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   Current Events の売れ筋最新ランキング   [2008年10月11日 16時22分]
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Amazon.co.jp
エッセイストであり文化評論家のバーバラ・エーレンライクは、知性、明瞭さ、情熱をもって、社会通念に一石を投じることを得意とする。福祉改革により1200万人もの女性が労働市場に進出せざるを得ない状況に置かれたことを受けて、著者は通常の生活給の半額といえる時給6ドルから7ドルという非熟練労働者の給料で、彼女たちがどのように生活しているかを探ろうと考えた。そのために、何百万人ものアメリカ人がしているように仕事と住居を探し、実際に生活できるか試してみたのだ。

フロリダ州でウェイトレスとして働き、名前ではなく「女の子」と呼ばれていたときには、月675ドルの家賃のトレーラー暮らしも、あこがれとなってしまっていた。清掃員と、養護施設での補助の仕事を掛け持ちすることになったメーン州では、仕事を得るために気が遠くなるほどのテストをやらされた。なかには「(麻薬で)少しハイになっているときの方がよく働く人もいるか」などといった、なんとも微妙な質問もあった。ミネソタ州のウォルマートでは、さぼり、窃盗、薬物乱用やその他の悪質な行為をチェックする高圧的な監視員の監視下で働いた。屈辱的な尿検査までさせられた。

低所得者は、中流階級の人々が知らない生き抜くための術を知っているのだろうか? はたしてエーレンライクは、福祉改革を推進したお偉い専門家が言うように、家庭から社会に出て働きたいと思う心理的効果を得ることができたのだろうか? とんでもない。教育を受け、健康状態も良好で、車を所有し、家賃の最初の1か月分を払える余力があるという好条件にあっても、彼女は2つの仕事を掛け持ちし、週に7日間働いた。それでもあやうくシェルター暮らしになるところだったのだ。著者がユーモアと激しい怒りを織り交ぜて指摘するように、需要と供給はひっくりかえっている。家賃は高騰する一方だが、賃金は決して上がらない。それどころか、あまりの低賃金に、できるだけ多くの仕事を掛け持ちすることを強いられる状況だ。ウォルマートのトレードマークであるベストの制服の背後には、ホームレスになるかならないかのボーダーラインが横たわる。

エーレンライクは、彼女独特の皮肉に富んだウィットと、持ち前の堂々とした偏見のない目で、影に隠されている低所得者にスポットを当てている。その過程で彼らが住む世界―― 市民の自由が往々にして無視され、必死で働く人々が貧困から抜け出すための切符を手に入れられない世界―― に光を当てている。(Lesley Reed, Amazon.com)


