2008年08月22日(金) ジャズ・フュージョンの第1位は
『Worrisome Heart』!
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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
倦怠と孤独、でもあまり暗くない・・・
まず1曲目その他幾つかを聞いて感じていたのは、もしもっとノイズがかかっていてラジオから聞こえてきたら、ビリー・ホリデイとかの結構昔のジャズシンガーにもっと似てくるだろうなぁということ。 もし昔のジャズをかけるような、どこかバーなどのお店でそんな昔のナンバーに混じって聞いたとしてもあまり違和感が無いと思いました。(しつこいですが)例えばOne Dayなんかも、昔のレコードを聞いているみたいにノイズっぽかったら、もし昔のモノクロ映画のバックで流れていたら似合うだろうなぁと思います。 こういうのを現代のシンガーで聞くとは!!かえって何だか珍しい感じがしたというか、あれ?これは何?と、思わず聴き入ってしまいました。 とは言え、声の出し方(ビブラート)なんかが、も少しナチュラルで時々フォーク歌手っぽいところもあったりして面白いなぁと。 ちょっと都会の倦怠がかっている、といって投げやりでもない、不思議な孤独感みたいなのを感じさせる曲なんて、素晴らしいですよね〜。例えばLove Me Like A Rive Doesなんかも凄くいいと思いました。 スタンダートナンバーのカバーではなく、彼女のオリジナルということが凄いです! 最近、ジャズっぽい感じの女性ヴォーカリストって、少しずつ趣が違って面白いなぁと思いますが、彼女もこれから楽しみです。
いいですねえ
このあたりの層の暑さ、アメリカの音楽シーンは、すごいなぁ。 都会のジャズシーン、そのもの、というかんじで、素敵です。 まさに聞き飽きない。で、耳障りなところが全くなくなんともメローな感じになります。 ちょっと大人な女性と、一杯飲みながら。 深夜に一人で、ベランダから夜のビル群を眺めながらでも。 何と言うか、素敵な時間をくれますね。 ホント、何度も聴きあきない。
N.Jの次に来る!?
某ミュージックストアではイチオシシンガーとして売ってました。目新しい感じはまるっきりしませんが…そんな所がかえってすごい事なのかな?
ノラ・ジョーンズが好きな方へ
ノラ・ジョーンズの最初のアルバムに似ています。曲調も声も。ジャンルはやはりジャズになるのでしょうね。クラッシクジャズ派の人には少し軽く感じるでしょうが、音楽性は確かなものを感じます。聴きやすくてムーディーで、今時の、おしゃれなバーでかかっていそうな曲ばかり。はっきり耳に残るような声ではないし、ソウルフルな部分もない。でも飽きてこなくて、30分少々のCDを何度も続けてかけてしまう魅力があります。
ジャズィ〜
No a Jones、Diana K all好きな方へお奨めします。アルバムの完成度は高いです。この値段なら絶対に買って損はしません。ブランデー片手にしっとりした雰囲気を味わいましょう。 Melody Ga dotのホームページで全曲聴けます。
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カスタマーレビュー数:15
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ビル・エヴァンスのピアノとジム・ホールのギターが交錯する、コラボレーションアルバムである。本作の2人の絶妙な競演は、その後のジャズ界に「インタープレイ」という言葉を流行させたほどである。ムーディーな雰囲気で、部屋を暗くしてウイスキー片手に夜を過ごしたいときや、悠々とした気分で読書するときのBGMに最適だ。また、水面下で女性が漂うジャケットの美しさも評判になった。 リチャード・ロジャースの名曲<1>は、リズム感のあるスリリングな演奏に仕上がっている。別テイク<2>も収録されているので、その微妙な違いを聞き比べるのもおもしろい。別テイクといえば、ホールの代表的なオリジナル曲<7>も2つのテイクが収められている。残りの7曲は、すべてゆったりとした曲である。59年の映画『拳銃の報酬』のサントラに使われた<9>は、マンハッタン・ジャズ・クインテットの美しいワルツ曲だ。 繊細な表現力をもった2人の世界が絡みあう、まさに名盤中の名盤だ。(新井由己)
