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   井手 正介 の売れ筋最新ランキング   [2008年10月07日 17時51分]
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井手 正介  
¥ 2,730(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
「賢明なる投資家」の現在の日本版といえる
井手正介氏が個人投資家向けに書いた株式投資入門書.グレアムが書いた古典的名著の「賢明なる投資家」を現在の日本にあてはめたような内容と表現するのが最も簡潔な評価だろう.対象が現在の日本なので大抵の日本人にとっては賢明なる投資家よりも役にたつものになっている.最近の本なのでデータベース(簡単に手に入るもの)やパソコンを利用した部分もある. 第一部は本当の入門的な内容.入門といっても書店に平積みの本のような内容じゃなくって投資の理論面の入門的内容です。株式投資はハイリターン,短期売買はマイナスサム,株式の分散長期投資はローリスク・ハイリターン。そして、なぜそうなるか。そんな話.第二部は一般論.市場の効率性,消極運用,積極運用,裁定取引,トップダウンアプローチなど.ありがちな効率的な市場の擁護や批判ではなくって、市場の効率性と株価の変動の関係、どんな市場が非効率的になりやすいかなどが述べられている。 最後の第三部は本書を特徴付けるものであり、グレアム流儀を中心としたバリュー投資を説明している。グレアムとバフェットの手法が懇切丁寧に説明されており,著者が数年にわたって日本市場で行なった実証実験の結果も詳しく述べられている.素晴らしい.面白い.買ってよかった。


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カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
労作
投資信託がアメリカに誕生した頃に始まり、それが黎明期にどう発展したか、そしてフィデリティが投信を設計、販売してきているかがよくまとまった本。フィデリティの協力なしに外部情報だけでここまでの内容にまとまっているのはまさに労作。私にとって有益だったのは、アメリカにおける投信の歴史がよく理解できたこと。例えば、1920年代の大恐慌を含め、10〜15年ごとの市場の停滞で投信がどう被害を受け、どう立ち直ったのか。どうオープンエンドの投信がクローズドな投信を駆逐したか。また、70年代に生まれたMMF、80年代のジャンク債、その後のデリバティブなどと投信の関係もよく分かる。予算不足はあるにせよ、不正に対するSECの対応がほとんど常に後手後手に回っていることも痛いほど分かる。利益相反問題がほどんど問題にならなかった時代から、無視できない時代への移行もよくまとまっている。 投信の歴史に加え、フィデリティという会社そのものについて詳しく知ったのも有益だった。テッド・ジョンソンがどういう経緯でフィデリティを安く手に入れたか、そしてその子のネッド・ジョンソンがフィデリティをどう拡大させ、どうオーナーとして君臨して経営しているかが(間接的にではあるにせよ)理解できる。また、違法ぎりぎりの行為を繰り返しながらリターンを少しでも上げようとするファンドマネージャーの姿が、実名で具体的に描かれているのは生々しい。 フィデリティの顧客としては、ノーロードの投信がどういう経緯で作られたか、ジャンク債のからくり、数々のマーケティング手法などが書かれているのも有益だった。例えば、産業別投信のセレクトシリーズについては、数多くの投信を揃えておけば、各産業にアップ、ダウンがあっても、常にいくつかの投信は投信ランキングの上位に食い込むことが可能で、それはセレクトシリーズのブランド力向上と顧客開拓に役立つ、というマーケティング判断で設計されたとのこと。それに乗せられてしまう顧客は投資でなく投機することになりえると、著者のちょっとした投資アドバイスがあったりするのも面白いところ。
フィデリティとは誠意ですか?
ライブドア問題が表沙汰になって久しいが、財務学者の間ではライブドアの本業が赤字で、合併買収を繰り返すことによって表面的な利益を操作しているのではないかということは永らく議論されてきたところである。 フィデリティは、十分な調査体制を整えて、情報を事前に掌握しているところに付加価値の源泉があると主張していた。しかし、フィデリティの投信がライブドア株を相当数保有していたため、誠意を売り物としている割には、投資のスタンスが投機的ではないかと思ったところである。 そういう中でこの書を読み返してみた。やはり、アメリカ流というか、日本的な価値観での誠意とは異なることが読み込めるのである。今後、フィデリティとつき合うのであれば、それなりに距離を置いて、1.5%を超える信託報酬を支払うに値する会社なのかは熟慮するべきだろう。 そういうことがよく分かる書である。
投信帝国の全貌
日本でも存在感を高めているフィデリティ。同社の歴史を影の部分も含めて詳細に描いている。同社は同族企業で株式を公開していないこともあり、内部を知ることは難しいが、本書によりかなり理解することができた。同社の歴史は米国投信の歴史でもあることから、米国の投信業界に関心を持つ人には必読と言える。本書によると同社は投信を金融商品としてではなく、コークやハンバーガーのように消費財として一般大衆に売りまくったとしている。日系投信会社に欠けているのはこの観点ではないかと思った。日本版401Kにより個人投資家層が拡大するに従いこの観点は一層重要になるだろう。


