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   時代劇 の売れ筋最新ランキング   [2009年07月05日 09時11分]
2009年07月05日(日) 時代劇の第1位は 『大魔神 Blu-ray BOX』!
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在庫あり。
ジャンル内ランキング:995位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
画質は期待持てます!
衛星チャンネルなどでHD放送された画質を見ているが、とても綺麗だったので BDも期待持てる。 ジャケット柄の箱は良いが、怒る版のジャケット柄は逆襲版?の大魔神になっているように見えるが…。中のジャケット柄はオリジナルポスターを使っても良かったのではないか…。とにかくDVDよりは間違いなく高画質だろう。
BDオリジナル特典に期待!
DVDボックスがかなり充実していたので、買い控えるつもりでした。 でも、BDオリジナル特典が気になる・・・。買うべきか、買い控えべきか・・・。 平成ガメラシリーズのリリースもあるので財布と相談です。 もう少し期間をおいてリリースして欲しかった。
ついにBD化
ついに大魔神がBD化! あの迫力とスケール感が大画面で遜色なく見られるとは今から興奮です! 続いて発売されるガメラシリーズも購入決定ですね!
音声には手を加えないのか〜
音声はモノラルですか。 作品は違いますが、DVDのウルトラセブンやマンは一部5.1チャンネル化していたのに・・・。 ブルーレイソフトでもルパン三世やスタートレックは5.1や7.1チャンネルでおまけにHDなのに・・・。 画さえきれいになりゃブルーレイとしていいだろと考えられているのか、それとも日本の特撮映画のなかでは早めにリリースするので今なら消費者もそこまでしなくても許してもらえると思っているのか? もちろんオリジナルとしてのモノラル音声を付けるのはあたりまえとして、せめて5.1チャンネル化の特典ぐらい付けても良いのでは、というより今後リリースするすべての作品がそれはごく当たり前のこととすべきでしょう。 大魔神のズシーンというあの足音を是非サブウーファーで楽しみたいものです。


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ジャンル内ランキング:2,167位  
カスタマーレビュー数:24

くちコミ情報
ICHI
座頭市じゃなくて全く別物ですねこれ。 座頭市のイメージと全く違うんで逆に楽しめた。 決して他のレビューの様にけなす様な作品ではない。座頭市を凄い意識したせいでのレビューでしょうがそれでもこの作品を観てけなすなんて人間として恥ずかしい。
中村獅童が
綾瀬はるか=かわいい 中村獅童=あつくるしい(そこまでやらなくても) 大沢たかお=まぬけ(そこまでやらされなくても) に見えた。おそまつ!
きちんと見ましょう
作品的には可もなく不可もなくです。綾瀬はるかが好きならいいと思います。 しかし、刀が物理的に抜けないと勘違いされてる方は、きちんと見たのでしょうか? きちんとシナリオを理解する必要があると思います。
私的にはなかなか
映画館に行けない体質の私はDVDを買おうか迷っていました。映画館で観た人のレビューが厳しかったからです。レンタル開始を待ってやっと観てみました。映画マニアでもないし、技術オタクでもないので普通に楽しめました。好みもこだわりも人それぞれということで、ボロクソおっしゃりたい方もいるでしょうが、私は好きでした。ラストはちょっと切なくなって、悪くない後味でした。ま、ボロクソ評価の土台があって観た感想かもしれませんが、好評価ということで。
惜しいな
刀を抜けない男をひっぱり過ぎて、ちょっとコメディ化しているのが非常に残念です。 これに尽きます。 そのせいでクライマックスのシーンで今一歩感動できなかった。 それを除けば良かったです。


