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   押井 守 の売れ筋最新ランキング   [2008年10月14日 23時58分]
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押井 守  
¥ 798(税込)
通常3~5週間以内に発送
ジャンル内ランキング:6,618位  
カスタマーレビュー数:11

くちコミ情報
飾らないから良い
 本書を読んでも著者が飾ることなく書き連ねていく様は清々しい。前置きでおくまでも個人的見解であると断っているのが好印象である。  オヤジ、勝敗、セックス、文明、コミュニケーション、オタクなど面白い話が聞けた。
素晴らしい映像技術と、共感できない世界観
言わずと知れた日本を代表する映像作家の著書。 内容には違和感を感じるところが多く、しんどい読書となったが、以下雑感。 冒頭のオヤジ論から始まる論考は、それなりに面白い。興味を感じたのは自らの体験と重ねて考えを展開しているくだり。「テーマがあれば話せる」から「仕事を通じた社会性」への展開や、仕事仲間と友情についてのくだりは頷ける。   しかし、最後の「格差論」は理論展開が極端で、読むのは賛否以前に、しんどい。 「格差論の根底にあるのは人間の嫉妬」として、これを「完全に」無くせるとすれば、完全なフラットな社会、それができるのは、ナチズムなどの政治体制として、「格差」の完全な解決を目指すことが全体主義へとつながりかねないとしている。 格差の現状認識の相違や極端な目標設定から極論へと至る展開など指摘すべき点はいくらでもあるが、何よりこのような見方が「物事の本質を見極める」ことであり、本書のテーマだと言われると、本書の意義や主張そのものに疑問が湧き、最後はかろうじて読み終えた。 この「格差論」の章が取ってつけたような印象がとくに強く、それまでの自然体で語っている印象から異なっている。押井作品の登場人物が唐突に主張を展開する『語り』を連想させる。 その素晴らしい映像に惹かれるが、その哲学には全く惹かれない原因がこのあたりにあるのだろうか。押井監督は、「好き、嫌い」で割り切れない監督である。
「生きやすい」人生とは
「友達なんて必要ない」なんて、なかなか言えることじゃないでしょう。 「若さ」や「友情」は素晴らしい、という、ある種世間の常識となっている考え方も、 ここまでストレートに否定されてはかなわないな、などと思うものの、どこか納得させられる ものがあるのも確かです。 他人とのコミュニケーションは大事だと言った上で、そばにいるだけの友達なんて必要ない、 「仕事仲間」がいればそれで充分だ、と押井さんは言い切っています。 若者は早く外に出て、仕事の中ででも仲間を作ればいい、ただ一緒にいるだけではない 仲間が、きっと見つかるはずだ、と。 ただやっぱり、それって誰にでもできる生き方ではないよな、とは思います。 そうして生きる能力があってこそのものだと思うし、そうじゃない人にとってはむしろ 辛い生き方にも成りえる気がします。 それでも、友達を作るのに躍起になったり、ネットで会話ばかりしているくらいなら、 仕事にでも打ち込んでみて、実力をつけていったらどうだ、という考え方は理解できます。 そうなれば、自然とその人を慕う人間も出てくるでしょうし。 友達が少なかったって、生きていけるのも確かですからね。 ある意味強烈な主張ですが、そこがこの本の面白いところです。
95%の凡人に対するメッセージ
「若さに価値などない」、「若いうちの失敗は許されない」、「性欲が強い人は子育てがうまい」、「友達なんか、いらない」などなど、かなり挑発的な小見出しが踊っている。 しかし、そこに通低するのは著者の実体験から導き出されたまぎれもない本音である。もちろん、背表紙の文言には「押井哲学の真髄」とあるが、決して哲学と呼べるようなしろものではない。なぜなら少なくとも論証が全くなされていないからだ。 むしろ、このろくでもない現代社会をどう理解し、いかに向き合ってきたかについての、著者の格闘の軌跡が綴られた散文と見るべきであろうと思われた。 「無意味な言葉が再生産され、模倣された言葉が激しく流通する現状にあって、有効な言葉、何かしらの本質のありかを、ずばり言い当てる言葉が今こそ必要」という著者のメッセージが心に残った。 そうして、世の中の95%を占める我々、凡人に対する珠玉のメッセージがこめられた良い本だと思った。
参考にします?
