は大して向上しません。 また、問題に直接関わったわけではないので、人格の向上が成されない場合があります。 こうした経験から、苦痛はただ取り除けばよいものではなく、 それと立ち向かい解決していく仕方を学び取る必要もあると思うようになりました。 そうした意味で本書は正統派心理療法として、誰にもお勧めできる本であるように思いました。
嘘より愛?
20世紀ほど「愛」という言葉が巷に溢れた時代はなかっただろう。しかし、それは本当に「愛」だったのだろうか? 21世紀を迎えてなお、社会のなかに暴力や人間疎外が溢れ、戦争も貧困も飢餓もなくならない現状を見れば、その答えは自ずと明らかだろう。私たちは実は「愛」の本質を理解していないのだ、だから改めて「愛」について学ぶ必要があるのだ、という自覚を新たにする必要があると言えるだろう。 四部構成の第一部は「訓練」であり、心理的な問題や苦しみをいかに逃げずに引き受けていくかということが語られている。続く第二部「愛」では、愛の定義からはじまって、愛と愛でないものを区別しながら、心理療法における「愛」のあり方を追求していく。第三部の「成長と宗教」では、心理療法の分野ではあまり正面から語れることのない心理療法と宗教の関わりなどについて、実際の事例を引きながら語られている。そして第四部の「恩寵」では、個人の努力や思惑を超えたところからやってくる「奇跡」や「偶然」の力について触れ、そうしたものが個人の精神的な成長において果たす役割について述べている。 全体としては、エーリッヒ・フロムの『愛するということ』を踏まえて、もうワンステップ前に踏み出したような印象がある。そして、個人的あるいは社会的な次元での「愛」について見極めたうえで、霊的な次元での「愛」の可能性を特にキリスト教的な用語を用いて描き出そうとしたものだと言えるだろう。そういう意味では、人間という存在における「愛」の発達について、人間関係論を軸にして追求している試みだと考えることもできる。
生きるということの意味
心理療法家の視点から、人生の目的つまり生きる ということの意味についての一つの提案を本書はして くれているように思います。また、宗教や人生哲学の 根本で常に問われている"愛情"についての著者の考え が紹介されています。 p これまで、"愛情"というものを感情や優しい気持ち のように漠然と捉えていた私にとっては、"愛情"を個 人の"意志"結び付けて考える考え方には、何か頭の中 を衝撃が走ったように感じました。 p 少し哲学的であり、確かにすらすら読み進めること は出来ないかもしれません。しかし、臨床の症例を取 り入れ出来るだけ分かりやすく、書かれています。 "生きる"ということを主体的に考えている人に、一つ の新しい視点として、本書を心からお奨めします。 (少し大袈裟かもしれませんが、これまでの自分を変 える可能性があります。取り扱いには注意です。)
名著
5年前に買っておきながら、積読状態になっていましたが、最近読んだ本で二冊立て続けに本書が引用されていましたので、遅まきながら読みました。結果としては、もっと早く読めばよかった、と思っています。 p 難しい本ですから、すらすらとは読めません。読むのを止めて、自分の行動を振り返ることが幾度あったことか!著者は人間の本質を、これ以上考えられないところまで深く考察しています。 p 原題は"The Road Less T aveled"です。素晴らしい題ですが、日本語にするのは難しいですね。
子育てママにもおすすめです。
子育てで精神的にツライ時に、ふと目に留まった新聞の書評を見て読んでみました。カルロス・ゴーンさんおすすめの1冊です。 心理療法とありますが、「愛」をキーワードに、骨太に「人として成長していくこと」について書かれています。また、人と関わっていくことがどんなに大切か。 生きていくことはそもそも困難なことである。と著者はいいます。「どうして私だけが・・・」なんていじけるのは自分が甘えていただけなんだなー改めて悟りました。がんばらなくちゃ!と前向きな気分になれますよ。
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