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   松浦 俊輔 の売れ筋最新ランキング   [2008年09月07日 05時44分]
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松浦 俊輔(翻訳)  
¥ 2,520(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:30,610位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
コンパクトながら壮大な代数史
代数についての数学史では大きく取り上げられることの多いガウスやオイラーに関してはそれほど紙数を割いていませんが、彼らよりも後の時代、19世紀以降の代数について従前の書籍よりも詳しく、現代代数への道がよくわかります。その意味でバランスが取れた本だと思います。取り上げられた代数学者は著者の好みによるらしく、キャラが立っており、そのさまを楽しむことのできる、数学者についての本だとも言えます。
駆け足の代数学史
本書は古代の数学から説き起こし、圏(カテゴリー)論のような極めて抽象的な現代数学にいたる数学史を、代数学を中心として概観したものである。代数学の基本的概念の初等的説明をしながら、多くの数学者の略伝を織り交ぜて、代数学がどのように発展してきたのかを非専門家向けに解説している。だが著者の前著「素数に憑かれた人たち」に比べて、もうひとつ焦点がはっきりしないうらみがある。 代数学は、たんに代数方程式の解法を見つけるという問題から、方程式の代数的可解性を群の可解性に帰着させるガロア理論を転回点として、抽象代数学へと発展した。そして、群論や環論は、原子物理学が化学を飲み込んだ如く、数論も幾何学も関数論も飲み込んでいった。本書ではそのあたりの歴史的展開が生き生きと語られる。だが残念ながら、微分方程式論などを環論的に構築した佐藤幹夫氏らの代数解析については触れられていない。また素粒子物理学への応用については、相対性理論におけるローレンツ群や素粒子の対称性におけるリー群が挙げられているが、素粒子物理学の基礎理論である場の量子論の構成が、作用素環の理論に基づいていることは述べられていない。
雄大な物語
代数学を中核に据えて、色々な人物の織り成す人間模様を描いた本である。数の代わりに文字を用いることを始めた人達として、Desca tes, Newton, Lei niz, Viete等が、方程式から群への動きに貢献して人達として、Lag ange, Cauchy, A el, Ruffini等が、環論に貢献した人達として、Noethe , Hil e t, Kumme , Dedekind等が、幾何学方面に足場を持ちながら何らかの意味で代数学と大きな関係を持った人物として、Lie, Klein, Poinca e, Plucke 等が、現代代数学の中心にいた人物として、Lefschetz, MacLane, Za iski, G othendieck等がとりあげられている。前近代からも、3次方程式の一般解を見つけたCa danoやイラン=イスラム文化を代表するOma Khayyamあたりが取り上げられている。代数幾何学を話題にしているのに、イタリア学派がやけにあっさりとした扱いしか受けていなかったり、上記の人物の選択にはちょっと首を傾げる点も多々あるが、こういう素人が素人のために2次資料を駆使して書き上げた本に、そこまで要求するのは酷というものだろう。いずれにしてもepisodes集として十分楽しめるつくりになっている。私にとって印象深かったのは、G othendieckの天才が生きていく上での救いようのない不器用さと表裏一体になっていることと、古代に文化の中心であったエジプトのAlexand iaの滅亡に至る経緯であった。最近は高校でも線形代数を勉強し、2次正方行列についてはCayley-Hamiltonの定理あたりまで勉強するが、そういうものが形成されていく19世紀のイギリスの話は高校生にも十分楽しめる作りになっている。是非一読を薦めたい。


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¥ 1,575(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:89,209位  
カスタマーレビュー数:2

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数学的な考え方を正面から取り上げた小説
ずいぶん長い間日本語訳が品切れでいたので、別の出版社から別の訳で、豪華なイラストつきで刊行されて驚きました。そういえば、原著も数年前にTeXで組みなおしたんじゃなかったかな。大学1年のときに、この本を薦められましたが、そのときは読み終えなかったな。集合論の教科書を勉強した後に読んだので感動がいまいち薄くなったのが残念。また数年後にP ologというプログラミング言語の本を読んでいたときに、本書のことを思い出したりしました。こういう種類の本が、もっとたくさん出ると思ったのですが、そうでもないですね。
本当の「数学小説」
 あのTeXで有名なクヌースがコンウェイの理論をもとに小説仕立てで発表したもの。無人島で若い男女が石版を発見するが、その石版には神が数を創った事が書かれている…と言う話である。一日ごとに、前の日までに得られた数の集合の要素間にデデキントの切断のような操作を行なうことで、新たな数を創っていく。最終的には実数よりも大きな超現実数の体系が得られるわけであるが、第一日にはまだ何の数の要素もないので、神様らしく無から有を創る。この辺りは見事としか言いようがない。  コンウェイの理論もすばらしいのだが、クヌースの話も良く出来ており、最近流行の内容のない数学小説と違って本当の意味での「数学小説」といえる。高校生程度なら読めるはずなのでおすすめ。以前他出版社から出ていたが、手に入り難くなっていたので、興味のある人はこの機会にぜひ。  残念なのは題名か。「超現実数」で十分だったと思う。


