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   平凡社 の売れ筋最新ランキング   [2008年12月04日 13時31分]
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カスタマーレビュー数:1

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漢字を導入し、取り込んでいく苦闘
 幸か不幸か日本列島のすぐとなりには高度な文明を花開かせた中国大陸があり、漢字という文字は目がくらまんばかりのまばゆい文明の象徴として入ってくることになった。音韻構造も統語構造も違う中国語の文字を取り入れるのは容易ではなく、数百年の歳月をかけた苦闘の日々が必要となった。  本書は文字というものの起こり、成立から丁寧に書き起こし、我々の先祖がいかに漢字に取り組み、ついには世界にも誇りうる仮名文字による文学を生み出すまでに漢字を自分のものにしていってきたかを描く。そこには中国文明の偉大さと日本民族の自主性の力学がみてとれる。そしてその表記体系の多様性はアラビア数字やアルファベットまで取り込み、今日にいたる。  もとは新しい本ではないが、誠実な筆致は価値を失っていないし、近年の考古学的な金石文の発見などもフォローされている。


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¥ 1,260(税込)
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ジャンル内ランキング:220,453位  
カスタマーレビュー数:1

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プロになるために
 1986年に駸々堂から出た単行本の復刊。  著者は西洋料理やレストランの批評家。色々なガイドブックや関係書籍を執筆している。  本書はタイトルのとおり、フランス料理のメニューの読み方を教えてくれるもの。オードブル、スープ、魚料理、肉料理、チーズ、デザートなど、料理の進行順に分類し、丁寧に解説している。本物のメニューを使ったり、蘊蓄を傾けたり、実体験を語ったりと、飽きずに読める。  巻末の用語集がきわめて有用。フランス料理に付き物の「ア・ラ・***」や、ソースについて網羅的に紹介されているのは凄い。  どちらかというと、フランス利用里のプロを目指す人のための読み物。あるいは、フランス旅行に携えて行くにも有用だろう。


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青木 やよひ  
¥ 903(税込)
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ジャンル内ランキング:89,636位  
カスタマーレビュー数:3

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1930年以来の画期的な試み
ベートーヴェン研究家による、題名通り、ゲーテとベートーヴェンの人間関係に関する、様々な過去の研究書に基づく、著者の見解が記されている。フランスの作家ロマン・ロランが1930年に発表した、本書と同名の著書である『ゲーテとベートーヴェン』が、もし2004年に書かれていたら、真相はいかなるものであったのかという大変興味深い考察である。巻末の参考文献一覧と、この著作に登場する人名数を見るだけでもいかに著者が1930年以降に刊行された二人の巨匠に関する伝記的書物を参考にしているのかを知り得る。そしてその大量の資料から著者の見解を引き出しているかを伺い得る。この著書を一読すれば、両巨匠だけではなく、時代背景も概論として知ることができる。唯一筆者にとって不満であるのは、ゲーテ婦人クリスティアーネに関する言及が欠けていると言う点である。眼鏡のエピソードなどベッティーナとの関連においてだけではなく、ゲーテの周囲にいた人物に関して掘り下げて欲しかったという気がしないでもない。いずれにせよ、筆者は更に厚い(熱い)青木女史のテーマを掘り下げた次作に期待している。
不和説を信じていた人へ
ゲーテとベートーヴェンは一度は出会ったものの理解しあえずに生涯冷たい関係に終わったという通説がかなり広く信じられてきた。かくいう自分も本書を読むまではそう信じていたと言わざるを得ない。ゲーテとベートーヴェンはどちらも私の好きな芸術家なのでこの不和の件は残念に思っていた。が、本書を通してそうした通説が誤りであり両者は生涯互いに尊敬する気持ちを抱いていたということが分かって嬉しく思った。また、著者が両巨匠の性格、彼らがおかれてた状況を冷静かつ的確に分析しているところにも好感が持てた。短期間にゲーテの人間像を捉えるのは並大抵のことではないが本書はそれなりに成功しているようである。文章も特に読みにくいところはなかった。
サブタイトルの「友情」に迫れたのか?
多くの書物では,ゲーテとベートーヴェンは,理解しあえないまま終わった,と記述されているようですが,この本の著者は現地調査や新資料によって,それは誤解である,としています。書簡を丹念に調べるなどして,偉大な人物同士がお互い(または,その作品)をどう評価していたかに光をあてています。しかし,残念なことに,著者自身の文章は,外国の書物の直訳のようで読みにくく,また,使用する単語,表現も大げさなものが多いように感じ,私は評価の星を減らしました。いわば「世界の常識」を覆す内容ですので,十分に冷静,客観的な記述につとめて欲しかったと感じました。巻末のゲーテとベートーヴェンの年表,主要人名索引(生没年,原綴り併記)が付きます。


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very recommendable book
中國の神仙思想を知るよい手がかりになる良書です。 かつて平凡社の「中国古典文学大系」シリーズの一冊中に収められたときに愛読した懐かしい書物ですが、その当時は本書が文庫本で読めるようになる日が来るとは夢にも思いませんでした。 p そして今再び劉向の『列仙伝』、ならびに『神仙伝』の両書を再読している次第です。いづれ劣らず興味深い内容ですので、関心をもった方は迷わず読んで頂きたい本です。  