【くちコミ情報】
デュオの傑作 これにあり
ピアノとギターのデュエットというのは珍しい取り合わせです。それがビル・エヴァンスとジム・ホールという素晴らしいジャズ・ミュージシャンによる貴重な演奏ですから、悪いはずがありません。名盤の誉れが高く、今でも多くのジャズ愛好家に愛されているのは、その密度の濃い音楽の対話にあるからでしょう。 ピアノとギターがまるでお互いの気持ちを探るかのようにテーマを投げかけ、それに対しての応答がまた次のフレーズへと伝播していく様が目の前に浮かぶようです。 実際、通常のピアノ・トリオとは違い、ベースもドラムスもいません。つまりリズム楽器が無いので、エヴァンスもジム・ホールも和声を展開させながら、一方でリズムを刻み、メロディを発展させながら、テンポの変化をつけるという試みで音楽に大きな変化を齎しています。 この二人が天才たる所以は、音の足し算ではなく、引き算で勝負をしているところです。ともすれば饒舌な演奏になるところを必要な音しか使わずに最大の演奏効果をもたらす曲に仕上げている訳で、一期一会のスリリングさと楽しさの両方を感じさせてくれます。 冒頭の「My Funny Valentine」での緊張感溢れる掛け合いの妙も忘れられない演奏です。疾走感と応答の妙は天才同士の会話と受け取っています。 一番好きなのは、「Skating In Cent al Pa k」です。力を抜いて、心の底からこのデュオの時間を慈しんでいるような雰囲気が漂ってきます。ジム・ホールが途中、単音でピアノに合わせている箇所なんかは、あまりの心地よさにため息がでるくらい官能的でもあります。ワルツのテンポの心地よさと愛らしさは格別ですし、多くの人に聞いてほしい演奏です。何十回繰り返し聴いたのか分かりませんが、全く飽きることなく聞ける音楽はそうはありません。質の高さは一聴すれば明白ですから。
さあ漂おう
Bill EvansとJim Hallという繊細すぎる二人の天才が残した美しい一枚。 ピアノとギターが交錯しながら陶然としたリズムを紡ぎあげる「My Funny Valentine」 艶然としたギターの音色にうっとりする「I Hea a Rhapsody」 悄然とした雰囲気にラストのギターとピアノの交互のフレージングが美しい「D eam Gypsy」 静から徐々に動へ・・・、そして忽然と広い空間を創りだすJim Hall作の傑作「Romain」 緩慢な時間の流れで、まるで自分が悠然と踊っているような感覚にとらわれるジャズという よりクラシックみたいな華麗な響きが特徴的な「Skating In Cent al Pa k」 一番地味ながら、どこか秋の匂いを漂わせていて、聞けば聴くほど愁然とした味がでてくる 「Da n That D eam」 眼をつぶって聴けば、蒼然とした夜空が瞼の裏に浮かんでくる「Stai way To The Sta s」 昂然としたリズムと、水のように軟らかい浩然としたメロディが入り混じって、どこか 甘酸っぱいような懐かしいような感慨にふけれる「I'm Getting Sentimental Ove You」 と、本当に、一曲、一曲が素晴らしく質の高い曲ばかり。 僕としては秋とか、冬に聴くと、あまりに繊細な音な為、往々にして感傷的になりすぎて 憂鬱に陥りやすいので、真夏の暑い一日の終わりの深夜に酒を片手に涼みながら聞くのが 最高かな。 さあ君も、ジャケットの女性みたいに「浮」いて「遊」ぶ「感」じを体験しよう。。。。。。
ビル・エヴァンスの付けるタイトルはいつも暗示的
1962年4月24日と5月14日録音。水に浮かぶ女性のジャケット。アルバム・タイトルは『Unde cu ent(底流)』。ビル・エヴァンスの付けるタイトルはいつも暗示的だ。 ジャケット裏には神経質そうな2人の姿がコカ・コーラの空瓶とともに写っている。トリオのビル・エヴァンスがインター・プレイならこの演奏は静かな静かな一騎打ちだ。どちらもひかない一騎打ち。ムーディにBGMを演奏する気なんて毛頭無い。1961年7月6日に25歳の若さでラファロを交通事故で失なってからビル・エヴァンスは模索の中にいたのだろう。その模索の中の演奏が素晴らしい。 この演奏は言ってみれば聴く者を映す鏡のような演奏だと思う。人によってはリラックスして聴こえる。僕には底流に流されながら揺れる水を通して世界を観ているビル・エヴァンスの苦悩を感じるのだがいかがだろう。
