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   クラシック の売れ筋最新ランキング   [2008年07月06日 18時05分]
2008年07月06日(日) クラシックの第1位は 『純~21歳の出会い~ヘイリー・ミーツ・ジャパニーズ・ソングス-デラックス・エディション(初回限定盤)』!
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:1位  
カスタマーレビュー数:14

くちコミ情報
再認識!
ヘイリーの曲は「アメイジング・グレイス」しか聞いた事がなかったのですが、お店でかかっていて気に入り購入しました。 「アメイジング・グレイス」は今は亡き本田美奈子.さんとの見事なデュエットになっています。日本の歌を歌うというアルバムの趣旨からは外れてしまうかもしれませんが、私は非常に感動しました。 このアルバムにより、聞き慣れた曲が歌手と言語を変えると全く違う味わいになり、改めてその楽曲の持つ良さと日本語で描く心の機微の素晴らしさを再認識しました。 ただ「翼をください」のコーラスで「ツバサヲクダサイ」と日本語で入れたアレンジは好みじゃなかったです。
SHM-CD仕様として、オーディオマニアも購入動機を高める一枚。
私は、オーディオマニアなので、CDの内容もそうだが、CDの仕様についてのほうが興味惹かれたので、このCDを購入した一人ではある。収録曲の感想については、他のレビュアー方々のほうが詳しそうなので、私は、このCDの仕様、SHM-CDについて語りたいと思う。SHMとは、スーパーハイマテリアルの頭文字である。記録面表層のポリカーボネイトの素材が、普通のCDと違う素材でコーティングされたものである。とは、いっても一応SHMもポリカーボネイトであるのに違いはないのだが。SHMのポリカーボネイトは、液晶TVの画面に使用される透明度の極めて高い物が採用されている。これにより、CDプレーヤのピックアップから照射されたレーザーが、精度の高い反射光を獲得して、より高音質な再生が可能になるというものである。開発したのは、ユニバーサルミュージックと日本ビクター。ヘイリーの声は、高音で透明度の高いのが特徴なのは、皆さんもご存知のとおり。SHM仕様でこの特徴がどこまで伸びるのかに興味を持ったのである。日本人に馴染みやすいJ-POPでこの仕様はあまりない。オーディオファンの方々にも、試してもらいたい一枚であったことは、今更しつこく述べる必要もない。日本では、クラシックボーカルに分類されるヘイリーだから、ヘイリー本来のスタイルでSHM仕様第二弾がリリースされる可能性は高いと、勝手に期待しているのだが。どうだろう。ここだけの話だが、ユニバーサルミュージックは、この仕様の開発に結構な額の投資を、日本ビクターにさているので、どんどん普及させる必要がある。そのアーティストとして、ヘイリーは絶好の人の一人であると、私は思っている。
心地よい歌声
日本の名曲に新たな命が吹き込まれました。 オリジナルのイメージを壊さず、自分のものにしていて好感が持てます。 『ハナミズキ』『I elieve』『翼をください』が特に気に入りました。 ただ目玉と思われる『アメイジング・グレイス』が微妙。 単体では良いと思うのですが、1曲目でアルバムの流れが滞るような…。
期待通り
期待通りの声で気持ちが穏やかに。透き通った高音で、 やはり天性の歌姫なんだな〜と思う。 「☆5つです」としたいところだが、 「花」と「なだそうそう」はちょっとあわないかも・・・。 いずれにしても心地よい声であることは間違いない。
タイトルはクサいが、中身は聴かせるぞ!!