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くちコミ情報
個人的には洋書も含めてベスト
本の装丁にだまされました。もう少し軟派な本かと思っていたのですが、ものすごく硬派なコーポレートファイナンスのテキストです。かといって初学者が読めない本でもないですし、会社のお偉いさん達にも薦めることができます。 p 個人的には、アカデミックなダモダランのコーポレートファイナンスや実務よりのコープランドのバリュエーション等の洋書の大作よりも良い本だと思います。 p どうしてこんな良書がありながら、日本企業ではコーポレートファイナンスを実戦で使わないのだろう?
ファイナンス入門書のベスト
日本語で読めるコーポレートファイナンス入門書としては最良の部類に入るのではないか。 p コーポレートファイナンスの基本的な考え方が充分に網羅されており、よい意味で教科書的な格調の高さと実務面での応用への配慮が程よく調和している。 p 特に序論部分に記されている「国民皆株主を前提とするの現代資本主義においては、株主重視経営とは労働者の犠牲の元に資本家の繁栄を目指すものでなく、限りある資源(資本・労働力・技術)を最適に配分するためのフレームワークなのだ」との論は傾聴に値する。 p 初学者にはややとっつきにくいかもしれないが、グロービスのMBAファイナンス→本書へという手順を踏めばよりスムーズであろう。
経営財務入門
米国MBAのファイナンス授業の定番「P inciples of Co po ate Finance」の日本版のような感じ。 それに日本経済、企業の事情などのプラスαが盛り込まれている。中核理論が、バランスよく詳しすぎず薄すぎない 程度に盛り込まれている。本書で理論を体得して、 実務、新聞、あるいはハーバードビジネスレビューのファイナンス記事などで肉付けしていけば力がつく。 p メインバンク制が崩れ、企業は自ら主体的に財務的意思決定を下して行かねばならないこれからの時代、この本は、財務畑だけでなく、あらゆる部署の人が読むべき。 ただ、この本に限った話ではないが、ファイナンス関係の本を読む場合、全くの初心者は、簿記3級レベルの力をつけてからの方がよいかもしれない。
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本書は最近の経営手法を理解し、実践する上で、非常に役立ちます。主要セオリーをコンパクトに解説し、例示もかなりあるので、日頃経営に携わるものには重宝します。社長でなくても、経理課員でも、営業課員でも、一度会社を動かす時にどこに着目するかを考える上で、是非とも参考にするといいです。


アメリカの投資銀行―ウォール街を支える人々 (1977年)
井手 正介 高橋 由人  
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Amazon.co.jp
   本書は証券投資の基本知識をわかりやすく解説した本である。ビジネス・ゼミナールシリーズの1つで、かつタイトルには「入門」という文字が入っているので、初心者向けの教科書的なイメージを受けるかもしれないが、内容は基礎のみならず実務サイドに立った応用も網羅しており、個人投資家や学生をはじめ、金融実務に携わっている実務家まで幅広い読者層を想定しているように見られる。