くちコミ情報
単なるブルーカラーレポートではない
本著の注目すべき点は、アメリカにおけるブルーカラーの現実を描いているという点よりは、 いかにしてブルーカラーになるのかという点が描かれていることだと思います。 例えば、かつてアメリカで最も強く保護されていたはずだったIT技術者(=ホワイトカラー) をも、現在は費用の安いインド系の人材を雇い、自国の技術者のクビを斬っているなど。 努力すれば報われる国造りをスローガンにあらゆる自由化を促進してきたはずのアメリカが、 実はその国造りのために努力しても報われない社会となってしまった事を暴き出している点 で、Nickel and Dimedは優れた視点を持った一冊と言えそうです。
アメリカ格差社会の現実
トルコ人に変装して移民の惨状をルポしたギュンター グラス、トヨタの季節労働者になって苛酷な状況をルポした鎌田慧と同じような手法で、教育・技術のない典型的な低所得層になりすまして最低賃金での暮らしを体験したのがBa a a Eh en eichのNickel and Dimedです。この本を読むとアメリカは日本が手本にするような「再チャレンジできる理想の国」ではないことがよく理解できます。大学時代の友人たちに大学進学の理由を聞いたら「一生、ガソリンスタンドのアルバイトはいやだから」と言っていたことが思い出されました。
ヒトゴトでもないのですが。
仕事も決まらずに宿を探して、劣悪な環境での生活に、責任も発展性もない、職場での自分。誰かのことを読むようで(笑)。 p 狭くて陰気な部屋での所在無さ(笑)とか、シフト終盤にヒトに冷たくなる自分だとか、地味に可笑しなところもあるのですが、体を壊して(しかも長年の労働のせいで)辞めて行く同僚と、その上司たちの待遇の話だとか、つけこまれて無気力になり、よりよい環境も求められなくなっている人達の切実な話もあって、身につまされます。 休憩時間の長さとか、ハナシが違うってようなこと、どこの国でも普通にあるんですね。
職があっても生活に困るアメリカ人の世界がある。
旅行で行くアメリカ。仕事で訪問する米国。そこで見るアメリカ人の生活は、嘘であるかのように見える。目に見えない下層のアメリカ人の実態をこの本で知った。モーテルは、アパートに住めない人が住む仮の、または、長期の住まい。旅行客やビジネスマンが使うモーテルは、高級なモーテル。もっともっと酷い(安い)モーテルを仕事を維持するための拠点として使い、The Wo king Poo と言われる下層のアメリカ人の生活を体験する筆者。下層社会に住むアメリカ人は、時間給$7で生きていけない。そのため、2つの職を持って生活をしないと毎日の生活が回らない。そんなジレンマが下層社会の住民に襲い掛かっている。下層社会の職は、単純で簡単と思われていたが、実際は、それぞれ特殊な能力と精神力を要求されている。まだまだ、見えないアメリカ人の苦悩があるのだが、そこにはその社会を抜け出せないシステムが出来上がっていた。民主主義の国の経済的独裁社会システム(大企業の奴隷システム)が出来上がっていた。日本に進出しているウォールマートは、実は、従業員を洗脳して人件費を最低限以下にして利益を出している。下層社会で働く人間の犠牲の上の利益だ。ぜひとも、読んでいただきたい。アメリカの見えないアメリカ人を。
Nichel and Dimed
社会学のリサーチで読みました。 著者が、世間で言われているブルーカラーの仕事について、その収入だけで特定の期間を暮らしたドキュメントです。アメリカのブルーカラー労働の実態がわかり興味深いものでした。



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Book Description
2001年9月11日、ローワー・マンハッタン、ペンシルバニア、ポトマック河畔で、約3000人がテロの犠牲となった。同一の敵による本土攻撃で、米国は同時に最大の人命を失ったのである。

2002年11月、米連邦議会とブッシュ大統領は、政令により「合衆国に対するテロリスト攻撃に関する米連邦委員会」(略称、9/11委員会)を設置した。この独立・合同委員会は、9/11攻撃の事実と周辺状況を検証し、その結果得られた教訓の特定、今後のテロ攻撃に備える安全対策の勧告を目的として、調査を進めてきた。

