Kenchiku Publishing NEWS Thank you for your access...  宿検索.com
建築作品データベースpocket NAVI. 建築求人ケンチクジョブ! 建築・建設技術者のための出版物ニュース 建築作品データベースpocket NAVI.-最新情報・更新情報 サーチエンジンArchi Engine 構造設計ツール
 

 
         


   下川 裕治 の売れ筋最新ランキング   [2008年09月07日 17時39分]
13ページ中 1ページ目を表示しています (110件)


おすすめ度

関連のオススメ商品
外こもりのススメ―海外のほほん生活
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫 (し-57-1))
バンコク迷走 (双葉文庫)
香田証生さんはなぜ殺されたのか
日本を降りる若者たち (講談社現代新書)
 
¥ 756(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:9,945位  
カスタマーレビュー数:21

くちコミ情報
肩の力が、す〜っと抜ける。ほどの仕事を日本でしてたの?
って思える人ばかりなんですけど。 確かに日本は強烈なストレス社会ですよね。 なんだか社会全体で弱い者イジメをしている感があるもの。 これも日本人の国民性なんでしょうか? それともバブル崩壊で経済崩壊、日本人の心まで崩壊してしまったんでしょうかねえ。 日銀総裁、責任取れ!って言ってやりたくなります。 海外なんかに逃げずとも、日本国内でみなが幸せに暮らせる世の中になって欲しいものです。
ひとつの生き方
単純にひとつの生き方ですよね。 このような生き方を「問題だ」と考える人もいると思うのですが、それって結構視野が狭いのではないのかなと私は思います。 要は日本人はサラリーマンとして働いて、家を買って家族を養いというあるべき姿から外れているから問題だと思っているわけで、それ以外の人生の価値観は認めないというわけですから。 企業側も経費削減のために低賃金かつ不安定な派遣やアルバイトととしてしか雇用しないのに、日本で一生懸命働いて、家を買って、家族を持てって結構無茶なことを言っているのではないのでしょうか。 不安を感じて物価の安い国へ行くというのも自然なことだと思いますけど。
若者だけではない。
他人事ではないように感じた。 自分も日本で正社員の地位を辛うじて(?)維持はできている ものの、ここにルポされた若者たちとそんなに変わらない メンタリティの持ち主だからである。 世界から相手にされなくなりつつある日本の閉塞状況、 財界の体質の古さ、政治の無力、そして、その結果として 生み出される雇用情勢の不安定さ。これらを一本の筋として 見るならば、「日本という場を離れる」という選択肢が思い 浮かぶのは自然な成り行きであろう。本書に登場する若者 たちは、自分の感情の中にある本音に忠実に行動している だけである。 ビジネスマンならば一度は夢見る起業だが、これは日本以外 の場所でできたら良いかな、、といつも考えるレビュワーで ある。
居心地の悪い日本
物価の安いアジアに難民のように暮らす日本人たちがいるとは聞いていましたが、それについて詳しく書かれた本は初めて読みました。 息苦しさを感じずに生きられる場所を見つけた彼らに羨望の混ざった複雑な思いを抱きました。 しかし日本を離れても日本人であることには変わらない・・・。 異質なものを排除する均質社会、上下関係と建前で成り立つ重たい社会、でも給料はいい。 日本で一気にお金をためる、ロボットのように。そうやって割り切れるほどにタイは居心地がいいのでしょうか・・・。 いや、たぶん「人間らしく生きるために」そうするしかないのでしょうね。 ただ、外こもり外こもりと平気で書いているのは気になりました。変な言葉です。 不登校、フリーター、ひきこもり、パラサイトシングル、ニート。 マスコミは若者、弱者にレッテルを張って叩いたり笑いものにすることを繰り返してますから、次はこっちへも行くんじゃないの?この書き方はそういう悪い流れを誘っていない?という疑問がわきました。考えすぎかもしれませんが…。
この感覚って本当にマイノリティーのものなのか
 今なお自己責任=俺のせいじゃない責任、お前らがどうしていようが俺のせいじゃない、 なんてことを真顔で言っているバカばっかりのこの国じゃ、そりゃ「外こもり」のひとつも したくなるわな、と共感を覚えずにはいられない一冊。  そもそも、赤の他人同士が無理やりに接点を持とうとすれば摩擦が生じるのなんて 洋の東西を問わず当たり前のことで、この手の抑うつ感というのも全く以って珍しい話では ない。経済的合理性等が絡まって、そのひとつの出口として例えば「外こもり」を求める 人間が出てくるのも当然といえば当然か。  それを弱さと切り捨て非難するのも結構だが、同調圧力やらで不要な接点を作り出して、 わざわざストレスを溜め込もうとする社会構造を直して、最適化、効率化を図ろうとするのが まともな人間の頭の使い方なんじゃないのか、もちろん、すべての人間の幸福を等しく 実現、なんてことはできっこないのだけれども。  まあ、どうせこういう絶対的マイノリティーを袋叩きにしておしまい、というお決まりの パターンを踏襲するのでしょうが。  ルポルタージュとしては、単なる取材記録の域を出るものではない。特に洞察もないし、 何らかのヴィジョンが提示されているわけでもない。  ただ一点、「外こもり」とのネーミングの見事さゆえに読める一冊。


