2008年10月14日(火) ラテン・ブラジリアンジャズの第1位は
『Wave』!
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「イパネマの娘」「コルコヴァード」「ワン・ノート・サンバ」など、アントニオ・カルロス・ジョビンは実に多くのボサノヴァの名曲を書いている。まさにジョビンこそミスター・ボサノヴァといっていい人物だ。ジョビンのリーダー作は多いが、なかでも1967年に録音した本作はイージーリスニング調のソフトな感触のインストゥルメンタル作品ということで人気がある。 ボサノヴァというと一般には素朴な歌声をイメージするかもしれないけれど、ここではヴォーカル曲は1曲(<8>)だけで、あとはクラウス・オガーマン編曲指揮のストリングス入りオーケストラとの共演による心地良いインストゥルメンタル。クリード・テイラーがプロデュースしたCTI/A&M作品ということで、ネイティヴなボサノヴァとはやや趣が違うが、アメリカナイズされたその都会的な雰囲気がジョビンのメロディにフィットしていて、とても気持よく聴ける。アービー・グリーン、ジミー・クリーヴランド、ロン・カーターなど有名ジャズメンも多数参加しているが、あくまでも主役はジョビン。(市川正二)
【くちコミ情報】
どこかで聴いたことがある曲
とても心地良いのでインパクトは弱いのですがボサノヴァを知らない人も、 きっとどこかで聴いている曲です。そして、不思議と何回聴いても飽きな いのでリピートしているとあっという間に3回4回目・・・なんて事も! プレゼントにも最適だと思います。
きれいな空気のよう
流していてこんなに気にならない音楽は初めて。 仕事中も思案中も私の邪魔をせず、きれいな空気のように傍にいてくれます。 ワガママや自己顕示欲のない音というのかな。 変なたとえですが、音でできた空気清浄機(とかお部屋の消臭剤)のようなカンジです。 買ってよかったと‥‥いう満足が日増しに募ります。
CTIがアントニオ・カルロス・ジョビンの良さを上手く引き出した
ジャズのミュージシャンの中にはCTiレーベルで駄作を作ってしまう例も少なくないが、この取り合わせなら間違いない。CTiの醸し出す「ジャズのようでジャズでない雰囲気」が彼の良さを最大限に引き出した。 個人的には、ストリングスの入ったボサノバは好きではないのが、本作は例外である。是非とも夏の暑い夜に聴いてほしい。恐らく、知らないうちにそよ風が吹いてくるのを感じるであろう。 全曲ともにレベルは高いが、特に気に入ったのが1曲目の「波」。なんとも彼らしい下手(失礼)なシングルトーンのピアノがリラックスした雰囲気を出している。これに包み込むような管楽器が入って最高である。「波」とは言い得て妙だ。 他には9曲目の「アンティグァ」が良かった。フルートとキーボード(これがハープシコードという楽器か?)、加えてホーンセクションのやり取りが幻想的で、聴く者を心地良い不安へといざなう。 アントニオ・カルロス・ジョビンは数々の名曲を作り出しているが、アルバムとしての仕上がりで考えると、本作は最高傑作の1つに数え上げられるだろう。
常に身近に置いておきたモノ
良く無人島にCDを持って行くとしたら、何を選ぶか?などという話が出ることがあるが、僕が持って行くとしたら「WAVE」だろうと思う。購入したのはもう10年も前のことだが、今でも毎日のように聴いている。食事や睡眠と同じくらい、僕の生活にとって必要不可欠な 音楽になった。国内版のジャケットは赤を主体にしているので、緑の輸入盤の方が僕にはしっくり来る。皆さんはどうでしょうか?
