2008年10月14日(火) クラシック(器楽)の第1位は
『シベリウス:ヴァイオリン協奏曲』!
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¥ 1,050(税込)
通常4~5日以内に発送
ジャンル内ランキング:33,271位
カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
これ以上のシベリウス、もう出ないような気がする
1977年8月12・13日、ザルツブルク大学大ホールにて録音。競演しているタチアナ・グリンデンコはクレーメルの最初の妻だった人だ。 どちらも素晴らしい演奏なのだが、僕は圧倒的にシベリウスの演奏が好きだ。ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47は1903年の作曲、1905年の改訂。特に第一楽章のクールな美しさには北欧の自然を思い浮かべずにはいられない。クレーメルはこの素晴らしい旋律を見事に奏でている。 クレーメルとしてもかなり初期の録音に当たるが既に完全体である。これ以上のシベリウス、もう出ないような気がする。
ちょっと暗い雰囲気ですけど・・
ラトヴィアのヴァイオリニスト、ロシアの指揮者、イギリスのオーケストラでシベリウスとシュニトケ、しかも録音はザルツブルクというなかなかインターナショナルな録音です。たしかLP初出時からこの組み合わせだったと思う。 演奏は、どことなく淡い暗さを持ちながら、野太い低音が特徴的で、落ち着いた味わいになっている。 シベリウスでは、この曲の耽美性がよく出ている。低音から高音へ力強く駆け上がるヴァイオリンの音色は、聴き手のハートに伝わるものがあるし、ロジェストヴェンスキーの指揮は、いつもよりやや抑え気味(それでも金管の咆哮はやはり「らしさ」がある)の音色は、クレーメルのヴァイオリンのやや重い響きとのバランスを考えていると思う。2楽章の暗さは特に印象的だ。 シュニトケでは、グリンデンコも加わって、シュニトケ・スペシャリストがそろった感があり、説得力のあるものになっている。本合奏協奏曲は、6つの部分からなる組曲風のもので、なんとも暗い色合いが支配する。冒頭からプリペアード・ピアノがなんとも不気味な音色で曲をリードしていく。暗鬱とした響きは、それこそロシアかどこかの、灰色の冬の空の下、結氷した湖を伝わってくるようだ。後半になって突如タンゴのリズムで、このうえなくもの悲しいメロディが奏でられるが、そのタンゴの変容ぶりは、不気味でまるで幽霊でも出てきそうです。クレーメルの音色は、そのあざといともいえるタンゴを、あえて大真面目に演奏した感があり、シュニトケのらしさが如実に伝わる録音になっている。
クレーメルの本領発揮。
まずシベリウスは諏訪内のような線の細い演奏が好きな私はクレーメルのように骨太な演奏は好みではありません。 問題はシュニトケです。これは確か再録音していたと思うのですが(記憶違いかも。)若き日のクレーメルが元奥さんと競演しているのは聞いてみる価値ありです。(限定盤だったこのCDも再プレスされたらしいですし。)
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¥ 980(税込)
ジャンル内ランキング:35,870位
カスタマーレビュー数:28
【Amazon.co.jp】
ついに、われらが小澤征爾が、日本人、いやアジア人として初めて、60余年の歴史を誇るウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの指揮台に立った! ハプスブルク王朝時代からの伝統文化を継承する世界最高のオーケストラ、ウィーン・フィルは、ユーロ通貨開始の国際的記念の年に、ヨーロッパを代表し、三顧の礼をもってアジアの偉大なマエストロを迎え入れたのである。この録音はその歴史的なドキュメントでもある。 この重大な演奏会にあたって小澤は普段にもまして綿密な準備で臨み、ウィーン・フィル楽員もそれに最高の演奏でこたえている。「こうもり」序曲でのロザムンデのアリアの哀愁のメロディでの滴り落ちるような美音、「悪魔のダンス」でのたたみかけるようなエネルギッシュな迫力、「ウィーン気質」での弧を描き、弓がしなるような独特の緩急自在なリズム、「チック・タック・ポルカ」での息を呑むスピード感、そして「美しく青きドナウ」で微妙に甘く漂う葡萄酒のような芳香、「ラデツキー行進曲」での小澤ならではの楽しさいっぱいの和やかさ。すべてがすばらしい。 それにしても、小澤の全身から発される生命力のオーラは本当に凄い。