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【くちコミ情報】
世界観が変わる
自閉症に関する世界観がとても変わります。特に日本では、自閉症=困ったものというとらえ方をしがちですが、これを読むととてもポジティブに感じることができます。アメリカではアスペルガー症候群を「ギフテッド」と言うらしいですね。「神から才能を与えられた者」ということでしょうか。テンプル・グランディンさんは、それを実感してらっしゃるようで、「また生まれ変わっても自閉症者に生まれ変わりたい」と語ってます。厚みがあって読みにくい感じがしますが、実際に読むと文章もとても読みやすく、読んだ後に気持ちがスカッとする素晴らしい本だと思います。
ティンプル・グラディンさんの第二弾
自閉症であるティンプル・グラディンさん(1947年生まれ 女性)は、 動物学の博士で、牛の屠畜場のシステムを考案した、技術者で、経営者でもある。 自閉症スペクトラムとしては、 カナー、アスペルガーどちらに入るのかは本文には記されていない。 ラベリングは無駄、ということか。 不安定な精神状態をおちつかせるには、隙間に入ったり、 何かに締め付けられると良いというので、 牛樋にヒントを得て「締め付け機」と言うのを開発し、 様々な施設で利用されていると著者紹介にはあるが 少なくとも日本では見たことがない。 今回も訳文にはいささか問題があると思われる。 「牛樋」たって、なんのことだかわかんないよねえ。 屠畜場を実際に見たことがある人は、想像がつくだろうけど。
感じ方を教わりました
自閉症である著者が、知識や実体験から自閉症のもつ感覚の過敏さや、またそれに対する感覚統合の運動、刺激等・・今まで問題視しかしていなかった私にとっては、考え方が変わった一冊です。何か迷った時に又読み返し、新たな発見をさせてくれる本です。
肩の力を抜いて、可能性をみつめましょう
手探りの中で出会った本でした。 実際、本人はどのように感じているのか見えているのか、視点を変えることができました。 今、あらゆる本がある中で一番の指標となった本として推薦します。
本人による、理路整然とした解説
自閉症、という言葉を聞いただけで、はっきりしない重いイメージでうけとめられがちですが、そこをエッセイでありながらサクサク解説してくれるという、いい本でした。医師でも間違えやすい、精神病との区別や、てんかんなどのよくある症状との関連など、本人ならでは、の切り口でつっこんだ話がたくさんのっていました。 自閉症が脳の神経障害である、ということもこの本の解説がわかりやすく、納得できました。役に立ちそうな薬も紹介されているし、自閉症者がどんなことで困っているのか、アウトラインがつかめたような気がしました。 自閉症者ならでは、の可能性を模索する積極的なアプローチが、本人・家族・行政・社会にもとめられているのだ、と改めて感じました。
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【くちコミ情報】
人間の才能という財産に気がつく大切さ
テンプルさんについては、火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF)を読んでとても興味を持ち読みました。自閉症という症状は「荘厳な美しさ」などの複雑な感情を理解することができないと言われていますが、単なる感情がない人間というのではなく、むしろとても複雑な感覚の持ち主であるということがわかりました。抱きしめられると恐怖を感じるが、その一方で抱きしめられたいとも思い、自動締めつけ機を考えるというところが大変興味深く読みました。 私も若干ADHD的なところがあり、自分で自分の気分をコントロールするのが難しく、とても疲れます。しかし、才能がないのではなく、むしろあり、うまくしたらそれを生かして成功することもできるということを理路整然と書いてあって、とても勇気づけられます。 生涯を通じてテンプルさんは、どんどん成長し続けておられるのがわかります。人間って成長するもんなんだなぁと思い、私も頑張ろうと思います。
自閉症の人の心のうち
いわゆる自閉症の人はそれまで、今何を思っているのか、なぜ、そうするのか、 何をして欲しいのか、そういうことを自分で、発言できるとは思われなていなかった。 (専門家と言われる医者や、心理学者がそう思っていただけで、親はそう思っていなかった と言うのが本当のところだろう) ところが、この本は心の中を漏らさず、しかも、自閉症でない人にもわかるように伝えた。 驚きであった。 惜しむらくは、90年代という時代のせいと、訳文に緻密さが書けるために、 日本語版では、自閉症が発達障害の一つとして今どんな評価を受けているのかが曖昧である。 だから、この本を読みこなすには事前に、東京都自閉症協会などのHPで、 自閉症スペクトラム(カナータイプから、アスペルガータイプまで) の理解を深めて置く必要があるだろう