ボサノヴァの魅力
ボサノヴァの魅力が全て詰まったアルバムです。 個人的には、このアルバムがあれば他のボサノヴァ作品はいりません。 奥深く心地よいガットギターのコード、小粋なリズム。そしてこれらを土台にして流れるようにメロディが乗ります。このボサノヴァの三大要素が、最高の形でこの一枚のアルバムで味わえます。 ボサノヴァの有名曲は殆ど入っていませんが、ボサノヴァは曲ではなく上記のような編曲に魅力のある音楽ですのでこうなります。 ボサノヴァでは、最高のアルバムですが、ボサノヴァ自体個人的には暑い夏の夜しか聞かないため4つ星です。 また、全曲通して耳が疲れず何度も聞け、バランスよく、聞き飽きない数少ない名盤の一枚です。
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ハード・バップというジャンルが、1954年2月ニューヨークの名門クラブでのライヴで頂点に達したことは紛れもない事実である。高度な技術と知性を誇ったビバップに、ブルース、ファンク、ソウル、ゴスペルといった力強い要素を加えて完成したのがハード・バップであり、その後のジャズ界の主流となっただけでなく、今日に至るまで典型的なジャズの王道として君臨している。 このライヴでのラインアップはジャズ界における1927年のヤンキースとも言うべき強力な布陣。トランペットのクリフォード・ブラウンはマイルス・デイビスのクールに代わる、ホットなスタイルの象徴だった(バラード「Once in a While」を聴くだけでも入場料を払う価値あり)。ピアノのホレス・シルバーのドライブ感・疾走感あふれるサウンドは、ファンキーなハード・バップ美学の典型。アルト・サックスのルー・ドナルドソンとベースのカーリー・ラッセルはすでに数えきれないくらいの重要な作品に共に参加してきた。ここからハード・バップ史上最も偉大な3バンドが生まれていった。ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズ、シルバーのクインテット、クリフォード・ブラウンとマックス・ローチのクインテットである。このアルバムのラインアップは短命に終わったが、その影響力は多大なものであった。バードランドでのこのライヴを全部聴きたい方は、『A Night at Birdland, Volume 2』も聴いてみるのをおすすめする。『Birdland, Volume 1』に匹敵する傑作だ。(Marc Greilsamer, Amazon.com)
【くちコミ情報】
ハード・バップの着火となった歴史的ライブ
モダン・ジャズの殿堂、バードランドでの歴史的ライブ録音。アート・ブレイキー自身にとってもジャズ・メンセンジャーズの前身となるクインテットの旗揚げながら、ハード・バップと呼ばれる東海岸の黒人達によるバイタルなジャズへの巻き返しの着火点となった記念すべきアルバムである。主役はもちろんアート・ブレイキーだが、最も注目すべき新人、クリフォード・ブラウンの神話が生まれたモメントでもある。ライブの熱気とブラウン、ルー・ドナルドソンのフロントラインの激しさは、「これぞハード・バップ」というベースを作ったエキサイティングなものだ。音楽監督としてはホレス・シルバーが全体をコントロールしているが、その中で自由に吹きまくるブラウンのソロは火を吐くという形容が最もふさわしいくらいに鮮烈である。僕個人としては、ブラウン=ローチの双頭コンボ以上にこのときの演奏は気に入っている。おそらく、それはバードランドという場所の持つ魔力と個々人のエネルギーがスパークした瞬間への感動なのだろう。また、全体的に明るい曲想がブラウンやブレイキーの人柄とこの上なくマッチしているように思える。スプリット・キック、クイックシルヴァー、チュニジアの夜、メイリーなどのバップチューンもさることながらブラウンをフィーチャーしたワンス・イン・ア・ホワイルの希望に満ちた雰囲気の中で、ライブは歴史的傑作のドキュメントとなったのである。
まさにその場にいるような臨場感
落ち着きながらも、素晴らしいプレイを魅せつけるアート・ブレイキー こんなにハード・バップのプレイが出来たのかと驚かされるルー・ドナルドソン アドリブでの楽しいノリが好印象なホレス・シルヴァー これが駆け出しの頃の演奏だとは思えないブラウニー 全てのプレイヤーが熱狂的にプレイしていて素晴らしい一枚。 本当にタイムスリップでもしてバードランドで聴き入っている気分になれます。 捨て曲なんて皆無です!
古い録音だけど意外と音質がいい
1954年の録音ということで音質については全く期待していなかったのですが、頑張ってリマスタリングしているせいか、結構高音もでていて意外と悪くないです。ただしモノラルです。 もっとも、音質の問題を全く感じさせないほどスリリングな演奏ですから、サンプルを聴いて何か感じるものがあれば購入して損の無い1枚です。
人生を変えた
このアルバムを聴いてもうかれこれ30年経ちますが、今聴いても 感動を呼びます。このライブの観客は当時どんな感動を覚えたのか うらやましく思います。モノラルで今の録音技術とは雲泥の 差がある録音ですが、感動は音の良し悪しでないなーと感じます
ジャズのライヴって、こんなにスリリングでワクワクさせてくれるんですね!