「物質」という神話
Paul Davies(原著) John Gribbin(原著) 松浦 俊輔(翻訳)  
¥ 2,650(税込)
¥ 840(税込)
ジャンル内ランキング:182,114位  


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¥ 2,730(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:154,127位  
カスタマーレビュー数:3

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デコヒーレンスの本
量子力学の観測問題をデコヒーレンス理論で説明しようとする本です。 デコヒーレンスの啓蒙書といって良いでしょう。後半はデコヒーレンスの 話で埋まってます。 理論を判りやすく読みやすく解説していますので、 概要を知りたい方には参考になるでしょう。 ただ、作者はデコヒーレンスに対する思い入れがかなり強いみたいなので、 その辺を少し差し引きつつ読むのがよいと思います。
神はサイコロをふるのだ
客観的実在という思い込みは物理学を超えた想定であると述べたコペンハーゲン解釈が 正統化された経緯を実にわかりやすく解説した良書である。 矛盾対立する「現象(正:粒子、反:波動)」が、「実体(電子)」を通じて、 粒子性と波動性を同時に具備した「本質(合:波動関数)」へと止揚する。 かつて武谷三段階論(唯物弁証法)の見事な手捌きに魅了されたものだったが、スピン実験の件を手に、再考せざるを得なかった・・・ 波動関数 = 電子 であると考えたのが、大きな誤解であった。 波動関数は、観測される電子だけを独立に記述したものではなく、系(観測される電子と行われる観測)を記述したものだったのである。 波動関数は、電子と観測で決まる特性であり、観測が変われば、波動関数も変わってしまう以上、 観測前の量子的系の波動関数は、未知(客観的実在)ではなく、不定(客観的実在の断念)と考えざるを得ない。 客観的実在を信じて育った物理学者を面食らわしたコペンハーゲン解釈とは、意図的盲目(波動関数の背後について考えることを留保する)である。 コペンハーゲン解釈は、「本当はどうなっているのか?」を解釈しようとしても無駄であると断言しているのである。 客観的実在の断念・・・熟読されたい。
量子力学という「妄想」。
本書ではあえて「宇宙論」にまでは言及せず、「量子力学」のみに焦点を絞って論じています。 p それによってより深く「量子力学」の様々な現状に触れる事が出来るので、内容的にはかなり深いところまで到達していると言えるでしょう。 p 勿論本書で「量子力学」についての決定的解決がなされる訳でありませんが、原子を用いた二重スリットの実験、アインシュタインの月に関する疑問、コペンハーゲン解釈、シュレディンガーの猫……と有名な実験や解釈について著者は容赦なく突っ込んでいきます。 p まるで解の無い「ミステリー小説」のように、「量子力学」と「現実」との乖離が語られます。 p 「量子力学」と「ニュートン力学」の最大の違いは前者が「体験出来ないこと」であると…。


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わっ、ゴキブリだ!
嫌われものほど美しい―ゴキブリから寄生虫まで
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David George Gordon(原著) 松浦 俊輔(翻訳)  
¥ 2,520(税込)
通常3~5週間以内に発送
ジャンル内ランキング:285,962位  
カスタマーレビュー数:1

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ゴキブリがとにかく出てきますよ。
評価は一応、 ゴキブリが嫌いな人には 絶対お勧めはできないということで 星は3つです。 なぜならば、この本には ゴキブリ嫌いは卒倒しかねない リアルなゴキブリのイラストが書いてあるからなのです。 そのため、嫌いな人は絶対にこの項目を 読んではいけません。 ただし、こういうグロテスクなものばかりでなく 駆除の方法といった 非常に実用的なものも含まれているので 対策だけの観点で見るのなら 有用な本だと思います。


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¥ 2,940(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:263,540位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
ブレイン理論やAds/CFT理論など、たくさんの解説
最新(原著の刊行は2004年)の議論を解説しているので、とても興味深く読めました。第5章までの200ページまでは、これまでにたくさんの解説書が出ている統一理論の話です。後半の200ページで、高次元の話、超弦理論とM理論、ブレイン、ホログラム、宇宙論までを解説しています。理論の発展に関係した人の写真も多いです。まだLisa RandallのWa ped Passagesが翻訳されていないので、彼女たちのユニークな理論を知りたい人は、本書を読めばいいですね。日本人の解説書は、薄くて、古いことが多いので、こういう翻訳書はありがたいですね。
とは言え難しい
相対論と量子論の統合のための理論として考え出されたひも理論やらM理論やらが、いかに日常の感覚から離れたとっぴな話であるかを紹介する一般向け解説書・・・のはずですが・・・。 実はこの世界が11次元だったり、すぐ隣に見えない平行宇宙が広がっていたり、それはそれで楽しいとは言え、基礎的な理論を数式なしで紹介しているあたりは、「やっぱりわからなくてごめんなさい」と思ってしまいました。 それでも類似の解説書に比べればよくできていますし、難しい部分は思い切ってとばして読んでも十分おもしろいので、お薦めではあります。 加えて発行が新しいこともあり、2000年以降の最先端物理学の展開も紹介されていますので「見えない次元が実験で実証されるのは、意外に近い将来かも。それとも、新たな謎がまた生まれるのか?」ってな期待もさせてくれます。 p 理論が導く不思議な世界でどきどきしたい方は是非。


