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【くちコミ情報】
あまりじっくり観ると
全てが中途半端に終わりましたね BGMもリメイクがよかったですね あのですねダンディー4のクロックアップと昭和の人達のアロハ〜はいらなかったですかね 私もDVDで必ず飛ばしちゃうんですが 後、マンネリ?の「頑張れ〜ウルトラマン」とかも飽き飽きしますねしかもダイナメンバーしかいないし(笑) 怪獣達もなんだかな 目的がわかりにくくてね TDGの盛り上がりがほしかった 戦いも変身→倒すの繰り返しだし カラータイマーも点滅せずに倒しましたし いい点が見つからないな〜 個人的にはティガ、コスモス、メビウス、マン、タロウ、レオでよかったかな〜と思いましたね
最高です!
8体のウルトラマンが並んでスペシウム光線出すところが凄くキレイです☆ 最後は宇宙船でウルトラの星を目指すという凄い展開 ちゃっかり出演している横浜市長にも注目です!
とても残念な設定・脚本
昭和シリーズと平成シリーズを共演させたいがために、パラレルワールドという設定を施したわけだが、それが大きな失敗原因となった。この設定のため、40歳代以上のお父さん世代はウルトラマン〜エースに感情移入したくてもできなくなってしまい、今20歳代になったであろう青年達もティガ・ダイナ・ガイヤの勇士を見ても同じ葛藤を感じたことであろう。 少なくとも私は、この作品のなかで唯一「我々の世界」から来たことにされたメビウスの視点で見終わってしまった。 前作「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」大ヒットの要因はウルトラマンと我々が共に30年の歳月を歩んできたという事実にあった。この要因を踏みにじって安易にパラレルワールドという設定に遊んでしまった功罪を大きいといわざるを得ない。年齢的にハヤタ、モロボシダン、郷秀樹、北斗星司が勢揃いするのも難しくなってきているので、なおさら歯がゆいのである。
感動する反面、ありきたりな展開
割とバトルシーンが短く、元祖ウルトラマンの活躍も少なかったです。平成ウルトラマン(ティガ、ダイナ、ガイア)をメインに描いているため、ウルトラマン、セブン、ジャック、エースの活躍は前作ほどではありません。また、怪獣のボスはヒッポリト星人でしたが、前作にあったようなウルトラマン絶滅計画もなく、ただ地球侵略のようでテレビ番組の延長戦のような気がしました。 全体的にウルトラマン新旧問わずに楽しめる映画だとは思います。「夢を諦めないこと」をテーマにしており、バトルを通じて果敢になるウルトラマンがそれを物語ってくれています。また、登場人物は放送当時の本人たちで、彼らウルトラ兄弟の姿には感動できます。しかし前作をリメイクしたようなバトル展開で、そこが少し残念なところでもありました。バトルがありきたりな展開にならず、元祖ウルトラマンたちの活躍をもっと見せてくれたら満点の作品になったと思います。 (余談)・・・もしも、次の映画があるなら、登場怪獣はタイラント、ゼットン、キングジョー、グランドキングあたりの強力怪獣が見たいです。タロウのストーリーが見たいです。
誰の為のヒーロー?