Under Current B.Evans & J.Hall
最初の音からすでにJAZZの真髄がぎっしりと詰まっており、しかもビルもジムも歌う事の大切さを理解している。JAZZを演奏するものにとって座右に置くべき一枚である。当然、リスナーにとっても常に新鮮に響き、当時の二人の演奏に対する取り組みは真摯なものでありまたひとつの音に対しても細心の注意を払い、それが曲全体を素晴らしいものにしている。更にそれがアルバム全体の統一感となり、発売当初に受けた五つ星という評価となった。 このことは現代のあふれる様々な音楽に対してもその評価はゆるがず、まさにジャズクラシックの一枚、と断言できる。ジャズを聴いている人は是非とも入手すべき一枚である。値打ちとしてはレコードのほうが格上なのだが、次善のものとしてCDで聴いていただきたい。
真夜中の対話
ギタリストのジム・ホールとのデュオ作品。 二人のデュオはまさに会話と言えるような滑らかなもの。 その流れには淀みや不自然さは一切ありません。リラックスしたムードですが、 その裏には常人が想像もつかぬ様な鍛錬があるのでしょう。 エヴァンスのピアノはいつもより抑制が効いたもので、低いキーの音が目立ちます。 ジム・ホールのギターもリズムを繰り返しながら、ゆっくりとうねってゆく感覚。 聴く前は一方がリズム、もう一方がメロディの応酬なのかなと思っていたけど、 そうではなく噛み砕いたメロディを少しずつ吐き出してゆく感じです。 枯れた情感、穏やかさがあります。丁度今の時期に合う作品だと思います。 ピアノトリオの作品は勿論のこと、こういった比較的型にはまらぬ スタイルでの作品でもエヴァンスの叙情性は堪能できます。 またエヴァンスの作品はジャケットも素晴らしいものが多いですが、 その中でも本作はトップレベルの美しさでしょう。
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慢性疲労症候群という聞き慣れない病気のため、しばらく活動を休止していたキース・ジャレットは1998年録音の本作によって見事に復活した。自宅のスタジオで録音したソロ・ピアノ集。曲は<6>のメドレーの後半に自作を配している以外はすべてスタンダード&トラッド。それまで部分的にソロ・ピアノでスタンダードを演奏することはあっても、本作のようなソロ・ピアノによるスタンダード曲集というのは、キースにとってこれが初めてのことで、その点でも特筆すべき作品。 アプローチはいたってシンプルで、いかにメロディの美しさを伝えるか、その一点に心血を注いでいるかのような演奏だ。変わったアレンジで驚かせてやろうなんて下心は微塵もなく、誠心誠意、原曲の美しさを際立たせる純真無垢なプレイに徹している。この曲、こんなに美しい曲だったっけと感じ入る瞬間が何度も訪れる。すべてゆっくりしたテンポの演奏。バラード集といっていい内容だが、単なるバラード集ではなく、そこには敬虔(けいけん)なムードに包まれたキースならではの世界がある。(市川正二)
【くちコミ情報】
なんと申しましょうか...
元々当たり外れの大きいアーティストと言われていますが,83年や84年のスタンダードジャズトリオの音と比べると聴くすべもないくらいがっかりしました。キースである必要がないように思えます。 ジャズが好きじゃない人が,今流行の言葉で言う「癒し系」の曲として聴くには悪くないかも知れませんが,再起を期待していたジャズファンには期待外れでしょう。少なくとも私はがっかりしました。 まぁ,晩年と言えるような位置づけですし,全盛時代に「枯れ果てた」と考えると,自身を癒す演奏もいいかも知れません。これもキースであることには違いない訳で,このスタイルで新たなジャンル・新たなファンを掴んでくれればいいと思っています。
疲れない静けさ
