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構造家の腹
構造家:頂いた条件を入力したところ、うちのプログラムはこのような回答を出しました。 建築家:ほう、いいですね。作家の恣意的な表現でなく、こんな形が生み出されるなんて・・・すばらしい!これぞコンピュータ時代の建築だ。 雑誌編集者:すごい、新しい! 学生:おー、これだ!パクっ。 おそらく、コンピューターに最適解などという最良の回答を出す能力はないのでは・・・因子としての条件は無限にあり、その結果がリアルな地球上の人間社会に適合するような答えを電子機械が導きだしてくれるなんて!(科学ってそんなに万能でしょうか?)これは構造家のマジックという方が的確な表現?オランダ出身の脚本家クールハースのプログラム、分析と同じ臭い、しませんか?
構造家の力
今、構造がアツい!少なくとも自分の中では・・・ しかし、伊東豊雄、SANAA、磯崎新とコラボしている建築家を挙げれば、そのすごさがわかるだろう。しかもコンペ当選率6割!ほんとにスゴイ。 p この本はギャラリー間の佐々木睦朗展に際して出版されたもので構造デザインの手法と実例が紹介されている。英語との対訳もあり、ページ数のわりに内容が薄く消化不良なところもあるのが残念だが、新たな建築のあり方が垣間見えるようで、とてもおもしろい。とくに磯崎新と組んだフィレンツェ駅コンペ案などはその樹木のような有機的構造が純粋にコンピュータ上の最適化手法で生み出され、建築家はできたものを精選するだけという、建築家と構造家という枠組を考えさせられるものだ。 p この本は読むだけでなく、実際にギャラリーに足を運んで模型やビデオを見て体感してこそ、そのおもしろさと可能性が感じられると思う。
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【Amazon.co.jp】
さまざまな立場で建築と関わる専門家14人による建築への誘いである。建築家、建築史家、構造や構法、あるいはシックハウスの専門家など、それぞれ自分が関わる切り口から建築へ近づく糸口をエッセイ風につづっている。 「教科書」と題してはいるが、勉強をするためのテキストブックという堅さはない。ファッショナブルなデザインに目を奪われがちな建築が、むしろヒトの生活においてとても基本的な存在であり、その安全を支えるものであることがていねいに解説され、そしてまた日々の生活に潤いをもたらし、時にはかけがえのない喜びをもたらす建築の魅力が語られる。あるいは読者によっては読後に地味な印象を受けるかもしれない。しかしその「地味さ」には建築のある本質が潜んでいるのである。 とりわけこの本において貴重だと思われるのは、決して建築の複雑さ、難しさを隠していない点である。入門書というものは対象をわかりやすく説明することに苦心するあまり、無理な単純化によりその魅力をかえって色あせさせてしまうものが少なくない。しかしこの本は平易な言葉で語りながら、建築へのストレートな情熱も、ほとんど愛憎相半ばするといったふうな複雑な心境も、著者のそれぞれが日々格闘する姿を通してバランス良く取り入れることで、建築の実像を立体的に浮かび上がらせようとしている。それは雑誌の誌面やドラマの背景に登場するようなスタイリッシュでどこか表面的な建築のイメージとはすこし違うはずである。ここに描かれる、建築それ自体が抱える難しさは、建築に携わる者にとってそのまま建築の魅力でもあるのだ。 「建築学」の専門家を志す者のための本というよりも、むしろ建築に興味を持つあらゆる人が建築の多様な側面に触れるための良質のガイドマップである。この本を読めば建築のすべてがわかるというわけではもちろんない。むしろその難しさに触れることで建築のリアルな姿へと接近していく端緒となる、そういう本である。(日埜直彦)
【くちコミ情報】
もっと早く読んでいたかった
高校生か学部1年生、あるいは一般の人むけに書かれた建築学入門。わかりやすくておもしろい。 こまかい話とか、普通の教科書的な話ではなくて、ざっくりと、建築学にたいしてどう臨めばいいのか、なにを考えればいいのか、といったことに集中している。 建築学の先生たちはみな、文章がうまい。イメージする力というか訓練をいっぱいしているせいなのかな。 いろんな人がいろんなことを書いているので、建築になんらかの関心を抱きはじめた人ならば、自分の関心とぴったりマッチする文章を見つけられる可能性が高いと思う。 なかでも、松山巌の文章が自分にとっては壷にはまった。自分が気持ちよいと感じる空間ってなんだ?というところから建築は始まるのだ。 高校生とか、もっと若い頃にこういう本を読みたかったなあ。建築家をめざさない人だって、いつかは施主になったり、仕事場やら、なんらかの空間をデザインする役割にかかわったりすることってあるのだ。 実は建築学って誰にも必須の一般教養だったのかも、と思わせてくれる一冊。
編集方針がよくわかる
建築のもつ広がりが全体を通じて感じられます。 編集方針の問題ではなく、いかに読者が読み取るかに 本書のよさはあるのだと思います。 オムニバスだけど、それなりに著者の思いが伝わっていて、 地味ではあるけど楽しめました。
編集方針がよくわからない
14人の著者が、構造、修復、建築史、素材の問題などさまざまな角度から建築を語っている。執筆者によって文のクオリティはピンキリで、テーマ設定自体が抽象的すぎるために書き手が困って「やっつけ仕事」になっている章も多い。 本全体としては「建築エッセイ集」と「建築概論」の間で、中途半端なものになっている。編集(特に執筆者への依頼の仕方)がルーズなのだと思う。
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