   日本は1990年代に入って間接金融システムの破綻により、失われた10年を経験した。著者によると、その後の今となっては、日本経済の再生のためにはフローの拡大重視からストックの活用重視が望まれていて、そのストックの活用は国民ひとりひとりの金融資産をどのように運用し何に投資するかにかかっている。さらに、確定拠出年金制度の導入により国民皆運用社会になることを踏まえると、証券投資教育は重要な課題となってくる。本書はこのような時代の要請に貢献すべくまとめられたものだ。

   内容的には、前半の第1部、2部で証券投資の基礎が解説されており、後半の第3部では基礎を踏まえたより実践的な内容が展開されている。前半部分の内容は証券アナリスト試験の証券投資論の内容であり、すでにそれを勉強している金融実務家にとっては多少反復する部分があるかもしれない。だが、後半第3部の「証券投資戦略の応用」では、投資信託、デリバティブ、国際投資戦略、年金運用等について、最新の商品例を具体的に挙げて説明されており、金融機関の職員やFPなどの金融実務家にとっても有用な内容となっている。

   本書は一見、教科書的なイメージの本ではあるが、理論を説明する際の例が身近で、かつ随所に出てくる商品例や統計的数字が新しく実践的な物が多い。投資初心者のみならず、ベテラン投資家や金融実務に携わっている人にもすすめたい。(木村昭二)


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投資全般に関する希少な著書
 債権からデリバティブ、国際投資まで幅広く解説しています。一章の債権に関して少し我慢して理解すれば、後の章は読みやすいです。本書のよいところは過去のデータと金融理論の基礎を用いて投資の定石を教えてくれることです。しかし、「こうすれば儲かる」というような類ではなく、個人の資産や投資目的に応じて運用方法やリターンも変わるので、後は読者がどのような選択をするかです。「入門」というほど易しくはなく、説明も詳細であるので「基礎」という方が適していると思います。投資関連の著書は儲けるための偏った方法が書かれたものが殆どなので、現代投資について幅広く解説してくれる本書は大変貴重です。
分かり易く、実践的
この本のお陰で、証券投資論がやっと理解できるようになりました。今まで出会った本は専門用語、数式とグラフのオンパレードで、それらが意味するところは消化不足でした。 p しかし、本書は異なりました。投資論の基本的な概念や用語が分かり易い言葉で説明されています。数式は必要最低限に抑えられています。また、理論から実践への橋渡しはスムーズになされています。証券投資論の応用である投資戦略、投資信託の商品説明やその評価方法にも多くの紙面が割かれております。今後の投資に参考になります。 p ただ、金融の予備知識があった方が読みやすい事は確かです。自信の無い方は、ミクロ経済学、財務論と確率・統計の基本書もご参照になることをお勧めします。 p そもそも証券投資論は抽象的で分かり難い分野だと思います。「証券投資入門」の説明は素晴らしく、私が知る限り、本書は証券投資に関する最も理解しやすいテキストです。
内容的には簡単であるが…
入門とあるような初心者向けであるならば不親切な部分が多い。これを読むには少々の金融、経済の知識を要すると考えるべきだろう。 内容に比べて価格がいささか高い気がする。
選ばざるを得ない入門?テキスト!
タイトル:証券投資入門。『入門?ざけんなんよ?!』ってくらい難しいかったです。なぜこれほど高評価なのか分からないほど。当初、ファイナンスというものに全く通じていなかったため、人気のある本をと思い、購入してみたのですが、開いてみて唖然。「知らない日本語が沢山あるよ?」ってな感じでした。自分のレベルを省みず言えば、本書は入門としてはハイレベルです。本当にレベルが高い。他の経済系学問の入門テキストと比べては...。 そうなんです。他の分野の入門テキストと比べれば確実にハイレベルなのですが、この『ファイナンス』、あるいは『証券投資』という分野のテキストの中では間違いなく“入門レベル”なんです。つまり、この分野自体がハイレベルであるがために、入門書ですらハイレベルにならざるを得ない。だから、どのテキストをとっても本書を上回るレベルであるがために、本書を入門書として選ばざるを得ない、ということなんです。ファイナンスという分野がMBA効果もあり、「新ビジネスパースンには必須」みたいな所があるので実に残念。間違っても、『経済学入門』的な本を一冊マスターしたからといって、その応用として本書を手にしないことです。間違いなく嫌になります。それ程初学者に優しくない本です。またしかし、ファイナンス関連のテキストを数冊、そして経営・会計の書籍を数十冊読んだ今ならば、本書を“良書”ということができます。自分のことで恐縮ですが、ある程度関連分野に精通していれば、本書は本当にいい本です。従って、ビジネスで成功をおさめるべくその一要!素として「ファイナンス(≒証券投資+経営分析)」身に付けたいのなら、①経済学、②金融論(特に株について)、③会計(特に財務諸表による経営分析)の3つを最低限マスターした時点で本書に取り掛かることをお勧めします。ここまでやれば、本書は『証券投資“入門”』になってくれると思います。
強面だが分かり易い
証券投資理論の教科書としては「証券投資論」(日本経済新聞社)が有名だが、入門者がいきなりこれに飛びつくのは、ハイキングしか経験のない者がいきなり冬山登山に挑むようなもの。そんな人向けの、深い森から登って名山の八合目あたりまでを堪能できるのが本書。ハードカバーで300ページを超すブ厚さから一見とっつきにくい感があるが、理論を説明する際の例が身近で分かり易く、「入門」というタイトルに偽りなし。


