2008年07月07日(月) Nutritionの第1位は
『The Omnivore's Dilemma: A Natural History of Four Meals』!
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2006年のベスト・ノンフィクション
肉牛や乳牛は緑の牧場で草を食んで暮らすはずであるが、米国では、フィードロット(肥育場)に収容され、トウモロコシなどの穀物を食べさせられている。草を食べさせて肥らせる牛を牧草飼育牛、トウモロコシなど穀物を食べさせて肥らす牛を穀物肥育牛と呼んでいる。牧草飼育牛は、育つのに24ヶ月から36ヶ月かかるが、穀物肥育牛は14ヶ月から16ヶ月で済む。この穀物肥育によって、牛の「量産産業化」ができ、牛肉の値段は下がったわけであるが、多くの問題も生じている。フィードロットで暮らす牛は病気になりやすい。密集のストレスもあり、草を消化する胃(ルーメン)が役割を担わないことによる副作用もあって、抵酸剤や抗生物質やサプリメントを日常的に与えなければならない。草地ですごす牛の糞は肥料となってリサイクルされるが、フィードロットで排泄される糞は汚染源となる。一方、牧場ののどかな光景がなくなったように、いろいろな作物を作る農家の田園風景もなくなった。アイオワ州の農場は、トウモロコシと大豆だけを作っている。 サッカーのピッチほどの土地で、年間、8トン弱のトウモロコシの実が収穫できるようになる。1エーカー当り3万本ものトウモロコシを密集して植え、大量の化学肥料を投入する。こうして量産されたトウモロコシの実の60パーセントが、飼料として消費される。さらに、コーンスターチ、コーンオイル、ソフトドリンクに使われるコーンシロップ、バイオエタノールの原料として加工される。化学肥料をトウモロコシに、トウモロコシを牛肉や甘味料に変える量産産業の連鎖ができて、人々は過剰なカロリーを摂取するようになり、ローカルな風景、文化が消えていく。著者は、農場に実際に身を置いて、この連鎖を体験し、有機農業、狩猟、キノコの採集も体験して、対比させている。「雑食のジレンマ」とは、何が食べられるか、いちいち悩まなければならないことを言う。
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【くちコミ情報】
This is not a diet book!
This ook is funny ecause it's so t ue. It's a tough-love look at what we eat and how it effects ou odies and the envi onment. You will neve eat the same again - and that's a good thing!!!
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毎日4人に1人のアメリカ人がファーストフード店で安く手軽に食事を済ませているというのに、その速さや繁栄ぶりについて考え直してみようとする者はいない。ファーストフードはいたるところに見られるので、今ではいかにもアメリカ的で害のないものという印象がある。だが、ファーストフード業界は合併や均質化、スピードの問題に駆りたてられ、アメリカの食生活や風景、経済、労働力を、気づかぬうちに破壊的と言えるまで根本から変えてしまった。 ジャーナリストとして受賞歴もある著者、エリック・シュローサーは、高校もドロップアウトした「規制概念破壊型」のハーラン・サンダーズやマクドナルド兄弟の紹介に始まり、衝撃の実態を大々的に暴露する。彼らは工場の流れ作業の原理を大量生産、大量消費の飲食店に初めて応用した人々だ。しかし話題はすぐに切り替わる。酷使されるわりにはあまり賃金をもらえない10代の労働者の働くカウンター、ポテトやビーフを生産する工場方式の農園、巨大精肉会社に運営される屠殺場…。著者はなぜあのフレンチフライがあれほどおいしいのか(調査のために著者は世界最大のスパイス会社を訪れている)、あるいは「あのセサミパンに隠された秘密」を読者に知ってほしいと思っている。ところで、お召し上がりの際はご用心。と言ってもコレステロールのことではない。みなさんが口にする肉には、なんと、「排泄物」が混じっているのだ。 恐怖の極みに達するのは精肉工場の調査報告だ。まるで無法地帯のように、ファーストフード業界には国の監視の目がほとんど届いていないというのである。シュローサーの辛辣な業界描写は1906年に書かれたアプトン・シンクレアの『The Jungle』に不気味なほど似ている。この本は、悪夢のような労働環境や労組潰し、大腸菌などの病原体をレストランや公立学校や家庭にばらまく温床となる非衛生的な現場の様子について触れている。ファーストフード業界が「若者の血となり肉となっている一方で、文字通り彼らを『食い物』にしている」実態が描かれた箇所が、この『The Jungle』を彷彿とさせる。 ファーストフードは子どもの生活のあらゆる面、さらには学校教科書の中にまでに巧みに入り込み、子どもを肥満や病気になりやすい体にしている。幸い、著者はよい救済策を示してくれる。 「アメリカの食生活がすぐさま生命の危険に結びつくわけではない」 まずは自分でよく考えてみよう。大きな犠牲を払ってまで「好き勝手な」食生活をおくる価値があるのだろうか、と。
【くちコミ情報】
日本のファーストフードや牛丼チェーンは安全なのか...?