私は40代、ドップリのウルトラマン世代ですが、この作品には高い評価はつけれません。 1時間もたたないとウルトラマンが登場しないのは何故でしょうか? 皆さんに聞いてみたいです。 『ウルトラマンは本来誰の為のヒーローですか?』 テレビに向い目を輝かせて力の限り声をあげて声援を送る子供達のヒーローだったはずです。 大人達が大人の感覚で評論家のように語るような行為は愚行であり、そんな人達にウケるような作品では残念です。 この作品はウルトラマンがウルトラマンであるべき作品では無いきがします。 ウルトラマンが登場して正義の為に戦うシーンまでの人間ドラマのような1時間は何なんでしょうか、子供達に必要ですか?子供達が目を輝かせる前に飽きてしまいます。 私の子供もウルトラマンは大好きです。いつもテレビに向い声援を送ります。しかしこの作品はまともに見てくれませんでした。 本来は子供達のヒーローです。その子供が一番正直です。 ウルトラマンは大人として語るオタクやマニアのヒーローではないです。 真っ直ぐな心で真っ直ぐに正義を見つめる子供達のヒーローであるべきです。 次回作はぜひ本来の『ウルトラマン』を子供達と一緒に見られる作品になる事を期待します。
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恋とは何だろう。それは頭ではなく、本能から誰かを好きになってしまうこと。抑えきれない欲望に苦しむこと。この感覚を、映画にしたらこうなりました、という一作だ。主人公は美術学校に通う、みるめ。講師として学校に来たユリに絵のモデルを頼まれたことから、彼は20歳上のユリが好きで好きでたまらなくなってしまう。もう他のことは目に入らない。一方、夫のいるユリは、みるめの心を弄ぶように、ときに愛し、ときに突き放していく。 年齢の離れた男と女。それぞれの恋愛に対する感情を、松山ケンイチと永作博美がこれ以上ない自然体の演技でみせてくれる。とくにユリを押し倒してまでも求愛しつつ、彼女にサラリと拒まれるシーンの、みるめの“寸止め”な悲哀は観る者に切なく伝わってくるのだ。みるめに恋する蒼井優演じる「えんちゃん」。そのえんちゃんに想いを寄せる堂本の心の移ろいも共感を誘いまくるナチュラルさで描かれ、ラブストーリーとしては長めの137分を飽きさせない。オープニングとラストの屋上の対比や、バイクを押しながら土手を行くシーンでの音楽の使い方など、井口奈己監督の繊細なテイストに彩られながら、恋とはこういうもの、と納得してしまう。人の恋を笑ってはいけない!(斉藤博昭)
【くちコミ情報】
ほほえましい
素人さんが一生懸命作ったような映画です。ほほえましくはありますが退屈すぎ。せめて30分切ればちっとは見られるようになったのでしょうが、きっとプロデューサーがダメな奴なんでしょう。不眠症の方にはオススメ。導眠効果抜群の映画です。
たるい
評判がいいし永作博美が好きだから観てみたが、タルコフスキーのまねのつもりか静止映像の長回しは多いし、それこそ早送りでもしなければ耐えられない退屈な映画だった。なんかもっと面白くできる気がするのだが。
稀に見る■ソ映画!
ロングショットが多様されているが、いったいどんな意味があるんでしょうか?個人的には嫌いです。それから全体的に画面が暗い、これも好きじゃない。 名が咲くヒロミ 正直正味期限切れでしょう この映画でははっきりいってノイズです。リトグラフの教師はイケナイ(かっこつけ!ないで、この場合は食堂のおばちゃんのほうがリアリティーあります!)。 あおい優 やっぱり卓球のアイちゃんと重なります(白い衣装を着用してるシークエンスはカルト宗プンプン(勧誘ビラ配りのピュアーな信者にクリソツ!この手の衣装似合いすぎ!まずグルぽい髪型なんとかせにゃ(笑))。それからこの人は天性のおばさんいじめられっこ体質。 松山健一 軽くまことちゃんはいってます。 忍成修吾 小室哲也 この人ポテンシャリ高いです この俳優でてくるといっきに物語が学園ミステリードラマぽい雰囲気になります。不気味で良い。個人的に好きな俳優◎ セックスシーンは見事にでてきませんね。裏切られた気分です・・・・。 セックスといったらケツと腰がぶつかる音!(動物的な笑)を連想してしまうのは私が古い人間だからでしょうか?21世紀のリアルラブストリーではこの程度でもしかしたら、セックスといえるのかもしれませんが・・・(まぁセックスの定義は人それぞれですものね)。まぁ私には理解できない世界です・・。
全て台無し!