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実践的なファイナンスの本
大きく分けてファイナンス論の見地からのコーポレート・ガバナンス 解析とリアル・オプションの投資戦略での活用にフォーカスして複数の 著者が論文を掲載しています。前者についてはあまり目新しいものは ありませんでした(単に私の読み込みが足りないだけかもしれませんが)。 後半のリアル・オプションについては、投資戦略でもっと使われてもいい という編者の主張がよく表れた内容になっていると思います。実際、 投資のリスクをどうヘッジしていくかというテーマがこれからますます 企業の経営戦略上重要になっていくと思われますが、そこでのリアル・ オプションの意義は大きいでしょう。私はベンチャー企業への投資を 担当していますが、特に本書の第8章「ベンチャー企業の価値評価」 (高橋文郎)は大きな示唆を得ました。


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   青山学院大学大学院の国際マネジメント研究科教授である著者がCFO(最高財務責任者)を中心にして企業経営を解説した書である。米国企業でのCFOの活躍ぶりの例がふんだんに織り込まれた、わかりやすい内容になっている。

   CFOはCEO(最高経営責任者)と並び企業経営において重要な役割を果たす立場にあるが、米国においてすら企業価値創造や経営戦略の話はCEOの立場で語られることが多いという。しかし、エンロン破綻に始まる米国企業の一連の会計疑惑事件を契機にCFOの重要性が認知され、日本においてもその役割がクローズアップされている。

   本書では、そのようなCFOについて、大きく3部にわけて語られている。第1部では、CFOの起源に始まり、キャッシュフロー重視の米国資本主義の変貌、企業評価尺度の進化の中でCFOの重要性が高まっていることが解説されている。第2部では、「スーパーCFO列伝」と題して、デュポン、GM、GE、マリオット、コカコーラから日産自動車まで、米国企業を主として例にとり、実際にCFOが企業に果たす役割、重要性、その業務の広がりについて説明がなされている。最後の第3部では、「日本企業再生への教訓」と題して、日本のこれまでの資本主義の問題点と真の経営への転換に向けた条件の提示がなされている。

