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この本で大きく問うているのは2点です。 マルクス経済学以来歴史については下部構造、あるいは下々の視点から語ることが正当な地位を占めている。一方、英雄もしくは指導者の史伝として歴史を語ることは学問ではなく、むしろ小説の部類に近い扱いを受けるようになったことへの異議申し立てである。まさに歴史について時代の流れとでもいうべきものを見て取るか、人の自由意志による選択の積み重ねととるかの違いといえる(もちろん極端に言えばという留保はつくが)。この本では、種々構造に基づくさまざまな利害集団が鬩ぎあう場としての政治そのものをひとつの資源・選択肢とみなして、国を主導した人間の選択を問うている。 二点目は、日本・イタリアともに遅れてきた列強であり、そしてともに第二次大戦で敗北を喫し、現在ともに戦後復興どころかより偉大なる繁栄を成し遂げている。それぞれの国の成功と失敗について、特に失敗の部分について自国の視点だけから評価するのではなく、今まであまり比較されることのなかった(ともにドイツとの比較はあったが)二国を比べることで見えてくるもの、それぞれの選択が否応ないものであったり、よりよい選択がありえたという可能性の模索が面白い。 特に日本人にとっては馴染みのないイタリア現代史の知識に加えて、外国の歴史家の目を通した山県有朋の評価の部分がとても興味深いかと思われる。
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【くちコミ情報】
自分も
十数年前にヘンリー・ウィドウソン先生に教わった一人として懐かしくなって購入しました。凄い大学者であるにもかかわらず、気さくな話をしてくれた先生のお姿が思い起こされます。この本を機にもう一度言語学を本格的に追求していきたいなと思いました。
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| A cross‐cultural approach to the analysis of conversation and its implications for language pedagogy
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