環境の大切さがよく分かる
障がい児に関わっている全ての人にとって、予後は大きな関心事だと思います。でも、何が予後を左右するのか?自閉傾向?知的水準?それとも環境?それは様々な要素の組合せであって、1つではないと思います。でも、私の拙い経験からすれば、良い環境なしに、幸せな予後を過ごすことはとても難しいように感じています。例えば、小さい頃の様子などからして、この著者は割合自閉傾向の強い方だと思いますが、周りの素晴らしいサポートによってとても良い人生を歩まれているように見えます。障がい児の臨床に携わるものとして、この本を読んで、周囲の支えが子供達の人生をこんなにも明るく出来ると知ることは、とても嬉しいことでした。それと同時に、もっと頑張らなくてはと身が引き締まる思いでもあったのですが。障がい児・者に関わる全ての方にぜひ読んで欲しい本です。 ところで、「レナードの朝」で知られるオリバー・サックスの「火星の人類学者」という本の最後の章で、サックス博士がテンプル・グランディンに出逢った時の様子が描かれています。この本によって彼女の内的世界を知った後に、脳神経科医であるサックス博士が外側から見た彼女の様子を知ることで、また新しい発見が多くありました。関心がある方は、どうぞ手にとって見てください。その他にも、サヴァン症候群(「レインマン」などで知られる、幾つかの分野で突出した能力を示す自閉症児・者)の患者さんについても触れられており、読んで損はない本だと思います。
高機能タイプ
わが子も自閉症児です。自閉症に関する本を色々読み漁りましたが、この本の著者は非常に知的の高い自閉症者ですね。 自閉症にも色々タイプはありますし、知能の高低の差は様々です。 自閉症者に対する理解は欧米と日本では随分違うものです。 自閉症に対する誤解、偏見が多い現実もあります。 欧米での対応プログラムを知りたい方は一読されることをお薦めいたします。 私事の意見ですいませんが、欧米人の方の書かれた本にしっくりいくものはひとつもありませんでした。
保護者・教育・学校関係の方々、ぜひ読んでください。
アスペルガー症候群に関して何冊か読んでいるうちにみつけた本です。「娘がそうかもしれない…」自閉症に関して誤解し、理解を深めつつあった私(母)ですが、この本をよんで衝撃をうけました。私自身、とても共感したのです。成人した自閉症スペクトラムの方々が本で自身の障害に気づく事が多いと聞きましたが、そのとおりでした。まわりにいた、ちょっと変わった子(人)、とっつきにくい子(人)、まわりとは何か自分は違う?相手を自分を「理解」するためにぜひ読んでみていただきたいです。この自閉症スペクトラムは障害ですが(心の病気ではありません)愛情と気づきによって「個性」に変わります!テンプルさんの輝きをこの本で感じてください。
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【くちコミ情報】
考えることのできない著者
あまりにも、ものの見方が近視眼的すぎて読んでいて首をかしげる箇所が多かった。 これに比べれば、河合隼雄氏の「日本は一貫して母性原理に支配されていて、戦後は戦前のような父性原理の表層がなくなったので、家庭が機能していない」という指摘のほうが、よほど受け入れられるものがある。米国の青少年事情を知るには手頃な本であるが、著者はどの程度本を読み思索しているのかと思わせる書籍である。
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【くちコミ情報】
帰国子女の立場になって書いた名著
帰国子女は帰国してから日本でものすごく苦労する場合がある。 日本語ができても方言がわからない。 外国帰りで嫌われる。 英語の勉強が出来すぎて嫌われる。 帰国子女の人々というのは留学する人間とは違い望んで海外に行ったわけでもないのに海外でも日本でもイヤな思いをすることがたくさんある。 しかしカニングハム・久子氏はそういった帰国子女の親でもわからないような帰国子女の苦痛を子供たちに代わってこの本で代弁してくれている。
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