このCDが届いた日は、朝から雨が降り続いていました。 自営の私は 昨今の経済事情の悪さもあってか、このところ体調を崩していました。 無理にハッパをかけるのではなく、かと言って わざとらしく暗くもさせない自然な音が、昼となく深夜となく 雨音と今の気分に相まって 妙に落ち着かせてくれるのです。 音楽を言葉で説明するのはとても難しいですが、ジャズにもミュージシャンにも全く疎い私が、ピアノ一本だけの静かな演奏だけで引き込まれるわけですから、詳しい方であれば もうたまらないことでしょう‥ “The Melody at Night, With You” タイトルも素敵ですね。
やっぱ傑作なんでしょうね
このアルバムは大変メロディ重視でキースのソロ作品の中では即興性が薄いし刺激的な和音とかもも控えめですが、あまりにも素直な音に聴いた瞬間泣きそうになったおもいでがあります。 たまたま当アルバム発売直前の東京文化会館?だったかのでのソロを値段の安い席(音がいいですけど)で聞く機会にめぐまれまして、感動した記憶があるのですが、その直後に出されたアルバムですが、いわゆるジャズっぽさ(ってなに?)とほど遠いとはおもいますが 同じようなケルンコンサートのような甘い音ですが あまりにも素直な音なので。どんなリスナーでも楽しめるでしょう。たまにお世話になる心療内科とかでよくかかっているのは癒されるからなのでしょうか? またソロでもなんでもいいから映像作品がみたいな〜
極めて、繊細で、優しく温かい精神性。
三人で、このCDを聴いて、三人ともに深い感銘を受けました。 極めて繊細で、純粋で、それでいて優しさにあふれた精神性を感じます。 『旅人Jのひとりごと』というブログに、慢性疲労症候群についても少し書かせていただいています。
自然と涙がこぼれます
CDを聴いて涙が流れたのはこの作品が初めてです。小さい音で流して聴いてもいいし、聴き入って耳を傾けるのもいい、本当に心地よい稀有な作品。
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スリット入りのタイト・スカートを履いたキャリア・ウーマンらしき女性がさっそうとマンハッタンを闊歩しているジャケットもカッコいいが、演奏もこれまた最高にカッコいい。ジャズに限らず音楽には、その時代の空気を真空パックして後世に伝えるタイム・カプセル的効用があるが、1958年録音の本作を聴くと、即座にあの時代にタイム・スリップできる。なにしろこのアルバムには、これぞハード・バップ、これぞファンキー・ジャズといった空気が充満しているのだ。 なにがいいといって、まずソニー・クラークのオリジナルが泣かせる。覚えやすいメロディのタイトル曲で聴く者の心をぐっとつかみ、マイナー・ムードの<2>でダメ押し。この2段攻撃はすこぶる強力で、あっという間にその世界に引き込まれてしまう。アート・ファーマー&ジャッキー・マクリーンをフロントとする2管クインテットは、ハード・バップ時代の王道といえる編成。そして、そのマクリーンの泣きのアルトが情感たっぷりで、これまた素晴らしい。(市川正二)
【くちコミ情報】
心の泉に落ちた小石
セクシーな脚線美とエレガントな足取り……この語り尽くされた名盤に物申すのはいささか気が引ける。しかし、本アルバムが誕生して今年でちょうど50年になるのを祝し、同じ頃に生まれた者としての愚見を述べてみたい。 本作を知ったのは今から30年近く前の学生時代。当時はフュージョン全盛で、いささかヤワなエレクトリックサウンドがジャズ喫茶でよく流れていた。そのあとに、誰かがリクエストした「Cool St uttin’」が大音量で鳴り出せば、店のムードがガラッと変わったものだ。 ジャズの熱気と哀愁を凝縮したスリリングなサウンドは室内の空気をビリッと切り裂き、甘ったるいムードをあっさり粉砕。それはまるでジャズとロックの境界あたりをうろつき逃げた“挙動不審者”を、ジャズの王道を行く猛者が迫って組み伏す場面を想像させた……。 月日は流れ、齢(よわい)50歳の〈壮年アルバム〉。そのパワーと魅力は健在だ。たまに取り出して聴くたびにもぎたて、取立ての新鮮な味と香りが漂い、そこに賞味期限はない。そして、作品が心に木霊(こだま)を残していて、心の中で成長したのだろうか。かなり以前から4曲目(本来はラストナンバー)に魅了されている。 「Deep Night」……バド・パウエルがジャズクラブで弾いているのに触発され、ソニーがレパートリーに加えたという一抹の悲しさをたたえた美しい曲だ。 