クリフォード・ブラウンのトランペット、ルー・ドナルドソンのアルト・サックス、ホレス・シルヴァーのピアノ、カーリー・ラッセルのベース、そしてアート・ブレイキーのドラム。五人のソロが火花を散らし、スリリングな演奏を繰り広げてゆくCD。ジャズの面白さを最近知ったばかりのまだ若葉マークの私ですが、演奏家たちが最初から快速調で飛ばすホットな演奏の醍醐味に、すぐに引き込まれました。 1954年2月21日、ニューヨークのクラブになるのかな、「バードランド」で行われたライヴ録音(モノラル録音)。冒頭、ピー・ウィー・マーケットの甲高いトーンの司会から、これは面白い演奏が聴けるんじゃないかとワクワクしたのですが、期待を上回る熱くて、スリリングな演奏でした。 このライヴ演奏を聴くきっかけになったのは、中山康樹『ジャズの名盤入門』(講談社現代新書 2005年刊)のなかで、次のように紹介されていたから。 ≪これを聴けば、ジャズを聴く上で理屈や知識や「ワタシ、ジャズを聴いて45年です」といった経験がなんの役にも立たず、ようするにすべては「すごい!」としかいいようのない演奏の前にひれ伏すしかないことがわかる。≫(上記ガイドブック、p.25より) この文章が誇張でもなんでもないことは、本CDを聴けば納得されるはず。なんせ、ほやほやのジャズ初心者の私でさえ、「これはワクワクする演奏だなあ」と、思わずリピートして聴いたくらい。ジャズとの距離感を一気に近づけてくれたホットなライヴ演奏に、拍手(パチパチパチパチ)
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1960年代、57年の映画『黒いオルフェ』の音楽を書いたブラジルの作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンらの活動から発生した、「ボサノヴァ」という新しい音楽が隆盛し始めていた。 白人サックス奏者、スタン・ゲッツはボサノヴァに興味を示しギターのチャーリー・バードと『ジャズ・サンバ』を録音するが、これがヒット。続いてゲッツはジョビン、ジョアン・ジルベルトとともに本盤を録音する。最も有名なボサノヴァ曲「イパネマの娘」がオープニングを飾る。原詞ポルトガル語で歌うのはジョアン、続いて英詞を歌うのはジョアンの妻、アストラット・ジルベルト。アストラットはこれが歌手デビューではあったが、技巧を感じさせないクールな歌唱で人気者となる。ほかにもボサノヴァ・スタンダードが多く演奏されるが、クールなサウンドにゲッツのサックスが見事にはまる。アルバムは大ヒットし、グラミー賞も獲得するが、それ以上にボサノヴァを全世界に広めた本盤の功績は特筆すべきだ。(高木宏真)
【くちコミ情報】
有名で定番とも言えるボサ・ノヴァのアルバムですね
『Getz Gil e to』は、ボサ・ノヴァを代表するアルバムだと言われています。実際よく売れましたし、アストラッド・ジルベルトが「Gi l f om Ipanema(イパネマの娘 原題Ga ota de Ipanema)」を歌ったことによって、彼女が世に知られた初出アルバムとして現在でもよく聴かれています。 ヨーロッパで不人気だったスタン・ゲッツが、アントニオ・カルロス・ジョビンのサウンドとジョアン・ジルベルトの歌と出会ったことは幸運をもたらしました。このセッションは異文化コミュニケーションの一つの姿だと思います。時折、ゲッツのジャズ・テイストが雄弁になりますが、ブローすることなく雰囲気を合わせています。 ジョアン・ジルベルトの力の抜けたヴォーカルがいいですね。軽快な「Desafinado」では、ポルトガル語が本来もっているリズムをよく音楽に乗せています。この軽みの極致がボサ・ノヴァの真髄と言えましょう。 「Co covado 」の1節目を英語で歌うアストラッドと、2節目を歌うジョアンの雰囲気は抜群でとても良い感じです。その後、この夫婦におとずれる離婚をこの時は誰も予感すらしなかったと思います。 「So Danso Sam a」も典型的なボサ・ノヴァ・サウンドです。カルロス・ジョビンの曲をゲッツは好きに吹きまくっています。ジョアン・ジルベルトが歌いたい音楽とは少し違うでしょうが、ジャズとボサ・ノヴァの融合という意味では成功した演奏だと思います。
ボリュームを大きくして聞いてみると・・・
スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト。アントニオ・カルロス・ジョピン、ジョアンの妻アストラッド。音楽に余裕があって、隙だらけのようだけれど、実はポイントポイントにそれぞれが主張する「音」が結構大きい音で入っています。ボリュームを小さくして聞くと邪魔にならないけれど、大きくして聞いてみたり、実際にバンドでコピーしてみたりすると、所謂「癒し系」の音楽ではなく、結構ハードなセッション作品です。ゲッツのソロがテンションコードを使っていないでわりとおとなしめの音選びなので、耳触りがいいのですが、息遣いを感じてじっくり聞くと、改めて聴き応えあり!です。