天才は無から生み出せる。凡人は好きなことでもなんでもいいから、訓練した上で(努力)慣れや感を養って、いくしかない。みたいなことですか? 当たってる気もするし、凡人かほとんどな世の中、他人より抜きん出るには、物の見方や考え方がちょっとだけ違うだけ? なのかな。 友達がいなくても、いいじゃないか!とか、引きこもりだっていいじゃないか!と、言ってくれるのは気楽になれますね。 何か事件が起こると、社会が悪いから、親が、学校がとコメンテーターが他人事のように話すことがもうおかしいというのは、賛成!みんなの責任なんですよ。あなたも、私も僕も、偉そうにしている人にも。 社会に参加しているみんなが、責任者だと思います。 名前が有名になったとか。関係なく、みんな同じことを考えたり、毎日営むのだから。 表面に出てくる事件はカタチこそ違いはあるかもしれないけど、見えない部分は、みんなツナがっていると思えます。


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押井 守  
¥ 1,680(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:24,052位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
タイトルにダマされるな!
ビジネス書のような売りで読者層の幅を広げよう、と出版元が考えたのかも知れないが、このタイトルにダマされてドン引きしてはいけない!(僕は刊行予告で「何だコレハ?」とイデオンのラストくらいヒックリコケタ!) 内容は、スカイ・クロラを軸に押井監督がアニメーション制作の方法論、「押井の哲学」( yポアロ)を語ったもの。もともとは雑誌『ゲーテ』に連載されたインタビューに加筆、修正してまとめたものです。しかし! 1冊にまとまり通読すると、一つのテーマを原作から掘り起こし、それを映像に置き換え、いかにアニメーションとして充実させて完成させるかという押井監督の考え方、手法が「7つの」視点から詳細に語られ、読み応え十分な著作になっています。 押井監督はかつて、「パト2」や「イノセンス」で演出ノート『METHODS』1、2(これもスゴイ本だよね)を刊行し、自らの手の内を惜しげもなく開陳したけど、この本もまさにアニメーションの設計図とその工程を作者自身が丁寧に、細部まで解説してくれている。(図版は口絵以外、一切なし。為念) また、70ページ以上になる「エピローグ」では、生い立ちから現在までを語りつくしていて、正直なところ、押井監督がこういう話をするとは思わなかった。 「押井だから何やっても許されるんだよ」という世評の裏返しのようなエピソードの連続で、一気に通読するほど引き込まれました。 『METHODS』のように、版元品切れになってから評価が高まり、手に入れられなくて重版を待つくらいなら、今のうちに購読しよう!
シンプルな主張
この本の主張はシンプルである。周囲の意見に耳を傾けよ、というものだ。しかし押井守のこれまでの映像作品や著作を追ってきた者には、いまさら感と物足りなさが強いのではないだろうか。そのような主張はこれまでの著作でも著されているし、しかもそれらでは周囲の意見に対して素直に耳を傾けるような殊勝な感じは無かったように思う。むしろ周りの思惑をいかに掻い潜って己の主張を通すか、という他者との力関係に主眼を置いて語られていたこれまでの著作の方が有用であり、面白いと思う。要するに本著作は押井守の著作の中ではかなり「ぬるい」方である。押井作品ならばとりあえずなんでも買う、という人でない限りお薦めできない。押井守のファンである私は、エピローグが補完的で面白かったので、本来の2つ星にひとつ足して、3つ星とする。
押井守の私生活が見える作品
愛犬の死 娘との再会 空手を始めたこと 他人の能力を自分に活かせられれば、仕事の質は10倍アップする。 色々な人との出会い。 スカイクロラが完成するまでの仕事術と私生活がよく描かれている。


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スカイ・クロラ総設定資料―押井守監督作品
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押井 守 (編さん)  
¥ 1,680(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:60,422位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
ちょっと手抜き感のある一冊
最初の方の監督の発言や、 作画監督による後半のマンガはネットで既出。 メインは中盤から後半のプロデューサーによる制作記録。 映画のHPなど細かくチャックしている人には ちょっと手抜き感のある一冊。 まとめて読めるという意味では悪くないが。
スカイ・クロラ資料本の決定版!