今や音楽業界の中で、ひとつのジャンルとして確立された感のあるカバー・アルバム。さすがに、食傷気味の気もするが、かつて「アメイジング・グレイス」でブレイクしたヘイリーが、キラ星の如く輝く日本のシンガーたちの名曲の数々を英詩で歌っているのに興味を覚えたのと、やはり本田美奈子とのコラボが聴きたくて購入した。 収録されているのは、「アメイジング・グレイス」と10のカバー曲。もともと、美しく透き通るようなソプラノ・ヴォイスだけに、「ハナミズキ」や「雪の華」、「千の風になって」は見事に填まる。「翼をください」や「卒業写真」は、赤い鳥やハイ・ファイ・セットのリード・ヴォーカルとして、かってこの曲を歌っていた山本潤子の歌声がちょっと甦ってくるし、「白い色は恋人の色」にいたっては、オリジナルのベッティ&クリスより日本語のイントネーションが上手いし、実に懐かしい。 そして、英詩について触れると、これが意外なほど違和感がない。オリジナルの楽曲たちがどれも繊細で情感的な日本語の機微を生かした味わい深い歌詞なんだけど、英詩は敢えて意訳に走らず、原語の言葉尻を残している。中学の英語の教材にも使えそうな明瞭さで好感を持った。 夭折した記憶も新しい本田美奈子とのハーモニーは、暫し時間が静止してしまったような感覚に捉われ、安寧と静寂の世界に誘ってくれる。ヘイリーの歌唱力の素晴らしさはもちろん、併せて、若くして散ってしまった本田の才能を惜しまずにはいられない。


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カスタマーレビュー数:18

くちコミ情報
オペラに興味のない方でも入り込めます!
テレビで「アンビリーバボー」を見て感嘆し、YouTu eで動画を繰り返し見ては、鳥肌がたち、早速購入しました。 かなりの期待があった為、一曲目の「誰も寝てはならない」を聴いたはじめの印象は、正直なところ、声とマイクの使い方に慣れていないのか、感動の薄いものになっていました。 それが、何度か聴くうちに、どんどんひきこまれ、毎晩聴いては心地よくなり、寝付きが良くなるほど気分がリフレッシュされています。 本当に歌うことを愛し、その思いが表現され、聴く人の心に伝わり、静かに感動させるような仕上がりになっています。 よく知られている曲が多くもりこまれているので、オペラやクラシックにあまり興味のない方でも、入りやすいかと思います。 一曲目より九曲目のCavatinaなど本当に最高! おすすめの逸品です。
親しみやすいです。でも玄人向けではないです。
彼がメディアで有名になっているとは全く知らずにジャケットだけを見て衝動買いしました。 優しい甘い声で、親しみやすく感じます。 しかし、後で知りましたが、あまりにも騒がれすぎで、尾ひれがつき過ぎです。これは良くない。 また、ベルカント唱法に慣れてしまっていると、物足りない印象は拭えません。 特にイタリアオペラ歌曲ですと、長く聴いていると、歌にもろさと頼りなさが感じられてきてしまいます。 それ以外は癒される感じで良いです。 自分はおおむね満足していますが、玄人的なオペラファンには少々不満が残ってしまうように思います。 もともとプロとして修養してきたわけではないのですから、それはそれで仕方ないし、逆にそうでないところに価値があるということなのでしょう。
オペラなんてと思っていたけど
私も先日の「ア○ビリーバボー」で感動した一人です。 歌声で泣いてしまうことなんて本当にあるのぉ?と思っていましたが、 彼の歌声を聞いたとき、鳥肌が立って自然に涙が流れました。 その涙が乾かぬうちに、早速購入し、今お腹の赤ちゃんと一緒に聞いています。 今まで、ロックやパンクしか聞かなくて、オペラなんて全然知らない世界でした。 でも、フィギュアでよく使われる曲だったりと、割と「聞いた事ある」ので とても入りやすかったです。 そして彼は奥様に結婚式で9曲目のカヴァティーナを捧げています。またこれもいい曲! ぜひ和訳を読みながら聞いて欲しい一曲。 購入の翌日にはランキングが急上昇していたのは驚きでした。 感動した人がそれだけ多いという結果でしょうね。 今後の彼の活動に期待します。
優しさに包まれる心地よさ