不朽の名作
スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトがアントニオ・カルロス・ジョビン をフューチャーして、1963年にニューヨークで録音された作品。 3年に渡る欧州でのブランクによって散々酷評を受けたスタン・ゲッツ、 ボサノヴァリズムを作り上げたバイーア出身のジョアン・ジルベルト、 多くの作曲もリズムに恵まれなかったアントニオ・カルロス・ジョビン。 野合との指摘もあるが、3人の奇才によってこの傑作が生まれた。 そして、この背景には当時ヴァーヴだったクリード・テイラーが プロデュースを担当していることも付け加えたい。結果、 多くの賛同を得てスタン・ゲッツは本作でグラミー賞を受賞し、 白人テナーとしてのゆるぎない地位を得た。 また、本作は純粋な音楽とは違った側面からも多くの注目を集めた。 ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツの音楽性の違いからくる確執や、 本来、ギターとヴォイス程度の素朴な編成からくる音楽にサックスが 執拗に入り込んでくるこの作品は果たしてボサノヴァといえるのか? 等、様々な論議をかもし出した。しかし、その音楽性は極めて豊かで、 いわゆる純粋なボサノヴァの作品の追随をも許さないものがある。 それが顕著に出てくる場面は3者それぞれ特徴的で、 スタン・ゲッツのバッキングプレイと、ジョアン・ジルベルトの声とギター、 そして、アントニオ・カルロス・ジョビンのピアノである。 いずれも”ささやく”ような演奏に徹していて、決して前に出てこない。 しかし、ハマッタポイントに音を入れてくるので非常に目立つ。 静かな音にも明確な主張が見て取れるのだ。 ボサノヴァに限らず、ブラジル音楽を聴く上でこの作品を欠かす事は 出来ない。いや、この作品の与えた影響はジャズを始めとした多くの 国の音楽に色濃く現れており、音楽を聴く方全てが耳にすべき音では ないかと思う。それだけ画期的なのだ。今聴いても実に新鮮である。
夏の夕暮れにピッタリ
もう40年以上前の1963年の録音で、ボサノバとジャズを融合させ全世界で大ヒット。仕掛け人はのちにCTIレコードを創設するプロデューサーのクリード・テイラー。面子はスタン・ゲッツ、ホアン・ジルベルト、カルロス・ジョビンと豪華。あまりに有名になった一曲目「イパネマの娘」でジルベルトの美声と、妻のアストラッドのちょっとヘタで、ちょっと危なげなヴォーカルが話題を呼んだ。この「超名盤」何度聴いても古びず、飽きない。夏の夕暮れにピッタリ。殺伐とした日常を忘れてイパネマ海岸にひとっ飛び。(松本敏之)
あえて苦言を
1963年録音のスタンゲッツとジョアンジルベルトによる名作の誉れ高い作品。アントニオカルロスジョピンやジョアンの妻アストラッドも参加。グラミー賞という勲章により実質的にアメリカにボサノヴァをもたらした功績もある作品でもあります。しかし敢えて言うなら、ゲッツのソロが、ンパァ~っと大きく入ってくるパターンに少し違和感を感じることが。ボサノヴァの静謐さを破って、いきなりムードミュージックっぽくなる気がして。決して嫌いというわけじゃないし、作品の偉大さを損ねてるわけでもないんです。例えば大根にフォアグラが載った料理があるじゃないですか、その場合大根とフォアグラは別々に食べたいというか。この作品に関していうとこの味付けで引き寄せられる聴き手も多いでしょうしね~、難しいところです。
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ハードバップ史上に残る革新的な1日(1954年2月21日)を録音したアルバムの第2弾。『Volume 1』に漏れた曲を取り上げているが、スリリングと言う点では一歩も引けを取らない。 トランペットのクリフォード・ブラウンは、「Wee-Dot」とエネルギッシュな編曲のスタンダード・ナンバー「The Way You Look Tonight」を通して、確信に満ちた演奏を聴かせてくれる。アルト・サックスのルー・ドナルドソンは、優しいアレンジの「If I Had You」で、この曲の繊細な本質を乱すことなく、せわしない音に軽いリズムをつけている。そして、“スウィート・パパ・ルー”という呼び名を勝ちとるとともに、バードからの強い影響を明かしている。バードとの関わりで言えば、エンディングの2曲はバードことパーカーの手による編曲だ。もっとも名高い「Now's the Time」には、テンポを思いきって落としたファンク色の濃いアレンジが施されている。(Marc Greilsamer, Amazon.com)
【くちコミ情報】
初心者をジャズの虜にさせるスリリングな演奏