皆様おっしゃるとおり映画自体も永作氏も悪くない。てゆーか全体のトーンは(マクロ的にみれば)良いできである。 しかーし!セコイ!もう日本の芸能界ホントに最低! なにがって、永作氏、スカートの下の黒タイツの上に不格好てゆーか情けない、スタイリストどこから持ってきたんだ的なルーズな白パンツ履いてましたよね!何アレ!パンツはタイツの下だろ!あーゆーディテイルを無視する写真はダメ!本人か事務所の意向か知らないけど…。全くこの国の芸能業界は救われない。酷い。永作氏の怪演も映画もブチ壊しました。ヨーロッパあたりじゃ考えられない。私が監督なら絶対許さない。全てがこの調子。テレビはもっと酷い。哀しすぎ!力関係だけの世界は醜い。
ないものねだりの…どっちつかずの…
やるせない気持ち全開になりました。登場人物の心理と映画の出来に(笑)。ハタチぐらいの恋愛はおおよそこんなもんでしょう?が、特に映画にせんでもええんちゃうん?というのが正直な感想。原作読んでないのであれですが、小説もこんな感じなのかな? 忍成修吾の使い方も、なんか下手。この役者さんがもうちょっと魅力的に描かれれば(ラストの蒼井優との絡みみたいな)、映画自体に魅力が出たような気がする。また、妙に長回しが多いのが気になった。感情移入を求めたのかな?むしろ冗漫。もっと編集しても十分伝わったような気がします。 けど、女優二人が良かった。特に蒼井優は魅力全開。また永作と絡むマツケンを見て、うらやましくなるオレみたいな男子も多数いると見た(笑)。はっ。逆の女子もいるのか(笑)? あと音楽がHakase-sanで、主題歌がMa iMa i。フィッシュマンズを愛してた人だったら、ちょっと嬉しくなる組み合わせですな。 女優の魅力とフィッシュマンズ好きだったので星一個プラスって感じ。これなら「ジョゼ虎」おススメしたい(と小さな声で言ってみる…)。
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【くちコミ情報】
原作を読んだ者としては
原作は一度全部通して読み、DVDでアニメ版を観たのですが、この章に関しては原作よりおもしろかったように思えます。原作では内容的にどうしても退屈に感じてしまうこの章ですが、アニメ版はきれいにまとまっており、テンポが良くてグダグダにならず、また、戦闘シーンも非常に格好よくて、全体的に原作を超えたように思えました。細かいニュアンスなどは通じにくかったのかも知れないが、原作を知っているものとしては、非常に満足でした。
眼鏡の橙子さん・・・・・・・いい。
全7章のうちこの第4章は原作の中で1番短いエピソードなので、キャラクターの台詞、会話完全再現か!?と思ったんですが、今までの章と同じく結構省略されていて、時間も約45分とすっきりしてました。原作小説のモノローグをキャラクターの仕草や表情・映像でうまく表現してますが、個人的には幹也君と橙子さんの会話(橙子さんが幹也君から式の話を聞いて病院に潜入するとこから式が退院間近になるとこまでの)が省かれていたのが少し残念。でもそれでもアニメ版もやっぱり素晴らしいし、今までのもそうですが映像と音楽がとても綺麗です。好きなひとは観て買って損はないんじゃないでしょうか。 あと、最後に次章の前フリとして出てくる荒耶宗蓮、カッコよすぎ。
嵐の前の静けさ
空の境界の第四章、伽藍の洞。 病院に運ばれた後、長い昏睡状態から目覚める所から始まります。 直死の魔眼を得た式や、そんな彼女と橙子との出会いが描かれます。 シリーズの中で一番短いですが次章がかなり大作なのでその準備期間だと思ってもらえればいいと思います。
セリフの意味を理解する楽しみ。
原作を知らない人は謎掛けの様に難解なセリフに置いてけぼりを食らいます。 だからこそ何度も何度も観返す価値があり、徐々に理解が深まり楽しめる。 故に初見で一回限りの視聴ならばオススメ出来ません。 絶対にシリーズ通して何回か観る覚悟が必要です!!。 「生」と「死」の狭間で揺らぐ中、橙子の言葉で死を拒絶し"直死の魔眼"を受け入れ生きる事を選んだ式。 劇中ずっと雨だった空が最後に晴れる演出。 『空の境界』は各章通して、天候によってキャラの心情を描いている様に感じます。 "織"が消え孤独な"式"をただ1人守り、待ち続けていた黒桐の優しさに触れるラストシーンも素敵でした。
皆さん楽しめましたか?