20世紀後半にアメリカ発で世界を席巻するに至ったファーストフードチェーン。なぜチェーンのハンバーガーは美味しいのか、なぜフライドポテトは香り高いのか。そして、なぜかくも"安い"のか。 本書は主としてマクドナルドを、世界的ファストフードチェーンの典型例であることと、米国牛肉加工産業や食品安全行政における発言力の大きさの両面から、本書の中核として取り上げ、丹念に取材と調査を積み重ねて、その大衆受けするメニューの「闇」の部分をえぐりだして行きます。米国における劣悪な牛肉加工業界の安全・衛生管理体制、知られざる"香料"ビジネス、食肉業界と行政との間の癒着体質、米国以外の国におけるマクドナルドの活動等にも鋭く切り込みます。日本のマクドナルドにも僅かではありますが触れられています。 私が読んだのは英語版原書"Fast Food Nation"の2002年版です(日本語版は読んでいません)が、最後に一章を設け、本書を最初に世に出してからの米国における本書への批判(つぎはぎの調査内容を羅列しただけのもの、とか、共和党批判のバイアスがかかっているのではないか等)について、著者の反論が冷静に述べられている点は、ジャーナリストとしての著者の"プライド"と"バランス感覚"を感じさせられました。また、豊富な注釈、引用文献の一覧が巻末に収められている点も好感が持てます。ぜひ全国のお母様方や、教育・食品業界関係者にお読み頂きたい一冊です。英語版は、高校3年生程度の英語の知識があれば、辞書片手に割りと楽に読めると思いますので、学生さんにもお勧め致します。 なお、本書では、著者も認めていますが、豚肉、鶏肉については意図的に触れられていません。しかし、そのために却ってテーマが拡散せず、本書のわかりやすさにつながる結果になったのではないかと思いました。 個人的に面白かったのは、ナチス時代にユダヤ人等迫害の舞台の一つとなったドイツのダッハウ強制収容所跡地を訪れる人々を目当てに、そのすぐ近くに出店し、パンフに"Welcome to Dachau, and Welcome to McDonald's"と記して宣伝して、関係者の大きな批判を買った、というエピソード。マクドナルドの看板"Golden A ches"の威力はかくもすさまじい...そしてアメリカの保守・右派が掲げる、"市場原理主義"のなれの果ては... 食の安全について考えさせられる、傑作ルポルタージュ。日本の牛丼チェーンなども大丈夫なんでしょうか...? 文句なく五つ星としたいと思います。
食の工業化
どこの店でも同じ味を楽しめる「マクドナルド」の裏舞台を、歴史、生産者、店員などの様々な視点から書いた本です。 「マクドナルドの味を懐かしく感じる」 「初めての土地に行ったときマクドナルドをみると安心する」 「子どもが、マクドナルド大好き」 こんな思いは全てマクドナルドが仕掛けた戦略。 この戦略の裏には、人間の尊厳を失うようなシステム化があります。 食肉の生産者の自殺。マックナゲット用に飼育された鶏。小学校5年生でもわかる接遇・生産マニュアル。 現在の社会問題の多くはマクドナルド的な思想が根本となっているのかもしれませんね。
現代人のバイブルです!
マイケルムーアの作品に影響されたり、アメリカ嫌いだったりする人は安心して読めるでしょう。スーパーサイズミーもお勧めです。資本主義が嫌いになったのなら、100年少し前に良い本が出ているのでそちらをお勧めします。 まともな大学教育を受けたか、この手の「調査」に耐性のある人なら、「またか」と思わされるだけの本です。
考えさせられる
今度、『Fast Food Nation』として映画が上映されると聞いて 途中までだった本を読み返しました。 正直読むのにエネルギーが要る本です。 しかし内容もそれだけ濃厚です。 ファーストフードといえば、健康被害だけが捉えられがちですが、 この本では経済やら犯罪やらに及ぼす影響にまで言及が及んでいます。 この本を読んだ後には、安いなどという理由で ハンバーガーをただ盲目的に食べることはまずなくなるでしょう。
映画「ファーストフード・ネイション」の原作本!