おすすめ度

関連のオススメ商品
日本を降りる若者たち (講談社現代新書)
アフガニスタン [砂漠と炎熱と戦乱と人びと]
アジアほどほど旅行 (徳間文庫)
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
新・アジア赤貧旅行―やっぱりアジアは面白い (徳間文庫)
香田証生さんはなぜ殺されたのか
 
¥ 1,470(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:201,923位  
カスタマーレビュー数:7

くちコミ情報
殺された理由が解き明かされることを期待してはいけない
2004年10月にイラクで武装集団に捕らえられて殺害された青年の足取りを,旅行者の視点から追う. まったく無防備で,軽はずみに見えた香田さんの行動は物議をかもした―というよりも,家族をはじめとする関係者は激しいバッシングを浴びた. 本書は意外にも,ニュージーランドのクライストチャーチから始まる.そして,イスラエル,ヨルダンと移動し,同じ旅人としての気持ちを重ね合わせながら,香田さんがイラクに入った理由を考える.著者とはまったく面識のない香田さんの心の動きや行動について記した内容は,一定の事実に基づいた物語と言えるかもしれない. 人騒がせ,無責任―このような言葉が香田さんの行動に投げかけられても良いだろう.しかし,青年の持つ人よりも強い好奇心や,少しでも強い刺激を求める旅行者の気持ちに対する共感の声がもっと聞かれても良かったと思う. 旅好きな人にはうなづいてもらえる内容だと思うし,この事故に対して非難の声ばかりが大きすぎると感じていた人にとっても納得してもらえるものだと思う.ただ,この事件の社会的・政治的背景などを知りたい人にとっては,期待に沿える部分は少ないだろう.
旅人なら踏み出してしまうだろう。
旅人としては何故彼が危険を承知でイラクに行ったのかが分かる気がする。 はじめ俺は、英語が分からない・余程の旅の初心者・ただのバカと思っていたが、全く的外れであった。NZからキブツでの銭儲けにイスラエルを選び、そこで旅の別の面に接し、「何かを掴むために」イラクへ周囲の殆どの人が止めるにもかかわらず飛び込んでいく結果となってしまった。 俺も「旅」の最中に市を意識する事が幾度かあり、その度に死んでも良いと半ば開き直っている自分に気付く事がある。何故そういう心理状況になるのかは説明し難い。自分や状況をありのままに受け止める事かもしれないし、危険を冒しても体験しておかねばならない事をも受け入れたいという欲望かもしれない。 例えば写真家が「鷹に襲われる子ども」という場面に遭遇した時、写真を取るべきか子どもを助けるべきか?答えは本人でなければ出せないし、写真も撮れその後子どもも助けるという両方がうまくいかなければ、何らかの後悔や悩みが残るだろう。 そんな大そうなものではないが、その瞬間を迎えねば答えは出せないだろう。死んで香田氏が後悔しているのだろうか?それも俺にはわからないし、後悔していると即答もできない・・・ 迷惑を周囲にかけて?迷惑をかけずに生きてる人はいるかね?心配するな、日本で生活している事自体が貧しい国の人たちを「殺す」事によって成り立っているのだ。電気の元になるウラン一つとっても、豪のアボリジニーや米のネイティブアメリカンに露天掘りさせ、素手でウランを触らせていたりするのだから・・・
皆さん、旅ってなんだと思いますか?
この本を読むにあたって、常に考慮しないと絶対に内容を理解する事が出来ない事があると思う。 それは、一人旅とはどのようなモノであるのか。そして、一人旅をしている旅人はどのような事を考えるのかという問いかけである。 本来前提となるハズの、この二点に関する理解なしには、香田氏の行動に迫る事は出来ないだろうし、著者・下川さんの意図も理解できないと思う。だから、下川さんは自分の経験と照らし合わせるという作業を繰り返しているのだ。 旅を殺そうとしている今の日本に対する疑問と抵抗、それがこの本の根底にある。
多いに共感して読むことができました
タイトルは、正しくは「なぜ殺されるような危険な所に行ったのか」 であるべきだと思いました。 個人的には、当時のイラクに行くことがどれだけ危険であったか、 それがどれだけ非難されるべき行為か、にはあまり興味がありません。 それよりも、当時香田さんが何を思ってイラクへと旅立ったのか、 この点には非常に興味があります。 その疑問に対して、筆者は香田さんと同じ経路をたどり その時々の気持ちの移り変わりを推測しています。 その推測が正しいのかどうか、今となっては判断することはできませんが、 個人的には多いに共感して読むことができました。 日本が、ただの景気の良い国ではなく難しい社会へとなってきた昨今、 若者の心情というのは想像以上に不安定であるのことは、日ごろのニュースからも分かります。 そして、その不安定な若者に留学 旅行によって環境の変化がおこり、 それに順応することが難しかったとしたら、 何か間違った判断をしてもおかしくない、と思いました。 p これからの時代を生きぬくには、自分自身を強く持っているべきである、 と感じました。
いいたいことは「ひとつ」
バックパッカーだということを知っていたので、その著者がなぜ超社会派なドキュメントを?と思いさっそく読んだ。 著者の他の旅本とは違い著者自身がこういう設定を書くことに慣れていないせいか?!文章や構成にこなれていない箇所もあった。 ただそれは本書の出来事に同じ旅する人間としての大いなる驚きと無念さで著者が前のめりっぽくなってしまったからだとも言える。 本書に出てくる「知ってしまった」人間というものは、それを本書で感じれば十分だし、それがいいたいことの重要な「ひとつ」になる。 そもそも香田氏について書くこと自体誰もやっていない。 この「日本で」それをやったのだから行為良書とも言える。 こなれない部分もあるが読んで損はない。 少なくても☆ひとつではない。