並 。 もしくは、 凡。 想像を遥かに超えた創造ではなかった。 式の「」への邂逅の場面は普遍的な説得力が無く、本作品愛好者でなければその意味を理解出来ないだろうと思われる。 しかし勿論、凡てが凡であった訳で無し。 蒼崎燈子女史のアンサズ詠唱はやはり格好良かった。 2年の歳月を経て式の意識との邂逅を果たした幹也。その折り、黒桐幹也の見せた表情が私の乙女心を擽った。素敵だ、素敵だ幹也。2年でそんなに精悍になっちゃって、可愛いいんだから。 死者の襲撃から幹也の鼻歌、そして式の「迷うな」の叫びへと繋がる一連の演出は、胸踊った。 音の使い方が小気味良く心地よいのだな。 式の断髪の場面では心中「止めろ」と叫んでしまった。 作画それ自体の程度は高くないのだ。 しかしやはり、映像は容易く想像を超越してしまう。 悔しい。長髪の式なぞ、小説を読みながら何度も想像したと云うのに。 最後。 結末後、第三の駒の正体を明示してしまった事に対して、全く納得がいかない。 何故、明かした? 小説では読者に来るべき時までその正体を明かさないことで、矛盾螺旋で登場する“彼”に誤った疑念を抱かせる要因となっていたのに。 解らないな。 それとも、私は何か読み違いをしていたのだろうか? そんな嫌疑など私だけの勝手な思い込みであり、奈須きのこ氏には、小説には、第三の駒が矛盾螺旋の“彼”なのだと勘違いさせようとする意識なぞ存在しなかったと云うのか? ……もしや私が深読みし過ぎていた? ……だとしたら恥ずべきことだ。
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自らの内的風景を濃密に描いた椎名林檎の3rdアルバム『加爾基 精液 栗ノ花(カルキ・ザーメン・クリノハナ』の世界観を映像として表現した短編映画。大正から昭和初期の時代を舞台にした本作では、謎めいた影を持つ舞台女優・葛城楓(小雪)と彼女の身元調査を依頼された天城(小林賢太郎)の関係を軸とした、耽美にして淫靡(いんび)なストーリーが展開。昼と夜、夢と現実、陰と陽がめまぐるしく交錯する作風はそのまま、椎名林檎の音楽性へとつながっていく。そう、人間の深い部分にあり、誰もが逃れられない(そして、日常のどんなところにも存在している)エロティシズムこそが、この作品と彼女の生み出す音楽の核心なのだと思う。全編を流れる林檎の歌声に煽られるように、妖しいイメージを生み出していく小雪の演技が秀逸。(森朋之)
【くちコミ情報】
いいですよ
椎名林檎の音楽と、この映画の不思議さに惹きこまれる。 そんな作品です。 最後まで話の意図は明確にはわからないものの、考えさせてくれる。
途中で放り出されてもいいじゃない
「途中で放り出される」ラストに賛否両論ですが。 音楽にせよ絵にせよお芝居にせよ、想像力を働かせて観ることに慣れていない人にはやはり、とりあえずは「???」な筋書きなのかも。何故ヒロインが尾行されなければならなかったのかも分らずじまいだし、主人公の天城もヒロインの問いに答えずじまい。謎は解けないまま。 でも、これがこの作品のコンセプトだと思います。ってのは、私が解釈するに、「???」の部分は自分で勝手に想像していいんです。この映像美を愉しめて、自分で謎の答えを造れるところがこの映画の素晴らしいコンセプトなのだと私は思います。 この、曖昧さがいわゆるチラリズム的で想像力をかきたてるから、襦袢姿の林檎さんが妖艶に見える訳ですよ。自分で想像するスペースが作られた映画というのも、一方通行に情報が脳に入り込んでくる映画と違って私は楽しめました。 個人的に、大正ロマン大好きなので美術や照明にもシビレました。映画は、筋書きやその長さが総てではない。観る人の官能を刺激するものだということを改めて感じさせられました。 最後に蛇足かも知れませんが一言。劇中の林檎さんは、かの「吉原炎上」の藤真利子さんを彷彿とさせる、ちょっとコワイ妖艶さ。でも自分女ですけど、こういう美しさを醸せる女性に憧れます!
色がとてもきれいです!