どの曲にも聴く人の心をとらえる魅力があります。 その限りない優しさに陶酔しました。 泣きたくなるくらいひたむきで、感動させてくれます。 繰り返し聴きたくなるCDです。 しかし、録音方法はオンマイクで、電子的残響付加の ポピュラー方式です。そこに違和感がありました。 (純粋なベルカント唱法ではないからでしょうか。  地声が入っていても、それが魅力なのですが) できればホールでオーケストラ生伴奏の クラシックの本格的録音方法で 「歌の響き」が聴きたかったと思っています。 それでも十分通用するような気がします。
TVの効果はすごい
昨日アン○リーバボーでこの方のドキュメントが放送されましたね。 私はオペラにあまり興味はありませんが、彼のオペラに対する熱い思いと、奥さんを思う気持ちにはとても感動させられました。 オーディションで優勝したときには、見てるこっちまで嬉しくなって、誇りに思うくらい気持ち良かったです。


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カスタマーレビュー数:8

くちコミ情報
勿体ないです
演奏は流石というところです。 もっと聴いてみたいと思わせてくれました。 ですが、レコーディングの品質がかなり悪く、聴いていてとても歯がゆく、はっきり言って疲れます。 音のバランス、調和のとれてないところが目立ち、というよりも演奏よりも気になるレベルで。。。 演奏が良いだけに非常に勿体ないなって思いました。
素晴らしいです
彼女はヴァイオリンを美しく鳴らす事と、生々しく鳴らす事をテクニックとしています。 乱雑に感じる部分は、聞き手が新しい技術に耳が慣れていない証拠。 ヴァイオリニストによくある、美しく、ヌラヌラと、タメやコブシ・・・を一掃し、曲にスパイスを与える! こういう弾き方を計算してする弾き手は、ここ数年の新人では彼女だけではないでしょうか。 素晴らしいとしかいいようがないでしょう。 録音については、あえて注文つけるなら、ピアノの音質ですね。 ピアノの中低音が音量、音質とも魅力がないのと、ピアノのみホールトーン(リヴァーヴ)が聞いていて 立体的な音色のヴァイオリンとアンバランスと感じます しかしそれを吹き飛ばすほどの彼女の演奏は持っていて価値ある録音と思います。 もちろん買いでしょう。
詩曲、シマノフスキの完成度について
ショーソンの詩曲について。 残念だが、単に楽譜をなぞっているだけで、神尾氏が何を表現したいのか、全く伝わってこなかった。平板な演奏というのではなく、音大受験生向けの模範演奏を聴いているようだったというのが正確だろうか。 シマノフスキの演奏について。 湧き上がるような旋律がこの楽曲の特徴だが、最初から高い位置から始まってしまっており下から上へというベクトルが見つけられない。うねるような旋律なのにストレートな旋律に聞こえ、メロディーを旋回させることも出来ておらず、これも難有。 それから情熱的という表現が良くこの神尾氏には使われる。しかしチャイコフスキーコンクールの演奏も含めてだが、前優勝者諏訪内晶子氏の演奏とは雲泥の差がある。諏訪内氏はかなり激しい演奏なかにも端正さを失わない、という演奏スタイルが定着し近年その傾向がますます顕著だ。 それに比べると神尾氏の演奏では情熱的?と首をかしげざるを得ない。私は随分おとなしい優等生タイプの演奏家と感じる。 後は他の方のご指摘どおり。録音状態が悪い。 いずれにせよ今後更に神尾氏が研鑽を積まれ、色々な人生経験を積み、より良い音楽を世に送り出してくれることを望む。
よかったです!
NHKのドキュメンタリーを見てダイナッミックで、 かつ繊細でまたあまく切ない音色にはまりました。 ヴァイオリンのことは無知に近い私ですが、 神尾さんの演奏は一音一音に魂が込められたようで、 一音も聞き逃すまいと集中してしまい、あっという間に 曲の世界に引き込まれていきます。そして聞き終わっても また何度も何度も聞いてしまうという、麻薬のようです。
かなりがっかり
神尾さんの良さが全く出ていません。この音は神尾女王様の音じゃない。 もっと鬼気迫り激しく情熱的に切れ込んでくるみたいなのを期待してたのですが。 神尾さんが悪いんじゃなく、たぶん録音スタッフが最低なんでしょう。気の抜けたカルメンになってしまいました。 次回はほんと録音スタッフ変えてください。これじゃクラシックじゃなくてお手軽ポップス。BGMを目指したのでしょうか。あ〜あ。


