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   寺島 実郎 の売れ筋最新ランキング   [2008年10月16日 10時31分]
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カッコイイ日本があった時代
1900年ごろの日本は、深い知性と崇高な志を持って「世界」と対峙していこうと必死にがんばっていた…。近代史に明るくない私でも、読んでて胸がどんどん熱くなった!今の、アメリカという視点からしか世界を見れない日本とは比べものにならないくらいカッコイイ日本があったんですね。


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寺島 実郎  
¥ 2,310(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
脳力を取り戻すために
物事の本質を深く考えることの難しい環境に生きる現代である。 著者は、何とか「脳力」を取り戻す方法はないであろうかと問う。 p 国内政治は無論、イラク戦争、アメリカ経済はもとより、 A・ロイド・ウェーバーの作品をはじめ、フェルメールなど美術から SMAPが歌う流行歌にまで言は及ぶ。 そして、それらを単に知的娯楽に終わらせず、 歴史や時代とリンクさせて論じていく。 p 「歴史軸」の中での自分の位置付けを確認する努力。 自分の生きている国が如何なる特色を持つものなのか 「空間軸」を確認する営為。 これらが交わった場所に立つことでしか、 自分が歴史の流れに身を置く「小さいが意味のある存在」 であることに気付くことはないという。 p 「脳力のレッスン」とは、自らを相対化させ、 客観的に物事を捉え、そして常に「現場」に立ち、 問題の抽出と解決に立ち向かう営みなのだ。


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通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
21世紀を考えるヒント満載
 雑誌「世界」に「脳力のレッスン」として2004年末から07年末まで連載したものをテーマ毎に再編集したもので、単行本化2冊目にあたる。米国ではブッシュ政権下でイラク開戦から泥沼化していく時代、日本では小泉・安部政権下で保守化と市場経済化の進展の時代に、筆者が「脳力」(物事の本質を考え抜く力)を駆使して、時代と並走しながら評論する。  内容は、国内外の政治、外交、経済、歴史と多岐にわたるが、筆者の問題意識と論理にブレはなく、イラク情勢や小泉外交の先行き予想は、その後おおむね的中している。これは一つには筆者が現場を訪ね自分の眼で見ることを重視していることによろう。欧米亜の大国はもちろん北欧・東欧・アジアの小国や国内の地方(高野山、陸奥の斗南藩史跡)まで、実によく出掛け、現場を観察し現場で考える。二つには時代と向き合うのに歴史から学ぶ視点であろう。21世紀初頭からほぼ100年前の第1次世界大戦前後の国際情勢と戦後処理そしてその後の展開を現在の状況と比較することで教訓を読み取り、また明治大正期の偉大な先人達(渋沢栄一、山川健次郎、内村鑑三、吉野作造等)の、時代を見通す確かな眼と卓越した構想力に触れる。  本書で繰り返し扱われているのは、イラク戦争の進展とそれに対応する日本外交である。ブッシュの保安官的発想の「力こそ正義」主義が破綻していく過程、米国との距離のとり方を徐々に変えていったEC各国と変えない日本、アジアや中東諸国との間で孤立を深めていく日本の姿を、犀利に分析摘出してみせる。さらに筆者はいたずらに批判するだけでなく、日本の歴史的条件や地政的条件、経済産業力を踏まえて、日本の世界に果たすべき役割を提案する。  本書には日本人一人一人が、今生きている21世紀を考えるためのヒントが満載である。また袋小路に入っている現代日本の政治家や官僚達に勧めたい。


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寺島 実郎  
¥ 693(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:2

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成田で買った固い本
 出張前に成田空港の書店で購入した。出張中に一気に読んだ。  まず第一に本書は1998年刊行であるから8年前の本だ。最近8年間を踏まえて本書を2007年に読んでみると著者の慧眼が随所に感じられる。特に米国の1998年当時の米国スタンダードの世界への押し付けへの警鐘は その後の9.11を十分に予言している。また もう一点としてIT産業が国家安全保障の鍵となるという指摘も 書かれたのが1998年である事を勘案すると 実に鋭い指摘だ。まだ日本が ネットバブルを迎える前に ネットのもつ一つの本質的な「顔」をきちんと描き出している。  次に本書の題名が「国家の論理と企業の論理」でありながら「企業の論理」が余り出てきていない点が興味深い。むしろ「国家の論理と個人の倫理」という題名の方が相応しいのではないか。それほど読んでいて自省を迫られるものがある。  次に作者の寺島が三井物産の社員である点だ。これは三井物産の懐の深さだと思う。かような本を書ける著者を数十年に渡り 抱え込んできた三井物産の凄みがある。戦前には外務省をしのぐ情報力を誇った三井物産のDNAは健在なのかもしれない。  最後に思ったのは成田空港の本屋に関してだ。繰り返すが 本書は1998年刊行であり 今回2007年に購入した本は初版本である。本屋が この本を選んで置かない限り 空港の本屋といった狭い場所に本書が置いてあるわけがないと思う。そう考えて見ていると 結構固い本も置いてある。これは本屋としての 主張であると判断する。出張で時間がある時くらいは きちんとした本を読めと店主が言っているのかもしれない。  実に刺激的な本であった。早くも再読したい。
難そうに見えて読みやすい
日本人として、企業人として、生身で生きる人間として、この激動するグローバル社会をどう捉えるのか、という筆者の気迫が伝わってくる。現代社会を動かすものは何なのか、国民国家はどう変化しつつあり、多国籍企業は我々にどのような影響力を持ちつつあのか。歴史的な視点から見た日本とアジアの関係と未来は、などなど、非常に広い視点と具体性を持って語ってくれる。寺島さんの力で一見難そうな(まぎれもなく難い)話題を大変分かりやすくまとめていると思う。また、扉のページに掲げられた高村光太郎や谷川俊太郎の詩などからも、著者の人柄がにじみ出てくるように感じた。私にとって、世の中に対するひとつの見方を体系的に教えてくれた本。