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顔は口ほどに嘘をつく
男はなぜ暴力をふるうのか―進化から見たレイプ・殺人・戦争
Michael Patrick Ghiglieri(原著) 松浦 俊輔(翻訳)  
¥ 2,415(税込)
¥ 894(税込)
ジャンル内ランキング:311,305位  
カスタマーレビュー数:2

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厳密な科学とは?
この本を簡単に表現するとすれば、個人的な信念やイデオロギーをあらゆる欠陥のある論理+意図的に偏らされた証拠と他分野の知見に対する無知(この2つで平均して、1pに2個以上は問題点を指摘できる)+雰囲気で「厳密に科学的な説」として見せたものといいうことができる。 p 進化生物学は決して厳密な科学ではなく、とくにヒト進化に関してはまさに十人十色といっていいほど、さまざまな見解がある。 過去にも厳密な科学という顔で、人種差別、性差別、決定論に基づく政策のためなどに悪用されてきた。この本はまさにその歴史を繰り返したものといえよう。 p 例えば著者は殺人は適応的であるとし、その理由として、獰猛だとの評判をとれば資源を楽に他人からぶんどれること、さらに、そういう獰猛で危険な男はモテるからとし、その証拠として、ヤノマモ族やマフィアの例、さらにマフィアにひかれた女の証言をあげている。 p が、同様にして、殺人は、非適応的だともいえる。女性は著者も引用している研究によれば、世界中で共通して、典型的な殺人者タイプの男性(暴力的で抑制がきかなく、知能が低い。著者によれば)を最も嫌悪する。 p さらに、からまれたときに、暴力的な対応をするのも、犯罪者の顔も女性に人気がない。女性は犯罪者の男には、外見が魅力的でも、その魅力を低く評価する。さらに、著者も述べたようにヒトは強調社会で進化してきたのであり、狭い社会で殺人など犯せば、復讐か(武器があれば容易なのはチンパンジーとの違い)、罰かどちらかが必ずくだり、これはほとんどの社会に共通する。 なので、殺人はあらゆる点で非適応的だし、女性の上記の好みとあわせ脳も怒ったときに手がでないように進化してきたし、だから、日本などでは年10万人に1人という適応的な行動にしてはごく稀すぎる数しか見られないなどとも主張できる。 p 上の偏った意見が正しいというのではもちろんなく、また、この例は特殊なものでは決してない。ようは、こんな段階の学問を社会に適用するのは根本的に誤りということである。
ここまで言い切ってしまってしびれます.
人類学者である著者が進化の視点からヒト特に男性の暴力の究極因の説明をおこなっている.説明自体にはこれまでいろいろ出ている進化心理学の研究内容の要を得た解説というところだが,「政治的正当性」(Political Co ectness)についての激しい敵意とともにそこまで踏み込むかというストレートな記述がこの本の最大の売り.おっと危ないと思ってしまう私はすでに「政治的正当性」に犯されているのか.さらに政策論にやや踏み込んでおり,ほとんどの犯罪はコストベネフィットの条件に反応すること(特にレイプについては犯罪者の目的が自分に危害がない上でのセックスであること)から応報刑を積極的に支持,また米国に関しては銃の所持が犯罪を抑止していることを示すあたりは問題に真正面に向き合う著者の良心を感じる.でもやっぱり社会学者からはめちゃくちゃ批判されるんだろうなあ,その辺が難しいところね.ある意味では胸のすくような本といえる.


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くちコミ情報
自伝的回想を上回る伝記が情報サイエンス史の海に光る
ウィーナー自身による自伝的回想が時代を分けて2冊出ていますが、本書はそれらをベースにしつつも、彼を取り巻いていた人たちに新たにインタビューし、彼の一生を再構成しています。さらに、情報サイエンスで彼の果たした成果を今日的視点から見直してもいますので、古い理論が新しくよみがえった印象があります。神童と呼ばれた少年がそのまま研究者になった印象が一般に持たれていますが、天才研究者も世間の評判を気にしつつ、それなりに苦労していたのだなと思いました。ついには、同僚や弟子と疎遠になり、異国の地で心臓発作でなくなるわけですが、その経緯は涙ものです。



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翻訳がもうひとつ
私の好きな感じのテーマを扱っているのですが、翻訳が非常に生硬で読み通せず挫折してしまいました。暇があれば原書を確認してみたいところなのですが、そこまでの余裕はとてもなし。
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無限が「単なる大きな数」ではなく特殊な性質を持っていること、宇宙が無限か有限か、もし無限だったらどんなことになるのか、といった、様々な話題を、宇宙論、神学、倫理論、数学等を織り交ぜながらわかりやすく解説してくれています。訳文も平易で、科学への興味の扉を開くには最適の一冊。姉妹編である「ゼロの話」の翻訳も待ち遠しいところです。
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