おすすめ度

関連のオススメ商品
新・バンコク探検 (双葉文庫)
バンコク下町暮らし (徳間文庫)
バンコクに惑う (双葉文庫)
ホテルバンコクにようこそ (双葉文庫)
バンコク危機一髪 (角川文庫)
バンコク迷走 (双葉文庫)
 
¥ 650(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:43,831位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
旅人というより、生活者に近い視点
 さすがに“達人”とも呼べるような著者だけあって、旅行者に役立つ情報をメインにしているのではない。  タイ生活文化を知る目的で、読まれるのが良いだろう。 コラム形式でどこからでも読みやすいが、注釈が全ての章についており、少々煩わしい。  大使館の章では、タイ人に対する応対に、同じ日本人ながら係員に対して怒りを持つことだろう。 そしてこの応対は、バックパッカーの日本人に対しても向けられるものだ、と知っておくのも旅の基礎知識である。
バンコク旅行のお供にぜひこの一冊を!
3年前に発売された単行本が加筆訂正されて文庫化されたのをきっかけに購入し、行きつけの喫茶店で一気呵成に読了し、最高に至福の時を過ごすことができた。ところでこの本の内容を一言で言い表すならば「下川式最新版バンコク交友録」なのだと思う。著者のタイに関する豊富な知識と体験が思う存分に最新のバンコクを見事なまでに分析している。しかも庶民的に。ぜひこの本をきっかけにタイを訪れる人がひとりでも多く増えることを願ってやまない。最後に、この本は著者のこれまでの著作の中でもベスト5に入ると思う。


おすすめ度

関連のオススメ商品
5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫 (し-57-1))
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
笑うバックパッカー (双葉文庫)
深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)
深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)
12万円で世界を歩く (朝日文庫)
 
¥ 756(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:18,982位  
カスタマーレビュー数:9

