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   土屋 政雄 の売れ筋最新ランキング   [2008年12月02日 01時28分]
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¥ 840(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:149,067位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
物語が短く感じるほどにのめり込んでしまった
 ハミルトン一家の子どもたちの話。サミュエル自身の老いと死。アダムとキャシーの対面。チャールズの死。双子の父親はだれか。など、物語は波瀾万丈に展開を続けていく。  解説にもあるように、この小説は、スタインベックは傑作と自負しており、ベストセラーでもあったのに、文学史上では評価は低かったそうである。が、とにかく面白いと思う。人間や人生への洞察力の深さが登場人物に反映されて面白さを増している。  私的には、スタインベックの女性の描き方が興味深いし、何度も読み返すごとに発見があって楽しめる。  
第一次世界大戦突入。
早川書房はどうなってしまったのか。私は、早川を通じて多くの海外文学と出会ってきた。 出版社は、きれいな表紙で本を読者に売るだけでなく、読者が最後まで作品を読み通せるように努力をするべきだと思う。 特に、登場人物が多い海外作品では、登場人物の簡単な紹介リストの添付をお願いしたい。昔、早川の作品には必ずそれがあり、非常に役立った。読書は時間のある大学生のためのものではないはずだ。仕事のために、一週間、場合によっては2ヶ月ほど間をおくことを余儀なくさせられる読者だって多いはずだ。だからなおさら、登場人物の簡単な紹介リストを付加してほしい。 その点で、本作品は、昔の早川を思い出させるいい仕事をしている。ハミルトン、トラスク家ふたつの家系図を最初に示してある。 そのために、この素敵な訳と一緒になり作品をすんなりと読んでいく事ができた。今後もいろいろな作品で同様の努力をしていただきたい。 さて、作品では、アメリカは第一次世界大戦に突入し、サミュエルもその生涯をおえ、話はトラスク家の二人の息子キャルとアロンを中心にしながら展開していく。この第3部では影の主役リーが活躍する。1952年発表の本作品において、中国人が極めて理知的で、すばらしい人物として描かれていることには、驚かされる。 スタインベックという作家は、きっと人と対峙したときに、その国籍と関係なく、実に自然にさまざまな人種と真摯に付き合うことができたろうと感じさせられる。 3部から、作品は青春小説としての色合いを少し強めながら、第4部へとつながっていく。 同時に、本書の重要なテーマ、テムシエルがリーの口から語られる。 第3部まで、読んで、第4部を読まないで読書をやめることのできる人はいないのではないか。



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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:42,800位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
深い感動を与えてくれるスタインベックの傑作です
下巻は、双子のアロンとキャルの成長とその心の葛藤を中心に小説は展開していきます。舞台もサリナスの町へと移っていきます。老いたサミュエルの死を始めとして登場人物の多くが亡くなっていきます。とにかく、どの登場人物にもスタインベックの人間への深い洞察が感じられ感動です。特に善人よりも悪人がその心の中の複雑さにおいてより魅力的に描かれています。  下巻のテーマとなっているのは「カインとアベル」の話の中に出てくる「ティムシェル」(訳では『治むること能ふ』となっている)と言う言葉です。  この言葉は最後にアダムによってささやかれます。  本当に深い感動を与えてくれる小説です。感動だけでなく登場人物の一人、中国人のリーのように小説に書かれている言葉に引かれて、思索の海に漂うことになると思います。
こんなに面白い話だったとは。
 かなり昔に同じ「エデンの東」を読みました。旧約聖書のカインとアベルになぞった兄弟の確執の物語。そんな一般的な解釈しか記憶に残っていなかったのは、昔読んだ頃の私にはこの壮大な人間ドラマを読みとる力が足りなかったから、だったのかも知れません。  たった今、下巻の最後のページを読み終わり、昔は味わえなかった感動が胸に溢れています。 愛を求めて得られない悲しさ。自分が祝福されてはいない存在であるという絶望。そして迎えた感動のラストに涙が止まりませんでした。  土屋政雄氏の美しい文体は、なめらかにこの長い本を読ませてくれました。久しぶりに夜更かししたのも幾夜か。とても面白かったです。 