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ジャンル内ランキング:3,768位  
カスタマーレビュー数:32

くちコミ情報
何回観ても面白い
1:良い点 1-1: 何度観ても面白く映像は美しい。 1-2: 刀身を白く飛ばして目立たせるのは白黒ならではでカラーでは再現出来ない。カラーで再現出来るのは刀ではなくCG加工のジェダイの騎士のライトセイバー。白黒では美しいだけでなく、土饅頭に突き刺した時の禍々しさもライトセイバーの比ではない。ライトセイバーでは人を切れそうに見えない。 1-3: オープンセットの作りの良さは見事と言う他無い。またこれ程美しいロケ地を現在見つけるのは不可能だろう。 1-4: 演技陣は改めて観ると三船敏郎の軽薄さと木村功の弱々しさが二つの錘になりバランスを取っている。三船に視線を奪われ勝ちだが木村も中々巧い。 1-5: 菊千代と与平を初め、農民と侍達との間で気持ちが通じ合うのに無理が無い。 この点からも脚本の良さが分かる。 1-6: 戦闘場面の迫力を生むのは実写の「真剣」さだ。あれだけの馬と人が走り回り転べば大事故になるから「真剣」にならざるを得ない。 それが農民、侍、野伏りの「真剣」で命懸けの戦いの映像になっている。 2:悪い点 2-1: ワイドサイズで撮って欲しかった。横に動く映像が多いからワイドスクリーンの方が絶対いい。『隠し砦の三悪人』を劇場で観るとよく分かるが、疾走する馬を流し撮りする場面は速さと迫力がスタンダードサイズと段違い。 2-2: 現存する録音では志村喬の声が軽い。一軍を率いる将の声ではなく、責任感等が弱い。北大路欣也や中村吉衛門の様な声が欲しい。 2-3: 菊千代が決戦を前に刀を鞘から抜き土に刺すのは素晴らしい演出だが、七郎次が何をやってると尋ね台無しになってる。 最も欠点が気にならない映画。是非御覧になって下さい。
すばらし!!
黒沢作品はやっぱり昔のほうがいいですね。この作品は、内容もいいけど役者さんが皆さんすばらしい。今風に言えば、イケ面は一人だけ、木村功さんね。全員、「ああ侍」ですしお百姓さんはまさしくお百姓さん。何回見ても飽きません。
文句のつけようがない大傑作
あっという間の3時間半。 見るものを圧倒する素晴らしい映画。 人生の中でこんな映画に出会えるのはほんの数えるほどしかない。 こんな最高傑作が日本で誕生して、そして今現在でもDVDというメディアで楽しむことができる環境に感謝です。 内容はもう、他の方々がレビューされているので多くは語りませんが、 やっぱり七人それぞれの個性を見事に演じきった俳優、農民一人一人、 全てが素晴らしい。 何度も繰り返してみたくなる、凄い映画です。
魂揺さぶり 命たぎる 金字塔映画
正直 何から評価したら良いのか 迷い過ぎる程 素晴らし過ぎる 困ります 文句なんて とんでもない 完全無欠の映画です 私は舞台でも映画でも年数回 役者として演じさせてもらってる者ですが 観る側よりも 演じる側として 演出側として何度も見直してみても恐ろしい程 鳥肌が立ち 汗が出てきます 全てが神の領域です 感想の最後に切られ撃たれ死にゆく野武士も侍も 死に様がリアルです 中には あっけないとか迫力がない死に様という 糞馬鹿の方々もいますが 人は演出たっぷりの死に方なんてしないです あのような場面では 人はあっけなく死に ズタボロのゴミクズのような屍に変わってしまうんです そこまで死に様でさえ計算尽くした監督とスタッフには脱帽して頭が上がりません 菊千代の死に様に何度観ても目頭が熱くなります
このジャケは反則
なんてイイ顔なんでしょう。思わずクリックしてしまいました。 三船敏郎はじめ、これだけ味の濃い登場人物の個性を浮かび上がらせ、かつそれらを1つの作品としてまとめ上げる。色々な映画を見てきたが、奇跡の完成度ではないでしょうか。 それと、合戦のシーンの迫力のあること! 映画関係の方、ちょっとCGを使うのをやめてみませんか? 今後日本からこれに比類する作品は生み出されるんでしょうか。