人種も文化の違いも越えて、誰もが魅惑されてしまう。ウィーンで小澤が聴衆にも音楽家たちにも絶大な人気を誇るのは当然だろう。 この演奏全体で特に感じられたのは、音楽全体に「愛と幸福のしるし」が満ち満ちていることである。困難と不安のなかで迎えた2002年の冒頭に当たって、「これから再び明るい時代がきっとやってきます! 希望に満ちたいい年になりますように!」という熱くポジティヴなメッセージがここで発信されたことの精神的意味はとても大きい。 2002年秋からのシーズンでいよいよウィーン国立歌劇場の音楽監督の地位につく小澤征爾。ウィーン楽壇と小澤の結婚によって、両者とも画期的な飛躍を遂げるのではないか。そんな期待に思わず胸がふくらむのをどうして抑えられようか?(林田直樹)
【くちコミ情報】
これはいいニューイヤーコンサートのCDですね。。。
ボストン交響楽団と演奏していたころの小澤と比べると、まるで別人の ような演奏だ。昔は外的な音響効果を狙ったようなことをしたり、ベート ーヴェンの演奏ですら、外的効果による聴衆受けを狙うため、テンポすら 意図的に変えていた(要は薄っぺらい演奏ということ)。 しかしここでのニューイヤーコンサートは、少なくともそういう表面的 な効果を狙っていない。そのため今まで小澤の音楽に抵抗を感じていた 人にもお薦めできるCDになっている。 このCDは短縮版のため、当日の演奏順に合わせて見ていくと、 大方のレビュアーさんがおっしゃるとおり、内容的に徐々に良くなっていく 傾向にある。 第1部はたまにアンサンブルの縦の線が合っていないところがある。 演奏はフレンドリーで楽しいが、くせのないウィンナ・ワルツを演奏している ためか、たまに変に強調したりとはみ出し気味な印象も受ける(たまに変な強調 がある点は、C・クライバーの演奏も同じ)。 私がここで注目したいのは、ヨハン・シュトラウス1世の「アンネン・ポルカ」。 この曲は、師匠のカラヤンもニューイヤーコンサートで演奏している。当時の カラヤンは衰えからか昔のような強い統率力がなくなっていた。しかし、長期間 に及ぶリハーサルのためか、当日の演奏は目立ったアンサンブルの乱れもなく、 ウィーンフィルが自律的にカラヤンに寄り添うような演奏を展開していた。この 「アンネン・ポルカ」もその姿勢が十分に感じる名演奏だった。 それと比べると、ここでのウィーンフィルは、小澤の指揮に従順すぎる印象を 受ける。そのため、ウィンフィルによるウィンナ・ワルツというより、小澤による ウィンナ・ワルツという印象を持った。フレンドリーで聴衆にウケがいいのは、 小澤の音楽の才能と経験がうまく生かされた結果だと思う。 第2部の冒頭の喜歌劇「こうもり」序曲(このCDの1曲目がこれ)は、 その小澤のやり方がうまくいっていないと感じる人も多いだろう。カラヤンの ニューイヤーコンサートでの演奏と比較しても、明らかにウィーンフィルの アンサンブルにぎごちない印象をうける。 それは、第2部の1曲目を、敢て師匠のカラヤンと同じ曲で始めたことによる 極度の緊張とか、オペラの経験が不足しているとか色々理由があると思う。 私が気になったのは、この曲ですら、ウィーンフィルに自律的に演奏をつくっている 姿勢があまり感じないことだった。恐らく昔のウィーンフィルであれば、頑として 自分達の音楽を突き通すに違いない。カラヤンはその個性をうまく引き出していた。 ただそれ以降の曲は、第1部と基本的に同じ傾向だが、アンサンブルもよくなり 聴きごたえがあった。結果として、今までのニューイヤーコンサートの中では、 比較的いい出来になっていると思った。 数あるニューイヤーコンサートで私の好みは、1954年のクラメンス・クラウスと、 1987年のカラヤン、2005年のマゼール。どれも癖のないウィンナ・ワルツを そのまま演奏し、中身の面白さで上手に聴かせている。なによりウィーンフィルが 積極的に音楽をつくっているのが強く印象に残った。特にマゼールの変化は、正直驚き だった。 この小澤の演奏は、まだその域は達していないが、冒頭で述べたとおり、今までの 小澤の演奏とは違う演奏を聴くことができ、正直嬉しかった。もし次に登場すること があれば、より中身の面白さで聴かせてほしいと思った。
大袈裟なクラシックは好きではないのですが、
ワルツ中心で良かったです。CDで聴くにはこの手の物が良いのでしょうね。
2003年になって。
2003年のニューイヤーを見てから(?)買ったのですが、(深い意味は無いんですが、)2003年よりも、メリハリがあり、どちらが良いとかではなく、自分的には2002年の方が良かったような気がします。いまさらといわず買ってみてはいかがでしょうか?