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くちコミ情報
値段の価値は無い
 決して万人受けするヒーリングCDではない、癒しを求めて購入しましたが私的には最初と最後の曲が良かったと思うけど他の曲は今一つです。  先ずリラックスって何だろう?脳内物質セロトニンを脳内に増やす事?多分そんなとこだろうと思う。  人の好みでありますが僕はなんて安っぽい音楽だろうと思う、癒しのCDだと例えば岩代太郎の白線流しのサウンドトラックの方が厚みがあって癒されると僕は感じます。  自分はこのCDは安いから良くないと思い値段の高いヒーリング系のCDを買いましたがこれも今一つです、自分に合ったヒーリング系CDを探すのは難しいです。
明日への希望
横たわりながら聴くと、森林浴している感じがして、脳神経が落ち着きます。こころが癒されます。また、食後に聴くとより効果が出ます。就寝前にもお薦めします。
肩の力が自然に抜けて、ゆったりした気持ちになりました
 鳥のさえずりといった自然音と、ハープ、ピアノ、フルート、弦の調べがミックスされて構成されたミュージック。  「風の歌」(7:54)、「静かな午後」(7:19)、「花によせて」(6:35)、「森の中で」(8:52)、「coco o」(6:51)、「暖かい記憶」(8:50)、「明日への扉」(8:04)の7曲(全 54分25秒)が収録されています。  解説書の中、【このCDの効果的な使用法】の項目には、以下の文章などが記されています。 ●「さあ聴くぞ」と特別に身構えることなく、自然な気持ちでリラックスしてお聴き下さい。 ●精神の鎮静効果・不安緩和・ストレス解消に適切なサウンドや楽曲で制作しておりますが、万が一気分がすぐれない場合や、気分が落ち込んでしまうという場合がございましたら、一旦ご使用をお止め下さい。再度お日にちを改め、体調がよろしい時にお聴き下さい。 ●運転中や集中したい時などの使用は、お控え下さい。  とかく殺伐とした事件が多い昨今、こうした音楽に心休ませ、リラックスする方が増えているのかもしれないなあ。  そんなことをふと思ったりしながら、予想以上に心地よく、ゆったりした気分に包まれたCD。肩の力が抜けて、穏やかな気持ちになりました。
聞きやすいです
自然音と音楽のバランスが良く 聞きやすかったです。
良いです
聞いた瞬間からこれは良いと感じました。 自分の場合は常に緊張しているようなので このCDを聞くと逆に力が抜けて集中力が高まります。 これは以外でした。 私は脈拍が多く常に110〜120はあるのですが 聞いた後に計ってみたら90ほどに落ち着いてました。 体質とあきらめてただけに驚きです。


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くちコミ情報
グールドの鼻歌が気になる
この再演の素晴らしさについては、40件を超えるカスタマーレビューに詳しいので蛇足を省くとして、演奏中のグールドの声については1件のレビューにおいてしか触れられていないのは、不思議だ。実は、この声が耳につく。ピアノよりも声のほうに注意が向いて、うるさく感じられるときもある。デジタル録音だから、この声を消せないものかと思うほどだ。臨場感があっていいと感じられる人もあるかもしれないが、私には耳障りな鼻歌に聞こえるのです。
20世紀最高にして最後のピアニスト
私はグールドの事を語るとするならば、間違いなくタイトルどおりの事を述べるだろう。また、そう思う人も少なからずいるはずである。その根拠は当アルバムに示されている。そして同時にこの再録音されたゴルトベルク変奏曲によって彼がこれまで築いてきたバッハ演奏における解釈(バッハの音楽とは何か?)がここでようやく答えとして出たことになる。当アルバムからイメージされるのは鳥かごから解放された小鳥が自由に飛び回っていくシーン。これはまさにグールド自身をさしてはいないだろうか。彼がなぜ、数あるバッハの作品からこの曲を選んだのかそれは当アルバムを何度も聴くことで答えがみえてくるだろう。これから先もう出ててくる事がないであろう、天才音楽家の演奏を当アルバムで堪能してみてはいかがだろうか?はじめてクラシックを聴く方には特におすすめしたい一品である。
二つのゴルトベルクは混ざり合い心の中の一番奥にしまわれる