岩波書店がアニメーションの資料本を出版したことに、まず驚きです。どのくらい驚いたかというと、 ハセガワがバルキリーを!!!>岩波が押井本を!!>バンダイがスコタコを! というくらいは驚いた。 内容はまるまる1冊、スカイ・クロラのメイキングです。 前半が押井監督のスカイ・クロラ制作の動機とテーマについて。今作で「若い人たちに伝えたいことがある」と語っている押井監督の思いがきっちりと丁寧に綴られています。 後半は石井プロデューサーの映画の制作記録。ほぼ時系列で企画のはじまりから、脚本、キャラ設定、エフェクト、声優選定など、詳しい制作の状況がレポートされています。文章の内容にそって、随所に設定資料や関係のある写真・図版が入っています。 そして、そのページの合間に西尾作画監督の制作舞台裏暴露マンガ「空を這いずる者たち」を掲載。人狼のじばくちゃんやミニパト以来の西尾ファンの僕にとっては、ストライクです。押井監督の制作時のようすが愛憎悲喜こもごもに描かれていて、必見!!(もっと読みたいッス!) 制作日記もマンガも映画スカイ・クロラの公式サイトに連載されていたものですが、そちらで読んだからもういいや、という人はともかく、僕のようにいつでも再読して楽しみたい。本として持っていたい。という人にはオススメします! 満載されている映画の写真図版や設定資料、ロケハン時の写真の美しさ、再現度は今まで刊行されたスカイ・クロラの書籍のなかでは、ずば抜けてスゴイ! キレイです!
他のスカイクロラの解説本より中身が濃いです。
この本は、制作現場の写真やスカイクロラの画像が多く、さらに設定資料も豊富です。 他のスカイクロラのガイド本より濃密な内容になってます。 さすが岩波書店です。 コクピットなどの設定資料はきめ細かく掲載されてます。 写真の画像も良好だと思います。 ロケハンの時の写真も多く背景との比較もされており面白いです。


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¥ 1,785(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:51,382位  
カスタマーレビュー数:7

くちコミ情報
特車二課、最後の出撃
とにかく、面白い。劇場版を見て、素直に面白かったと思えたなら、絶対に勝って損はない。 存在の薄かった特車二課のメンバーもチラホラ登場し、劇場版よりも存在感がある(押井個人の拘りである、執拗までの"食"に対する演出はさておきw)。 更に、自衛隊機による幻の東京爆撃、陸自の治安出動、攻撃ヘリ・ヘルハウンドの首都爆撃などの場面は、緊迫した雰囲気が、劇場版に勝るとも劣らない出来。劇場版を見たことある人には、川井憲次の重厚なBGMが脳内再生されるのでは?w 劇場版と若干の違いがあるものの、90%は同じ内容。しかし、劇場版を見た人には、見た人にこそ、是非とも読んで欲しい本。
夏休みから覚めたパトレイバー
劇場版パトレイバー2の監督自身の手によるノベライズにして、押井さんの処女小説である。 富士見書房から出ていた文庫版(イラストは末弥純)は既に廃刊になっており、エンターブレインからハードかバー版として復刊した際、加筆修正されたものだ。 『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』に代表される初期の押井さんのギャグテイスト溢れる演出だった前作(一作目の劇場版パトレイバー)と異なり、二作目は近年の押井作品に見られる独特のアンニュイな雰囲気が全編に漂っており、前作を終わりの無い夏休み特有の無責任な明るさであるとするならば、その錯覚から目覚めた時のある種の諦めを経験した主人公たちが現実に帰ってから久しい物語である。 この「終わり無き夏休み」というキーワードは、「胡蝶の夢」と同じく押井さんお気に入りのテーマである。 思えばうる星やつら2も上の二つのテーマで描かれた作品である(胡蝶の夢をテーマとしたものは『攻殻機動隊』、『Avalon』などがある)。 『TOKYO WAR』は映画の尺に合わせて泣く泣く削除したシーンを追加した、いわばディレクターズカット版である。 映画では極端に少なかった元特車二課第二小隊の面々のやり取りが増え、押井さん特有のギャグも増え、「これぞ押井守のパトレイバー世界!」という作品に仕上がっている。
パトシリーズ真の最終回として
初期OVAや漫画から追いかけてきた身として なんだか自分の中でパトレイバーは完結していませんでした。 「押井さんもう一回パトやってくれないかなぁ」とも思ってました。 しかしこの小説版の『僕等の夏は終わった』を初めとする 色々なシーンによって私の中で完結したように感じました。 正直たまたま目に入ったので買って読んだだけなんですが、読んでよかったです。 確かに小説のデキとして押井さん本人の仰るとおり完成度はそれほどでもありません。 情景が浮かんでくるような描写などありませんでした(失礼) でもそこは映画のシーンを思い浮かべることで補完できます。 もし私のようにパトレイバーは終わってない気がするという方は読んでみてください。 まさに『なんだか楽しかった夏休み』の終わりを感じられると思います。
類稀なる先見性!