くちコミ情報
航空運賃が高い
1990年に出た単行本の文庫化。  貧乏旅行作家として知られる下川氏の実質的なデビュー作。12万円で世界各地を旅行するという過酷な企画。本書をきっかけに、下川氏はアジアを題材とした紀行文を発表するようになったという。  1988-89年に『週刊朝日』に連載されたもので、全12篇が収められている。東南アジア、ネパール、ニューヨーク、キューバ、中国などを訪れているのだが、とにかく航空運賃が高い。それで予算のほとんどを使い切ってしまい、後は極貧生活になる。現在ではだいぶ状況が変わっている(航空運賃の値下げ)が、工夫と根性でなんとかなるものだと教えられた。  雑誌連載ということで、各章がずいぶん短いのが残念。  12回の旅で、同行したカメラマンは10人にのぼる。みんな、二度と嫌だと言って逃げ出したんだろうな。
サラリーマンにこそ読んでほしい
本書を初めて読んだのは高校生のときでした。 社会人になった今でも、読み返すと旅に憧れた日々を思い出します。 「よし、お盆に有給ぶつけて、ちょっとでも長い旅に出ようか」 そんな気持ちにさせてくれる一冊です。
愉快な刺激が味わえる
12万円で世界なんてと思っていたら本当に行っていた。微妙に予算をオーバーしちゃったりするのがいい。語り口調も気取った感じが無く、妙な感傷に浸るでもなく、いきなりザックリ旅の途中から文章が始まるところなんかもすごくいい。いったいこの人はなんでこんな仕事を受けてしまったのか不思議に思わせるが可哀相とは感じさせず、僕を見知らぬ国境付近まで連れて行ってくれる。過酷な旅なのに文体が柔らかいのが凄く面白く読みやすい。 時代は流れたので旅行代金の参考にはならないところが多いけれど、マゾ的世界旅行が趣味の人にはたまらない一冊だ。
「電波少年」的、笑い・涙・忍耐
深夜特急にはまり、それからというもの旅に関する本を読み漁っていた。 この本は何よりタイトルが衝撃的だった。 本当に12万で世界一周できるのだろうか? 実際には世界一周のほかに特定の地域に絞っての旅行記が数パターン載せられている。 旅の内容を見て、これは80年代の「電波少年」だと思った。 ただ企画の内容は電波少年よりも過酷だと感じた。 映像に残さなかったのが残念である。 個人的に好きなのは、「28日間世界一周」である。 シベリア鉄道がいかに過酷か、というのが非常に生々しかった と同時に実際に自分も体験してみたくもなった。(いつになるかは分からないが・・・) 深夜特急がやや硬い語り口になっているのに比べ、この本は砕けた感じの文調になっている。 その点が、この本の良さであり、面白おかしく、ならぬ、面白生々しく読むことができるのではないだろうか。
週刊朝日の連載を読み
大分触発されたというかアジアに興味を持つ下地ができました。 ごく個人的なきっかけもあったもののここ10年頻繁にマレー半島を 旅しているのはこの本によるところ大。 p アジア以外でも、キューバ編の青い海は大分触発されてしまって、 キューバはいけないけど、カリブ海には行ってみよう、と思い ジャマイカに行ってしまったことも。 p 一方約15年の月日で資料的価値は大分薄れてしまった。 航空券はやたら安くなって、中国行くのに鑑真号に乗っても 節約にはならないし、アメリカ行きのチケットはピークを外せば 何都市か周遊できるやつが12万円の予算で十分まかなえる。 (ただし、日本発の格安チケットの多くははいまだ代理店経由の おかしな売られ方をしてますが) p 現地発のチケットやホテルの予約などもネットで大分できる。 さらに一方で、他人の往復チケットの復路を安く買うという 方法はセキュリティのためまず不可能。 p それでも旅行に行きたくなる読み物としては評価できる。 「貧乏旅行の下川さん」の他の著作を読み漁るきっかけにもなる本。


おすすめ度

関連のオススメ商品
12万円で世界を歩く (朝日文庫)
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
古戦場 敗者の道を歩く (講談社+α新書 (345-1C))
日本を降りる若者たち (講談社現代新書)
新・アジア赤貧旅行―やっぱりアジアは面白い (徳間文庫)
5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫 (し-57-1))
 
¥ 500(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:29,379位  
カスタマーレビュー数:9