ソニーがテーマを独奏。そのままアドリブに入り、都会の深夜に思いを寄せるかのように、独特のリリシズムでメランコリックな情感を歌いあげる。孤独な資質の哀しいまでの結晶を思わせる演奏だ。フィリーが絶妙なブラシでサポートし、続くファーマー、マクリーンもメロディアスなソロをリレー。1、2曲目の熱気と華やぎの余韻が冷めやらず、もうひと燃えしようかという意気込みを感じてしまう。 ……本国では路傍のジャズマンに過ぎぬソニー・クラーク。普通のアメリカ人ジャズファンからすれば、我々が集めている彼の作品など道端の小石のようなものだろう。しかし、我々の心の泉に投げ込まれた小石の波紋は、今も揺曳している。泉に落ちた寂しい小石の音を、我々はふと思い出してしまうのである。
ジャズ史上最高のジャケット
私の通っていた大学は、名古屋の東部の山の中の辺ぴな場所にあり、一番近いジャズ喫茶も歩いてはいけない距離にありましたので、当時はまだ「ジャズ喫茶の時代」でしたが学生時代はほとんど行っていません。もし一般的な「ジャズ研」学生ならジャズ喫茶で「定番」のBlue Note盤にもっと早く実際に触れる機会があったんでしょうが、私の場合はかなり遅く、大学生協で当時東芝EMIから(キングへ移る以前)出ていたBlue Noteのオムニバス3枚組のLPを見つけ、25%割引セールを待って購入してからです。 どきどきしながら聴き始め、「これが名高いBlue Noteか。これこそハードバップだ。すごい!」と本当にノックアウトされました。「Moani’n」も「Song Fo My Fathe 」もオリジナルはこの時初めて聴いたのです。 中でも特に気に入ったのが哀愁の「Blue Mino 」でした。そして無謀にも先輩から受け継いだ譜面集(いわゆる「1001」の一種)の中にこの曲があったので、私のバンドでその年の定期演奏会で演ることをバンマス権限で決めました。 テーマを決めるだけで何箇月もかかり、悪戦苦闘。先輩からは「お前たちは難しい曲ばかり演りすぎる」「またマイナーかよ」といろいろ言われましたが、とにかく何とか本番を迎えました。やはりレベルが高すぎました。私(pf)も、Asもソロの途中でどこをやっているのかわからなくなり、無理やり後テーマにこぎつけましたが、その後は2度と演奏しませんでした。 ディストリビューターがキングに移り、名盤10枚が1800円の廉価盤で出たときに単独のLPを購入した後は、ジャケットもよくレコード棚に立てかけられるようになりました。後にCDに買い換えましたが、ジャケットだけでも残しとけば良かったかなと思っています。
普通に良い程度のアルバム。現代のジャズ・アルバムのほうが良い
50年も昔のアルバムが、現代においてもなお名盤として通用するのでしょうか。3000人のマラソンで3着までに入った選手が、10万人のマラソンで3着までに入れると思いますか?入れるような逸材もいるかもしれませんが、ほとんどは無理です。ジャズアルバムにも、それが当てはまります。古いジャズの名盤の50年代(昭和30年代)の当時と現代では、ジャズアルバムの量が比較にならないほど膨大なのです。昭和30年代のオリンピックで、金メダルを取った選手が、現代のオリンピックでも、金メダルを取れると思いますか?技術が向上し、記録は次々と塗り替えられているのです。金メダルを取れるような逸材もいるかもしれませんが、ほとんどは無理です。ジャズアルバムにも、それが当てはまります。録音技術も向上して音質も飛躍的に良く、曲数も多いのです。雑誌やジャズサイトでは、ジャズの初心者にということで、名盤と言われる古いアルバムを勧めていることが多いですが、新しいアルバムの方が、断然良いです。まずは、良質の新しいアルバムを聴くことをお勧めします。本アルバムは良いアルバムですが、あえて人にすすめるほど良いアルバムではありません。おすすめのアルバムとしてKeith Ja ett の「The Melody At Night, With You」、エディ・ヒギンズ・トリオ「懐かしのストックホルム」、木住野 佳子「ユー・アー・ソー・ビューティフル」、ハリー・アレン「デイ・ドリーム」を推奨しておきます。(その他のおすすめについては私のホームページで紹介しています。ネームがアドレスになっています。)
ソニー・クラークの最高傑作!超人気盤!