10年以上も前の映画のノベライズながら、 本書の内包するテロ戦争や情報操作の概念は 9 11以降の世界観を、この時点で既に先取りしており、 その先見性に驚きを禁じえない。 小説の完成度云々との論議があるが 現在もなお色褪せぬ本書の「戦争と日本人」への問いは たかが「アニメ映画のノベライズ」と 侮れるものではまったくないだろう。
夏の欠片
劇場版「機動警察パトレイバー2 the Movie」の監督・押井守自身の手による小説化の完全版。 手に取っただけで、どこか懐かしい。 冒頭の「気づいた時には手遅れだった」との一文とシンクロするように、どっぷりと、あのパトレイバーの世界に浸っていた。 p 野明「いま何をしたらいいのか。……確かについこの間まで考えなくても判ってた気がしてたのにな」 進士「終わってしまったんですよ」「任務に明け暮れて、毎日がそれこそ精一杯で……昨日を振り返る余裕もないくらい充実していて、まるで子供の夏休みみたいな」「僕らの夏は、もう終わったんですよ」 p 謎の不明機による横浜ベイブリッジの爆破に始まる、自衛隊と警視庁の一触即発の緊迫した状況…といった劇場版と共通の本筋とは別に、小説オリジナルの場面に、心に浸みるものが多かった。 進士の言葉通り、僕らの夏休みは終わってしまったのだろうが、しかし、時には振り返ってみるのも良い。 あの夏の欠片が、たくさん詰まった作品だ。


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¥ 1,785(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:49,064位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
戦争のリアル?
押井監督が岡部いさく氏と、頷き役に対して語る、というのが基本構成。 第一章の敗戦に関する日本人のトラウマについての意見は、一見の価値はあると思った。 ある面では非常に頷ける点がある。 ただし、二章以降の装備マニアの話はとてもいけない。 89式小銃に何故に光学サイトが搭載されたのか、90式戦車が何故に開発されたのか、F-Xに求められているものが何であるのか。 その辺りのことをまるで把握せず、個人の好みで自衛隊装備を批判しているのはどうだろう? RPG-7やハリアーが好きなのは判るが。 監督は、前提として他人が自分より愚かであると考えているのではないかとすら思える。 自衛隊という組織が、何を考えて装備を調達しているのか、本気で考えたことがあるのか疑問だ。 押井監督は映像監督である。 そう考えるのなら、外見や好み主体で兵器を判断するのは当然かもしれない。 だが、それが正しいのかどうかは別問題だ。 その辺りを頭のどこかにおいて読むべき本だと思う。
『それにしても押井監督の盛大に語ること。』
押井監督の洪水のような語りと、軍事評論家岡部のちょっと引いたようなボケきった対談を読んでいて、目を見張り、うなずき、爆笑し、呆れ果て、そして所々でその炯眼ともいうべき論点にはっとさせられる。 「それにしても押井監督の盛大に語ること。」兵器武器オタクの面目躍如。各頁下段の脚注が絶えることがないが、銃火器に疎い私にはそれを読んだとてチンプンカンプン。(本当はイラストが欲しかった)…なのに読んでいて飽きがこないのが本書の魅力なのだろう。 名だたる政治家や名将軍たちだって戦争というものの本質と全体像は見えていない。そのことを現代の私たちは、イラク戦争とその後の占領軍兵士の4千人近い死者という現実を目の当たりにして知っている。戦争のリアリティは、広大な空虚と闇を抱えていてつかみどころがない。むしろ、兵器の詳細やトリヴィアを語るうちに「現代のいろいろな戦争という事象に向かう漸近線」が何本も引けてきて、次第にその実相が見えてくるのではないか。それこそが、この対談が試みようとしたことだ。 四川大地震で日本の空自による救援物資輸送が大はしゃぎの末にまぼろしに終わった。ひとの弱みにつけこんで日本の軍事的ロジスティックスを誇示し隣国を恫喝するのか、と瞠目したが、その後、民間機で輸送する第一陣の災害用テントがたった400張と聞いて拍子抜けした。軍事のみならず治安警備や災害救援も含めて、装備というものの現実を語ることが、平和と安全にどっぷりと浸かった今の日本人はできていない。