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FBI―独裁者フーバー長官 (1981年)
ビル・ブラウン 土屋 政雄 (翻訳)  
¥ 2(税込)
¥ 250(税込)
ジャンル内ランキング:100,244位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
腐った組織 ワンマン社長による大企業病?
CIA、NSAとの戦い。 歴代大統領!との戦い。 ボルマンを追う話。 登場人物はルーズベルト、ケネディ、ジョンソン、ニクソンなど。 しっかし、マジに腐った組織だなぁ...  まるでスターリンだ。 今のFBIがこうでない事を真に願う。


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カスタマーレビュー数:17

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ピューリッツァー賞受賞作家フランク・マコートの胸に迫る回想録。テーブルにほとんど食べ物がなく、靴やコートが贅沢品だった、過酷でありながら心に強く響くニューヨーク市とアイルランドのリムリックでの幼少時代を、マコートは生き生きと描き出す。想像を絶するような厳しい物語に優しいユーモアを添えるアイルランドなまりの心地よい口調が語るのは、一家のなけなしの金をいつも飲み代に変えてしまうろくでなし、それでも大好きだった、思い出の中の父親のこと。助けることができたはずの弟や妹を病気と飢えで失った悲しみ、プライドを捨てて物乞いをする母親、玄関前の道にまき散らされた汚水の悪臭。思春期を迎えるころになると、マコートは貧困に対する羞恥心、シェイクスピアの美、性の謎、容赦なく行く手を阻むアイルランドのカトリック教会の力を知るようになる。忘れ得ぬ人々や瞬間が書きとめられた、悲痛で力強いこの作品は、若さには回復力と決断力があることを証明している。