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カスタマーレビュー数:10

くちコミ情報
私も手塚弥一郎みたいな人が好きです。
藤沢周平さんの小説の中で、好きなほうから五本の指に入る『山桜』。 東山紀之さん、いい役者さんですね。 原作では弥一郎は‘男にしては優しすぎる目元が’とあるので キャスティングを知った時は正直首をひねりましたが 今は彼以外に考えられません。 原作を読んでいない方が、「野江と弥一郎が一緒に出てくるシーンが少なすぎる、 冒頭の、桜のシーンのあれだけか」と言っていましたが、 あれだけだからいいんです、あまり説明的でないところが。 弥一郎の人となりを端的に示しているではありませんか! おにぎりのシーンは本にはありませんでしたが好きな場面です。 マイナスの理由はヒロインのイメージとラスト。 田中麗奈ちゃんは嫌いではないですが、ごめんなさい、私の野江のイメージではなかった。 壇れいさん・松たか子さん・鈴木京香さんなどの和風美人が浮かんできます。 それから、私が原作をこよなく愛しているせいかもしれませんが、 手塚家を訪れた野江が、玄関の上がりがまちで思わず泣き崩れるラストの方が余韻が あってよかったかも。 みている方は、行く末が案じられてちょっと心配なのですが。
藤沢小説が好きなら、この映画も楽しめます
最近藤沢周平の小説を原作とした映画が多いですね。 この手の作品は往々にして原作と乖離してしまうのですが、(特に藤沢作品は短編が多いので)この作品は小説の行間の叙情を絵にしたような作品で、藤沢ファンなら楽しめると感じました。 原作と同様、はっきりしたラストは描かれていませんので、その点は評価が分かれるところだと思います。 ですので、万人向けという訳ではありません。その点を考慮して星4です
山桜のようにひそやかで美しい男女の情愛
藤沢周平氏の約20頁の原作を100分足らずとはいえ品格のある1本の映画作品に昇華させた作品。原作に忠実なストーリーだが、原作のイメージを裏切らない。山桜の美しさ、その下でのかつて縁談のあった野江(田中麗奈)と手塚弥一郎(東山紀之)の出会い、その出会いを胸に秘めたまま意に添わない嫁ぎ先での嫁の役割を果たそうとするも、弥一郎の正義感あふれる行為を悪し様に言う婚家と決別し、実家に戻り、牢に閉じ込められたままの弥一郎の家を訪ねる野江の、多くを語らないが真っ直ぐ筋の通った行動。その弥一郎の家で彼の母に「待っていたのよ」と迎えられ、回り道をしたことを実感する場面は感動的だ。 山桜の季節に始まり山桜の季節に終わる構成の妙。要所で挿入される美しい自然の描写。そして何よりも控えめな田中麗奈と東山紀之の演技が素晴しい。台詞は少ないが、2人とも周囲の人を思い、誠実で、決然と行動する芯の強さを持っているが、情愛は胸に秘めたままという、古き良き日本人の倫理観・正義感・情感をよく体現している。澄明さ溢れる藤沢ワールドの見事な映画化。余韻がいつまでも心に残る。山田洋次監督の3部作の演出方法と比べてみるのも一興だろう。
たそがれ・・と比べてしまう
田中麗奈は 「暗いところで待ち合わせ」の印象が強く残っていて、視力障害者に見えてしまったのは私だけでしょうか。東山のセリフがなんと少ないこと。あまりにかっこよすぎなので、どうして結婚しなかったのか、やっぱりくっつくのか?とか、ついつい意地悪な見方をしてしまいました。 悪役と良い役が見た目からはっきりしていて分かり易いと言えば言えるけど、・・・。 やっぱり、たそがれ清兵衛と比べてしまって星三つになりました。
美しい日本の心