ソニー・クラークがフィリー・ジョーとポール・チェンバースという絶好のリズム隊を従え、マクリーンとファーマーを2管にすえたハードバップアルバム。 1曲目のスロープルースで各人が名人芸ともいえるソロを交換しています。 2曲目はマイナー調の曲で日本では最も人気のある曲かもしれないブルー・マイナーです。この曲でマクリーンが必殺の泣きのフレーズを演奏します。 3曲目は普通のバップ的演奏で小休憩。 4曲目がクラークのコロコロ心地よく転がるフレーズで深夜に静かに心落ち着かせて聴きたくなる、ディープナイトです。ソニー・クラークの最高傑作ともいえます。 JAZZを聴いたことがない人に最初にお勧めしたい1枚とも言えるアルバムです。
いいと思う。
私はこのCD好きだな〜。 でも、今の若い人にはこのCDは退屈かもしれない。 これよりは、歌のあるソフィー・ミルマンの方がとっつきやすいと思います。 でも、持っていて損は無い一枚!
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感性の共有
ある中国人映画監督が「日本は地理的に近いだけでなく感性も近い。欧米人には理解できない感性が、日中間では共有し合える」と語っていたが、この作品もまさにそれを実感できる。 中国民族楽器と現代音楽との融合により、まったく新しい音楽ジャンルを切り拓いてきた女子十二楽坊。そして何年か前の爆発的ブームを経て、今やすっかり日本に定着した韓流ドラマ。 このCDは、その両者が結び付いた究極の“ニュー・アジアン・エッセンス”と言える。そして、日本人こそそのデリケートな感性が理解できるのだと思う。
穏やかに緩やかに
「冬のソナタ」をはじめとした韓国ドラマ「四季シリーズ」のヒットソングをテーマに11曲、さらにボーナストラックとして日本の「涙そうそう」「Flower(日本語詞)」の2曲がセットされている。全体に緩やかな曲調、Ryu・ユナ・ユジンのボーカルを女子十二楽坊の流麗な演奏が受け止め、見事に融合している。女子十二楽坊のみの演奏が9曲あるが、どの楽器もでしゃばることなくハーモニックにまとまっている。 「始まり」から「すみれ」の3曲は二胡が主旋律を担っており、しっくりとし、落ち着いて聴ける。 「My Memory」「Flower」「涙そうそう」はぜひお勧めしたい。
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ジャズの人気盤としてはトップ・クラスにランクされる屈指の名盤。マイルス・バンド時代のキャノンボールは1958年から59年にかけて、『マイルストーンズ』『ポーギーとベス』『カインド・オブ・ブルー』といったマイルスの諸作に参加したが、本作はまさにそうした時代の録音。契約上の関係でキャノンボールのリーダー名義になっているが、実質上のリーダーはマイルスだったといわれる。 確かにアルバムのハイライトはマイルスの絶妙なミュート・プレイが冴える<1>。この曲はジャズのレパートリーとしては間違いなくベスト3に入る人気曲だが、それもすべて本作におけるマイルスの名演ゆえ。だからこの1曲を聴くために買っても絶対に後悔はしないはず。 リズム・セクションが腕達者ぞろい(ハンク・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、アート・ブレイキー)という点も魅力だ。ジャズって難しそうと思っている人がいたら、まずこのアルバムから聴くことをすすめる。そしてこのアルバムを聴いてつまらないと思ったら、ジャズとは縁がなかったということ。(市川正二)
【くちコミ情報】
まさに実った果実。黄金の一枚。