第1巻に劣らず、素晴らしいジャズ・ミュージシャンのスリリングなソロと、ライヴ演奏ならではの熱気、飛ぶように速い快速調の音楽の疾走感にワクワクさせられた一枚。 五人の演奏家のなかでも、格別素晴らしいソロを聴かせていたのが、トランペットのクリフォード・ブラウン、アルト・サックスのルー・ドナルドソン、ドラムのアート・ブレイキー。彼らがメロディーを次々に受け渡してゆくところなど、乗りに乗った音楽のほとばしり、駆けめぐる躍動感に唸らされましたね。 スーパー・エクスプレス並みの怒涛の速さで進んでいく第3曲「クイックシルヴァー」の演奏に、一等興奮しました。すごいなあ。しびれますねぇ。ちなみにこの曲、第1巻にも収録されていますが、こちらには曲の後に(ALTERNATE TAKE)とあって、演奏時間が1分45秒ほど長くなっています。(第1巻では6分58秒。第2巻では8分45秒) 第1巻と同じ日(1954年2月21日)、同じ場所(ニューヨークの「バードランド」ステージ)で録音されたライヴ演奏。モノラル録音。 中山康樹『ジャズの名盤入門』で紹介、おすすめされていたのを読んで聴いてみたのですが、ジャズ初心者にはたまらない吸引力と刺激にあふれた演奏でしたね。一聴、ノックアウトされてしまいました。
伝説のライブ第2弾 熱くエキサイトするバードランド
バードランドの夜(2)はこの夜のブレイキー5重奏団の全貌を知る意味で(1)とともにそろえたいアルバムだ。クイックシルヴァー(別テイク)以外は別の曲だし、イフ・アイ・ハド・ユーではアルト・サックスのルー・ドナルドソンがフィーチャーされている。当時のドナルドソンはパーカー派の有望なアルト奏者だったであろうが、この夜の神がかった演奏は、まさにパーカーが乗り移ったようなすさまじさである。こんなに凄いプレイヤーだったのかと感心させられる。ソニー・スティットでさえこのようなスリリングなソロはできないであろう。リズムセクションも秀逸でホレス・シルバーの鬼気迫るピアノ、カーリー・ラッセルのワーキング・ベース、そして御大アート・ブレイキーのロールが冴え渡るドラミングと全員が何かに憑り付かれたかのようなプレイを展開している。もちろん最大の魅力はクリフォード・ブラウンの火を吐くようなトランペットのインプロビゼーションに尽きる。ブラウンは相当エキサイトしてもバランスの取れたソロを見せる。その安定感やコントロールの見事さは天才の名にふさわしいものだ。テクニックが前面に出ることなく表現やイマジネーションを支えるための必要にして十分な技術が余裕を持って繰り出される。もちろんイマジネーションの非凡さは普通では限界を超えるテクニックが必要とされる。アート・ファーマーのようなイマジネーティブなトランペッターでさえ、ブラウンのソロと比較するともの足りなさを感じてしまう。その後のハード・バップ・トランペッターのほとんどがブラウンの後を追ったが、最後まで手が届かないところに彼がいたというべきであろう。これこそモダン・ジャズの金字塔といえる絶対お勧めのアルバムだ。
史上最高のジャズライヴ
1954年2月21日、アート・ブレイキーがクリフォード・ブラウン、ルー・ドナルドソン、ホレス・シルヴァー、カーリー・ラッセルを率いて録音したバードランドでのライヴは、ハードバップ誕生を告げるものとして夙(つと)に知られるところ。しかし歴史的意義だけではこれほど高い評価は得られなかっただろう。演奏の質の高さが最大の要因なのだ。当日の聴衆はくたくたになったのではないかと思われる白熱した演奏が次々と繰り広げられていく。若き天才ブラウニーの輝かしいソロ、正統パーカー派であることを証明するドナルドソンの熱いアドリブ、恐るべきパワーとテクニックを見せつけるブレイキー、アーシーな個性を発揮するシルヴァー。それぞれが十分実力を出し切っており、あらゆるジャズライヴ盤中、最高ランクのアルバムになっている。 p わたしは第2集を聴くほうが多いが、ドナルドソンのバラッドプレイ(“If I had you”)やシルヴァーの訥々としたソロ(“Now's the time”など)がとくに気に入っているから。“Wee-Dot”のブレイキーも素晴らしい。ブラウニーに関してはどうだろう、第1集のほうが面白いかな? p 追記1)5曲目“Confi maton”のあとバンドが“Lulla y of Bi dland”を演奏しはじめるが、これはエンディングテーマ。LPはここで終わっていたのだ。CDには2曲(合計14分)が追加されている。 p 追記2)ジャケットデザインがLPと違うのでとまどう人がいるかも知れない。これは10インチで出ていたときのもので、カバーを開けるとなつかしいLPのジャケットが出てくる。
火傷に注意!
イントロダクションに続いて、一曲目から飛ばすブレイキーさんのドラムからです。ツーホーンテーマが飛び出した瞬間といったら、もう堪りません。熱いですねぇ!2曲目ではvol.1でのブラウニーさんのワンホーンに対抗(?)してルー・ドナルドソンさんのワンホーンです。演奏時間は3分29秒と短いですが、なんとも、心をくすぐる演奏です。4,5とパーカーナンバーで締めです!