藤沢さんのご長女である遠藤展子さんが「まるで父の小説を読んでいるような錯覚を覚える映画でした。本のページをめくるように父の原作の映画を観たのは初めての経験でした。」と感想を述べておられるとおり、まさに藤沢作品を読んでいるような詩情豊かな映画です。 決して声高にならず静かで淡々とした流れの中に、凛と真っ直ぐに立つ人間の気高さ、美しい北国の風景描写と人々の心情、そして少ない台詞の行間に溢れてくる美しい日本人の心。 東山紀之さん演ずる手塚弥一郎はほとんど台詞がありません。しかし、その無言で在ることの存在感、立ち居振る舞いの美しさ、そして殺陣の潔さが実に見事です。 藤沢さんの小説には必ず魅力的な女性が登場しますが、この映画でも女性がとても魅力的です。 野江を演ずる田中麗奈さんはもとより、野江の母親役の壇ふみさんの微笑みの温かさ、「あなたはほんの少し回り道をしているだけなのです」と言う台詞に、娘の気持ちを思いやる優しさが溢れています。 それと、ラストシーンの手塚弥一郎の母親役の富司純子さんが実に素晴らしい。 全てを肯定して包み込んでくれるような優しい微笑み。小説では野江のこのときの心情を「取り返しのつかない回り道をしたことが、はっきりとわかっていた。ここが私の来る家だったのだ。なぜもっと早く気づかなかったのだろう」と表現していますが、映画での富司純子さんにはこの野江の今までの思いや苦労、後悔、そういった全ての時間を肯定して迎え入れてくれている温かさが感じられました。 自分の全てを肯定してくれるような温かさに、野江は泣くのです。 その涙の美しいこと・・・。 慎ましく控え目で、それでいてまっすぐな恋の物語、そして、この静寂の中に凛として佇むような感覚、久しぶりに日本の心の美しさと繊細さを感じさせてくれる素晴らしい映画に出会った、と感じています。


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ジャンル内ランキング:6,949位  
カスタマーレビュー数:87

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   時は幕末、庄内地方の小さな藩の下級武士・井口清兵衛(真田広之)は、ふたりの幼い子どもと老母の世話をするため、勤めが終わるとすぐに帰宅することから「たそがれ清兵衛」と同胞たちからあだ名される冴えない男。しかし、幼なじみ朋江(宮沢りえ)の危機を救ったことから、実は剣の腕が立つことが世間に知れてしまい、ついには藩命で上意討ちの討ち手に選ばれてしまう…。
   時代小説の大家・藤沢周平の短編『たそがれ清兵衛』と『竹光始末』『祝い人助八』をベースに、これが時代劇初演出となる巨匠・山田洋次が監督。当時の時代考証を綿密に行いつつ、ささやかな家族愛や忍ぶ恋心、そしてダイナミックな殺陣シーンなどを見事に具現化している。人間本来の美しい心のありようを、決して押し付けがましくではなく、優しくささやかに問いかけてくれる、日本映画でしかなしえない必見の秀作。真田の素朴さと宮沢の清楚な美、両者の好演も特筆ものである。(的田也寸志)

くちコミ情報
美しい映画
セットとロケ地がこの上なく美しい。カラーを活かせ切れなかった黒澤明の『乱』と『影武者』より美しい。 黒澤監督の白黒侍映画は、 1,白黒の映像 2,日本の美 3,侍映画 の頂点の一つ。美しさを作り出したのは二科展に二回入賞した黒澤の絵心に間違いない。 美しさを感じる心と繊細であり清濁併せ呑む五感がある芸術家でなければ映画でも美しい作品を作れない。 寅さん映画という外見をしていながらも芸術家の心を持つ事を山田洋次はこの映画で示した。『椿三十郎』のリメイクを作った森田芳光とは根本的に違う。 主人公井口清兵衛と朋江の立ち居振る舞いと行動の美しさは武士道の賜物。信義、礼儀、潔白、質素、倹約、愛情、忠誠、名誉、等の言葉が二人の指針になっているのがよく分かる。 冨田勲の音楽も美しい。『新日本紀行』のテーマ曲を作った腕前を発揮した。 黒澤映画の音楽は映像と合っているが、映像と比べると見劣りする。やはり画家だから映像で語らせようとしているのが分かる。 この点も『たそがれ清兵衛』を観ると改めて分かり新鮮な驚きだった。 真田、宮沢、田中泯は多くの方が書かれた様に素晴らしい。 田中泯は雰囲気や表情は文句無しだが喋りが少し苦しい。だが『メゾン・ド・ヒミコ』での「あなたが好きよ」を聞けば進歩したのが分かる。並の演技者ではない。 終盤、上意討ちの場面、余吾が清兵衛と語ってる間は影から出ない。余吾が光の中に入るのは抜刀してから。刀と殺人でしか語る事が出来ない侍の悲哀と無駄。殺陣の見栄えの良さだけの場面でない。余吾の「これからは侍の時代ではない」を強調している。 素晴らしい。 欠点は山田が30代か40代に撮らなかった事。 美しい映画である。佳作。