1章には普遍的な価値があります
戦後日本における「軍事」「戦争」の扱われ方を、歴史的 文化的な面から鋭く突いており、どなたにでもオススメしたい名著です。1章だけなら。 ……2章以降はオタク専用です(笑) そもそも分かっている方しかお買い上げにならないと思うので☆4つにしておきますが、内訳は1章☆5つ、2章以降☆3つです。(分量は2章以降の方が多いので、☆4つは平均値ではありません) 脚注を読まないと意味が分からない方は、2章以降は真に受けない方が良いかも知れません。 脚注を読まなくても意味が分かる方は……まぁ分かりますよねw 客観的には☆3つですが、僕はゲラゲラ笑いながら読んだので、主観的には☆4つでもイイです。 ちなみに著者名は 押井守 岡田いさく の連名ですが、喋ってるのは殆ど押井さんです。 押井守のファンでなければ、コストパフォーマンスは良くないと言えるでしょう。でも1章は本当にオススメなので、立ち読みでも構わないので読んで下さい。
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まさに映画を見ているよう
あなたが大人であれば、絶対にオススメできる一冊です。 押井守の脚本の見事さは、言うまでもないでしょう。ここでわたしが強調したいのは、その魅力を描ききる 杉浦守のすばらしさです。ただただ作風が見慣れないというだけで、杉浦守氏のペンの力を不当に低く評価する人種には正直うんざりします。銃器とか装具云々のみに目がいってしまうのであれば、やむを得ないのかもしれませんが。 これほどまでに登場人物の目のなかに脚本の意図を汲み入れることができる画家がどれほどいるのでしょうか?主人公のふたりが見つめ合い、言葉をさえぎりながら手を結びつけるシーンは、まさに極上の雰囲気です。また女をとりまく男たちの、嫉妬と支配欲と、甘えの交錯した監視シーンは、映画でも表現が難しいのでは?と思わせるくらいの絵力を見せてくれます。あと、忘れてはならないのは、動物の描き方。あんなにもの悲しげで優しい目の狼や犬の姿に、ただただ感心するばかり。 押井守の脚本は、これほどまでに深い情感にみちているものなのか、とドキッとさせてくれる読了感です。
「人狼」のリメイクです
立喰師列伝公開時から、嫌な予感はしていましたが、やはりケルベロスと時系列を合わせて来ましたか、と言った印象です。「赤い眼鏡」の中でも、ストーリーには全然関係のない立喰いに関する会話が延々と続くシーンがありますので、余り違和感は感じないのは良しとして、月刊誌「リュウ」の再創刊号にDVDまで付けて、徳間書店は 連載において全面的にバックアップしていたのにも関わらず、明らかに「人狼」の脚本の焼き直しをあえて狙っていますね、これは。残念!。「人狼」を映画単体としてみた場合、私は構成に不満を感じませんが、押井氏は 沖浦監督に映画のシナリオを変えられたのが余程御不満だった様です。どちらのラストが良いのかは、好みに別れる所だとは思います。しかし、「犬狼伝説」や、「ケルベロス」、「人狼」、そしてまた「腹腹時計の少女」と、全ての作品において、集団からはぐれてしまう同じような人物を 名前を変えるだけで繰り返し描き続けるのは、いいかげんくど過ぎて、もういいだろうとさえ思ってしまいます(ある意味で、そこが押井作品なのですが)。新たなストーリーを期待した読者は残念です。杉浦氏の絵によるものとしては、前作の方が ストーリーとしては楽しめます(これも明らかに「ケルベロス」の焼き直しなのですが)。