くちコミ情報
旅の虫が動き出す
「アジアハイウェー」という国連事業があるらしい。日本も加わるアジア23カ国が調印してアジアの道を整備する事業である。その一号線は、起点が東京、終点がイスタンブール。つまり日本、韓国、中国、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー、バングラディッシュ、インド、パキスタン、イラン、トルコを一本の道で結ぶ大事業だ。 政治を遅れをよそに、経済面ではアジアの共同体の試みはそのように具体的に動き出している。共同通信社の企画に乗って、下川祐治氏は、一人の青年とカメラマンを従えて未整備のハイウェーをバスの旅で走破する。 窮屈なバスで何日も車中泊をし、客引きにだまされ、と本の中では終始ぼやき通しである。でも「ぼやき」がどうやら彼の文章スタイルらしいということがわかるころ、私はここに書いていることを全面的に信頼するようになる。もしも、アジアバスの旅をするとしたら、この本は大いに役立つに違いない。(最もアジアの変化はめまぐるしいので、あと2〜3年という限定つき。) なぜ信頼できるか。私が韓国、中国、ベトナムで彼とほぼ同じ失敗や経験をしているからである。 「韓国フェリーの雑魚寝部屋、布団の幅は60センチほどしかない。姿勢を正して寝る。」そういえばそうだった。狭かった。それが当たり前だと思っていた。 「中国の客引きの強引さは世界でもトップレベルだと思う」だそうだ。断ってもことわっても金魚のふんみたいに付いてくる。そんな経験も私はした。 ベトナムでは私は力車夫に約束した金額の10倍の額を請求された。断っても不気味についてくる。レストランに入る。店の前で待っている。負けてしまってその額を払ったことがある。それとほとんど同じ経験を下川氏もしているらしい。 言葉ができなくても英語と筆談でやっていく下川氏の「何とかなるさ」の旅心情を読んでいると、私はなんとも頼もしい。韓国仁川からフェリーで北朝鮮国境近くの中国丹東に渡る。朝鮮民族の住む町から北京を目指す。彼のように急がずにゆっくり旅をすればなかなか面白いコースではある。旅の虫がうずうずと動き出すような本である。
何を今さら
下川氏自身、バックパッカー旅行自体が下火であることを当然知ってるだろう。 ネットの普及の影響か、点から点の旅行は健在だが、点を線でつないで行く旅というのは もう若者には流行らないのだ。旅先でもその国より画面を見ていたほうが楽しいのである。 この企画はそんな旅の現状に対する逆説的な位置付けを狙ったものなのだろうか。 下川氏自身、そしてハードな地を這う旅の経験者であれば、日本からアジアを横断するのに さほどの金がかからないことくらい、やる前から分かっていることである。 あの広大な中国大陸だって上海からカシュガルまで、バスだけ乗り継げば1万円ちょっとで 可能なのである。だから5万4千円というのは日本国内の移動費を差し引いても さして驚くにあたらない予算である。いかに道中贅沢な食事をしないかくらいに かかっていると言っていいだろう。 このようなトライアスロン旅行にもうどれほどの情報的価値があるとも思えないのだが アジアの進化の現実を目の当たりにして、そのスピードについて行けない ノスタルジックな元おじさんバックパッカーはつい「鼻白んでしまうのだ」 そして「もうこういった旅も終わりなんだな」とつぶやいては 汚れたザックを部屋の隅に置いてしまうのだろう。
アジアのバスの旅
 2006年1月1日の共同通信配信記事「夢のアジアハイウエー紀行」を大幅に加筆したもの。後半は書き下ろし。  そういえば、この記事は朝日新聞の正月版に載っているのを、私も読んだ覚えがある。中国からトルコへ至るアジア・ハイウェイを取材したものだった。これは物資の輸送を目的にしたもので、けっこうな経済効果をもたらしているらしい。ただ、一方では経済格差にもつながってしまっているわけだが。  本書は、東京から福岡、韓国、中国、ベトナム、ラオス、タイ、ビルマ、バングラデシュ、インド、パキスタン、イラン、トルコと、ほぼアジア・ハイウェイに乗ってバス旅をしたもの。ほとんど全編がバスの中である。そのつらさが延々と語られている。このあたりは、アジアのバス・マニアである著者のお得意の分野だ。しかし、昔と比べるとかなり改善されている点も多く、一抹の寂しさを感じたりもしている。  安定した文章と鋭い観察で、安心して楽しめる一冊。
受け取り方の問題?
この作者の旅行記を読むのはこの本が初めてなのだが、それがいけなかったのかもしれない。 作中で幾度も語られる回想に全て頷けるくらいに下川裕治作品を読み込んでいれば、また別の楽しみ方もできたのかもしれないのだが。 全体的に、「平坦」という印象を受ける紀行文。 表層的に観たことしか書いていません、といった趣だ。 その為か、同行者の影が少々薄く、煽り文とは些か温度差があるように感じられる。 ただ、それだけ淡々としている分、アジアの現在を眺めるには丁度良いのかもしれない。読者によってそれぞれの解釈の仕方ができるだろう。 そういった面も勘案して、トータルで★3つとした。
バス乗り継ぎ旅行記
タイトルに魅せられて購入したが とにかくバスを乗り継ぐ描写だらけで 旅での人とのふれあいがほぼ皆無なので 読んでる途中で飽きてしまいました。 旅行中の人とのふれあいや事件が旅行記の醍醐味だと思うので この本は私には全く会わなかったようです。残念。