何回見ても好きな映画。
あらすじを公開してしまいそうで感想を書くのは難しいです! 田中さんの鬼気迫る迫力にはまったく脱帽。 『やっぱりおぬしが来たか』と、相手の実力を認めるあたりが大物ですね。 お互いつらい目を生き抜いてきたもの同士、和やかなムードになりかけるのですが、 清兵衛が何気なく漏らした言葉が善右衛門の誇りを著しく傷つけるのです。 暗闇の中で光る眼。 そのあたりからが圧巻で、何度見ても興奮します。
静かな哀愁
真田広之よいですね。渋い。 貧乏で謙虚、欲のない武士、しかし剣の腕は一流。 静かに哀愁漂います。
哀愁と優しさに満ちた時代劇
 日本に存在する著名な各映画賞を総ナメにした、山田洋次監督の初時代劇作品。  時代性の捕らえ方、2時間という上映時間の中での起承転結、老若男女問わずの分かり易さなど、ハリウッドやアニメにばかり目が向きがちな邦画界の面々は、括目して山田技法を学ぶべし!  物語の舞台は、幕末の東北の小藩「海坂藩」(モデルは米沢藩らしい)。  そこで平侍として暮らす井口清兵衛は、労咳で妻を亡くし、幼い二人の娘と、ボケの始まった母親と4人で暮らしている。生活の貧しさから内職に勤しむ必要もあって、清兵衛は毎日勤めを終えると、同僚からの遊びの誘いも断って、家路につく生活を送っていた。そんな彼の事を、同僚は「たそがれ殿」と呼び、変わり者扱いしていた‥‥‥。 こんな武士が本当に居たのかどうか、その資料の少なさから定かではないようですが、外見の貧しさがすなわち、内面の貧しさではないという一本の筋が、ヒシヒシと伝わります。そして、清兵衛の幼馴染・朋江が登場し、山田監督お得意の、純粋過ぎる位に純な恋愛模様が描かれます。  個人的には、宮沢りえという女優は余り好きではないのですが、それは私の色眼鏡の度合いが強過ぎるだけで、可憐で優しく芯がある朋江像を、良く演じていたのではないでしょうか。惜しむらくは、ラストの泣き崩れるシーンとか、ね。この辺がもう一段、上手い演技だと感動の度合いが増すんですけど‥‥‥。  各映画賞の新人賞を多数獲得した、これが映画初出演とは思えない、前衛舞踏家・田中泯氏の演技が、実に素晴らしい。一見すれば、怖さとか不気味さが目に付く役柄なのですが、そんな風に一括りに出来ないような哀愁が、その立ち居振舞いから溢れています。清兵衛との死闘一連と、その結末における一人芝居は、本職:前衛舞踏家の面目躍如たる顔が見えたような気がします。  そしてそれをわざとらしい芝居に見えないよう、実にリアルな演出で彩った、殺陣シーンが初撮影とは思えないような山田監督にも、拍手を贈りたいですね。  画はビスタサイズのスクイーズ収録。昨今の映画はCGが溢れ、デジタル編集が可能なハイビジョンカメラなどで撮影されていますが、本作品を見て「フィルムは良い!」と感嘆の声を上げてしまいました。  本作もCGにて作成された場面は当然存在しますので、何らかのデジタル処理が施されているとは思うのですが、画面の落ち着きというか、空気感を伴う細部のぼやけ方が、やっぱりCGはCGであって、フィルムには敵わないなぁと感じました。  この映画は明暗のコントラスト、特に中間の色合いがポイントです。  音は、DD5.1ch、DTS5.1ch、DD2.0chの三つを収録。  音場感や低音感、そしていつも気になるDD5.1chとDD2.0chが両方収録されているソフトにありがちな、DD2.0chの収録音量の絶対値が、DD5.1chよりも低く聞こえる(ボリューム位置を固定したまま、音声をDD5.1ch→DD2.0chに切り替えると、スッと音が小さくなる)現象がなかったので、DD2.0chの方がより自然な音と感じました。  生活描写の各種SEなど、サラウンドの使い方も上品で、腰の据わった印象です。