個人的には、藤原カムイの作中のプロテクトギアのデザイン(出淵 裕氏によるもの)が一番好きなので、杉浦氏のギアのデザインは、タカラから発売されているフィギュア等まで含めた中で、一番落ちると思います。犬の顔に近づけたいという押井氏の意向をそのまま絵にしてもねえ・・・(なんだあの意味もなく長い鼻と毛皮の襟巻きは!)。僅かしか登場しないギアのインパクトが、この世界観の作品群の大きな魅力になっていると思うだけに残念です。また、押井監督による実写作品のDVDは、内容に反して既にプレミアな価格になってしまっている現状も、どうだかと思っています。20年以上押井作品を追いかけている立場としては、現在のケルベロスのマルチメディアな同時展開は、かなりつらいです。最近は色々な女優さんに目が向いている様でもあり、押井氏の随筆的ライフワークになっている本作ですが、小出しにせず、ドン!とまとめて発表して欲しいです。
既存のイメージが…
特機と立喰いという押井守のライフワーク(?)が原作となっておりストーリーも面白いのですが、如何せん画風がいま一つです。「犬狼伝説」の藤原カムイに慣れているせいかな…決して下手じゃないんだけど…


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くちコミ情報
高校生時代反日共活動家だった押井さんの思想・価値観が良く分かります
2003年〜2006年の押井さんの勝敗論(世間の評価に惑わされることなく、自分で何を求めるか深く考えて生きる目的を設定し、それに対して勝負すること)に関するインタビューを単行本化したもの。 あとがきで押井さんを師と仰ぐインタビューアーの野田氏が「押井監督のお得意の極論とか毒とかも混じっていますので、あまりストレートに受け取らない方がいいかとは思いますが」と指摘してますが、私には以下の押井さんの言葉が胸に染みました。 高校生時代は反共の活動家であり、映画、ヨーロッパ史、戦争史、サッカー(監督論)に造詣が深い押井さんの言葉には極論が見受けられる反面あやふやな見解にしない分、深みがあり、勝負にはテーマ(課題)設定が重要であると説くなど、第一線のビジネスマンにも含蓄のある言葉の数々に巡り合えます。 また、映画「スカイクロラ」に繋がる布石(自分の息子がニートだとか)も垣間見ることができ、押井さんのアニメ映画が好きな(または興味がある)方にもビジネスマンにもお薦めできます。 以下、本文より抜粋 1.「自分にとっての”戦いに勝つ”ということの本質、それを理解することが一番大事なんだよ。じゃないとその場限りの勝った負けたで一喜一憂して、世間的な価値の尺度に振り回されて、消耗するだけです、永遠に。それは自分にとっての本当の勝利、本当の成功からは遠くなるだけです。逆にそういう、”勝敗論”が自分の中に確立されていれば、世間様や自分の奥さんが何と言おうと、自分自身の勝負は出来ます。」 2.「石川(私が4度映画館に通ったイノセンス等の優れたアニメを製作するプロダクションI.Gの代表取締役)はアニメは大して好きじゃないし、会社経営も好きじゃないし、会社をでかくすることもさほど興味がない。単にアニメを作る現場の人間が好きだったんだよ。あいつらにいい仕事をさせてやりたいと。そのために必要だからスタジオを作った。権利も取った。制作会社にもなった。必要であれば配給もやるし、海外と手を組んでもイイと。そこから発想が全部出てきているのがはっきりしている。」
西尾哲也ファンは買え!
このインタビュー(というか独演会記録とゆーか)についてるイラストマンガめあてで読みたさにせっせと掲載誌を買っていました(休刊になったけど)。 まとめて読むといやワロタ、スポーツをメインにみせてちょこちょこちょこ脱線しまくり。押井さん、ギャグ得意なわけが垣間見えます。 監督と付き合う苦悩も交え、そういう内容と関係なし(なくもないけど)に描かれた西尾哲也さんのイラストがマンガがとてもいいです。、オシ犬の似顔絵もふんだんにちりばめられております、か、かわいいっ。装丁もさいこ〜〜。
勝ち負けとは?