   CFOについて豊富な実例をあげて解説された本書は、将来CFOやその上位のCEOを目指しているビジネスパーソンや学生にとっても有用であり、また、企業価値の創造にCFOがいかにかかわっているかを知ることができるという点で、一般のビジネスパーソンにもすすめたい書である。(木村昭二)


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読み物としては面白いが
本書の表紙に「企業価値創造の請負人CFOの実像に迫った 渾身の書」とあります。第1部でCFO誕生の背景を説明し、 第2部が本書の中心テ-マ「ス-パ-CFO列伝」で、様々 な会社のCFOがどのようにして企業価値創造に貢献したか を具体的に描いています。ここまでで本書の「価値創造」 は終わりです。第3部は「日本企業再生への教訓」ですが、 p 特に価値を見出せませんでした。 p ここ数年色々な意味でCFOに焦点が当たったので、CFOとは 何かとかCFOが何をしたのかを論ずることは意義の高いもの だと理解出来ます。CFOという字句を見て本書を手にする方が 多いでしょうから、CFOが具体的に何をしたかを解説する第2部 は役にたつでしょう。会社内部の職務や権限に縁の無い人にも p 読み物としてお勧め出来ます。 p 最後に問題点を二つ。 日産の例で、カルロス・ゴ-ン氏がコミットしたことが出来な ければ退陣する(P.263)を受け、アカウンタビリテイを「説明 責任」と訳す(P.273)のは完全な誤訳です。何故「結果責任」 としなかったのか。 二つ目は、第2部で様々なCFOの貢献を説明していますが、それ p ぞれ貢献の仕方が異なります。またCFOの経験も様々です。これ らを整理しないで某大学院のCFOプログラムを解説して何の意味 があるのでしょうか? 第1部と第2部を充実させ、第2部をもっと整理し、CFOとは何か、 どのような経験を積んでCFOになれたのか、CFOが向き合ってい る問題などが分かるともっと良い本になるでしょう。
続編が読みたい。
CFOのケーススタディという切り口は本書がはじめてだったので、興味深く読むことができた。さらに最近の事例や、欧州やアジアのCFOの事例を知りたい。
伝記としては及第点だが、自説の展開は余計
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ムロンゲ氏の本が読みたくなる
日産ゴーン改革の影に、CFOとしてのムロンゲ氏と財務担当者としての佐藤氏の奮闘があったことを垣間見ることができて興味深かった。できればムロンゲ氏が自らの日産・財務改革を書き下ろした本が読みたい。
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 どんなに良い食材であっても必ずしも良い料理にはならない。キッチンスタジアムでの道場六三郎の言葉が想起される。米国CFOマガジンの抄訳版といえば、CFOマガジンに失礼か。青山学院MBAコースの広告本であるならPR効果は怪しく、著者の思想の薄さと拝金思想だけが記憶に残る。 p  2,200円の価値は認め難く、本書自体が債務超過といわねばならない。  確かに、綺羅星のスーパーCFO達が採った手法がどんな場面で用いられてきたのかは描かれている。しかし、表面的な施策だけを描いて、然したる価値があるのだろうか?  p  施策にはメリット・デメリットの両面がある。当人がその場面で何をどう悩み、如何に決断したか、如何に実行し組織を誘導したか、最も重要な血の通った情景描!写は一切期待できない。著者自身がインタビューした形跡もない。少なくともBIZスクールでケーススタディを学んだことがあれば、読まない方が良い。 p  今、米国においてもファイナンス主導の企業経営には見直しが進みつつあると聴く。株主重視は当然に意識されるべきだが、ファイナンスの軸は企業経営のシャドーであり、事業こそがサブスタンスだということは古今東西収斂する軸ではないだろうか。 p  試験管で育った著者の想いの世界観はあまりに薄弱。学識経験が劣っても実業に身を置いた方に師事したいと願ってしまう。



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