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ドミニカ共和国出身のピアニストであり、作曲家でもあるミシェル・カミロとスペイン現代フラメンコギタリストのソトマティーとのダイナミックなデュオが、その演奏で複雑にお互いを刺激し合い、アフリカ文化とイベリア半島を交差させた。つまり、月に浮かぶ夢のようなアルハンブラ宮殿と突き抜けるようなハバナやサント・ドミンゴの青空が出会ったのだ。ふたりのなれそめは90年代初めのスペインだった。そして97年、一緒に公演しはじめ、99年夏にはツアーも行った。カミーロの華やかで軽やかなクラシックピアノ出身ならではの演奏は、トマティートの情熱的に弦をつまびく詩的なギターはすばらしいほどに対照的で、そこに偉大なクラシックギタリストのセゴウ゛ィアの完璧さとパコ・デ・ルチアの洗練された音楽性が融合している。彼らは協力して、情熱とエネルギーを持って、ラテン音楽の作曲家たちの作品を新たな解釈で演奏している。たとえば、コンスエロ・ヴェラケズの不朽のボレロ、「ベサメ・ムーチョ」、ルイス・サリーナのエレガントな「タンゴのムード」などである。またカミーロの「愛のテーマ」やトマティートの「ラ・ウ゛ァシローナ」は彼らの共同作業の深みを現す金字塔ともいえる作品だ。そして、「スペイン・イントロ」で、彼らはホアキン・ロドリゴの「アランフェス協奏曲」を演奏し、はやくも頂点を極める。そしてアランフェス協奏曲は、なめらかにチック・コリアの「スペイン」の官能的なジプシーダンスに流れ込んで行く。どうかこれからも、環ヒスパニック系音楽を掘り起こし、お互いの伝統音楽を分け合ってその結果を発表し続けてほしいものだ(ユージーン・ホリー・ジュニア, Amazon.com)
【くちコミ情報】
卓越したテクニックに卒倒…
ものすごくテクニカルな演奏で情熱的です。 ジャズが聞きたいと思い、色々調べた結果このCDにたどり着きました。 フラメンコテイストが入って純粋なジャズとは言えないかもしれませんが 見事に私のジャズ欲を満たしてくれました。 皆さんのレビューでの評価にも頷けます。 全曲たまんないです。
トマティート好きな人にはちょっと?ね。
評判が高いので買いましたけど、トマティートはやはり、パセオ・デ・ロス・カスターニョス(01年)とアグアドゥルセ(04年)が、音楽的には充実している。私が個人的にジャズピアノがあまり好きでないせいかもしれませんが。クラシックピアノの到達した技術的、精神的な高みを知っていると、ジャズピアノは退屈で子供っぽい。クラシックの人たちとそもそも受けている訓練の量が違う気がする。ストックしているフレーズの量も少なくて平凡だし。ピアノって信じられないほど難しい楽器なんでしょうね。歌い手の気持ちの機微に寄り添う繊細なトマティートと感情の粗いこのピアノはミスマッチですね。選曲もコマーシャルで魅力がない。 ジャズピアノの好きな人にはフラメンコの味付けがおもしろいんだと思います。
血が騒ぐとはこのことか
6曲目の「Pa a T oilo Y Salgan」(トロイロとサルガンのために)、 本当、この格好良さはなんですか!?ってくらいカッコイイ曲、小粋な曲です。 1:13〜からがこの曲のハイライトとも言えるかもしれません。キレがいい! 思わずピアノのフレーズに合わせて机叩いたりしちゃいます。 絶妙なコンビネーションが聴ける傑作カバー曲です。 7曲目「La Vacilona」(ラ・ヴァシローナ)の1:29〜からのピアノの美しい旋律も鳥肌もの!
音質もよく、非の打ちどころのない作品
いや、これはカッコいいですね。 チック・コリア大好き、かつ 最近、スペインの音楽が気になる自分にとっては、 たまらないアルバム。「spain」以外の曲もたいへん 聴き応えがあり、the guita to ioのアルバムとともに 最近最も繰り返し聴いてしまう作品です。 「spain」のメーンテーマのぎこちない感じに激しく萌えます
馬鹿テクと血で奏でる音楽
フラメンコ・ギターとピアノの組み合わせは珍しい。確かパコ・デ・ルシアがチック・コリアと共演したことがあったような記憶もあるが、私は初めて聴いた。これはいい。とてもいい。 録音時間が45分ちょっとというのも潔い。LP時代とほぼ同じ録音時間だ このごろは無理に長くしているので、中身が薄まってしまう傾向にある。 カミロのフレーズにはどこか日本人好みのセンチメンタリズムが漂っている。一方、フラメンコギターもなぜか日本人のメンタリティに訴えるものがある。いや、フラメンコのような「血の音楽」は民族や国境を簡単に超えて人間の心の奥に到達するのかもしれない。 トマティートの超絶技巧も冴えている。 2つの魂がみごとにとけあった音楽に拍手と感謝を捧げる。
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1959年録音の本作は、ハードバップ史上最高のバンドの初期の記録といえる。ピアニストのシルバー率いるクインテットは、他にブルー・ミッチェル(トランペット)、ジュニア・クック(テナー・サックス)、ジーン・テイラー(ベース)、ルイス・ヘイズ(ドラムス)という編成。このグループはこの時点ですでにシルバーならではの正確でハードなスイングを見事に表現していた。各メンバーのソロはストレートで分かりやすく、感情表現としても音楽的にも常に的を得ていた。またミッチェルの繊細なフレースとクックの熱いプレイによるコントラストも効果的で、バップの複雑さとブルースやゴスペルのストレートな部分を融合させるという、シルバーの音楽感にぴたりとはまっている。このセッションでは落ち着いた雰囲気の「Peace」と楽しくファンキーな「Sister Sadie」という、シルバーのスタンダード2曲も素晴らしいが、バンド全体のインパクトも負けない位強烈だ。このグループは結束が固く、この5年後シルバーがバンドを解散した後も、残りの4人は若きピアニスト、チック・コリアを迎えてブルー・ミッチェル・クインテットとして活動を続けた。(Stuart Broomer, Amazon.com)