おすすめ度

関連のオススメ商品
新・アジア赤貧旅行―やっぱりアジアは面白い (徳間文庫)
アジアほどほど旅行 (徳間文庫)
バンコク下町暮らし (徳間文庫)
5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫 (し-57-1))
笑うバックパッカー (双葉文庫)
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
 
¥ 650(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:37,316位  
カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
飄々と旅する
三連休に一日ぶつける。 旅好きのサラリーマンにとって、まさに魅惑の言葉です。 本書はそんな「息抜きアジア旅」のコツを教えてくれる一冊です。 全部で12のルートが紹介されていますが、決してお仕着せの旅を推奨するようなものではありません。 それは著者も『アジア好きは、それ(本書)をヒントに自分にとっての週末アジアをつくり出していく気がする』(P.24)と語っている通りです。
感化されました
貧乏旅行の著作が多い旅行作家・下川裕治さんの本。 サラリーマンが週末+1日の休み程度でいけるアジア周辺の 旅を紹介している。もちろん自分の旅行記として。 この中で大連入りの丹東旅行が紹介されている。 この記事を下敷きにして計画して、実際に旅したこともあります。 北朝鮮との国境の街まで。 人のまねっこをするわけじゃないけど、参考として。 学ぶとは「まねぶ」という言葉からできているわけで・・・。
「週末バックパッカ-」になる為の良質なガイドブック。
「週末」、「兼業」。 この二つのキーワードを切り口にした、 下川さん自身の体験に基づく「週末アジア旅の提案」です。 p 「世界中を気ままに旅して回りたい。」、 「息苦しい日本を飛び出し、アジアのゆるゆると流れる時間に身を任せたい」 というのは、旅を愛する我々の見果てぬ夢です。 我々が下川さんの著作を愛する所以は、 その気持ちを具体的に代弁してくれるからだと思います。 p 今、「週末起業家」や「兼業サラリーマン」を勧める本が花盛りです。 今までのように、右肩上がりの経済成長を前提とした年収アップはもう望めない。 年金制度や勤め先の破綻に備えて、副業により収入を確保しようということです。 p 本当であれば、「生活のために好きでもない仕事をするくらいなら、 会社を起こして好きなことを仕事にしよう!」というのが望ましい。 しかし、必ず成功するといった保証は無く、逆に全てを失ってしまう可能性も大きい、 所謂ハイリスク・ハイリターン、それでは危険過ぎる。 p 下川さんの旅に対する考えも同じのようです。 欧米と違って、会社(組織)に属している限り長期の休暇など望むべくもない。 一度会社(組織)を飛び出したら、将来の生活の糧を得られる保証は何処にも無い。 年齢を重ねるにつれ、家族や仕事に対する責任も増してくる中で、 かつての理想とする気ままな旅を追い求める自分自身とどう折り合いをつけるか? その結論が、会社(組織)に属しながら、週末を利用して日本から近いアジアの国を旅行することで、 その方法を紹介するのがこの本です。 p 下川さんにすればこのような旅の姿は妥協の産物かもしれませんが、 私にとっては、アジア旅をより身近な存在にしてくれる、大変参考になる情報ばかりです。
帰還不可能
 『格安航空券&ホテルガイド』に連載された「その先のアジア」をまとめたもの。  週末を使ってアジアのプチ旅行を楽しむというコンセプトのもと、12のコースが紹介されている。金曜の夜に日本を発って、土・日と現地で過ごし、日曜の夜か月曜の夜に帰国する。あるいは、月曜を休みにしてもう一日。こんなわずかな時間でアジアへ行けるのか不安になるが、そこは旅慣れた著者のこと、きちんと旅程が考えられている。  たとえば、バンコクからのゆったりとした汽車の旅、中国から北朝鮮国境を見に行く旅。どれも面白そうで、ちょっと行ってみたくなる。しかし、だまされてはいけない。たぶん、この本に載っている旅のうち、半分くらいは実行不可能なのだ。ハードなバスの旅、時間にルーズなラオスの飛行機。そうしたものにうっかりつかまってしまうと、帰国不可能になる。くれぐれも気を付けて欲しい。
超短期型アジアの歩き方
下川裕治の本を久しぶりに買って読んだ。 割とアジアを旅行する人の間では有名なライターだ。 最近は、同じようなネタばかり書いているが、 見かけるとつい買ってしまう。 自他ともに認める「貧乏旅行ライター」という素敵な肩書きを持つ。 でも、「貧乏旅行」ライターなのか、「貧乏」旅行ライターなのかわからない p と彼はぼやき、その芸風も徐々に前者から後者へと 移行して来ているようである。 彼の本を買うと、アジア的な喜捨をしている気分になってしまう。 p でも、 アジアを見るときの視点には共感ができるところが多いので、好きだ。 旅行に行っても昼寝ばかりするというスタイルも好きだ。 恥ずかしそうに旅行のセンチメントを語る文体も好きだ。 p で、この本の内容は、週末を利用し、アジアにある田舎町を 訪ねてみよう、という忙しいサラリーマンを対象にしたもの。 ラオス、カンボジア、タイ、中国、韓国、ベトナムなどの 小さな街が紹介されている。具体的なルートや宿泊地などの データが付記されている。基本的には、若いころに旅行の 経験がある人向けに書いてあるようだ。 p おお、週末でこんなところまでいけるのか! という驚きの連続だ。緻密な計画と、ちょっとした小金 さえあれば、アジアの田舎のゆったりとした空気の中で散歩が できると思うと、もういてもたってもいられない。 p おれのリーマン生活はまだ始まったばかりなのだが、 はっきり言ってこの本は業務妨害である。 p 仕事をサボってこんな雑文を書いて妄想している始末である。 じゃあ、読むなといわれそうだが、 読んでしまったものは仕方がない。