小澤征爾指揮第9演奏会
素晴らしい演奏である、是非ともDVDを購入したい。
ノリが最高
近年のニューイヤーの中では最もノリが良く、聞いていて心躍るような内容。 昨年のアーノンクールを聞き返したいと思わなくさせるだけの熱狂振り。 p 特に初演奏の曲が大きな効果をあげている。「悪魔の踊り」が終わった後の 観客の拍手喝采は、脳裏に焼きついて離れない素晴らしいものであった。 p 改めてウィーン国立歌劇場音楽監督としての活躍に期待をもたせる1枚。
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涼しげな眼差しを持つ痩身の青年のような、透明感ある響きのベートーヴェンである。こうした“古楽”的解釈は、革新的というよりは、いまやすでに世界的にひとつの大きな流れになっている。それでもなぜだろう、この演奏には不思議に新しい印象と、ある種の痛快感がある。 その理由のひとつは、おそらくオーケストラ・アンサンブル金沢の奏者一人ひとりの自発性の高さにある。ライナーノートによれば、このレコーディングでは奏者は指揮者に対して容赦なく意見表明できる環境があり、活気ある議論とテンションの高さが印象的だったとのこと。そうした雰囲気を作り出し、一つの方向にまとめていく人間性もまた指揮者・金聖響の才能であろう。 そのおかげだろう、ダイナミクスやバランスの作り方も練りこまれているし、何より個々の奏者の顔がはっきりとわかるようなアンサンブルが気持ちいい。アンサンブルにおける個人の責任が重い少人数オーケストラの長所がはっきりと出ている。流行の真似事ではなく、試行錯誤の後に自分のものとした音楽が聴こえてくる。こんなオーケストラを持った街・金沢がうらやましくなるようなディスクである。 なお、初回プレス限定特典のDVDには、金聖響のインタヴューとリハーサル風景が30分ほど収められている。偉大な作品を前にして新しく納得いく解釈を作り出そうとする音楽家の苦闘が正直に映し出されている。(林田直樹)
【くちコミ情報】
タイトで若々しい5番です
こういうすっきりして若々しい演奏を聴いていると、大編成のゆったりとした音はもういらない、と思ってしまいます。巨匠の振るドラマチックで仰々しい演奏とは対極をなす5番ではないでしょうか。だからといって、一部の古楽器派のような潤いのない演奏とも違うので、ご安心を。お薦めです。一番と八番も聴きたい。
早く全曲録音して欲しい!
オーケストラアンサンブル金沢の魅力を200%引き出した演奏。同じオケで岩城宏之指揮のCDもあるが、音の鮮度が違う。映像で音楽造りのプロセスも垣間見られるが、金の新たなベートーヴェン像がくっきりと描き出されている。2、3、7番が既にリリースされているが、ぜひ、全曲録音を強く希望する。
若さがみなぎってます!