くちコミ情報
ヤンキー万歳!
私含めアイルランドと英国の関係を知らない読者には厳しい箇所が出てくる。 あまりの貧困に妹達全てを失うかわいそうなところは涙を誘います。 後はまじめに書かれているので逆に思わず噴出すところもありましたねえ。 What is this stink? と母親に怒られるところは爆笑でした。 最後の終わり方。 ヤンキー万歳!みたいなところが安易でいいです。
映画を観た後読みました。
いったい何から書こうか? まず、正直な話、英語で読むのに三ヶ月かかりました。 もともと私は読むのがおそいこともありますが、 英語は、あたかも、先生が生徒たちに自分のことを話して聞かせるように、 (多分、本当にそうだったんだろうと思う) 流れるように滔々としていて、居眠りしそうになる絶妙のタイミングで ユーモアにあふれた著者の独り言があって、読み飛ばしてしまえばそれまでなんですが、   アイルランド独特の表現やスラング、地名や実在の著名人や、 出てくる文学作品やら何やら、 カトリックの教義やら、 調べてもいっそのこと見つからないなら、こだわることもなかったのに、 ついつい、しらべれば見つかってしまうから、ついつい。。。という感じでした。(笑) 同名映画のエンディングで原作があることを知り本書を買い求めました。 一ページ目のすごくパンチのきいたふたつのパラグラフを読んで、 すごくひかれて最後まで読むことに決めました。 読んだ感想は星5つです。 また、いくら世界大恐慌のNYで食べられなくなったからといって、 あろうことか何故もっと貧しいアイルランドくんだりまでもどる道をえらんだか、 映画では分かりにくかった部分も腑に落ちました。 三ヶ月も同じ本を持ち歩いていると(もちろん三ヶ月の間に読んだ本はこれだけではないのだけど)、 いろんな人と話す機会があって、 日本人とイングランド人とアイリッシュ系アメリカ人とユダヤ系アメリカ人と北欧人が みんなして、とても良い本だよと、ぜひ早く読んでしまいなさいとはげましてくれました。 だから、きっと、アイルランドということがなくても、本書は読み応えのある本なんだと思いました。
「アンジェラの祈り」も読んで下さい!
著者マコートの回想録であり自叙伝は、この作品「アンジェラの灰」と続編の「アンジェラの祈り」で完結する。しかし、実は続編が読まなければ、前編の題名の意味が理解できない。 p 誇り高き「父の教え」は、時代錯誤の滑稽劇でありながらも、少年マコートの精神主柱となる。また、生きるべく世間は常に少数負組み!正義を知りつつも、常に貧困と差別の被害者。精一杯生きた抜くことで、彼は生きる活路を見出す。 本著作(前編)では、一念奮起しニューヨークにたどり着きカルチャーショックを受けるまでが綴られている。後編の「私」に対し主人公は「僕」で描かれている。いわば、「立志編」です。終盤、罪に苛まれる彼を、グレゴリー神父が救済する。この救済なくして彼の人生は、好転することはなかったと信じます。彼に光が差した瞬間です。 p 誇り高き「父の教え」のついては、「アンジェラの祈り」を読んだ方と語りたい。そして、セルバンテス・ドストエフスキー・ガルシア=マルケスの著作も絡めつつ…
他人の人生をのぞいて、自分の人生を考える
 フランク少年の回想録。そう書いてしまうと、なんだかそれだけで、終わってしまうような気がするけれど、自分の親のくらいの年齢の著者の語りともいえる文章を読んでると、まさに親の話を聞いてるような気になった。そういえば、「昔は貧乏だった。でもみんながそうだったんだよ」っていってたかなと。 p  一人の少年が夢を持って、家族の愛を受けて、成長していく。読み終わった後に、自分の家族とこれまでの生きてきた道のりを考えて、勇気づけてくれたたくさんの人に感謝して、自分もこんなふうに、悩みながらでも強く生きていけるだろうかと思った。 p  アイルランドの冒涜、貧困に対する避難。賛否両論があったと言われているけど、この小説が描いていることはそんなことじゃないとわたしも思う。誰にでも当てはまるエピソードがつまった1人の人間の人生を描いている。 p  生きていく上で感じる故郷への葛藤と家族への思いを、笑えて泣ける素敵な文体で綴っている。わたしに英語が理解できれば、絶対に原書を読みたいと思った素敵な1冊だ。
貧困の意味するところ
主人公(筆者)の成長がたいへんみずみずしい程に綴られている。 生活は困窮を極めているが、一生懸命に生きている。死がすぐそばにある環境の中で育ってゆく。気持ちの良い子供なのだと思う。 p 貧困とはこういうことなのかと、考えさせられた。メディア等から私たちが知る貧困者の生活はほんの一部でしかないということが分かった。撮影のカメラが去った後にも先にもお腹をすかせて物乞いをしなければ食べられない日がそのにはあるのだから。こうしている今もお腹のすいたお腹を満たそうと自分の硬くなった“かかと”を口にいれている子供がいると思うとなんとも言われぬ思いになる