久々に押井守本を買った。まあ、サッカーを通して勝負論や監督論をしているのだが筆者にはサッカーを楽しむ才能が欠如( yオタキング)している(「キャプ翼」程度の知識しかない)ので正直ピンとこなかった。まあニート論(押井監督の息子さんもニートっぽいらしい)とか身も蓋もない恋愛論とメディア業界との関連論とかおもしろい部分もある。しかしこんなリアリストがよく監督(しかもアニメ監督) なんかしているもんだと思いつつも、まあこういう人もいる方が映画界の世界が広がるのかもしれんが。
ここに描かれているのは
何を得るために、何と戦い、何を持って勝利とするかを定義してことに及べと、サッカーとドラクエとアニメ業界と自らのフィルモグラフィを喩えに語ってくれるアニメーション監督の姿。 エンターティメントなインタビュー。 雑誌にもwe にもない語りおろしがある。 おもしろい。 だが、これがあの無愛想な小声で囁かれていたのかと思うと怖くもある。西尾鉄也の「全く関係ない」挿絵がそこを救う。どれくらい「全く関係ない」というとイノセンスの映画的裏番組の宣伝してたりとか。 おもしろい。


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くちコミ情報
飛行方法の解説だけでも買う価値あり!
押井守の哲学にどっぷりやられてしまった人には どうにも物足りない内容ではあるが スカイ・クロラを造ったスタッフの心意気と これまでの押井氏のオシゴトを俯瞰するには 良くまとまっている一冊。 他の方もおっしゃっているが 戦闘機の飛行方法の解説は そっちの方面の素人には大変ありがたい。 本書を参照しながら原作を読めば 理解度倍増は間違いなしである。
これおもしろいよ
ライトユーザーのための押井守作品入門みたいで 面白くてお得でおすすめですね。 コストパフォーマンスが高い本に仕上がっております。 これ面白いから買っときなよ的な 軽い感じで読みやすいのは好感が持てます。
原作小説のガイドブックとしても有用
他の方のレビューにもありますが、本書には「レシプロ戦闘機入門」という トピックがあります。 戦闘機の各部の名称や構造、飛行方法、戦略などが図解入りで解説されて います。(簡単に、ですが) エルロン、エレベータ、フラップ、ラダー、インメルマン・ターン、ストール・ターン といったフレーズは原作小説のシリーズ中に何度となく出てくるので、これから 小説シリーズを読もうと思っている方や、既読だけど空中戦についての描写は チンプンカンプンだった、という方は、これを読むと空中戦の描写がイメージ しやすくなるかもしれません。
The Sky Crawlers material
原作者アンケートではどうしてスカイクロラを書いたのかなど。 監督インタビューは6ページ。 脚本、キャラクターデザイナー、 作画監督、メカニックデザイナー、 美術監督、演出、音楽、軍事監修 はそれぞれ見開き2ページ。 簡単なキャラ紹介とメカ紹介。 戦闘機の部位名を紹介。 これでエレベータやエルロンが何かよくわかった。 おもしろいのは、モデル戦闘機が散香だということ。 原作に登場したストールターンなども紹介している。 後半は二色刷りで監督が手がけたこれまでの作品紹介。 どれも簡単な紹介だが、かえってわかりやすくなっていて好印象。かなり読みやすい。 正直、これで1000円切るのは安いと感じた。 原作の備考、映画の予習に最適の一冊。 文句なしの、星5です。


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押井 守 プロダクションI.G  
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くちコミ情報
レイアウトを材料にした映像演出論
最近では絵コンテくらいであれば出版されるのは普通だが アニメのレイアウトとなるとまだまだマイナーな存在だろう。 本書はそのレイアウトをもとに、押井守の映像演出論が 語られている解説本である。 これは映画『イノセンス』を楽しむというより 映像・演出を志すクリエイターの卵に贈られる教科書であり そういう意味では実践的この上ない良書である。


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