貧乏ざむらい
真田広之主演です。宮沢りえが後添えとして出ています。山形県庄内藩が舞台です。学問もあり、剣にも優れているが、認知症の母と娘2人を抱え、妻には先立たれ、石高も少なく貧しいけれども、満ち足りた生活を送っている武士の話です。この武士の生き方が心を動かされるものがあります。それが、家老の命令で、ある人を斬りに行かなくはいけなくなります。断るのですが、武士社会で断れず、斬りに行くことになります。このときの相手も、武士社会の犠牲者みたいな人間でそんな2人が切り合うシーンはジーンと来ます。武士社会の話ですが、現代のサラリーマンや官僚社会の問題と同じテーマがはめ込まれています。とても面白く、社会的な寓意を含んだ映画でした。


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中途半端の感は否めない
市川監督と気心の知れた達者な俳優さんたちが多数出演していて見ごたえがあり、ロケーションやセットの素晴らしさも特筆すべきものがあるのですーが、どうも中途半端な印象が拭えません。 まず、あの室内シーンの見事な照明、やはりあれはフィルムで撮ってこそ映える技術ではないでしょうか? 闇の部分がまったくない、軽い映像になってしまっています。 時代の趨勢にあえて逆らうようなことを書きますが、ハイビジョンとかデジタル映像というものは、動物ドキュメンタリーやスポーツ中継、SFX作品にはいいのでしょうが、人生の重みとか、人間の心の機微を捉えるにはむしろ不向きのメディアではないかと私には思えます。 加工・保存がし易いー、という利点は同時に軽めの映像になるーというマイナス点も抱えていると思うのです。 結局、従来の映画でもTVドラマでもない、不思議な雰囲気を持った映像作品になっており、そこがいいのだ、という見方もあるのでしょうが、これはやはり狙って出しえた効果ではなく、偶然の産物に過ぎないのではないでしょうか。 技術的な面はさておき、内容の点でも、なんだか変な作品です。 最後まで意味が分からずじまいの“その木戸”のコンセプトや、あいまいなクライマックス。 愛する人とあのようなかたちで別れねばならなかった主人公が、“俺の人生はほどほど幸せだったと思う”というのは、17年間の彼の軌跡が描かれていないだけにかなり強引な結末に見えます。 ストーリーを頭から追っていったら、この人は無理やり自分は幸せだったと思い込もうとしているような構造になっており、これじゃまるで悲劇です。 技術面、内容的にも、市川監督第一級の作品とは言えない出来になっていると私は思います。
はまり役の俳優さんたち。
こんなに美しい映画は久しぶりです、どこにでもあるようなストーリーだけど さすが市川昆監督の作品です、日本の美しさを表現し その中に生きる人の淡々とした生き様そして 浅野ゆう子演じる記憶喪失の女のなんと美しいことか・・武家屋敷の陰鬱な影と明かりも この映画を一層深い味わいへといざなっています、年をとっての伴侶の居ない主人公のこの武士 中井貴一も役柄にぴったりの良い味を出しています、後味のほんのりした佳作です。
死後の新作
素晴らしい映画、そのひと言に尽きる。 これだけの作品が15年もの間眠っていたとは勿体ない話だ。 “美しい不思議小説”と言われる山本周五郎の原作を市川崑が監督した本作は、 1993年、民間放送初のハイビジョン・テレビドラマとして製作された。 時期尚早すぎたのか、衛星放送で1回放映されたきり、 多くの観客(視聴者)の眼に触れる機会を逃し続けてきた。 1959年、市川崑は、映画監督としてもっとも早くテレビ界に乗り込んだ。 そして黎明期にして、数々のタブーを平然とぶち破っていった。 大量の土砂をスタジオに持ち込んでセットを組んだり、 当時の受像機の解像度では御法度だったロングショットを用いたり、 やはり御法度とされていた白い色ばかりでセットをデザインしたり。 そうしたテレビ放送初期の作品群はほとんどが生放送であったため、 伊丹十三主演の『源氏物語』など一部を除いて現存していない。 