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¥ 1,470(税込)
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なぜ百姓は「百姓」と呼ばれるのか?非農耕民的な視点
読者は読み終える頃には、「百姓」という言葉が元来「さまざまな姓でよばれたこと」 を意味していた事が、いかに重要な意味を持っているか理解される筈だ。 この本に限らず、著者の論考の面白さを理解するには、中世学説史に多少予備知識が 必要かもしれない。従来、中世史学は(粗く言えば)社会経済論的な観点から p 中世社会の構造を分析してきた、という点にあると理解している。 肝要な点は、その努力が主に2つの道具を用いて積み重ねられてきたことにあると思う。 一つは、農耕と土地をベースに社会のありかたを理解しようとする「農耕史観」、 もうひとつは、「原始共産制→奴隷制→封建制…」という発展段階図式に代表される p 西洋流歴史観。道具建ての改良等はあっても、粗く言えばこの2つを使っての格闘で ある点は間違いなかろうかと思う。 そこで抽出されたのは「領主に強制的に隷属させられ搾取される農耕民」というイメージ。 田ト、名主、在地領主、あるいは、下司、公文…。様々な階層が発生していき、支配関 p 係のレイヤや、支配強度の緩急があろうとも、大まかなスキームは同じ(怒られるかも)。 著者は、百姓=農耕だけをする者ではないこと、義務(納税・労役)さえ果たせば、移動 の自由も保障されていた自由度をもっていたこと。農耕のみの自給自足的な生活では なく、「商品」を生み出し交易・交換を前提に生活を営む多面性を持っていたこと。 p さらに、神人、車借といった、百姓の枠からもはみ出す、「職能」=「聖なるもの」に 連なる職能民の世界を強調することで、農耕・定住的見方に対する聖性・交通的見方を 提示する。「無縁」の概念もそういった背景から提出されている。 民俗学での常民(柳田)に対する異人(岡正雄)、あるいは、山口昌男の「中心と周縁」 との親近性を思わせる。


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¥ 1,596(税込)
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カスタマーレビュー数:1

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個人(個人の意識)と共同体の関係
下巻ではD−精神の中に「第六章 精神」、「第七章 宗教」、 「第八章 絶対知」の三つの章が置かれています。 上巻では個人の意識が真の知に至る一連の過程が述べられました。 それに対し下巻では個人(もしくは個人の意識)と 共同体(国家や民族など)の関係に重点が置かれていると思います。 例えば、自立的な個人は共同体から飛び出しかねないので、 共同体(政府)はその個人に戦争を課して死を感じさせる必要がある、 とヘーゲルは述べています(33頁)。 また、下巻では美学や宗教の話も絡まっており、 難易度は高くなっていると思います。



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¥ 798(税込)
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今更ですが。
ただ表面だけなぞったような情報ではなく各国の勤労意識や嗜好性なども書かれており読み物として大変面白かったです。今までBRICsと言われても中国以外の国は正直イメージがつかみづらかったのですが、この本を読んでBRICs諸国の正確な情報を得る機会を増やす必要性を感じました。
BRICsを勉強するのに役立つ
この著者は、夜のビジネスの研究者として有名ですが、雇用の問題や国際経済にも精通しています。 この本は、ユニークな視点からブリックス経済の現状と未来をわかりやすく教えてくれます。 各国ごとに分断された情報ではなく、もっと大きな視点でとらえているので、大局をつかむのには、最適の本です。
BRICsの未来予想図
とにかくデータが豊富である。図表も多く用意されており、 BRICsの現状を数字で理解することができる。 また、現状だけではなく、著者のシュミレーションによる 未来予想図が描かれており、BRICsの将来像を、 ひとつの時間軸として捉えられる点も、理解を深める上で 非常に役立つ。 BRICsの台頭が世界経済に与える影響は、想像していたよりも ずっと大きく、ある意味衝撃を受けた。 BRICsの「C」一辺倒にならず、残りの三ヶ国に対しても、 今のうちから戦略的にバランスよく経済関係を強化していく 必要があるという指摘は、もっともである。 水で薄めたような新書が多い中、非常に中味の濃い一冊。
BRICs経済の最適な入門書
BRICs経済研究所の社長が書いた本。 「図説 BRICs経済」がすごくよかったので、こちらも買って読んでみました。BIRCsがなぜ成長しているのか、その仕組みが良く分かります。経済だけでなく、政治や軍事力などについても詳細に書かれていて非常に多面的です。さらには、南アフリカなどポストBRICsの紹介もあって、素晴らしいできばえだと思います。


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使徒伝を含む第2巻
聖人伝説の集大成である、『黄金伝説(Legenda au ea)』の文庫サイズ和訳、第2巻である。 13世紀のジェノヴァ大司教、ヤコブス・デ・ウォラギネがラテン語で書いた本書は、 ヨーロッパ文学・美術に多大な影響を与え、ヨーロッパについて学ぼうとするなら必携の書であるともいえる。 この本では聖人たちの伝説的生涯が、短編集のように編まれており、それぞれ10〜20ページ、 聖人によってはなんと5行の人までいたが、とにかく各人あまり長くないので、500ページとぶ厚いが少しずつ読める。 第2巻では聖ウルバヌス、聖アレクシオス、聖ペトルス、マグダラのマリア、また使徒のピリポ、小ヤコブ、ペテロ、パウロ、大ヤコブ、 など50名の伝説を収録。加えて、主のご昇天や聖霊の降臨についてなど、キリスト教の重要な教義の論理的解説が数本ついている。 どの聖人も大体、まず名前の由来・語源的解説から始まり、その生涯(信仰に生き、奇蹟を行って多くの人を改宗させ、 ローマの多神教を拒んだためにつかまって拷問を受け、耐えたのち殉教する、というパターンが基本)を描く。 ローマの神々を徹底的に否定し、キリスト教こそが唯一正しい宗教なりという考えが貫かれている。 聖人たちが弾圧され拷問を受け、火に投じられても火傷せず鉛を飲ませても平気なのに矢が刺さったら死んでしまうなど つっこみたくなる点も多々あるのであるが、現在もヨーロッパに残る聖堂などの理解も深まるし、注も丁寧で勉強になる本である。
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