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FBI―独裁者フーバー長官 (中公文庫)
ウィリアム サリバン ビル ブラウン 土屋 政雄 (翻訳)  
¥ 775(税込)
¥ 50(税込)
ジャンル内ランキング:700,374位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
元FBI副長官による、長官フーバーと古巣に関する暴露と自身の回顧録
国内諜報担当副長官という重職を勤めた人物によるフーバー個人とFBIという組織についての内情暴露と、彼個人の職務経験に関する回顧録としてなかなか面白い。以下簡潔にまとめる。 p 個人的に興味深い・面白いと思った点 1.歴代大統領が、表沙汰にできないような調査(特に大統領の個人的理由に基づく)を内密にFBIに依頼することが度々あったことの暴露。特にアイゼンハワー政権とジョンソン政権において顕著であったとのこと。 2.フーバーが自分自身やFBIという組織のPRのために様々な手段を駆使し、またそのために職員らを動員したこと。特にメディアに対して、FBIから格好のネタを流すことと引き換えに懐柔することなど、今日にも通じる。 また、P112の記述のように「名誉学位」にこだわり、様々な大学からそれらを漁ろうとする姿は、日本の某宗教団体トップの姿を髣髴とさせる。 いずれにせよ、FBIの実績・成果は、フーバーが推進したメディア工作によって相当誇大に宣伝された「虚像」であったらしい。 3.フーバーも、あの「フリーメーソン」の会員であった事実の暴露。しかもメーソンの最高階位である「第33階位」になるにあたり、同じく会員であった当事の大統領トルーマンと確執があったとの記述は注目に値する。いわゆる「陰謀論」で片付けられるレベルを超えると思う(いわゆる秘密結社内の序列が、現実世界の行政組織トップレベルの人々の重大関心事であったという事実)。 4.著者自身が指揮した、当事の共産圏諸国のスパイとの対決の部分(第11章)。ソ連側スパイとなった海軍下士官の摘発や、逆に共産圏国の外交官を懐柔して協力者に仕立てるあたりの記述はなかなか今日深い。 5.職場でも私生活でも出世のために上司のご機嫌をうかがう人物や、コーヒーや酒の席で上司や組織の噂話や悪口を言うなど「日本の会社と変わらないな」と思わされる記述。 p 読む上での注意点 1.筆者(サリバンの方)は、一応FBIの重職にいた人物であり、その関わったであろう機密の性質上、この本に記述された内容は事実関係について改変がなされているであろうこと。多少は繭に唾して、鵜呑みにはしない姿勢は必要であろう。 2.フーバーによって地位を追われたという事実関係から、著者のフーバー評は怨恨を含んでいるため、多少割り引いて見る必要もあろう。


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アビントン・フリス村事件簿イラスト・ミステリー
ローレンス・トリート ジョージ・ハーディー 土屋政雄  
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おもしろい!
事件現場がイラストでかかれていて、そのイラストに基づいた事件の経緯と犯人の推理を、 イラスト横に記載されている質問によって自分が推理するというもの。 小学校高学年くらいからでも見れると思います。 クロスワードするような感覚で手軽に大人も充分に楽しめます♪ 質問の答え(推理の答え)と真相がページの最後に書かれているのですが、 「えー!そんな解答あり!?」って思ってしまった事があったのと、 登場人物の名前が多すぎてわかりにくくなったりしたので星4つにしました。 でも他にシリーズがあったらきっと買ってしまうなぁ。 事件現場のイラストは全然、グロテスクではありません。 見やすいです。


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必読書です!
久々に素晴らしい本に出会いました。 p 電気・ガス・水洗トイレなど当たり前に使用している 現在の私達の生活がいかに恵まれているか改めて思いしらされます。 アイルランド版「蛍の墓」という場面も。 p 子供達の前向きな姿勢も見習いたい。 p ユーモアたっぷりで描かれているので あっという間に読んでしまえます。 p 訳も素晴らしいです!


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キャルはアロンはそしてキャシーは。
作品は、第4部で青春小説としての色合いを強めながら大団円へと向かう。 作者は冒頭で、物語はひとつしかない。すべての小説も詩歌も、人の内部で善と悪が際限なく戦いを続けていることから生まれると説く。作品はキャルはアロンそして、その父であるアダムとチャールズをとうして繰り返される善と悪、そして父と子の葛藤を描き、人の原罪とその重さを描こうとしている。 ただ一方で作者は、作品の中で、キャルはアロンそして恋人のアブラが作者の意図と関係なく自由に動き回るのをコントロールできてていないように感じられる。 このことが、文学作品として失敗作との刻印の理由になっているように思われる。 しかし、この結果、作中人物が実に生き生きとしており、小説の魅力は格段に上昇している様に感じられる。 同様のことは作品全体でしばしば起きており、リーがサミュエルが、そしてキャシーが、作者のコントロールを離れて作品全体で実に生き生きと勝手に動き回っているのだ。 文学としてはnoかもしれない、でも本を楽しみたい読者にはもちろんyesであろう。 おもちゃ箱のようにいろいろな要素がつまり、そしてなによりも魅力的な登場人物に出会える本書を、読書好きの人すべてに推薦します。 とても、楽しい時間を本書は必ずあなたに過ごさせてくれるはずです。
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