DVD付で大好きなベートーベンの交響曲第5番だったので買いました!金聖響さんの指揮する演奏は初めて聴きましたが、テンポや強弱からエネルギーがみなぎっていました。 編成の小さいオケなので地を這うような重さはないのですが、『運命』の力強さはそのままに音色の美しさや音が寄り添う心地よい音楽が聴けてとても満足の作品です。
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【くちコミ情報】
ウィーン気質
ウィーン・フィルのコンサート・マスター達で編成されたこの合奏団は1977年にもベートーヴェンの七重奏曲を録音したが、新盤は音質の良さと微妙な変化に富む叙情的な表現でより魅力的だ。ウィーンの演奏家にしかできない表現があるとすれば、それはこの曲の第二楽章ラルゴに感じられる哀愁に満ちた独特の情緒だろう。そこでヘッツェルが弾くヴァイオリンの柔らかな歌いまわしは、真似のできないウィーン訛りだ。ベートーヴェン29歳の若書きの作品ではあるが、この曲の楽器編成にも彼の音楽的センスの良さが顕著で、また曲中に後のシンフォニーやコンチェルトに使われる幾つかの音形が既に現れている。テンポ・ディ・メヌエットでは殆ど幾何学的とも言える均衡の取れた古典派特有の形式美も聴き所のひとつだ。2本のホルンが加わる六重奏曲は、音が渋く奏法も非常に難しいとされている名物ウインナ・ホルンの独壇場で、愛好者には興味が尽きないだろう。参考までに往年のウィーンの風情に浸ることができるもうひとつの歴史的名演がある。ウィーン八重奏団による1956年のモノラル録音で、シュポアの九重奏曲とのカップリングで英テスタメントのシリーズとして出ている。
ウィーン八重奏団かこれか
DECCA盤のウィーン八重奏団のベートーヴェン七重奏曲が一番だと思っていましたが、ヘッツェルが遺したこの最後の録音の七重奏曲はそれ比肩すると言ってもいいかもしれない。ホルン2本のための六重奏曲は間違いなくDECCA盤をしのぐバランスの良い、しかもしなやかで気品に満ちた演奏だと思う。こんなのが1050円で手に入るとは・・・いやはや。
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カスタマーレビュー数:1
【くちコミ情報】
理想的な演奏
ウィーンフィルとカラヤンのコンビによるモーツァルトの「フィガロの結婚」。歌手陣は、クンツ(フィガロ)、ジョージ・ロンドン(伯爵)、ゼーフリート(スザンナ)、ユリナッチ(ケルビーノ)、シュワルツコップフ(伯爵夫人)を主軸とする。曲の間の台詞は無い。モノラル録音だが、ART処理で十分楽しめる音質。カラヤンは意外にあっさりしていて、テンポの速さが歌手の声質と同じぐらい曲のアクセントになっているので、カラヤン一色にならず、ウィーンフィルと歌手陣の若い声が堪能できる。一曲一曲が感動だ。クンツは明るい声でカラヤンの指揮にぴったり合っている。ロンドンは迫力のあるバリトン。ゼーフリートが素晴らく可愛い、キュートだ。後年の声からは想像できない。ユリナッチは音が下がらないように細心の注意を払って歌っているのか、美しいメゾを聞かせてくれる。ユリナッチの真心のこもった歌唱は、恋への青年なりの真摯さまで伝えてくる。シュワルツコップフは相変わらず頭蓋骨に響いた憂いを含んだ伸びのある魅力的な声である。この伯爵夫人は、思慮深い「大人の女性」である。歌手は皆わかりやすく歌ってくれている。ウィーンフィルの木管、金管楽器はやわらかい温かみのある音で、モーツァルトの世界を演出している。歌手陣、オーケストラともに文句のない理想的な演奏である。「フィガロの結婚」の古典的名盤だ、と言ってしまいたくなる。唯一、ワルター・レッグとカラヤンが当時25歳のF=ディースカウを起用してくれなかったのが残念だが、それは欲張りというものだろう。もしF=ディースカウがカラヤンに流れていたら、フルトヴェングラーとのマーラーは実現しなかったに違いないからだ。 1950年録音。