小物から何から、とにかく色がとてもきれいです。 「THE大正浪漫」といった感じがよくでていると思います。 また、小林賢太郎氏の演技がとてもすばらしい! コバケンファンにはたまらない作品です。 脚本も、不思議で切なくて、とてもいいと思いますよ。
映像が美しい!!
私はミュージックビデオ的な軽いノリであまり期待せず見たので 思ったより楽しめました♪ 小道具や着物がとてもきれいで、芸術作品としてみるだけでもいいのではないでしょうか。 林檎さんの曲もすごく映像に合っていて、特に「おだいじに」が流れるシーンは きゅんとしちゃいます。
小林ファンならアリ
賢太郎さん目当てで買うならアリだと思う(とても若い!(笑)) 小道具も凝っているし 小雪はきれいだし 言葉の発し方や動きに品の良さみたいなのを感じる。 ドラマの短さからか展開が早いケド… (お互いに こう 馴れ馴れしい(笑)) 林檎の芝居は若干苦しいような。。。 私はあれが妖艶とは思えなかった… そのかわりテーマが読みきれない… なぜ本名を知りたいのか? 駒形はなぜ天城に依頼を?(遠回り過ぎない?) 粗筋ナシにはもっと話が酌めなかったろう… 椎名林檎の作品を知らないまま見たから不明なのか 知ってても不明のままなのか… 小林ファンとして見るなら十分アリだと思う。
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大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名。新居の片づけをしていると、同じアパートの河崎と名乗る男が声をかけてきた。口ずさんでいたボブ・デュランの曲に興味を持ったらしい。しかし、彼は初対面の椎名に、同じアパートに住むブータン人のドルジという青年に広辞苑を盗んでプレゼントしたいから「本屋を襲わないか?」と誘う。ドルジは河崎の元彼女の琴美と付き合っていたらしい。また買うのではなく盗むのが大切だと奇妙なことを言う河崎。 椎名は逃げ腰だったが河崎の巧みな話術にのり、気づいたら本屋襲撃に加担していた! 伊坂幸太郎の人気小説を映画化。本屋襲撃の裏に隠された、河崎、琴美、ドルジの不思議な友情、かつて彼らの住む街を荒らしていたペット殺し事件のエピソード、これらには巧妙な伏線が張られており、それは原作も同様。ただ原作では映像化不可能なトリックがあり、これをどう映画で描くのかが、原作ファンの興味の焦点だったが、これを中村義洋監督はうまく料理した。見るものに目の前の世界を信じさせる巧妙な演出は絶妙で、役者もよかった。特に主演の瑛太(河崎役)と濱田岳(椎名役)は見事なものだ。読んでから見ても、見てから読んでも味わい深い本作。青春ミステリーの傑作として語り継がれる作品になるだろう。(斎藤香)
【くちコミ情報】
原作の持つ『空気』を映像化した
映画は2007年5月12日公開。原作を読まれた方は分かると思うが、時間軸が2年ずれた世界が最後に交わる。この手法もどこかソースコードをインクルードして引っ張ってくるプログラミング手法をぼくには連想させる。変な言い方かもしれないが伊坂幸太郎の小説はプログラム的、もう一歩言い進めるとリバース・エンジニアリング的だと思う。出来上がったプログラムの構造を逆解析しているのに似ている。ということで映像化するのが最も難しい作品のように思えたが、中村義洋監督は見事に映像化に成功したと思う。 なんと言っても評価したいのは作品の持つ『雰囲気』を再現したことだと思う。濱田岳の椎名、関めぐみの琴美もイメージどおりだが、最も難しいドルジを演じた瑛太がすばらしい。随所に原作はいじってあるのだが、伊坂ワールドは壊れていない。会話の妙も生きている。嬉しくなった。 中村義洋監督は『チーム・バチスタの栄光』では散々な出来映えだったが、伊坂作品との相性は良いようだ。2010年に予定されている『ゴールデンスランバー』の映画化も楽しみだ。
なにも考えずに素直に見てほしい。