そして時代はハイビジョンへ。 「画面の方から、もっと創り込めと言ってくる」 『その木戸を通って』を撮り終えた市川崑は、 衣裳の布地まで鮮明に映し出す新技術にそんな感想を述べながら喜々としていた。 本作のキービジュアルのひとつである竹林の鮮烈な緑色も、 ハイビジョンで可能になった撮影後の高度な色彩調整を楽しんだ結果に違いない。 ・・・物語は、 ある武士のもとに、自らの氏素性の記憶を喪失した女が現れることから始まる。 武士を演じた中井貴一がいい。 女を演じた浅野ゆう子が素晴らしい。 巧妙な省略動作で熟練芝居の真髄をさり気なく披露するフランキー堺のとてつもなさ。 テレビドラマのクオリティを遥かに超えたカメラ、美術、照明。 静謐の中にサスペンスを秘めた、極上の説話物語を思わせる珠玉のシナリオ。 そして、ラストシーンの比類なき余情が忘れがたい。 最早誰も真似ることのできない名人芸が、 監督の死後に“新作”となって甦ったことは、この上なく嬉しい。


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期待していなかった
映画館へ足を運ぶ前は正直たいして期待していなかった。 綾瀬はるかさんは好きですが時代劇、それも座頭市は無理があるだろうという逆の意味での期待を抱いて足を運びました。 鑑賞後は非常に満足して映画館を後にしました。 彼女のなかなかの演技力と剣術を身につけている為に見えなくても気配で人や起こっていることを感じ取れるという設定になっている為に盲目に関しての違和感は感じませんでした。 彼女自身、演技中目の前で人が動いても瞳を正面に固定し続けるといった努力の賜物でしょう。 殺陣については相手の数が増えればアラが見えるが一人、二人を逆袈裟懸けに切るシーンは結構堂に入っており驚きました。 作品としては中村獅童の影響力が大きい。その強さと横暴さは将軍家御指南役がどうのという荒唐無稽な設定を超えて迫力があったし綾瀬はるかを殴り倒したり踏みつけるシーンもちゃんと当てているリアリティがありました。 大沢たかおが剣を抜けないという設定に固執するあまり荒唐無稽な演技になってしまっているのは彼にとっても残念ではありますが「俺は抜けば強いんだ」が強がりでないことを最後に証明してみせて潔く逝ってしまうのは見事でした。 でも一番のこの作品の貢献者は子役のようなきもします。 あの子がバラバラのピースを纏めてくれる触媒になってただのチャンバラや美人が座頭市をやるという意外性だけの作品ではなく一本の映画になっていました。
泣きの演技に注目
最近はコメディーづいている綾瀬はるか。本編ではシリアスな演技を見せてくれている。公開当時は殺陣の演技ばかりに注目が集まっていたが、本当の見所はそこではない。ここでは「泣き」の演技に注目だ。曽利文彦監督は写真集「綾瀬はるかinICHI」のインタビューで「特に驚いたのは役になりきって涙を流すこと。芝居の流れの中で自然に泣くことができる女優」と綾瀬を評している。「世界の中心で、愛をさけぶ」以来、これほど説得力のある涙を流せる女優を知らない。その綾瀬の「涙」については「僕の彼女はサイボーグ」の特典DVDに収められたインタビューで本人がこう語っている。「泣こう泣こうという気持ちに負けちゃいけないとすごく思う。そっち(涙)を優先して感情が抜けたら本当に自分で見てていつも駄目だと思う」。綾瀬は涙が欲しいシーンで涙が流れさえすればそれでいいという役者ではない。綾瀬の涙に対するこだわりは尋常ではない。本当に役になりきって涙を流すから「ファーストテイク」が最もいい演技になる、だからそれを撮り逃せないと「ICHI」のカメラマンも言っている。綾瀬は涙を見るだけで価値のある役者である。
誰が主人公?
映画としては普通に面白いですけど…綾瀬はるかのファンですけど座頭市ですけどもっとなんたか…
生理的な快感
殺陣の緩急のリズムに生理的な快感がある。まさにアニメ世代の監督の真骨頂。 敢えて批判を恐れずにいえば、ただ、せわしなくチャカチャカ刀を振り回しているだけの勝新のチャンバラより、全然いい!