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もはや交響曲という殻、さらには音楽という枠自体を突き破らんばかりの、衝動的なエネルギー、大噴火するような思想。ベートーヴェン、特に第5や第9を演奏するということは、そういうとてつもなく破天荒で、天才的なものを表現しなければならないということだ。そこの、一番大事な問題の前には、細かいあれこれは結局二次的でさまつなことに過ぎない。特に第9からは、オーケストラの優劣も技術も、国籍も人種も、何もかも超越した、理屈では説明しきれない「何物か」が感じられなければならない。 佐渡の演奏には、もっとも大切なその核心部分が確かにある。やむにやまれぬ思い、ひたむきで切実な思い。そういったものが新日本フィルの響き、特に弦からはよく伝わってくる。要所要所での弦のアタックの強さ、時おり訪れる大きなフレージングは素晴らしい効果を生む。特に第3楽章の後半部には感激的なものがあり、第4楽章も、確かに心から心へと「何物か」が熱く伝わってくる。狂喜乱舞感が沸きあがる最後近くでのピッコロの目覚しい活躍も印象的だ。 「このような音楽ではなく、もっと、もっと!」とベートーヴェンが思わず歌詞を書き加えたほどの嵐のような霊感が演奏に再び宿るためには、表面の整った演奏よりも、むしろ荒削りで「思い」をたっぷりとのせた、こうした演奏でなければならない。(林田直樹)
【くちコミ情報】
演奏としてはまずまず
第9はバイロイトのフルトヴェングラーという決定版があるために、どうしてもそれとの比較となってしまうので、演奏者にとっても大変だろうと思います。 この盤は、演奏に粘っこさが感じられ、なかなかの出来です。 ソリストのうち注目すべきはテノールの吉田浩之。日本でもトップクラスの実力者ですが、この盤では明らかに不調なのが残念。 他のソリストはごく普通ですが、バリトンの発音のぎこちなさが気になります。 日本人による第9というコンセプトには大いに共感しますので、さらなるバージョンアップを期待します。
第九あれこれ
私が第九第4楽章の合唱を初めて歌ったのは15年前です。それ以降、数名の指揮者で第4楽章を歌いました。 このCDには譜面に忠実ながらメリハリがあり「あつい演奏」を感じました。ライブ録音という事もありますが。 合唱を担当した栗友会の演奏も私は好きです。
音楽は骨太で、非常に堂々とした演奏です
合唱団員として10数回、第9のステージにたってきました。 10年前には、佐渡裕さんの指揮で第9を歌いました、大阪のシンフォニーホールの年末を彩る「炎の第9」のステージです。 大きく手足を広げて指揮台に立ち、身体全身を使って舞台で飛び跳ねるような指揮をする佐渡さんを見ている内に、合唱団員も思わず情熱を声に傾けて精一杯歌っていきます。そのダイナミックなベートーヴェンの表現は、客席にも確実に伝わり、強烈な印象を残しました。 p このCDも、自分が舞台で歌っている情景を思い浮かべながら聞いていました。あの時の佐渡さんの姿を彷彿とさせてくれるような演奏でした。 p 第9の演奏の評価も、まず第4楽章の合唱の出来不出来で判断しています。 栗山文昭さんが、指導されている栗友会の合唱は、声がとても立派でたっぷりしていました。願わくばもう少し深い音色のドイツ語の発音なら申し分なかったのですが。 残念ながら、小澤征爾の第9の「東京オペラシンガーズ」の圧倒的な声の迫力と比べると聞きお取りします。もっともプロとアマチュアの差は致し方ありません。 p 多くのソリストをすぐそばで聴いてきましたが、独唱者の良し悪しでも第9の第4楽章は評価されると思います。バリトンの福島明也さんは、数多くの第9のステージにのられているので、そつのない歌いぶりでした。テノールの吉田さんの声質がもう少し深いと言うことがないのですが・・・。ソプラノのリッツィ大岩千穂さんの輝かしい声は魅力的でした。 p 個人的には、フルトヴェングラーのバイロイトでの演奏のような破綻になりかかりながらも、突っ走ったあの演奏のスリリングさがほしかったですね。Alleg o assaiでは、もっとスピード感があれば、言うことナシです。 佐渡裕さんは、今や日本を代表する指揮者です。悪いことはありません。音楽は骨太で、非常に堂々とした演奏です。当然、押さえておくべき演奏です
第九はさまざまあります!
第九のCDはたくさんあるけれど、私は佐渡裕さんの熱い指揮のこの演奏が好きです。たぶん、合唱指揮者の栗山文昭氏と音楽の作り方が似ているからだと思います。佐渡さんが年齢を重ねた時にどんな演奏をするかも楽しみです。
個人的にはいまいち
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