キャノンボールもそうだが、特に50年代をガムシャラに走ってきたマイルスにとって、この 一枚は実りの果実だったんじゃないかな。Kind Of Blueの定義付けは、ある種特別なのであれ だが、60年代以降、良くも悪くも貪欲に自らの道を開拓していった両者だが、ここではそんな ハングリーさとかストイックさとかとは別で、本当に悠然と心から音を楽しんでる感じが 伝わってくる。「Autumn Leaves」、「Somethin' Else」、「One Fo Daddy-O」では、音色、 フレージングともに見事なまでに安定したユニゾンを聴かせてくれる。ほんと艶然と微笑む ような気持ちになれる。 もう何度も聴いた一枚だが、昔は前述の両者とサム・ジョーンズの芯の強いベース音に感服 してたりしたが、年月たって聴いてみると、ハンク・ジョーンズのピアノ音は何とも温かい というか、心に沁みるというか、だんだん彼の凄さに気づいてくる。そう思って聞き返すと 以外に、この作品で彼は、おいしい所どりしてるのがよくわかる。彼の音を一音一音追って 聴くと何時までも飽きのこない贅沢さがあると思う。 あとキャノンボール名義じゃないともいわれてるが、何々ラストナンバー「Dancing in the Da k」の彼のアルトの、メロウにムード満点に歌い上げてるの聴いてロマンティックに 浸れば、あながち彼のその後の活躍を予感させる感がヒシヒシと伝わってきて、お膳立てでは あるが、間違いなく彼のリーダー作だよ。
有名な理由が分かります
このアルバムは、ジャズ好きの方は知らない人がいないというほど有名なもののようです。 一曲目の枯葉は、はじめはアクが強い感じがしましたが、不思議に好きになっていく力があります。このアルバムの中では「DANCING IN THE DARK」が一番好きで、何度も聴いてしまいたくなります。キャノンボールが演奏すると、甘すぎるメロディも嫌味なく聴こえてくるのがすごいです。
名曲、名演奏の「枯葉」を筆頭に、聴いていてぞくぞくっとくる一枚
アルバムの幕を開ける一曲、「枯葉」。この演奏に、まず、ノックアウトされてしまう。 ミュートを効かせたマイルス・デイヴィスのトランペット・ソロが終わったところに、キャノンボール・アダレイのアルト・サックスが滑り込んできて、ソロが繰り広げられる。それが終わると、また、マイルス・デイヴィスのトランペット・ソロに戻るあたりの音楽。いいですねぇ。ふたりの連携プレイとセンスのよいソロに、ぞくぞくさせられました。 マイルス・デイヴィスとキャノンボール・アダレイ、ふたりの掛け合いがよかったってことでは、トラック3収録の表題曲「サムシン・エルス」もいいですね。夜を切り裂くトランペットのキレのある高音と、ブルージィーなアルト・サックスの音が溶け合う、聴き手にとってはこたえられない饗宴。 クールで知的、いぶし銀のきらめきを感じたマイルス・デイヴィスのトランペット。その醍醐味、旨味に唸ったのが、トラック2「ラヴ・フォア・セイル」と、トラック4「ワン・フォア・ダディ・オー」。即興的なひらめきを感じる弱音での演奏が、マイルス・デイヴィス、天才的で素晴らしいと思う。 さらに、オリジナル・アルバムにはないトラック6「バングーン」が楽しかった。軽やかに飛ばしていく、スピーディな演奏の快感。終盤、アート・ブレイキーのドラムス・ソロも快調で、ごきげんな気分で聴き終えることができた一枚。 1958年3月9日、ニュー・ジャージーの「ヴァン・ゲルダー・スタジオ」での録音。
枯葉が本当にひらりと落ちてくる。
マイルスが若い頃、ブルーノートのプロデューサーであるアルフレッド・ライオンと年に1回のペースでアルバムを出していこうと約束する。 マイルスがドラッグ中毒であるにもこの約束は守られていく。 数年後、大手CBSに移籍したマイルス。 しかし、自分が最悪の状況でも助けてくれた恩人のことを忘れてはいなかった。 名義をアルト・サックスのキャノンボール・アダレイとして自分はメンバーとして参加。 だが実質的リーダはマイルスであることには変わりない。 1曲目の枯葉。マイルスのミュート・プレイ。 「枯葉よ〜」とマイルスのトランペットが歌いだす。 2曲目以降の他の曲なんかもうどうなってもいい。 この1曲だけでこのアルバムは成り立っているのだ。 まだ聴いていない人はぜひ購入していただきたい。 この録音セッションが終わった後、アルフレッド・ライオンはテープ・ボックスに「リーダー マイルス・デイビス」と記録した。
このアルバムのリーダーはハンク・ジョーンズです!