【くちコミ情報】
ジャズピアノの典型
ジャズピアノといってもそのスタイルはピアニストの数だけあるといったら言い過ぎか。 しかし典型的なジャズピアノスタイルといえばシルヴァーに代表されるのではないか。 彼の特徴はリストストロークと言う手首を駆使した奏法にある。クラシック奏者が指で弾く ところを、シルヴァーは手首を使うのだ。それによって音色、リズム感が全く変わってしまう。 彼のリストストロークに影響されないジャズピアニストは少ない筈(皆無ではないが)。 クラシックピアノ臭0%、ジャズ度100%。ジャズピアノを奏くのにクラシックメトードは 必ずしも必要ではないことを証明してくれる。「Melancho y mood」が特に良い。
踊りたくなるジャズ
これは、シルバーの最高傑作と断言できる。最近モノラル盤(もちろんLP)を購入してあらためて思った。フロントの二人(ブルー・ミッチェル、ジュニア・クック)は彼らのベスト・プレイだし、シルバーのプレイがものすごくスイングしているからだ。また、ルイ・ヘイズの前ノリのドラミングもこのバンドには、良くマッチしている。曲は、やはり1曲目、5曲目が良く、この2曲を聴く為にこの盤はあるといってもよい素晴らしさ。また4曲目の「PEACE」もブルー・ミッチェルは、リバーサイド盤で再演しているが、名曲だ。ちなみに8曲目は、未発表追加曲で日本盤には入っていません。貴重な写真も付いているし、この価格なら、黙って買いでしょう。
この安さは素晴らしい!
ブルー・ノート4017番。オリジナルアルバムは、7曲目までで、8曲目はボーナストラックです。オリジナルアルバムは、チック・コリアの愛聴盤なのです。録音は1959年8月29日(1曲目、6曲目)翌30日(3~5曲目、8曲目)9月13日(2曲目、7曲目)の3日間。ブルー・ミッチェル、ジュニア・クックの2管編成による第2作。このグループは、1963年まで不動のラインナップで活躍、「Siste Sadie」は名曲です。全編通して、ホレスの魅力溢れる傑作アルバムです。ジャズファンなら、この価格で買わない手はないでしょう。推薦盤です。
身体に沁みます
ピアノの音が演奏する人によってこんなにも違うということを本当の意味で実感させてくれたのは彼が初めてでした。音の一粒一粒が柔らかで、しかし輪郭をはっきりと持っているということに感動した一枚です。
安心して聴ける50-60年代のジャズ
ホレス・シルヴァーのトリオ編成にブルー・ミッチェル(トランペット)とジュニア・クック(テナー・サックス)に2管を加えたクインテットのアルバム。1959年の録音で、踊るようなシルヴァーのピアノにブルー・ミッチェルの軽快なトランペット。50-60年代のよき時代のスウィンギーな黒人ジャズ。テーマのフレーズから変奏、間奏やソロを経てテーマの演奏に戻るというジャズの「お約束」のパターンは安心して聴ける。やっぱりこの時代のジャズはいいなあ。と聴くたびに思う。(松本敏之)
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Horace Silver
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ジャンル内ランキング:14,255位
カスタマーレビュー数:6
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ホレス・シルヴァーは、ファンキー・ジャズを代表する名ピアニストとして人気が高いが、同時にジャズ史上屈指の名コンポーザーでもあり、すばらしい曲をたくさん書いた。バラードもないわけではないが、ヒットした彼の代表曲の多くはブルースである。 ホレスのブルースは、ほかの人とは微妙にテイストが違っている。そこには彼特有のファンキームードと、ときにラテンの哀愁があふれており、いつまでも耳に残るキャッチーなメロディラインもすこぶる個性的だ。それが絶妙というか見事というか、ホレスのホレスたるゆえんである。 ホレスの代表曲の多くは1950年代の作曲だが、60年代以降もすばらしい曲を書いている。60年代を代表する1曲といえば、これはもう本作のタイトル曲でキマリだろう。父親に捧げたこの曲は、ホレスの魅力を凝縮したようなキャッチーなナンバーで、エキゾティックなラテンのスパイスも効いている。本作は全6曲中5曲がオリジナルとあって、ホレスの曲作りのうまさと魅力を味わうには最適のアルバムだ。(市川正二)
【くちコミ情報】
大人の格好良さ
米国のピアニスト、ホレス・シルヴァーの代表作です。その名の通り父親に捧げた表題曲は、ボサノヴァ・リズムにのせた軽快なブルースです。とても馴染みやすいテーマに続くシルヴァーの即興演奏は、テーマに負けないくらい味のあるフレーズを次々と生み出していき、何度聴いてもウキウキしてしまう楽しさです。他の収録曲も皆魅力的で、スローなものとアップテンポなものがバランス良く並んでおり、全体として大人の格好良さを感じさせます。
こんなに安くて良いのだろうか!