おすすめ度

関連のオススメ商品
笑うアジア (双葉文庫)
アジア極楽旅行 (徳間文庫)
アジアほどほど旅行 (徳間文庫)
新・アジア赤貧旅行―やっぱりアジアは面白い (徳間文庫)
歩くアジア (双葉文庫)
アジア国境紀行 (徳間文庫)
 
¥ 560(税込)
通常3~5日以内に発送
ジャンル内ランキング:89,235位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
陸路で国境を越える
 アジア貧乏旅行の大家として知られる下川氏。彼が陸路での越境を試みたアジアの国境29ヶ所が取り上げられている。  下川氏が国境に惹かれるのは、アジアのいい加減さ、とぼけた味が色濃くあらわれる場所だからだそうだ。なおかつ、地元の人々の暮らしに触れることも出来る。なるほど。  国境まで行くのは大変だし、危険もある。本当に越えられるのか、近付くほどに不安と期待が高まっていく。しかし、意外にあっさりと抜けられることも多く、それがカタルシスになったりもする。まあ、やっぱり駄目だったということも多いらしいが。  アジアを心ゆくまで味わうには国境が良いのかも知れない。
初めて下川さんの本を読む方ならば良いかも。
いみじくも著者が「あとがき」で書いているとおり、ほとんどが既に過去の著作で触れている事柄であるので、下川さんの著作の愛読者(私もその一人です)にとっては本作に特に新味はないと思います。 p 著者の辿った旅程をなぞる旅に出掛ける際のガイドブックとして読むにはあまりにも過去の事柄がほとんどであり、かといって再読に耐えられる内容かといえば「?」と言わざるを得ません。 推測するに、同じ書下ろしである前作の「週末アジアに行ってきます」が好評だったので、「柳の下の2匹目のどじょう」狙いで、 手持ちネタの焼きなおしによる日を経づしての再度の「書き下ろし」となったのではないでしょうか。 p 「アジアほどほど旅行」や「週末アジアに行ってきます」が新鮮な旅のデータを踏まえた内容であったために実用書としても使えて、 かつ、読むうちに自分も実際に旅に出たくなるような書き振りだっただけに、本作の出来映えは残念です。
魅惑の国境越えが体験できる?!
アジアン・バックパッカーを世に広めた元祖ともいえる下川さんの本は、そこそこ読んではいますが、下川さんが自称の「国境おたく」とは知りませんでした。 それが、この本を読めば、なるほどなぁと思ってしまいます。 車で県境を越えているとき、ああ、ここが境目なんだなって、ふと思うことがあると思います。市町村が変わってもそう思うことがあると思います。 そのとき何かが変わる予感、また、変わったような気がするもんですね。 私たち日本は海に囲まれていて、地が続いている国境っていうものがないので、国境と言うものに対して、今ひとつ感覚がわからないところがあると思いますが、頭の中で想像してみますと、国境とは、何かが変わるのではないかと言うワクワク・ドキドキした魅力的で冒険的な感覚があるように思えます。国内の県境越えに比べれば、イミグレーション通過のドキドキ感も加え、一層、魅惑的でしょう。 そのような感覚を著者が実際に体験した「国境越え」に感慨深く本書は書かれています。 ぜひ一読され、国境越えを疑似体験されてはいかがでしょうか。