グールドはゴルトベルク変奏曲で現れ、ゴルトベルク変奏曲で逝った人である。そのグールドのどちらのゴルトベルク変奏曲が優れているかなどを考えることははっきり言って得難いすばらしい感動を半分でやめてしまうに等しい愚行だ。両方を一生涯所有し、その素晴らしい演奏の及ぼす効用と癒しを感受するのが正しい選択だ、と僕は思う。 最初のゴルトベルク(1955年6月)。 長い長い沈黙と暗闇の向こうに鳴っているこの音楽は、ハンニバル・レクターが大きな鉄格子の隔離から脱出するシーンでも流れている。あれは、間違いなくグレン・グールドの手によるものだ。時々、グールドの唸り声が混ざる演奏を聴けば聴くほど、この曲はまさに彼のためにあったのだと思えてくる。 彼の声というのは何となく悩める者たち、抑えきれぬ憤怒に己を抑えられぬ者たちの声のように聞こえてくる。怒りも悲しみも全てそこに混ざり、癒される為に広げられたような錯覚を僕は覚える。 最期のゴルトベルク(1981年4月・5月)。 弾けんばかりの演奏は最初のゴルトベルクをかき消さんばかりの演奏である。既に持っている最初のグールドのゴルトベルクという概念は、この新しく深化した解釈と融合し、心をより強くなるように誘導してくれる。最初の演奏よりずっと長いこの演奏は音もはるかにクリアで深い傷を少しずつ癒していく感じだ。クリアな傷にクリアな音。二つのゴルトベルクは混ざり合い心の中の一番奥にしまわれる。 いずれ劣らない僕には不可欠の演奏だ。 どちらも一生のうちに何千回と聴くだろう。この2つのゴルトベルク変奏曲を一生聴くことがない人生は、生涯所有し聴き続けられる人生より不幸だ、と断言しよう。
スタンダード中のスタンダード♪
小説『羊たちの沈黙』で、レクター博士が逃走の直前、静かに聴いていたのがグールドのゴールドベルクである。 グールドのゴールドベルクのスタジオ録音盤は2種類ある。 若き挑戦者の『攻撃は最大の防御』的な戦法ながら、今日の視点から見ると意外とスキだらけの初録音盤とは異なり、この再録音盤は、攻守とも最高級の芸術品である。チャンピオンの貫禄。 では、レクターはどっちを聴いていたのか?それは読者の想像に委ねられる。 さて。この曲に関して、私は先にP.ゼルキンやシフの録音(2人とも初録音の方)を聴いたのだが、実にツマラナイ曲だと思った。 しかし、3番目に当録音を聴いて、一気に面白い曲だということが分かった! 不思議なことに、グールドを踏まえて、シフやゼルキンの録音を改めて聴くと、彼らのやっていること、やりたいことがよく解るようになっていた。 私の耳が鍛えられたというよりも……。 呪縛。彼らにとって恐らくグールドの再録音盤は呪縛だったのだろう。 グールドが引きずり出して見せた、この曲に潜む魔力には抗えないが、グールドを越えるのは至難の技。 それに、亜流と呼ばれたのでは意味がない!ならば、俺はどう弾く? もがくような思いが彼らにはあったのではないか。 (今では彼らも、独自のゴールドベルクを奏でているのが嬉しい)。 現代の若手にとっても、この曲を弾く際、意識せざるをえないスタンダード盤である。 シェプキンやシュタットフェルトの爽演も、グールド抜きには語れまい。 なお、同じ演奏のDVDも出ているので、興味のある方はそちらもどうぞ。 映像版を基本として部分的に録り直しをしているのが当録音のようだ。 録り直しと言っても、例えば、身振りでピアニシモを表現した箇所を、音だけのピアニシモに込めたりするような意味合いの修正。 身振りのピアニシモ+音のピアニシモだと、クド過ぎる…という判断らしい(笑)。
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私はクラシック音楽を10年以上聞き続けてきたがグールドのゴルトベルク変奏曲ほど衝撃的で心を揺さぶるピアノ演奏はいまだかつて聞いた事がない。とにかく聞き手はひたすらグールドの指先から奏でられる魔法の音ひとつ、ひとつに圧倒されるのだ。そこには難しい音楽的知識など一切不要だ。ただ純粋に音を楽しむ。そう気付かせてくれる究極のアルバムである。