なにも考えずに素直に見てほしいです。 変に自分の感じているものを疑ったりすることなく、 その時感じるままに見たほうが、 後半に「あぁ〜っ!!」と、思えます。 そして、「私って、どうしてこの人をこんな風に思ったんだろう」と、 改めて思い返し、またさらにぐっときます。 面白かったです。 河崎、本当にいいです。
映画を観ながら原作を読むのが一番、、って無理か。。
伊坂幸太郎の、同名の傑作青春ミステリの小説を映画化した作品。原作の雰囲気をほのかにかもしだしており、いい具合に原作を忘れていることも功を奏してか、なかなか楽しめる作品であった。まぁ、それでも覚えている範囲内でちがうところはあるんだけど、限られた時間の中ではよくやったといえる。 なにがいいって、役者陣がいいのだ。瑛太の、関めぐみの、松田龍平のかっこよさときたら。そして、平成夫婦茶碗であんなにちっちゃかった濱田岳が大学生の役やって、結構はまり役で。なんだか、お兄さんはうれしい気持ちになりましたよ。。 主題歌もちゃんとボブ・ディランだったし(まぁ、ほんとは全編ディランの曲で埋め尽くしてほしかったけど、金銭的な問題もあるのだろうなぁ。大人の事情だらけの、やな世の中になったもんだ)、根本的なテーマである生、性、正もあんまりぶれてなかったし。原作付きの映画としては合格点をあげたい。本も映画もオススメなんだけど、どっちかをみてしまうと、この作品の肝である「からくり」がわかってしまう。なので、よりおもしろい原作を先に読むのがオススメ。もしくは、映画を観ながら原作を読むのが一番、、って無理か。。
映像化不可能と言われた小説の映画化
先に小説を読んでいたので 原作ではミステリーのトリックが小説ならではの表現だったこと、 現在と過去が交互に描かれていたことから 映像化してしまっては元も子もない つまらないものになってしまうのでは という危惧があった。 実際見てみて、 現在を主軸として過去の回想シーンが度々入る形式、 重要なトリックもミスリードと回想という 正直予想通りの手法で、意外性は正直なかった。 やはりこの小説を映画化するには、この手法しか無いだろう。 原作との変更点はいくつかある。 だが、基本的にテイストが損なわれておらず とても好感が持てる。 役者陣も良かった。 濱田岳さんは、私が小説でイメージしたのとは違ったが 三人の物語に巻き込まれ途中参加してしまう 雰囲気が出ていた。 関めぐみさんも当たり役なのではないかと思った。 可愛くてちょっと気の強い雰囲気。 一番すごいのはやはり瑛太さん。 難しい役だと思うのだが、ここまで表現しきるとは。 とても演技力のある俳優さんなのだと再認識。 個人的に驚いたのは、岡田将生さんが 椎名の同級生役で出ていたこと。 伊坂先生の映画化作品、重力ピエロで春を演じる岡田さんである。 ストーリー自体はあまり明るいものではなく どちらかというと救いの無いものだ。 しかし、強固な意志とセンスのある登場人物たち ストーリー展開で どこか救いがあるようにも見える、 後味はけして悪くないミステリー映画に仕上がっていると思う。
最後に分かるタイトルの意味までじっくりと堪能したい作品
大学入学を機に仙台へ引っ越してきた椎名。 神様の声を持つと言われるボブ・デュランの「風に吹かれて」の歌を口ずさみながら、荷物整理をする彼の前に、河崎という隣人が現れ、隣に住むブータン人に広辞苑をプレゼントするため、本屋を襲いたいと言い出す。 突拍子もない導入部分から、 切ない物語の全貌まで、 仙台の春の、柔らかな光の映像とともに 静かに見せる。 一つのトリックが解けたとき、 同じ話が、 全く印象の違う話として、 視聴者の前に繰り広げられ、 トリックの鮮やかさだけでなく、 登場人物の胸のうちが ヒシヒシと伝わってくる。 若い大学生ならではの 希望、 戸惑い、 勇気 そして、痛み。 ああ、だからコインロッカーね。 と納得する最後まで、ご堪能あれ!
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カスタマーレビュー数:14
【くちコミ情報】
おそるべし!西川監督!