ノンフィクションで分厚いながらも読み物として大変面白く、活字も大きめです。 「ファーストフード・ネイション」に出演しているアヴリル・ラヴィーンの愛読書として知られる本書は、 ドキュメンタリー賞を受賞した映画「スーパーサイズ・ミー」にも、多大な製作意欲を与えています。 私たちの食習慣において、アメリカから受けた影響は計り知れませんが、 今現在アメリカが抱えている問題(肥満や健康障害、美容整形手術も含めて)も、同時に受け入れていると言えます。 これからの食生活を考える上でも、「ファーストフードが世界を食いつくす」を先に読んだ後で映画を観ると、 より深い理解と反映に繋がるのではないでしょうか。
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人生を変える
ヘルシー&美しくなりたい人にはmust eadな本です。 著者がネイティブじゃないので、英語も分かりやすい。 ローフードに興味があってずっと実践したいと思っていた。この本を読んでからはしばらくはローフード以外食べたいとも思わなかった。でもだんだんと気がゆるんでしまってついついローフード以外のものも食べるんだけど、この本を読むとまたすぐにローフーデストに戻れるんです。
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CD-ROMもついて◎、でも窒息・異物誤嚥も・・・
少なくとも、私がBLSを受けた平成18年11月はまだ日本語版が出ておらず多少心もとなかったですが、添付のCD-ROMがかなり補ってくれました。本自体も薄いので英語が苦手な方もチャレンジ可能ではないかとも思います。ただ、そうは言っても、新しいことを苦手な英語で学ぶというのは結構至難の業、そういう方は、わかる人にざっと概要を教わってから受講するか、日本救急医療財団が2005年のガイドラインに準じた日本のガイドラインをまとめているので(もちろん日本語で)ホームページにあたって、このテキストの英語と照らし合わせて事前勉強してから受講するとよいかもしれませんね(最近はガイドラインの日本語版が出たのでそちらを参照するのもよいかもしれませんね)。あえて言えば、CD-ROMは視覚的に訴えるのでとてもよいですが、窒息・異物誤飲に関しては取り上げられていなかったのが残念でした。しかも、当然あるだろうと思っていたので、探したりしていて、その事実を認識するのに時間がかかってしまいました。ゆえに星4つとさせていただきました。
一次救命処置が命の鍵
アメリカ心臓協会(AHA)公認BLSヘルスケアプロバイダー講習を受けるための必読書。 成人、小児、乳児の一次救命処置、気道異物、AEDについて学ぶことができ、講習を受けテストに合格するとあなたもヘルスケアプロバイダーとして一次救急の現場で十分に活躍できます。2005年に行われた救急ガイドラインの改訂に伴い、本書も改訂を受けました。前回(2000年版)に比べスリムになり、CD-ROMが付け加わりました。内容はより簡潔明瞭になり、言葉では説明しづらい実技については、CD-ROMが支えになってくれます。 英文は平易で文章の量も少なく、初学者にとってもわかりやすいと思います。CD-ROMの映像も非常に理解しやすく、実技の流れが一目瞭然です。BLSプロバイダー講習合格へのパスポートとして、また一次救急に対する知識の備えとして十分に活用できる内容だと思います。 日本語版が出ると、さらに一次救急が普及するものと期待しています。
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LVMHグループのヴーヴ・クリコ社社長である著者がフランス人女性の生活を語る『French Women Don’t Get Fat』。食を謳歌しつつ、ジムで汗を流さなくても、セクシーかつスレンダーな体型でいられる理由を、著者お気に入りの料理レシピと共に紹介する。
【くちコミ情報】
ダイエットに捕われている人に読んでほしい本
誰かに薦めるとしたら、痩せ方の本というより、生き方についての本として薦めると思います。 そういう意味で、摂食障害に悩んでいる方に薦めたい。 食べ物の与えてくれる喜びや素晴らしさを最大限に語り、楽しく、美しく生きる著者はとてもかわいらしく、魅力的に感じます。 過食症に疲れた私に、新たな素晴らしい生き方、食べ物との付き合い方、自分との付き合い方を教えてくれました。
欧米人向きのダイエット本
食を楽しむという点では日常に忘れがちな部分で再認識させられます。 多数レシピが載っていますが写真がないのでイメージにかけます。 日本人と欧米人の体は違うのでやはり日本人には日本食ではないかと思いました。
とりあえず、水を飲みましょう
本の内容から言えば、少し面白みにかけて下らない感じがしました。 【フランス女性は太らない】と、タイトルに掲げていながら、科学的証拠や見解がなく、最初は著者のことばかり。アメリカ云々、留学して如何こう、帰国してジャガイモ袋にそっくり・・・ あぁ、なんか損したなぁ。読まなきゃ良かった。タイトルに騙された。など、思っていましたが、読んでいると「ふ〜ん」と、思えることがあったし、料理について結構レシピが載っていたので【おしゃれな感じがする本】と、言う事でおまけで星3つ。作業内容や調理例が載っていれば、更に良かったように思えます。
フランス女性は太らない
最初のほうは、少し難しいような気がしましたが、読み進めていくうちに、フランスの女性の考え方によって食事の仕方が変わり、太らなくなる、と思えました。実際、自分の気持ちや考え方を変えてためしてみました。すると、いままでダイエットをしてもストレスがたまり、長続きしなかったのに、続いています。 この本を読んで、「痩せること」が目的ではなく、楽しい人生を送ることが目的になったような気がします。
食生活の常識を気づかせてくれる本
表紙のイメージと違って、中身は文章でしっかり書いてある。「水をたくさん飲む」「食事を味わう」など、言われてみれば当たり前なのだけれど、日々の食生活では忘れてしまった常識を気づかせてくれる本。レシピはたくさん載っているが、フランス料理なので、料理をイメージするには写真も多少欲しかった。また、ポイントは横書きの表にするなどのレイアウト上の工夫がもう少しあったほうが、読みやすかったのではないかと思う。
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