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TVの番組で特集が組まれていたのを見て、その演奏に引きこまれ、CDを購入しました。 独特なタイトルの曲たちは、時に疾走感に満ちていて、時に穏やかで、様々な表情を見せます。 天平さんの演奏は情熱的で、どことなく武骨なようでいて、でも繊細さと優しさを秘めていると感じます。 すごく、音楽に真っ直ぐに向き合っているような印象を受けました。 音楽にあまり詳しくない僕には、どう表現して良いのか分からないのですが クラシックのようでもあり、ジャズのようでもあり、映画音楽のようでもあり ゲームミュージックのようでもあり……たくさんの要素が含まれているように思いました。 他の方も仰っているのですが、情景が浮かぶ音楽だな、と思いました。 それは、自然の風景であったり、きらきらした音の粒であったりします。 曲の雰囲気にかかわらず、聴いていてとても心地よいです。 もしかしたら違うと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが ウォン・ウィン・ツァンさんや、久石譲さんが好きな方は、特に気に入るかもしれません。 素晴らしいCDです。
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過剰なロマンには引きがちなので、長らくロマン派は苦手で、クラシックで好んで聞くのはバッハかドビュッシー以降のものばかりだったのですが、それを克服するきっかけをくれたのが、このアルバム(とバックハウス/フルニエのブラームスのチェロソナタ)です。 ブラームスの壮大な大曲は、下手するとロマンティシズムに耽溺しすぎで甘さが過剰に重たくなりがちなのですが、これらの小品集はそのあたりのバランスがとてもよく、引き算することによる魅力を感じます。 間奏曲集はブラームスの甘さが鬱陶しくならずに楽しめる。 グールドの演奏がとても瑞々しくて、若若しくチャーミングです。 他方バラードとラプソディでは、ブラームスのもう一つの魅力である「枯れ」が堪能できます。 彼の甘さの中に常に影のようにつきまとう冬枯れの静謐さが、グールドの内省的な面と呼応しあっています。 またグールドのピアノのタッチ(とピアノ選びと調律)は独特で、よくあるコンサートピアノが金属的に共鳴するようになっているのとは対照的にポロポロと一音一音が木を叩いたような音なのですが、それが、ブラームスの「枯れ」にぴったりはまっています。 かなり独自の解釈を行うグールドですが、(冒頭にバーンスタインの発言が残されているブラームスの協奏曲第1番や、モーツァルト、ベートーベンの聞き慣れたソナタあたりを聞くと、その独特さがとてもわかりやすいかと…)この曲集についてはとても自然に聞こえます。 他の演奏家と比較すれば実は個性的なのですが、個性的だと思わせないくらい自然なのは、やはり相性が良いからなのでしょう。 グールドのCD全集はかなりの数をもっているのですが、その中でもお気に入りの一つです。 バッハ以外のグールドを、と言われたら、これとシェーンベルグあたりが好みです。 (あとSWEELINCKのオルガン曲のライブ音源もとても良かった。)
グールド独特のラプソディー。
まさに独特の世界観と、音楽観を持ち合わせた、グレン・グールド。 彼の芸術は、その独特のタッチと奏法にあるが、それがブラームスの ラプソディーと調和しています。 ピアニストは、その曲目の音楽家の理解だけでなく、独自の世界観を 持ち合わせなければならないと、某クラシック雑誌の評論家が言って いたが、私はその先駆はグールドだと思います。
秋に「草枕」を読みながら聞くグ-ルド。
1982年の「バラ-ド&ラプソディ-」と1960年の「間奏曲集」の2枚組、このうち1960年の「間奏曲集」は性的なものの言い方を極端に嫌うグ-ルド自らが「ブラ-ムスの間奏曲のこれまでで最もセクシ-な演奏」、と言ったグ-ルドの録音の中でも白眉な1枚。だけどどこがセクシ-な演奏なのか???そこでもう1度。グ-ルドの好きな漱石の「草枕」のイメ-ジをダブらせながら聞いてみる。両方とも得にハイライトも盛りあがりもなく、淡々と時間が流れていく。季節的には冬より秋。もしかしてここがポイントかも。グ-ルドの音楽、ってイメ-ジとして圧倒的に「冬」、だから。あと両方ともジャケットがグ-ルドのレコ-ドの中ではとてもとても良いので本当は別々に出してほしいんですよね。僕は「間奏曲集」は頑張ってアナログ盤も手にいれました。もちろん中古盤ですけど。