本書は同委員会の公式最終報告書である。


くちコミ情報
アメリカの完成度を問う
 現代の日本を反省するとすれば、他国との比較をしながら自らの欠点を見直していく必要があるが、この公式報告書はその意味で日本国政府関係者にも真摯に受け止めて読んで欲しい一冊である。と、この様な言い方をすればかの9 11の悲劇を蔑ろにするかの様に聞こえるかも知れないが、かの9 11が発生するまでに至った国内の問題点等を客観的に評価・反省し、その経緯を克明に追っている。  アメリカ全体として対テロの姿勢を保持する訳だから勿論その前提の下での意志は少なからず意図されているものの、その他余計なバイアスは一切排除してこの事件を考察している本報告書はアメリカと言う国家全体の完成度の高さを象徴している様に思う。果たして、日本において同様の一冊を作らせたならそれはどの様なものになるだろうか。日本の認識の甘さや制度の不備等を改めて露呈すると同時に、それらに対する新しい姿勢を提示してくれる事だろう。  更に、アメリカと日本の位置付けの相異を理解すれば、両国が同様の意志を掲げて対策を講じる事の難しさも浮かび上がって来る。果たして対テロを掲げた日本が現制度の中でその効力を発揮する為には如何なる課題が残されているのか十分に考える機会を与えられる。
日本では考えられない報告書
あのすさまじいテロの公式報告書。この報告書によりアメリカ一段と情報管理国家になることだと思います。情報管理国家のあり方に関してはいろいろな意見があるかと思いますが、21世紀の戦争は18世紀に確立した国家の間での戦争ではなくなった結果、この様な情報管理は必要悪な部分がでてくると思います。一応公式最終報告書になっていますが、本当にすべてではないと思います。米国に不利な事、この時期には公表できないことなどは必ずあると思います。本当に全貌がわかるのは数十年後でしょう。ただこの様な形で報告書を作成する所がアメリカらしさであり、規模は違いますが、日本でのテロ被害に関する報告、情報がこの様な形でまとめられない日本とは大きな違いを感じました。
緻密で、格調高く、バイアスのない、最高の「報告書」!
これほどまでに、緻密で、格調が高く、超党派故に公平で、信頼に値する文書は見たことがない。今年、最高のノン・フィクションと見なされるのも当然であろう。ただ、この「報告書」の真意がブッシュ政権に伝わったとも、あるいは、今後伝わるとも思えないのが残念である。あとひとつ。このような委員会の設立をブッシュ政権が承諾したこと自体、どうしても信じられない。どなたか教えて下さい。
イスラム原理主義とテロリストの関係を改めて考えさせられました。
ご存知のように上下両院の代表者が作業をリードし出来上がった報告書です。従って内容は非常に硬い話で満たされています。しかし,前半は何故,米国の旅客機がテロの武器として使用されるに至ったかを克明に追いかけており,2件のアフリカでの米国大使館爆発事件,USS Cole爆破事件がどのような経路を経て,今回の悲惨な事件に繋がったのかが詳細に描かれています。加えて,国外においても国内においても事件を阻止できるチャンスがあったのにも関わらず,政治家の無関心,情報把握の誤り,情報機関の間での情報共有の無さ,官僚的体質等々により,いつの間にかテロリスト達は国内で航空機操縦のトレーニングを受けていたという恐ろしい現実を突きつけられます。また,ニューヨークのツイタワーの崩落についても多くの紙面をさいています。この事件では一般市民だけでなく警官や消防士にも犠牲者がでました。なぜ,危機を乗り切ることを職業としている彼らに多くの犠牲者がでたのか,彼らのとった行動を証言からトレースし,そのポイントとして無線の周波数を指摘しています。後半は改善策を推奨していますが,この部分は米国のマスコミでも大きく取り上げられていますので,その内容の概略はみなさんよくご存知と思います。  この報告書では,これまで力に頼った対テロ対策を行ってきた以上,これを前提としたテロ封じ込め対策を提唱しています(全てではありませんが)。しかし,数多くの諜報機関を有し,ヒューミントから電話や電子メールの防諜まで行っている国ですら,これだけテロの脅威に曝されて神経質になっている現実を考えると,これらの手段を全く持たないわが国が,米国と同じ考えてテロ対策を行っていても実効があるのか甚だ疑問です。決して貧困層出身者がテロリストになっているのではなく,むしろ教育も十分受けた中間層から多くの者が出ているという事実を,もっと真摯に受けとめなくてはならないと考えさせられました。
製本版購入前に試し読み
今回購入したe- ook、製本されている「9 11 Commission Repo t: Final Repo t of the National Commission on Te o ist Attacks Upon the United States」と記載文章やページ構成が同一の物でした。 p 家では製本版、会社のパソコンにe- ook版を入れて読んでいますが、同じページ構成のため何ページまで読んだかさえ覚えていればどちらでも続きが読めて便利です。 印刷が制限されているe- ookもありますが、こちらのe- ookは印刷無制限ですので必要があればプリントアウトして読む事も出来ます。 ちなみに全部印刷すると567ページ+α(タイトル・目次など)あります。 p お値段もコーヒー1杯より安いですし、製本版を買う前に試しに読んでみては如何でしょうか? 英文も一般的な文章ですので読み易いです。



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