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【くちコミ情報】
「経済知力」のベースを固めるための一冊
購入前に書店でちょっと中身を見たときは、各トピック毎に、テストに出そうな内容が 淡々と書かれているような感じがして、読んでいて飽きそうだなあ、というのが第一印象。 でも、割と評判がよかそうだったので、日経TEST対策用に、購入してみることに。 いざ読んでみると、非常に明快に各トピック毎の現状や課題について、平易な言葉を 用いて、わかりやすく纏まっていました。 私のような、経済に疎いと自覚している人でも、すらすらと内容が頭に入っていきます。 「経済知力」に自信のある人でも、頭の中を整理するために一度読んでみると、 すっきりするかもしれません。
社会人としての教養を確認できる参考書
当然,日経TESTを受験しようと思ったから購入したわけであるが,目的とは異なる内容にもかかわらず不満はない.単なる試験の問題集ではなく,TESTの趣旨に添った背景を示す参考書になっている.これはれっきとした読み物である.社会人として当然知っているはずであろう常識を (1) 企業経営,(2) 消費・流通,(3) 日本経済,(4) 金融,(5) 株式・商品市場,(6) 科学技術,(7) グローバル経済,(8) 教育 の項目毎にまとめている. 新入社員に限定されず,社会人全般の教養確認の書として,非常に有用な一冊と言える.項目毎に分かれているので,苦手なところから自身の教養度を確認することもでき,使い方によっては一般常識の書としても活用できる.この手の参考書でなかなか良いものがこれまでになかったことを考えると,逆に不思議なような感じにもなるが,それを克服できる内容と云えなくはない.
日経TEST対策だけにしておくにはもったいない良書
日経TEST対策として購入しました。 まえがきにもある通り、予想問題集や解答技術を習得できるものではないため、 書店でパラパラめくってみたときは購入を躊躇しました。 ただ、買って読んでみると、企業経営、グローバル経済、教育改革など、 今の日本について知っておくべき論点がシンプルに分かりやすく整理されています。 本書で大きな流れを理解した上で、日々新聞を読むと、 理解度がまるで変わってくると思います。 日経TEST対策として売り出されているため、日経TESTに興味のない人たちが 手に取ることはあまりないと思われるのがもったいないと思われるほどの良書です。
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商社ビジネス
この本は「商社マン一人がどのような仕事をしているのか」にフォーカスを当てたものではなく、商社という一企業が、どのようなビジネスを行っているかにフォーカスを当てたものである。丁寧にも商社の歴史から説明が始まる。序盤は各ビジネスの売上の話題が多く、分析された数字ばかりが目に付く。中長期的な戦略が書かれている点が面白い。最後には商社ごとに強い部門や改善すべき部門、事業ポートフォリオなどを分析している。コーポレートファイナンスやリスクマネジメントを知っていれば、面白く読めるのではないだろうか?
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【くちコミ情報】
戦後台湾人のもう一つの軌跡
共和国成立直後に,多くの台湾出身者が「帰国華僑」として大陸に渡り,対日本・台湾工作に従事していたこと,また多くの人が比較的高位の官職についていたことは驚き。台湾社会は本省人・外省人の対立軸だけでなく,絶対数は少ないものの,大陸に憧れた本省人の存在を発掘したのは本書の大きな業績。小さなエピソード一つ一つが魅力的。インタビュー中心の手法もいい。本書の対象の多くの人が鬼籍に入ってしまったことは本当に惜しまれる。 ただ本の構成は人物と時代が行ったり来たりで読みにくい。いっそ大陸と絡み合った台湾人の戦後通史として時系列に記述した方がよかったのでは?また大陸の政治運動において彼らがどんな境遇にあったのかもう少し知りたかった。
抜群の取材力で描き出す秘められた日中台トライアングル
裏方として日中・日台・中台関係を支えた台湾人に対するインタビューをつうじて、日中台のトライアングルを水面下で結ぶ複雑な人間模様にスポットを当てた力作。日中国交正常化のときの周恩来首相の日本語通訳が台湾出身の女性だということは、以前に聞いたことがあったが、彼女が中国にわたって対日工作に就くようになった経緯や、後に対台湾工作に従事するようになったことなど、明らかにされた事実の数々に正直いって驚いた。日台断交の現場に居合わせた台湾人外交官の回顧談、中国の日本向け放送の責任者となった人物が台湾人で、しかも台湾の李登輝総統とも関係があったなど知らなかったエピソード満載で引き込まれるように読むことができた。日中関係や台湾情勢が急変するこの時期だけに、この本で描かれた歴史の裏側をいまいちどしっかりと理解しておきたいなあと思った次第。
中台関係の深層
周恩来の日本語通訳、蒋介石の通訳も務めた台湾の外交官、北京放送日本語番組の責任者で李登輝の共産党時代の同志などなど……これまで表舞台に顔を見せることのなかった人たちによる証言を通じて、中国と台湾と日本の関係をひも解いてゆく秀作です。個人的には日台断交当時の台湾側の動きや、北京放送にまつわるエピソード、それに中国の対台湾工作の舞台裏事情など、今まで知らなかった話に引き込まれ、400ページ近い本にもかかわらず一晩で読み終えてしまいました。全体的に抑えた筆致ですが、着眼点のおもしろさと構成のよさもあり質の高い読み物に仕上がっています。全編にわたる貴重な証言の数々から史料としての価値も高い本だと思います。読書の秋にぜひ。
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今となっては歴史だが
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今日も変わらぬ生態
省庁再編前夜の官僚の生態を描いたルポ。情報としては少し古いが、官僚そのものの行動形態は現在となんら変わっていないことがわかる。 高い退職金、天下り、組織防衛、権限の独占…。今日的な官僚組織の問題点を網羅しており、その点では参考になる。 読んでいると、省庁再編で名前が変わったり、なくなった役所があり、「あの役所は今はどうなったんだっけ」としばし考えることも。
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企業と社会の適切なる関係とは
CSRは「企業の社会的責任」と訳される為、ともすれば企業の寄付や社会貢献活動、逆に企業の不祥事などの善悪を論じる様な話になってしまう。 CSRは特別なことではなく、本業を通じた社会への貢献であり、各社員が日常業務の中で社会を意識することが大事としている。 また企業の側のみならず、市民側の社会的責任も重要であり、個別企業が自発的に不祥事を公表する場合の批判の仕方も「結果」のみを見て単純な批判になっては逆効果である面も指摘している。 「良い会社とは何か」「CSRと財務的利益は相反するものか」「会社と株主・ステークホルダーとの好ましい関係とは」「具体的なCSRの事例とは」と言った問いかけに答える著書は、CSRに携わる方のみならず、一度CSRを考えてみようという方にも、一読に値する書と言える。
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