思いがけない結果
1:ブックレット ではなく、この体裁はリーフレット。しかも12ページ中、字が書いてあるのは6ページだけ。内容は作品とキャストとスタッフの紹介という無意味さ。使えるのは主題歌の歌詞とCDの収録内容だけ。 2:特典映像 2-1:音楽メイキング 曽利監督が話してるだけ。 2-2:メイキング 久世浩殺陣師の立ち回りはさすがに巧い。 2-3:VFXメイキング 殺陣自体より着物が切れる映像や地面に落ちる血の話が興味深く、昼夜の逆転や細部の修正も興味深い。 3:本編 3-1:刀 相変わらず剣豪垂涎の的の切れ味と刃持の良さ。 市は切り合いの時自分の刀が折れたりすれば、盲目のために落ちている刀を拾う事など出来ない。そのために普通の剣豪以上に刀に注意を払い手入れをし金を使うはず。 だから冒頭、三人斬りをし美藤宿に着いた時、最初に行くべき所は研師。そこで研ぎを頼むだけでなく刀全体を入念に調べさせるはず。盲目の不利を分かっているから刀身に狂いがあればためらわずに新しい刀を買うだろう。 また予備の武器として簪も必要。 この程度の事をやって当然なのだが相変わらず監督と脚本家とプロデューサーの無知と傲岸が罷り通っている。 3-2:ロケ地 江戸時代の設定が暗黙の了解になっているから里山と自然と田園はかなり美しくないとそれらしく見えない。 ロケ地の方は悪くないがイマイチ美しく撮れていない。 特に市と十馬が手合わせする雑木林の場面。新緑が表す「生」と剣術が表す「死」と無駄と無意味の対比が強調されず見応えのある場面になってない。 3-3:綾瀬はるか 非常に美しい。ファンとしては嬉しいが市としては美し過ぎる。剣術の強さと対比させ魅力的な市になっているが、無駄に美しい。人を斬り続ける市の心が美しいはずがなく、美しさが暗示するものが市には無い。美貌を殺せない綾瀬の拙さのためだが魅力的な市になったのは間違いない。


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スーパースター
この瞳をみて、、、フリーズしてしまう。 今では歌手活動がもっぱらですがこんな感じで現代劇にも時代劇にも出て見えました。 もう、彼のような人はでてこないだろうなって思うと胸が熱くなります。


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藤沢周平映画の最高峰
「武士の一分」までの一連の藤沢周平映画の中で、この「隠し剣 鬼の爪」がベストだと思う。 まずなんといっても、ヒロインの松たか子が素晴らしい。「女性の品格」という本が売れる 現代だが、このきえという女性は「品格」よりもっと大切な何かを仄かに薫らせ、愛おしい。 また永瀬正敏も良い。各作品の主人公の中でも、飛び抜けストイックで無駄な動きもなく、 田舎の小さな藩の下級武士という感じが一番する。 緒形拳も、各作品の悪役の中で最高のワルである。(最悪のというのが正しいのかな?) 監督は山田洋次でないが、「蝉しぐれ」ではとても善い人だったのでその落差が面白い。 さらに、タイトルは勇ましいが、立ち回りの時間は短くそれでいて深く印象が残るシーンだ。 後から思うと、こういう題名を付けてしまう事はリスキーだが、そうでないと見逃すほどだ。 いささか書き過ぎてしまった。 もう一度言う。松たか子のきえは邦画史の1ページを、ひそやかに飾るヒロインである。


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子役のセリフが棒読みなのが残念。
いい映画です。 たしかに泣けます。 男たるもの、こうでなければ。 しかし、いまいちな点もある。 確かに、吉村は、原作では、金に汚かったと書かれている。だけど、まるでバカ殿様のように演出するのはどうだろう。 前半の吉村の雰囲気は、少し浅田氏の思いとは、ちがうのではないだろうか。 それから、子供たちのセリフがややぎこちない。 無理もないか。 もちろん、このような欠点は、たいしたことではない。 全体的には、なんども見たい、とってもいい映画だと思います。 ぜひ、見てください。
緩急がない
ドラマ部分は良い。殺陣にスピード感がない。殺陣にはもっとクローズアップと短いカットの多用を。
心が奮えた
「時代」特有の制約の中、できる事を精一杯にやる男とは・・・ こんな感じなのではなかろうかと想いをめぐらせ。 強くて優しい、一本筋の通った男とは・・・ これまた、こんな感じだったのではなかろうかと想い。 父親とは、やはり本来「家族想い」であることが自然な姿なのだと想い。 中井貴一の演技には3度観て、3回泣かされ。 久し振りにお腹一杯になった日本映画でした
かなり泣ける
吉村という男にとても好感が持てる。彼の生き方は武士としては失格だし、見た目には情けない。しかし家族のためだけに働き、もがき苦しむその泥臭い姿にはある種の美しさを感じずにはいられない。
いいですよぉ
大河ドラマ新撰組を見てからこれを見たから配役が混ざってちょっと変な感じ。芹沢鴨がいるような気になってしまう。斎藤一はなんといっても「るろうに」のイメージが強くって、あれがいけないという論者もおられることは承知してますが、「るろうに」の斎藤一のイメージは結構気にいっております。無口な斎藤一が子供を病院に連れて来ること自体微笑ましい。でもこの原作の小説はどこまで事実なんでしょうか?すごく興味がわいてきます。
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