ありきたりの題材を使って、こんなに見たこともないような映像、 緊迫感のある映像を撮れるんだと驚愕しました。 す、すごい、西川監督。これが初監督作品とは。 商品の内容では、「コメディ」などと評されていますが、 もっとシュールで、笑いなんてなかったと思います。 あまりにリアルすぎて笑えない。 「蛇イチゴ」はラスト数分から登場します。 父、母、妹、兄のえぐい人間像があぶりだされていました。怖い! 「ゆれる」よりももっとえぐいように思います。
お勧めの一本
「ゆれる」が素晴らしかったので直ぐに本作を見ましたが、オモシロイ! 定年間近の父と、ボケたお爺ちゃんを介護する母、結婚間近の娘。 一見ありふれた家族だが、お爺ちゃんの死を境に父の秘密が明らかになり、家族は窮地に立たされる。 そんな家族の前にかつて勘当された兄が突然現れ、窮地を救う(かに見える)。彼の目的は家族の再生か崩壊かー? やがて本音をさらけ出しながら次第に思考停止に向かう両親と、あくまでも自分の正当性を信じる妹。 終盤、「ゆれる」でも描かれている兄妹(弟)の絆と冷酷さが巧妙な脚本と演出でリアルに描かれている。 ラスト、兄の性悪を見切って突き放す妹が最後に見るものは・・・ どこまでも悲惨なストーリーのようですが、役者陣のキャラクターとユーモラスな音楽使いが相まって不思議と暗さは感じません。 「ゆれる」と比べると「まじめな人が落ちていく悲惨さ」と「最低な人が見せる優しさの輝き」の差でしょうか。こちらのラストシーンは爽やかささえ感じます。 監督の力量、脚本力を十分に楽しめるお勧めの一本です。
秀作!
映画が終わった瞬間、ラストシーンを噛みしめる。最後の最後の場面が、さまざまな意味を持っていて、さまざまな味わいを持っている。その味わいが、名人がつくった料理に匹敵する味わいであって、それほどこの映画は、美味しく、巧い。苦くもあり、旨味もあり、豊かでもあり、それに深い。 物語は地味。テーマ自体も、とくに目新しいというものでもない。いつか、どこかで、テレビのドラマで観たことがあるような内容。ところが、この映画は凡百の人間ドラマよりはるかに抜きんでている。歴史に残るような秀作。おおげさに聞こえるかもしれないが、それほどこの映画は、巧い。 まず人間が恐ろしいほどよく描かれている。まるで腑分けして見せるような、残酷なほどの観察力。しかし暖かみがあり、愛情がある。なにより脚本がずいぶん巧い。 つぎにキャスティングの妙。これがまた巧い。演出も素晴らしい。場違いなひとはまったく出てこないし、外れた場面も見当たらない印象。ここにも人間を見る確かさと、脚本の旨さが活きている。まったく、ケチをつけられるようなところがない。すでに巨匠の貫禄。
西川美和一作目
二作目の『ゆれる』で映画界のほぼTOPまでのぼりつめた若い女性監督 一言で言うと『人間単体で面白みを出す能力が半端ねぇ』 半端だねえじゃなくて半端じゃねーよのほう ほぼ人間を丸裸にして骨の髄までむしゃぼりたおして剥き出しの状態で見せる感じか 監督自身、私の映画は自分に対してサディスティックだ と言っていたが まさにそれだ かなり 音楽をあえて適当にはずして盛り上げる。そんな印象を受けた ゆれるとあわせて二部作でもいいような内容 解釈の予知を残す人間像もかなり魅力的 天才
カリフラワーズのライブが入ってます
映画は“ゆれる”と同等に完成度の高い、素晴らしい日本映画です。この監督(脚本も)の2作目にして大いに話題になった“ゆれる”を先に見て感服した人はこちらも是非見ましょう!というだけで紹介は済むのですが、“ゆれる”でも音楽を担当していて勿論こちらでも全篇にわたっていろんなジャンルの音楽をつけているカリフラワーズのライブ映像が1曲おまけでついてきてDVDはお得です。J・ブラウン調のというかパロディ?の長尺ファンクで映画のタイトルバックで流れている曲がまるまる1曲、いかにもソウルショーといった感じで盛り上がっているところが見れます。この手の音楽に興味ない人でも、この映画を見た後だと楽しめると思いますよ。
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