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歴史観を養える良書
100年前の世界の状況、日本の状況と現在(2000年頃)とを対比させながら述べられる寺島さんの考察が面白い。理想論や思いこみにとらわれるわけでもなく、戦後史観に縛られた評価をするわけでもなく、100年前を客観的に史実を分析し、今と照らし合わせて未来を考察する。この著書における、著者の態度は、現代や未来を考えるための模範といってよいのではないだろうか。 「道に迷わば年輪を見よ」という副題は非常に的を射ていると思う。 まさに、歴史を学ぶことが未来を考えることにつながっていると思う。 登場する人物の背景も政治、思想、文学、民俗学、軍人など、多岐にわたり、さらに触れられる国もイギリス、スペイン、ドイツ、ロシア、オーストリアなど、多面的に同時代の視野を広げられるものになっており、さらに想像力も掻き立てられる内容だ。 100年といえば大昔のような時間の長さを感じるが、現代に残る影響を考察しながら過去と未来を頭の中で行ったり来たりすれば、そんなに昔のことでもないような気がするものだ。政治家や歴史家はそういう思考回路を持って世の中を見ているのだろうが、この著書は特にそんな視点を提供してくれる良書だと思う。
日本人の実像
この時代の日本人てすごい! これが現代に生きる、現代の日本人しか知らない私の感想でした。 私がこの本を手に取ったきっかけは、司馬遼太郎の『坂の上の雲』の秋山真之や南方熊楠が登場していたためですが、彼らを含めこの時代の日本人の世界に対する視点と心が描かれています。 バブル崩壊後の不況などより困難な時代に生きた古き好き日本人の実像が見れた気がします。
大好きな本
寺島さんの本は何冊も読んでいますがこの本が一番好きです。 月刊誌に掲載されている時から愛読していました。 1900年前後、政治、文芸、思想・・多くの人たちが日本、世の中の事をわが事のように背負って考え悩み努力していた事に感銘します。 本当の個人主義というのはこういう土台の上に育つのでしょう。彼らが今の日本を見たら何を思うのだろう。 
日本はカッコ良かった!!!
1900年ごろの日本は、深い知性と崇高な志を持って 「世界」と対峙していこうと必死にがんばっていた…。 近代史に明るくない私でも、読んでて胸がどんどん熱くなった! 今の、アメリカという視点からしか世界を見れない日本とは 比べものにならないくらいカッコイイ日本があったんですね。
今を生きるに最良の書
近年では最も感銘を受けた本の一つ。読み物として優れている上、著者の歴史に対する俯瞰的視点が真の国際的視点を持つ上でヒントとなる。戦前の日本のリーダーの方が実は国際人として優れた感覚と何より必要な気概を持っていたのではないかと思う。日本人とは日本とは何か、そして自分はどう思考し行動すべきかを真剣に考える契機となった。



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粗いけれど。
冒頭で著者自身認めるように、 このサイズの本で現代アメリカを論じ切るのは無謀でしょう。 結論というか提言も総花的でいまいち説得力に欠ける気がします。 とはいえ読み物としては、 アメリカ史、人物列伝、近年の動向などが幅広く取り上げられており、 例えば個人的に手薄だったエシュロン問題などは、 興味深く読ませてもらいました。 とりあえず、精度に限界はあれ、 現代アメリカを見ていく上での最低限の地図は得られることでしょう。 巻末の参考文献一覧も豊富で、 今後の読書の参考になりそうです。
本当のナショナリズムを問う一冊
「アメリカについていくしかこの国の選択はない」という思考停止状態に陥りアメリカの顔色を伺い、ついには不条理な戦争にまで拍手を送る卑しい国に成り下がり掛けている日本…長い滞米経験を持つ筆者の言葉は厳しい。 強いアメリカの醜態に、パックスアメリカーナの衰退期を見る筆者が示唆する、今日本がとるべき道とは? よりグローバルな視点に立てば、多様で筋の通った日本の選択肢が見えてくる。 「フツーの国」なんかではなく、成熟した「大人の国」として、筋の通った主体性を持つ日本を「開かれたナショナリズム」をもって育みましょう。
これからの日本が進むべき方向を示唆する一冊
 21世紀に入って、9.11からイラク戦争へとつながるアメリカを中心とした世界の潮流の中で、我が国はどの方向へ進もうとしているのだろう。様々な意見、考え方が存在する中にあって、著者は一貫して、唯一の被爆国である我が国は非核平和主義政策を鮮明に打ち出し、アメリカとも適切な距離を保ちながら、アジアの国々からも信頼を得られるような、主体的で独自な外交を貫き通す事こそが我が国の進むべき道だと説く。冷戦後のアメリカは、資本主義の進展をマネーゲームにすり替えることで、力の論理で一人勝ちして世界に存在感を示そうとした結果、結局敵を多く作る結果となり、それによって益々力を誇示することに固執するという落とし穴に嵌っていると言える。アメリカの単純な姿勢では、既に世界の動きには通用しないということが明らかなのにも関わらず、我が国の進路は依然としてアメリカが進む方向に引っ張られている現状に対して、著者は明確に異議を唱えている。 p  しかし、本のタイトルに「希望のアメリカ」という言葉が入っているとおり、長年アメリカ生活の経験がある著者は、アメリカの包容力の大きさ、自由な発想と広い視野でアメリカを含めた世界を見通す良識ある市民の存在をも評価している。著者が『私は嫌米や反米を主張する者ではない。日本の主体性・内発性を語っているのだ』と述べているように、日本が進むべき方向を指し示してくれる、この迷える時代に必読の書だ。
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