おすすめ度

関連のオススメ商品
笑うバックパッカー〈2〉 (双葉文庫)
アジアほどほど旅行 (徳間文庫)
新・アジア赤貧旅行―やっぱりアジアは面白い (徳間文庫)
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
新・バンコク探検 (双葉文庫)
笑うバックパッカー (双葉文庫)
下川 裕治(編集) 格安航空券ガイド編集部(編集)  
¥ 480(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:135,601位  
カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
笑い話
 『世界はアホで満ちている』(双葉社,1994年)と『世界はアホで満ちている 2』(双葉社,1995年)を一冊にまとめ、新たな話をいくつか加えて文庫化したのが本書。  『格安航空券ガイド』編集部に寄せられた、バックパッカーたちの体験談をまとめたもので、旅先で出会った怪しい人、恥ずかしい出来事などが並べられている。  バカな話ばかりで、暇つぶしには良いかも。よく見ると下川氏の体験談も混じっている。  しかし、まともに読むべきレベルにはない。
読みながら「あるある! いるいる!」って声にでてる
バックパッカーのための本ではありません。個人旅行をある程度、理解している人にお勧め。 特にアジアを旅した事の人なら、必ず共感できる事実が一つは見つかるはずです♪ 単純に「投稿をまとめて出版した」と言ってしまえばそれまでですが、現場の雰囲気がひしひしと伝わります。 これを読むと、また旅の虫がウズウズと・・・(笑)


おすすめ度

関連のオススメ商品
週末アジアに行ってきます (講談社文庫)
アジアほどほど旅行 (徳間文庫)
笑うバックパッカー (双葉文庫)
笑うバックパッカー〈2〉 (双葉文庫)
アジア国境紀行 (徳間文庫)
新・アジア赤貧旅行―やっぱりアジアは面白い (徳間文庫)
 
¥ 560(税込)
通常3~5週間以内に発送
ジャンル内ランキング:100,426位  
カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
年を取った
 1994年に出た『アジア赤貧旅行』から、ほぼ10年たって出版された本書。この10年間のアジアの変化と、著者本人の変化が描かれている。  アジアは変わった。屋台が安くて美味しい場所とは限らなくなったし、携帯電話も普及した。タイでもきちんと働く人が増えた。そういう変化を著者は寂しげに見つめている。しかし、一番変わったのは著者本人だろう。酒に浸り、中級のホテルに泊まり、病気にかかりやすくなった。何より、愚痴っぽくなっている。若者への不満、アジアへの不満、自らへの不満。  著者も年を取ったということか。  面白いけど、切なかった。
年のせいかな
昔から何冊も氏の作品を読んで来ましたが、最近では読んでいる最中に読むのをふとやめたくなることが多くなってきました 内容はそれなりに楽しく、面白い話や感心してしまう話しなどいろいろで、この本にしてもそういう内容の本です なのになんで読むのをやめたくなるのか考えながら読み返すと、氏の主張、考えなどが強すぎるような気がします p それは一般論というより氏が自分の若かった頃と比べての主張であり、最近のアジア本の出版量に対する焦りのようにも感じられます 途中では自伝のような内容にもなってしまいちょっと残念でした 氏の著作を初めて読むという方にはあまりおすすめではありません 
旅行記の進化形
数年前に下川氏の本を読んだときは、いかに安く旅する、何を食べた・見たといったことを面白おかしく書くフツウの旅行作家という印象でしたが、今回見方が変わりました。年齢を重ねると共に、とにかく安い宿から中級ホテルを探す(これが難しい)ようになり、夕暮れ時にはお酒に手が伸びるようになり(かつては酒がなくても「アジア」そのものに酔えた・・・)という変化を受け入れつつも、氏のものの見方は深くなってきているように思います(といっても、アフガニスタンでアメーバ赤痢に罹り、診療代「60円」を払うような旅をしているのだが・・・)。例えば、SARSと台湾、沖縄の関係なんかは、アジア、沖縄その他に詳しい、氏ならではのエッセイだと思った。 p 私自身もこの10数年、年齢と共に塊??むと好まざると旅行スタイルを修正しつつ、一人旅を続けているという状況なので、深く共感しながら読むことが出来ました。 もう少し、写真がよければ星5つなのですが・・・