ブルー・ノート4185番、ジャッケットの葉巻をくわえた紳士こそ、ホレス・シルヴァーの実父、ジョン・タバレス・シルヴァーその人であり、タイトル曲を捧げられた本人(ポルトガル人)、勿論フランシス・ウルフの撮影である。ホレスの母は、アイリッシュと黒人の混血であり、ホレスの血は、ユニヴァーサル(黒、黄、白)なのである。若い頃(現在も)のホレスのハンサムな容貌は、このためである(偏見でしょうか?)。アルバムの内容は、1963年10月26日と1964年10月31日という一年間を隔てて収録されており、3曲目、6曲目(オーネットの同名曲とは無縁の美しいバラッド、1937年に遡るとベニー・カーターも同名曲を書いている)が、1963年の録音(ちなみに、オリジナルアルバムは6曲目までで、7~10曲目はボーナストラックであり、9曲目、10曲目もこの時の録音)、ブルー・ミッチェル、ジュニア・クックの5年間活動してきた旧メンバー。残りの6曲は1964年、カーメル・ジョ-ンズ、ジョー・ヘンダーソンの新メンバーによるものですが、ホレスの個性は、両録音に共通しており、通して聴いても、違和感はありません。幼い頃、土曜の夜はホレスの家でハウス・パーティが開かれ、父親はギターとヴァイオリンを弾き、親戚知人はマンドリンなどでポルトガル的な唄と踊りで賑わい、幼いホレスの体に自然と染みこんでいた。ホレスのヴァイタリティ溢れる曲は、この体験から、自然に生まれたもの(ホレス自身は、意図していたわけでは無い)なのである。この名盤がこの価格で購入できる事は、ジャズ・ファンへの贈り物である!さらに詳しい情報は、レナード・フェザー(!)によるライナー・ノーツが参考になるでしょう。これは、買うしかない!
コーンパイプのようなファンキーな味わい
誰がいったのか忘れたがファンキーのイメージをコーンパイプにたとえたのは、実に的確な比喩だと思う。このアルバムはまさにそれを地でいくファンキーな味わいに満ちた演奏である。御大シルバーのリフと乗りのよいアドリブ、トランペットとテナーのフロントラインが醸すソウルフルなサウンド、そして何よりも標題曲が典型的なファンキーブルースで、一度聴いたら忘れられないリズムとメロディなのがポイントである。僕自身ひところこのCDを子守唄代わりに使っていたが、アルバム中の曲の編成も実によく、すべての曲が終わるまでに完全に眠ってしまったものだ。おそらく自然な体のリズムにマッチした音楽なのだろう。カーメル・ジョーンズ、ブルー・ミッチェル、ジョー・ヘンダーソンといった活きのいい、若手の参加も魅力である。
全盛期のHorace Silver
ファンキージャズといえば真っ先に思い浮ぶのはやはりHo ace Silve であり、彼の代表作をひとつ挙げるとすれば一般的には本作。ポルトガル系の移民である父親に捧げたタイトル曲が有名。MITCHELL(tp)とのコンビも冴えている。黒人では無いファンキージャズミュージシャンの為かファンキーではあるが多国籍なジャズが展開されている。 この庶民的で親しみやすさが僕がHo ace Silve を好きな理由。本作も純粋に楽しめる。Jazz名盤のひとつ。
ソウルジャズ=ピアニスト
ゲーリーカッツ(スティーリーダンのプロデューサー)によるとドナルドフェイゲンは相当なジャズマニアらしい。といわけでタイトルトラックをベースにして『リキの電話番号』を制作したわけだ。そんな部分があるわけだが=なぜなのか。それはやはりこのアルバムの持つ『エキゾチックなムード』に他ならない。フェイゲンが重視したのは『ミステリアスでファニー一歩手前な感覚=一種の倒錯感覚+キャッチーさ+タイトなリズム感』。これを備え持つこのソウルジャズはやはり爆発的に売れた。現代に通じるカギを持つ40年近く昔の作品。 10点中10点
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