一般的には1曲目に有名な「枯葉」が収録されているということで人気があるようですが、むしろマイルス・デイビスがハンク・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、アート・ブレイキーという名手と共演した、ということがすごいことだと思います。 ジャケットはいたってシンプルでメンバーの名前が書かれているだけ。でもそれだけすごいメンバーがそろった、ということではないでしょうか。 聴き所はむしろ2曲目の「LOVE FOR SALE」です。ピアノのイントロにドラムがからんでいくところは何度聴いてもぞくぞくします。JAZZ最高のイントロです。全体にハンク・ジョーンズのピアノがこのアルバムのトーンにぴったりとはまっており、このアルバムのリーダーはキャノンボールでもマイルスでもなくハンク・ジョーンズである、といってもいいすぎではないのでは。 また最後の「DANCING IN THE DARK」も素晴らしいです。この曲にはマイルスは参加していないのですが、キャノンボールが素晴らしく知的で抑制のきいたSAXを聴かせてくれます。これはもうまぎれもないマイルス・デイビスのサウンドです。 ただボーナス・トラックの「BANGOON」という曲は明らかに出来が悪く余分なので、名曲の「DANCING IN THE DARK」で一度ディスクを止めて余韻を味わってください。
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んー…
正直、買うCDを間違えた。 そんな感じです、私にとっては。 歌声もキレイやし、全体として曲もキレイだとは思いますが、 どれを聴いても同じに聞こえてしまうし 聴いてると少し疲れてしまう。 「聴く」より「聞く」のほうが良いかもしれません。 「当たり障りない」 そんな感じでした。
癒し系
疲れた時に聴きましょう 癒されます。 これからに期待☆
オススメ♪
絶対聴いた方が良い!!素晴らしい☆捨て曲ナシ!! 癒されたい方、是非聴いてみて下さい♪
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夏の窓辺に、響かせてみたい
以前、佳孝さんのライブに行った時、 アンコールで「スローなブギにしてくれ」と「モンローウォーク」を 歌ってくれました 本編ではなかったので、サービスだったんだと思うのですが デビュー35周年のセルフカバーアルバムは、 もちろんその2曲を含むシングル中心の選曲で、大サービスですね 昔から、大人でカッコいい音楽だったけど、一層渋くてボサノバチック、 と思ったら、ブラジル録音でした 暑い夏の窓辺に、響かせてみたい、そんな一枚です
ボクのこころは幸せ気分
ファンにとってはお馴染みの曲が並びますが、どの曲もオリジナルに比べゆったりテンポでくつろげる内容になってます。 シンプルなアレンジは、楽曲の良さを際立たせて秀逸。職人の技があちこちに感じられ幸せな気分に浸れます。 でも、スローなブギにしてくれは、本来のハードボイルドなイメージが薄れてちょっと拍子抜け。その分星は4つということで。
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チック・コリアといえば、なにはともあれ本作を聴かなければ話にならない。リターン・トゥ・フォーエヴァーに代表される72年以降と違って、68年録音の本作当時、チックはシリアスなジャズ・ピアニストだった。そしてその存在を強力にアピールしたのが本作だった。これはチックにとって初のピアノ・トリオ作品であり、ミロスラフ・ヴィトウス&ロイ・ヘインズを伴ったトリオで、スピード感満点の鮮烈な演奏を繰り広げている。タッチの美しさ、正確なリズム感、切れ味鋭いソロ、アイディアの豊富さ、すべてが素晴らしいの一語だ。はじめてこのアルバムを聴いた時、それまでのピアノ・トリオにはない斬新性とチックならではのオリジナリティに驚嘆したものだが、時間が経過してもそれは色あせない。その後、人気作・話題作を次々と発表して人気者になったチックだけど、ここに聴かれる研ぎ澄まされたシャープな感覚の演奏こそ、彼の原点である。オリジナルLPは5曲入りだったが、現在出ているCDは13曲入り。追加曲の多さも魅力である。(市川正二)
【くちコミ情報】
ピアノ・トリオの最高峰
約30年前に聴きまくっていたLPを、30年ぶりに改めてCDで聴いてみた。 いきなりの驚愕。こんなに凄いグルーヴだったのか!しかも、3人の生楽器の生演奏でここまでやっていたとは!「グルーヴ」という言葉をそう簡単に使ってはいかんと反省。 後にRetu n To Fo eve で聴かれることになるフレーズやコード進行が随所に現れる。同時に、2年後のチックのソロに聴かれるリリシズムも、この作品で十分に披露されているではないか! この数年後、チックはRetu n to Fo eve を、ヴィトウスはWeathe Repo tを結成する。そういう意味でも、ジャズの新たな夜明けを暗示する奇跡的な傑作だった。 ピアノとベースとドラムが対等にinte actするピアノ・トリオの最高傑作(の1つ)。全音楽人必聴。 BGM:映画『サンチャゴに雨が降る』はどこへ行った?
幻惑される
個人的にはザビヌル、ジャレット、コリアの順に好きなのだが、本作と『MY SPANISH HEART』を聴いているときは「ああ、やっぱりチックが一番いいなあ」と幻惑されてしまう。いずれのアーティストも天才なわけであるから優劣がつけられないし、そもそもまったく |