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| ねむりひめ―グリム童話より
オーウィック=ハットン
大島 かおり
¥ 1,470(税込)
通常3~5週間以内に発送
ジャンル内ランキング:1,501,381位
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| 大粛清・スターリン神話
アイザック・ドイッチャー
大島 かおり
菊地 昌典
¥ 1,995(税込)
¥ 525(税込)
ジャンル内ランキング:997,028位
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| ホテル・ルックス―ある現代史の舞台 (晶文社アルヒーフ)
ルート・フォン・マイエンブルク
大島 かおり
¥ 3,570(税込)
¥ 1,680(税込)
ジャンル内ランキング:821,944位
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| ベルリン日記―1934-1940 (筑摩叢書 237)
ウィリアム・シャイラー
大久保 和郎
(翻訳)
大島 かおり
(翻訳)
¥ 2,416(税込)
¥ 2,494(税込)
ジャンル内ランキング:617,739位
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(原著)
大島 かおり
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大島 かおり
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カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
マージナルな位置から眺めるニッポン、アメリカ
著者は、著作家として「ズルい」立ち位置にいる。 ハーフである彼女は、「純なる」日本人でも、アメリカ人でも ないから、双方を批判するにはもってこいのポジションなのだ。 評者もまた「在日」ゆえに、そのポジションの優位性がキラリ と光るときがあることを自覚している(だからって、なにか 物質的な利益に結びつくということではないのだけれど)。 もちろん、思春期までは、「純ではない」血に悩み、いじめを 受け、自己を呪うというお決まりのパターンを、彼女も通過する。 けれど大人になって、日米文化双方を、双方にとってマージナル な立ち位置から眺め、批判するという行為においては、彼女は 「勝ち組」である。思春期までの苦悶が報われたとでも言えようか。 そんな彼女の筆はこびは、極めて冷静、淡々。 昭和天皇が死去する前後にあって、国民体育大会〈国体〉で国旗を 焼き(沖縄)、夫を靖国に祀った自衛隊を訴え(山口)、一市長 として天皇の戦争責任に言及する(長崎)という、「国賊」な人々 を訪ね歩く彼女。 そこで彼女が訴えるのは、彼らは決して「気がふれた」人間ではなく、 笑顔にあふれ、時に苦悶し、疲れる、ごく普通の(すぎる)人間だ ということ。進歩派の運動(イデオロギー)や組織(ハイアラーキー) に絡めとられない、草の根のアンチテーゼ。だからこそ、彼女の扱う 題材には一つ一つ臨場感があり、生活の息吹があり、身近な感覚が あり、読者としてぐぃっと引き込まれる。 時おり日本文化のあり方に対するステレオタイプ/偏見とも思える 記述があるが、そこはまあご愛嬌。日本に対してと同じくらい、 アメリカに対しても冷笑気味なのだから、おそらく許せるだろう。 今の天皇も、「惜しまれながら」も、やがては逝くときが来る。 その際、「国民」として、一市民として、どのような心構えで あるべきか? 右翼にも左翼にも批判的で、冷笑気味な彼女の 物言いは、鼻につくところもあるが、手がかりとなるヒントを くれると思う。
終戦の月、8月に読む本
この本を読んで、愕然としました。 私は日本人でありながら、第二次世界大戦中日本各地で起きた事を何も知らない事を思い知らされました。戦争中沖縄で起こったこと、長崎市長のスピーチから発展した天皇の事・・・。そしてもっと問題なのは、こうしたテーマに対して、過去の歴史としての事実は見聞きしたことはあっても、その事について真剣に考えた事がなかったという事です。 著者は外国人(二世)の方ですが、こうした戦争の事実を自分の足で現地に赴き、当事者に取材し、冷静に見つめつつ、我々読者に問題意識を提供してくれます。 第二次世界大戦の当事者である日本の国民として、少なくとも一年に一度は「戦争」について、各自自分の頭で真剣に考えて見る必要があると思い知らされました。そしてこの本は、その意識啓発の為の良い本だと思います。是非、終戦の月8月に一読をおすすめします。
日常生活に潜む抑圧と禁忌
昭和天皇「崩御」が発表された日のことを覚えている。ファミリーレストランやパチンコ屋が照明を落として営業していた様は奇妙だったし、テレビ・ラジオ各局(FENも!)は、特別番組と抑制のきいたクラシック音楽を終日流していた。誰しも考えることは同じで、レンタルビデオ店の商品は、ほとんど「レンタル中」になった。 p 日本人の宗教的寛容性は、それ独特の不寛容を含んでいると著者はいう。 p 「それ」は、「我々日本人は西洋人の目には、原始的だと写るでしょうね」という弁解調か、「我々は西洋人とは違う、同じ尺度を当てはめるのは無意味」という挑戦調のいずれかだ・・・。という著者の指摘は新鮮だ。 p 著者は、このような日本社会に生きつつも、それとの折り合いがぎくしゃくせざるを得な人々の足跡をたどる。 p 沖縄国体で日の丸を焼いた知花昌一、殉職自衛官の夫の護国神社合祀に抗した中谷康子、天皇の戦争責任発言で銃撃された本島長崎市長・・・。 p 年齢も境遇も異なる3人の生き方から、著書はためらいに充ちた眼差しで共通点を見いだしていく。その視線は暴くという姿勢の対極にある。
10年前の日本からいまを見直す
昭和天皇の崩御の際に、日本に滞在した著者は、アメリカと日本のハーフ。自身が年少時に体験した様々な問題、友達、家庭、アイデンティティなどを、80年代の日本で起こった出来事をつなげて考えているのが、とても面白い。親近感もわく。天皇制、宗教問題、沖縄問題、などあまり詳しく内部事情を知らないものにとっては、本書はすごく詳しく載っていて、実際著者が会った人達の発言、考え、それによる著者の日本を思うことがつづられていて、小説を読むように、読みすすめられた。
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| ナチ・ドイツ清潔な帝国 (1983年)
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木田 元
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¥ 6,090(税込)
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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
非対称なふたり
この師弟の関係については、伝記的な本では必ず触れられているし、専門的な研究書も出ているから、あくまで実際の書簡に当たって自分の眼で確かめてみたい、という熱心な読者向けの本であろう。だから、最初からそれを承知で購入される方にとっては五つ星でもよいかもしれない。 最初はほとんどハイデガーの手紙しか残っていない。アーレントからの破棄依頼をハイデガーが忠実に実行した結果のようだ。ハイデガーの手紙の内容は熱烈なラブレターである。そしてハイデガーも関与したナチスによりアーレントは亡命を余儀なくされるが、戦前最後にハイデガーに宛てた手紙では、ナチス関与を激しく非難している。 戦後、二人の不倫関係はハイデガーの妻の知るところとなり、二人は友人として淡々とした交際を復活する。しかし、当初ハイデガーはアーレントの著作をほとんど評価していなかったようだ。このアーレントに対する極端に冷淡な評価はアーレントの死の直前まで続くことになる。 ハイデガーの死後も、妻はこの書簡の出版を拒否していたようである。それも理解できるが、「哲学の偉大さに比べてその生があまりに卑小」といわれるハイデガーにとって、いったいアーレントはどんな存在だったのだろうか。彼女の仕事に対してこれほど理解がない(何せ、ほとんど作品を読もうともしないのだから)とは意外であった。アーレントは最後までハイデガーの哲学に対しては敬意を払い続けていたのに。
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